JP3106657B2 - 磁性トナー - Google Patents

磁性トナー

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JP3106657B2
JP3106657B2 JP04027453A JP2745392A JP3106657B2 JP 3106657 B2 JP3106657 B2 JP 3106657B2 JP 04027453 A JP04027453 A JP 04027453A JP 2745392 A JP2745392 A JP 2745392A JP 3106657 B2 JP3106657 B2 JP 3106657B2
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Fujifilm Business Innovation Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、静電荷像現像用磁性ト
ナーに関するものである。さらに詳しくは、ヒートロー
ルなどの熱定着機構を有する画像形成装置に適する磁性
トナーに関するものである。
【従来の技術】
【0002】現在、実用化されている種々の静電複写方
式における乾式現像法としては、トナーおよび鉄粉など
のキャリアを用いる二成分現像方式と、キャリアを用い
ずトナー内部に磁性体を含有するトナーを用いる磁性一
成分現像方式が知られている。 一成分磁性トナーによ
る現像方式は、二成分現像方式の現像機に必要な自動濃
度調節機などが不必要なため、現像機がコンパクトにな
り、またキャリアの汚染がないため、キャリア交換のよ
うなメンテナンスが不要になる。そのため、低速の小型
複写機やプリンターだけでなく、中速以上の複写機やプ
リンターにも用いられるようになってきており、性能の
一層の向上が期待されている。しかしながら、磁性トナ
ーは、一般に磁性体を30〜70重量%含んでおり、本
質的に二成分現像方式のトナー(一般的に磁性体を含ん
でいない)に比して定着性が悪く、定着するために熱エ
ネルギーを多く必要とする。近年、中速機以上の複写機
ではデジタル化が進み、種々の機能も付加されてきてい
るため、定着装置に回されるエネルギーはより少なくな
ってきており、磁性トナーに対する低温定着性の要求が
より厳しいものになっている。
【0003】また、装置本体をより小さくするという要
求が益々強くなってきており、現像機だけでなく定着装
置に対しても小型化の研究がなされている。特に、定着
装置のクリーニング機構をなくすと、従来用いている巻
き取り式のウェブや使い捨てのパッドを必要としなくな
るため、クリーニング機構の省略が、省資源の立場から
も非常に重要な課題となっている。ところで、クリーニ
ング機構の省略は、主にトナーのオフセット性を改善す
ることにより達成することができる。しかしながら、磁
性トナーを用いて形成された画像を定着する場合、磁性
体を含まない二成分用トナーを用いた場合と比して、か
なり不利な問題がある。すなわち、磁性トナーの場合、
含有する磁性体が定着ローラーを傷つけ、長期の使用で
ローラー表面に多数の微細な傷を作り、オフセット性を
悪化させる。このような傷の生成は、磁性体を含有する
磁性トナーにとっては本質的な問題である。したがっ
て、よりオフセット性の優れた磁性トナーが必要になっ
てきている。
【0004】さらに、中速機以上の装置では、省資源の
要求から両面複写機能を持つことが一般的になってきて
いる。例えば、両面複写は必要な枚数をまず片面複写
し、一度装置内のトレイに集めた後、反対の面をまとめ
て複写する操作により行う。しかしながら、装置内のト
レイから片面が複写済みの画像を一枚一枚正確に排出す
るためには、非常に強い圧力で残りの画像を押さえてお
く必要がある。このため排出される画像や、それに接し
て保持すべき画像が強く擦られ、画像が汚れるという問
題を生ずることがある。これはスマッジ性と呼ばれ、よ
り高速の装置で顕著である。磁性トナーによる画像は、
トナー表面近傍にも磁性体が存在するため、トナー像表
面の擦り強度が二成分用の磁性体を含まないトナーに比
べて弱い。したがって、両面複写機能を有する装置に磁
性トナーを用いるためには、スマッジ性の良い磁性トナ
ーが必要になってくる。近年、複写機やプリンターに用
いる感光体は、有機感光体(OPCと略す)が主流にな
ってきている。これは、安全性の面から好ましい方向で
ある。しかしながら、OPCの表面は樹脂を用いて形成
されているため、摩擦し易く、高速の装置では使用する
のが難しい。特に、磁性トナーを用いた場合、磁性体が
非常に硬く研磨効果があるため、感光体表面の磨耗が速
く、二成分用の磁性体を含まないトナーに比して明らか
に劣り、省資源の面からも問題となる。
【0005】以上のような問題を解決するために、従来
種々の提案がなされている。例えば、特公昭52−33
04号公報には、ポリオレフィンを含有するトナーが提
案されている。この公報に記載の場合には、定着性の改
善には効果があるが、今日の厳しい要求に対しては未だ
十分なものではない。特に、磁性トナーに対して、定着
性を良くするだけでなく、クリーニング機構をほとんど
必要としない定着装置にも適応でき、両面複写時のスマ
ッジ性に優れ、しかも、OPCのような磨耗し易い感光
体に対して問題を生じないという、より厳しい要求を満
足することはできない。さらに、これらの性能を向上さ
せるためにポリオレフィンの含有量を多くすることが考
えられるが、磁性一成分現像方式では、例えば磁性トナ
ーをトナー担持体と摩擦帯電させ、担持体上に薄層に担
持させることが必要であり、その際、トナー中のポリオ
レフィン成分が、担持体表面をフィルミングし、著しく
現像性を低下させるという問題が生じる。これは、ポリ
オレフィンのトナー中での分散が悪いことに起因してい
る。ポリオレフィンは無極性で結晶性が高く、トナー用
結着樹脂との相溶性が悪いので、トナー中にポリオレフ
ィンの塊が偏在したり、ポリオレフィン粒子が単独で存
在したりして、問題を起こすのである。さらに、このよ
うな分散性の悪いポリオレフィンは、トナーの帯電量分
布を広げ、かぶりのラチチュードを狭めるため、実用上
問題となる場合が多い。したがって、定着性、オフセッ
ト性、スマッジ性などを解決するためにポリオレフィン
を多く含有させると、一成分トナーでは上記の現像性の
問題を回避することは非常に困難である。
【0006】そこで、これらの問題を解決するために、
トナー作成時にポリオレフィンの添加と同時に酸化ワッ
クスあるいは極性基を有するワックスを加える方法が提
案されている(例えば、特開昭59−177570号公
報)。この方法においては、ポリオレフィンが酸化ワッ
クスによりトナー用結着樹脂に相溶し易くなり、ポリオ
レフィンの分散性は向上し、改善効果もあるものと思わ
れる。しかしながら、酸化ワックスをかなり大量に添加
しても、前述の問題を改善するためには十分ではない。
その理由の一つとしては、ポリオレフィンが、必要な分
散度合いまで分散していないことが考えられる。さら
に、酸化ワックスそのものは、定着に関わる効果などが
殆どないにもかかわらず、現像性に関する悪影響がある
ため、量的に多く添加することができず、したがって、
特に、ポリオレフィンを多く添加して問題を解決しよう
とするときには、有効な手段とはならない。以上のよう
に、上記種々の問題点を解決した磁性トナーは、未だ提
案されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記のごとき問題点を解決することを目的とし
てなされたものである。すなわち、本発明の目的は、低
い熱エネルギーでも定着できる磁性トナーを提供するこ
とにある。本発明の他の目的は、定着装置にクリーニン
グ機構が存在しない場合でも十分使用できる、オフセッ
トが極めて少ない磁性トナーを提供することにある。本
発明の他の目的は、例えば両面複写機能を有する装置で
使用しても、全く問題のない、スマッジ性の優れた磁性
トナーを提供することにある。本発明の他の目的は、O
PCのような磨耗し易い潜像担持体でも使用することが
できる研磨性の少ない磁性トナーを提供することにあ
る。本発明のさらに他の目的は、かぶりラチチュードが
実用上十分広い磁性トナーを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上記の目
的に対して鋭意検討した結果、下記に述べるように、ト
ナー中のポリオレフィンの分散粒子径と含有量を制御
し、さらには、ポリオレフィンの分散粒子径の分布にお
ける変化係数を特定の範囲にすることにより、さらに性
能の向上がはかれることを見出だした。すなわち、本発
明の上記目的は、結着樹脂と磁性体を含有する磁性トナ
ーにおいて、トナー中に、平均分散粒子径0.01〜
0.5μmのポリオレフィンを2〜20重量%含有させ
ることによって、そして、ポリオレフィンのトナー中の
分散粒子径粒度分布における変化係数が20〜40%で
あることによって達成することができる。本発明の磁性
トナーにおいて、ポリオレフィンがポリエチレンである
ことが好ましく、それによってより高性能の特性を有す
るものとなる。
【0009】従来のポリオレフィン含有トナーにおい
て、ポリオレフィンの分散粒子径は数ミクロンであり、
場合によっては、トナー粒子とほぼ同じ大きさのポリオ
レフィン単独の粒子も存在する。本発明者等の検討の結
果、従来のものは、ポリオレフィンの分散がトナー粒子
により大きく異なり、非常に不均一であり、そして、ポ
リオレフィンをあまり含まないトナー粒子が多数存在す
るため、定着性に関わる性能の向上が不十分であった
り、潜像担持体とのトナーの滑り性が良くなかったりす
ることが分かってきた。またこれらの分散性の悪いポリ
オレフィンが、特に現像に関わる種々の問題を起こすこ
ともわかってきた。しかしながら、このポリオレフィン
の分散粒子径を単純に小さくしていくと、現像性の向上
ははかれるが、逆に定着に関する特性やスマッジ性が悪
くなり、潜像担持体が磨耗し易すくなることも分かっ
た。この様な欠点を、ポリオレフィンの添加量の増加に
より改善しようとすると、現像性が悪化するというよう
に、種々の性能をすべて満足することはできなかった。
【0010】本発明者等は、分散粒子径とポリオレフィ
ンの含有量などを系統的に検討した結果、ポリオレフィ
ンを従来考えられていたよりもはるかに小さい粒径で分
散させることにより、これらの性能を同時、かつ十分に
満足させることができることを見出だした。特に、その
場合の特定のポリオレフィンの量と分散粒子径、さらに
は特定のポリオレフィン、さらには分散粒子の特定の分
散粒子径分布の変化係数が、種々の性能を同時に満足さ
せるために重要であることを見出だした。本発明におい
て、ポリオレフィンの分散粒子径は、0.01〜0.5
μmの範囲にあることが必要であるが、好ましくは0.
01〜0.3μm、さらに好ましくは0.02〜0.2
μm、より一層好ましくは0.03〜0.1μmの範囲
である。ポリオレフィンの分散粒子径が0.01μm以
下であるとスマッジ性が十分でなくなり、他方、0.5
μm以上であると、高速機での現像の維持性、潜像担持
体の磨耗性の点で問題が生じる。また、ポリオレフィン
の含有量は2〜20重量%であることが必要であり、好
ましくは2〜15重量%、さらに好ましくは2〜10重
量%、より一層好ましくは2.5〜7重量%である。含
有量が2重量%よりも少ないと、スマッジ性が不十分と
なり、20重量%を越えると、現像性が問題となる。
【0011】本発明で用いることができるポリオレフィ
ンとしては、従来から公知の一般的なものを用いること
ができる。しかしながら、本発明において、ポリオレフ
ィンがポリエチレンである場合には、よりスマッジ性が
向上し、潜像担持体が磨耗するのをより抑えることがで
きる。また、本発明において、ポリオレフィンの分散粒
子径粒度分布における変化係数が20〜40%である
とにより、高速機での現像の維持性がより向上し、かぶ
りラチチュードがより拡大し、オフセット性もより向上
する。好ましくは25〜40%の範囲であり、さらに好
ましくは25〜35%の範囲である。変化係数が20%
よりも小さいと、スマッジ性がやや問題となりやすく、
40%よりも大きいと現像維持性が問題となる場合があ
る。
【0012】なお、分散粒子径分布における変化係数と
は、(標準偏差/平均粒子径)×100の値である。本
発明において、ポリオレフィンのトナー中の分散粒子径
と分散粒子径分布における変化係数の測定は、トナー粒
子をミクロトームのごときカッターで0.3μmの厚さ
に切り、透過型電子顕微鏡(TEM)で9000倍の写
真を撮り、約100個のポリオレフィン粒子をランダム
に選び、画像解析装置により解析して数値化する方法が
採用される。
【0013】本発明の磁性トナー中に、ポリオレフィン
を上記の分散粒子径で分散させる方法としては、種々の
方法が使用できる。例えば、下記の方法が使用できる
が、この方法に限定されるものではない。この例は、ポ
リオレフィンの分散を2段階で行う場合の例である。第
一段階では、トナー用の結着樹脂中に予めポリオレフィ
ンを分散する。すなわち、結着樹脂製造時に、例えば重
合時、あるいは結着樹脂の溶解時に、分散剤としてブロ
ックあるいはグラフトポリマーを用いて約3μm以下に
分散する。第二段階では、一般に行われているトナーの
製造方法が採用される。第二段階での処理は、ロールミ
ルやエクストルーダーなどの混練過程で磁性体などとの
分散と同時に行われる。この第二段階において、最終的
にトナー中のポリオレフィンの分散粒子径は0.5μm
以下になる。なお、この第二段階において、更にポリオ
レフィンを添加することも可能である。その場合、第一
段階と第二段階におけるポリオレフィンは、異なるもの
でもよく、また、第一段階と第二段階におけるポリオレ
フィンの添加比は、重量で10:1〜1:10の範囲が
好ましい。
【0014】本発明の磁性トナーにおける結着樹脂とし
ては、ビニル系重合体が使用できる。具体的には、1又
は2以上のビニルモノマーのホモポリマー又はコポリマ
ーであって、代表的なビニルモノマーとしては、スチレ
ン、p−クロルスチレン、ビニルナフタレン、例えば、
エチレン、プロピレン、ブチレン、イソブチレン等のエ
チレン系不飽和モノオレフィン類、例えば塩化ビニル、
臭化ビニル、フッ化ビニル、酢酸ビニル、プロピオン酸
ビニル、安息香酸ビニル、酪酸ビニル、ギ酸ビニル、ス
テアリン酸ビニル、カプロン酸ビニル等のビニルエステ
ル類、例えばアクリル酸メチル、アクリル酸エチル、ア
クリル酸n−ブチル、アクリル酸イソブチル、アクリル
酸ドデシル、アクリル酸n−オクチル、アクリル酸2−
クロルエチル、アクリル酸フェニル、メチル−α−クロ
ルアクリレート、メタクリル酸メチル、メタクリル酸エ
チル、メタクリル酸ブチル等のエチレン性モノカルボン
酸およびそのエステル類、例えばアクリロニトリル、メ
タクリロニトリル、アクリルアミド等のメチレン性モノ
カルボン酸置換体、例えばマレイン酸ジメチル、マレイ
ン酸ジエチル、マレイン酸ジブチル等のエチレン性ジカ
ルボン酸およびそのエステル類、例えばビニルメチルケ
トン、ビニルヘキシルケトン、メチルイソプロペニルケ
トン等のビニルケトン類、例えばビニルメチルエーテ
ル、ビニルイソブチルエーテル、ビニルエチルエーテル
等の如きビニルエーテル類、例えばビニリデンクロリ
ド、ビニリデンクロルフロリド等のビニリデンハロゲン
化物、例えばN−ビニルピロール、N−ビニルカルバゾ
ール、N−ビニルインドール、N−ビニルピロリドン等
のN−ビニル化合物類等があげられる。さらに、ポリエ
ステルなどの樹脂を用いたり併用してもよい。
【0015】また、本発明の磁性トナーにおいては、荷
電制御、電気抵抗制御等の目的で種々の物質を添加する
ことができる。例えばフッ素系界面活性剤、サリチル酸
クロム錯体のようなクロム系染料、マレイン酸を単量体
成分として含む共重合体のごとき高分子酸、4級アンモ
ニウム塩、ニグロシン等のアジン系染料、カーボンブラ
ック等を添加することができる。更に、トナーの耐久
性、流動性或いはクリーニング性を向上することを目的
として、シリカ等の無機微粉末、脂肪酸或いはその誘導
体および金属塩等の有機微粉末、フッ素系樹脂、アクリ
ル系樹脂もしくはスチレン系樹脂等の樹脂微粉末等を添
加することもできる。
【0016】本発明の磁性トナーにおける磁性体として
は、従来一般に用いられているものを用いることができ
る。磁性体含有量の好ましい範囲は、30〜70wt%
であり、さらに好ましい範囲は、35〜60wt%であ
る。磁性体含有量が30wt%より少ないと帯電量のコ
ントロールが難しく、かぶりが発生する。特に、低温低
湿環境下では、画質濃度の低下あるいは不均一現像が生
じる。磁性体含有量が70wt%より多いと、高温高湿
環境下で画像濃度の低下を招く。なお、本発明の磁性ト
ナーにおける粒度は、コールターカウンター社製粒度測
定器TA−II、アパーチャー径100μmで測定した。
トナーの製造方法は、従来公知の方法を用いることがで
きるが、特に粉砕方式によるものがよい。すなわち、ポ
リマー、磁性体、着色剤などを、熱混練機を用いて溶融
混練し、冷却後粉砕、分級を行い、トナーを得る方法を
採用できる。
【0017】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明するが、
これらにより本発明が限定されるものではない。 合成例1 キシレン 1000g スチレンモノマー 560g n−ブチルアクリレート 140g ジ−t−ブチルパーオキサイド 0.3g ポリエチレン(Mn=3000) 10g 上記の材料を3リットルの反応槽に入れ、150℃に加
熱して溶液重合を行った。これによりポリエチレンとス
チレンアクリル共重合体がグラフト重合したポリマーを
若干含む低分子量のスチレンアクリル共重合体のキシレ
ン溶液を得た。この共重合体の分子量(Mw)は560
0であった。得られたキシレン溶液に、別に懸濁重合で
合成したMw=800,000のスチレン−n−ブチル
アクリレート共重合体(組成比80/20)300g
と、上記と同じポリエチレン60gを加え溶解した。そ
の後、約210℃でキシレンを除去した。これにより、
ポリエチレンの分散粒子径が0.22.0μmのトナ
ー用樹脂組成物を得た。
【0018】合成例2 合成例1の低分子量共重合体をポリエチレンを加えず同
様に合成した。得られた低分子量重合体の分子量(M
w)は5800であった。得られた低分子量重合体のキ
シレン溶液に、高分子量スチレン−アクリル系共重合体
を合成例1と同様に合成し、下記の材料組成で溶解し
た。 スチレン−n−ブチルアクリレート共重合体 300g (組成比80/20)(Mw=800,000) ポリエチレン(Mn=3,000) 70g スチレン−エチレングラフト共重合体 25g (商品名:G1701X、シェル化学社製) 得られた混合物から、キシレンを約210℃で除去し、
ポリエチレンの分散粒子径が0.23.0μmのトナ
ー用樹脂組成物を得た。
【0019】合成例3 合成例1からポリエチレンを除いた以外は、同じ方法で
トナー用樹脂組成物を得た。
【0020】実施例1 合成例1の樹脂組成物 49重量% 磁性体(マグネタイト) 50重量% (平均粒径0.25μm) 正帯電性荷電制御剤 1重量% (商品名:ボントロンP−51、オリエント化学社製) 上記材料をヘンシェルミキサーにより粉体混合し、これ
を設定温度140℃のエクストルーダーにより熱混練し
た。冷却後、粗粉砕、微粉砕し、50%体積径D50が
8.8μmの粉砕物を得た。さらにこの粉砕物を分級し
て、D50=9.5μm、5μm以下:11%、20μm
以上:0.5%の分級品を得た。ポリオレフィンの分散
粒子径分布における変化係数は32%であった。また、
平均分散粒子径は0.3μmであった。これに、疎水性
コロイダルシリカ0.3wt%をヘンシェルミキサーで
外添し、磁性トナーを得た。得られた磁性トナーを、複
写機(富士ゼロックス社製,ビバーチェ200)の定着
機のクリーニング機構をはずした改造機により評価し
た。 比較例1 実施例1の合成例1の樹脂組成物を合成例3の樹脂組成
物に代え、ポリエチレンをトナー100部に対して3.
5重量部加えた以外は、実施例1と同様にして磁性トナ
ーを作成した。ポリオレフィンの分散粒子径分布におけ
る変化係数は57%であった。また、平均分散粒子径は
1.5μmであった。得られた磁性トナーの粒度は、D
50=9.4μm、5μm以下:12%、20μm以上:
0.8%であった。この磁性トナーを実施例1と同様に
して評価した。
【0021】実施例2 合成例1の樹脂組成物 49.5重量% 磁性体(マグネタイト) 50重量% (平均粒径0.22μm) 帯電性荷電制御剤 0.5重量% (商品名:ボントロンS−34、オリエント化学社製) 上記材料を実施例1と同様にトナー化した。ポリオレフ
ィンの分散粒子径分布における変化係数は28%であっ
た。また、平均分散粒子径は0.15μmであった。こ
こで、疎水性コロイダルシリカは、0.7重量%とし
た。得られた磁性トナーの粒度は、D50=9μm、5μ
m以下:20%、20μm以上:0%であった。この磁
性トナーを、プリンター(富士ゼロックス社製、XP−
15)の定着機のクリーニング機構をはずした改造機で
評価した。両面複写に関するスマッジ性の評価は、富士
ゼロックス社製複写機ビバーチェ500の両面複写用ト
レイにXP−15での片面複写像を入れ、評価した。
【0022】比較例2 実施例2の合成例1の樹脂組成物を合成例3の樹脂組成
物に代え、ポリエチレンをトナー100部に対して3.
5重量部加えた以外は、実施例2と同様にして磁性トナ
ーを作成した。ポリオレフィンの分散粒子径分布におけ
る変化係数は52%であった。また、平均分散粒子径は
2.0μmであった。得られた磁性トナーの粒度は、D
50=9.1μm、5μm以下:18%、20μm以上:
0%であった。これを実施例2と同様にして評価した。
【0023】実施例3 合成例2の樹脂組成物 48重量% 磁性体(マグネタイト) 50重量% (平均粒径0.2μm) 負帯電性荷電制御剤 2.0重量% (商品名:ボントロンE−84、オリエント化学社製) 上記材料を実施例1と同様にトナー化した。ポリオレフ
ィンの分散粒子径分布における変化係数は39%であっ
た。また、平均分散粒子径は0.1μmであった。ここ
で、疎水性コロイダルシリカは、0.4重量%とした。
得られた磁性トナーの粒度はD50=8.8μm、5μm
以下:22%、20μm以上:0%であった。得られた
磁性トナーを、複写機(富士ゼロックス社製、ビバーチ
ェ500の反転改造機)の二成分用現像機を一成分磁性
トナー用現像機に変更し、定着機のクリーニング機構を
はずした改造機を用いて評価した。
【0024】比較例3 実施例3の合成例2樹脂組成物を合成例3樹脂組成物に
代え、ポリエチレンを1.5wt%加えた以外は、実施
例3と同様にして磁性トナーを作成した。ポリオレフィ
ンの分散粒子径分布における変化係数は47%であっ
た。また、平均分散粒子径は1.0μmであった。得ら
れた磁性トナーの粒度は、D50=9.2μm、5μm以
下:19%、20μm以上:0%であった。この磁性ト
ナーを実施例3と同様にして評価した。 比較例4 合成例1の低分子量樹脂成分の量を350g、高分子量
成分を高分子量スチレンアクリル共重合体を200g、
ポリエチレンを400gにして、ポリエチレン含有量が
42重量%の樹脂組成物を得た。この樹脂を用いて、実
施例1と同様にして磁性トナーを作製した。ポリオレフ
ィンの分散粒子径分布における変化係数は38%であっ
た。また、平均分散粒子径は4.0μmであった。これ
を実施例1と同様にして評価した。以下に評価結果をま
とめて示す。
【0025】
【表1】
【0026】
【発明の効果】本発明の磁性トナーは、低い熱エネルギ
ーでも定着でき、また、かぶりラチチュードが実用上十
分に広い。また、オフセットが極めて少なく、クリーニ
ング機構が存在しない定着装置を用いても、良質の転写
コピー画像を得ることができる。また、スマッジ性が優
れているため、両面複写機を有する装置で使用しても、
問題を生じることがない。さらに、研磨性が少ないた
め、OPCのような磨耗し易い潜像担持体に対して適用
するのに適している。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−143061(JP,A) 特開 平3−168649(JP,A) 特開 平2−27363(JP,A) 特開 平3−264961(JP,A) 特開 平3−296067(JP,A) 特開 平1−217467(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 9/08 - 9/087

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 結着樹脂と磁性体を含有する磁性トナー
    において、トナー中に平均分散粒子径0.01〜0.5
    μmのポリオレフィンを2〜20重量%含有してなり、
    該ポリオレフィンの分散粒子径粒度分布における変化係
    数が20〜40%であることを特徴とする磁性トナー。
  2. 【請求項2】 ポリオレフィンがポリエチレンである請
    求項1記載の磁性トナー。
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