JP3106542B2 - カメラの測光装置 - Google Patents

カメラの測光装置

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JP3106542B2
JP3106542B2 JP03108751A JP10875191A JP3106542B2 JP 3106542 B2 JP3106542 B2 JP 3106542B2 JP 03108751 A JP03108751 A JP 03108751A JP 10875191 A JP10875191 A JP 10875191A JP 3106542 B2 JP3106542 B2 JP 3106542B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被写体の明度、特に白
色であるか否かの検出結果に応じて測光値の補正を行な
うカメラの測光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、被写体の色度の測定結果に基
づいて露出値を補正するカメラの測光装置が知られてい
る(例えば、特開平2−253124号公報参照)。こ
の種の装置では、被写体の色度を測定し、この色度から
被写体の反射率をファジィ推論により推定し、この推定
反射率に基づいて露出値を補正する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
装置では、補正を行なう必要が最も高い無彩色の被写体
に対して測光値の補正が行なわれていないので、通常の
撮影時に白っぽい被写体に対して、露出不足になるとい
う従来からの課題が解決されていない。
【0004】本発明の目的は、被写体の白さを判定し、
測光値を補正して適正な露出値を演算するカメラの測光
装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、被写界の輝度を測光する測光手段31と、被写界の
色度を測色する測色手段32と、この測色手段32によ
り測色された色度が無彩色で、かつ測光手段31により
測光された輝度が所定値より大きければ、被写界の明度
が高いと判定する明度判定手段33と、この明度判定手
段33によって被写界の明度が高いと判定された時に、
測光手段31により測光された輝度を補正する輝度補正
手段34とを備え、これにより、上記目的を達成する。
請求項2のカメラの測光装置の測光手段31Aは、被写
界を複数の領域に分割し、これらの分割測光領域ごとに
測光する複数の分割測光部から成る。請求項3のカメラ
の測光装置の測色手段32Aは、被写界を複数の領域に
分割し、これらの分割測色領域ごとに測色する複数の分
割測色部から成る。請求項4のカメラの測光装置の明度
判定手段33Aは、無彩色と測色された分割測色領域に
対応する分割測光領域の輝度が所定値より大きければ、
その分割測光領域の明度が高いと判定し、輝度補正手段
34Aは、明度判定手段33Aによって明度が高いと判
定された分割測光領域の輝度を補正する。請求項5のカ
メラの測光装置では、測光手段31,31Aと測色手段
32,32Aとが同一の素子から構成される。請求項6
のカメラの測光装置の明度判定手段33Bは、測色手段
32,32Aによる測色結果と測光手段31,31Aに
よる測光結果とに基づいて、ファジィ推論により被写界
の明度を推定し、輝度補正手段34Bは、明度判定手段
33Bにより推定された明度に基づいて、測光手段3
1,31Aにより測光された輝度を補正する。請求項7
のカメラの測光装置の明度判定手段33Cは、色度が無
彩色である度合いを示す第1のメンバーシップ関数を用
いて、測色手段32,32Aの測色結果の無彩色に対す
る第1の適合度を算出するとともに、輝度が高輝度であ
る度合いを示す第2のメンバーシップ関数を用いて、測
光手段31,31Aの測光結果の高輝度に対する第2の
適合度を算出し、これら第1および第2の適合度に基づ
いて被写界の明度を推定し、輝度補正手段34Cは、明
度判定手段33Cにより推定された明度に基づいて、測
光手段31,31Aにより測光された輝度を補正する。
【0006】
【作用】請求項1では、明度判定手段33が、測色手段
32により測色された色度が無彩色で、かつ測光手段3
1により測光された輝度が所定値より大きければ、被写
界の明度が高いと判定し、この時、輝度補正手段34
が、測光手段31により測光された輝度を補正する。請
求項2では、分割測光部から成る測光手段31Aが、被
写界を複数の領域に分割し、これらの分割測光領域ごと
に測光する。請求項3では、分割測色部から成る測色手
段32Aが、被写界を複数の領域に分割し、これらの分
割測色領域ごとに測色する。請求項4では、明度判定手
段33Aが、無彩色と測色された分割測色領域に対応す
る分割測光領域の輝度が所定値より大きければ、その分
割測光領域の明度が高いと判定し、この時、輝度補正手
段34Aが、明度判定手段33Aによって明度が高いと
判定された分割測光領域の輝度を補正する。請求項5で
は、同一の素子から構成される測光手段31,31Aと
測色手段32,32Aとが、被写界の輝度を測光すると
ともに、被写界の色度を測色する。請求項6では、明度
判定手段33Bが、測色手段32,32Aによる測色結
果と測光手段31,31Aによる測光結果とに基づい
て、ファジィ推論により被写界の明度を推定し、輝度補
正手段34Bが、明度判定手段33Bにより推定された
明度に基づいて、測光手段31,31Aにより測光され
た輝度を補正する。請求項7では、明度判定手段33C
が、色度が無彩色である度合いを示す第1のメンバーシ
ップ関数を用いて、測色手段32,32Aの測色結果の
無彩色に対する第1の適合度を算出するとともに、輝度
が高輝度である度合いを示す第2のメンバーシップ関数
を用いて、測光手段31,31Aの測光結果の高輝度に
対する第2の適合度を算出し、これら第1および第2の
適合度に基づいて被写界の明度を推定し、輝度補正手段
34Cが、明度判定手段33Cにより推定された明度に
基づいて、測光手段31,31Aにより測光された輝度
を補正する。
【0007】
【実施例】図2は、本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。通常の撮影時、一眼レフカメラの撮影レ
ンズ1および絞り2を通過した光束は、主ミラ−3が上
方に退避しているので、シャッター4を通過してフィル
ム5へ到達し、フィルム5を露光する。一方、ファイン
ダー観察時は、撮影レンズ1および絞り2を通過した光
束は、主ミラ−3で反射され、不図示のファインダー・
スクリ−ンとペンタプリズムを通過して測光・測色部6
へ到達する。測光・測色部6は、中央部6aと周辺部6
b〜6eとから構成され、被写界の測光および測色を行
なう。中央部6aは、横19列,縦11列に配列された
209画素から成るCCDイメ−ジセンサ−であり、そ
れぞれの画素は、不図示の赤,緑,青の3色フィルタが
組み合わされた3素子から構成される。周辺部6b〜6
eは、AGC(自動利得制御)および測光・測色に用い
られる。
【0008】ここで、AGCの概要を説明する。AGC
は、大別してソフトAGCとハ−ドAGCとがある。ソ
フトAGCは、前回の測光値を用いて次のCCDイメー
ジセンサーの電荷蓄積時間を制御するもので、後述する
AGC回路8で実行される。ハ−ドAGCは、不図示の
電子回路により電荷蓄積時間を制御するもので、前回の
測光値が利用できない電源投入時や、輝度が急激に変化
して前回の測光値が参考にならない時などに動作する。
【0009】測光・測色部6からの出力信号は、サンプ
ルホ−ルド回路7でサンプルホ−ルドされ、AGC回路
8で自動利得制御された後、AD変換器9でAD変換さ
れる。さらに、このAD変換された測光・測色部6の出
力信号は、輝度信号処理回路10および色信号処理回路
11へ出力され、輝度信号処理回路10で輝度Bに変換
されるとともに、色信号処理回路11で色度x,yに変
換され、ともに露出演算回路12へ出力される。露出演
算回路12は、マイクロコンピュ−タおよびその周辺部
品から構成され、後述するする方法で白色を判定し、輝
度Bを補正して補正後の値を用いて適正露出値を演算す
る。そして、この適正露出値に従って、シャッタ制御回
路13がシャッタ4を制御し、絞り制御回路14が絞り
2を制御する。さらに、表示回路15は、表示器16に
適正露出値を表示する。
【0010】図3は、XYZ表色系色度図である。座標
(x,y)=(0.34,0.33)を中心とする半径
0.06の円の内側の斜線で示した円形領域20は、無
彩色の領域を近似的に表わす。被写体の色度がこの領域
内にある場合、測光・測色部6で測光された輝度Bをそ
のまま露出演算に用いると、被写体が白色の場合は露出
アンダーになりやすく、黒色の場合は露出オーバーにな
りやすい。従って、白色の場合は+2EV程度、黒色の
場合は−2EV程度それぞれ露出補正を行う必要があ
る。
【0011】図4は、無彩色の被写体が地上で太陽光に
照明されている時に、被写体の明度と最高輝度との関係
を実験により求めたものである。同図の横軸は明度Lで
あり、原点から右方向にいくに従って黒→灰→白とな
る。縦軸は輝度BVで、原点から上方にいくに従って明
るくなる。図に示すように、被写体が無彩色で、かつ輝
度が所定値BVwhより大きい時は、被写体が白色であ
ると判定することができる。なお、所定値BVwhは概
ね9BV程度である。
【0012】図5,6は、露出演算回路12のマイクロ
コンピュータで実行される露出演算プログラム例を示す
フローチャートである。このフローチャートにより、測
光装置の動作を説明する。なおマイクロコンピュータ
は、不図示のシャッターレリーズが半押しされるとこの
プログラムの実行を開始する。ステップS1,S2で、
中央の測光・測色部6aの209個の画素の位置を示す
横列アドレスmおよび縦列アドレスnをそれぞれ0に初
期化する。続くステップS3,S4で、アドレス(m,
n)をそれぞれインクリメントする。ステップS5で、
アドレス(m,n)の画素から輝度情報B(m,n)を
読み込む。ステップS6では、アドレス(m,n)の画
素から色情報(色度)x(m,n),y(m,n)を読
み込む。
【0013】ステップS7において、測色結果の色度情
報x(m,n),y(m,n)が、図3に示すXYZ表
色系色度図の座標(x,y)=(0.34,0.33)
を中心とする半径0.06の円形領域20内にあるか否
か、すなわち無彩色であるか否かを判別し、領域20内
にあれば無彩色としてステップS8へ進み、領域20内
になければ有彩色として図6のステップS10へ進む。
ステップS8では、アドレス(m,n)の画素の輝度B
(m,n)がBV9より大きいか否かを判別し、大きけ
ればステップS9へ進み、そうでなければ図6のステッ
プS10へ進む。すなわち、上記ステップS7,S8に
おいて、アドレス(m,n)の画素の色度が無彩色で、
且つ輝度がBV9より大きければ、その画素に対応する
被写体部分は白色であると判断する。
【0014】ステップS9では、アドレス(m,n)の
画素に対応する被写体が白色であるから、その画素の輝
度値B(m,n)から2を減じて補正する。次に図6の
ステップS10へ進み、アドレスnが11か否かを判別
し、肯定されるとステップS11へ進み、否定されると
図5のステップS4へ戻る。さらにステップS11で、
アドレスmが19か否かを判別し、肯定されるとステッ
プS12へ進み、否定されると図5のステップS3へ戻
る。すなわち、中央の測光・測色部6aのすべての画素
に対して、ステップS5〜S9の処理を行なう。ステッ
プS12で、補正処理後の輝度値B(m,n)に基づい
て、公知の露出演算アルゴリズムにより適正露出値BV
ansを算出する。続くステップS13で、算出された
適正露出値BVansに従ってシャッター速度および絞
りを決定する。
【0015】このように、測光・測色部6により測定さ
れた色度が無彩色で、かつ輝度がBV9より大きけれ
ば、被写体の明度が高い、すなわち被写体が白っぽいと
判定し、この時、輝度を補正して補正後の輝度に基づい
て露出を演算するようにしたので、白っぽい被写体に対
して常に適正な露出値が得られる。
【0016】図7,図8は、他の露出演算プログラム例
を示すフローチャートである。この露出演算では、ファ
ジィ推論によって白色判別を行ない、その判別結果に基
づいて輝度を補正する。なお、図5,図6に示す露出演
算プログラムと同様な処理を行なうステップに対して
は、同ステップ番号を付して相違点を中心に説明する。
ステップS1〜S4で、上述したように、中央の測光・
測色部6aの画素のアドレス(m,n)を0に初期化し
た後、それぞれインクリメントし、続くステップS5,
S6で、アドレス(m,n)の画素から輝度情報B
(m,n)および色情報x(m,n),y(m,n)を
読み込む。
【0017】次に、ステップS100において、測色結
果の色度情報x(m,n),y(m,n)が、図3に示
すXYZ表色系色度図の無彩色の領域20にある適合度
k1を算出する。この適合度k1を表わすメンバ−シッ
プ関数を図9に示す。ステップS101では、測光結果
の輝度値B(m,n)が高輝度にある適合度k2を算出
する。この適合度k2を表わすメンバ−シップ関数を図
10に示す。ステップS102で、アドレス(m,n)
の画素の輝度値B(m,n)から2・k1・k2を減じ
て補正する。明らかに無彩色の時は適合度k1が1とな
り、かつまた、十分に高い輝度の時は適合度k2も1に
なるので、補正値は2となる。逆に、明らかに無彩色で
はない時は適合度k1が0となり、また、輝度が非常に
低い時は適合度k2が0になるので、補正値は0とな
る。それ以外の時は、適合度k1、k2がともに0〜1
の間の値をとり、補正値は0〜2の間の値となる。
【0018】上述したように、ステップS5〜S102
の白色判定および補正処理は、中央の測光・測色部6a
のすべての画素に対して行ない、補正処理後の輝度値B
(m,n)に基づいて、露出演算アルゴリズムにより適
正露出値BVansを算出する。そして、算出された適
正露出値BVansに従ってシャッター速度および絞り
を決定する。
【0019】このように、色度が無彩色である度合いを
示すメンバーシップ関数を用いて、測光・測色部6の測
色結果の無彩色に対する適合度k1を算出するととも
に、輝度が高輝度である度合いを示すメンバーシップ関
数を用いて、測光・測色部6の測光結果の高輝度に対す
る適合度k2を算出し、これらの適合度k1,k2に基
づいて輝度を補正して露出値を演算するようにしたの
で、所定値と比較して色度や輝度を判定する方法に比べ
てきめ細かな露出補正がなされ、補正を行う領域と行わ
ない領域との境界付近がスムージング化され、境界付近
で露出値が急激に変化することがない。
【0020】なお、上記実施例では、中央の測光・測色
部6aで測光および測色された結果に基づいて白色判定
と輝度補正処理を行なったが、周辺部6b〜6eの測定
結果も上記実施例と同様に処理し、白色と判定されたこ
れら周辺部領域の輝度を補正するようにしてもよい。ま
た、測光・測色部の分割数は上記実施例に限定されな
く、さらに、測光部と測色部とを別個に設けてもよい。
【0021】以上の実施例の構成において、測光・測色
部6が測光手段および測色手段を、露出演算回路12が
明度判定手段および輝度補正手段をそれぞれ構成する。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、被写界の測光および測色の結果、色度が無彩色で
かつ輝度が所定値より大きければ、被写界の明度が高い
と判定し、輝度を補正するようにしたので、白っぽい被
写体の対して常に適正な露出値が得られる。請求項2あ
るいは請求項3の発明によれば、被写界を複数の領域に
分割して測光および測色を行ない、それらの測定結果に
基づいて被写体の白色判定および輝度補正を行なうよう
にしたので、白っぽい被写体に対してさらに適正な露出
値が得られる。請求項4の発明によれば、無彩色と測色
された分割測色領域に対応する分割測光領域の輝度が所
定値より大きければ、その分割測光領域の明度が高いと
判定し、その分割測光領域の輝度を補正するようにした
ので、白っぽい被写体に対してさらに適正な露出値を求
めることができる。請求項5の発明によれば、測光手段
と測色手段とが同一の素子から構成されるようにしたの
で、カメラ内部の設置スペースが節約される上に、被写
界の分割測光領域と分割測色領域との対応関係が正確に
なり、正確な白色判定とそれによる正確な輝度補正がで
きる。請求項6の発明によれば、測色結果と測光結果と
に基づいて、ファジィ推論により被写界の明度を推定
し、この推定明度に基づいて輝度を補正するようにした
ので、白色の判定がさらに木目細かく正確に行なえ、正
確に輝度を補正することができる。その結果、白っぽい
被写体に対して適正な露出値が得られる。請求項7の発
明によれば、色度が無彩色である度合いを示すメンバー
シップ関数を用いて、測色結果の無彩色に対する適合度
を算出するとともに、輝度が高輝度である度合いを示す
メンバーシップ関数を用いて、測光結果の高輝度に対す
る適合度を算出し、これらの適合度に基づいて被写界の
明度を推定し、この推定明度に基づいて輝度を補正する
ようにしたので、所定値と比較して色度や輝度を判定す
る方法に比べてきめ細かな露出補正がなされ、補正を行
う領域と行わない領域との境界付近がスムージング化さ
れ、境界付近で露出値が急激に変化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】一実施例の構成を示すブロック図。
【図3】XYZ表色系色度を示す図。
【図4】無彩色の被写体が地上で太陽光に照明されてい
る場合の被写体の明度と最高輝度との関係を示す図。
【図5】露出演算回路のマイクロコンピュータで実行さ
れる露出演算プログラム例を示すフローチャート。
【図6】露出演算回路のマイクロコンピュータで実行さ
れる露出演算プログラム例を示すフローチャート。
【図7】他の露出演算プログラム例を示すフローチャー
ト。
【図8】他の露出演算プログラム例を示すフローチャー
ト。
【図9】色度が無彩色である度合いを示すメンバーシッ
プ関数を示す図。
【図10】輝度が高輝度である度合いを示すメンバーシ
ップ関数を示す図。
【符号の説明】
6 測光・測色部 7 サンプルホールド回路 8 AGC回路 9 AD変換器 10 輝度信号処理回路 11 色信号処理回路 12 露出演算回路 20 円形(無彩色)領域 31,31A 測光手段 32,32A 測色手段 33,33A,33B,33C 明度判定手段 34,34A,34B,34C 輝度補正手段
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03B 7/28 G01J 1/44 H04N 5/235

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被写界の輝度を測光する測光手段と、前記
    被写界の色度を測色する測色手段と、この測色手段によ
    り測色された色度が無彩色で、かつ前記測光手段により
    測光された輝度が所定値より大きければ、前記被写界の
    明度が高いと判定する明度判定手段と、この明度判定手
    段によって前記被写界の明度が高いと判定された時に、
    前記測光手段により測光された輝度を補正する輝度補正
    手段とを備えることを特徴とするカメラの測光装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のカメラの測光装置におい
    て、前記測光手段は、前記被写界を複数の領域に分割
    し、これらの分割測光領域ごとに測光する複数の分割測
    光部から成ることを特徴とするカメラの測光装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のカメラの測光装置におい
    て、前記測色手段は、前記被写界を複数の領域に分割
    し、これらの分割測色領域ごとに測色する複数の分割測
    色部から成ることを特徴とするカメラの測光装置。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載のカメラの
    測光装置において、前記明度判定手段は、無彩色と測色
    された前記分割測色領域に対応する前記分割測光領域の
    輝度が所定値より大きければ、その分割測光領域の明度
    が高いと判定し、前記輝度補正手段は、前記明度判定手
    段によって明度が高いと判定された分割測光領域の輝度
    を補正することを特徴とするカメラの測光装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のカメラの測光装置におい
    て、前記測光手段と前記測色手段とが同一の素子から構
    成されることを特徴とするカメラの測光装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のカメラの
    測光装置において、前記明度判定手段は、前記測色手段
    による測色結果と前記測光手段による測光結果とに基づ
    いて、ファジィ推論により前記被写界の明度を推定し、
    前記輝度補正手段は、前記明度判定手段により推定され
    た明度に基づいて、前記測光手段により測光された輝度
    を補正することを特徴とするカメラの測光装置。
  7. 【請求項7】請求項6に記載のカメラの測光装置に置い
    て、前記明度判定手段は、色度が無彩色である度合いを
    示す第1のメンバーシップ関数を用いて、前記測色手段
    の測色結果の無彩色に対する第1の適合度を算出すると
    ともに、輝度が高輝度である度合いを示す第2のメンバ
    ーシップ関数を用いて、前記測光手段の測光結果の高輝
    度に対する第2の適合度を算出し、これら第1および第
    2の適合度に基づいて前記被写界の明度を推定し、前記
    輝度補正手段は、前記明度判定手段により推定された明
    度に基づいて、前記測光手段により測光された輝度を補
    正することを特徴とするカメラの測光装置。
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