JP3105727B2 - パチンコ機等の遊技機 - Google Patents
パチンコ機等の遊技機Info
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- JP3105727B2 JP3105727B2 JP05347685A JP34768593A JP3105727B2 JP 3105727 B2 JP3105727 B2 JP 3105727B2 JP 05347685 A JP05347685 A JP 05347685A JP 34768593 A JP34768593 A JP 34768593A JP 3105727 B2 JP3105727 B2 JP 3105727B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の組合わせにより
所定の利益ある作動を生じさせる組合わせ表示装置を備
えたパチンコ機等の遊技機に関する。
所定の利益ある作動を生じさせる組合わせ表示装置を備
えたパチンコ機等の遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】予め定められた種々の図柄を変動表示す
る図柄表示部によって構成され、球検知装置を備えた始
動ゲートを遊技球が通過すると、球検知装置からの球検
知信号に基づいて各図柄表示部が図柄変動を開始し、停
止して種々の組合わせの図柄を表示する図柄組合わせ表
示装置と、該図柄組合わせ表示装置の各停止図柄が所定
の組合わせである場合に開放作動する特別入賞口とを備
えたパチンコ機は、種々提案されている。またこのよう
な図柄組合わせ表示装置を備えた遊技機は、その他、ス
ロットマシン等が存在する。
る図柄表示部によって構成され、球検知装置を備えた始
動ゲートを遊技球が通過すると、球検知装置からの球検
知信号に基づいて各図柄表示部が図柄変動を開始し、停
止して種々の組合わせの図柄を表示する図柄組合わせ表
示装置と、該図柄組合わせ表示装置の各停止図柄が所定
の組合わせである場合に開放作動する特別入賞口とを備
えたパチンコ機は、種々提案されている。またこのよう
な図柄組合わせ表示装置を備えた遊技機は、その他、ス
ロットマシン等が存在する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の図柄組
合わせ表示装置にあっては、各図柄表示部を順次変動停
止して、図柄内容が直に確定されるものであり、その図
柄変動及び図柄確定態様は変化に乏しいものであった。
合わせ表示装置にあっては、各図柄表示部を順次変動停
止して、図柄内容が直に確定されるものであり、その図
柄変動及び図柄確定態様は変化に乏しいものであった。
【0004】また、図柄表示部のいずれかを最後に図柄
停止させ、この最後に図柄停止する図柄表示部以外の図
柄表示部が所定の組合わせ図柄となったとき、すなわち
その図柄表示部の表示が所定の組合わせとなる直前とな
った場合(以下、リーチ状態という)に、最後の図柄表
示部の図柄変動速度を低速として、その期待感を高める
ようにした構成が提案されている。しかるにかかる構成
にあっても、単調な感じが否めず、さらなる変化に富ん
だリーチ状態表示が求められる。
停止させ、この最後に図柄停止する図柄表示部以外の図
柄表示部が所定の組合わせ図柄となったとき、すなわち
その図柄表示部の表示が所定の組合わせとなる直前とな
った場合(以下、リーチ状態という)に、最後の図柄表
示部の図柄変動速度を低速として、その期待感を高める
ようにした構成が提案されている。しかるにかかる構成
にあっても、単調な感じが否めず、さらなる変化に富ん
だリーチ状態表示が求められる。
【0005】さらには、リーチ状態とならない限りは、
最後に停止する図柄表示部の図柄内容は、大当りとは無
関係となり、その作動中にあっても、遊技者は何らの関
心も払われることがなく、かつ、この場合の最後に停止
する図柄表示部の作動は遊技の緊張感を単に低下させる
にすぎないものであり、図柄変動に対する興趣を損なう
こととなっていた。
最後に停止する図柄表示部の図柄内容は、大当りとは無
関係となり、その作動中にあっても、遊技者は何らの関
心も払われることがなく、かつ、この場合の最後に停止
する図柄表示部の作動は遊技の緊張感を単に低下させる
にすぎないものであり、図柄変動に対する興趣を損なう
こととなっていた。
【0006】本発明は、斬新な図柄変動を実現でき、そ
の図柄確定に際しても、最後まで遊技者の期待感を維持
させ、さらには変化に富んだリーチ状態を実現し得る遊
技機の提供を目的とするものである。
の図柄確定に際しても、最後まで遊技者の期待感を維持
させ、さらには変化に富んだリーチ状態を実現し得る遊
技機の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の一手段は、各図
柄表示部の表示図柄を上部可変図柄要素と、下部可変図
柄要素との組み合わせにより構成すると共に、各図柄表
示部の図柄変動が仮停止後に、所定の図柄表示部の、い
ずれか一方の可変図柄要素のみを再変動させて停止し、
上部可変図柄要素と、下部可変図柄要素との新たな結合
により図柄を再形成する図柄再生過程を選択的に実行す
るようにした図柄制御手段を備えたことを特徴とするも
のである。尚、ここでいう仮停止とは、次の図柄変動へ
の変換点を意味する概念であり、その停止時に図柄が視
認されるかどうかを問わない。
柄表示部の表示図柄を上部可変図柄要素と、下部可変図
柄要素との組み合わせにより構成すると共に、各図柄表
示部の図柄変動が仮停止後に、所定の図柄表示部の、い
ずれか一方の可変図柄要素のみを再変動させて停止し、
上部可変図柄要素と、下部可変図柄要素との新たな結合
により図柄を再形成する図柄再生過程を選択的に実行す
るようにした図柄制御手段を備えたことを特徴とするも
のである。尚、ここでいう仮停止とは、次の図柄変動へ
の変換点を意味する概念であり、その停止時に図柄が視
認されるかどうかを問わない。
【0008】この構成にあって、仮停止後の図柄の組み
合わせが、上部可変図柄要素または下部可変図柄要素の
いずれか一方が揃っているときに、所定の図柄表示部の
他方の可変図柄要素を再変動させて停止するようにする
ことができる。そしてさらに最後に図柄停止した図柄表
示部の図柄のみが異なっており、かつ一方の可変図柄要
素のみが一致しているときに、当該図柄表示部の他方の
可変図柄要素を再変動させて停止するようにしても良
い。
合わせが、上部可変図柄要素または下部可変図柄要素の
いずれか一方が揃っているときに、所定の図柄表示部の
他方の可変図柄要素を再変動させて停止するようにする
ことができる。そしてさらに最後に図柄停止した図柄表
示部の図柄のみが異なっており、かつ一方の可変図柄要
素のみが一致しているときに、当該図柄表示部の他方の
可変図柄要素を再変動させて停止するようにしても良
い。
【0009】本発明の他手段としては、各図柄表示部の
表示図柄を上部可変図柄要素と、下部可変図柄要素との
組み合わせにより構成すると共に、リーチ状態のとき
に、最後に図柄停止する図柄表示部の、既に停止した他
の図柄表示部と同一の可変図柄要素のみを先行表示した
後に、他方の可変図柄要素を変動させてから停止し、上
部可変図柄要素と、下部可変図柄要素との結合により最
後の図柄表示部の図柄を形成して、図柄の組み合わせを
確定するようにした図柄制御手段を備えたことを特徴と
するものでもある。
表示図柄を上部可変図柄要素と、下部可変図柄要素との
組み合わせにより構成すると共に、リーチ状態のとき
に、最後に図柄停止する図柄表示部の、既に停止した他
の図柄表示部と同一の可変図柄要素のみを先行表示した
後に、他方の可変図柄要素を変動させてから停止し、上
部可変図柄要素と、下部可変図柄要素との結合により最
後の図柄表示部の図柄を形成して、図柄の組み合わせを
確定するようにした図柄制御手段を備えたことを特徴と
するものでもある。
【0010】上述の図柄表示部の表示図柄としては、7
セグメントによって表示される数字が提案される。
セグメントによって表示される数字が提案される。
【0011】また各図柄表示部の図柄を構成する上部可
変図柄要素又は下部可変図柄要素のうち同一の可変図柄
要素を、同一色調又は同一明暗としても良い。
変図柄要素又は下部可変図柄要素のうち同一の可変図柄
要素を、同一色調又は同一明暗としても良い。
【0012】さらにまた上述の可変図柄要素の再変動の
好適な例としては、横方向スクロールにより実行する手
段が提案される。
好適な例としては、横方向スクロールにより実行する手
段が提案される。
【0013】
【作用】本発明にあっては、従来と同様に図柄表示部が
変動して、停止した後に、その態様で直に確定するので
はなく、上部可変図柄要素または下部可変図柄要素のい
ずれか一方が揃っているような所定の場合には、他方の
可変図柄要素が再変動することとなる。これにより、そ
の上下半分は元の図柄と同一でありながら、再変動によ
り他の図柄に切り替わることとなる。このため、敗者復
活戦的な作動となり、その変動過程で遊技者は新たな期
待感を抱くと共に、その変動態様も、従来にはない斬新
なものとなる。
変動して、停止した後に、その態様で直に確定するので
はなく、上部可変図柄要素または下部可変図柄要素のい
ずれか一方が揃っているような所定の場合には、他方の
可変図柄要素が再変動することとなる。これにより、そ
の上下半分は元の図柄と同一でありながら、再変動によ
り他の図柄に切り替わることとなる。このため、敗者復
活戦的な作動となり、その変動過程で遊技者は新たな期
待感を抱くと共に、その変動態様も、従来にはない斬新
なものとなる。
【0014】また、リーチ状態のときに、最後に図柄停
止する図柄表示部の、他の図柄表示部と同一の可変図柄
要素のみを先行表示し、他方の可変図柄要素を変動させ
てから停止するようにした場合には、従来に無い斬新な
リーチ状態となり、意外性を生じて、当りへの期待感を
高揚させることができる。
止する図柄表示部の、他の図柄表示部と同一の可変図柄
要素のみを先行表示し、他方の可変図柄要素を変動させ
てから停止するようにした場合には、従来に無い斬新な
リーチ状態となり、意外性を生じて、当りへの期待感を
高揚させることができる。
【0015】
【実施例】添付図面について本発明の一実施例を説明す
る。
る。
【0016】図1は、パチンコ機1の正面図であって、
その機枠2の図示しない下部には玉受皿と、玉発射用の
回転式ハンドル等が設けられる。遊技盤3の盤面中央に
は、図2で拡大して示すように装着ケース(図示せず)
の前部に固定されたセンターケース4が配設され、該セ
ンターケース4内に図柄組合わせ表示装置6を構成する
三個の図柄表示部7a,7b,7cが横方向に並設さ
れ、ターケース4の中央に形成した窓孔5から透孔板を
介して視認されるようにしている。この図柄表示部7
a,7b,7cは液晶表示器またはドットマトリックス
表示器によって構成される。
その機枠2の図示しない下部には玉受皿と、玉発射用の
回転式ハンドル等が設けられる。遊技盤3の盤面中央に
は、図2で拡大して示すように装着ケース(図示せず)
の前部に固定されたセンターケース4が配設され、該セ
ンターケース4内に図柄組合わせ表示装置6を構成する
三個の図柄表示部7a,7b,7cが横方向に並設さ
れ、ターケース4の中央に形成した窓孔5から透孔板を
介して視認されるようにしている。この図柄表示部7
a,7b,7cは液晶表示器またはドットマトリックス
表示器によって構成される。
【0017】またセンターケース4の窓孔5下には四個
のパイロットランプからなる待機記録ランプ列11が設
けられ、さらに窓孔5上には、普通図柄表示部10が配
設される。この普通図柄表示部10は夫々「3」,
「5」,「7」の図柄を変動表示する。
のパイロットランプからなる待機記録ランプ列11が設
けられ、さらに窓孔5上には、普通図柄表示部10が配
設される。この普通図柄表示部10は夫々「3」,
「5」,「7」の図柄を変動表示する。
【0018】前記図柄表示部7a,7b,7c及び普通
図柄表示部10はLED又は液晶によって構成され、図
柄表示部7a,7b,7cの表示図柄は、「0」〜
「9」の数字からなり、図4で示すように、7つのセグ
メントa〜fからなる構成される。さらには、この表示
図柄は、セグメントa,b,fからなる上部可変図柄要
素xと、セグメントc,d,e,gからなる下部可変図
柄要素yの結合により表現されるものである。
図柄表示部10はLED又は液晶によって構成され、図
柄表示部7a,7b,7cの表示図柄は、「0」〜
「9」の数字からなり、図4で示すように、7つのセグ
メントa〜fからなる構成される。さらには、この表示
図柄は、セグメントa,b,fからなる上部可変図柄要
素xと、セグメントc,d,e,gからなる下部可変図
柄要素yの結合により表現されるものである。
【0019】また、センターケース4の両側には、光電
スイッチ、リミットスイッチ等により構成される球検知
装置(図示せず)を備えた普通図柄表示部10を遊技球
の流入により駆動する始動ゲート13,13が設けら
れ、遊技球の通過により該球検知装置による球検知信号
が発生すると、普通図柄表示部10が図柄変動し、その
停止図柄の数字が「7」であると、センターケース4の
直下位置に配設した入賞口開閉装置15の開閉翼片対1
6,16が約5.8秒間開放する。
スイッチ、リミットスイッチ等により構成される球検知
装置(図示せず)を備えた普通図柄表示部10を遊技球
の流入により駆動する始動ゲート13,13が設けら
れ、遊技球の通過により該球検知装置による球検知信号
が発生すると、普通図柄表示部10が図柄変動し、その
停止図柄の数字が「7」であると、センターケース4の
直下位置に配設した入賞口開閉装置15の開閉翼片対1
6,16が約5.8秒間開放する。
【0020】この入賞口開閉装置15はその上部を始動
口14として、図柄組合わせ表示装置6を駆動して図柄
表示部7a,7b,7cを図柄変動表示するものとして
設けられているものであり、その開閉翼片対16,16
の起立状態で、始動口14からの遊技球の落入のみを有
効とする閉鎖位置と、開閉翼片対16,16が逆八形傾
動してその側方をも始動口とし、内部へ遊技球を案内す
る開放位置とに電気的駆動手段を介して変換制御される
ものである。
口14として、図柄組合わせ表示装置6を駆動して図柄
表示部7a,7b,7cを図柄変動表示するものとして
設けられているものであり、その開閉翼片対16,16
の起立状態で、始動口14からの遊技球の落入のみを有
効とする閉鎖位置と、開閉翼片対16,16が逆八形傾
動してその側方をも始動口とし、内部へ遊技球を案内す
る開放位置とに電気的駆動手段を介して変換制御される
ものである。
【0021】そして前記入賞口開閉装置15内の玉流路
には光電スイッチ、リミットスイッチ等により構成され
る球検知スイッチが備えられ、該球検知スイッチによる
玉通過検知に伴って、図柄組合わせ表示装置6を駆動す
ると共に、連続的に通過した場合には、待機記録ランプ
列11が順次点灯し最高四回まで保留される。またこの
作動と共に、遊技球の通過に伴って所定数の景品球が提
供される。
には光電スイッチ、リミットスイッチ等により構成され
る球検知スイッチが備えられ、該球検知スイッチによる
玉通過検知に伴って、図柄組合わせ表示装置6を駆動す
ると共に、連続的に通過した場合には、待機記録ランプ
列11が順次点灯し最高四回まで保留される。またこの
作動と共に、遊技球の通過に伴って所定数の景品球が提
供される。
【0022】前記入賞口開閉装置15のさらに下方に
は、幅広の特別入賞口23を備えた入賞装置22が配設
されている。この入賞装置22は、蓋体24をソレノイ
ドにより前後方向に開放することにより、該蓋体24の
案内作用により、特別入賞口23に遊技球を案内する公
知構成からなり、前記特別入賞口23の中央部を特定領
域23aとして、後述するように該特定領域23aに遊
技球が入ると、連続開放作動を生ずるようにしている。
は、幅広の特別入賞口23を備えた入賞装置22が配設
されている。この入賞装置22は、蓋体24をソレノイ
ドにより前後方向に開放することにより、該蓋体24の
案内作用により、特別入賞口23に遊技球を案内する公
知構成からなり、前記特別入賞口23の中央部を特定領
域23aとして、後述するように該特定領域23aに遊
技球が入ると、連続開放作動を生ずるようにしている。
【0023】次に図柄組合わせ表示装置6の作動につき
説明する。前記始動口14又は開放された入賞口開閉装
置15の側方から遊技球が流入すると、景品球の供給と
共に図柄組合わせ表示装置6が駆動する。尚、連続的に
通過した場合には、上述のように待機記録ランプ列11
が順次点灯し最高四回まで保留される。
説明する。前記始動口14又は開放された入賞口開閉装
置15の側方から遊技球が流入すると、景品球の供給と
共に図柄組合わせ表示装置6が駆動する。尚、連続的に
通過した場合には、上述のように待機記録ランプ列11
が順次点灯し最高四回まで保留される。
【0024】図柄組合わせ表示装置6が駆動すると、図
柄表示部7a,7b,7cは図柄変動を開始し、約5秒
程度経過すると、図柄表示部7a,7b,7cの順番に
図柄変動が停止する。そして図柄表示部7cが図柄停止
して図柄表示部7a,7b,7cが例えば「1,1,
1」、「2,2,2」、「3,3,3」、「4,4,
4」等、図柄が同一となった場合には、「大当り」とな
って報知装置がファンファーレを発すると共に、入賞装
置22のソレノイドが駆動して、蓋体24が前方に傾動
して特別入賞口23が開放し、約10個の遊技球が入賞す
るか、所定時間が経過するまで開放を行う。この特別入
賞口23にあっては、特定領域23aを通過した時は、
連続駆動し、その開放動作終了後に再び特別入賞口23
が解放する。この連続作動の回数は、初回開放を含め最
高16回までとする。
柄表示部7a,7b,7cは図柄変動を開始し、約5秒
程度経過すると、図柄表示部7a,7b,7cの順番に
図柄変動が停止する。そして図柄表示部7cが図柄停止
して図柄表示部7a,7b,7cが例えば「1,1,
1」、「2,2,2」、「3,3,3」、「4,4,
4」等、図柄が同一となった場合には、「大当り」とな
って報知装置がファンファーレを発すると共に、入賞装
置22のソレノイドが駆動して、蓋体24が前方に傾動
して特別入賞口23が開放し、約10個の遊技球が入賞す
るか、所定時間が経過するまで開放を行う。この特別入
賞口23にあっては、特定領域23aを通過した時は、
連続駆動し、その開放動作終了後に再び特別入賞口23
が解放する。この連続作動の回数は、初回開放を含め最
高16回までとする。
【0025】ところで、本発明にあっては、上述の通常
変動の後に、上部可変図柄要素x,下部可変図柄要素y
が再編成される特殊な図柄変動態様を生ずる。すなわ
ち、この図柄変動制御にあって、各図柄表示部7a,7
b,7cの図柄変動停止後に、所定の図柄表示部の、い
ずれか一方の可変図柄要素x,yのみを再変動させて停
止し、上部可変図柄要素xと、下部可変図柄要素yとの
新たな結合により図柄を再形成する図柄再生過程が選択
的に実行される。
変動の後に、上部可変図柄要素x,下部可変図柄要素y
が再編成される特殊な図柄変動態様を生ずる。すなわ
ち、この図柄変動制御にあって、各図柄表示部7a,7
b,7cの図柄変動停止後に、所定の図柄表示部の、い
ずれか一方の可変図柄要素x,yのみを再変動させて停
止し、上部可変図柄要素xと、下部可変図柄要素yとの
新たな結合により図柄を再形成する図柄再生過程が選択
的に実行される。
【0026】この図柄変動態様を図5で時系列的に示
す。
す。
【0027】ここで、図柄表示部7a,7b,7cは通
常変動して、リーチ状態となって仮停止し、例えば
「3,3,3」となると、そのまま大当りとなる。一
方リーチ状態となって仮停止して、例えば「3,3,
7」となると、最後の図柄表示部7cの図柄「7」は、
その7セグメントにあって、図6で明瞭に示すように、
上部可変図柄要素xがセグメントa,bからなり、
「3」と一致しており、このため、セグメントcからな
る下部可変図柄要素yのみが再変動する。この変動態様
を以下再生変動という。この再生変動態様は、図7イ〜
ニで示すように、横方向に順次スクロールして行なわれ
る。
常変動して、リーチ状態となって仮停止し、例えば
「3,3,3」となると、そのまま大当りとなる。一
方リーチ状態となって仮停止して、例えば「3,3,
7」となると、最後の図柄表示部7cの図柄「7」は、
その7セグメントにあって、図6で明瞭に示すように、
上部可変図柄要素xがセグメントa,bからなり、
「3」と一致しており、このため、セグメントcからな
る下部可変図柄要素yのみが再変動する。この変動態様
を以下再生変動という。この再生変動態様は、図7イ〜
ニで示すように、横方向に順次スクロールして行なわれ
る。
【0028】そして、この下部可変図柄要素yがセグメ
ントc,d,gからなる下部可変図柄要素yに変換され
ると、「7」が「3」に変化して図柄表示部7a,7
b,7cの全てが揃い、大当りとなる。またはセグメ
ントd,e,gに変換されると「2」が出現して「3,
3,2」となり、ハズレとなる。
ントc,d,gからなる下部可変図柄要素yに変換され
ると、「7」が「3」に変化して図柄表示部7a,7
b,7cの全てが揃い、大当りとなる。またはセグメ
ントd,e,gに変換されると「2」が出現して「3,
3,2」となり、ハズレとなる。
【0029】この「3,3,7」の図柄再生過程とし
て、「3,3」が変わる態様もある。この場合には、下
部可変図柄要素yのセグメントc,d,gがセグメント
cに変換されることにより、「7,7,7」となって、
大当りとなる。また「2,3,7」等のハズレとな
る。
て、「3,3」が変わる態様もある。この場合には、下
部可変図柄要素yのセグメントc,d,gがセグメント
cに変換されることにより、「7,7,7」となって、
大当りとなる。また「2,3,7」等のハズレとな
る。
【0030】さらには、図柄表示部7cの表示図柄が
「3,3,1」のように、図柄表示部7a,7bが一致
しても図柄表示部7cとは可変図柄要素x,yのいずれ
もが不揃の場合には、図柄再生過程を生じないで、従来
のようにそのまま停止する()。
「3,3,1」のように、図柄表示部7a,7bが一致
しても図柄表示部7cとは可変図柄要素x,yのいずれ
もが不揃の場合には、図柄再生過程を生じないで、従来
のようにそのまま停止する()。
【0031】一方、リーチ状態では無くとも、図柄再生
過程が実行される場合もある。例えば、「2,3,2」
と仮停止した場合にあっては、これらはその上部可変図
柄要素xが全て同じであるために、各下部可変図柄要素
yが再生変動し、「7,7,7」の大当りとなった
り、「3,7,2」のハズレとなったりする。
過程が実行される場合もある。例えば、「2,3,2」
と仮停止した場合にあっては、これらはその上部可変図
柄要素xが全て同じであるために、各下部可変図柄要素
yが再生変動し、「7,7,7」の大当りとなった
り、「3,7,2」のハズレとなったりする。
【0032】なお、上部可変図柄要素xが「1,5,
8」のように不一致の場合には、従来通り、そのまま確
定することとなる。
8」のように不一致の場合には、従来通り、そのまま確
定することとなる。
【0033】このように、リーチ状態、又はリーチで無
くとも、図柄表示部7a,7b,7cの各上部可変図柄
要素xが一致した場合には、図柄再生過程が実行させる
こととなる。
くとも、図柄表示部7a,7b,7cの各上部可変図柄
要素xが一致した場合には、図柄再生過程が実行させる
こととなる。
【0034】尚、図8イ〜ニで示すように、各下部可変
図柄要素yが一致した場合に図柄再生過程を実行して、
上部可変図柄要素xを再生変動するようにしても良い。
図柄要素yが一致した場合に図柄再生過程を実行して、
上部可変図柄要素xを再生変動するようにしても良い。
【0035】上述の構成にあって、一見して上部可変図
柄要素x又は下部可変図柄要素yが一致しているかどう
かを判別することは困難である。そこで、かかる上部可
変図柄要素x,下部可変図柄要素yの一致を容易に判定
でき、かつかかる判定に伴って、図柄再生過程により敗
者復活戦的に大当りがくることを期待し得るように、図
6で示すように、同一の上部可変図柄要素x,又は下部
可変図柄要素yには同一色調又は同一明暗とし、瞬時に
判別できるようにしても良い。
柄要素x又は下部可変図柄要素yが一致しているかどう
かを判別することは困難である。そこで、かかる上部可
変図柄要素x,下部可変図柄要素yの一致を容易に判定
でき、かつかかる判定に伴って、図柄再生過程により敗
者復活戦的に大当りがくることを期待し得るように、図
6で示すように、同一の上部可変図柄要素x,又は下部
可変図柄要素yには同一色調又は同一明暗とし、瞬時に
判別できるようにしても良い。
【0036】図9は、他の図柄再生過程を示すものであ
る、ここで、上述の構成にあっては、図柄表示部7a,
7b,7cを仮停止表示し、その後に、上部可変図柄要
素x,下部可変図柄要素yのいずれかが揃った場合に
は、敗者復活戦的に、横方向スクロールして図柄再生過
程を行なうようにしたものであるが、この構成にあって
は、同図で示すように、リーチ状態で、かつ上部可変図
柄要素x(又は下部可変図柄要素y)が一致した場合に
は、図柄表示部7a,7bと共通するセグメントa,b
からなる上部可変図柄要素x(又は下部可変図柄要素
y)のみを図柄表示部7cに先行表示しておき、図柄表
示部7cの下部可変図柄要素yを再生変動させる手段が
提案され得る。この構成にあっては、図柄の一部のみが
変動することとなり、従来にはない変動態様となる。そ
して、下部可変図柄要素yの確定により、図柄表示部7
cに数字が表われる。この数字は前記セグメントa,b
のみによって上部可変図柄要素xが形成される数字群か
ら選択される。すなわち「2」,「3」,「7」のうち
から選択され、「7」となると大当り作動を生ずること
となる。
る、ここで、上述の構成にあっては、図柄表示部7a,
7b,7cを仮停止表示し、その後に、上部可変図柄要
素x,下部可変図柄要素yのいずれかが揃った場合に
は、敗者復活戦的に、横方向スクロールして図柄再生過
程を行なうようにしたものであるが、この構成にあって
は、同図で示すように、リーチ状態で、かつ上部可変図
柄要素x(又は下部可変図柄要素y)が一致した場合に
は、図柄表示部7a,7bと共通するセグメントa,b
からなる上部可変図柄要素x(又は下部可変図柄要素
y)のみを図柄表示部7cに先行表示しておき、図柄表
示部7cの下部可変図柄要素yを再生変動させる手段が
提案され得る。この構成にあっては、図柄の一部のみが
変動することとなり、従来にはない変動態様となる。そ
して、下部可変図柄要素yの確定により、図柄表示部7
cに数字が表われる。この数字は前記セグメントa,b
のみによって上部可変図柄要素xが形成される数字群か
ら選択される。すなわち「2」,「3」,「7」のうち
から選択され、「7」となると大当り作動を生ずること
となる。
【0037】その他、上部可変図柄要素xを共通する数
字群は、セグメントa,fからなるものとして5,6が
あり、セグメントa,b,fからなるものとして8,
9,0がある。
字群は、セグメントa,fからなるものとして5,6が
あり、セグメントa,b,fからなるものとして8,
9,0がある。
【0038】そして、乱数列からあらかじめ選定された
図柄表示部7a,7b,7cの図柄が上部可変図柄要素
xを同一とする数字群に属する場合にあって、該上部可
変図柄要素xを先行表示され、下部可変図柄要素yのみ
が変動することとなる。
図柄表示部7a,7b,7cの図柄が上部可変図柄要素
xを同一とする数字群に属する場合にあって、該上部可
変図柄要素xを先行表示され、下部可変図柄要素yのみ
が変動することとなる。
【0039】尚、下部可変図柄要素yが同一数字群に属
する場合に、該下部可変図柄要素yを先行表示するよう
にしてもよい。この場合の数字群として、セグメント
c,d,gからなる下部可変図柄要素yを有するものと
して、3,5,9があり、セグメントc,d,e,gか
らなるものとして、6,8があり、セグメントcからな
るものとして、1,4,7がある。
する場合に、該下部可変図柄要素yを先行表示するよう
にしてもよい。この場合の数字群として、セグメント
c,d,gからなる下部可変図柄要素yを有するものと
して、3,5,9があり、セグメントc,d,e,gか
らなるものとして、6,8があり、セグメントcからな
るものとして、1,4,7がある。
【0040】上述の構成にあっては、数字によって構成
される表示図柄について説明したが、絵柄にあっても、
適用可能となる。その一例を図10〜12に従って説明
する。
される表示図柄について説明したが、絵柄にあっても、
適用可能となる。その一例を図10〜12に従って説明
する。
【0041】図10は、絵柄例を示すものであり、例え
ば、下部可変図柄要素yの胴体部を歩行状態、飛んでい
る状態、座っている状態の三種類の状態図から選択して
構成し、上部可変図柄要素xを頭位置の異なった2種類
の状態図から選択して構成する。そしていずれの上部可
変図柄要素x,下部可変図柄要素yの結合でも、絵柄が
完成するようにする。
ば、下部可変図柄要素yの胴体部を歩行状態、飛んでい
る状態、座っている状態の三種類の状態図から選択して
構成し、上部可変図柄要素xを頭位置の異なった2種類
の状態図から選択して構成する。そしていずれの上部可
変図柄要素x,下部可変図柄要素yの結合でも、絵柄が
完成するようにする。
【0042】そして、図11で示すように、図柄表示部
7a,7bが変動してリーチとなり、かつ図柄表示部7
cが仮停止し、該図柄表示部7cの下部可変図柄要素y
が他の図柄表示部7a,7bの下部可変図柄要素yと一
致する場合には、上部可変図柄要素xを横方向スクロー
ルして再生変動し、場合によっては鎖線のように、上部
可変図柄要素xも一致させて大当りとする。
7a,7bが変動してリーチとなり、かつ図柄表示部7
cが仮停止し、該図柄表示部7cの下部可変図柄要素y
が他の図柄表示部7a,7bの下部可変図柄要素yと一
致する場合には、上部可変図柄要素xを横方向スクロー
ルして再生変動し、場合によっては鎖線のように、上部
可変図柄要素xも一致させて大当りとする。
【0043】同様に、図12で示すように、上部可変図
柄要素xのみが一致している場合に、図柄表示部7cの
下部可変図柄要素yを横方向スクロールして再生変動
し、図柄を再形成するようにしても良い。なお、この絵
柄を用いた場合にも、リーチ状態で、図柄表示部7cに
上部可変図柄要素x,下部可変図柄要素yのいずれかを
先行表示することもできる。このような変化に富んだ一
連の図柄作動制御は、図3で示す中央制御装置CPUに
より容易に実行される。かかる制御手段を図5との関係
で詳細に説明する。
柄要素xのみが一致している場合に、図柄表示部7cの
下部可変図柄要素yを横方向スクロールして再生変動
し、図柄を再形成するようにしても良い。なお、この絵
柄を用いた場合にも、リーチ状態で、図柄表示部7cに
上部可変図柄要素x,下部可変図柄要素yのいずれかを
先行表示することもできる。このような変化に富んだ一
連の図柄作動制御は、図3で示す中央制御装置CPUに
より容易に実行される。かかる制御手段を図5との関係
で詳細に説明する。
【0044】すなわち、図3に示す中央制御装置CPU
に接続された記憶装置ROMに、0〜224のコマから
なり、例えば「7」を当りとする当り乱数列Kと、
「0」〜「2」からなり、「1」,「2」の選択により
再生変動を発生させる再生変動乱数列Nと、当り乱数列
Kの結果により選定される内部当り乱数列Lと、内部ハ
ズレ乱数列M1 ,M2 ,M3 を格納しておく。
に接続された記憶装置ROMに、0〜224のコマから
なり、例えば「7」を当りとする当り乱数列Kと、
「0」〜「2」からなり、「1」,「2」の選択により
再生変動を発生させる再生変動乱数列Nと、当り乱数列
Kの結果により選定される内部当り乱数列Lと、内部ハ
ズレ乱数列M1 ,M2 ,M3 を格納しておく。
【0045】そして、始動口14を玉通過すると同時に
乱数列Kを選定する。そして、この値がK=7の場合に
は、図柄表示部7a,7b,7cが変動すると同時に、
前記内部当り乱数Lから値を選出して、当り図柄を決定
すると共に、再生変動乱数列Nを抽選し、再生変動をす
るかどうかを抽選する。
乱数列Kを選定する。そして、この値がK=7の場合に
は、図柄表示部7a,7b,7cが変動すると同時に、
前記内部当り乱数Lから値を選出して、当り図柄を決定
すると共に、再生変動乱数列Nを抽選し、再生変動をす
るかどうかを抽選する。
【0046】そして、再生変動乱数列Nで「0」を抽選
した場合には、内部当り乱数列Lから抽選して、リーチ
作動を実行した後、図柄表示部7a,7b,7cに同一
図柄を表示して大当り(図 )とする。
した場合には、内部当り乱数列Lから抽選して、リーチ
作動を実行した後、図柄表示部7a,7b,7cに同一
図柄を表示して大当り(図 )とする。
【0047】また、再生変動乱数列Nからの抽選結果が
「1」の時には、図柄表示部7a=7b≠図柄表示部7
cとなり、かつ各上部可変図柄要素x(又は下部可変図
柄要素y)を共通する図柄を作成し、リーチ作動を実行
した後に仮停止して表示し、その後に、図柄表示部7c
又は図柄表示部7a,7bの下部可変図柄要素yを再生
変動させて停止させ、図柄を一致させる(,)。
尚、図柄表示部7c又は図柄表示部7a,7bのいずれ
を先に確定(非変動)するかは、他の乱数により選択す
るようにすれば良い。
「1」の時には、図柄表示部7a=7b≠図柄表示部7
cとなり、かつ各上部可変図柄要素x(又は下部可変図
柄要素y)を共通する図柄を作成し、リーチ作動を実行
した後に仮停止して表示し、その後に、図柄表示部7c
又は図柄表示部7a,7bの下部可変図柄要素yを再生
変動させて停止させ、図柄を一致させる(,)。
尚、図柄表示部7c又は図柄表示部7a,7bのいずれ
を先に確定(非変動)するかは、他の乱数により選択す
るようにすれば良い。
【0048】さらには、再生変動乱数列Nからの抽選結
果が「2」の場合には、図柄表示部7a,7b,7cを
上部可変図柄要素x(又は下部可変図柄要素y)が一致
する図柄群から図柄表示部7a≠7bとなるように図柄
を抽出し、仮停止した後に、各図柄表示部7a,7b,
7cの下部可変図柄要素y(又は上部可変図柄要素x)
を再生変動させて、同一図柄を形成して大当り()と
する。
果が「2」の場合には、図柄表示部7a,7b,7cを
上部可変図柄要素x(又は下部可変図柄要素y)が一致
する図柄群から図柄表示部7a≠7bとなるように図柄
を抽出し、仮停止した後に、各図柄表示部7a,7b,
7cの下部可変図柄要素y(又は上部可変図柄要素x)
を再生変動させて、同一図柄を形成して大当り()と
する。
【0049】また、これがK≠7の場合には、内部ハズ
レ乱数列M1 ,M2 ,M3 を順次選出し、図柄表示部7
a,7b,7cをハズレ表示する。この時、内部ハズレ
乱数列M1 ,M2 の選出値が等しい場合には、図柄表示
部7a=7bとして、リーチ作動させる。そして、も
し、内部ハズレ乱数列M3 から選出された図柄が、図柄
表示部7a,7bとたまたま等しい場合には、1コマ先
おくりして図柄表示部7cを表示し、図柄表示部7a,
7b,7cが必ずハズレとなるようにする。
レ乱数列M1 ,M2 ,M3 を順次選出し、図柄表示部7
a,7b,7cをハズレ表示する。この時、内部ハズレ
乱数列M1 ,M2 の選出値が等しい場合には、図柄表示
部7a=7bとして、リーチ作動させる。そして、も
し、内部ハズレ乱数列M3 から選出された図柄が、図柄
表示部7a,7bとたまたま等しい場合には、1コマ先
おくりして図柄表示部7cを表示し、図柄表示部7a,
7b,7cが必ずハズレとなるようにする。
【0050】さらに、この状態で、各上部可変図柄要素
x(又は下部可変図柄要素y)を調べて、これが一致し
ている場合には、全ての下部可変図柄要素y又はいずれ
かの下部可変図柄要素y(又は上部可変図柄要素x)を
変動し、上述した数字群から選択して当該数字の下部可
変図柄要素y(又は上部可変図柄要素x)に置換させる
ようにする。この場合に、図柄表示部7a,7bと数字
が一致する場合には、1コマ送って必ずハズレとなるよ
うにする(,,)。尚、上部可変図柄要素x(又
は下部可変図柄要素y)が不一致の場合には、そのまま
表示する(,)。
x(又は下部可変図柄要素y)を調べて、これが一致し
ている場合には、全ての下部可変図柄要素y又はいずれ
かの下部可変図柄要素y(又は上部可変図柄要素x)を
変動し、上述した数字群から選択して当該数字の下部可
変図柄要素y(又は上部可変図柄要素x)に置換させる
ようにする。この場合に、図柄表示部7a,7bと数字
が一致する場合には、1コマ送って必ずハズレとなるよ
うにする(,,)。尚、上部可変図柄要素x(又
は下部可変図柄要素y)が不一致の場合には、そのまま
表示する(,)。
【0051】上述した再生変動が発生した場合には、音
楽を変換するようにすれば、さらに高揚感が高まる。こ
れは図3に示す中央制御装置CPUに接続されたスピー
カーを制御する音処理装置により実行される。
楽を変換するようにすれば、さらに高揚感が高まる。こ
れは図3に示す中央制御装置CPUに接続されたスピー
カーを制御する音処理装置により実行される。
【0052】また上述の実施例では図柄表示部7a,7
b,7cを、各個別々の表示器により構成したが、単一
の表示器に図柄表示部7a,7b,7cを並列状に配置
しても良い。この場合に、再生変動は、各可変図柄要素
x(y)を同時的に横方向スクロールさせて、図柄を再
形成するようにしても良い。
b,7cを、各個別々の表示器により構成したが、単一
の表示器に図柄表示部7a,7b,7cを並列状に配置
しても良い。この場合に、再生変動は、各可変図柄要素
x(y)を同時的に横方向スクロールさせて、図柄を再
形成するようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】本発明にあっては、各図柄表示部7a,
7b,7cの表示図柄を上部可変図柄要素xと、下部可
変図柄要素yとの結合により構成すると共に、従来と同
様に図柄表示部7a,7b,7cが変動して、仮停止し
た後に、上部可変図柄要素xまたは下部可変図柄要素y
のいずれか一方が揃っているような所定の場合に、選択
的に他方の可変図柄要素x,yを再生変動させるように
したから、従来にはない、斬新な図柄変動態様とするこ
とができる。
7b,7cの表示図柄を上部可変図柄要素xと、下部可
変図柄要素yとの結合により構成すると共に、従来と同
様に図柄表示部7a,7b,7cが変動して、仮停止し
た後に、上部可変図柄要素xまたは下部可変図柄要素y
のいずれか一方が揃っているような所定の場合に、選択
的に他方の可変図柄要素x,yを再生変動させるように
したから、従来にはない、斬新な図柄変動態様とするこ
とができる。
【0054】また、その上下半分は元の図柄と同一であ
りながら、再変動により他の図柄に切り替わることとな
り、敗者復活戦的な作動が可能となり、その変動過程で
遊技者は新たな期待感を抱くことができる。
りながら、再変動により他の図柄に切り替わることとな
り、敗者復活戦的な作動が可能となり、その変動過程で
遊技者は新たな期待感を抱くことができる。
【0055】さらにまた、リーチ状態のときに、最後に
図柄停止する図柄表示部7cの、他の図柄表示部7a,
7bと同一の可変図柄要素のみを先行表示した後、他方
の可変図柄要素を変動させてから停止するようにした場
合には、従来に無い斬新なリーチ状態となり、意外性を
生じて、当り状態への期待感を高揚させることができ、
パチンコ遊技の興趣を増大し得ることとなる等の優れた
効果がある。
図柄停止する図柄表示部7cの、他の図柄表示部7a,
7bと同一の可変図柄要素のみを先行表示した後、他方
の可変図柄要素を変動させてから停止するようにした場
合には、従来に無い斬新なリーチ状態となり、意外性を
生じて、当り状態への期待感を高揚させることができ、
パチンコ遊技の興趣を増大し得ることとなる等の優れた
効果がある。
【図1】本発明のパチンコ機1を示す正面図である。
【図2】本発明の図柄組合わせ表示装置6の正面図であ
る。
る。
【図3】中央制御装置CPUを示すブロック回路図であ
る。
る。
【図4】図柄表示部7a,7b,7cを構成する7セグ
メントの正面図である。
メントの正面図である。
【図5】図柄表示部7a,7b,7cの変動態様を時系
列的に示す説明図である。
列的に示す説明図である。
【図6】図柄表示部7a,7b,7cの仮停止状態の一
例を示す正面図である。
例を示す正面図である。
【図7】図柄表示部7cの下部可変図柄要素yの再生変
動態様を示す作動説明図である。
動態様を示す作動説明図である。
【図8】図柄表示部7cの上部可変図柄要素xの再生変
動態様を示す作動説明図である。
動態様を示す作動説明図である。
【図9】他の手段における図柄表示部7a,7b,7c
の仮停止状態を示す正面図である。
の仮停止状態を示す正面図である。
【図10】表示図柄として絵柄を用いた場合の図柄表示
部7a,7b,7cの表示例の正面図である。
部7a,7b,7cの表示例の正面図である。
【図11】絵柄を用いた場合の上部可変図柄要素xの再
生変動態様を示す作動説明図である。
生変動態様を示す作動説明図である。
【図12】絵柄を用いた場合の下部可変図柄要素yの再
生変動態様を示す作動説明図である。
生変動態様を示す作動説明図である。
1 パチンコ機 6 図柄組合わせ表示装置 7a,7b,7c 図柄表示部 14 始動口 15 入賞口開閉装置 22 入賞装置 23 特別入賞口 x 上部可変図柄要素 y 下部可変図柄要素
Claims (8)
- 【請求項1】 予め定められた種々の図柄を変動表示す
る図柄表示部からなる図柄組合わせ表示装置を備え、各
図柄表示部が図柄変動後、停止して種々の組合わせの図
柄を表示し、各図柄が揃った時に遊技者にとって利益あ
る作動を生じさせるようにした遊技機において、 各図柄表示部の表示図柄を上部可変図柄要素と、下部可
変図柄要素との結合により構成すると共に、各図柄表示
部の図柄変動の仮停止後に、所定の図柄表示部の、いず
れか一方の可変図柄要素のみを再変動させて停止し、上
部可変図柄要素と、下部可変図柄要素との新たな結合に
より図柄を再形成してなる図柄再生過程を選択的に実行
する図柄制御手段を備えたことを特徴とするパチンコ機
等の遊技機。 - 【請求項2】 図柄変動の仮停止後に、その図柄の組み
合わせが、上部可変図柄要素または下部可変図柄要素の
いずれか一方が揃っているときに、所定の図柄表示部の
他方の可変図柄要素を再変動させて停止し、上部可変図
柄要素と、下部可変図柄要素との新たな結合により図柄
を再形成して、図柄の組み合わせを確定するようにした
図柄制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の
パチンコ機等の遊技機。 - 【請求項3】 最後に仮停止した図柄表示部の図柄のみ
が異なっており、かつ一方の可変図柄要素のみが一致し
ているときに、当該図柄表示部の他方の可変図柄要素を
再変動させて停止し、上部可変図柄要素と、下部可変図
柄要素との新たな結合により前記図柄表示部の図柄を再
形成して、図柄の組み合わせを確定するようにした図柄
制御手段を備えたことを特徴とする請求項2記載のパチ
ンコ機等の遊技機。 - 【請求項4】 予め定められた種々の図柄を変動表示す
る図柄表示部からなる図柄組合わせ表示装置を備え、各
図柄表示部が図柄変動後、停止して種々の組合わせの図
柄を表示し、各図柄が所定の組み合わせの時に遊技者に
とって利益ある作動を生じさせるようにした遊技機にお
いて、 各図柄表示部の表示図柄を上部可変図柄要素と、下部可
変図柄要素との組み合わせにより構成すると共に、最後
に図柄停止する図柄表示部以外の図柄表示部が所定の組
合わせ図柄となったときに、最後に図柄停止する図柄表
示部の、既に停止した他の図柄表示部と同一の可変図柄
要素のみを先行表示した後に、他方の可変図柄要素を変
動させてから停止し、上部可変図柄要素と、下部可変図
柄要素との結合により該図柄表示部の図柄を形成して、
図柄の組み合わせを確定するようにした図柄制御手段を
備えたことを特徴とするパチンコ機等の遊技機。 - 【請求項5】 前記遊技機が、予め定められた種々の図
柄を変動表示する図柄表示部によって構成され、球検知
装置を備えた始動口を遊技球が通過すると、球検知装置
からの球検知信号に基づいて各図柄表示部を図柄変動さ
せ、停止して種々の組合わせの図柄を表示する図柄組合
わせ表示装置を備えたパチンコ機であることを特徴とす
る請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項6】 前記図柄表示部の表示図柄が7セグメン
トによって表示される数字であることを特徴とする請求
項1乃至請求項5のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項7】 各図柄表示部の図柄を構成する上部可変
図柄要素又は下部可変図柄要素のうち同一の可変図柄要
素を、同一色調又は同一明暗としたことを特徴とする請
求項1乃至請求項6のいずれかに記載の遊技機。 - 【請求項8】 可変図柄要素の再変動を横方向スクロー
ルにより実行して図柄制御するようにしたことを特徴と
する請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のパチンコ
機等の遊技機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05347685A JP3105727B2 (ja) | 1993-12-25 | 1993-12-25 | パチンコ機等の遊技機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05347685A JP3105727B2 (ja) | 1993-12-25 | 1993-12-25 | パチンコ機等の遊技機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07185089A JPH07185089A (ja) | 1995-07-25 |
JP3105727B2 true JP3105727B2 (ja) | 2000-11-06 |
Family
ID=18391883
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05347685A Expired - Fee Related JP3105727B2 (ja) | 1993-12-25 | 1993-12-25 | パチンコ機等の遊技機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3105727B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101856695B1 (ko) * | 2016-12-12 | 2018-05-10 | 현대오트론 주식회사 | 프로그래머블 오버 드라이빙 회로를 탑재한 구동 장치 |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010155110A (ja) * | 1996-02-19 | 2010-07-15 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2007325946A (ja) * | 1996-02-19 | 2007-12-20 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP4864831B2 (ja) * | 1996-02-19 | 2012-02-01 | タイヨーエレック株式会社 | 弾球遊技機 |
JP2000334110A (ja) * | 1999-05-31 | 2000-12-05 | Ace Denken:Kk | 遊技機 |
JP4505892B2 (ja) * | 1999-09-06 | 2010-07-21 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2000342792A (ja) * | 2000-01-01 | 2000-12-12 | Ace Denken:Kk | 遊技機 |
JP2000342793A (ja) * | 2000-01-01 | 2000-12-12 | Ace Denken:Kk | 遊技機 |
JP4555486B2 (ja) * | 2001-01-30 | 2010-09-29 | 株式会社平和 | 遊技機 |
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