JP3104868B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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Description
るものであり、特に任意角回転、拡大縮小、クリッピン
グを安価で高速に行うようにするものである。
える幾何学的処理と、画素値に変更を加える画素値処理
とに大別できる。前者の具体例としては画像の回転、拡
大、縮小といったアフィン変換や、画素を切り抜くクリ
ッピングなどがある。後者の具体例としては色補正、フ
ィルタ処理などがある。
処理と異なる点がある。すなわち、一般的な画像処理で
は、画像データをラスタ走査順に処理し、結果もラスタ
走査順に出力される。これに対し回転処理は入力すなわ
ちソース側と出力すなわちデスティネーション側でデー
タの入出力の順番が異なる。
ータを入力すると、回転されたデータはデスティネーシ
ョン側で斜め方向に書き込まれることになる。従って、
デスティネーション側では画像データのランダムアクセ
スが必要になる。これを以下順変換方式と呼ぶ。反対に
デスティネーション側でラスタ走査順となるように画像
データを転送させると、ソース側にランダムアクセスが
必要となる。この方式を以下逆変換方式と呼ぶ。
ション側のいずれかでランダムアクセスが必要となる。
従来技術ではこれを可能とするためにページメモリを用
いる。すなわち、順変換方式ならデスティネーション側
のページメモリ上に回転画像を生成し、また逆変換方式
ならページメモリに全画像を書き込んでから回転処理し
ている。この方式を前提に画像データの転送時間と座標
計算時間を短縮する方式が提案されている。
つである特開昭61−161576号公報に記載された
技術について説明する。第1の従来例は画像を局所的、
すなわちブロック単位で処理することにより、回転処理
の高速化を図ったものである。以下、第1の従来例につ
いて図17を用いて説明する。図17は本発明の説明に
合うよう語句などを変更してあるが、本質的には従来例
の公報の記載となんら変わることはない。図17中、1
0は画像入力部、29は逆変換座標算出部、48はペー
ジメモリ読み出し部、49はソース側ページメモリ、5
2は変換ROM、51は局所データ変換部、78はペー
ジメモリ書き込み部、79はデスティネーション側ペー
ジメモリ、80は画像出力部、200は入力画像デー
タ、228はソース側アドレス情報、229は逆変換座
標、230は局所データ、231は変換ROMの変換情
報、240は変換された局所データ、269はデスティ
ネーション側アドレス情報、270は出力画像データで
ある。
0は入力画像データ200をソース側ページメモリ49
へ格納する。逆変換座標算出部29はデスティネーショ
ン側における局所データの中心画素を逆変換したソース
側における座標を算出し、逆変換座標229として出力
する。ページメモリ読み出し部48は逆変換座標229
を中心とする局所データのソース側アドレス228をソ
ース側ページメモリ49へ送出する。ソース側ページメ
モリ49は入力画像データ200を格納し、ソース側ア
ドレス228に従って局所データ230を局所データ変
換部61へ送出する。局所データ変換部51は変換RO
M52の変換情報231に基づいて、読み出した局所デ
ータ230に回転、拡大、縮小などの変換処理を行い、
変換した局所データ240をデスティネーション側ペー
ジメモリ79へ出力する。ページメモリ書き込み部78
は逆変換座標229に対応するデスティネーション側ア
ドレス269をデスティネーション側ページメモリ79
へ送出する。デスティネーション側ページメモリ79は
変換した局所データ240を格納し、デスティネーショ
ン側アドレス269に従って出力画像データ270を画
像出力部80へ送出する。画像出力部80は出力画像デ
ータ270を外部へ出力する。
ば3×3画素のブロックデータであるとする。
回転と広域的回転に分けて処理する動作を、図18を用
いて説明する。図18中、400は回転前局所データ、
410は回転前中心画素、420は回転中心画素、43
0は理想回転後局所データ、440は回転後中心画素、
450は回転後局所データである。
420を中心に回転すると、理想回転後局所データ43
0となる。しかし画素は水平方向および垂直方向に並べ
なければならないので、実際には回転後局所データ45
0とその位置する座標を得ることが回転処理の目的とな
る。さて、第1の実施例において、回転後局所データ4
50は、理想回転後局所データ430に対して回転後中
心画素440を中心とした局所的な回転処理を行うこと
によって得られる。この処理は局所データによらず一定
だから、回転角度αに応じて局所データ内における回転
先をテーブル化してROMに格納しておけば、局所デー
タごとに座標計算しなおす必要がない。回転後中心画素
440は回転前中心画素410と回転中心画素420お
よび回転角度αから計算する必要があるが、この計算は
局所データ毎に行えばよい。
は、変換ROM52に基づく局所的処理と、回転先の局
所データのアドレスを求める広域的処理の2つの処理に
よって行うことを特徴とする。第1の従来例によれば高
速な回転処理が可能である。すなわち前者の局所的処理
は単純化されているためにハードウェアなどによる高速
化が可能であり、また広域的処理は演算回数自体を削減
できる。
メモリを持つことが前提となっており、ページメモリが
一般に高価であることから、装置全体のコストが高くな
るという問題がある。
り、コストを低く抑えようとする従来技術を第2の従来
例として説明する。第1の従来例では処理を局所的処理
と広域的処理に分解したが、局所的処理を行うだけなら
局所データ分のメモリがあれば十分である。そこで広域
的処理は画像の入出力順を工夫することで吸収し、メモ
リは画像入出力部との間に小容量のバッファメモリを持
つだけに抑えたのが、第2の従来例である。
17と同様の部分については同じ符号を付し、説明を省
く。図19中、46はバッファ読み出し部、47は読み
出し用バッファ、76はバッファ書き込み部、77は書
き込み用バッファ、227はソース側アドレス情報、2
68はデスティネーション側アドレス情報である。
9を中心とする局所データのソース側アドレス227を
読み出し用バッファ47へ送出する。読み出し用バッフ
ァ47は、入力画像データ200をラスタ走査順に格納
し、ソース側アドレス情報227に従って局所データ2
30を局所データ変換部51へ送出する。バッファ書き
込み部76は逆変換座標229に対応するデスティネー
ション側アドレス268を書き込み用バッファ77へ送
出する。書き込み用バッファ77は変換した局所データ
240を格納し、デスティネーション側アドレス268
に従って出力画像データ270を画像出力部80へ送出
する。
7が小さいほどコストを抑えることができる。最低でも
局所データを45度回転したときに必要なライン数分の
容量を持てば、読み出し用バッファ47を構成すること
ができる。
説明する。図20は入力画像から出力画像までの局所デ
ータの流れ(〜)を示している。第2の従来例にお
ける処理は次のような流れで行われる。
ブロッキングした局所データの中心(Xdes,Ydes)の
逆変換座標(Xsrc,Ysrc)を求める。 逆変換座標を中心とした局所データを読み出し用バッ
ファ47に読み出す。このとき安価なハードディスクな
どではランダムアクセスによる高速な読み出しが不可能
なため、対象となる局所データを含むラインを構成する
全ての画像データを読み出す。 読み出し用バッファ47内から逆変換座標を中心とす
る局所データを読み出す。 切り出した局所データに対し、変換ROM52に基づ
いて回転、拡大、縮小といった処理を行う。 処理した局所データをステップの(Xdes,Ydes)
に従って書き込み用バッファ77に書き込む。 書き込み用バッファ77に全ての画像データが準備で
きたら出力する。
処理はデスティネーション側でラスタ走査順となるよう
に行うので、ソース側では同じ水平方向のラインを何度
も通過しながら処理する。第2の従来例では読み出し用
バッファ47は小さいものと仮定しているので、結局ス
テップでは同一ラインを何度も読み出すことが必要に
なる。
ステップの読み出しを1回限りにすることも可能であ
る。しかしこの場合には出力した画像を再編集する仕組
みが必要となるので、一般にここで説明した逆変換方式
より処理負荷が重くなる。
リの代わりに少量の入出力用バッファを備え、画像入出
力部にはハードディスクなどの安価な装置を使うことが
できるので、全体のコストを抑えることが可能である。
しかしながらこの方式ではソース側の読み出しにおい
て、同一画像の読み出しを何度も行わねばならず処理速
度が遅くなるという問題がある。
解決するためのもので、ページメモリを持つことなく少
ない容量のメモリを用いて、高速に低コストでこれら画
像の回転、拡大縮小、クリッピング処理可能にすること
を目的とする。
目的を達成するために、特許請求の範囲に記載のとおり
の構成を採用している。
ータを読み出すためのバンドデータ格納手段において、
ラスタ走査順に1回だけ入力画像を読み込むだけで入力
画像を局所的に分割した局所データ単位に回転処理で
き、これらを中間バッファに格納して再びバンドバッフ
ァ上に格納することで局所データの広域的回転(平行移
動)が行われ、回転および拡大縮小処理などの変換され
た出力画像が得られる。
いて詳細に説明する。
ク図である。図中、10は画像入力部、20はアドレス
制御手段、40はバンドデータ格納手段、50は局所デ
ータ変換手段、60は変換データ格納手段、70はバン
ドデータ格納手段、80は画像出力手段、200は入力
画像データ、220はソース側のアドレス情報、230
は局所データ、240は変換された局所データ、250
はデスティネーション側のアドレス情報、260は変換
された局所データ、270は出力画像データである。
段10はラスタ走査順に1ラインずつ入力画像データ2
00をバンドデータ格納手段40へ送出する。アドレス
制御手段20はソース側のアドレス情報220をバンド
データ格納手段40へ送出し、デスティネーション側の
アドレス情報250を変換データ格納手段60へ送出す
る。バンドデータ格納手段40は局所データが十分格納
できる大きさで常にラスタ走査順に1ライン画像データ
が入力されたら最も古い1ラインのデータを破棄するよ
うなバンドバッファを有し、入力画像データをバンド状
のデータ(以下これをバンドデータと呼ぶ)としてバン
ドバッファに格納する機能を有し、ソース側のアドレス
情報220の示すバンドバッファ内の局所データ230
を送出する。局所データ変換部50は回転や拡大縮小な
どの変換機能を有し、画像の局所データ230の変換さ
れた局所データ240を送出する。変換データ格納手段
60は変換された局所データ240を一時的に格納でき
るランダムアクセス可能な中間バッファを有し、デステ
ィネーション側のアドレス情報250の示す局所データ
260を送出する。バンドデータ格納手段70は局所デ
ータを十分格納できる大きさのバンドバッファを有し、
このバンドバッファへ変換された局所データ260を格
納した後に出力画像データ270を画像出力手段80へ
送出する。画像出力手段80は出力画像データ270を
バンドごとに受け取り、他の記憶装置または外部へ送出
する。
説明する。図2は本基本概念の動作を説明するフローチ
ャートである。以下、図2を用いて説明する。
ッファに読み出す。S20ではバンドデータ格納手段4
0が保持するバンドバッファ内に、ソース側のアドレス
情報が示す局所データが存在する場合はS30へ、バン
ドバッファ内に存在しない場合はS10で再び入力画像
の1ラインを読み出す。S30ではソース側のアドレス
情報が示すバンドバッファ内の局所データを局所データ
変換部50へ送出する。S40では送出された局所デー
タを回転や拡大縮小といった変換処理を行い、変換デー
タ格納手段60が保持する中間バッファに格納する。S
50では入力画像について必要な処理を全て行ってない
場合はS10へ、行った場合はS60へ進む。S60で
はデスティネーション側のアドレス情報に従って、中間
バッファ内に格納されている変換された局所データをバ
ンドデータ格納手段70が保持するバンドバッファへ送
出する。S70ではデスティネーション側のアドレス情
報に従ってバンドバッファ内の局所データを画像出力手
段80へ送出する。S80では入力画像について必要な
処理を全て行ってない場合はS60へ、行った場合は処
理を終了させる。
を読み出すためのバンドデータ格納手段40において、
入力画像を何度も読み込む必要がなくなり、ラスタ走査
順に1回だけ入力画像を読み込むだけで入力画像を局所
的に分割した局所データ単位に回転処理でき、これらを
中間バッファ(変換データ格納手段60)に格納して再
びバンドバッファ(バンドデータ格納手段70)上に格
納することで局所データの広域的回転(平行移動)が行
われ、回転および拡大縮小処理などの変換された出力画
像が得られる。また同時にページメモリを不要とし、少
ないバッファだけでこれら変換処理を実現することがで
きる。
ッファを用いた回転処理を行う手法を説明する。なお、
以下に説明する実施例においては、逆変換方式により回
転処理を行なうようにしている。逆変換方式を採用する
と、出力画素の画素位置を基準にして回転処理を行なえ
るのでより正確な回転処理を行なえる。もちろん、順変
換方式を採用することもできる。
ロック図である。図中、10は画像入力部、21はアド
レスリスト生成部、30はアドレスリストソート部、4
1は読み出し用バンドバッファ、42はバンドバッファ
読み出し制御部、51は局所データ変換部、52は変換
ROM、61は中間バッファ、62は中間バッファ制御
部、71は書き込み用バンドバッファ、80は画像出力
部、200は入力画像データ、210はソース側の逆変
換されたアドレスリスト、220はソートされたソース
側のアドレスリスト、221は読み出し用バンドバッフ
ァ制御信号、230は局所データ、231は局所データ
の変換座標、240は変換された局所データ、250は
デスティネーション側のアドレスリスト、251は中間
バッファ制御信号、260は変換された局所データ、2
70は出力画像データである。
入力画像データ200を順次ラスタ走査順に送出する。
アドレスリスト生成部21はデスティネーション側のア
ドレスリスト250およびこれの逆変換処理によって得
られるソース側のアドレスリスト210を送出する。ア
ドレスリストソート部30はy座標についてソート機能
を有しソース側のアドレスリスト220を送出する。バ
ンドバッファ読み出し制御部42はソース側のアドレス
リストに基づいて読み出し用バンドバッファ41を制御
する機能を有し、制御信号を送出する。局所データ変換
部51は局所データ230および局所データの変換座標
231に基づいて変換された局所データ240を送出す
る。中間バッファ制御部62はデスティネーション側の
アドレスリスト250に基づいて中間バッファの制御信
号251を送出する。中間バッファ61は変換された局
所データを格納する機能を有し、必要に応じて局所デー
タ260を送出する。書き込み用バンドバッファ71は
局所データを格納する機能を有し、バッファデータを順
次送出する。画像出力部80は出力画像を送出する。
明する。図4、図5および図8は本実施例の動作を説明
するフローチャートである。以下、図4、図5および図
8等を用いて本実施例の動作を説明する。
説明する。図4は本実施例の動作を大まかに2つに分け
られることを示している。S100では入力画像を分割
し局所データに分けて変換し、変換結果を変換順に中間
バッファ61へ格納する。S200では中間バッファ6
1内にソートされたアドレスの順番で格納されている局
所データを、広域的に回転(平行移動)させて出力画像
を送出する。それぞれS100およびS200の詳細な
動作は図5および図8に対応している。
4)の動作を説明する。S110ではデスティネーショ
ン側のアドレスリストおよびこれを逆変換して求められ
るソース側のアドレスリストを生成する。S120では
ソース側のアドレスリストをy座標についてソート処理
する。S130ではソートされたソース側のアドレスリ
ストのアドレスを特定するアドレスポインターの初期化
を行う。S140では入力画像の1ラインの画像データ
を読み出し用バンドバッファ41に読み出す。S150
ではアドレスポインターの示すアドレスを中心とした局
所データとなるn×n画素ブロックのデータがバンドバ
ッファ41内に存在するかどうかを判断し、局所データ
の全画素が存在しない場合はS140にて再び入力画像
の1ラインをバンドバッファ41に読み出す。S160
ではS150において局所データの全画素が存在してい
る場合に、このアドレスを中心としたn×n画素ブロッ
クのデータを送出する。S170では予め求めてある座
標変換テーブルに基づいて局所データを変換し中間バッ
ファ61へ格納する。S180ではアドレスリスト上の
アドレスポインターを1つ進ませ、次のアドレスによる
処理準備を行う。S190ではソース側でソートされた
アドレスリストにまたアドレスがあるかどうか判断し、
存在する場合はS150において先のS140において
読み込んだバンドバッファ41内にアドレスの示す局所
データが存在する場合があるためにS150へとぶこと
になり、アドレスリストにアドレスが残っていない場合
は入力画像全てを局所的に変換して中間バッファ61へ
格納したことになる。
1へのデータの読み出し処理について説明する。図6
(a)は、図5の読み出し用バンドバッファ41におけ
るデータの流れを示している。読み出し用バンドバッフ
ァ41としてリングバッファを用いたときの読み出し処
理は次のような流れで行なわれる。
も古く読み出したラインデータを破棄する。 破棄したラインデータの次に読み出したラインデータ
から順番にシフトする。 (n−1)のラインデータをシフトした後、空いたラ
インバッファへ入力画像から新しく1ライン読み出す。
て、入力画像から1ラインずつデータを読み出しなが
ら、局所データを取出せる。
ァ41としてダブルバッファを用いたときのデータの流
れを示している。一般的にデータ転送にバッファを用い
る場合、効率化のためにダブルバッファが頻繁に用いら
れる。本発明においてもダブルバッファを採用すること
ができる。ダブルバッファを用いた読み出し処理は次の
ような流れで行われる。
ンドバッファ(たとえばバッファB)内の局所データを
すべてハードウェアに読み込んだとき、このバンドバッ
ファB内のデータを破棄する。 入力画像において次のnラインのラインデータをステ
ップのバンドバッファBへ読み込む。 バッファAまたはバッファA、Bにまたがる局所デー
タをハードウェアに読み込んだ後に、バッファA内のラ
インデータを破棄し、次の入力画像の読み出しに備え
る。
ァを2つ用いて、交互にnライン単位で読み出せるた
め、読み出し効率が向上する。
理(S170)について説明する。図7は本発明におけ
るアドレスリストの例および大まかな生成手順を示して
いる。局所データの中間バッファ61への格納処理は以
下の流れで行なわれる。
ドレスリストを生成する(図5のS110における処
理)。 ステップのアドレスを逆変換し、さらにy座標に沿
ってソート処理を行ないソース側アドレスを生成する
(図5のS120における処理)。 ソース側アドレス順に変換された局所データを格納
し、その格納アドレスをソース側アドレスに対応させて
記録する。
されたデスティネーション側のブロックに対応するデー
タを、アドレスリストから求めることができる。
の動作を説明する。S201ではデスティネーション側
のアドレスリストのアドレスを特定するアドレスポイン
ターの初期化を行う。S210ではデスティネーション
側のアドレスリストからアドレスポインターの示すアド
レスを読み込む。S220では次の処理のためにアドレ
スポインターを1つ進めておく。S230では読み込ん
だデスティネーション側のアドレスに対応する局所デー
タを、中間バッファ61から送出させ書き込み用バンド
バッファ71へ格納する。S240ではアドレスポイン
ターの示すアドレスが画像の端かどうか判断し、画像端
でない場合はS210にて次のアドレスについて処理す
る。S250ではS240において画像端である場合に
書き込み用バンドバッファ71内の全データをラスタ走
査順に画像出力部80へ送出する。S260ではアドレ
スリストに未処理アドレスが存在するかどうかを判断
し、アドレスが存在する場合はS210にて次のアドレ
スに対する処理を行い、アドレスが存在しない場合は中
間バッファ61に格納された入力画像を全て出力したこ
とになるため処理を終了する。
図9は本実施例のデータの流れ(〜)を示してい
る。本実施例における処理は次のような流れで行われ
る。
たブロック(ブロック1〜24)の中心座標をラスタ走
査順に求めデスティネーション側のアドレスリストとす
る。 デスティネーション側のアドレスリストの座標を逆変
換して得られる座標をy座標についてソートし、ソース
側のアドレスリストを生成する。 入力画像から1ラインずつバンドバッファ41へ読み
込む。 バンドバッファ41内にアドレスポインターの示す座
標を中心とする局所データが存在すれば、その局所デー
タを読み出す。 変換ROM52に予め生成してある局所データの変換
座標に基づいて変換を行い、中間バッファ61へ変換順
に書き込む。 ソース側のアドレスリストについて処理が終わった
ら、ステップで生成したデスティネーション側のアド
レスリストに従って、中間バッファ61から書き込み用
バンドバッファ71に局所データを読み出す。 デスティネーション側のアドレスリストより画像端で
ある場合は、書き込み用バンドバッファ71内のデータ
を出力画像データとして送出する。これをデスティネー
ション側のアドレスリストについて全て行う。
ROM52の変換座標について説明する。図10は8×
8画素のブロックを45度回転する場合の変換テーブル
の例である。図10(a)は変換後の画素の位置を示
し、(b)は45度回転前の画素の位置を示している。
この座標の算出方法は式(1)により容易に求めること
ができる。回転前のブロックの中心に対する各画素の回
転先を算出する。
してマクロブロックバッファを用いた回転処理を行う手
法を説明する。図11は本発明の第2の実施例を説明す
るブロック図である。図中、第1の実施例と異なる構成
を説明すると、22はマクロブロック(以下MBと記
す)アドレスリスト生成部、31はMBアドレスリスト
ソート部、43は読み出し用MBバンドバッファ、44
はMBバッファ読み出し制御部、72は書き込み用MB
バンドバッファ、211はソース側の逆変換されたMB
アドレスリスト、222はソートされたソース側のMB
アドレスリスト、223は読み出し用MBバッファ制御
信号、252はデスティネーション側のMBアドレスリ
スト、253は中間バッファ制御信号である。
る構成を説明する。MBアドレスリスト生成部22はデ
スティネーション側のMBアドレスリスト252および
これの逆変換処理によって得られるソース側のアドレス
リスト211を送出する。MBアドレスリストソート部
31はy座標についてソート機能を有しソース側のMB
アドレスリスト222を送出する。MBバッファ読み出
し制御部44はソース側のMBアドレスリストに基づい
て読みだし用MBバンドバッファ43を制御する機能を
有し、制御信号を送出する。書き込み用MBバンドバッ
ファ72はMBの全データ(以下MBデータと呼ぶ)を
格納する機能を有し、MBデータを順次送出する。
2は第2の実施例のデータの流れを示している。以下、
図12を用いて説明するが、第1の実施例と同様の動作
を行う部分は説明を省略する。
たブロックをいくつか合わせたものをMB(MB:a〜
f)とし、MBおよびMB内の各ブロックの中心座標を
ラスタ走査順に求めデスティネーション側のMBアドレ
スリストとする。 デスティネーション側のMBアドレスリストの座標を
逆変換して得られる座標をy座標についてソートし、ソ
ース側のMBアドレスリストを生成する。このときソー
ト処理はMBの中心座標にのみ行う。 入力画像から1ラインずつMBバンドバッファ43へ
読み込む。 MBバンドバッファ43内にMBアドレスポインター
の示す座標を中心とするMBデータが存在すれば、その
MBデータを各局所データ単位に読み出す。 変換ROM52に予め生成してある局所データの変換
座標に基づいて変換を行い、中間バッファ61へ変換順
にMBデータを書き込む。 ソース側のMBアドレスリストについて処理が終わっ
たら、ステップで生成したデスティネーション側のM
Bアドレスリストに従って、中間バッファ61から書き
込み用MBバンドバッファ72にMBデータを読み出
す。 デスティネーション側のアドレスリストより画像端で
ある場合は、書き込み用MBバンドバッファ72内のデ
ータを出力画像データとして送出する。これをデスティ
ネーション側のアドレスリストについて全て行う。
つか集めたMBを導入する。MBデータが十分格納でき
るMBバンドバッファを用意することにより、ソートす
べきアドレス数をMBの数だけに押さえることができ
る。すなわち図12の例では4ブロックで1つのMBと
すると、ソート数は1/4となる。局所データの変換は
第1の実施例と同様なため変換のためのH/Wは不変で
ある。以上のようにMBを導入することによりソフトウ
ェアの処理負荷を押さえることが可能となる。
るために、アドレスリストをMBだけにして、MB内の
各ブロックのアドレスをブロック間のオフセット値から
ハードウェア内で算出する方式を採用してもよい。対応
するソース側のアドレスリストについてもMBだけに
し、中間バッファ61に格納するデータはいくつかのブ
ロックをまとめて1つの格納アドレスを記録することに
よっても、ソフトウェアの処理負荷が軽減できる。
して中間バッファ61に格納する際に圧縮処理を併用し
た手法を説明する。図13は本発明の第3の実施例を説
明するブロック図である。図中、第2の実施例と異なる
構成を説明すると、90はデータ圧縮部、91はデータ
伸長部、242は圧縮された局所データ、261は圧縮
された局所データである。
る構成を説明する。データ圧縮部90は局所データ単位
の圧縮を行う機能を有し、圧縮された局所データ242
を送出する。データ伸長部91は局所データ単位の伸長
を行う機能を有し、伸長された局所データ260を送出
する。
のブロックデータとしている。このためJPEG(Jo
int Photographic Experts
Group)方式などのブロック符号化を併用すること
によって、中間バッファ61の大きさを削減できるだけ
でなく転送時間を少なくすることができる。なお、本実
施例の圧縮手法としては、例えば、DCT、DFT、D
ST、LOT、アダマール変換、Wavelet変換、
サブバンド符号化のうちいずれかの周波数変換を利用し
たものを採用できる。
様)を理論的に説明するものである。すなわち、アフィ
ン変換の効果は、図14に示すように、局所的な画素単
位の処理(第1項)と広域的な部分画像単位の処理(第
2項)とに分割され、両処理は独立に実行することがで
きる。本実施例では、部分画像内の画素単位の処理(第
1項)を局所データ変換部51で実行し、その後に、こ
れをデータ圧縮部90で圧縮している。そして、書き込
み用MBバンドバッファ72の書き込み時に部分画像単
位の広域的な処理(第2項)を実行するようにしてい
る。このようにすることにより、第2項の処理は画像デ
ータを圧縮した状態で実行することができ、データの転
送やメモリへの書き込みに要する時間を短縮することが
できる。
して第3の実施例においてデータ伸長部91を取り除く
ことにより、処理された画像の圧縮画像を送出する手法
を説明する。図15は本発明の第4の実施例を説明する
ブロック図である。図中、第3の実施例と異なる構成を
説明すると、81は圧縮画像出力部、271は圧縮され
た局所データである。
る構成を説明する。圧縮画像出力部81は圧縮された局
所データをマージする機能を有し、圧縮された出力画像
を送出する。
して取り扱うのが普通である。このため出力後に圧縮処
理を行うことが十分予想されるが、本方式により局所デ
ータを圧縮したままで広域的処理を行うことができる。
本実施例においてJPEG方式などのブロック符号化を
行った場合、各ブロックにおけるDC成分の差分を符号
化する必要があるが、これは圧縮画像出力部81で取り
ながら行うこととする。
して複数のラスタ画像のクリッピング処理を伴った回転
処理手法を説明する。図16は本発明の第5の実施例を
説明するブロック図である。図中、第3の実施例と異な
る構成を説明すると、90はクリップ情報生成部、28
0はクリップ情報である。
る構成を説明する。クリップ情報生成部90は複数のラ
スタ画像の位置や形状情報からクリップ情報を生成する
機能を有し、クリップ情報280をMBアドレスリスト
生成部22に送出する。
複数のラスタデータをその位置情報に従って重ね合わせ
る処理である。従って一つの出力画像を生成するために
重ね合わせるラスタデータ数だけ部分的だとしてもラス
タ走査する必要がある。このためクリッピング処理につ
いても回転処理と同様に入力と出力の順番が異なるため
ページメモリを必要とする。さらにクリッピング処理で
はエッジリスト等の重なり情報に従って、1画素単位に
行う必要がある。この場合データアクセスだけでも膨大
となる。
と同様に局所的処理と広域的処理にわける。すなわち画
素ごとのクリップ処理は局所データに対して行い、広域
的処理は局所データ単位にクリップを行う。図15に示
すように局所データすなわちブロック単位にアドレスを
生成する際に、クリップ情報に基づいて最終的に一番上
側にくる局所領域のみについて行う。例えばラスタA、
Bのクリップ処理を行うときに、ブロック内にラスタ
A、Bが存在する場合はそれぞれのラスタでこのブロッ
クアドレスを生成する。完全にラスタAがラスタBに隠
れるときはこのブロックについてはラスタBだけアドレ
スを生成する。これによって、中間バッファ61に書き
こまれたラスタの境界を含まないブロックは書き込み用
MBバンドバッファ72にそのまま書き込み、境界を含
むブロックは書き込み用MBバンドバッファ72上で画
素単位の局所的処理を行うことができる。
わない場合でもページメモリを用いずにクリッピング処
理がなされ、クリッピング処理の局所的処理および広域
的処理が可能となり、少ない計算時間で処理できる。さ
らに回転を伴ったクリッピング処理の場合に隠れる部分
の回転処理を行う必要がなく、計算量を少なくできる。
よれば、入力画像から局所データを読み出すためのバン
ドデータ格納手段において、入力画像を何度も読み込む
必要がなくなり、ラスタ走査順に1回だけ入力画像を読
み込むだけで入力画像を局所的に分割した局所データ単
位に回転処理でき、これらを中間バッファに格納して再
びバンドバッファ上に格納することで局所データの広域
的回転(平行移動)が行われ、回転および拡大縮小処理
などの変換された出力画像が得られる。またMBを導入
することでS/Wの計算量を削減することが可能とな
り、同時に圧縮処理を併用することでページメモリを不
要とし、少ないバッファだけでこれら変換処理を実現す
ることができる。さらにクリップ情報に基づいてアドレ
スリストを生成することで画素ごとのクリッピング処理
とブロックごとのクリッピング処理に分けられることか
ら全画素にアクセスする必要がなく処理量が軽減され、
回転を伴うクリッピングでも隠れる部分の回転処理は行
わずに済み総処理量が軽減される。
る。
図である。
ーチャートである。
ーチャートである。
ッファの説明図である。
トの説明図である。
ーチャートである。
説明図である。
の説明図である。
ク図である。
の説明図である。
ク図である。
る。
ク図である。
ク図である。
る。
ある。
る。
図である。
スト生成部 29 逆変換座標算出部 30 アドレスリストソート部 31 MBアドレスリストソート部 40 バンドデータ格納手段 41 読み出し用バンドバッファ 42 バンドバッファ読み出し制御部 43 読み出し用MBバンドバッファ 44 MBバッファ読み出し制御部 46 バッファ読み出し部 47 読み出し用バッファ 48 ページメモリ読み出し部 49 ソース側ページメモリ 50 局所データ変換手段 51 局所データ変換部 52 変換ROM 60 変換データ格納手段 61 中間バッファ 62 中間バッファ制御部 70 バンドデータ格納手段 71 書き込み用バンドバッファ 72 書き込み用MBバッファ 76 バッファ書き込み部 77 書き込み用バッファ 78 ページメモリ書き込み部 79 デスティネーション側ページメモリ 80 画像出力手段 90 クリップ情報生成部 200 入力画像データ 210 ソース側の逆変換されたアドレスリスト 211 ソース側の逆変換されたMBアドレスリスト 220 ソース側のアドレス情報 221 ソートされたソース側のアドレスリスト 222 読み出し用バンドバッファ制御信号 223 ソートされたソース側のMBアドレスリスト 224 読み出し用MBバッファ制御信号 227 ソース側アドレス情報 228 ソース側アドレス情報 229 逆変換座標 230 局所データ 231 局所データの変換座標 231 変換ROMの変換情報 240 変換された局所データ 250 デスティネーション側のアドレス情報 251 デスティネーション側のアドレスリスト 252 中間バッファ制御信号 253 デスティネーション側のMBアドレスリスト 254 中間バッファ制御信号 260 変換された局所データ 268 デスティネーション側アドレス情報 269 デスティネーション側アドレス情報 270 出力画像データ 280 クリップ情報 400 回転前局所データ 410 回転前中心画素 420 回転中心画素 430 理想的回転後局所データ 440 回転後中心画素 450 回転後局所データ
Claims (14)
- 【請求項1】 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像の部分画像を格納する第1のバンドデータ
格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段に格納した画像を局所
データに分割し、この局所データの単位で所定の画像処
理を加える局所データ変換手段と、 前記局所データ変換手段で変換された局所データを格納
する変換データ格納手段と、 前記変換データ格納手段に格納した局所データを出力順
に格納する第2のバンドデータ格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段および前記変換データ
格納手段の読み出し順を制御するアドレス制御手段と、 前記第2のバンドデータ格納手段に格納した出力画像を
外部へ出力する画像出力手段とを有し、 前記変換データ格納手段を、 前記変換された局所データに画像圧縮を行う画像圧縮手
段と、 前記画像圧縮手段で得られる圧縮局所データを格納する
圧縮変換データ格納手段と、 前記圧縮局所データを伸長する画像伸長手段 とから構成
することを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像の部分画像を格納する第1のバンドデータ
格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段に格納した画像を局所
データに分割し、この局所データの単位で所定の画像処
理を加える局所データ変換手段と、 前記局所データ変換手段で変換された局所データを格納
する変換データ格納手段と、 前記変換データ格納手段に格納した局所データを出力順
に格納する第2のバンドデータ格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段および前記変換データ
格納手段の読み出し順を制御するアドレス制御手段と、 前記第2のバンドデータ格納手段に格納した出力画像を
外部へ出力する画像出力手段とを有し、 前記変換データ格納手段を、 前記変換された局所データに画像圧縮を行う画像圧縮手
段と、 前記画像圧縮手段で得られる圧縮局所データを格納する
圧縮変換データ格納手段とから構成し、 前記第2のバンドデータ格納手段および前記画像出力手
段で格納および出力されるデータは前記画像圧縮手段で
得られた圧縮データであることを特徴とする画像処理装
置。 - 【請求項3】 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像の部分画像を格納する第1のバンドデータ
格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段に格納した画像を局所
データに分割し、この局所データの単位で所定の画像処
理を加える局所データ変換手段と、 前記局所データ変換手段で変換された局所データを格納
する変換データ格納手段と、 前記変換データ格納手段に格納した局所データを出力順
に格納する第2のバンドデータ格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段および前記変換データ
格納手段の読み出し順を制御するアドレス制御手段と、 前記第2のバンドデータ格納手段に格納した出力画像を
外部へ出力する画像出力手段とを有し、 前記アドレス制御手段を、 前記入力画像と前記出力画像の座標の関係を示すアドレ
スリストを出力画像の処理順に合わせて生成するアドレ
スリスト生成手段と、 前記アドレスリストを入力画像の処理順に合わせて並び
換えるアドレスリストソート手段とから構成し、 前記局所データ変換手段で行われる画像処理が回転処
理、拡大処理、縮小処理のいずれかもしくはその組合せ
であることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項4】 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像の部分画像を格納する第1のバンドデータ
格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段に格納した画像を局所
データに分割し、この局所データの単位で所定の画像処
理を加える局所データ変換手段と、 前記局所データ変換手段で変換された局所データを格納
する変換データ格納手段と、 前記変換データ格納手段に格納した局所データを出力順
に格納する第2のバンドデータ格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段および前記変換データ
格納手段の読み出し順を制御するアドレス制御手段と、 前記第2のバンドデータ格納手段に格納した出力画像を
外部へ出力する画像出力手段とを有し、 前記アドレス制御手段を、 前記アドレスリスト生成手段へクリップ情報を送出する
クリップ情報生成手段と、 前記入力画像と前記出力画像の座標の関係および前記ク
リップ情報に基づいてアドレスリストを出力画像の処理
順に合わせて生成するアドレスリスト生成手段と、 前記アドレスリストを入力画像の処理順に合わせて並び
換えるアドレスリストソート手段とから構成し、 前記局所データ変換手段で行われる画像処理が重ね処理
であることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項5】 画像を入力する画像入力手段と、 前記入力画像の部分画像を格納する第1のバンドデータ
格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段に格納した画像を局所
データに分割し、この局所データの単位で所定の画像処
理を加える局所データ変換手段と、 前記局所データ変換手段で変換された局所データを格納
する変換データ格納手段と、 前記変換データ格納手段に格納した局所データを出力順
に格納する第2のバンドデータ格納手段と、 前記第1のバンドデータ格納手段および前記変換データ
格納手段の読み出し順を制御するアドレス制御手段と、 前記第2のバンドデータ格納手段に格納した出力画像を
外部へ出力する画像出力手段とを有し、 前記アドレス制御手段を、 前記アドレスリスト生成手段へクリップ情報を送出する
クリップ情報生成手段と、 前記入力画像と前記出力画像の座標の関係および前記ク
リップ情報に基づいてアドレスリストを出力画像の処理
順に合わせて生成するアドレスリスト生成手段と、 前記アドレスリストを入力画像の処理順に合わせて並び
換えるアドレスリストソート手段とから構成し、 前記局所データ変換手段で行われる画像処理が回転処
理、拡大処理、縮小処理、重ね処理のいずれかもしくは
その組合せであることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項6】 前記局所データ変換手段を変換ROMで
実現することを特徴とする請求項1ないし5に記載の画
像処理装置。 - 【請求項7】 前記アドレス制御手段をソフトウェアで
実現することを特徴とする請求項1ないし6に記載の画
像処理装置。 - 【請求項8】 前記バンドデータ格納手段は少なくとも
回転した局所データを格納できる容量を持つことを特徴
とする請求項1ないし7に記載の画像処理装置。 - 【請求項9】 前記バンドデータ格納手段はリングバッ
ファであることを特徴とする請求項1ないし8に記載の
画像処理装置。 - 【請求項10】 前記バンドデータ格納手段はダブルバ
ッファであることを特徴とする請求項1ないし8に記載
の画像処理装置。 - 【請求項11】 前記局所データは正方形または長方形
の画素ブロックであることを特徴とする請求項1ないし
10に記載の画像処理装置。 - 【請求項12】 前記アドレス制御手段における処理
を、前記局所データを2つ以上まとめたマクロブロック
単位で行うことを特徴とする請求項1ないし11に記載
の画像処理装置。 - 【請求項13】 前記画像圧縮手段で行われる画像圧縮
処理は画像をブロッキングして符号化するブロック符号
化であることを特徴とする請求項1または2に記載の画
像処理装置。 - 【請求項14】 前記画像圧縮手段で行われる画像圧縮
処理はDCT、DFT、DST、LOT、アダマール変
換、Wavelet変換、サブバンド符号化のうちいず
れかの周波数変換を利用したものであることを特徴とす
る請求項1、2または13に記載の画像処理装置。
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US6480631B2 (en) | 2002-11-12 |
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