JP5925579B2 - 半導体装置、電子装置、及び画像処理方法 - Google Patents

半導体装置、電子装置、及び画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は半導体装置、電子装置、及び画像処理方法に関し、例えば画像処理を行う半導体装置、電子回路、及び画像処理方法に好適に利用できるものである。
近年、車載カメラを用いたドライバーへの情報提供技術が拡がりを見せている。代表的な技術として、車両後方のカメラによるバックガイドモニタや、車両の四隅に取り付けたカメラ画像を合成するアラウンドビューモニタが知られている。
このような車載カメラのレンズには、一般に広い範囲を撮影できるレンズが用いられる。そのため、性能の低いレンズを使用すると、撮影される画像が歪んでしまう。したがって、車載カメラが撮影した画像の歪みを補正する必要がある。
例えば、特許文献1には、車両後方に設けられたCCDカメラが撮像した画像を補正する技術が開示されている。
特開平10−271490号公報
本願の発明者等は、半導体装置の開発に際し、様々な課題を見出した。本願で開示される各実施の形態は、例えば画像処理等に好適な半導体装置を提供する。さらに詳細な特徴は、本明細書の記述及び添付図面によって明らかにされる。
本明細書に開示される一つの態様は半導体装置を含み、当該半導体装置は、撮像装置からの第1画像データが入力され、データバスを介して、第2画像データを記憶部に出力する画像入力部と、記憶部に格納された第2画像データが、データバスを介して入力され、画像表示装置に第3画像データを出力する画像出力部を有する。第3画像データは第1画像データをアフィン変換することで生成される。また、画像入力部においては、アフィン変換中の拡大処理を行わない。
前記一実施の形態によれば、例えば画像処理等に好適であって、良質な半導体装置を提供することができる。
比較例にかかる半導体装置の詳細なブロック図である。 アフィン変換における変換行列のパラメータを説明するための図である。 アフィン変換における変換行列の合成を説明するための図である。 アフィン変換における変換行列の合成を説明するための図である。 比較例にかかる半導体装置のブロック図である。 比較例にかかる半導体装置の動作例を示すフローチャートである。 比較例にかかる歪み補正処理の過程を説明するための図である。(a)は、歪み補正処理前の画像データである。(b)は、出力側画像補正処理部による補正処理が行われた画像データである。 入力部における拡大処理の処理負担を説明するためのブロック図である。 入力部における拡大処理の処理負担を説明するためのタイミングチャートである。 入力部における縮小処理の処理負担を説明するためのブロック図である。 入力部における縮小処理の処理負担を説明するためのタイミングチャートである。 出力部における拡大処理の処理負担を説明するためのブロック図である。 出力部における拡大処理の処理負担を説明するためのタイミングチャートである。 出力部における拡大処理の処理負担を説明するためのブロック図である。 出力部における拡大処理の処理負担を説明するためのタイミングチャートである。 実施の形態1にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の詳細なブロック図である。 実施の形態1にかかる半導体装置の動作例を示すフローチャートである。 実施の形態1にかかる歪み補正処理の過程を説明するための図である。(a)は、歪み補正処理前の画像データである。(b)は、入力側画像補正処理部による補正処理が行われた画像データである。(c)は、出力側画像補正処理部による補正処理が行われた画像データである。 実施の形態1にかかる半導体装置のブロック図における画像データの状態を示した図である。 実施の形態1の変形例1にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態1の変形例2にかかる拡大領域及び非拡大領域を説明するための図である。 実施の形態1の変形例3にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態1の変形例4にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態2にかかる半導体装置のブロック図である。 実施の形態3にかかる半導体装置のブロック図である。
以下では、本発明を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明は省略される。
<歪み補正処理の概要>
図1に本発明者らが検討した比較例にかかる半導体装置9のブロック図を示す。半導体装置9は、外部のカメラ91から取り込んだ画像データの歪みを補正して、外部のモニタ92に補正後の画像を表示させるものである。
半導体装置9は、ビデオ入力部110と、歪み補正部900と、共有バス130と、ビデオ出力部150と、制御部160と、メモリコントローラ170と、内蔵メモリ180と、を備える。
<ビデオ入力部110の構成>
ビデオ入力部110は、入力タイミング制御部111と、ノイズ除去・色変換部112と、を備える。入力タイミング制御部111は、カメラ91が生成した画像データを取得し、後段の処理部に取得した画像データを出力するタイミングを制御する。つまり、入力タイミング制御部111は、歪み補正部900の動作クロックに応じたタイミングで、取得した画像データを出力する。
ノイズ除去・色変換部112は、入力タイミング制御部111から出力された画像データのノイズを除去する。ノイズ除去・色変換部112におけるノイズ除去処理は、フィルタ処理や平滑化等の公知の手法を用いることができる。また、ノイズ除去・色変換部112は、例えば、YUVで表現された色情報をRGBで表現された色情報に変換する処理等を行う。
なお、図1に示す具体例においては、半導体装置9が、4つのカメラ91により撮像された4つの画像データそれぞれに対して歪み補正処理を行う場合を示している。カメラ91は、例えば、車の四方に設けられるカメラである。アラウンドビューモニタでは、4つのカメラを用いて車の周囲全て(360°)を撮像する必要があるため、それぞれのカメラ91には、広角レンズが搭載される。さらに、カメラ91の低コスト化を考えると、歪みの少ない高性能のレンズを使用することは難しい。そのため、カメラ91の撮像処理により生成された画像データは、被写体が歪んだ画像データとなる。
<歪み補正部900の構成>
歪み補正部900は、ラインメモリ121と、コマンド解釈部122と、変換処理部129と、フィルタリング部124と、を備える。ラインメモリ121には、ノイズ除去・色変換部112から、ライン毎に画像データの画素が格納される。
コマンド解釈部122は、共有バス130を介して、メモリ部93に予め格納された歪み補正情報を読み出す。そして、コマンド解釈部122は、読み出した歪み補正情報を解釈し、変換処理部129に対して、ラインメモリ121に格納された画像データの補正処理を指示する。ここで、歪み補正情報とは、ラインメモリ121に格納された画像データに対して歪み補正を行うための情報である。歪み補正情報は、例えば、画像データに含まれる画素の拡大率及び縮小率や、拡大縮小処理を行うべき画素のアドレス、画像データの画素を移動させる場合の移動前後のアドレス等を含む情報である。
変換処理部129は、コマンド解釈部122の指示に応じて、ラインメモリ121に格納された画像データに対して補正処理を行う。本実施の形態においては、変換処理部129は、ラインメモリ121に格納された画像データに対して、アフィン変換を用いて、歪み補正処理を行う。より詳細には、変換処理部129は、歪み補正情報に基づいて、ラインメモリ121に格納された画像データの画素毎にアドレスを指定して、画素の移動(平行移動処理、回転処理、せん断処理)や画素の削除(縮小処理)、画素の追加(拡大処理)を行う。
フィルタリング部124は、変換処理部129により補正された画像データに含まれる複数の画素単位でぼかし処理や線形補間処理等のフィルタリングを行う。フィルタリングが行われた複数の画素は、共有バス130を介して、メモリ部93に格納される。つまり、歪み補正部900は、複数の画素単位で、補正後の画像データを、共有バス130を介して、メモリ部93に出力する。なお、メモリ部93における画像データの読み出し、書き込み、及びリフレッシュ等の動作は、メモリコントローラ170によって制御される。勿論、画像データが格納されるメモリ部93は、例えば、DRAM(Dynamic Random Access Memory)を用いることができる。勿論、メモリ部93は、DRAMに限られず、SRAM(Static Random Access Memory)等のメモリ装置であってもよい。また、メモリ部93は、半導体装置1の内部に設けられていてもよい。
なお、共有バス130は、歪み補正部900と、ビデオ出力部150と、制御部160と、内蔵メモリ180と、メモリコントローラ170と、を接続するバスである。共有バス130は、画像データや、歪み補正情報、制御部160からの指令情報等を伝送するバスである。
<制御部160の構成>
制御部160は、CPU(Central Processing Unit)161と、割り込みコントローラ162と、周辺IP163と、を備える。
CPU161は、内蔵メモリ180に予め格納された制御プログラムに基づいて、半導体装置1の各部に対して、各種動作を実行させる。なお、内蔵メモリ180は、CPU161のワークエリアとしても用いられ、例えば、SRAM等を用いる。
割り込みコントローラ162には、歪み補正部900による画像データの書き込み完了や、ビデオ出力部150による表示完了に応じて出力される割り込み要求が入力される。割り込みコントローラ162は、入力された割り込み要求に基づいて、CPU161に割り込み信号を出力し、CPU161の処理順序を制御する。
周辺IP163は、例えば、半導体装置1の外部との通信を行うための通信用回路等である。
<ビデオ出力部150の構成>
ビデオ出力部150は、調整部151と、出力タイミング制御部152と、を備える。調整部151は、共有バス130を介して、メモリ部93から読み出された画像データの色彩等を調整する。具体的には、調整部151は、入力された画像データに対して、例えば、輝度補正やガンマ補正、ディザリング等の処理を行い、モニタ92に表示される画像の色彩を調整する。
出力タイミング制御部152は、歪み補正された画像データをモニタ92に出力するタイミングを制御する。つまり、出力タイミング制御部152は、モニタ92の動作クロックに応じたタイミングで、歪み補正後の画像データを出力し、モニタ92に画像を表示させる。
<アフィン変換の説明>
ここで、歪み補正部900において行われる画像データのアフィン変換について詳細に説明する。歪み補正処理は、画像データの拡大処理、縮小処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理の5つの処理によって行われる。アフィン変換は、これらの補正処理を、行列計算を用いて行う画像データの幾何学的変換である。
アフィン変換は、一般に以下の式(1)に示す行列計算によって行われる。なお、アフィン変換前の画素の座標を(x,y)とし、変換後の座標を(x´,y´)とする。変換後の座標(x´,y´)は、変換前の座標(x,y)に変換行列をかけることにより算出される。変換行列内のa〜fまでの値(パラメータ)を設定することにより、上記した拡大処理、縮小処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理を実現することができる。
Figure 0005925579
各補正処理におけるa〜fの具体的な値について図2(a)〜(f)に示す。図2(a)〜(f)は、補正処理に必要な変換行列及び補正処理前後の画像データの状態を示している。
また、アフィン変換においては、拡大処理、縮小処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理を一度の行列演算で行うことができる。具体的には、図2(a)〜(f)に示した変換行列を合成して1つの変換行列を生成し、生成した変換行列を用いて、式(1)の演算を行うことにより、複数種類の補正処理を一度の行列演算で行うことができる。
例えば、アフィン変換を用いて、回転処理と平行移動処理を行う場合について、図3を用いて説明する。図3(a)に示すように、始めに回転処理を行うための変換行列を変換前の画像データにかける。その後、回転処理が行われた画像データに対して平行移動処理を行うための変換行列をかける。これにより、回転処理及び平行移動処理を行うことができる。この場合、回転処理のための行列演算及び平行移動処理のための行列演算の計2回の行列演算が行われる。
一方、図3(b)に示すように、回転処理を行うための変換行列と平行移動処理を行うための変換行列とを予め合成し、1つの変換行列を生成する。そして、変換前の画像データに合成した変換行列をかけてもよい。これにより、1回の行列演算のみで、複数種類の補正処理を同時に行うことができる。
つまり、図3(a)に示した補正処理の場合、回転処理用のアフィン変換ハードウェア及びパラメータ(変換行列)と、平行移動処理用のアフィン変換ハードウェア及びパラメータ(変換行列)が必要となる(図4(a)参照)。これに対して、図3(b)に示した合成した変換行列を用いた補正処理の場合、アフィン変換ハードウェア及びパラメータ(合成した変換行列)は1つで足りる(図4(b)参照)。そのため、合成した変換行列を用いたアフィン変換は、それぞれの補正処理を分けて行うアフィン変換に比べて、ハードウェア数及びパラメータ数の削減や、行列演算の処理負担の軽減を図ることができる。これらの理由から、通常、歪み補正処理のアフィン変換は、複数の補正処理を合成した変換行列を用いて、1箇所で、かつ、1回の行列演算により行われる。
上述した半導体装置9も同様に、拡大処理、縮小処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理を行うための変換行列を予め合成しておき、合成した変換行列を用いて、1箇所(歪み補正部900)でアフィン変換を行う。
<半導体装置9の動作例>
続いて、半導体装置9の動作について説明する。なお、説明の便宜のために、図1のブロック図を簡略化したブロック図を図5に示す。図5に示したブロック図においては、各ブロックから出力される画像データの状態も示している。なお、図5に示すように、以下の説明においては、アフィン変換に含まれる補正処理のうち、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理を合わせて移動処理と称す場合もある。
また、半導体装置9の動作例を示すフローチャートを図6に示す。図6においては、カメラ91から入力された1画面(1フレーム)分の画像データに対する処理を示している。そのため、複数フレームの画像データを用いて、モニタ92に動画像を表示させるためには、図6のフローが繰り返されることになる。
なお、以下の説明においては、被写体は、正方形のマス目が並んだ物体であるとする。図7に歪み補正処理によって変化する画像データを示す。図7(a)は、歪み補正前の画像データである。図7(b)は、歪み補正部900により歪み補正処理が行われた画像データである。
また、カメラ91のレンズは魚眼レンズであるとする。そのため、カメラ91により撮像された画像データ(歪み補正前の画像データ)は、図7(a)に示すように歪んだ画像データとなる。このとき、図7(a)に示した画像データにおいては、歪みを補正するために拡大処理をすべき領域(図7(a)の斜線部)と、非拡大領域(縮小処理をすべき領域)とが偏在している。具体的には、図7(a)の斜線で示した領域(画像データの周辺部の領域)が拡大領域(第1の領域)であり、それ以外の領域(画像データの中央部の領域)が非拡大領域(第2の領域)である。矩形の非拡大領域が拡大領域に囲まれている。
まず、カメラ91の撮像処理により生成された画像データが、ビデオ入力部110に入力される。このときの画像データは、図7(a)に示した通り、歪んだ画像データである(図5参照)。
ビデオ入力部110は、入力された画像データに対して、ノイズ除去処理や、色変換処理等を行い、歪み補正部900に出力する。ビデオ入力部110では、歪み補正処理は行われていないため、このときの画像データも歪んだ画像データである(図5参照)。
歪み補正部900は、入力された1画面の画像データに対して、ビデオ入力ループを行う(ステップS901)。ビデオ入力ループにおいて、歪み補正部900は、入力された画像データに対してアフィン変換を行う(ステップS9011)。より詳細には、歪み補正部900は、メモリ部93に予め格納された歪み補正情報に基づいて、ビデオ入力部110から入力された画像データに対して、縮小処理、拡大処理、及び移動処理(平行移動処理、回転処理、及びせん断処理)を行う。これにより、歪みが補正された画像データ(図7(b))が生成される。歪み補正部900は、共有バス130を介して、歪み補正後の画像データをメモリ部93に格納する(図5参照)。
次に、ビデオ出力部150の動作について説明する。ビデオ出力部150は、ビデオ出力の同期信号が入力されたか否かを検出する(ステップS902)。ビデオ出力部150は、ビデオ出力の同期信号が入力されたことを検出すると(ステップS902:Yes)、1画面分のビデオ出力ループを実行する(ステップS903)。ステップS903のビデオ出力ループにおいて、ビデオ出力部150は、共有バス130を介して、メモリ部93に格納された歪み補正後の画像データを複数の画素毎に読み出し、読み出した画像データに基づいて、歪み補正が行われた画像をモニタ92に表示させる(ステップS9031)。つまり、歪み補正部900から出力された画像データ(図7(b)に示す歪み補正後の画像データ)は、共有バス130から出力された後、アフィン変換(歪み補正処理)は行われずに、モニタ92に表示される。以上の動作により、1画面分の歪み補正処理は終了する。
このように、半導体装置9の構成においては、共有バス130を経由する前段階において、カメラ91から入力された画像データに対して、縮小処理及び拡大処理を含むアフィン変換が行われる。
<縮小処理・拡大処理の処理負担の説明>
ここで、歪み補正処理に含まれる縮小処理及び拡大処理の処理負担について、4つのケースに分けて説明する。
はじめに、図8のブロック図に示すように、ビデオ入力部110の直後において画像データの拡大処理を行い、共有バス130に出力するケースについて説明する。図8に示したケースでは、ビデオ入力部110から出力された画像データ(画素1〜4)を、歪み補正部900において2倍のデータ量に拡大する。図8に示したケースのタイミングチャートを図9に示す。図9(a)は、ビデオ入力クロック(ビデオ入力部110の動作クロック)と、歪み補正クロック(歪み補正部900の動作クロック)とが同じ周波数である場合のタイミングチャートである。図9(b)は、歪み補正クロックが、ビデオ入力クロックの2倍の周波数である場合のタイミングチャートである。なお、以下の説明において、ビデオ入力データとは、カメラ91からビデオ入力部110に入力される画素である。また、歪み補正出力とは、歪み補正部900から出力される拡大処理が行われた画素である。
まず、ビデオ入力クロックと歪み補正クロックとが同じ周波数である場合について、図9(a)を参照して説明する。ビデオ入力部110には、カメラ91が生成した画像データに含まれる画素1〜4が、ビデオ入力クロックに同期して入力される。具体的には、時刻t1において画素1が入力され、時刻t2において画素2が入力され、時刻t3において画素3が入力され、時刻t4において画素4が入力される。なお、カメラ91の撮像処理は連続して行われている(動画を撮影している)ため、カメラ91からビデオ入力部110に画像データが継続的に入力される。
一方、歪み補正部900は、歪み補正クロックに同期して拡大処理を行う。このとき、歪み補正部900は、1クロックにつき1画素を処理(拡大処理)できるものとする。そのため、歪み補正部900は、1つの画素1を2つの画素1に拡大する処理に2クロック必要とする。つまり、歪み補正部900は、時刻t2、t3において画素1を処理する。
次に、歪み補正部900は、画素2の拡大処理を行う必要がある。画素2は、時刻t3において歪み補正部900に入力される。しかし、歪み補正部900は、時刻t3において画素1を処理しているため、画素2を処理することができない。
そして、歪み補正部900は、時刻t4において入力された画素3の拡大処理を行う。画素3の拡大処理にも2クロック必要となるため、歪み補正部900は、時刻t5に入力されてくる画素4の処理を行うことができない。つまり、ビデオ入力クロックと歪み補正クロックとが同じ周波数の場合、歪み補正部900は、画素2、4について処理することができない。
これに対して、歪み補正クロックがビデオ入力クロックの2倍の周波数である場合について、図9(b)を参照して説明する。時刻t2〜時刻t3の間において、ビデオ入力クロックは1クロック経過するのに対して、歪み補正クロックは2クロック経過する。そのため、歪み補正部900は、時刻t2〜時刻t3の間に画素1の拡大処理を完了することができる。その結果、歪み補正部900は、時刻t3において入力される画素2についても、時刻t3〜時刻t4の間に拡大処理を行うことができる。歪み補正部900は、それ以降も同様にビデオ入力クロックが1クロック経過する間に、1画素を2画素に拡大することができる。したがって、歪み補正クロックがビデオ入力クロックの2倍の周波数の場合、歪み補正部900は、画素1〜4の全ての画素について拡大処理することができる。
このように、ビデオ入力部110の直後(共有バス130の直前)において画像データの拡大処理を行い、共有バス130に出力するケースにおいて、拡大処理を実現するためには、歪み補正クロックの周波数が、ビデオ入力クロックの周波数よりも高いか、あるいは入力1画素に対して1サイクル(クロック)で同時に複数画素出力できる必要がある。そのため、歪み補正部900に高い性能が要求される。
次に、図10のブロック図に示すように、ビデオ入力部110の直後において画像データの縮小処理を行い、共有バス130に出力するケースについて説明する。図10に示したケースでは、ビデオ入力部110から出力された画像データ(画素1〜4)を、歪み補正部900において1/2倍のデータ量(画素1、3)に縮小する処理について説明する。図10に示したケースのタイミングチャートを図11に示す。図11(a)は、ビデオ入力クロックと、歪み補正クロックとが同じ周波数である場合のタイミングチャートである。図11(b)は、歪み補正クロックが、ビデオ入力クロックの1/2倍の周波数である場合のタイミングチャートである。
まず、ビデオ入力クロックと歪み補正クロックとが同じ周波数である場合について、図11(a)を参照して説明する。図9(a)と同様に、ビデオ入力部110には、カメラ91が生成した画像データに含まれる画素1〜4が、ビデオ入力クロックに同期して入力される。
歪み補正部900は、ビデオ入力部110から2画素(画素1、2)入力される間に、1画素(画素1)のみを処理すればよい。時刻t2において歪み補正部900に入力された画素1の処理は、時刻t3には完了するため、時刻t3〜t4の間に空き時間が生じる。そして、歪み補正部900は、時刻t4〜t5において画素3を処理する。つまり、ビデオ入力クロックと歪み補正クロックとが同じ周波数の場合、歪み補正部900は、画素1〜4を画素1、3に縮小する処理を行うことができる。
これに対して、歪み補正クロックがビデオ入力クロックの1/2倍の周波数である場合について、図11(b)を参照して説明する。この場合、ビデオ入力クロックが2クロック経過する間に、歪み補正クロックは1クロックしか経過しない。そのため、歪み補正部900は、画素1及び画素2が入力されている間(時刻t2〜t4)に、画素1しか処理できない。同様に、歪み補正部900は、画素3及び画素4が入力されている間(時刻t4〜t6)に、画素3しか処理できない。しかし、画素2及び画素4は、縮小処理により元々削除されるべき画素である。つまり、歪み補正クロックがビデオ入力クロックの1/2倍の周波数の場合であっても、歪み補正部900は、画素1〜4を画素1、3に縮小する処理を行うことができる。
このように、図10に示したビデオ入力部110の直後(共有バス130の直前)において画像データの縮小処理を行い、共有バス130に出力するケースにおいては、歪み補正クロックの周波数が、ビデオ入力クロックの周波数より低いか、あるいは入力1画素に対して複数サイクル(クロック)かけても、縮小処理を実現することができる。そのため、歪み補正部900には、高速の処理性能は要求されず、低い処理性能でも対応することができる。
次に、図12のブロック図に示すように、ビデオ出力部150の直前において画像データの拡大処理を行い、モニタ92に表示するケースについて説明する。図12に示したケースでは、共有バス130を介して読み出された画像データ(画素1〜4)を、歪み補正部900において2倍のデータ量に拡大して表示する処理について説明する。図12に示したケースのタイミングチャートを図13に示す。図13(a)は、バスクロック(共有バス130の動作クロック)と、表示クロックとが同じ周波数である場合のタイミングチャートである。図13(b)は、バスクロックが、表示クロックの1/2倍の周波数である場合のタイミングチャートである。
図13において、バス入力データとは、共有バス130を介して読み出されるデータである。共有バス130には、バスクロックに同期して、一度に複数のまとまった画素が読み出される。図13に示した例においては、一度に2画素のデータが読み出される。具体的には、共有バス130には、時刻t1において、画素1及び画素2が読み出される。また、時刻t5において、画素3及び画素4が読み出される。
バスクロックと、表示クロックとが同じ周波数である場合について、図13(a)を参照して説明する。時刻t1において、共有バス130に画素1及び画素2が読み出される。そして、歪み補正部900は、表示クロックに同期して、共有バス130を介して読み出した画素をモニタ92に表示させる。なお、歪み補正部900は、1クロックにつき1画素を表示可能であるとする。歪み補正部900は、時刻t1において、共有バス130を介して読み出した画素1及び画素2を図示しないメモリに保持しておき、時刻t2、t3において画素1を表示し、時刻t4、t5において画素2を表示する。同様に、歪み補正部900は、時刻t5において、共有バス130を介して読み出した画素3及び画素4を保持し、時刻t6、t7において画素3を表示し、時刻t8、t9において画素4を表示する。これにより、画素1〜4の拡大処理が行われる。
これに対して、バスクロックが表示クロックの1/2倍の周波数である場合について、図13(b)を参照して説明する。表示クロックが2クロック経過する間に、バスクロックは1クロックしか経過しない。そのため、歪み補正部900は、バスクロックが2クロック経過する間に、表示クロック4クロック分(4画素)の処理をすることができる。つまり、歪み補正部900は、画素1及び画素2が入力されてから、画素3及び画素4が入力されるまでの間(時刻t3〜t6)に、画素1を2画素、画素2を2画素表示させることができる。そして、歪み補正部900は、時刻t7〜t10において、画素3及び画素4を2画素ずつ表示させることができる。つまり、バスクロックが表示クロックの1/2倍の周波数の場合であっても、歪み補正部900は、画素1〜4を拡大して表示する処理を行うことができる。
次に、図14のブロック図に示すように、ビデオ出力部150の直前において画像データの縮小処理を行い、モニタ92に出力するケースについて説明する。図14に示したケースでは、共有バス130を介して読み出された画像データ(画素1〜4)を、歪み補正部900において1/2倍のデータ量に縮小して表示する処理について説明する。図14に示したケースのタイミングチャートを図15に示す。図15(a)は、バスクロックと、表示クロックとが同じ周波数である場合のタイミングチャートである。図15(b)は、バスクロックが、表示クロックの1/2倍の周波数である場合のタイミングチャートである。
バスクロックと、表示クロックとが同じ周波数である場合について、図15(a)を参照して説明する。歪み補正部900は、表示クロックに同期して、共有バス130を介して読み出した画素をモニタ92に表示させる。なお、歪み補正部900は、1クロックにつき1画素を表示可能であるとする。歪み補正部900は、時刻t1において読み出した画素1及び画素2のうち、時刻t2において画素1をモニタ92に表示させる。また、歪み補正部900は、時刻t2において読み出した画素3及び画素4のうち、時刻t3において画素3をモニタ92に表示させる。これにより、画素1〜4を画素1及び画素3に縮小する処理が行われる。
これに対して、バスクロックが表示クロックの1/2倍の周波数である場合について、図15(b)を参照して説明する。この場合、歪み補正部900は、時刻t1において共有バス130が読み出した画素1及び画素2のうち、画素1を時刻t2において表示させることはできる。しかし、歪み補正部900は、時刻t3において共有バス130が読み出した画素3及び画素4を、同時刻の時刻t3において表示させることはできない。
このように、ビデオ出力部150の直前において画像データの縮小処理を行い、モニタ92に出力するケースにおいて、縮小処理を実現するためには、共有バス130から得られる入力データレートが、表示のために必要とされる出力データレートより高い必要がある。そのため、共有バス130には広いバス帯域が要求される。
以上のように、共有バス130に画像データを出力する前にn倍の拡大処理を行う場合、歪み補正部900は、カメラ91から取り込んだ1画素に対して、n画素を生成し、共有バス130に出力する必要がある。そのため、大きな拡大率に対応するために高い処理性能とメモリ帯域が要求される。したがって、大きな拡大率に対応するためには、半導体装置1の論理を大きくし、共有バス130の帯域を広くする必要があり、製品のコストが増加してしまう。一方、共有バス130に画像データを出力する前に1/n倍の縮小処理を行う場合、歪み補正部900は、カメラ91から取り込んだn画素に対して1画素しか生成しなくてよい。そのため、必要な処理性能は低くなり、共有バス130に要求されるバス帯域も狭くなる。
また、共有バス130から出力された画像データを表示する前にn倍の拡大処理を行う場合、歪み補正部900は、共有バス130を介して取得した1画素をn画素として出力(表示)できる。一方、共有バス130から出力された画像データを表示する前に1/n倍の縮小処理を行う場合、歪み補正部900は、共有バス130を介して取得したn画素を1画素としてしか出力(表示)できない。そのため、共有バス130から出力された画像データを表示する前においては、拡大処理を行うよりも縮小処理を行う方が、広いバス帯域を必要とする。
図1に示した比較例にかかる半導体装置9においては、共有バス130に画像データが出力される前に、歪み補正部900において、画像データの拡大処理を含む歪み補正処理が行われている(図5参照)。そのため、共有バス130を経由する前に、画像データのデータ量が増加してしまう。したがって、共有バス130のバス帯域を広く確保しておく必要がある。また、歪み補正部900の歪み補正クロックを、ビデオ入力クロックの2倍以上の周波数としなければならず、歪み補正部900に要求される性能が高くなってしまう。その結果、製品コストが増加してしまうという問題がある。以下で説明する実施の形態にかかる半導体装置によれば、このような半導体装置9の課題を解決することができる。
<実施の形態1>
以下、図面を参照して実施の形態の概要について説明する。まず、本実施の形態にかかる半導体装置1について図16を参照して説明する。図16は、本実施の形態にかかる半導体装置1のブロック図である(図5に示した半導体装置9のブロック図に対応)。図16に示した半導体装置1の構成は、図1に示した半導体装置9の構成に比べて、歪み補正部900に代えて、入力側画像補正部120が設けられている点、共有バス130とビデオ出力部150との間に出力側画像補正部140が追加されている点が異なる。
<半導体装置1の構成の概要>
半導体装置1は、画像入力部11と、画像出力部12と、共有バス130と、制御部160と、を備える。半導体装置1は、外部のカメラ91から取り込んだ画像データの歪みを補正して、外部のモニタ92に歪み補正後の画像を表示させるものである。
画像入力部11は、カメラ91の撮像処理により生成された画像データ(第1画像データ)を取得する。そして、画像入力部11は、入力側画像補正部120において補正された画像データ(第2画像データ)を、共有バス130を介して、メモリ部93に格納する。画像入力部11は、ビデオ入力部110及び入力側画像補正部120を有する。
画像出力部12は、メモリ部93に格納された画像データを、共有バス130を介して読み出す。そして、画像出力部12は、入力側画像補正部120及び出力側画像補正部140において補正された画像データ(第3画像データ)に基づいて、モニタ92に歪み補正後の画像を表示する。画像出力部12は、出力側画像補正部140及びビデオ出力部150を有する。
共有バス130(データバス)は、画像入力部11と、画像出力部12と、メモリ部93とをそれぞれ接続するためのバスである。
入力側画像補正部120と、出力側画像補正部140は、アフィン変換を用いて、画像入力部11が取得した画像データの歪みを補正する。入力側画像補正部120は、画像入力部11に設けられている。入力側画像補正部120は、画像入力部11において、アフィン変換に含まれる画像データの補正処理のうち、少なくとも縮小処理を行う。図16に示すように、本実施の形態においては、入力側画像補正部120は、縮小処理に加えて、移動処理(平行移動処理、回転処理、及びせん断処理)も行う。
これに対して、出力側画像補正部140は、画像出力部12に設けられている。図16に示すように、出力側画像補正部140は、画像出力部12において、アフィン変換に含まれる画像変換処理のうち、少なくとも拡大処理を行う。
図16のブロック図の詳細なブロック図を図17に示す。(図1に示した半導体装置9のブロック図に対応)。なお、入力側画像補正部120及び出力側画像補正部140以外の構成については図1に示した半導体装置9と同様であるので、説明を適宜省略する。
<入力側画像補正部120の構成>
入力側画像補正部120は、ビデオ入力部110から入力された補正前の画像データ(第1画像データ)に対して、アフィン変換における補正処理のうち、少なくとも縮小処理を行う。本実施の形態においては、入力側画像補正部120は、入力された画像データに対して、縮小処理に加えて、移動処理(回転処理、平行移動処理、及びせん断処理)を行う。ただし、入力側画像補正部120は、拡大処理を行わない。
つまり、入力側画像補正部120は、縮小処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理を行うための変換行列を予め合成しておく。そして、入力側画像補正部120は、合成された変換行列を用いて、アフィン変換(第1アフィン変換)を行う。言い換えると、入力側画像補正部120においては、アフィン変換に含まれる拡大処理以外の補正処理が1回の行列演算で行われる。なお、入力側画像補正部120における第1アフィン変換には、縮小処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理が含まれるが、拡大処理は含まれない。
入力側画像補正部120は、カメラ91から取得した画像データ(第1画像データ)に対して縮小処理及び移動処理を行うことにより、補正処理後の画像データ(第2画像データ)を生成する。入力側画像補正部120は、生成した画像データを共有バス130を介して、半導体装置1外部のメモリ部93に格納する。通常、カメラ91の動作クロックと、モニタ92の動作クロックとは同期していないため、画像データを一旦メモリ部93に格納することにより、画像データの出力のタイミングを調整している。
入力側画像補正部120は、ラインメモリ121と、コマンド解釈部122と、変換処理部123と、フィルタリング部124と、を備える。なお、変換処理部123以外は、半導体装置9の歪み補正部900と同様の動作を行うため、説明を省略する。
変換処理部123は、コマンド解釈部122の指示に応じて、ラインメモリ121に格納された画像データに対して補正処理を行う。本実施の形態においては、変換処理部123は、ラインメモリ121に格納された画像データに対して、縮小処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理を行う。より詳細には、変換処理部123は、歪み補正情報に基づいて、ラインメモリ121に格納された画像データの画素毎にアドレスを指定して、画素の移動(平行移動処理、回転処理、せん断処理)や画素の削除(縮小処理)を行う。つまり、変換処理部123は、画像データの拡大処理を行わない。
<出力側画像補正部140の構成>
出力側画像補正部140は、入力側画像補正部120により補正処理され、メモリ部93に格納されている画像データ(第2画像データ)を、共有バス130を介して読み出す。そして、出力側画像補正部140は、読み出した画像データに対して、アフィン変換における補正処理のうち、拡大処理(第2アフィン変換)を行い、歪み補正後の画像データ(第3画像データ)を生成する。ただし、出力側画像補正部140は、縮小処理を行わない。言い換えると、出力側画像補正部140における第2アフィン変換には、拡大処理が含まれるが、縮小処理は含まれない。
つまり、半導体装置1は、入力側画像補正部120による補正処理と出力側画像補正部140の補正処理によって、ビデオ入力部110に入力された画像データに対して、アフィン変換を用いた歪み補正処理を行う。言い換えると、歪み補正された画像データ(第3画像データ)は、カメラ91から入力された補正前の画像データ(第1画像データ)をアフィン変換することにより生成される。出力側画像補正部140は、メモリ部93に格納されている画像データ(第2画像データ)に対して拡大処理を行い、歪み補正後の画像データ(第3画像データ)を生成する。出力側画像補正部140は、生成した画像データをビデオ出力部150に出力する。
<半導体装置1の動作例>
続いて、図18のフローチャートを参照して、本実施の形態にかかる半導体装置1の動作例について説明する。なお、図18においては、カメラ91から入力された1画面(1フレーム)分の画像データに対する処理を示している。そのため、複数フレームの画像データを用いて、モニタ92に動画像を表示させるためには、図18のフローが繰り返されることになる。
なお、以下の説明においては、被写体は、図7に示した被写体と同様に、正方形のマス目が並んだ物体であるとする。図19に歪み補正処理の過程で変化する画像データを示す。図19(a)は、歪み補正前の画像データ(第1画像データ)である。図19(b)は、入力側画像補正部120により横方向の拡大処理以外の補正処理が行われた画像データ(第2画像データ)である。図19(c)は、出力側画像補正部140により横方向の拡大処理が行われた画像データ、つまり、歪み補正が完了した画像データ(第3画像データ)である。
また、カメラ91のレンズは魚眼レンズであるとする。そのため、図7において説明したように、カメラ91により撮像された画像データ(歪み補正前の画像データ)は、図19(a)に示すように歪んだ画像データとなる。また、拡大領域(第1の領域)と非拡大領域(第2の領域)とが偏在している。具体的には、図19(a)の斜線で示した領域が拡大領域であり、それ以外の領域が非拡大領域である。矩形の非拡大領域が拡大領域に囲まれている。
以下で歪み補正処理の詳細について説明する。なお、図16に示したブロック図に、各ブロックから出力される画像データの状態を追記したブロック図を図20に示す。以下の説明では、図20のブロック図も適宜参照して説明する。
<画像入力部11の動作>
まず、カメラ91の撮像処理により生成された画像データが、ビデオ入力部110に入力される。このときの画像データは、図19(a)に示した通り、歪んだ画像データである(図20参照)。
ビデオ入力部110は、入力された画像データに対して、ノイズ除去処理や、色変換処理等を行い、入力側画像補正部120に出力する。ビデオ入力部110では、歪み補正処理は行われていない。このため、図20に示すように、入力側画像補正部120に入力される画像データも歪んだ画像データ(第1画像データ)である。
次に、入力側画像補正部120は、ビデオ入力部110から入力された1画面分の画像データに対して、ビデオ入力ループを実行する(ステップS101)。ステップS101のビデオ入力ループにおいて、入力側画像補正部120は、入力された画像データに対して、アフィン変換の補正処理のうち、拡大処理以外の処理(第1アフィン変換)を実行する(ステップS1011)。
具体的には、入力側画像補正部120は、メモリ部93に予め格納された歪み補正情報に基づいて、入力された画像データに含まれる複数の画素毎に、縮小、回転、平行移動、及びせん断の処理を行う。なお、入力側画像補正部120においては、必ずしも、縮小、回転、平行移動、及びせん断の処理の全ての処理が行われていなくてもよい。入力側画像補正部120においては、少なくとも、縮小処理と、その他の補正処理(回転、平行移動、及びせん断)のうちのいずれか1つの処理と、が行われていればよい。いずれの補正処理を行うかは、画像データの歪み具合に応じて適宜決定される。
より詳細には、コマンド解釈部122が、メモリ部93に格納されている歪み補正情報を読み出し、変換処理部123に出力する。この時の歪み補正情報は、ユーザにより予め設定された情報であって、拡大率の大きな個所が指定され、その指定された個所の拡大率を下げるための情報であるものとする。
ディスプレイ表示モジュールは、一般にライン単位でデータを読み出すことを考えると、x方向に拡大率を下げる(縮小させる)方が望ましい。ここでは、例えば、x方向に1/2倍の拡大率とする。このように、拡大領域の拡大率を一律の倍率とすることにより、後述する拡大処理において、拡大すべき領域全ての拡大率が一律の倍率となる。このため拡大処理において用いるパラメータの数を減らすことができる。
このとき、入力側画像補正部120において、画像データ全体(拡大領域及び非拡大領域)を一様の倍率で縮小し、出力側画像補正部140において、画像データ全体を一様の倍率で拡大する方法も考えられる。しかし、拡大する必要の無い非拡大領域(カメラ91から入力された画像データのままで、表示に十分な大きさの領域)まで、縮小してしまうと、非拡大領域の画素も削減されることとなる。その結果、モニタ92に表示される画像の画質が劣化してしまう。これに対して、本実施の形態においては、入力側画像補正部120が、画像データに含まれる一部の領域である拡大領域のみを一様の倍率で縮小させている。そのため、画素が削除される領域を減らすことができ、モニタ92に表示される画像の画質の劣化を抑制することができる。
変換処理部123は、ラインメモリ121に格納された画素のアドレス指定し、マッピング情報に基づいて、画素の移動や画素の削除を行う。これにより、ビデオ入力部110から入力された画像データに対して、縮小、回転、平行移動、せん断の補正処理が行われる。
なお、入力側画像補正部120において行われる画像データの縮小処理とは、画素を削減する処理である。そのため、変換処理部123による変換処理後の画像データは、カメラ91から入力された画像データ(図19(a)参照)よりも少ない画素数の画像データ(図19(b)参照)となる。その結果、入力側画像補正部120からメモリ部93に出力される画像データ量が減少する。したがって、縮小処理後の画像データが伝送される共有バス130のバス帯域を低減することができる。なお、図19(a)に示した画像データのうち、非拡大領域については、各マス目の倍率が均等になるようにマッピング情報が生成され、変換処理部123によって適宜縮小処理がなされる。
その後、フィルタリング部124は、変換処理部123によって変換された画像データに含まれる複数画素毎に、ぼかし処理や線形補間処理を行う。そして、フィルタリング部124は、共有バス130を介して、複数の画素毎に変換後の画像データをメモリ部93に格納する。入力側画像補正部120は、上記の変換処理を画素毎に繰り返す(ループ処理を行う)。これにより、ラインメモリ121に格納された1画面分の画像データに対して、縮小、回転、平行移動、及びせん断の処理が行われた画像データ(第2画像データ)が、メモリ部93に格納される(図20参照)。
<画像出力部12の動作>
次に、出力側画像補正部140及びビデオ出力部150の動作について説明する。出力側画像補正部140及びビデオ出力部150は、ビデオ出力の同期信号が入力されたか否かを検出する(ステップS102)。出力側画像補正部140及びビデオ出力部150は、ビデオ出力の同期信号が入力されたことを検出すると(ステップS102:Yes)、1画面分のビデオ出力ループを実行する(ステップS103)。ステップS102のビデオ出力ループにおいて、出力側画像補正部140は、メモリ部93に格納された画像データ(第2画像データ)に対して、アフィン変換に含まれる補正処理のうち、拡大処理(第2アフィン変換)を実行する(ステップS1031)。
具体的には、出力側画像補正部140は、共有バス130を介して、メモリ部93から複数の画素毎に画像データを取得する。このとき、出力側画像補正部140が取得する画像データは、入力側画像補正部120により、拡大処理以外の補正処理が行われた画像データ(第2画像データ)である。つまり、出力側画像補正部140が共有バス130を介して取得する画像データは、縮小処理が行われた画像データである(図20参照)。そのため、出力側画像補正部140が取得する画像データは、カメラ91から入力された画像データよりも少ない画素数の画像データとなる。その結果、メモリ部93から出力側画像補正部140に出力される画像データ量が減少するため、バス帯域を低減することができる。
そして、出力側画像補正部140は、出力側画像補正部140に設けられたレジスタ1401に予め格納された拡大情報に基づいて、取得した画素の拡大処理を行う。そして、出力側画像補正部140は、拡大処理を行った画素をビデオ出力部150に出力する。つまり、ビデオ出力部150には、入力側画像補正部120及び出力側画像補正部140により歪み補正された画像データ(第3画像データ)が出力される。拡大情報をレジスタ1401に予め格納しておくことにより、出力側画像補正部140が、他のメモリ(例えば、メモリ部93)から共有バス130を介して拡大情報を読み出す処理を省略できる。なお、拡大情報とは、メモリ部93に格納された画像データのうち、拡大処理すべき画素を示す情報である。例えば、拡大情報とは、拡大すべき画素のアドレス情報及び拡大率等を含む情報である。
ビデオ出力部150は、出力側画像補正部140から入力された画素に対して、色彩調整を行い、モニタ92に表示させる(ステップS1032)。出力側画像補正部140及びビデオ出力部150は、上記の拡大処理及び表示処理を画素毎に繰り返す(ループ処理を行う)。これにより、歪み補正された1画面分の画像データ(図19(c)参照)がモニタ92に表示される。以上の動作により、1画面分の歪み補正処理は終了する。
以上のように、本実施の形態にかかる半導体装置1の構成によれば、入力側画像補正部120が、カメラ91から入力された画像データ(第1画像データ)に対して、拡大処理以外のアフィン変換(縮小処理、平行移動処理、回転処理、せん断処理)を行う。つまり、入力側画像補正部120では、拡大処理は行われない。そして、入力側画像補正部120は、共有バス130を介して、補正した画像データ(第2画像データ)をメモリ部93に格納する。また、出力側画像補正部140は、共有バス130を介して、入力側画像補正部120により補正された画像データをメモリ部93から読み出す。出力側画像補正部140は、読み出した画像データ(第2画像データ)に対して拡大処理を行い、歪み補正後の画像データ(第3画像データ)をビデオ出力部150に出力する。そして、ビデオ出力部150は、歪み補正された画像をモニタ92に表示させる。このため、共有バス130を経由する画像データは、拡大処理は行われておらず、入力側画像補正部120により縮小処理されたデータとなる。つまり、共有バス130を経由する画像データは、拡大処理後の画像データよりも小さいデータ量の画像データである。言い換えると、画像データは、縮小処理された状態で共有バス130を経由する。したがって、共有バス130のバス帯域を広く確保しておく必要はなく、図2に示した半導体装置9の構成に比べてバス帯域を低減することができる。その結果、バス設計が容易になり、半導体装置1の論理を小さくすることができる。
また、出力側画像補正部140は、アフィン変換に含まれる拡大処理のみを行う。言い換えると、出力側画像補正部140では、拡大処理のための行列演算が1回行われる。つまり、本実施の形態にかかる半導体装置1は、アフィン変換を用いて歪み補正を行うが、縮小処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理を行うための行列演算と、拡大処理を行うための行列演算とを、分けて計算する。そのため、歪んだ画像データの1画面に対して、入力側画像補正部120で1回(第1アフィン変換)、出力側画像補正部140で1回(第2アフィン変換)、の計2回の行列演算(アフィン変換)が行われる。このように、本実施の形態にかかる半導体装置1の構成においては、アフィン変換に含まれる補正処理のうち、縮小処理の行列演算と、拡大処理の行列演算とを、敢えて分けて計算する。これにより、画像データが共有バス130を経由する前に、画像データを縮小させ、画像データが共有バス130の経由後に、画像データを拡大させることができる。その結果、共有バス130のバス帯域を低減することができる。
さらに、本実施の形態にかかる半導体装置1においては、入力側画像補正部120が、ビデオ入力部110の直後(共有バス130の直前)において、画像データの縮小処理を行っている。そのため、図10及び図11を用いて説明した通り、入力側画像補正部120の歪み補正クロックをビデオ入力クロックよりも低い周波数とすることができる。
加えて、出力側画像補正部140が、ビデオ出力部150の直前(共有バス130の直後)において、画像データの拡大処理を行っている。そのため、共有バス130に求められる入力データレートを、拡大処理を行わない場合に比べて下げることができる。その結果、入力側画像補正部120及び共有バス130の処理負担を軽減することができる。
これに対して、半導体装置9の処理においては、図5において明らかなように、拡大処理のみ行われていない画像データ(図19(b)参照)は生成されない。そのため、拡大処理後の画像データが、共有バス130を経由して、メモリ部93に格納される。そして、メモリ部93に格納された拡大処理後の画像データが、共有バス130を経由して、ビデオ出力部150に出力される。つまり、共有バス130は、データ量の大きい拡大処理後の画像データを伝送しなければならない。したがって、共有バス130は、広いバス帯域を確保しなければならない。
<変形例1>
本実施の形態にかかる半導体装置1の変形例1について説明する。図21は、本実施の形態の変形例1にかかる半導体装置2の構成である。図21に示した半導体装置2においては、出力側画像補正部140が参照する拡大情報が、外部のメモリ部93に格納されている点で、図16に示した半導体装置1とは異なる。なお、その他の構成については半導体装置1と同様であるので、説明を適宜省略する。
出力側画像補正部140は、メモリ部93に格納された画像データ(第2画像データ)を読み出す際に、合わせて拡大情報も読み出す。そして、出力側画像補正部140は、メモリ部93から読み出した拡大情報に基づいて、メモリ部93から読み出した画像データに対して、拡大処理を行う。
以上のように、変形例1にかかる半導体装置2の構成によれば、外部のメモリ部93に拡大情報を予め格納しておく。これにより、半導体装置2の出力側画像補正部140に拡大情報を持たせておく必要がなくなる。その結果、半導体装置2のメモリコストを削減することができる。
<変形例2>
本実施の形態にかかる変形例2について説明する。上述した実施の形態1においては、変換処理部123が生成するマッピング情報は、拡大領域と非拡大領域とを細かく設定できる分、マッピング情報が複雑となっていた。
変形例2においては、画像データがy軸に応じて3つの領域に分割され、各領域に対して拡大領域または非拡大領域が設定されている。具体的には、図22に示すように、画像データ中のy軸の座標がy1以上の領域は、拡大領域(第1の領域)として設定する。また、y軸の座標がy2以上y1未満の領域は、非拡大領域(第2の領域)として設定する。さらに、y軸の座標がy2未満の領域は拡大領域(第1の領域)として設定する。つまり、補正前の画像データ(第1画像データ)及び拡大処理前の画像データ(第2画像データ)における拡大領域及び非拡大領域は、y軸の座標のみで判定される。
以上のように、変形例2にかかる半導体装置の構成によれば、拡大領域と非拡大領域とがy軸の座標のみで判断できる。このような領域設定とすることにより、領域の設定が容易となる。具体的には、上述の実施の形態1においては、拡大領域を矩形の領域として設定する必要があった。しかし、変形例2おいては、拡大領域を設定する際に、y軸の座標を2箇所決定するだけでよい。そのため、設定パラメータを少なくすることができ、変換処理部123におけるマッピングの解析も容易となる。
さらに、拡大領域か否かの判定も容易に行うことができる。具体的には、変換処理部123は、歪み補正情報に基づいて、予め設定された2箇所のy座標と、現在処理しているy座標とを比較するだけで、当該領域(画素)を拡大すべきか否かを判定することができる。勿論、y軸の2点ではなく、x軸の2点のみを用いて、拡大領域と非拡大領域とを設定してもよいことは言うまでもない。
<変形例3>
以下、図面を参照して変形例3について説明する。変形例3にかかる半導体装置3のブロック図を図23に示す。上述した実施の形態1においては、ユーザが、拡大情報を設定し、出力側画像補正部140のレジスタ1401または外部のメモリ部93に予め格納していた。変形例3にかかる半導体装置3においては、入力側画像補正部220が拡大情報を生成する点に特徴を有する。なお、その他の構成については半導体装置1と同様であるので、説明を適宜省略する。
入力側画像補正部220の変換処理部123は、メモリ部93に格納され、補正前の画像データ(第1画像データ)の歪みを補正するための歪み補正情報に基づいて、マッピング情報を生成する。そして、変換処理部123は、マッピング情報に基づいて、拡大処理以外の補正処理を行う。
このとき、変換処理部123は、歪み補正情報に基づいて、拡大情報を生成する。具体的には、変換処理部123は、歪み補正情報に基づいて、拡大率を抽出する。変換処理部123は、抽出した拡大率が所定の拡大率(例えば2倍)を超えているか否かを判定する。そして、変換処理部123は、所定の拡大率を超える拡大率の画素は拡大せずに、当該画素の拡大率及びアドレスを用いて、拡大情報を生成する。変換処理部123は、生成した拡大情報を、共有バス130を介して、メモリ部93に格納する。
そして、出力側画像補正部140は、メモリ部93に格納された拡大情報も読み出す。出力側画像補正部140は、メモリ部93から読み出した拡大情報に基づいて、メモリ部93から読み出した画像データに対して、拡大処理を行う。
以上のように、変形例3にかかる半導体装置3の構成によれば、入力側画像補正部220が、歪み補正情報に基づいて、拡大情報を自動生成する。このため、ユーザは、出力側画像補正部140の拡大処理のために、予め拡大情報を別途設定する必要がない。つまり、歪み補正処理のためにユーザが設定する情報は、歪み補正情報だけでよい。その結果、ユーザの手間を省くことができる。
なお、拡大情報を生成する処理部は変換処理部123に限られない。入力側画像補正部220内の他の処理部が生成してもよいし、入力側画像補正部220外部に拡大情報を生成するための処理部を別途設けてもよい。
<変形例4>
本実施の形態にかかる変形例4について説明する。変形例4にかかる半導体装置4のブロック図を図24に示す。半導体装置4は、入力側画像補正部220が生成した拡大情報を、出力側画像補正部140に直接出力する点に特徴を有する。なお、その他の構成については変形例3にかかる半導体装置3と同様であるので、説明を適宜省略する。
具体的には、入力側画像補正部220は、生成した拡大情報を、一旦メモリ部93に格納することなく、出力側画像補正部140のレジスタ1401に格納する。そして、出力側画像補正部140は、共有バス130を介してメモリ部93から読み出した画像データ(第2画像データ)に対して、レジスタ1401に格納されている拡大情報に基づいて拡大処理を行う。
以上のように、変形例4にかかる半導体装置4の構成によれば、拡大情報をメモリ部93に格納しておく必要がないため、メモリ部93のメモリコストを削減できる。また、拡大情報は、入力側画像補正部220により、レジスタ1401に格納されるため、出力側画像補正部140がメモリ部93から拡大情報を読み出す処理も省略できる。その結果、出力側画像補正部140の処理負担を軽減することができる。勿論、上記の変形例3と同様に、拡大情報は、入力側画像補正部220により自動生成されるため、ユーザの手間も省くことができる。
<実施の形態2>
以下、図面を参照して実施の形態2について説明する。本実施の形態にかかる半導体装置5のブロック図を図25に示す。半導体装置5においては、ビデオ入力部110と入力側画像補正部120とが直結されていない。なお、その他の構成については半導体装置1と同様であるので、説明を適宜省略する。
ビデオ入力部110は、カメラ91から入力された画像データを、入力側画像補正部120に直接出力せず、共有バス130を介して、一旦メモリ部93に出力する。つまり、カメラ91により生成された画像データ(第1画像データ)は、歪み補正されることなく、メモリ部93に格納される。
入力側画像補正部120は、共有バス130を介して、ビデオ入力部110によりメモリ部93に格納された画像データを読み出す。また、入力側画像補正部120は、共有バス130を介して、メモリ部93に予め格納された歪み補正情報を読み出す。そして、入力側画像補正部120は、歪み補正情報に基づいて、縮小処理及び移動処理(平行移動処理、回転処理、及びせん断処理)を行う。入力側画像補正部120は、共有バス130を介して、補正処理を行った画像データ(第2画像データ)をメモリ部93に格納する。以降の処理(出力側画像補正部140及びビデオ出力部150)については、実施の形態1と同様であるため、説明を省略する。
以上のように、本実施の形態にかかる半導体装置5の構成によれば、入力側画像補正部120は、ビデオ入力部110と直結していない。そのため、入力側画像補正部120をビデオ入力部110と一体のハードウェアとしなくてもよい。言い換えると、入力側画像補正部120は、CPUの制御により動作するソフトウェアでもよい。入力側画像補正部120をソフトウェアとすることにより、ビデオ入力部110を含む画像入力部11(図16参照)のハードウェアの構成を簡易な構成とすることができる。さらに、入力側画像補正部120の配置位置も特定されないため、設計の自由度が向上させることができる。
勿論、本実施の形態においても、画像データの拡大処理は、メモリ部93に格納された画像データ(第2画像データ)が共有バス130を経由した後に、出力側画像補正部140において行われる。そのため、拡大処理された画像データが共有バス130を経由することがない。その結果、共有バス130のバス帯域を低減することができる。
<実施の形態3>
以下、図面を参照して実施の形態3について説明する。本実施の形態にかかる半導体装置6のブロック図を図26に示す。半導体装置6は、図16に示した半導体装置1の構成と同様であるが、出力側画像補正部240が、拡大処理以外の補正処理も行う点に特徴を有する。具体的には、出力側画像補正部240は、拡大処理により歪みが補正された画像を再度歪ませる。なお、その他の構成については半導体装置1と同様であるので、説明を適宜省略する。
また、本実施の形態にかかる半導体装置6は、ユーザが直接見るモニタ92に画像を表示させるものではなく、例えば、プロジェクタ等の投影機の液晶パネル94に画像を表示させるものである。液晶パネル94に表示された画像は、スクリーンや壁等に拡大投影される。つまり、ユーザが見る画像は、投影機から拡大投影され、スクリーンに映った画像となる。
このとき、拡大投影される画像自体が歪んでいるため、平面のスクリーン等に画像が投影されると、スクリーンに映った画像は歪んだものとなってしまう。しかし、投影される面が歪んでいる場合、つまり、曲面スクリーンに画像を投影する場合には、曲面スクリーンに映った画像は歪みのない画像となる。そのため、例えば、自動車のフロントガラス等に画像を投影する場合には、本実施の形態にかかる半導体装置6の構成は好適である。
出力側画像補正部240は、上述した実施の形態1、2と同様に、共有バス130を介して、メモリ部93から画像データを読み出す。そして、出力側画像補正部240は、拡大情報に基づいて、読み出した画像データに対して拡大処理を行う。これにより、画像データは、歪みが補正された画像データ(第3画像データ)となる。
加えて、出力側画像補正部240は、歪みが補正された画像データ(第3画像データ)を再度歪ませる。具体的には、出力側画像補正部240は、メモリ部93に予め格納された歪み情報に基づいて、歪みが補正された画像データに対して、縮小処理、拡大処理、平行移動処理、回転処理、及びせん断処理を行う。これにより、出力側画像補正部240は、再度画像データを歪ませる。ここで、歪み情報とは、歪みの無い画像を、歪ませるためのパラメータである。例えば、歪み情報とは、投影する曲面スクリーンの形状や曲率に応じて予め設定されたアフィン変換の変換行列等である。なお、曲面投影の詳細な原理については、公知の技術を用いることができるため、詳細な説明は省略する。
そして、ビデオ出力部150は、出力側画像補正部240から出力された歪んだ画像データに基づいて、歪んだ画像を液晶パネル94に表示させる。これにより、液晶パネル94には、歪んだ画像が表示される。そして、図示しない投影機により、液晶パネル94に表示された画像が拡大投影される。
以上のように、本実施の形態にかかる半導体装置6の構成によれば、出力側画像補正部240が、歪み情報に基づいて、歪み補正された画像データ(第3画像データ)を再度歪ませる。そして、ビデオ出力部150は、液晶パネル94に歪んだ画像を表示させる。このため、半導体装置6から出力された画像データが曲面スクリーンに投影された場合であっても、ユーザには歪みが無い画像が見えるため、画像の視認性を向上させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で 種々の変更及び組み合わせが可能であることはいうまでもない。
例えば、入力側画像補正部120において、画像データの縮小処理のみを行い、出力側画像補正部140において、縮小処理された画像データに対して、拡大処理、回転処理、平行移動処理、及びせん断処理を行ってもよい。また、入力側画像補正部120において、縮小処理と、回転処理、平行移動処理、及びせん断処理のうちの一部の処理と、を行い、出力側画像補正部140において、拡大処理と、回転処理、平行移動処理、及びせん断処理のうちの残りの処理と、を行ってもよい。さらに、入力側画像補正部120において、拡大処理の一部を行ってもよい。例えば、入力側画像補正部120が、画像データの一部の領域のみ拡大処理を行い、出力側画像補正部140が、他の領域の拡大処理を行ってもよい。また、例えば4倍の拡大処理が必要な場合に、入力側画像補正部120において2倍の拡大処理を行い、出力側画像補正部140においてさらに2倍の拡大処理を行ってもよい。
また、上述の実施の形態においては、半導体装置が、半導体装置外部のカメラ91及びモニタ92接続されている例を示したが、撮像部(カメラ91に対応)と、表示部(モニタ92に対応)と、半導体装置とを備える1つの電子機器として実施されてもよい。撮像部及び表示部を含む電子機器は、例えば、車のカーナビゲーション装置として用いられる。
1〜6 半導体装置
11 画像入力部
12 画像出力部
91 カメラ
92 モニタ
93 メモリ部
94 液晶パネル
110 ビデオ入力部
111 入力タイミング制御部
112 ノイズ除去・色変換部
120 入力側画像補正部
121 ラインメモリ
122 コマンド解釈部
123、129 変換処理部
124 フィルタリング部
130 共有バス
140、240 出力側画像補正部
150 ビデオ出力部
151 調整部
152 出力タイミング制御部
160 制御部
161 CPU
162 割り込みコントローラ
163 周辺IP
170 メモリコントローラ
180 内蔵メモリ
900 歪み補正部

Claims (19)

  1. データバスと、
    撮像装置からの第1画像データが入力され、前記データバスを介して、第2画像データを記憶部に出力する画像入力部と、
    前記記憶部に格納された前記第2画像データが、前記データバスを介して入力され、画像表示装置に第3画像データを出力する画像出力部を有し
    記画像入力部においては、前記第1画像データにアフィン変換のうち拡大処理以外の処理を行い、
    前記画像出力部においては、前記第2画像データにアフィン変換のうち拡大処理を行うことを特徴とする半導体装置。
  2. 前記画像出力部においては、前記アフィン変換中の縮小処理を行わないことを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記画像入力部において、前記第1画像データに対し縮小処理を行い、前記第2画像データを出力することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記画像入力部は、前記第1画像データに対して縮小処理、移動処理、回転処理及びせん断処理を行い、
    前記画像出力部は、前記第2画像データに対して前記拡大処理を行う請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記画像入力部は、前記第1画像データの第1の領域に対して縮小処理を行い、
    前記画像出力部は、前記第2画像データの前記第1の領域とは異なる第2の領域に対して、前記拡大処理を行う請求項1に記載の半導体装置。
  6. 前記第1及び第2の領域の位置は、前記第1及び第2画像データのx座標またはy座標のみで判定される請求項に記載の半導体装置。
  7. 前記画像入力部は、
    前記第1画像データを前記撮像装置から取得するビデオ入力部と、
    前記第1画像データをアフィン変換するための画像補正部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  8. 前記画像出力部は、
    前記第2画像データをアフィン変換するための画像補正部と、
    前記第3画像データを前記画像表示装置に出力するビデオ出力部
    を有することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  9. 前記画像出力部は、前記画像表示装置に表示された画像を投影する投影面の形状に応じて予め設定された歪み情報に基づいて、歪みが補正された前記第3画像データを、アフィン変換を用いて再度歪ませて、前記画像表示装置に出力することを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  10. 前記画像出力部は、前記拡大処理を行うために予め設定された拡大情報に基づいて、前記拡大処理を行う請求項1に記載の半導体装置。
  11. 前記拡大情報は、前記画像出力部に格納されている請求項10に記載の半導体装置。
  12. 前記拡大情報は、前記記憶部に格納されている請求項10に記載の半導体装置。
  13. 前記画像入力部は、前記第1画像データの歪みを補正するために用いる歪み補正情報に基づいて、前記拡大情報を生成する請求項10に記載の半導体装置。
  14. 撮像部と、
    前記撮像部から出力される第1画像データが入力される画像入力部と、
    データバスと、
    前記画像入力部から出力される第2画像データが前記データバスを介して格納される記憶部と、
    前記記憶部に格納された前記第2画像データが、前記データバスを介して入力される画像出力部と、
    前記画像出力部から出力される第3画像データが入力される画像表示装置を有し
    記画像入力部においては、前記第1画像データにアフィン変換のうち拡大処理以外の処理を行い、
    前記画像出力部においては、前記第2画像データにアフィン変換のうち拡大処理を行うことを特徴とする電子装置。
  15. 前記画像出力部においては、前記アフィン変換中の縮小処理を行わないことを特徴とする請求項14に記載の電子装置。
  16. 前記画像入力部において、前記第1画像データに対し縮小処理を行い、前記第2画像データを出力することを特徴とする請求項14に記載の電子装置。
  17. (a) 撮像装置からの第1画像データを取得する工程;
    (b) 前記第1画像データが入力される画像入力部において、前記第1画像データに対してアフィン変換のうち拡大処理以外の処理を行うことで第2画像データ生成する工程;
    (c) 前記第2画像データをデータバスを介して記憶部に格納する工程;
    (d) 前記記憶部に格納された前記第2画像データを、前記データバスを介して、画像表示装置に第3画像データを出力する画像出力部に入力する工程;
    (e) 前記画像出力部において、前記第2画像データに対しアフィン変換のうち拡大処理を行うことで前記第3画像データ生成する工程;
    (f) 前記第3画像データを前記画像表示装置に出力する工程
    含む画像処理方法。
  18. 前記画像出力部におけるアフィン変換は縮小処理を含まないことを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
  19. 前記画像入力部におけるアフィン変換は縮小処理を含むことを特徴とする請求項17に記載の画像処理方法。
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