JP3104651U - 腰裏用すべり止め体 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ズボンやスカートなどの腰裏布地に対し、安価で簡便、迅速且つ強固に貼着できるように工夫した腰裏用すべり止め体の提供。
【解決手段】 基布上面へ、エンボス加工により肉厚寸法を0.1mm〜2.0mm程度となしたシリコーンゴムの凹凸層を形成させると共に、基布底面側には接着剤を塗布し、且つ離型紙を貼付した構成とする。この際、凹凸層の凹部は、径を1.0mm〜3.0mm程度となした小円孔を基布底面側の離型紙まで到達させるものとなしたり、また、この小円孔を凡そ2.0mm〜6.0mm間隔で散在させるものとなしたりする。
【選択図】 図1

Description

本考案は、ズボンやスカート等の腰裏用すべり止め体に関するものである。
ズボンやスカート等の腰部に取り付ける腰裏用のすべり止め体としては、従来より、腰裏用に使用されている帯状布地に発泡シリコンゴムをスクリーン印刷その他の印刷方式により転写したもの(例えば、特許文献1、特許文献2参照)や、縫い代を有する所定形状のものにシリコン樹脂で作成し腰裏に縫い付けて使用するようになしたものがある(例えば、特許文献3参照)。
また、ホットメルト加工した基布へモールド加工によりシリコン樹脂を塗着させ、アイロンなどの熱圧着で腰裏へ取り付けるようになしたもの、例えば、冷却した凹版母型にシリコン樹脂を注入し、この上に、上記基布を載置させ、その上から平板でホットプレス処理した後に冷却し、該基布上にシリコン樹脂からなるすべり止め用突起を形成するようになしたものもある(例えば、特許文献4参照)。
特開昭60−39403号公報 特開昭60−134002号公報 特開2001−11709号公報 特開平11−286805号公報
上記印刷方式によるものの場合、高価な印刷機を必要とし、また、転写後に樹脂を乾燥させる必要があるため加工に手間がかかるという問題があった。また、所定形状に作成したすべり止め体を腰裏に縫い付けるものの場合、強固な取り付けが可能となるものの縫い付けに精巧な作業が要求され、簡便に取り付けるのは極めて困難であるという欠点があった。更に、モールド加工により基布上へ塗着させたものの場合、鋳型の加熱及び冷却などプレス処理時に時間がかかるほか、特殊形状となした凹版が多数必要となるので、コストが高くつくなどの問題があった。
そこで、本考案の目的とするところは、上記に於ける問題点を改良提案することであって、即ち、すべり止め体をズボンやスカートなどの腰裏布地に対し貼着するに際し、安価で簡便、迅速且つ強固に貼着できるように工夫したものを提供することにある。
本考案の腰裏用すべり止め体は、基布上面へ、エンボス加工により肉厚寸法を0.1mm〜2.0mm程度となしたシリコーンゴムの凹凸層を形成させると共に、基布底面側には接着剤を塗布し、且つ離型紙を貼付した構成とする。エンボス加工は、例えば、任意の凹凸模様が彫刻或いは腐食(エッチング)された凹版鋳型を用いて行うのであり、基布上に一定量のシリコーンゴムを一定厚さで塗着し、その上から上記凹版鋳型を伏せて一定温度で熱プレスしたりエンボスロール間を通過させることにより、基布上へシリコーンゴムの凹凸層を形成させるのである。
また、凹凸層の凹部は、径を1.0mm〜3.0mm程度となした小円孔を基布底面側の離型紙まで到達させるものとなしたり、この小円孔が凡そ2.0mm〜6.0mm間隔で散在させられるものとなしたりする。
本考案の腰裏用すべり止め体は、シリコーンゴムをエンボス加工により基布上へ貼着させることから、従来のモールド加工や腰裏にすべり止め体を縫い付ける場合と違って、優れたすべり止め効果を奏する凹凸層を簡便且つ迅速に腰裏へ形成することができるのである。この際、エンボス加工に必要とされる鋳型は一個でよく、また、従来のモールド加工とは違って比較的少量のシリコーンゴムで効率良く凹凸層を形成することができるので、経済的で安価な腰裏用すべり止め体を提供することができるものとなる。
また、上記凹凸層の凹部に、基布底面側の離型紙にまで到達する一定大きさの小円孔を一定間隔で形成させることにより、本考案品をスカートやズボンなどの腰裏布地へアイロンなどで接着させる際の熱圧着作用を強固に実施可能となすほか、着用時の腰部における通気性を改善して快適な着用を可能となすのである。
優れたすべり止め効果と着心地の良さを備えた腰裏用すべり止め体を安価で簡便、迅速且つ強固に貼着できるようするという目的を、シリコーンゴムからなる凹凸層を基布上へエンボス加工により貼着させることにより実現した。
以下、本考案に係る腰裏用すべり止め体の実施の形態を図面を参照にして説明する。
図1は、本考案に係る腰裏用すべり止め体の斜視図である。1は、織物や不織布などからなる基布であって、任意に設計されるが、通常、縦1cm〜4cm、横2cm〜5cmの方形状となし、該基布1上面には、エンボス加工によるシリコーンゴムの凹凸層2が形成されている。
上記凹凸層2は、肉厚寸法tを0.1mm〜2.0mm程度となし、該範囲内で任意の凹凸模様を形成するようになしてある。凹凸層2は、上記範囲内で任意模様を彫刻或いは腐食(エッチング)した凹版鋳型を用いて、エンボス加工により形成するのであり、先ず、シリコーンゴムを基布1上へ0.1mm〜2.5mm程度の厚さで塗着させ、その上から上記凹版鋳型を伏せて載置し、次いで熱押圧したり、或いはエンボスロール間を通過させることにより重合硬化させるのである。
この際、使用するシリコーンゴムは特に制限されるものではなく、接着性の良いメチルビニルシリコーンなどを使用するものとし、単色或いは所望の色に着色して用いるようになしたりする。エンボス加工による凹凸層2は、シリコーンゴムの厚みの違いにより濃淡を生じさせて、意匠的効果を奏するものであった。
なお、上記構成の基布1の底面側全面には加熱接着剤3が塗布されており、且つ該下面には離型紙4が貼付されたものとなっている。
図2は、上記構成のすべり止め体をズボン5の腰裏布地6に対し貼着させた状態を示すものであって、初めに離型紙4を取り除き、この状態のものを腰裏布地6の上面へ当接させ、その上からアイロンなどで押圧して希望する箇所に取り付けて使用するのである。
図3及び図4は、本考案に係る腰裏用すべり止め体の別の実施の形態を示すものであって、図3は該腰裏用すべり止め体の斜視図であり、図4は該図のX−X線における切断面図である。
本実施例に於ける腰裏用すべり止め体は、上記実施例1と同様にして作成した凹凸層2の凹部7に、基布1底面側の離型紙4まで到達する小円孔8が穿設されたものとなしてある。該小円孔8は任意に設計されるが、径を1.0mm〜3.0mm程度となし、凹凸層2の全面へ凡そ2.0mm〜6.0mmの間隔で散在させられている。
上記小円孔8を離型紙4に到達するまで穿設させたことにより、すべり止め体を腰裏布地6へ押着させる際の熱圧着作用が迅速且つ強固に行われるのであり、また、径を6.0mm程度となしたものは、上記のほかに着用時の腰部における通気性を良好となすものとなることが解った。
上記各実施例に於いては、腰裏用すべり止め体を方形状になしたものについて説明したが、本考案はこれに限定されるものでなく、円形状や卵形状などとなしてもよい。
本考案に係る腰裏用すべり止め体の斜視図である。 本考案に係る腰裏用すべり止め体の使用状態図である。 本考案に係る腰裏用すべり止め体の別の実施形態を示す斜視図である。 図3のX−X線における切断面図である。
符号の説明
1 基布
2 凹凸層
3 加熱接着剤
4 離型紙
5 ズボン
6 腰裏布地
7 凹部
8 小円孔

Claims (3)

  1. 基布上面へ、エンボス加工により肉厚寸法を0.1mm〜2.0mm程度となしたシリコーンゴムの凹凸層を形成させると共に、基布底面側には接着剤を塗布し、且つ離型紙を貼付したものとなしたことを特徴とする腰裏用すべり止め体。
  2. 凹凸層の凹部は、径を1.0mm〜3.0mm程度となした小円孔を基布底面側の離型紙まで到達するものとなされることを特徴とした請求項1記載の腰裏用すべり止め体。
  3. 小円孔を凡そ2.0mm〜6.0mm間隔で散在させたものとなされることを特徴とした請求項2記載の腰裏用すべり止め体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007032071A1 (ja) * 2005-09-15 2007-03-22 Hassho Shoji Co., Ltd. 腰裏用すべり止め及びこのすべり止めを取り付けた腰裏
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