JP3207575U - 滑り止め成形体 - Google Patents

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秀久 小川
秀久 小川
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株式会社 ストリーム
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Abstract

【課題】ズボンやスカートなどの腰裏布地に適宜取り付ける際、仮接着が容易にできる滑り止め成形体を提供する。【解決手段】基布2の上面に高さが0.1mm〜3.0mmのシリコーンゴム層3が形成され、基布2の下面にホットメルト層4が形成され、ホットメルト層4の表面に感圧接着剤層5が離散的に形成され、シリコーンゴム層3と基布2とホットメルト層4と感圧接着剤層5を貫通する1.0mm〜3.0mm径の小孔7が設けられ、感圧接着剤層5の側に離型紙6が貼り付けられている。【選択図】図1

Description

本考案は、ズボンやスカートなどの腰裏布地に、適宜取り付けて使用する衣服類の滑り止め成形体に関するものである。
基布の上面へシリコーンゴムを形成した滑り止め成形体を腰裏布地に貼り付ける場合に、基布に対して接着剤を直接塗布して接着すると、腰裏等への接着作業は簡単である。しかしながら、接着剤が基布に浸透してしまい、腰裏布地への接着に対しては強度が不足する。特許文献1には、塗布による接着剤ではなく、ホットメルトシートを用いた滑り止め成形体が示されている。同文献によれば、基布の上面へシリコーンゴムを形成し、基布の下面にホットメルトシートが熱接着される。この滑り止め成形体によれば、ズボンなどの腰裏布地に滑り止め成形体を当接し、アイロンで加熱してホットメルトシートを溶融させることで、腰裏布地にホットメルトシートが浸透して接着強度を高めることができる。
実用新案登録第3164413号公報
しかし、腰裏は生地が何重にも縫い合わされて立体的であり、特許文献1に示された滑り止め成形体を置いて、アイロンで押さえるまでの間に位置が微妙にズレることがあった。滑り止め成形体を腰裏に仮止めする方法としては、基布の下面へ設けられたホットメルトシート上への両面テープの貼り付けが考えられるが、両面テープの場合、裏面全体への加工となる。また、ホットメルトシートと腰裏布地との間に両面テープが存在することになり、アイロンで熱を加えた際に、ホットメルトシートを腰裏布地へ浸透させるのに影響を与えてしまうことが十分考えらえる。また、コストの面でも問題がある。
そこで、本考案は、仮接着が容易にできる滑り止め成形体を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の滑り止め成形体は、基布の上面に高さが0.1mm〜3.0mmのシリコーンゴム層が形成され、基布の下面にホットメルト層が形成され、前記ホットメルト層の表面に感圧接着剤層が離散的に形成され、前記シリコーンゴム層と前記基布と前記ホットメルト層と前記感圧接着剤層を貫通する1.0mm〜3.0mm径の小孔が設けられ、前記感圧接着剤層の側に離型紙が貼り付けられていることを特徴とする。
この考案によれば、感圧接着剤層は滑り止め成形体を腰裏等へアイロン接着する際の位置決めを簡単にすることができる。
本考案に係る滑り止め成形体を示す図であり、図1Aは平面図、図1BのX−X線断面図である。 本考案に係る滑り止め成形体の離型紙を剥がした状態の底面図である。 本考案に係る滑り止め成形体の製造過程を示す図である。
以下、本考案に係る滑り止め成形体の一実施の形態について、図1、図2に基づいて説明する。
図1は本考案に係る滑り止め成形体1を示す平面図で、図2は本考案に係る滑り止め成形体の離型紙を剥がした状態の底面図である。滑り止め成形体1は、縦1cm〜4cm、横2cm〜5cmの長方形状である。基布2の上面には、肉厚寸法を0.1mm〜3mm程度となした凹凸のパターンとなるシリコーンゴム層3が形成されている。図1Aにおいては、シリコーンゴム層3のパターンは縦横の罫線の中に中抜きの四角を配置した形状となっており、シリコーンゴム層3で凸部を、露出した基布2の表面で凹部を形成している。シリコーンゴム層3のパターンは、他の形状でも良く、滑り止め成形体1の表面に凹凸のテクスチャを付与するものであれば良い。図1Bにおいて、基布2の裏面にはホットメルト層4が設けられ、さらにホットメルト層4のさらに下表面には、感圧接着剤層5が形成されて、感圧接着剤層5には離型紙6が貼り付けられている。図2に示すように、ホットメルト層4のさらに下表面には、ドット形状をした感圧接着剤層5が格子状にかつ離散的に配置されている。
図1A、図2を参照し、滑り止め成形体1には、シリコーンゴム層3、基布2、ホットメルト層4、感圧接着剤層5、離型紙6を含む成形体を貫通する小孔7が格子状にかつ離散的に穿設されている。小孔7は径が1.0mm〜3.0mmであり、着用時の通気性とアイロンでの接着時の熱伝導を確保するものである。シリコーンゴム層3による縦横の罫線のピッチ及び感圧接着剤層5の格子のピッチに対して、隣合う小孔7のピッチをズラすことにより、小孔7の穿孔によって欠落する箇所ができるだけ均一になるようにしている。
図3は、本考案に係る滑り止め成形体の製造過程を示す図である。基布2は、織物や不織布などからなる。図3Bにおいて、その上面にシリコーンゴム層3をエンボス加工またはシルクスクリーン印刷することにより凹凸のパターンが形成されている。図3Cにおいて、基布2の裏面にはホットメルト層4が形成される。ホットメルト層4は、ホットメルトシートを貼り付けても良いし、熱溶融樹脂を塗布して形成しても良い。図3Dにおいて、ホットメルト層4の下表面に対して、シルクスクリーンで感圧接着剤層5を塗布する。このとき、表面全体ではなく直径1.0mm程度のドットを離散的に配置して部分的な塗布を行う。感圧接着剤層5で隠れる部分よりも、ホットメルト層4が露出する部分が滑り止め成形体1の裏面において平均的に大面積を占めるようにする。
図3Eにおいて、感圧接着剤層5の側に離型紙6を貼り付ける。そして、図3Fのように、小孔7を穿孔するのである。なお、離型紙6は、小孔7を穿孔したのちに感圧接着剤層5の側に貼り付けてもよい。この場合、離型紙6には小孔7が穿孔されない。
本実施例によれば、シリコーンゴム層3により滑り止め成形体1の表面に凹凸が付けられているため、滑り止めの効果が発揮される。また、小孔7は、着用時の通気性を確保するとともに、アイロンでの接着時の熱伝導を確保する。
そして、本実施例によれば、離型紙6を剥がし腰裏布地へ滑り止め成形体1を押し当てたときに、感圧接着剤層は滑り止め成形体を腰裏等へアイロン接着する際の位置決めを簡単にする効果がある。また、アイロンによる接着の際には、感圧接着剤層5で隠れる部分よりも、ホットメルト層4が露出する部分が滑り止め成形体1の裏面において平均的に大面積を占めているため、ホットメルト層4自体の接着の能力はさほど失われずに、腰裏等への接着できるという効果がある。また、感圧接着剤層5が熱溶融して、その直後に存在するホットメルト層4に先行して腰裏布地へ浸透してしまう材料を用いれば、感圧接着剤層5が介在する影響を最小限にすることができる。
1 滑り止め成形体
2 基布
3 シリコーンゴム層
4 ホットメルト層
5 感圧接着剤層
6 離型紙
7 小孔

Claims (1)

  1. 基布の上面に高さが0.1mm〜3.0mmのシリコーンゴム層が形成され、基布の下面にホットメルト層が形成され、前記ホットメルト層の表面に感圧接着剤層が離散的に形成され、前記シリコーンゴム層と前記基布と前記ホットメルト層と前記感圧接着剤層を貫通する1.0mm〜3.0mm径の小孔が設けられ、前記感圧接着剤層の側に離型紙が貼り付けられていることを特徴とする滑り止め成形体。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021030732A (ja) * 2019-08-19 2021-03-01 株式会社関西セイブン シリコン成形体及びその製造方法

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