JP3104249B2 - フィードバック制御装置 - Google Patents
フィードバック制御装置Info
- Publication number
- JP3104249B2 JP3104249B2 JP02279940A JP27994090A JP3104249B2 JP 3104249 B2 JP3104249 B2 JP 3104249B2 JP 02279940 A JP02279940 A JP 02279940A JP 27994090 A JP27994090 A JP 27994090A JP 3104249 B2 JP3104249 B2 JP 3104249B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control
- fuzzy inference
- control amount
- switching
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B13/00—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion
- G05B13/02—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric
- G05B13/0265—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion
- G05B13/0275—Adaptive control systems, i.e. systems automatically adjusting themselves to have a performance which is optimum according to some preassigned criterion electric the criterion being a learning criterion using fuzzy logic only
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S706/00—Data processing: artificial intelligence
- Y10S706/90—Fuzzy logic
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Artificial Intelligence (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Mathematical Physics (AREA)
- Fuzzy Systems (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Evolutionary Computation (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Feedback Control In General (AREA)
- Paper (AREA)
- Analysing Materials By The Use Of Radiation (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、燃焼制御等に用いられるフィードバック制
御装置に関する。
御装置に関する。
(従来の技術) 最近各種制御にファジィ推論制御が採用されており、
燃焼制御等のフィードバック制御においても、第7図の
制御系統図に示すような、PID(比例積分微分)制御に
ファジィ推論制御を加えたハイブリッド制御を行うこと
が考えられる。
燃焼制御等のフィードバック制御においても、第7図の
制御系統図に示すような、PID(比例積分微分)制御に
ファジィ推論制御を加えたハイブリッド制御を行うこと
が考えられる。
第7図において、1はフィードフォワード(FF)制御
量出力部、2は比例積分(PI)制御量出力部、4は微分
(D)制御量出力部、6はファジィ推論制御量出力部で
あり、フィードフォワード制御量出力部1は、設定デー
タに基づいてフィードフォワード制御量を出力する。こ
れに対し、比例積分制御量出力部2、微分制御量出力部
4、ファジィ推論制御量出力部6のそれぞれは、第1演
算部8で算出される制御対象側からの検出データと設定
データ(目標値)との偏差に基づいて比例積分制御量、
微分制御量、ファジィ推論制御量のそれぞれを出力す
る。そして、まず、フィードフォワード制御量、比例積
分制御量、微分制御量のそれぞれが第2演算部10で加算
され、その加算された制御量に第3演算部12でさらにフ
ァジィ推論制御量が加算されて得られる操作量が制御対
象14に与えられるようになっている。上記ファジィ推論
制御量出力部6は、例えば与えられる偏差の1回微分値
と、2回微分値との2入力に基づいてファジィ推論制御
量を推論出力するように構成される。
量出力部、2は比例積分(PI)制御量出力部、4は微分
(D)制御量出力部、6はファジィ推論制御量出力部で
あり、フィードフォワード制御量出力部1は、設定デー
タに基づいてフィードフォワード制御量を出力する。こ
れに対し、比例積分制御量出力部2、微分制御量出力部
4、ファジィ推論制御量出力部6のそれぞれは、第1演
算部8で算出される制御対象側からの検出データと設定
データ(目標値)との偏差に基づいて比例積分制御量、
微分制御量、ファジィ推論制御量のそれぞれを出力す
る。そして、まず、フィードフォワード制御量、比例積
分制御量、微分制御量のそれぞれが第2演算部10で加算
され、その加算された制御量に第3演算部12でさらにフ
ァジィ推論制御量が加算されて得られる操作量が制御対
象14に与えられるようになっている。上記ファジィ推論
制御量出力部6は、例えば与えられる偏差の1回微分値
と、2回微分値との2入力に基づいてファジィ推論制御
量を推論出力するように構成される。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記のようにファジィ推論制御量が加
えられた制御によっては、PID制御による応答性の悪さ
は解消されて外乱時のオーバーシュート等は小さくなる
ものの、ゲインがPID制御の場合より等価的に大きくな
り逆に整定性が悪化するという問題点が発生する。
えられた制御によっては、PID制御による応答性の悪さ
は解消されて外乱時のオーバーシュート等は小さくなる
ものの、ゲインがPID制御の場合より等価的に大きくな
り逆に整定性が悪化するという問題点が発生する。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので
あって、フィードバック制御における整定性と応答性と
が常時ともに良好に維持される制御装置を提供すること
を目的としている。
あって、フィードバック制御における整定性と応答性と
が常時ともに良好に維持される制御装置を提供すること
を目的としている。
(課題を解決するための手段) このような目的を達成するために、本発明では、目標
設定値と制御対象における検出値との偏差に基づいて比
例制御量を出力する比例制御手段と、前記偏差に基づい
てファジィ推論制御量を出力するファジィ推論制御手段
と、前記ファジィ推論制御手段からの出力をON/OFF切り
替えする切り替え手段と、前記比例制御手段からの比例
制御量に前記切り替え手段から与えられるファジィ推論
制御量を加算して出力する加算出力手段と、前記切り替
え手段のON/OFF切り替えを制御する切り替え制御手段と
を備え、前記切り替え制御手段は、制御対象における前
記検出値が、前記目標設定値から所定の巾の整定帯に入
ってから設定時間が経過するまでの期間、および、当該
フィードバック制御装置の動作開始時を除いて前記検出
値が整定帯に入っていない期間に亘って前記切り替え手
段をONさせて前記加算出力手段にファジィ推論制御量を
与える構成とした。
設定値と制御対象における検出値との偏差に基づいて比
例制御量を出力する比例制御手段と、前記偏差に基づい
てファジィ推論制御量を出力するファジィ推論制御手段
と、前記ファジィ推論制御手段からの出力をON/OFF切り
替えする切り替え手段と、前記比例制御手段からの比例
制御量に前記切り替え手段から与えられるファジィ推論
制御量を加算して出力する加算出力手段と、前記切り替
え手段のON/OFF切り替えを制御する切り替え制御手段と
を備え、前記切り替え制御手段は、制御対象における前
記検出値が、前記目標設定値から所定の巾の整定帯に入
ってから設定時間が経過するまでの期間、および、当該
フィードバック制御装置の動作開始時を除いて前記検出
値が整定帯に入っていない期間に亘って前記切り替え手
段をONさせて前記加算出力手段にファジィ推論制御量を
与える構成とした。
(作用) 本発明の構成によれば、ファジィ推論制御手段からの
出力がON/OFF切り替えされることにより、一方では比例
制御手段からの比例制御量のみからなる操作量が、他方
では比例制御量にファジィ推論制御量を加算した操作量
が出力される。
出力がON/OFF切り替えされることにより、一方では比例
制御手段からの比例制御量のみからなる操作量が、他方
では比例制御量にファジィ推論制御量を加算した操作量
が出力される。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明す
る。第1図は本発明の制御系統図である。本発明の制御
装置における制御動作は、総てマイクロコンピュータに
よりソフトウエア処理されるものである。
る。第1図は本発明の制御系統図である。本発明の制御
装置における制御動作は、総てマイクロコンピュータに
よりソフトウエア処理されるものである。
本発明は、フィードフォワード制御量出力部1、比例
制御手段としての比例積分制御量出力部2、微分制御量
出力部4、ファジィ推論制御手段としてのファジィ推論
制御量出力部6、第1演算部8、第2演算部10、加算出
力手段としての第3演算部12を備える構成は第7図に示
すものと同様である。
制御手段としての比例積分制御量出力部2、微分制御量
出力部4、ファジィ推論制御手段としてのファジィ推論
制御量出力部6、第1演算部8、第2演算部10、加算出
力手段としての第3演算部12を備える構成は第7図に示
すものと同様である。
そして、本発明では、切り替え制御手段としての起動
判断部20が備えられるとともに、その起動判断部20から
の起動信号によりファジィ推論制御量出力部6からの出
力をON/OFF切り替えする切り替え部22が設けられ、その
切り替え部22がONする際にのみ第3演算部12でファジィ
推論制御量が加算されて操作量として出力される構成と
なっている。
判断部20が備えられるとともに、その起動判断部20から
の起動信号によりファジィ推論制御量出力部6からの出
力をON/OFF切り替えする切り替え部22が設けられ、その
切り替え部22がONする際にのみ第3演算部12でファジィ
推論制御量が加算されて操作量として出力される構成と
なっている。
起動判断部20は、基本的には検出データが入力されそ
の値が、第3図に示す、目標値から所定の巾の整定帯の
範囲に有る際に起動信号の出力を停止するように構成さ
れ、実施例においては、後に示すフローチャートに示す
ように、装置の制御動作開始時、検出データ値が整定帯
の範囲に入って設定時間経過時には起動信号を出力せ
ず、それ以外の状態では起動信号を出力するように構成
されている。
の値が、第3図に示す、目標値から所定の巾の整定帯の
範囲に有る際に起動信号の出力を停止するように構成さ
れ、実施例においては、後に示すフローチャートに示す
ように、装置の制御動作開始時、検出データ値が整定帯
の範囲に入って設定時間経過時には起動信号を出力せ
ず、それ以外の状態では起動信号を出力するように構成
されている。
次に、上記構成の制御装置における制御動作を第2図
のフローチャートを参照して説明する。
のフローチャートを参照して説明する。
まず、制御対象14からの検出データが与えられると
(ステップ1)、検出データと設定データ(目標値)と
の偏差を算出する(ステップ2)。そして、設定データ
によりフィードフォワード制御量を(ステップ3)、偏
差により比例積分制御量(ステップ4)、微分制御量
(ステップ5)、ファジィ推論制御量(ステップ6)を
それぞれ出力し、フィードフォワード制御量、比例積分
制御量、微分制御量のそれぞれを加算する(ステップ
7)。
(ステップ1)、検出データと設定データ(目標値)と
の偏差を算出する(ステップ2)。そして、設定データ
によりフィードフォワード制御量を(ステップ3)、偏
差により比例積分制御量(ステップ4)、微分制御量
(ステップ5)、ファジィ推論制御量(ステップ6)を
それぞれ出力し、フィードフォワード制御量、比例積分
制御量、微分制御量のそれぞれを加算する(ステップ
7)。
次に、制御開始時がどうかの判定を行い(ステップ
8)、制御開始時には起動信号は出力されず、スイッチ
手段はOFFされ、この場合はステップ7で得られた加算
制御量が操作量として出力される(ステップ9)。ステ
ップ8で制御開始時でないと判断すると、検出データ値
が整定帯の範囲に入るかどうかを判断し(ステップ1
0)、整定帯に入ると判断すると、さらに、整定帯に入
った後にT時間経過したかどうかを判定する(ステップ
11)。そして、T時間経過していない場合には起動信号
の出力(ステップ12)によりスイッチ部22がONされて
(ステップ13)、これにより上記ステップ7で加算され
た制御量にファジィ推論制御量がさらに加算されて(ス
テップ14)、操作量として出力され(ステップ15)、ス
テップ1に移行する。上記ステップ11でT時間経過して
いる場合はステップ9に移行し、その場合はファジィ推
論制御量が加算されない操作量の出力が行われる。
8)、制御開始時には起動信号は出力されず、スイッチ
手段はOFFされ、この場合はステップ7で得られた加算
制御量が操作量として出力される(ステップ9)。ステ
ップ8で制御開始時でないと判断すると、検出データ値
が整定帯の範囲に入るかどうかを判断し(ステップ1
0)、整定帯に入ると判断すると、さらに、整定帯に入
った後にT時間経過したかどうかを判定する(ステップ
11)。そして、T時間経過していない場合には起動信号
の出力(ステップ12)によりスイッチ部22がONされて
(ステップ13)、これにより上記ステップ7で加算され
た制御量にファジィ推論制御量がさらに加算されて(ス
テップ14)、操作量として出力され(ステップ15)、ス
テップ1に移行する。上記ステップ11でT時間経過して
いる場合はステップ9に移行し、その場合はファジィ推
論制御量が加算されない操作量の出力が行われる。
第3図は上記の制御動作に対応する検出データ値とス
イッチ手段のON/OFFとの対応を示す図であり、Aでは制
御開始時であるのでスイッチはOFF(ファジィ推論制御
量が加算されない操作量の出力)、Bでは検出データ値
が整定帯内に入り、かつ、T時間経過していないのでON
(ファジィ推論制御量が加算された操作量の出力)、C
では検出データ値が整定帯内に入り、かつ、T時間経過
したのでOFF、Dでは外乱により検出データ値が整定帯
内から出たのでONとなり、Eでは検出データ値が整定帯
内に入り、かつ、T時間経過したのでOFFとなる。Bに
おいてすぐにOFFすることなくT時間経過した後Cにお
いてOFFするのは、一度整定帯に入ったとしてもオーバ
ーシュートして整定帯からでることもあり、その場合は
応答性の良いファジィ推論制御量を加えた制御の方が有
効となるのでONを継続し、確実に整定帯に入った状態に
おいてOFFすることによりファジィ推論制御量を除去す
るものである。Dにおいては、外乱発生により検出デー
タ値が整定帯から外れることによりONとなり、検出デー
タ値が一旦整定帯に入ってもOFFすることなく、整定帯
に入った後T時間経過後EにおいてOFFとなる。
イッチ手段のON/OFFとの対応を示す図であり、Aでは制
御開始時であるのでスイッチはOFF(ファジィ推論制御
量が加算されない操作量の出力)、Bでは検出データ値
が整定帯内に入り、かつ、T時間経過していないのでON
(ファジィ推論制御量が加算された操作量の出力)、C
では検出データ値が整定帯内に入り、かつ、T時間経過
したのでOFF、Dでは外乱により検出データ値が整定帯
内から出たのでONとなり、Eでは検出データ値が整定帯
内に入り、かつ、T時間経過したのでOFFとなる。Bに
おいてすぐにOFFすることなくT時間経過した後Cにお
いてOFFするのは、一度整定帯に入ったとしてもオーバ
ーシュートして整定帯からでることもあり、その場合は
応答性の良いファジィ推論制御量を加えた制御の方が有
効となるのでONを継続し、確実に整定帯に入った状態に
おいてOFFすることによりファジィ推論制御量を除去す
るものである。Dにおいては、外乱発生により検出デー
タ値が整定帯から外れることによりONとなり、検出デー
タ値が一旦整定帯に入ってもOFFすることなく、整定帯
に入った後T時間経過後EにおいてOFFとなる。
この実施例においては、とくにファジィ推論制御部に
おけるファジィ推論が外乱応答に対応して行われるの
で、ステップ8の動作によりAにおいてスイッチOFFし
てファジィ推論制御量が加えられることがないようにな
っている。
おけるファジィ推論が外乱応答に対応して行われるの
で、ステップ8の動作によりAにおいてスイッチOFFし
てファジィ推論制御量が加えられることがないようにな
っている。
第4図はファジィルール例を示すルールテーブルであ
り、Dは一方の前件部変数となる偏差の1回微分値、DD
は他方の前件部変数となる2回微分値であり、それらは
ともにNB〜PBの5ラベルを有し、それら変数の各ラベル
は、第5図(A)、第5図(B)に示すメンバシップ関
数を備えている。Uは後件部変数となるファジィ推論制
御量であり、このファジィ推論制御量もNB〜PBの5ラベ
ルを有し、各ラベルは、第6図に示すメンバシップ関数
を備えている。
り、Dは一方の前件部変数となる偏差の1回微分値、DD
は他方の前件部変数となる2回微分値であり、それらは
ともにNB〜PBの5ラベルを有し、それら変数の各ラベル
は、第5図(A)、第5図(B)に示すメンバシップ関
数を備えている。Uは後件部変数となるファジィ推論制
御量であり、このファジィ推論制御量もNB〜PBの5ラベ
ルを有し、各ラベルは、第6図に示すメンバシップ関数
を備えている。
例えば、上記のルールテーブルおけるDがNB、DDがPB
における場合のルールは、[if D=NB DD=PB then
U=ZR]となるものであり、ルールテーブルには5×
5の合計25個のルールが書き込まれている。なお、ファ
ジィ推論制御部6のファジィ推論動作は、上記のファジ
ィルール及びメンバシップ関数に基づいて通常の方法に
より行われる。
における場合のルールは、[if D=NB DD=PB then
U=ZR]となるものであり、ルールテーブルには5×
5の合計25個のルールが書き込まれている。なお、ファ
ジィ推論制御部6のファジィ推論動作は、上記のファジ
ィルール及びメンバシップ関数に基づいて通常の方法に
より行われる。
(発明の効果) 以上説明したことから明らかなように、本発明によれ
ば、整定帯においては整定特性に優れる比例制御により
のみ制御が行われ、整定帯から外れる領域においては応
答特性に優れるファジィ推論制御が加味されて制御が行
われるので、これにより整定性と応答性とが常時ともに
良好に維持される燃焼制御装置が得られる。
ば、整定帯においては整定特性に優れる比例制御により
のみ制御が行われ、整定帯から外れる領域においては応
答特性に優れるファジィ推論制御が加味されて制御が行
われるので、これにより整定性と応答性とが常時ともに
良好に維持される燃焼制御装置が得られる。
さらに、検出値が、整定帯に入ってから設定時間が経
過するまでの期間、すなわち、整定帯に入って安定する
までの期間は、切り替え手段をONしてファジィ推論制御
を加味した制御を継続するので、一度整定帯に入っても
オーバーシュートして整定帯から外れるような場合に、
比例制御よりも有効な応答特性に優れるファジィ推論制
御を加味した制御が行われることになる。
過するまでの期間、すなわち、整定帯に入って安定する
までの期間は、切り替え手段をONしてファジィ推論制御
を加味した制御を継続するので、一度整定帯に入っても
オーバーシュートして整定帯から外れるような場合に、
比例制御よりも有効な応答特性に優れるファジィ推論制
御を加味した制御が行われることになる。
第1図ないし第6図は本発明の実施例に係り、第1図は
本発明の実施例に係る制御系統図、第2図は動作説明に
供するフローチャート、第3図は上記の制御動作に対応
する検出データ値とスイッチ手段のON/OFFとの対応を示
す図、第4図はファジィ推論に用いるルールテーブル
図、第5図(A)(B)、第6図の各図はファジィ推論
に用いるメンバーシップ関数を示す図である。 第7図は従来例に係る制御系統図である。 2……比例積分制御量出力部(比例制御手段)、 6……ファジィ推論制御量出力部(ファジィ推論制御手
段)、 12……第3演算部(加算出力手段)、 18……スイッチ部(切り替え手段)。
本発明の実施例に係る制御系統図、第2図は動作説明に
供するフローチャート、第3図は上記の制御動作に対応
する検出データ値とスイッチ手段のON/OFFとの対応を示
す図、第4図はファジィ推論に用いるルールテーブル
図、第5図(A)(B)、第6図の各図はファジィ推論
に用いるメンバーシップ関数を示す図である。 第7図は従来例に係る制御系統図である。 2……比例積分制御量出力部(比例制御手段)、 6……ファジィ推論制御量出力部(ファジィ推論制御手
段)、 12……第3演算部(加算出力手段)、 18……スイッチ部(切り替え手段)。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−164903(JP,A) 特開 平3−201103(JP,A) 特開 平1−250103(JP,A) 特開 平2−105202(JP,A) 特開 平3−85602(JP,A) 特開 平2−8903(JP,A) 特開 平2−138602(JP,A) 特開 平1−293402(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 11/36 G05B 13/02
Claims (1)
- 【請求項1】目標設定値と制御対象(14)における検出
値との偏差に基づいて比例制御量を出力する比例制御手
段(2)と、 前記偏差に基づいてファジィ推論制御量を出力するファ
ジィ推論制御手段(6)と、 前記ファジィ推論制御手段からの出力をON/OFF切り替え
する切り替え手段(18)と、 前記比例制御手段(2)からの比例制御量に前記切り替
え手段(18)から与えられるファジィ推論制御量を加算
して出力する加算出力手段(12)と、 前記切り替え手段(18)のON/OFF切り替えを制御する切
り替え制御手段(20)とを備え、 前記切り替え制御手段(20)は、制御対象(14)におけ
る前記検出値が、前記目標設定値から所定の巾の整定帯
に入ってから設定時間が経過するまでの期間、および、
当該フィードバック制御装置の動作開始時を除いて前記
検出値が整定帯に入っていない期間に亘って前記切り替
え手段(18)をONさせて前記加算出力手段(12)にファ
ジィ推論制御量を与えることを特徴とするフィードバッ
ク制御装置。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02279940A JP3104249B2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | フィードバック制御装置 |
US07/775,082 US5247432A (en) | 1990-10-17 | 1991-10-11 | Feedback control apparatus and method |
DE69120199T DE69120199T2 (de) | 1990-10-17 | 1991-10-17 | Verfahren und Vorrichtung zur Regelung mit Rückkopplung |
AT91117758T ATE139347T1 (de) | 1990-10-17 | 1991-10-17 | Verfahren und vorrichtung zur regelung mit rückkopplung |
EP91117758A EP0481492B1 (en) | 1990-10-17 | 1991-10-17 | Feedback control apparatus and method |
ES91117758T ES2089084T3 (es) | 1990-10-17 | 1991-10-17 | Aparato y metodo de control de realimentacion. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP02279940A JP3104249B2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | フィードバック制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04153703A JPH04153703A (ja) | 1992-05-27 |
JP3104249B2 true JP3104249B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=17618038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP02279940A Expired - Fee Related JP3104249B2 (ja) | 1990-10-17 | 1990-10-17 | フィードバック制御装置 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5247432A (ja) |
EP (1) | EP0481492B1 (ja) |
JP (1) | JP3104249B2 (ja) |
AT (1) | ATE139347T1 (ja) |
DE (1) | DE69120199T2 (ja) |
ES (1) | ES2089084T3 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6523446B1 (en) | 1997-07-18 | 2003-02-25 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Punched adhesive tape for semiconductor, method of manufacturing lead frame with the adhesive tape, lead frame with the adhesive tape, and semiconductor device comprising the lead frame |
CN100524727C (zh) * | 2003-06-19 | 2009-08-05 | 夏普株式会社 | 卷带型半导体器件及其制造方法 |
Families Citing this family (36)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0561504A (ja) * | 1991-09-03 | 1993-03-12 | Fuji Facom Corp | フアジイフイードバツクコントローラ |
JPH07501411A (ja) * | 1991-11-25 | 1995-02-09 | シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト | n次の動力学系の制御方法 |
DE4204047C2 (de) * | 1992-02-12 | 2003-12-24 | Bosch Gmbh Robert | Verfahren und Vorrichtung zur Positionierung eines Stellers in einem Kraftfahrzeug |
JPH05325275A (ja) * | 1992-05-20 | 1993-12-10 | Canon Inc | 記録再生装置 |
DE4237857C2 (de) * | 1992-11-10 | 1994-12-15 | Daimler Benz Ag | Verfahren zur zeitlich getakteten Ermittlung von Stellgrößen nach einer Fuzzy-Logik |
KR970005988B1 (ko) * | 1992-11-16 | 1997-04-22 | 대우전자 주식회사 | 디스크드라이브의 헤드위치제어시스템 |
JPH06208402A (ja) * | 1993-01-11 | 1994-07-26 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 目標値追従制御法 |
US5687076A (en) * | 1993-02-04 | 1997-11-11 | Siemens Aktiengesellschaft | Method for adjusting scale factors of fuzzy logic controllers and conventional nonlinear controllers |
DE4317538A1 (de) * | 1993-05-26 | 1994-12-01 | Siemens Ag | Regeleinrichtung |
US5841948A (en) * | 1993-10-06 | 1998-11-24 | Motorola, Inc. | Defuzzifying method in fuzzy inference system |
US5555495A (en) * | 1993-10-25 | 1996-09-10 | The Regents Of The University Of Michigan | Method for adaptive control of human-machine systems employing disturbance response |
US5481453A (en) * | 1994-08-25 | 1996-01-02 | Corporation De L'ecole Polytechnique | Dual loop PID configuration |
US5768122A (en) * | 1995-11-14 | 1998-06-16 | Coard Technology | Virtual motion programming and control |
DE19606480C2 (de) * | 1996-02-21 | 1998-04-16 | Siemens Ag | Verfahren und Anordnung zur Adaption eines Fuzzy-Reglers |
US5754424A (en) * | 1996-02-27 | 1998-05-19 | Melvin; Kenneth P. | System and method for controlling processes |
KR100225637B1 (ko) * | 1997-05-23 | 1999-10-15 | 윤종용 | 공기조화기의 온도제어장치 |
US6633783B1 (en) | 2000-06-06 | 2003-10-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Fuzzy logic based control |
JP3785029B2 (ja) * | 2000-08-04 | 2006-06-14 | 株式会社山武 | 制御装置および制御方法 |
IL143255A (en) | 2001-05-20 | 2015-09-24 | Simbionix Ltd | Endoscopic ultrasonography simulation |
US7684896B2 (en) * | 2001-06-29 | 2010-03-23 | Honda Motor Co., Ltd. | System and method of estimating joint loads using an approach of closed form dynamics |
US7390309B2 (en) * | 2002-09-23 | 2008-06-24 | Honda Motor Co., Ltd. | Human assist system using gravity compensation control system and method using multiple feasibility parameters |
US7774177B2 (en) * | 2001-06-29 | 2010-08-10 | Honda Motor Co., Ltd. | Exoskeleton controller for a human-exoskeleton system |
US7217247B2 (en) * | 2002-09-23 | 2007-05-15 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Gravity compensation method in a human assist system and a human assist system with gravity compensation control |
US7135003B2 (en) * | 2001-06-29 | 2006-11-14 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Feedback estimation of joint forces and joint moments |
US7469166B2 (en) * | 2001-06-29 | 2008-12-23 | Honda Motor Co., Ltd. | System and method of predicting novel motion in a serial chain system |
US7623944B2 (en) * | 2001-06-29 | 2009-11-24 | Honda Motor Co., Ltd. | System and method of estimating joint loads in a three-dimensional system |
US7650204B2 (en) * | 2001-06-29 | 2010-01-19 | Honda Motor Co., Ltd. | Active control of an ankle-foot orthosis |
EP1306792B1 (en) * | 2001-10-29 | 2015-05-27 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Simulation system and method for human augmentation devices |
US7402142B2 (en) | 2002-09-23 | 2008-07-22 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method and processor for obtaining moments and torques in a biped walking system |
US7850456B2 (en) | 2003-07-15 | 2010-12-14 | Simbionix Ltd. | Surgical simulation device, system and method |
US8082062B2 (en) * | 2005-06-10 | 2011-12-20 | Honda Motor Co., Ltd. | Regenerative actuation in motion control |
US8543338B2 (en) | 2007-01-16 | 2013-09-24 | Simbionix Ltd. | System and method for performing computerized simulations for image-guided procedures using a patient specific model |
CN101627411B (zh) | 2007-01-16 | 2014-03-19 | 西姆博尼克斯有限公司 | 用于执行模拟的图像导引医疗过程的设备和方法 |
EP2184654B1 (en) * | 2008-11-06 | 2017-09-20 | ABB Research Ltd. | Method and system for controlling an industrial process |
DE102008043848A1 (de) * | 2008-11-19 | 2010-05-20 | Zf Friedrichshafen Ag | Elektronische Regleranordnung zur Regelung der Drehzahl einer Brennkraftmaschine |
US8200347B2 (en) * | 2009-01-22 | 2012-06-12 | Mitsubishi Electric Research Laboratories, Inc. | Method and apparatus for hybrid resetting states proportional-integral-derivative and lag controllers |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4715344A (en) * | 1985-08-05 | 1987-12-29 | Japan Electronic Control Systems, Co., Ltd. | Learning and control apparatus for electronically controlled internal combustion engine |
JPS63247801A (ja) * | 1987-04-03 | 1988-10-14 | Hitachi Ltd | Pidコントロ−ラ |
JPH0655417B2 (ja) * | 1987-07-29 | 1994-07-27 | 日精エ−・エス・ビ−機械株式会社 | 耐熱性に優れたポリエチレンテレフタレ−ト容器の製造方法 |
JPH01250103A (ja) * | 1988-03-30 | 1989-10-05 | Toshiba Corp | 制御方式 |
JPH028903A (ja) * | 1988-06-27 | 1990-01-12 | Toshiba Corp | プロセス制御装置 |
US5036936A (en) * | 1988-09-20 | 1991-08-06 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Cruise control device for motor vehicles |
-
1990
- 1990-10-17 JP JP02279940A patent/JP3104249B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1991
- 1991-10-11 US US07/775,082 patent/US5247432A/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-17 AT AT91117758T patent/ATE139347T1/de not_active IP Right Cessation
- 1991-10-17 EP EP91117758A patent/EP0481492B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-17 ES ES91117758T patent/ES2089084T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1991-10-17 DE DE69120199T patent/DE69120199T2/de not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6523446B1 (en) | 1997-07-18 | 2003-02-25 | Hitachi Chemical Company, Ltd. | Punched adhesive tape for semiconductor, method of manufacturing lead frame with the adhesive tape, lead frame with the adhesive tape, and semiconductor device comprising the lead frame |
CN100524727C (zh) * | 2003-06-19 | 2009-08-05 | 夏普株式会社 | 卷带型半导体器件及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0481492B1 (en) | 1996-06-12 |
EP0481492A3 (en) | 1993-04-28 |
EP0481492A2 (en) | 1992-04-22 |
DE69120199D1 (de) | 1996-07-18 |
ES2089084T3 (es) | 1996-10-01 |
ATE139347T1 (de) | 1996-06-15 |
US5247432A (en) | 1993-09-21 |
DE69120199T2 (de) | 1997-02-06 |
JPH04153703A (ja) | 1992-05-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3104249B2 (ja) | フィードバック制御装置 | |
JPH0774961B2 (ja) | オートチユーニングpid調節計 | |
Alassar et al. | Modeling and control of 5 DOF robot arm using supervisory control | |
JPS6073026A (ja) | エンジンのアイドル回転制御装置 | |
JP2501893B2 (ja) | 比例積分調節器の出力制限方法 | |
JP2972817B2 (ja) | ハイブリッド制御装置 | |
JPS62241002A (ja) | オ−ト・チユ−ニング・コントロ−ラ | |
JPH04326101A (ja) | ニューラルネットワーク制御装置 | |
JPH0410102A (ja) | プロセス制御装置 | |
JP3015523B2 (ja) | プロセス制御装置 | |
JP2517616B2 (ja) | ファジイフィ―ドバック制御におけるパラメ―タ適応方法 | |
JPH0926801A (ja) | オーバシュート抑制制御装置 | |
JPS6022216A (ja) | 定水位制御方法 | |
JPS6220005A (ja) | フイ−ドバツク制御装置 | |
JPS6012641B2 (ja) | プロセス制御装置 | |
JPH0410101A (ja) | 周期性外乱補償式プロセス制御装置 | |
JP2915220B2 (ja) | プロセス制御装置 | |
JPH04215104A (ja) | フィードバック制御装置 | |
Suyitno et al. | Variable-structured robust control by fuzzy logic and stability analysis for ac drive system | |
JPH0410103A (ja) | プロセス制御装置 | |
JP2855644B2 (ja) | 調節計 | |
JPS6355602A (ja) | フイ−ドバツク制御装置 | |
JPH06119005A (ja) | ファジイを用いたサーボ系ゲインのオートチューニング方法 | |
JPH02259903A (ja) | 調節計 | |
JPH0455738B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |