JPS6012641B2 - プロセス制御装置 - Google Patents

プロセス制御装置

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JPS6012641B2
JPS6012641B2 JP49084951A JP8495174A JPS6012641B2 JP S6012641 B2 JPS6012641 B2 JP S6012641B2 JP 49084951 A JP49084951 A JP 49084951A JP 8495174 A JP8495174 A JP 8495174A JP S6012641 B2 JPS6012641 B2 JP S6012641B2
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JP
Japan
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controller
proportional gain
deviation
switch
becomes
Prior art date
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Expired
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JP49084951A
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English (en)
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JPS5114583A (ja
Inventor
彰 須見
達夫 福田
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Publication date
Application filed by Yokogawa Hokushin Electric Corp filed Critical Yokogawa Hokushin Electric Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、P(1)動作またはPID動作の調節計を用
いてプロセスを制御する装置に関するもので、特に発熱
を伴う化学反応プロセス等の制御に用いて好適なプロセ
ス制御装置に関するものである。
発熱を伴う化学反応プロセスでは、発熱が正常に冷煤で
吸収され制御されている間はよいが、何んらかの原因で
いったん温度が上がると反応がますます活発になり、さ
らに温度が上昇するという正帰還がかかる。
したがって発熱逆吏応系は自己平衡性がなく、条件しだ
いでは暴走をおこす危険性がある。このような場合従来
のP1(D)調節計では安定な制御ができず、通常は手
鰯操作にて冷蝶を一時的に増やし温度を下げて暴走を防
止していた。本発明は、プロセス変数と目標値との偏差
が大きくなったとき、調節計の動作をP(1)動作また
はPID動作から比例ゲインの大きなP(D)動作に切
換えることにより、自己平衡性のないプロセスの暴走を
自動的に防止し、安定な制御を行うことのできるプロセ
ス制御装置を実現したものである。
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック図である
図において、1は発熱山反応のような自己平衡性のない
プロセス、2はP1(D)動作とP動作をスイッチSW
により切換えることのできる調節計で、その入力にはプ
ロセス1より検出器(図示せず)を介して与えられるプ
ロセス変数Eiと目標値正sとの偏差ごが加えられ、そ
の出力Eoは操作機(図示せず)を介して制御対象であ
るプロセス1に与えられる。この調節計2においては、
P1(0)動作時の比例ゲインに比してP動作時の比例
ゲインを大き・く選んである。3は比較器で、前記偏差
・と設定値Sとを比較し、その結果どくSのとき調節計
2がP1(D)動作を、ご>SのときP動作を行うよう
にスイッチSWを駆動するものである。
このように構成した本発明袋直の動作を次に説明する。
まず発熱反応のような自己平衡性のないプロセス1は、
系が正常な場合正帰還ループが存在しないプロセスであ
るが、何んらかの原因で系が乱れだすと正帰還ループが
等価的に存在するプタロセスとみなすことができる。し
たがって系が正常で正帰還ループが存在しない場合は、
調節計2のP1(0)動作により第2図イのように安定
な制御が行なわれている。このときのP1(D)定数は
25%のダンピングが得られるような最適値(例えば比
例帯が70%で、積分時間が5分)に選ばれている。と
ころが何らかの原因で系が乱れだすと正帰還ループが等
価的に存在することになり、このままのP1(D)定数
で制御を続けると第2図口の点線に示す如く暴走が起る
。しかし系が乱れ偏差・が大きくなりご〉Sになると、
比較器3が働き調節計2をP動作に切換える。そして正
帰還ループをもつプロセスをP動作で制御する場合の安
定条件は、比例ゲインをKp、正帰還ゲインを8とする
とKp〉8であるから、正帰還ゲイン8が大きくなるに
したがって比例ゲインKpを大きくする必要がある。そ
こで安定条件Kp>8を満足するようにP動作の比例ゲ
インを大きく(例えば比例帯を20%に)選定すれば、
大きな訂正動作により第2図口の実線の如く偏差zが小
さくなる。その結果・が再びごくSになると比較器3が
働き、調節計2をP1(D)動作に切換える。このとき
正帰還ループは見かけ上なくなったことになるので「元
のP1(D)定数で安定な制御を行うことができる。こ
のようにプロセス1が暴走しようとすると自動的に比例
ゲインの大きいP動作に調節計2を切換えて制御してい
るので、プロセス1の暴走を防止することができる。な
お、偏差が大きいとき調節計2をP動作のみにしている
のは、1動作があると遅れが生じ、D動作があると比例
ゲインを切換えたとき微分により出力が大きく変化する
ためである。
また正帰還ゲイン8は、実際には一定値ではなく温度の
関数と考えられるので、その強さに応じて比例ゲインK
pを大きく選ぶ必要がある。また、P動作時の比例ゲイ
ンKpはKp>Bにより下限が規定され、上限は規定さ
れていないが、実プロセスではムダ時間などの遅れに起
因してKpの上限が存在する。第3図は本発明装置の具
体的な一実施例を示す接続図である。
図には調節計2としてPI動作の調節計が示されている
。調節計2において、演算増幅器OPIの入力端子十に
はプロセス変数Eiと目 4標値Esとの偏差ごが加え
られており、入力端子一にはその出力EpがスイッチS
WIにより抵抗RpまたはRp,Rp′が分圧された後
帰還されている。これら演算増幅器OPIを含む回路は
抵抗Rpの分圧比三で決る比例ゲインと、欧Rp,Rp
′の分圧比の志で決る比例ゲインをもつP動作回路を構
成している。演算増幅器OP2の入力端子−には演算増
幅器OPIの出力EpがコンデンサC,を介して加えら
れるとともに、演算増幅器OPIの出力Epが抵抗R,
とスイッチSW2を介して加えられている。また演算増
幅器OP2の入力端子−にはその出力Eoがコンデンサ
CMを介して帰還されている。なお演算増幅器OP2の
入力端子十は基準電位点に接続されている。したがって
スイッチSW2がa側に接続されていると演算増幅器O
P2はその帰還回路に接続されたコンデンサCMととも
に積分回路を構成し、スイッチSW2がb側に接続され
ると抵抗R,が切離されるため演算増幅器OP2はコン
デンサC,,CMとともに比例増幅器を構成する。そし
てスイッチSW1,SW2は偏差ごと設定値Sとを比較
する比較器3により駆動される。このように構成した本
発明装置においては、プロセスが正常でどくSであると
「スイッチSW1,SW2がa側に接続されており、調
節計2はその出力Eoが、E。
=鼻(・十s史;)仙小・..・.・で、比例ゲインカ
ミmき、積分時間地RIなるPI動作を行う。
プ。セスが異常になり偏差ごが増加しご〉Sになると比
較器3が働きスイッチSW1,SW2をb側に切換える
。このため調節計2は、P動作回路の比例ゲインが大き
な値に切換えられるとともに、演算増幅器○P2が比例
増幅器となるので、その出力Eoは、E。
=き三mnご…………………‘2,となり、1動作が殺
されP動作のみとなる。
P動作時の比例ゲインはPI動作時のn倍で安定条件K
p>3を充分に満足する値に選ばれている。そしてP動
作による大きな訂正動作で偏差ごが4・さくなり再びご
くSになると、比較器3が働きスイッチSW1,SW2
をa側に接続し調節計2を元のPI動作に切換える。こ
のようにして偏差ごが設定値Sを越えると、調節計2が
PI動作から比例ゲインの大きなP動作へ切換わるので
、プロセスの暴走を自動的に防止することができる。な
お調節計2として微分先行形のPID調節計を用いる場
合には、比例ゲインを切換えても微分による出力変動が
生じないので、第4図に示すようにプロセスが異常にな
ったときD動作を殺すことなく、調節計をPID動作か
らPD動作へ切換えてプロセスの暴走を防止するように
してもよい。
また調節計2としてPm演算回路が増幅器の帰還路にあ
る場合には、第5図に示すようにプロセスが異常になっ
たとき、P動作設定用の分圧抵抗Rpの分圧比をスイッ
チSWIで毒から三に切換えて比例ゲインを大きくする
とともに、1動作設定用の抵抗R,をスイッチSW2に
より切離し積分時間を充分に長くなるようにして実質的
に1動作を殺し、D動作設定用の抵抗RoをスイッチS
W3で短絡してD動作を殺すことにより、調節計2を比
例ゲインの大きなP動作に切換えてプロセスの暴走を防
止するようにすればよい。なお第4図および第5図にお
いて、C,は1動作用コンデンサ、CoはD動作用コン
デンサである。また上述では、比較器3の設定値SはP
1(D)動作からP(D)動作への切換えも、P(D)
動作からP1(D)動作への切換えも同じ値として説明
したが、その値を別々にして切換えにヒステリシスを持
たせるようにしてもよい。さらに切襖スイッチとして機
械的なものを例示したが、トランジスタ等の電子スイッ
チを用いてもよいことは説明するまでもない。ち久上説
明したように本発明によれば、偏差が大きくなったとき
に、調節計の動作をP(1)動作またはPID動作から
比例ゲインの大きなP(D)動作に切換えることにより
、自己平衡性のないプロセスの暴走を防止しているので
、安定な制御を行うことのできるプロセス制御装置が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示すブロック図、第2
図はその動作説明図、第3図〜第5図は本発明装置の具
体的な実施例を示す接続図である。 1……プロセス、2……調節計、3……比較器、SW・
…・・スイッチ、OP1,OP2・・・・・・演算増幅
器、Ei・・…・プロセス変数、Es・・・・・・目標
値、ご・・・…偏差、S・・・・・・切換設定値。 多′図多z図 多3図 第4図 多よ図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 P動作、PI動作またはPID動作の調節計を用い
    て自己平衡性のないプロセスを制御する装置において、
    プロセス変数と目標値との偏差がある値を越えたとき、
    前記調節計の動作を比例ゲインの大きなP動作またはP
    D動作に切換えてプロセスの暴走を自動的に防止する手
    段を設けたことを特徴とするプロセス制御装置。
JP49084951A 1974-07-24 1974-07-24 プロセス制御装置 Expired JPS6012641B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49084951A JPS6012641B2 (ja) 1974-07-24 1974-07-24 プロセス制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP49084951A JPS6012641B2 (ja) 1974-07-24 1974-07-24 プロセス制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5114583A JPS5114583A (ja) 1976-02-05
JPS6012641B2 true JPS6012641B2 (ja) 1985-04-02

Family

ID=13844931

Family Applications (1)

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JP49084951A Expired JPS6012641B2 (ja) 1974-07-24 1974-07-24 プロセス制御装置

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0774670B2 (ja) * 1983-06-23 1995-08-09 日産自動車株式会社 無段変速機の制御装置
JPS60263201A (ja) * 1984-06-11 1985-12-26 Hanshin Electric Co Ltd 温度制御装置
JPS63140301A (ja) * 1986-12-03 1988-06-11 Fuji Electric Co Ltd 電動操作端制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5114583A (ja) 1976-02-05

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