JPS5825442Y2 - バツチ・プロセス制御装置 - Google Patents

バツチ・プロセス制御装置

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JPS5825442Y2
JPS5825442Y2 JP1976155516U JP15551676U JPS5825442Y2 JP S5825442 Y2 JPS5825442 Y2 JP S5825442Y2 JP 1976155516 U JP1976155516 U JP 1976155516U JP 15551676 U JP15551676 U JP 15551676U JP S5825442 Y2 JPS5825442 Y2 JP S5825442Y2
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JP
Japan
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proportional
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JP1976155516U
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JPS5372089U (ja
Inventor
哲夫 岡本
浩一 籔本
Original Assignee
横河電機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバッチ・プロセス制御装置に関するものである
バッチ・プロセスにおいて、制御□□開始時点からしば
らくの間は、制御の目標値と制御量の現在値との偏差は
非常に太きい。
このため制御装置はプロセス操作器に大きな操作出力信
号を与え、被制御量を速やかに目標値に近づけようとす
る。
制御装置は積分特性を特つのが普通であるから、偏差の
大きい状態が長く続くと、リセット・ワインドアップを
生じ、制御量が目標値をオーバ・シュートして整定する
まで長時間を要する。
制御装置のリセット・ワインドアップを防止しかつ制御
量の整定時間を短くする手段としては これまで様々な
ものが提供されている。
このような装置の従来例としては、特公昭44−507
3号公報に記載されたようなものがある。
この従来例は、CR負帰還回路を有する演算増幅器から
なる比例・積分・微分調節計と、この調節計の自動モー
ドにおける最終出力に近い出力値をもつ定電流源とを用
い、目標値と制御量との偏差に応じて、負荷および積分
コンデンサに与えろ操作信号の切り換えを制御するよう
にしている。
すなわち。
偏差が第1の限度値より大きい間は、調節計の飽和出力
信号を負荷に与えるとともに、積分コンデンサには定電
流源の出力に対応した電圧を充電し、偏差が第1の限度
値より小さく第2の限度値より大きい間は、調節計の出
力信号なダ□−抵抗に与えて、負荷には定電流源の出力
を与えるとともに、この定電流源の出力に対応した電圧
を積分コンデンサに充電し偏差が第2の限度値より小さ
くなったときは、調節計の出力信号を負荷に与えろとと
もに、定電流源を負荷および積分コンデンサから切り離
すようにしたものである。
このような装置によれば、バッチ・プロセスに与えられ
る操作信号としては、偏差が第1の限度値より大きい間
は調節計の飽和出力信号が与えられ、偏差が第1の限度
値と第2の限度値との間にあるときは、定電流源の出力
が与えられ、偏差が第2の限度値より小さくなったとき
は、調節計の自動制御出力が与えられる、なお、プロセ
スが定電流源の出力によって操作されている間に、調節
計の出力信号は、偏差の減少にともなって、飽和出力か
ら次第に定電流源の出力値に近すいていく。
ここで、第1の限度値は、比較的大きな値とされ、偏差
が第1の限度値以上であるときは、調節計が必ず飽和出
力信号を生じて、制御量を速やかに目標値に近すげられ
ろようになっており、また、第2の限度値は、きわめて
小さな値とされ、自動モードに移行したときの操作出力
信号の変動ができるだけ少なくなるようになりでいろ。
このような装置においては、モードを3つに分けて動作
させるために、偏差の限度値が2つ必要とされる。
そして第1の限度値は、調節計を飽和させるのに十分な
値でなげればならず、また、第2の限度値は、自動モー
ドに切り換えたときの出力の変動をできるだけ小さくす
るために、十分小さなものでなげればならない。
このため、2つの偏差限度値をいずれも周到な注意を払
って決めなげればならず、面倒である。
また、動作モードの切り換えに応じて、調節計と定電流
源の出力を負荷とタミー抵抗に切り換えて与え、かつ、
積分コンデンサを定電流源の出力に対応して充電するた
めに、複雑な回路の切り換えを必要とする。
近年制御装置としては、外部信号に対する追従機能を備
えた比例・積分調節計(PI調節計)が出現してきてい
るが、このよ5なPI調節計を利用すると、効果的なバ
ッチ・プロセス制御装置を実現できる。
本考案の目的は、追従機能をもったPI調節計を利用す
ることにより、構成が簡単で、モード切り換え点の設定
の容易なバッチ・プロセス制御装置を提供することにあ
る。
本考案は、目標値と制御量との偏差に基づく出力信号を
生じる自動モードと、外部から与えられる操作信号に追
従した出力信号を生じる追従モードとを有する比例・積
分調節計、制御量を速やかに目標値に近すげるための操
作信号を生じる第1の操作信号発生器、自動モードにお
けろ前記比例・積分調節計の最終出力に近い値の操作信
号を生じる第2の操作信号発生器、偏差を監視しそれが
所定の限度より犬であるとき前記第1の操作信号発生器
の出力信号を前記比例・積分調節計に操作信号として与
え、偏差が所定の限度より小であるときは前記第2の操
作信号発生器の出力信号を前記比例・積分調節計に操作
信号として与える偏差モニタ、および、バッチ制御の初
期の段階では前記比例・積分調節計を追従モードとし、
前記偏差モニタが前記第2の操作信号発生器の出力信号
を前記比例・積分調節計に与えたとき所定の遅れをもっ
て前記比例・積分調節計を自動モードとする制御器を具
備したバッチ・プロセス制御装置によって上記の目的を
達成したものである。
以下図面によって本考案を説明する。
第1図は本考案実施例の概念的構成図である。
第1図において、CNTはPI調節計、SG1は目標値
発生器、SG2は第1操作信号発生器、SG3は第2操
作信号発生器、Mは偏差モニタ、FXは制御量検出器、
■はプロセス操作器、E/Pは電・突変換器、RCはリ
レー制御器、R1−R4はリレーである。
PI調節計CNTは目標値発生器SG1が発生する目標
値fsと制御量検出器FXが発生する制御量の測定値f
との偏差を入力信号とし、操作出力信号を電・突変換器
E/Pを通じてプロセス操作器VK与えろ。
PI調節計CNTはリレーR4の開閉により動作モード
が決定されろ。
偏差モニタMは目標値fsと制御量の測定値fとの偏差
を監視し、それが所定の限度より大きいか小さいかによ
って リレーR2をそれぞれ非励磁または励磁とする。
偏差モニタMの動作にはヒステリシスを持たせる。
リレーR2の常閉接点には第1操作信号発生器SG2が
接続され、常開接点には第2操作信号発生器SG3が接
続される。
これら操作信号発生器の出力信号cHおよびcLはリレ
ーR2の接点の開閉につれてPI調節言1CNTに追従
すべき信号として与えられろ。
リレー制御器RCはリレーR1t R4の開閉を制御す
る。
このように構成された装置の動作は次のとおりである。
動作説明図を第2図に示す。リレー制御□□器RCはリ
レーR1を励磁、リレーR4を非励磁としてバッチ・プ
ロセスの制御を開始させる。
リレーR4が非励磁であるからPI調節計CNTは追従
モードになっている。
制御開始後しばらくは制御量fとその目標値fsとの偏
差がきわめて太きいから、偏差モニタMはリレーR2を
非励磁に保つ。
このためPI調節計CNTには第1操作信号発生器SG
2の操作信号cHが与えられ、PI調節計CNTはそれ
に追従した操作出力信号Cを生じろ。
操作信号cHO値は、制御量fをできるだけ速やかに目
標値fsに近づけさせるような値に選ばれる。
制御量fが目標値fsに近づいて、偏差が所定の限度H
よりも小さくなると、偏差モニタMはリレーR2を励磁
する。
これによってリレーR2は常閉接点から常開接点に投入
され、PI調節計CNTには第2操作信号発生器SG3
の操作信号CLが与えられるので、PI調節計CNTの
操作出力信号Cはそれに追従してCLとなる。
リレー制御器RCはリレーR2が励磁されたとき、τ時
間後にリレーR4を励磁してPI調節計CNTの動作モ
ードを自動モードに切換える。
時間τはPI調節計CNTの操作出力信号がcLに落ち
着くのに充分な値に定められる。
cLO値はcHよりも小で、かつPI調節計CNTの最
終的な操作出力に近い値に定めておく。
以後PI調節計CNTは自動モードで動作し、制御量f
と目標値fsとの偏差に応じたPI調節動作を行なう。
偏差モニタMの限度設定値Hと第2操作信号cLの値を
適切に定めることにより、PI調節計CNTのリセット
・ワインドアップを防ぎ、制御量fをオーバ・シュート
させることなく、短い整定時間で目標値fsに一致させ
ることができる。
偏差が偏差モニタMの限度設定値Hにかかるまでは、プ
ロセスは、PI調節計CNIの本来の出方の如何にかか
わらず、第1操作信号発生器SG1の操作信号SHによ
って操作されるので、偏差モニタMの限度設定値Hは、
PI調節計CNTの飽和出力の維持を度外視して、でき
るだけ小さい値に定めることができる。
このため、第1操作信号発生器SGIの操作出力SHで
、できるだけ目標値fsに近いところまで制御量を速や
かにもっていってから、第2操作信号発生器SG2によ
る操作に切り換え、次いで自動モードに切り換えること
ができる。
したがって、モード切り換えのための偏差限度値の設定
が容易であり、しかも目標値に整定するまでの時間を短
縮することができる。
■バッチの制御が終了すると、リレー制御器RCはリレ
ーR1、R4を非励磁にする。
これによってPI調節計CNTの操作出力信号が遮断さ
れるので、制御量fは目標値fsから離れて初期状態に
戻り始めろ。
そして偏差が偏差モニタMの限度値りより大きくなると
、偏差モニタMKリレーR2を非励磁にする。
以下各バッチごとに同様な動作な繰返えす。
このような装置は、追従機能を有するPI調節計を、2
種類の外部操作信号に順次追従させるようKしたのでの
で、従来の、調節計の飽和出力信号と1つの外部設定信
号を利用する場合のように複雑な回路の切り替えを要せ
ず、単純明快な構成となる。
このように本考案によればPI調整計の追従機能を利用
することにより、構成が簡単で、モード切り換え点の偏
差限度値の設定かの容易なバッチ・プロセス制御装置が
得られる。
なお上述の実施例では第1および第2の操作信号を固定
の値としたが、外乱に応じてこれにフィード・フォワー
ド信号を加算するようにすれば、さらに良好な制御が期
待できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の概念的構成図、第2図は動作説
明図である。 CNT・・・・・・PI調節計、SG1・・・・・・目
標値発生器、SG2.SG3・・・・・・操作信号発生
器、M・・・・・・偏差モニタ、FX・・・・・・制御
量検出量、■・・・・・・プロセス操作器、E/P・・
・・・・電・突変換器、RC・・・・・・リレー制御器
、R1−R4・・・・・・リレー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 目標値と制御量との偏差に基づく出力信号を生じる自動
    モードと、外部から与えられる操作信号に追従した出力
    信号を生じる追従モードとを有する比例・積分調節計、
    この比例・積分調節計の最大出力値に相当する操作信号
    を生じる第1の操作信号発生器、自動モードにおげろ前
    記比例・積分調節計の最終出力に近い値の操作信号を生
    じろ第2の操作信号発生器、偏差を監視しそれが所定の
    限度より犬であるとき前記第1の操作信号発生器の出力
    信号を前記比例・積分調節計に操作信号として与え、偏
    差が所定の限度より小であるときは前記第2の操作信号
    発生器の出力信号を前記比例・積分調節計に操作信号と
    して与える偏差モニタ。 および、バッチ制御の待期の段階では前記比例・積分調
    節計を追従モードとし、前記偏差モニタが前記第2の操
    作信号発生器の出力信号を前記比例・積分調節計に与え
    たとき所定の遅れをもって前記比例・積分調節計を自動
    モードとする制御器な具備したバッチ・プロセス制御装
    置。
JP1976155516U 1976-11-19 1976-11-19 バツチ・プロセス制御装置 Expired JPS5825442Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS5372089U JPS5372089U (ja) 1978-06-16
JPS5825442Y2 true JPS5825442Y2 (ja) 1983-06-01

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