JP3098944B2 - フレキシブル基板用電気コネクタ - Google Patents

フレキシブル基板用電気コネクタ

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JP3098944B2
JP3098944B2 JP07314878A JP31487895A JP3098944B2 JP 3098944 B2 JP3098944 B2 JP 3098944B2 JP 07314878 A JP07314878 A JP 07314878A JP 31487895 A JP31487895 A JP 31487895A JP 3098944 B2 JP3098944 B2 JP 3098944B2
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブル基板用
電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気コネクタとしては、例えば
特開平7−142130に開示されているものがある。
この公知のコネクタは添付図面の図4ないし図6のごと
くに構成されていて、側方及びこれに隣接せる上方の部
分で連通して開口せるハウジング51の該開口部に、複
数の接触子52の弾性接触部52Aが配列されている。
上記ハウジング51は、接触子52の配列方向の両端の
保持部53に円筒面をもつ回動支持部(図示せず)を備
えており、該回動支持部にて蓋状の加圧部材54が回動
自在に支持されている(図4参照)。該加圧部材54は
その長手方向の両端部で上記回動支持部の円筒面に嵌合
して支持されており、上記接触子52に近接した所定位
置と該所定位置から離反した開放位置との間を回動でき
るようになっている。上記接触子52は金属板を打抜い
て作られており、図5(図4のV−V断面)にもみられ
るように、上記回動支持部の回動軸線上に中心が位置す
る円の一部により形成される回動案内部52Bを有して
いて、かかる接触子52がハウジング51の溝51A内
に複数配列されることにより上記回動案内部52Bは櫛
歯状の長い円筒面を上記両端の回動支持部の間に形成す
る。これに適合するように、加圧部材54には、凹状の
円筒面の一部をなす被案内部54Aが形成されて、該加
圧部材54は両端の上記回動支持部で支持されて回動す
る際に、上記被案内部54Aでも回動案内を受けるよう
になっている。
【0003】上記加圧部材54は上記所定位置に向け閉
じるように回動した際に、上記ハウジング51の開口部
に挿入されて上記接触子52上に配されたフレキシブル
基板Fを該接触子52の弾性接触部52Aに対して圧す
る角状の加圧部54Bを有している。
【0004】一方、ハウジング51は、図5のごとく上
記フレキシブル基板Fの挿入方向にて上記弾性接触部5
2Aの位置よりも奥部に、該フレキシブル基板Fの先端
部を加圧部材54側に近接せしめるように上方にもち上
げる状態で支持するための受部51Bを有し、加圧部材
54を所定位置まで回動せしめたときに、上記受部51
Bと接触子52の弾性接触部52Aがフレキシブル基板
Fの下面側で二つの支点を形成して上記加圧部材54の
加圧部54Bが該二支点間でフレキシブル基板Fを上面
側から加圧するようになっている。
【0005】かくして、使用に際しては、先ず加圧部材
54を図5で二点鎖線で示す開放位置までもち上げるよ
うに回動して開口部を広く開口し、ここにフレキシブル
基板Fをその接続部が下面となるように挿入する。この
時点で、フレキシブル基板Fは下面にて、挿入方向で接
触子52の弾性接触部52A及び受部51Bの二つの支
点により支えられる。次に、上記加圧部材54を回動し
て図6に示す所定位置にもたらすと、上記加圧部材54
の加圧部54Bは上記二つの支点(接触子52の弾性接
触部52A及びハウジング51の受部51B)の間でフ
レキシブル基板Fを上面で押圧する。かくして、フレキ
シブル基板Fの接続部は所定の接触圧をもって接触子5
2の弾性接触部52Aと接触して電気的に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、図4〜図
6のフレキシブル基板用電気コネクタにあっては、加圧
部材54はフレキシブル基板Fの接触子52との接続の
ために回動操作を受けると、両端部でハウジング51の
回動支持部によって回動支持されると共に、中間部では
回動被案内部54Aが接触子52の回動案内部52Bに
より回動案内され、円滑な回動が行われる。
【0007】図5に示すように加圧部材54が回動して
加圧部54Bがフレキシブル基板Fに当接すると、該加
圧部材54は同図において加圧部54Bを支点とした梃
子の状態で回動操作力による反時計方向にモーメント力
を受ける。したがって、回動被案内部54Aは、ハウジ
ング51の外方(同図で左方)へ移動しようとし、接触
子52の回動案内部52Bがこれを阻止している。
【0008】しかしながら、フレキシブル基板Fが予定
していたものよりも厚い場合には、回動操作力が自ずと
大きくなるので、上記回動被案内部54Aが外方へ移動
しようとする力もこれに伴い大きくなる。該回動被案内
部54Aは然程深く形成されていないので、上記力が大
きいと回動被案内部54Aは回動案内部52Bから外れ
る可能性がある。特に、接触子52の数が多いときに
は、加圧部材54は長くなり、たとえ両端部にてハウジ
ング51の回動支持部で支持されていても、その間で撓
み易く、その結果、外れる可能性が大きくなる。
【0009】本発明は、かかる問題を解決し、接触子の
多いものにあっても、加圧部材が外れることのなりフレ
キシブル基板用電気コネクタを提供することを目的とす
るものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】ハウジングは、側方及び
これに隣接せる上方の部分で連通して開口部が形成さ
れ、該開口部には弾性接触部が配列された複数の接触子
が植設されている。ハウジングもしくは該ハウジングに
保持された部材は上記接触子の配列方向の両端部に円筒
面をもつ回動支持部を備えている。上記開口部には蓋状
の加圧部材が配設されていて、上記接触子に近接した所
定位置と該所定位置から離反した開放位置との間を上記
回動支持部により回動自在に支持されている。
【0011】接触子は金属板を打抜いて作られており、
円形の一部をなす回動案内部を有している。
【0012】上記加圧部材は上記所定位置に向け回動し
た際に、側方から上記開口部に挿入されて上記接触子上
に配されたフレキシブル基板を接触子に対して圧する加
圧部と、上記接触部の回動案内部により回動案内される
回動被案内部を有している。
【0013】ハウジングは、上記フレキシブル基板の挿
入方向にて上記接触子の弾性接触部の位置よりも奥部
に、該フレキシブル基板の先端部を受けて該フレキシブ
ル基板の厚み方向にて加圧部材側に近接せしめる状態で
支持するための受部を有し、該受部と接触子の弾性接触
部がフレキシブル基板の下面側での離間した位置で支点
を形成し、加圧部材を所定位置までの回動時に、上記加
圧部材の加圧部がフレキシブル基板を上記受部と弾性接
触部の間にて上面側から加圧するようになっている。
【0014】かかるコネクタにおいて、本発明では、接
触子の回動案内部と加圧部材の回動被案内部が、加圧部
材の回動開始後、少なくとも加圧部のフレキシブル基板
への当接後にフレキシブル基板の挿入方向にて互いに係
止し合う係止部を備えている。
【0015】このような本発明によると、加圧部材の回
動時に加圧部がフレキシブル基板に当接して、加圧部材
が該加圧部を支点として回転操作力にもとづくモーメン
ト力を受けて回動被案内部が外側方向に移動しようとす
るが、該回動被案内部は回動案内部と互いの係止部で同
方向にしっかりと係止し合っており、撓むこともないし
又外れる可能性はきわめて低くなる。
【0016】本発明では、好ましくは、複数の接触子の
弾性接触部は、フレキシブル基板の挿入方向にて、少な
くとも二以上の位置に分布して配設されている。
【0017】このようにすることにより、加圧部はフレ
キシブル基板を介して複数の接触子の弾性接触部から反
力を二度にわたり受けることとなって反力自体が小さく
なり、多少操作時間は長くなるが、加圧部材に加える回
動操作力は小さくてすむ。これは、上述した回動被案内
部を外側方向に移動せしめようとする力、すなわち回動
案内部に作用する力は小さくなり、加圧部材を撓ませよ
うとする傾向は低くなり、したがって回動被案内部が回
動案内部から外れる可能性もさらに低くなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にもとづき本発明
の実施の形態を説明する。
【0019】図1は本発明の一実施形態のフレキシブル
基板用電気コネクタを示し、既述の公知のコネクタを示
した図4のV−V断面図に対応する位置での断面図であ
って加圧部材の開状態にある図、図2は加圧部材が回動
途中にある図、そして図3は、加圧部材が所定位置まで
回動したときの図である。
【0020】図1において、符号1は、絶縁材料から成
るハウジングであり、左半分が上方に向け開口してい
る。該ハウジング1は図4の公知のコネクタと同様に、
その長手方向にて上記開口部の両端位置に上方に延出す
るフランジ状の保持部を有しており、該保持部の奥側の
端面に円筒面もしくはその一部をもつ軸支部(図示せ
ず)が形成されている。また、上記ハウジング1は、図
4の場合と同様に、両端の保持部間に上記長手方向の複
数位置に等ピッチで接触子を収容保持する保持溝が形成
されている。
【0021】上記各接触子2は板状金属材を打ち抜いて
作られており、図1にも見られるように、U字状をなす
接触フィンガー部3と、腕状部の先端に設けられた略半
円形をなす回動案内部4と、両部3,4を一体に連結す
る連結部5とを有している。連結部5の右方には、ハウ
ジング1外に突出し、該ハウジング1の底面と略同一の
高さレベルに位置する接続部5Aが設けられていて、上
記ハウジング1の底面が回路基板(図示せず)上に配さ
れたときに、該接続部5Aが回路基板の所定の回路部に
接触し後の半田結線に備えるようになっている。上記接
触フィンガー部3の先端には突起状に弾性接触部3Aが
形成され上記回動案内部4とほぼ対向して位置してい
る。
【0022】かかる板状の接触子2は紙面に直角な方向
に重なって櫛歯状に複数配されているが、本例では好ま
しい形態として、接触子2が一つおきにその弾性接触部
3Aの位置を左右にずらしたものとなっている。
【0023】上記回動案内部4の中心4Aと上記ハウジ
ング1の軸支部の中心とは同一直線(紙面に直角な直
線)上に位置している。かかる接触子2はハウジング1
の後部(図1にて右部)からハウジングの保持溝に圧入
され、所定位置まで圧入されたときに爪状の突起5Bに
てその位置が維持される。
【0024】上記ハウジング1の保持溝には、上記接触
子2が圧入された際、接触フィンガー部よりも若干上方
位置に受面をもつ受部1Bを有し、該受部1Bにてフレ
キシブル基板の先端部を受け止めてこれを上方にもち上
げるように支持する。
【0025】上記ハウジング1の開口部には、紙面に直
角な方向に長く延びる蓋状の加圧部材6が回動自在に設
けられている。該加圧部材6は加圧部7を有し、長手方
向の両端部には、該加圧部材6の同方向に突出する軸部
(図示せず)がそれぞれ設けられており、該軸部は上記
ハウジング1の半円状の上記軸支部により回動自在に支
持されている。また、上記加圧部材6は加圧部7と対向
する側に、上記軸部がハウジング1の軸支部に収められ
た際、一連の接触子2の回動案内部4と係合する円弧部
を有する回動被案内部8が形成されている。したがっ
て、上記一連の板状の接触子2が上記ハウジング1の保
持溝に挿入されると、回動案内部4は、櫛歯状に配列さ
れた軸状をなし、ここで上記加圧部材6の回動被案内部
8が回動案内される。その結果、加圧部材6の回動の際
の支持力は金属製の上記回動案内部4により支持されそ
の強度がきわめて高くなる。
【0026】かかる本例のコネクタにおいて大きな特徴
は、接触子2の半円状先端をなす回動案内部4が下方に
大きく延びていて回動中心4Aが突出した位置にあり側
辺に係止部4Bを形成し、これに対して加圧部材6の回
動被案内部8も上記回動中心4Aに対応する位置よりも
先方に延びて係止部8を形成していることにある。そ
の結果、加圧部材6が回動して加圧部7がフレキシブル
基板に当接するときには、上記回動案内部4と回動被案
内部8とはそれらの係止部4Bと係止部8Bが、フレキ
シブル基板の挿入方向にて、互いに係止し合うようにな
っている。
【0027】なお、上記加圧部材6の加圧部7は隣接せ
る二つの直線が交わる角部として形成されているが、こ
れに限らず線が交わるようにして形成されていてもよ
い。また、加圧部7は角部となっていなくとも丸味を有
していてもよい。
【0028】かかる本実施形態例の電気コネクタにあっ
ては、フレキシブル基板は次の要領で結線される。
【0029】先ず、図1に示すごとく、加圧部材
上方へ向け回動して開放位置にもたらし、ハウジング1
の開口部を大きく開放し、ここからフレキシブル基板F
をその結線部が下面となるようにして、上記加圧部材6
と接触子2の接触部3Aとの間の挿入空間に挿入する。
この状態にあっては、上記挿入空間はフレキシブル基板
Fの厚みに対し十分大きいものとなっており、該フレキ
シブル基板Fは容易に上記挿入空間に入り込み、その先
端部はハウジング1の受部1Bにより若干もち上げられ
た状態で支持される。
【0030】しかる後、図2に示すごとく上記加圧部
材6を下方に回動する。すると、該加圧部材6の加圧部
7がフレキシブル基板Fに当接するようになり、接触子
2の弾性接触部3Aとハウジング1の受部1Bで支持さ
れている上記フレキシブル基板Fを、下方に圧する。そ
の結果、フレキシブル基板Fは比較的大きく撓み弾性変
形を生じ、当接圧をもって接触部3Aと接触するように
なる。上記加圧部7のフレキシブル基板Fへの加圧力
は、当然のことながら、該加圧部7が回動案内部4の中
心4Aとこれに近い方の弾性接触部3Aを結ぶ線上に到
達したときに最大値をとる。加圧部材6は、加圧部7が
フレキシブル基板Fと当接するとこれを圧するので、該
加圧部7を中心として回動しようとして回動操作力(モ
ーメント)Pに応じた力で回動被案内部8が回動案内部
4を左方に押し、該回動被案内部8は自ら左方に移動、
すなわち弾性変形して回動案内部4から外れようとする
傾向を示す。しかし、本例では回動案内部4と回動被案
内部8はそれぞれの係止部4B,8Bで上記方向に互い
に係止し合っているため、加圧部材6は弾性変形して撓
んだりあるいは回動案内部4から外れることもない。な
お、本例では接触子2の弾性接触部3Aは前後の二位置
に互いにずらして配置しているので、上記加圧力も次第
に増大するようなものとなり最大値も然程大きくはなら
ない。換言すれば、この加圧力を生じせしめる回動操作
力、したがって、回動被案内部8が回動案内部4を押す
力も大きくならない。
【0031】さらに、上記加圧部材6の回動を続行す
ると、上記加圧部7は上記加圧力を減じながらハウジン
グ1の内方領域へ進入し、上記加圧部材6は図3に示さ
れる所定の回動位置にもたらされる。なお、上記加圧力
はその最大値に比し減ずるもののフレキシブル基板Fと
接触子2の弾性接触部3Aとの接続を維持するには十分
なものとなっている。
【0032】かくして、フレキシブル基板Fと接触子
2が接続された後は、上記フレキシブル基板Fに外力と
して引張力が作用して、上記加圧部7を原位置(開放位
置)に向けて回動せしめんとしても、該加圧部材6の上
記加圧部7は最大加圧力の位置よりも大きく内方に位置
しているので、フレキシブル基板Fからの反力が加圧部
材6を閉じる方向にモーメントを生じ、加圧部材6は容
易には開かない。かくして、上記最大加圧力に十分抗す
る外力を加圧部材6に加えない限り、結線状態は確保さ
れる。
【0033】なお、本実施形態例では、加圧部材の回動
支持のための回動案内部が接触子と一体に形成されてい
たが、別体に形成できることは言うまでもない。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上のように、加圧部材を回
動して加圧部がフレキシブル基板に当接した際、接触子
の数が多く加圧部材が長いものであっても、加圧部材の
回動被案内部が回動案内部により係止されるので、加圧
部材が弾性変形して撓むことにより回動案内部から外れ
るということがなくなり、コネクタの信頼性が向上す
る。又、接触子の弾性接触部をフレキシブル基板の挿入
方向に対して複数の位置に分布して配すれば、フレキシ
ブル基板を圧するための加圧部材への回動操作力の最大
値を低く抑えられるので、上記回動被案内部が回動案内
部を押す力も小さくなり、加圧部材の外れという現象の
可能性はさらに低くなり、強度も低いもので十分なもの
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コネクタの一実施形態の断面図、加圧部
材が開放位置にある場合を示す。
【図2】図1のコネクタで、加圧部材が回動途中の場合
を示す。
【図3】図1のコネクタで、加圧部材が所定の回動位置
にきた場合を示す。
【図4】従来のコネクタの部分破断斜視図である。
【図5】図4のV−Vの断面図で、加圧部材が回動途中
の場合を示す。
【図6】図4のコネクタで、加圧部材が所定の回動位置
にきた場合を示す。
【符号の説明】
1 ハウジング 1B 受部 2 接触子 3A 弾性接触部 4 回動案内部 4B 係止部 6 加圧部材 7 加圧部 8 回動被案内部 8A 係止部 F フレキシブル基板

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ハウジングの開口部に複数の接触子を配
    列し、上記接触子の配列方向の端部に回動支持部を有
    し、上記接触子の接触部上に配されるフレキシブル基板
    に対して該接触部と反対側に設けられた回動案内部を備
    え、上記接触子に近接した所定位置と該所定位置から離
    反した開放位置との間を蓋状の加圧部材が上記回動支持
    部により回動自在に支持され、上記加圧部材は上記所定
    位置に向け回動した際に、上記開口部に挿入されて上記
    接触子上に配されたフレキシブル基板を上記接触子に対
    して圧する加圧部と、上記回動案内部により回動案内さ
    れる回動被案内部とを有しているものにおいて、 上記回動案内部と上記回動被案内部とが、上記加圧部材
    の回動開始後、少なくとも上記加圧部の上記フレキシブ
    ル基板への当接後に上記フレキシブル基板の挿入方向に
    て互いに係止し合う係止部を備えていることを特徴とす
    るフレキシブル基板用電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 ハウジングは、上記フレキシブル基板の
    挿入方向にて上記接触子の接触部の位置よりも奥部に、
    該フレキシブル基板の先端部を受けて該フレキシブル基
    板の厚み方向にて加圧部材側に近接せしめる状態で支持
    するための受部を有し、該受部と接触子の接触部がフレ
    キシブル基板の下面側での離間した位置で支点を形成
    し、加圧部材を所定位置までの回動時に、上記加圧部材
    の加圧部がフレキシブル基板を上記受部と接触部の間に
    て上面側から加圧することとする請求項1に記載のフレ
    キシブル基板用電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 ハウジングの開口部に複数の接触子を配
    列し、上記接触子の配列方向の端部に回動支持部を有
    し、上記接触子の弾性接触子上に配されるフレキシブル
    基板に対して該弾性接触部と反対側に設けられた回動案
    内部を上記ハウジングに固着し、上記接触子に近接した
    所定位置と該所定位置から離反した開放位置との間を蓋
    状の加圧部材が上記回動支持部により回動自在に支持さ
    れ、上記加圧部材は上記所定位置に向け回動した際に、
    上記開口部材に挿入されて上記接触子上に配されたフレ
    キシブル基板を該弾性接触子に対して圧する加圧部と、
    上記回動案内部により回動案内される回動被案内部とを
    有しているものにおいて、 上記接触子は、上記弾性接触部が上記フレキシブル基板
    の挿入方向にて、少なくとも二以上の位置に分布して配
    列され、加圧部材の加圧部は、回動時に、少なくとも二
    以上の接触子配列の間にて上記フレキシブル基板へ当接
    し、加圧を開始することを特徴とするフレキシブル基板
    用電気コネクタ。
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