JP3064232B2 - フレキシブル基板用電気コネクタ - Google Patents

フレキシブル基板用電気コネクタ

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JP3064232B2
JP3064232B2 JP8111128A JP11112896A JP3064232B2 JP 3064232 B2 JP3064232 B2 JP 3064232B2 JP 8111128 A JP8111128 A JP 8111128A JP 11112896 A JP11112896 A JP 11112896A JP 3064232 B2 JP3064232 B2 JP 3064232B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はフレキシブル基板用
電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の電気コネクタとしては、例えば
特開平7−142130に開示されているものがある。
この公知のコネクタは添付図面の図8ないし図10のご
とくに構成されていて、側方及びこれに隣接せる上方の
部分で連通して開口せるハウジング51の該開口部に、
複数の接触子52の弾性接触部52Aが配列されてい
る。上記ハウジング51は、接触子52の配列方向の両
端の保持部53に円筒面をもつ回動支持部(図示せず)
を備えており、該回動支持部にて蓋状の加圧部材54が
回動自在に支持されている(図8参照)。該加圧部材5
4はその長手方向の両端部で上記回動支持部の円筒面に
嵌合して支持されており、上記接触子52に近接した所
定位置と該所定位置から離反した開放位置との間を回動
できるようになっている。上記接触子52は金属板を打
抜いて作られており、図9(図8のVIII-VIII断面)に
もみられるように、上記回動支持部の回動軸線上に中心
が位置する円の一部により形成される回動案内部52B
を有していて、かかる接触子52がハウジング51の溝
51A内に複数配列されることにより上記回動案内部5
2Bは櫛歯状の長い円筒面を上記両端の回動支持部の間
に形成する。これに適合するように、加圧部材54に
は、凹状の円筒面の一部をなす被案内部54Aが形成さ
れて、該加圧部材54は両端の上記回動支持部で支持さ
れて回動する際に、上記被案内部54Aでも回動案内を
受けるようになっている。
【0003】上記加圧部材54は上記所定位置に向け閉
じるように回動した際に、上記ハウジング51の開口部
に挿入されて上記接触子52上に配されたフレキシブル
基板Fを該接触子52の弾性接触部52Aに対して圧す
る角状の加圧部54Bを有している。
【0004】一方、ハウジング51は、図9のごとく上
記フレキシブル基板Fの挿入方向にて上記弾性接触部5
2Aの位置よりも奥部に、該フレキシブル基板Fの先端
部を加圧部材54側に近接せしめるように上方にもち上
げる状態で支持するための受部51Bを有し、加圧部材
54を所定位置まで回動せしめたときに、上記受部51
Bと接触子52の弾性接触部52Aがフレキシブル基板
Fの下面側で二つの支点を形成して上記加圧部材54の
加圧部54Bが該二支点間でフレキシブル基板Fを上面
側から加圧するようになっている。
【0005】かくして、使用に際しては、先ず加圧部材
54を図9で二点鎖線で示す開放位置までもち上げるよ
うに回動して開口部を広く開口し、ここにフレキシブル
基板Fをその接続部が下面となるように挿入する。この
時点で、フレキシブル基板Fは下面にて、挿入方向で接
触子52の弾性接触部52A及び受部51Bの二つの支
点により支えられる。次に、上記加圧部材54を回動し
て図10に示す所定位置にもたらすと、上記加圧部材5
4の加圧部54Bは上記二つの支点(接触子52の弾性
接触部52A及び受部52B)の間でフレキシブル基板
Fを上面で押圧する。かくして、フレキシブル基板Fの
接続部は所定の接触圧をもって接触子52の弾性接触部
52Aと接触して電気的に接続される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、図8〜図
10のフレキシブル基板用電気コネクタにあっては、加
圧部材54はフレキシブル基板Fの接触子52との接続
のために回動操作を受けると、両端部でハウジング51
の回動支持部によって回動支持されると共に、中間部で
は回動被案内部54Aが接触子52の回動案内部52B
により回動案内され、円滑な回動が行われる。
【0007】図9に示すように加圧部材54が回動して
加圧部54Bがフレキシブル基板Fに当接すると、該加
圧部材54は同図において加圧部54Bを支点とした梃
子の状態で回動操作力による反時計方向にモーメント力
を受ける。したがって、回動被案内部54Aは、ハウジ
ング51の外方(同図で左方)へ移動しようとし、接触
子52の回動案内部52Bがこれを阻止している。
【0008】しかしながら、フレキシブル基板Fが予定
していたものよりも厚い場合には、回動操作力が自ずと
大きくなるので、上記回動被案内部54Aが外方へ移動
しようとする力もこれに伴い大きくなる。該回動被案内
部54Aは然程深く形成されていないので、上記力が大
きいと回動被案内部54Aは回動案内部52Bから外れ
る可能性がある。特に、接触子52の数が多いときに
は、加圧部材54は長くなり、たとえ両端部にてハウジ
ング51の回動支持部で支持されていても、その間で撓
み易く、その結果、外れる可能性が大きくなる。この外
れの問題を解決するには、上記回動案内部52Bを大き
く突出するように位置せしめ、これに対応して上記回動
被案内部54Aを深く形成することも考えられるが、こ
れはコネクタの高さ寸法の増大を意味しており、コネク
タの小型化が求められている現状に逆行する。
【0009】本発明は、かかる問題を解決し、接触子の
数が多いものにあっても、コネクタを大型化することな
く加圧部材が外れないフレキシブル基板用電気コネクタ
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】ハウジングは、側方及び
これに隣接せる上方の部分で連通して開口部が形成さ
れ、該開口部には弾性接触部が配列された複数の接触子
が植設されている。ハウジングもしくは該ハウジングに
保持された部材は上記接触子の配列方向の両端部に円筒
面をもつ回動支持部を備えている。上記開口部には蓋状
の加圧部材が配設されていて、上記接触子に近接した所
定位置と該所定位置から離反した開放位置との間を往復
回動可能なように上記回動支持部により回動自在に支持
されている。
【0011】接触子は金属板等の略板状の導電体により
作られており、板厚方向に軸線をもつ円筒面の少なくと
も一部で形される回動案内部を有している。
【0012】上記加圧部材は上記所定位置に向け回動し
た際に、側方から上記開口部に挿入されて上記接触子上
に配されたフレキシブル基板を接触子に対して圧する加
圧部と、上記接触部の回動案内部により回動案内される
回動被案内部を有している。
【0013】本発明では、上記接触子及び加圧部材は次
の(A)又は(B)の構成をなすことにより、上記目的
が達成される。 (A)接触子は一部が板厚方向に突出して回動案内部を
形成し、加圧部材は上記接触子の回動案内部を受け入れ
る収容部が形成され、該収容部に上記回動案内部と回動
接面する回動被案内部が設けられている。 (B)接触子は均一な厚さの板材で、穿設された孔部に
よって回動案内部が形成され、加圧部材は該接触子の回
動案内部を含む部分を収容する収容部が形成され、該収
容部の一部の面に回動被案内部が加圧部材に一体的に形
成されもしくは取外し自在に取りつけられた軸部として
設けられ、該軸部が上記回動案内部としての孔部に嵌合
している。
【0014】上記(A)の構成にあっては回動案内部が
接触子の板厚方向に突出して形成されているので加圧部
材の回動被案内部が外れないように係合すべく形状・寸
法が設定されるが、それにより高さ寸法が増大すること
がない。又、上記回動案内部は、隣接せる接触子との間
の空間に十分収まるため、複数の接触子の配列ピッチ寸
法を増大することもない。
【0015】又、上記(B)の構成では、軸体により確
実に加圧部材の外れを防止し、しかも接触子は均一厚さ
の板材なので、コネクタは高さ寸法が増大することがな
いのはもとより、配列ピッチ寸法を増大することもな
い。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、添付図面にもとづき本発明
の実施の形態を説明する。
【0017】図1は本発明の一実施形態のフレキシブル
基板用電気コネクタを示し、既述の公知のコネクタを示
した図8のVIII-VIII断面図に対応する位置での断面図
であって加圧部材の開状態にある図、図2は加圧部材が
上記の開状態の位置から所定位置まで回動したときの図
である。
【0018】図1において、符号1は、絶縁材料から成
るハウジングであり、左半分が上方に向け開口してい
る。該ハウジング1は図8の公知のコネクタと同様に、
その長手方向(図1の紙面に直角な方向)にて上記開口
部の両端位置に上方に延出するフランジ状の保持部を有
しており、該保持部の奥側の端面に円筒面もしくはその
一部をもつ軸支部(図示せず)が形成されている。ま
た、上記ハウジング1は、図8の場合と同様に、両端の
保持部間に上記長手方向の複数位置に等ピッチで接触子
を収容保持する保持溝が形成されている。
【0019】上記各接触子2は導電体、例えば板状金属
材を打ち抜いた後に一部を曲げ加工して作られており、
図1にも見られるように、U字状をなす接触フィンガー
部3と、腕状部の先端に設けられた回動案内部4と、両
部3,4を下述の接続部5Aと一体に連結する連結部5
とを有している。該導電体は金属板のみならず、表面に
金属加工を施したりあるいは導電材を含有せしめること
により導電性をもたせたものも使用可能である。回動案
内部4については後に詳述する。連結部5の左方には、
ハウジング外に突出し、該ハウジング1の底面と略同一
の高さレベルに位置する接続部5Aが設けられていて、
上記ハウジング1の底面が回路基板(図示せず)上に配
されたときに、該接続部5Aが回路基板の所定の回路部
に接触し後の半田結線に備えるようになっている。上記
接触フィンガー部3の先端には突起状に弾性接触部3A
が形成され上記回動案内部4とほぼ対向して位置してい
る。
【0020】かかる板状の接触子2は紙面に直角な方向
に重なって櫛歯状に複数配されているが、本例では好ま
しい形態として、接触子2が一つおきにその弾性接触部
3Aの位置を左右にずらしたものとなっている。又、上
記接続部5Aも交互にハウジング1の左方そして右方に
突出するように設けられている。
【0021】上記回動案内部4の中心4Aと上記ハウジ
ング1の軸支部の中心とは同一直線(紙面に直角な直
線)上に位置している。かかる接触子2は交互にハウジ
ングの後(図1にて右部)及び前部からハウジングの保
持溝に圧入され、所定位置まで圧入されたときに爪状の
突起5Bにてその位置が維持される。
【0022】上記ハウジング1の保持溝には、上記接触
子2が圧入された際、接触フィンガー部よりも若干上方
位置に受面をもつ受部1Bを有し、該受部1Bにてフレ
キシブル基板の先端部を受け止めてこれを上方にもち上
げるように支持する。
【0023】上記ハウジング1の開口部には、紙面に直
角な方向に長く延びる蓋状の加圧部材6が回動自在に設
けられている。該加圧部材6は加圧部7を有し、長手方
向の両端部には、該加圧部材6の同方向に突出する軸部
(図示せず)がそれぞれ設けられており、該軸部は上記
ハウジング1の半円状の上記軸支部により回動自在に支
持されている。また、上記加圧部材6は加圧部7が設け
られている側とは反対の側に、上記軸部がハウジング1
の軸支部に収められた際、一連の接触子2の回動案内部
4と係合する円弧部を有する回動被案内部8が形成され
ている。したがって、上記一連の接触子2が上記ハウジ
ング1の保持溝に挿入されると、回動案内部4は、櫛歯
状に配列された軸状をなし、ここで上記加圧部材6の回
動被案内部8が回動案内される。その結果、加圧部材6
の回動の際の支持力は金属製の上記回動案内部4により
支持されその強度がきわめて高くなる。上記回動被案内
部8については、前出の回動案内部4とともに、後述す
る。
【0024】上記接触子2の回動案内部4は、図3に見
られるように、金属板を打抜いて型取られた接触子2の
一部をU字状に折り曲げてその下端面を半円形にするこ
とにより回動案内面4Bが形成されている。すなわち、
上記回動案内部4は、従来の接触子の寸法よりも高さ方
向に大きくすることなく、隣接せる接触子との間の空間
に収まる範囲内で板厚方向に突出することにより設けら
れている。
【0025】一方、加圧部材6の回動被案内部8には、
図3のごとく、接触子の配列ピッチに一致したピッチで
仕切壁11が設けられている。該仕切壁11は縦壁部1
1Aと横壁部11BとでL字状をなし、隣接する仕切壁
11の横壁部11B同士間に、接触子2の挿入のための
溝部12を形成していると共に縦壁部11A同士間に上
記回動案内部4を受け入れるための収容部13を形成し
ている。収容部13の底面奥部から上記横壁部11Bの
下部内面にわたり円筒面の一部をなす曲面が回動被案内
面13Aとして形成されている。この回動被案内面13
Aの曲率半径は上記回動案内面4Bの曲率半径と同じか
若干大きい程度のものとなっている。
【0026】かかる本実施形態例の電気コネクタにあっ
ては、フレキシブル基板は次の要領で結線される。
【0027】先ず、図1に示すごとく、加圧部材7を
上方へ向け回動して開放位置にもたらし、ハウジング1
の開口部を大きく開放し、ここからフレキシブル基板F
をその結線部が下面となるようにして、上記加圧部材6
と接触子2の接触部3Aとの間の挿入空間に挿入する。
この状態にあっては、上記挿入空間はフレキシブル基板
Fの厚みに対し十分大きいものとなっており、該フレキ
シブル基板Fは容易に上記挿入空間に入り込み、その先
端部はハウジング1の受部1Bにより若干もち上げられ
た位置で支持される。
【0028】しかる後、図1の二点鎖線で示すごとく
上記加圧部材6を下方に回動し、図2の位置までもたら
す。すると、該加圧部材6の加圧部7がフレキシブル基
板Fに当接するようになり、接触子2の弾性接触部3A
とハウジング1の受部1Bで支持されている上記フレキ
シブル基板Fを、下方に圧する。その結果、フレキシブ
ル基板Fは比較的大きく撓み弾性変形を生じ、当接圧を
もって接触部3Aと接触するようになる。上記加圧部7
のフレキシブル基板Fへの加圧力は、当然のことなが
ら、該加圧部7が回動案内部4の中心4Aとこれに近い
方の弾性接触部3Aを結ぶ線上に到達したときに最大値
をとる。加圧部材6は、加圧部7がフレキシブル基板F
と当接するとこれを圧するので、該加圧部7を中心とし
て回動しようとして回動操作力(モーメント)Pに応じ
た力で回動被案内部8が回動案内部4を左方に押し、該
回動被案内部8は自ら左方に移動、すなわち弾性変形し
て回動案内部4から外れようとする傾向を示す。しか
し、本例では加圧部材6の回動被案内部8はその横壁部
11Bが回動案内部4の背面に係止するようになるた
め、加圧部材6は弾性変形して撓んだりあるいは回動案
内部4から外れることもない。
【0029】かくして、フレキシブル基板Fと接触子
2が接続された後は、上記フレキシブル基板Fに外力と
して引張力が作用して、上記加圧部7を原位置(開放位
置)に向けて回動せしめんとしても、フレキシブル基板
Fからの反力が加圧部材6を閉じる方向にモーメントを
生じ、加圧部材6は容易には開かない。かくして、上記
最大加圧力に十分抗する外力を加圧部材6に加えない限
り、結線状態は確保される。
【0030】上記回動案内部4は、図1及び図2のごと
くに、折り曲げずとも、例えば図4のごとくに折り曲げ
ても形成可能である。
【0031】又、上記回動案内部は、板材の折り曲げに
よらずとも形成可能であり、例えば、図5のごとく板材
に短柱状の軸部15として形成できる。該軸部15は板
材を部分的に型によりプレス加工成形したりあるいは円
形板材を接着して設けることができる。
【0032】さらには、上記図5の形態とは逆に、図6
のごとく加圧部材6の側に軸部16Aを回動被案内部と
して設けることが可能である。この場合、回動被案内部
は図2そして図4の場合は異なり横壁部を有せずに縦壁
部16のみでよい。そして各縦壁部16に上記軸部16
Aを一体に形成すればよい。その際、接触子2は均一に
平坦なものでよく、回動案内部は単なる孔部17として
形成される。
【0033】上記軸部は加圧部材6に一体的に形成しな
くとも、図7のごとく別体とすることもできる。図7に
おいては、軸体はピン体18として設けられ、複数の接
触子2の孔部17に、貫通される。その場合、加圧部材
6の縦壁部19には該ピン体18が嵌合する孔20が穿
設されている。
【0034】
【発明の効果】本発明は、以上のごとく、接触子が板厚
方向に突出して回動案内部を有しているようにすること
により、接触子の高さを増大せず、しかも上記回動案内
部を所定の接触子配列ピッチ間に収めることにより該配
列の方向での寸法も大きくせずに、確実に加圧部材を外
れることのないように回動案内できる。又、加圧部材の
回動被案内部を軸部として形成するならば、接触子は均
一に平坦な形状となるので、ピッチをさらに小さくでき
る上に、接触子の高さを増大することなく加圧部材の外
れを確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明コネクタの一実施形態の断面図、加圧部
材が開放位置にある場合を示す。
【図2】図1のコネクタで、加圧部材が所定位置まで回
動した場合を示す断面図である。
【図3】図1のコネクタで、接触子の回動案内部と加圧
部材の回動被案内部を示す斜視図である。
【図4】加圧部材の回動被案内部の変形例を示す斜視図
である。
【図5】加圧部材の回動被案内部の他の変形例を示す斜
視図である。
【図6】接触子の回動案内部と加圧部材の回動被案内部
の他の実施形態を示す斜視図である。
【図7】接触子の回動案内部と加圧部材の回動被案内部
のさらに他の実施形態を示す斜視図である。
【図8】従来のコネクタの部分破断斜視図である。
【図9】図8のVIII-VIIIの断面図で、加圧部材が回動
途中の場合を示す。
【図10】図8のコネクタで、加圧部材が所定の回動位
置にきた場合を示す。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 接触子 3A 弾性接触部 4 回動案内部 6 加圧部材 8 回動被案内部 13 収容部 15 軸部 16A 軸部 17 孔部 18 ピン体 F フレキシブル基板

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側方及びこれに隣接せる上方の部分で連
    通して開口せるハウジングの該開口部に弾性接触部が配
    列された複数の接触子を有し、ハウジングもしくは該ハ
    ウジングに保持された部材が上記接触子の配列方向の端
    部に円筒面もしくはその一部をもつ回動支持部を備え、
    上記接触子に近接した所定位置と該所定位置から離反し
    た開放位置との間を往復回動可能に蓋状の加圧部材が上
    記回動支持部により回動自在に支持され、接触子は略板
    状の導電体により作られ板厚方向軸線をもつ円筒面の少
    なくとも一部で形成される回動案内部を有し、上記加圧
    部材は上記所定位置に向け回動した際に、側方から上記
    開口部に挿入されて上記接触子上に配されたフレキシブ
    ル基板を接触子に対して圧する加圧部と、上記接触子の
    回動案内部により回動案内される回動被案内部とを有し
    ているものにおいて、接触子は一部が板厚方向に突出し
    て回動案内部を形成し、加圧部材は上記接触子の回動案
    内部を受け入れる収容部が形成され、該収容部に上記回
    動案内部と回動接面する回動被案内部が設けられている
    ことを特徴とするフレキシブル基板用電気コネクタ。
  2. 【請求項2】 回動案内部は接触子の一部が折返される
    ことにより形成され円筒面の一部を有していることとす
    る請求項1に記載のフレキシブル基板用電気コネクタ。
  3. 【請求項3】 回動案内部は接触子の一部にて板厚方向
    に突出する短円柱状の軸部であり円筒面を有しているこ
    ととする請求項1に記載のフレキシブル基板用電気コネ
    クタ。
  4. 【請求項4】 側方及びこれに隣接せる上方の部分で連
    通して開口せるハウジングの該開口部に弾性接触部が配
    列された複数の接触子を有し、ハウジングもしくは該ハ
    ウジングに保持された部材が上記接触子の配列方向の端
    部に円筒面もしくはその一部をもつ回動支持部を備え、
    上記接触子に近接した所定位置と該所定位置から離反し
    た開放位置との間を往復回動可能に蓋状の加圧部材が上
    記回動支持部により回動自在に支持され、接触子は略板
    状の導電体により作られ板厚方向に軸線をもつ円筒面の
    少なくとも一部で形成される回動案内部を有し、上記加
    圧部材は上記所定位置に向け回動した際に、側方から上
    記開口部に挿入されて上記接触子上に配されたフレキシ
    ブル基板を接触子に対して圧する加圧部と、上記接触子
    の回動案内部により回動案内される回動被案内部とを有
    しているものにおいて、接触子は均一な厚さの板材で、
    穿設された孔部によって回動案内部が形成され、加圧部
    材は該接触子の回動案内部を含む部分を収容する収容部
    が形成され、該収容部の一部の面に回動被案内部が加圧
    部材に一体的に形成されもしくは取外し自在に取りつけ
    られた軸部として設けられ、該軸部が上記回動案内部と
    しての孔部に嵌合していることを特徴とするフレキシブ
    ル基板用電気コネクタ。
  5. 【請求項5】 軸部は各接触子に対応して各収容部にそ
    れぞれ別個に設けられ短円柱状をなしていることとする
    請求項4に記載のフレキシブル基板用電気コネクタ。
  6. 【請求項6】 軸部は複数の接触子の孔部に貫通する共
    通のピン体であることとする請求項4に記載のフレキシ
    ブル基板用電気コネクタ。
JP8111128A 1995-11-09 1996-04-09 フレキシブル基板用電気コネクタ Expired - Fee Related JP3064232B2 (ja)

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