JP3096489B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3096489B2
JP3096489B2 JP03168336A JP16833691A JP3096489B2 JP 3096489 B2 JP3096489 B2 JP 3096489B2 JP 03168336 A JP03168336 A JP 03168336A JP 16833691 A JP16833691 A JP 16833691A JP 3096489 B2 JP3096489 B2 JP 3096489B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、外部記憶装置であるデ
ィスク装置に関し、特に、商用交流電源に加えて内蔵し
たバッテリ電源でも使用でき、更に消費電力を節減する
パワーセーブモードを備えたディスク装置に関する。
【0002】近年のパーソナルコンピュータは、特にラ
ップトップ型およびノートブック型に見られるように小
形化、コンパクト化が要求され、更に携帯性を持たせた
ことで商用交流電源以外に内蔵したバッテリー電源によ
り使用する機会が多くなっている。また十分な記憶容量
を確保するために外部記憶装置として例えば2.5イン
チ等の小型磁気ディスク装置を内蔵している。
【0003】このようなパーソナルコンピュータではバ
ッテリー電源を使用した際の使用可能時間を長くするこ
とが強く要望され、このため低消費電力化が必要とな
る。ここで磁気ディスク装置はスピンドルモータやボイ
スコイルモータ等の駆動系を備えているために全体に占
める消費電力の割合が比較的高い。そこで磁気ディスク
装置へのアクセスがない場合などに、必要最低限の回路
を除いて電源供給を遮断して消費電力を抑えるパワーセ
ーブ機能が提供されている。
【0004】しかし、パワーセーブ状態へ移行時とパワ
ーセーブ状態からの復帰時にはスピンドルモータの停止
と起動が必要となり、パーワーセーブのたびに磁気ヘッ
ドとディスク媒体とが接触停止するコンタクト・スター
トストップ(CSS)が発生し、頻度が増すとディスク
媒体の寿命を縮めることになる。またシステム全体とし
て見た場合、磁気ディスク装置がパワーセーブ状態にあ
った場合には、コマンド発行から実行完了までの処理時
間が長くなるため、スピンドルモータの停止を伴うパワ
ーセーブ・モードはできる限り避けることが望ましい。
【0005】従って、交流電源及び直流電源の両方で使
用できるラップトップ型パーソナルコンピュータのよう
な計算機装置にあっては、バッテリー電源使用時のパワ
ーセーブ機能による消費電力に低下、スピンドルモータ
の停止を伴うパワーセーブ・モードによる媒体寿命の問
題と処理時間が長くなるという問題を総合的に判断し、
且つ現在の計算機本体でもっているパワーセーブのコマ
ンド体系を変更することなく適切なパワーセーブ制御を
可能とすることが望まれる。
【0006】
【従来の技術】従来、商用交流電源と内蔵バッテリーと
の両方で使用可能なラップトップ型パーソナルコンピュ
ータにおいて、内蔵した小型磁気ディスク装置の消費電
力の低減するパワーセーブ方式は、使用されている電源
の種類にかかわらず、全て計算機本体からのパワーセー
ブ指定コマンドに依存した制御を磁気ディスク装置側で
行っている。
【0007】ここで、パワーセーブ指定コマンドには、
コマンド受け付けと同時に磁気ディスク装置がパワー
セーブ状態になるもの、一度コマンドを受けつける
と、その後は一定時間通常コマンドが発行されないこと
を条件にパワーセーブ状態となるもの、との2種類があ
る。
【0008】またパワーセーブ状態への移行と復帰が行
われた場合は、通常、スピンドルモータを停止と起動が
行われ、磁気ヘッドがディスク媒体に接触停止するコン
タクト・スタートストップ(CSS)が1回行われるこ
とになる。更に、パワーセーブ状態で磁気ディスク装置
に対し通常のアクセス要求が起きると、まずパワーセー
ブ解除コマンドにより電源供給を再開してレディ状態と
した後にアクセスコマンドを実行することとなり、実行
終了までの時間は長くなる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、バッテ
リー搭載型の計算機装置であっても、常にバッテリーモ
ードで使用されるとは限らず、商用電源のコンセントが
ある場所では、バッテリーの電力消費を節減するために
ACモードで使われる場合が多い。バッテリー電源を使
用しているバッテリーモードの際にはパワーセーブ指定
コマンドに従ったパワーセーブ機能によりバッテリーの
消費電力を効果的に低減することができる。
【0010】しかし、商用交流電源を使用したACモー
ドにあっては、バッテリーモードの場合ほど消費電力節
減の要請は強くなく、むしろパワーセーブ状態となるこ
とでCSSの回数が増え、ディスク媒体に許容されるC
SSの回数は決められているため、パワーセーブを行わ
ない場合に比べて寿命を縮めてしまう問題がある。同様
にスピンドルモータについても起動/停止の許容最大回
数が決められており、パワーセーブを行わない場合に比
べて寿命を縮めてしまう問題がある。
【0011】またパワーセーブ状態で通常のアクセス要
求が起きるとアクセス実行までの時間が長くなり、シス
テムのスループットを悪化させる問題がある。この問題
を解決するためには計算機本体側で使用電源の種類、即
ちバッテリーモードかACモードかを検出し、ACモー
ドの際には磁気ディスク装置のスピンドルモータを停止
させないようにすればよい。
【0012】しかし、計算機本体で電源の種類を検出し
て行なうパワーセーブ制御にあっては、従来のパワーセ
ーブ指定コマンドのコマンド体系を全面的に変更しなけ
ればならないという繁雑さがある。また計算機本体に使
用電源の種類をタイマ割込みでサンプリングする電源監
視ルーチンを設け、一定時間毎に電源の種類を検出する
ようになるが、電源監視ルーチンがOSにより優先順位
の高い他のルーチンに乗せ代えられてしまうと電源種別
のサンプリングが不可能となる恐れがある。
【0013】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、従来のパワーセーブ指定コマンドのコ
マンド体系を変更することなく、電源の種類に応じて外
部記憶装置の適切なパワーセーブ制御ができる交流電源
と直流電源を使用可能なディスク装置を提供することを
目的とする。
【0014】また本発明は、上位装置から電源の種類を
示す信号を専用線により受けてパワーセーブ制御を行う
ディスク装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。 まず本発明は、図1(a)に示すように、商
用交流電源又は内蔵したバッテリー電源により動作する
計算機本体10から電源供給を受けて動作するディスク
装置である外部記憶装置12を対象とする。
【0016】また、本発明は電源識別機能を備えたディ
スク装置を提供するものであり、図1(b)に示すよう
に上位装置からの制御命令に加えてモード信号を受信す
るインタフェース68と、インタフェース68を介して
上位装置から制御命令を受けた際にインタフェース68
で受信したモード信号に応じて処理を行うパワーセーブ
制御部16を備えたことを特徴とする。
【0017】具体的には、上位装置の電源から電力を受
け、上位装置からの命令に応じてディスクに記録再生を
行うディスク装置において、ディスクを回転駆動するス
ピンドルモータと、上位装置からの命令に加え、上位装
置の電源が交流電源である交流モード又は上位装置の電
源がバッテリ電源であるバッテリモードを示す電源モー
ド信号を受信するインタフェースと、インタフェースに
接続され、上位装置からのパワーセーブ命令に応じてス
ピンドルモータの回転を停止するパワーセーブ制御部と
を備えている。
【0018】このときパワーセーブ制御部は、さらに、
インタフェースからの電源モード信号がバッテリモード
である場合、スピンドルモータの回転停止を禁止する機
能を備えたことを特徴とする。
【0019】そして、パワーセーブ制御部は、上位装置
からのパワーセーブ命令に応じて直ちにスピンドルモー
タの回転を停止する第1パワーセーブモードと、上位装
置からの第2パワーセーブ命令に応じて予め定めた一定
時間に亘ってパワーセーブ命令以外のアクセス命令を受
信しない場合にスピンドルモータの回転を停止する第2
パワーセーブモードとを備えたことを特徴とする。
【0020】また、上位装置からの前記スピンドルモー
タへの電力供給をオンオフするスイッチ回路を備え、パ
ワーセーブ制御部は、上位装置からのパワーセーブ命令
を受信した場合、インタフェースからの電源モード信号
がバッテリモードであればスイッチ回路をオフにして電
力供給を遮断し、インタフェースからの電源モード信号
が交流モードであれば、スイッチのオン制御状態を維持
して電力供給を維持することを特徴とする。
【0021】また、パワーセーブ制御部は、第2パワー
セーブ命令を受けた際にオートパワーセーブフラグをセ
ットし、フラグセット状態で電源供給遮断条件となる上
位装置から制御命令を受けない一定時間経過後に、イン
タフェースからの電源モード信号をチェックすることを
特徴とする。
【0022】また、パワーセーブ制御部は、第2パワー
セーブ命令を受けた際にオートパワーセーブフラグをセ
ットし、フラグセット状態で電源供給遮断条件となる上
位装置から制御命令を受けない一定時間経過時に前記イ
ンタフェースからの電源モード信号をチェックし、交流
モードであった場合には仮パワーセーブモードフラグを
セットして次に一定時間を経過するまでの間、短い時間
間隔で電源モード信号のチェックを繰り返すことを特徴
とする。
【0023】また、上位装置からの電源供給をオン、オ
フするスイッチ回路を備え、パワーセーブ制御部は、電
源供給の遮断信号を前記インタフェースからの電源モー
ド信号を入力したゲート回路を介して前記スイッチ回路
に供給し、電源モード信号がバッテリモードを示してい
るときにゲート回路を許容状態とし、電源モード信号が
交流モードを示しているときにはゲート回路を禁止状態
とし、パワーモード制御部によるインタフェースからの
電源モード信号のチェック処理を不要にしたことを特徴
とする。
【0024】また、上位装置からの電源供給をオン、オ
フするスイッチ回路を備え、パワーセーブ制御部は、第
1パワーセーブモードによる電源供給の遮断状態で上位
装置からパワーセーブ解除命令を受けた際に、スイッチ
回路をオン動作して電源供給を開始させることを特徴と
する。
【0025】また、上位装置からの電源供給をオン、オ
フするスイッチ回路を備え、パワーセーブ制御部は、第
2パワー制御モードによる電源供給の遮断状態で上位装
置からパワーセーブ解除命令を受けた際に、スイッチ回
路をオン動作して電源供給を開始させると共に、第2パ
ワーセーブリセット命令と共に発行されたレジスタ値に
応じて第2パワーセーブモードへの再度の移行を許容又
は禁止することを特徴とする。
【0026】
【作用】このような構成を備えた本発明の交流電源及び
直流電源を使用可能な計算機装置によれば次の作用が得
られる。まず計算機本体10に設けた電源種別検出部1
4は、例えばACアダプタの着脱に応じて交流モード又
はバッテリーモードを示す電源モード信号を出力し、計
算機本体10のソフトウェアの介在を受けることなく電
源モード信号は外部記憶装置12側に直接送られる。
【0027】このため外部記憶装置12側で計算機本体
10で使用している電源がAC電源かバッテリー電源か
を知ることができる。計算機本体10から外部記憶装置
12にパワーセーブ指定コマンドを出すコマンド体系は
従来のものがそのまま使用され、外部記憶装置12に設
けたパワーセーブ制御部16、具体的にはドライブ側の
MPUがパワーセーブ状態とする際に電源種別検出部1
4からのモード信号をチェックして処理を決める。
【0028】即ち、ACモードを判別すると、パワーセ
ーブは基本的に不要であり、むしろパワーセーブによる
ディスク媒体のコンタクト・スタートストップ(CS
S)やスピンドルモータの停止・起動を回避し、更にパ
ワーセーブ状態でのアクセスにより実行時間を長くしな
いため、パワーセーブ指定コマンドが発行されても、パ
ワーセーブ処理は行わないようにする。
【0029】これに対しバッテリーモードを判別した際
には、少なくともスピンドルモータの停止を伴なう予め
定めた回路部に対する電源供給を停止し、バッテリーの
電力消費を抑える。オートパワーセーブの指定コマンド
を受けてパワーセーブ処理に入る前の待機中におけるバ
ッテリーモード信号のチェックは、オートパワーセーブ
のために予め設定した一定時間を経過する毎に行う。更
にバッテリーモード信号のチェック時間間隔を短くする
ため、一定時間経過時に1回モード信号のチェックを行
ったならば、その後は、もっと短い時間間隔でモード信
号のチェックを行い、バッテリーモードに切替わった際
には直ちにパワーセーブ状態に移行できるようにする。
【0030】更に、パワーセーブ処理で電源供給をオ
ン、オフするスイッチ回路20は、MPUを用いたパワ
ーセープ制御部16で直接制御するようにし、ACモー
ドの際にはパワーセーブ制御部16側でスイッチ回路2
0のオフを禁止する。これに対しスイッチ回路20に対
するパワーセーブ制御部16からの指令信号をゲート回
路、例えばNAND回路22に入力し、バッテリーモー
ドの時のモード信号でNAND回路22を許容状態と
し、またACモードの時のモード信号でNAND回路2
2を禁止状態とし、パワーセーブ制御部16でソフト的
にモード信号を判別することなく、ハード的にバッテリ
ーモードのときにのみパワーセーブ指定コマンドに従っ
たパワーセーブを可能とする。
【0031】
【実施例】図2は本発明の計算機装置の一実施例をラッ
プトップ型のパーソナルコンピュータを例にとって示し
た説明図であり、図3に左側面図を、また図4に右側面
図を示す。図2において、ラップトップ型パーソナルコ
ンピュータとしての計算機装置はキーボード24を備え
た計算機本体10と、計算機本体10に対しヒンジ26
により開閉自在なカバー部28で構成され、カバー部2
8の内側には図示の開放セット状態で正面を向くように
液晶ディスプレイ30が設けられている。
【0032】計算機本体10のキーボード24における
右上隅には電源スイッチ32が設けられ、更にその先の
肉厚部分にバッテリー34を装着している。バッテリー
34は充電可能タイプのものが使用でき、商用交流電源
で使用している際に自動的に充電できるようにすること
も出来る。図3の左側面図を見ると、カバー28部の付
け根部分となる計算機本体10の側面にメインスイッチ
36が設けられ、このメインスイッチ36の左側にDC
コネクタ38を設けている。DCコネクタ38に対して
は後の説明で明らかにするACアダプタの出力端子が接
続され、DCコネクタ38にACアダプタの出力端子が
接続されると自動的に計算機本体1は商用交流電源を使
用して動作するACモードに切り替わる。
【0033】更に図4の右側面図を参照すると、計算機
本体10の側面に外部記憶装置として使用する小型磁気
ディスク装置12が装着されている。この実施例におい
て、小型磁気ディスク装置12、即ちハードディスク
(HDD)は例えば2.5インチで記憶容量が約40M
Bのものを使用している。更に計算機本体10の側面に
はICカード40を装着することができる。ICカード
40はいわゆる半導体メモリを内蔵した記憶媒体であ
り、計算機本体10に対し必要に応じて着脱することが
でき、図示のように計算機本体10に装着したICカー
ド40は取出しボタン42を押すことで取り外すことが
できる。
【0034】図5は図2,図3,図4に示したラップト
ップ型パーソナルコンピュータにおける計算機本体10
の一実施例を示した実施例構成図である。図5におい
て、計算機本体10にはCPU45が設けられ、CPU
45からは内部バス44が引き出されている。CPU4
5に対しては制御プログラムを格納したROM46と、
一時的にデータを記憶保持するRAM48が設けられ
る。また、ディスプレイコントローラ50を介して液晶
ディスプレイ30が設けられ、ディスプレイコントロー
ラ50はビデオRAM52に格納された画像データを表
示する。また、キーボードコントローラ54を介してキ
ーボード24が接続される。
【0035】更に内部バス44の右側に示すようにIC
カードコントローラ56とその入出力インタフェース5
8、コントローラ60とその入出力インタフェース6
2、更にプリンタコントローラ64とその入出力インタ
フェース66が設けられる。コントローラ60のインタ
フェース62に対しては外部記憶装置としての磁気ディ
スク装置12が接続され、磁気ディスク装置12はイン
タフェース68とディスク装置本体70で構成される。
【0036】計算機本体10内には電源回路72が設け
られる。電源回路72にはDCコネクタ38とバッテリ
ー34が入力接続される。DCコネクタ38に対しては
ACアダプタ74の出力プラグ76が接続され、ACア
ダプタ74に入力した商用交流電源を規定の直流電圧に
変換して出力プラグ76に出力している。このため、電
源回路72はACアダプタ74またはバッテリー34か
ら直流電圧の供給を受け、各コンポーネントに必要な電
源電圧に変換して出力する。また電源回路72は磁気デ
ィスク装置12に対する電源供給も行う。
【0037】更に電源回路72内には現在使用している
電源の種類を検出する電源種別検出部14が設けられて
おり、アダプタ74の接続状態では電源モード信号とし
てACモードを示す信号を出力し、ACアダプタ74の
取り外し状態ではバッテリーモードを示す信号を出力す
る。具体的には、内部バス44に対しバッテリーモード
信号Eo を出力しており、このバッテリーモード信号E
o はバッテリーモードで1、ACモードで0となる。電
源回路72からのバッテリーモード信号Eo は内部バス
44、コントローラ60、インタフェース62を介して
直接磁気ディスク装置12に供給されている。このバッ
テリーモード信号Eo は、通常使用されていないピンの
いずれかに割当てられる。
【0038】図6は図5の電源回路72に設けられた電
源種別検出部14の一実施例を示した実施例構成図であ
る。図6において、電源種別検出部14に対してはDC
コネクタ38が接続されている。DCコネクタ38は中
心導体78と先端に折曲げ部を備えた接続片80で構成
される。接続片80に対しては図示の開放状態で2つの
接点部材82,84が接触して両者を短絡状態としてい
る。
【0039】DCコネクタ38の中心導体78はバッテ
リー34のマイナスラインに接続される。また、接続片
80はプラスラインに接続される。接点部材82はバッ
テリー34のプラス端子に接続され、接点部材82は抵
抗R1を介してマイナスラインに接続され、抵抗R1の
両端よりバッテリーモード信号Eoを出力するようにし
ている。
【0040】DCコネクタ38に対してはACアダプタ
74からの出力プラグ76が接続される。出力プラグ7
6はDCコネクタ38側の中心導体78を挿入する穴を
備えた中心導体86と、その外側に絶縁部材88を介し
て接続片80と接触する外部導体90を備えている。
出力プラグ76をDCコネクタ38に挿入するとプラグ
側の外部導体90により接続片80が押し上げられて接
点部材82と84の接触が断たれる。
【0041】接点部材82と84が接続片80から離れ
るとバッテリー34がプラスラインから切り離されるこ
ととなり、同時に抵抗R1のプラスラインから切り離さ
れ、バッテリーモード信号Eo はそれまでのバッテリー
34のバッテリー電圧からゼロボルトに変化する。即
ち、バッテリーモード信号Eo を論理レベルで見ると、
図示のDCコネクタ38の開放状態におけるバッテリー
34の接続状態で論理レベル1となり、出力プラグ76
を差し込んで商用交流電源に基づく電源供給に切り替え
ると論理レベルで0となる。
【0042】尚、電源種別検出部14のプラスラインか
らバッテリー34のプラス端子に対しては抵抗R2とダ
イオードD1の直列回路が接続され、出力プラグ76の
接続による商用交流電源に基づく電源供給状態でバッテ
リー34を充電できるようにしている。図7は図5に示
した計算機本体10に対し接続された磁気ディスク装置
12の一実施例を示した実施例構成図である。
【0043】図7において、磁気ディスク装置には制御
部としてMPU92が設けられる。このMPU92には
プログラム制御により本発明のパワーセーブ制御を行う
パワーセーブ制御部16の機能が設けられる。MPU9
2の左側には計算機本体との間でインタフェースを介し
てコマンドデータのやり取りを行うインタフェースレジ
スタファイル94が設けられ、更に制御プログラムを格
納したROM96及び後述する各制御に使用されるフラ
グやデータの一時記憶を行うRAM98が設けられる。
【0044】一方、MPU92の右側となるドライブ側
にはサーボ制御レジスタファイル100が設けられ、サ
ーボ制御レジスタファイル100に対してはVCM用の
サーボ回路102とスピンドルモータ用のサーボ回路1
04が設けられる。VCM用のサーボ回路102はディ
スクエンクロージャ(DE)106側に設けたボイスコ
イルモータ(VCM)108を駆動する。VCM108
はスピンドルモータ18により回転される記録媒体とし
ての磁気ディスク110に対し設けられた磁気ヘッド1
12の位置決め制御を行う。
【0045】また、スピンドルモータ用のサーボ回路1
04はディスクエンクロージャ106に設けたスピンド
ルモータ(SP)18を例えば3600rpmの一定速
度で回転する。更にMPU92の右側にはリード/ライ
ト回路114が設けられ、ディスクエンクロージャ10
6内の磁気ヘッド112のいずれか1つを選択して磁気
ディスク110に対するデータ書込み、または磁気ディ
スク110からのデータ読出しを行う。
【0046】このような磁気ディスク装置に対する電源
供給は太線で示す電源ラインにより行われる。まず、計
算機本体からの電源ライン116はMPU92、インタ
フェースレジスタファイル94、ROM96及びRAM
98に直接供給されている。これに対しMPU92の右
側の各回路部に対してはスイッチ回路20を介して得ら
れた電源ライン118が供給されており、スイッチ回路
20をオフすると電源ライン118に対する電源供給が
遮断され、サーボ制御レジスタファイル100、サーボ
回路102,104、リード/ライト回路114、更に
ディスクエンクロージャ106のスピンドルモータ18
及びVCM108に対する電源供給を停止することがで
きる。
【0047】スイッチ回路20は後の説明で明らかにす
るようにMPU92のパワーセーブ制御部16が計算機
本体10側よりパワーセーブ指定コマンドを受けた際の
制御出力により行なわれる。ここで本発明の磁気ディス
ク装置にあっては、インタフェースレジスタファイル9
4に対し例えばPC/ATインタフェース(IBM社の
登録商標)の場合、通常使用されていない「RESER
VED」のピンのいずれかを使用して計算機本体10側
の電源種別検出部14から出力されたバッテリーモード
信号Eo が与えられている。
【0048】バッテリーモード信号Eo はインタフェー
スレジスタファイル94を介してMPU92に与えられ
ており、MPU92においてバッテリーモード信号Eo
をチェックすることで計算機本体10側で使用している
電源はACモードかバッテリーモードか分かるようにし
ている。また、バッテリーモード信号Eo は点線で示す
ように直接スイッチ回路20に与えられ、バッテリーモ
ード信号Eo により後の実施例で明らかにするようにゲ
ート回路を制御してMPU92によるパワーセーブモー
ドを有効または無効とできるようにしている。
【0049】MPU92に設けたパワーセーブ制御部1
6は計算機本体からのパワーセーブ指定コマンドを受け
てパワーセーブ制御を実行する。図8はパワーセーブ制
御部16で受けるパワーセーブ指定コマンドの種別と内
容を一覧表で示した説明図である。図8において、パワ
ーセーブ指定コマンドはコマンド0,1,2,3,4の
5種類がある。このうち、コマンド0,1にあってはコ
マンドと同時にセットされるセクタカウントレジスタの
値は参照せずに無視する。これに対しコマンド2,3は
セクタカウントレジスタの値を参照し、その内容によっ
て異なった処理を行う。
【0050】ここで、コマンド0,1は第1のパワーセ
ーブモードに属し、一方、コマンド2,3はオートパワ
ーセーブモードとして知られた第2のパワーセーブモー
ドに属する。コマンド4は、磁気ディスク装置の現在の
モードをチェックするためのものである。
【0051】またセクタカウンタレジスタはリード/リ
ード時に開始アドレスからのセクタ数を格納するために
使用されるカウンタであるが、本発明にあってはセクタ
カウンタレジスタをパワーセーブ処理に流用している。
即ち、セクタカウンタレジスタの値を0とすることでオ
ートパワーセーブのセットとリセットを行ない、0以外
の値とすることでオートパワーセーブに入るための一定
時間コマンドを受けないことの監視に使用するパワーセ
ーブタイマーのセット時間を決める。 [コマンド1,2]まず第1パワーセーブモードのコマ
ンドとなるコマンド0,1を説明すると次のようにな
る。
【0052】コマンド0はドライブ側を直ちにパワーセ
ーブモードに移行させるパワーセーブセットコマンドで
ある。これに対してコマンド1はパワーセーブモードか
ら復帰するパワーセーブリセットコマンドであり、コマ
ンド1が発行されると、パワーセーブ状態からアイドル
モードに移行させる。またこのときオートパワーセーブ
モードにあった場合にはオートパワーセーブをリセット
する。 [コマンド2,3] 次にセクタカウントレジスタの値を参照してオートパワ
ーセーブの許可と禁止を決めるコマンド2,3を説明す
る。
【0053】コマンド2が発行されると直ちにパワーセ
ーブモードに移行する。同時にセクタカウントレジスタ
の値を参照し、0であればオートパワーセーブからアイ
ドルモードに復帰したときのオートパワーセーブは許可
されない。これに対しセクタカウントレジスタの値が0
以外のときはパワーセーブモードからアイドルモードに
移行した後のオートパワーセーブが許可される。
【0054】コマンド3はパワーセーブモードから復帰
するパワーセーブリセットコマンドであり、コマンド3
が発行されると直ちにパワーセーブモードからアイドル
モードに移行する。この際にセクタカウントレジスタの
値が参照され、セクタカウントレジスタの値が0であれ
ばアイドルモードに移行してもオートパワーセーブは許
可されない。これに対し、セクタカウントレジスタの値
が0以外のときには、アイドルモードに移行したときに
オートパワーセーブが許可される。
【0055】[コマンド2、3によるタイマ設定] 更にコマンド2、3におけるセクタカウンタの0以外の
値はオートパワーセーブで使用するタイマの時間設定を
行う。ドライブがアイドルモードの状態でコマンド2、
3を受けるとオートパワーセーブの時間監視に使用する
タイマにセクタカウントレジスタの0以外の値をセット
する。
【0056】オートパワーセーブモードの時間監視に使
用するタイマに対しては例えば15秒から1275秒
(21.1分)の範囲で任意の時間を設定することがで
きる。図9は図7のMPU92によりオンオフされるス
イッチ回路20の一実施例を示した実施例構成図であ
る。図9において、入力側の電源ライン116と出力側
の電源ライン118との間にはスイッチとして機能する
FET120が設けられる。FET120のゲートGは
抵抗R3の分圧回路の接続点に接続される。抵抗R3と
R4には更にトランジスタ122が直列接続される。ト
ランジスタ122がオフのときFET120のゲートG
には電源電圧Vcが印加され、ソース,ゲート間電圧V
SGは0もしくは小さいことからFET120はオフとな
る。これに対しトランジスタ122がオンするとゲート
Gは抵抗R3とR4の分圧電圧に下がり、ソース,ゲー
ト間電圧VSGが増加してFET120をオンする。
【0057】トランジスタ122の入力側にはラッチ回
路としてのJK−FF124が設けられる。JK−FF
124はJ,K端子を電源電圧Vcにプルアップして論
理レベル1に固定している。このためクロック端子Cに
パルス入力がある毎に出力Qが反転を繰り返す。JK−
FF124のクロック端子CにはMPU62からのパワ
ーセーブ制御のための制御信号E1がクロックに同期し
て与えられている。制御信号E1はパワーセーブのため
の電源遮断の際にはE1=0となり、JK−FF124
をリセットしてトランジスタ122をオフし、FET1
20もオフとして電源ライン118に対する電源供給を
遮断する。これに対しパワーオフセーブモードを解除す
る際には制御信号E1はE1=1となり、JK−FF1
24をセット状態としてトランジスタ122をオンし、
これによりFET120もオンして電源ライン118に
対する電源供給を行う。
【0058】次に図10のフローチャートを参照してM
PU92におけるパワーセーブ制御の一実施例を説明す
る。図10において、まずステップS1でオートパワー
セーブフラグをクリアし、ステップS2でコマンド受領
の有無をチェックする。コマンドを受領しなければステ
ップS3に進んでパワーセーブ状態か否かチェックし、
パワーセーブ状態になければステップS4に進んでオー
トパワーセーブフラグのセットをチェックする。
【0059】このオートパワーセーブフラグのセットは
後述するステップS11に続くステップS13で行われ
る。ステップS4でオートパワーセーブフラグのセット
が判別されるとステップS15に進み、オートパワーセ
ーブの待機状態で一定時間の経過を判別するために使用
しているタイマ(ソフトウェアタイマ)を更新し、ステ
ップS6で更新したタイマの値が予め設定された設定値
に達したか否かチェックする。コマンドを受領しない限
りは、タイマの値が設定値に達するまではステップS2
〜ステップS6の処理を繰り返す。
【0060】ステップS6でタイマが設定値に達したこ
とが判別されるとステップS7に進み、パワーセーブタ
イマをクリアした後、ステップS8でバッテリーモード
信号Eo を読み取る。続いてステップS9でバッテリー
モードか否かチェックする。バッテリーモード信号Eo
はバッテリーモードであればEo =1、ACモードであ
ればEo =0となっている。Eo=1となるバッテリー
モードが判別されるとステップS10に進み、パワーセ
ーブ処理を実行する。
【0061】このように本発明のパワーセーブ制御にあ
っては、計算機本体からパワーセーブ制御のコマンド、
例えばオートパワーセーブのコマンドを受けてもバッテ
リーを電源として使用するバッテリーモードのときにの
みパワーセーブ処理を行い、商用交流電源を使用してい
るACモードの際にはパワーセーブ処理を磁気ディスク
装置側で行わないようにしている。
【0062】次に図8に示したコマンド0〜4に応じた
パワーセーブ制御を説明すると次のようになる。今、ス
テップS2でコマンド受領が検出されたとするとステッ
プS11に進み、MPU92は受領したコマンドの種類
を判別し、パワーセーブコマンドか否かチェックする。
この判定の結果、パワーセーブコマンドであればステッ
プS12に進み、パワーセーブコマンドによるオートパ
ワーセーブの指定の有無をチェックする。オートパワー
セーブの指定は図8のコマンド2,3でセクタカウント
レジスタSCが0以外のときであり、この場合にステッ
プS13に進んでオートパワーセーブフラグをセットす
る。
【0063】一方、図8のコマンド2,3でセクタカウ
ントレジスタSC=0の場合、及びコマンド0,1,4
の場合にはオートパワーセーブ指定でないことからステ
ップS16に進み、オートパワーセーブのキャンセルか
否かチェックする。オートパワーセーブのキャンセルは
コマンド1,2及び3の場合(但しセクタカウントレジ
スタSC=0)であり、ステップS17に進み、オート
パワーセーブフラグをクリアする。コマンド0,4につ
いてはそのままステップS14に進む。
【0064】ステップS14にあっては、直ちにパワー
セーブ状態とするコマンドか否かチェックする。パワー
セーブ状態とするコマンドはコマンド0,2のいずれか
であり、この場合にはステップS15に進み、パワーセ
ーブ状態か否かチェックした後、パワーセーブ状態にな
ければステップS7に進んでパワーセーブタイマをクリ
アした後、ステップS8でバッテリーモード信号を読み
取り、オートパワーセーブフラグセット時と同様、ステ
ップS9でバッテリーモードの場合にのみ、ステップS
10に進んでパワーセーブ処理を実行する。
【0065】一方、ステップS14でパワーセーブ状態
とするコマンド以外のコマンド、即ちコマンド1,3,
4であった場合にはステップS18に進み、パワーセー
ブ状態からの復帰コマンドか否かチェックする。復帰コ
マンドはコマンド1,3であることから、この場合には
ステップS19に進み、後述するパワーセーブ状態より
の復帰処理を実行し、ステップS20でパワーセーブタ
イマをクリアした後、ステップS2に戻る。ステップS
18でパワーセーブ状態からの復帰コマンド以外のコマ
ンド、即ちコマンド4であればステップS19の復帰処
理は行わない。
【0066】次に計算機本体より通常のアクセスコマン
ドが出されたときの処理を説明する。ステップS2でコ
マンド受領が検出されるとステップS11でパワーセー
ブコマンドか否かチェックし、この場合、パワーセーブ
コマンドでないことからステップS21に進む。ステッ
プS21ではパワーセーブ状態か否かチェックし、もし
パワーセーブ状態にあればステップS22で当該コマン
ドの実行に当ってパワーセーブ状態からの復帰が必要か
否かチェックする。
【0067】例えばアクセスコマンドがリード/ライト
であればパワーセーブ状態からの復帰が必要であり、ス
テップS23に進み、後述するパワーセーブ状態からの
復帰を実行する。続いてステップS24でコマンドを実
行し、その後、ステップS50でパワーセーブタイマを
クリアして、再びステップS2に戻る。このステップS
50においてパワーセーブコマンド以外のコマンド実行
後にパワーセーブタイマをクリアすることで、ステップ
S2側に戻った際に、上位装置からコマンドが一定時間
なかったことを監視してパワーセーブモードに入る処理
が新たに開始される。
【0068】図10のステップS10におけるパワーセ
ーブ処理、またステップS19のパワーセーブ状態より
の復帰処理、更にステップS23のパワーセーブ状態か
らの復帰処理については、後の説明で明らかにするサブ
ルーチンA,Bにより行われる。図11は図10のステ
ップS10のパワーセーブ処理のサブルーチンAを示し
たフローチャートであり、このパワーセーブ処理にあっ
ては、まずステップS100でスピンドルモータ18に
対する停止指令をセットした後、ステップS101でス
イッチ回路20に対しパワーセーブ指令を出す。スイッ
チ回路20に対するパワーセーブ指令は図9に示したス
イッチ回路20のJK−FF124に対する制御信号E
1をE1=0とする。
【0069】図12は図10のステップS10のパワー
セーブ処理を行うサブルーチンAの他の実施例を示した
フローチャートである。図12のサブルーチンAにあっ
ては、まずステップS100でヘッド現在値レジスタを
読み取ってステップS101でRAM98に格納し、そ
の後にステップS102でシリンダ「0」への移動指令
を出す。続いてステップS103でシリンダ「0」への
シーク完了をチェックした後、ステップS104でスピ
ンドルモータ18の停止指令をセットした後、ステップ
S105でサーボ制御レジスタファイル100をクリア
し、最終的にステップS106でスイッチ回路20への
パワーセーブ指令を行う。
【0070】図12の例では、ヘッドをシリンダ「0」
に移動指令を出すようにしたが、ヘッドランディングゾ
ーンへ移動させるようにしても良い。この場合には、移
動指令を単にヘッドランディングゾーンとすれば実行出
来る。図13は図10のステップS19及びステップS
23のパワーセーブ状態からの復帰処理としてのサブル
ーチンBの一実施例を示したフローチャートであり、パ
ワーセーブ処理として図11のサブルーチンAによりパ
ワーセーブを行った場合の復帰処理となる。
【0071】図13のサブルーチンBによる復帰処理に
あっては、まずステップS200でスイッチ回路20へ
の電源投入指令を行い、ステップS201でサーボ制御
レジスタファイル100を読み取る。続いてステップS
202でパワーセーブ状態か否かチェックし、パワーセ
ーブ状態にあればステップS203に進み、サーボ制御
レジスタファイル100を初期化した後、ステップS2
04でスピンドルモータ18の起動指令をセットし、ス
ピンドルモータ18を起動してステップS205でモー
タが規定回転になったか否か(時間の監視または、スピ
ンドルモータ1の回転数を検出して行なう)をチェック
する。スピンドルモータ18の回転数が規定回転に達す
るとステップS206に進み、ヘッドをトラック「0」
へ位置付けるイニシャルシークを実行し、ステップS2
07でイニシャルシークの完了を待ってステップS20
8でレディー状態をセットすることで動作可能状態とな
る。このイニシャルシークの実行は、公知の手法で行な
う事が出来る。
【0072】図14は図10のステップS19及びステ
ップS23のパワーセーブ状態からの復帰処理としての
サブルーチンBの第2実施例を示したもので、図14の
サブルーチンBは図12に示したサブルーチンAの第2
実施例によるパワーセーブ処理に対応している。図14
のサブルーチンBによる復帰処理にあっては、まずステ
ップS200でスイッチ回路20への電源投入指令を行
って電源供給を開始し、ステップS203でサーボ制御
レジスタファイル100を初期化する。続いてステップ
S204でスピンドルモータ18の起動指令をセットし
てモータを起動し、ステップS205でモータが規定回
転数になったことが判別されるとステップS206でヘ
ッドをトラック「0」に位置付けるイニシャルシークを
行う。
【0073】ステップS207でイニシャルシークの完
了が判別されるとステップS208でレディー状態がセ
ットされる。この図14のサブルーチンBの第2実施例
にあっては、図13に示したサブルーチンBのステップ
S201のサーボ制御レジスタファイル100の読取り
とステップS202のパワーセーブ状態のチェックが省
かれており、これは図12のパワーセーブ処理における
ステップS105でサーボ制御レジスタファイル100
のクリアが既に済んでいるからである。
【0074】また、図12のサブルーチンAのステップ
S100,ステップS101ではヘッド現在値レジスタ
を読み取ってRAMに格納していることから図14のサ
ブルーチンBによる復帰処理で、例えばステップS20
8のレディー状態セット後にRAMのヘッド現在位置レ
ジスタの値を読み出してその位置にヘッドシークするよ
うにしてもよい。
【0075】図15,図16は図10に示した本発明の
パワーセーブ制御の変形例を示したフローチャートであ
り、ステップS1〜ステップS24については図10の
実施例と基本的に同じであり、これに加えて新たにステ
ップS25〜ステップS30の処理が加わっている。図
17は図10の処理と図15,16の処理の相違を示し
た説明図である。
【0076】図17(a)は図10におけるオートパワ
ーセーブフラグのセット状態におけるバッテリーモード
信号のチェックタイミングを示したもので、パワーセー
ブタイマの設定時間Tを経過する毎に矢印で示すように
バッテリーモード信号のチェックが行われている。パワ
ーセーブタイマの設定時間Tは、例えば15秒から約2
1分というように比較的長い時間が設定されるため、例
えばオートパワーセーブフラグのセット状態でそれまで
のACモードからバッテリーモードに電源の使用状態が
変わっても設定時間Tに達するまではバッテリーモード
信号のチェックが行われず、バッテリーモードにおいて
パワーセーブとなるまでに時間遅れを生ずる。
【0077】これに対し、図17(b)の処理にあって
は、パワーセーブフラグがセットされた後の1回目の設
定時間Tについては図10の場合と同じであるが、2回
目以降については設定時間Tより短い時間間隔でバッテ
リーモード信号をチェックできるようにし、設定時間T
の途中でバッテリーモードに切り替わった場合には直ち
にパワーセーブに移行できるようにしている。
【0078】そこで、図15及び図16を参照して図1
7(b)の処理を説明すると、次のようになる。今、計
算機本体側より、例えばコマンド2が発行され、且つセ
クタカウントレジスタSCが0以外であったとするとス
テップS12でオートパワーセーブの指定が判別され、
ステップS13でオートパワーセーブフラグをセットす
る。続いてステップS14でパワーセーブ状態とするコ
マンド2が判別され、ステップS15でこのときパワー
セーブ状態になければ図16のステップS27に進み、
バッテリーモード信号を読み取り、バッテリーモードに
なければ再び図15のステップS2に戻る。
【0079】続いてステップS3を介してステップS4
でオートパワーセーブフラグのセットが判別され、ステ
ップS5でタイマ更新を行った後、ステップS6でタイ
マが設定値に達したか否か判別される。タイマが設定値
に達していなければ図16のステップS26に進み、仮
パワーセーブモードのセットをチェックするが、このと
き仮パワーセーブモードのセット状態にないことから再
びステップS2に戻って同様の処理を繰り返す。
【0080】続いてステップS6でタイマの設定値への
到達が判別されると、ステップS7でパワーセーブタイ
マをクリアした後、ステップS8でバッテリーモード信
号を読み取る。このときバッテリーモードになければス
テップS9からステップS25に進み、仮パワーセーブ
モードフラグをセットし、次のパワーセーブタイマによ
る更新期間に入る。
【0081】2回目のタイマ時間にあっては、ステップ
S6でタイマ設定値に達するまで図16のステップS2
6に進んで仮パワーセーブモードのセットが判別され、
ステップS27でバッテリーモード信号を読み取り、ス
テップS28でバッテリーモードか否かチェックする処
理がパワーセーブタイマの設定時間Tに対し短い時間間
隔で繰り返される。
【0082】従って、2回目以降についてはパワーセー
ブタイマが設定時間に到達するまでの間にそれまでのA
Cモードからバッテリーモードに切り替わると、ステッ
プS27のバッテリーモード信号の読取結果からステッ
プS28でバッテリーモードが判別され、ステップS2
9でパワーセーブタイマをクリアした後、図15のステ
ップS30で仮パワーセーブモードフラグをリセットし
てステップS10に進み、直ちにパワーセーブモード処
理に入る。
【0083】図18は図7に使用されるスイッチ回路2
0の第2実施例を示した実施例構成図である。図18に
おいて、FET120、抵抗R3,R4を用いた分圧回
路、トランジスタ122、更にJK−FF124は図9
の第1実施例と同じであるが、これに加えて第2実施例
にあってはJK−FF124とトランジスタ122の間
にバッテリーモード信号Eo により制御されるゲート回
路としてNAND回路22を設け、JK−FF124の
出力をNAND回路22を介してトランジスタ122の
ベースに供給している。
【0084】バッテリーモード信号Eo はバッテリーモ
ードでEo=1となってNAND回路22を許容状態と
する。NAND回路22のバッテリーモード信号Eo に
よる許容状態でパワーセーブモードとするために電源供
給を遮断する際にはMPU92からの制御信号E1はE
1=1となる。このため、NAND回路22の入力が
(1,1)となることで出力を0とし、トランジスタ1
22がオフすることでFET120もオフとなり、電源
ライン118に対する電源供給を遮断する。
【0085】一方、パワーセーブ状態からの復帰時には
MPU92は制御信号E1をE1=0とする。このと
き、NAND回路22の入力は(1,0)となって出力
を1とし、トランジスタ122がオンすることでFET
120もオンし、電源ライン118に対する電源供給を
再開するようになる。この図18の第2実施例に示すよ
うに、スイッチ回路20にバッテリーモード信号Eo に
より制御されるNAND回路22を設けてハード的にM
PU92からのパワーセーブコマンドに従った制御信号
E1の有効、無効を制御することで、MPU92側にお
けるバッテリーモード信号のチェック処理を不要とする
ことができる。
【0086】図19は図18のスイッチ回路20を用い
た場合のMPU92によるパワーセーブ制御を示したフ
ローチャートであり、図10におけるステップS8のバ
ッテリーモード信号の読取りとステップS9のバッテリ
ーモードの判別処理が除かれている。それ以外は図10
の処理と同じである。また、図11のパワーセーブ処理
を行うサブルーチンAについては図20に示すようにス
イッチ回路20に対するパワーセーブ指令のみを行えば
良く、図11に示したステップS100のスピンドルモ
ータの停止指令のセットは不要となる。
【0087】尚、計算機本体10からのパワーセーブ指
定コマンドに従って磁気ディスク装置で行われるパワー
セーブ制御は上記の実施例に限定されず、必要に応じて
適宜のパワーセーブ制御とすることができる。また、上
記の実施例は外部記憶装置として磁気ディスク装置を例
にとるものであったが、これ以外に光ディスク装置や光
磁気ディスク装置であってもよい。
【0088】更に、電源種別検出部14については、こ
の実施例は一例を示すにすぎず、必要に応じて適宜の電
源種別検出回路を使用することができる。
【0089】
【発明の効果】以上説明してきたように本発明によれ
ば、装置が使用する電源の種類を検出して外部記憶装置
側で認識でき、計算機本体からのパワーセーブ指定コマ
ンドを受けてもバッテリーモードのときにのみパワーセ
ーブ状態としてバッテリーの消費電力を抑え、一方、A
Cモードの際にはパワーセーブ指定コマンドを受けても
パワーセーブ状態にせず、パワーセーブ状態とすること
によるスピンドルモータの停止を開始してコンタクト・
スタートストップ(CSS)及びスピンドルモータの停
止起動の回数の増加を防ぎ、ディスク媒体及びスピンド
ルモータの寿命を維持することができる。
【0090】また、従来のパワーセーブ指定コマンドの
コマンド体系を変更することなく、バッテリーモードの
場合にのみパワーセーブ状態とする制御を行うことがで
きる。更に、ACモードにあっては、パワーセーブ指定
コマンドを受けてもパワーセーブ状態とならないため、
パワーセーブ状態でアクセスを受けた際の実行終了まで
の時間が長くなることによる装置のスループットの低下
を防止することができる。
【0091】更にまた、本体側のソフトウェアでAC/
DCの切替え監視やパワーセーブモードの制御を行う必
要がなくなるので、本体側のソフトウェアに依存するこ
となくAC/DC切替えに応じた制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図
【図2】本発明の一実施例となるラップトップ型パーソ
ナルコンピュータの説明図
【図3】図2の左側面図
【図4】図2の右側面図
【図5】本発明の計算機本体の実施例構成図
【図6】本発明で用いる電源種別検出部の実施例構成図
【図7】本発明で用いる磁気ディスク装置の実施例構成
【図8】本発明で用いるパワーセーブ指定コマンドの種
類と処理内容を示した説明図
【図9】図7のスイッチ回路の第1実施例を示した実施
例構成図
【図10】本発明のパワーセーブ制御の第1実施例を示
したフローチャート
【図11】図10のパワーセーブ処理のサブルーチンA
の第1実施例を示したフローチャート
【図12】図10のパワーセーブ処理サブルーチンAの
第2実施例を示したフローチャート
【図13】図10のパワーセーブからの復帰処理のサブ
ルーチンBの第1実施例を示したフローチャート
【図14】図10のパワーセーブからの復帰処理のサブ
ルーチンBの第2実施例を示したフローチャート
【図15】図10のパワーセーブ処理の変形実施例を示
したフローチャート
【図16】図10のパワーセーブ処理の変形実施例を示
したフローチャート(続き)
【図17】図10と図16,図17の処理におけるバッ
テリーモード信号のチェックタイミングの相違を示した
説明図
【図18】図7のスイッチ回路の第2実施例を示した実
施例構成図
【図19】図18のスイッチ回路を用いた場合の本発明
のパワーセーブ制御の第2実施例を示したフローチャー
【図20】図19のパワーセーブ処理のサブルーチンA
を示したフローチャート
【符号の説明】
10:計算機本体 12:外部記憶装置(磁気ディスク装置) 14:電源種別検出部 16:パワーセーブ制御部 18:スピンドルモータ(SP) 20:スイッチ回路 22:ゲート回路(NAND回路) 24:キーボード 26:ヒンジ 28:カバー 30:液晶ディスプレイ 32:電源スイッチ 34:バッテリー 36:メインスイッチ 38:DCコネクタ 40:ICカード 42:取出ボタン 44:内部バス 45:CPU 46,96:ROM 48,98:RAM 50:ディスプレイコントローラ 52:ビデオRAM 54:キーボードコントローラ 56:ICカードコントローラ 58,62,66,68:インタフェース 60:コントローラ 64:プリンタコントローラ 70:ディスク装置本体 72:電源回路 74:ACアダプタ 76:出力プラグ 78,86:中心導体 80:接続片 82,84:接点部材 88:絶縁体 90:外部導体 92:MPU 94:インタフェースレジスタファイル 100:サーボ制御レジスタファイル 102:VCM用のサーボ回路 104:SP用のサーボ回路 106:ディスクエンクロージャ(DE) 108:ボイスコイルモータ(VCM) 110:磁気ディスク 112:磁気ヘッド 114:リード/ライト回路 116,118:電源ライン 120:FET 122:トランジスタ 124:JK−FF
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐々木 俊晴 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 東山 学 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 木村 実 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−109625(JP,A) 特開 平3−11413(JP,A)

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上位装置の電源から電力を受け、上位装置
    からの命令に応じてディスクに記録再生を行うディスク
    装置において、 前記ディスクを回転駆動するスピンドルモータと、 上位装置からの命令に加え、上位装置の電源が交流電源
    である交流モード又は上位装置の電源がバッテリ電源で
    あるバッテリモードを示す電源モード信号を受信するイ
    ンタフェースと、 前記インタフェースに接続され、上位装置からのパワー
    セーブ命令に応じて前記スピンドルモータの回転を停止
    するパワーセーブ制御部と、 を備え、 前記パワーセーブ制御部は、さらに、前記インタフェー
    スからの電源モード信号が交流モードである場合、前記
    スピンドルモータの回転停止を禁止する機能を備えたこ
    とを特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のディスク装置において、 前記パワーセーブ制御部は、上位装置からの第1パワー
    セーブ命令に応じて直ちに前記スピンドルモータの回転
    を停止する第1パワーセーブモードと、上位装置からの
    第2パワーセーブ命令に応じて予め定めた一定時間に亘
    ってパワーセーブに関する命令を含まない上位装置から
    ディスクへの通常のアクセス命令を受信しない場合に前
    記スピンドルモータの回転を停止する第2パワーセーブ
    モードとを備えたことを特徴とするディスク装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載のディスク装置において、上位 装置からの前記スピンドルモータへの電力供給をオ
    ンオフするスイッチ回路を備え、前記パワーセーブ制御
    部は、上位装置からのパワーセーブ命令を受信した場
    合、前記インタフェースからの電源モード信号がバッテ
    リモードであれば前記スイッチ回路をオフにして電力供
    給を遮断し、前記インタフェースからの電源モード信号
    が交流モードであれば、前記スイッチのオン制御状態を
    維持して電力供給を維持することを特徴とするディスク
    装置。
  4. 【請求項4】請求項2記載のディスク装置において、 前記パワーセーブ制御部は、第2パワーセーブ命令を受
    けた際にオートパワーセーブフラグをセットし、該フラ
    グセット状態で電源供給遮断条件となる上位装置から制
    御命令を受けない一定時間経過後に、前記インタフェー
    スからの電源モード信号をチェックすることを特徴とす
    るディスク装置。
  5. 【請求項5】請求項2記載のディスク装置において、 前記パワーセーブ制御部は、第2パワーセーブ命令を受
    けた際にオートパワーセーブフラグをセットし、該フラ
    グセット状態で電源供給遮断条件となる上位装置から制
    御命令を受けない一定時間経過時に前記インタフェース
    からの電源モード信号をチェックし、交流モードであっ
    た場合には仮パワーセーブモードフラグをセットして次
    に前記一定時間を経過するまでの間、短い時間間隔で電
    源モード信号のチェックを繰り返すことを特徴とするデ
    ィスク装置。
  6. 【請求項6】請求項2記載のディスク装置において、上位 装置からの電源供給をオン、オフするスイッチ回路
    を備え、前記パワーセーブ制御部は、電源供給の遮断信
    号を前記インタフェースからの電源モード信号を入力し
    たゲート回路を介して前記スイッチ回路に供給し、前記
    電源モード信号がバッテリモードを示しているときに前
    記ゲート回路を許容状態とし、前記電源モード信号が交
    流モードを示しているときには前記ゲート回路を禁止状
    態とし、前記パワーモード制御部による前記インタフェ
    ースからの電源モード信号のチェック処理を不要にした
    ことを特徴とするディスク装置。
  7. 【請求項7】請求項記載のディスク装置において、上位 装置からの電源供給をオン、オフするスイッチ回路
    を備え、前記パワーセーブ制御部は、第1パワーセーブ
    モードによる電源供給の遮断状態で前記上位装置からパ
    ワーセーブリセットコマンドを受けた際に、スイッチ回
    路をオン動作して電源供給を開始させることを特徴とす
    るディスク装置。
  8. 【請求項8】請求項記載のディスク装置において、上位 装置からの電源供給をオン、オフするスイッチ回路
    を備え、前記パワーセーブ制御部は、第2パワー制御モ
    ードによる電源供給の遮断状態で上位装置からパワーセ
    ーブリセットコマンドを受けた際に、スイッチ回路をオ
    ン動作して電源供給を開始させると共に、第2パワーセ
    ーブリセットコマンドと共に発行されたレジスタ値に応
    じて第2パワーセーブモードへの再度の移行を許容又は
    禁止することを特徴とするディスク装置。
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