JP3096122U - 傘保持具 - Google Patents

傘保持具

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JP3096122U
JP3096122U JP2003000945U JP2003000945U JP3096122U JP 3096122 U JP3096122 U JP 3096122U JP 2003000945 U JP2003000945 U JP 2003000945U JP 2003000945 U JP2003000945 U JP 2003000945U JP 3096122 U JP3096122 U JP 3096122U
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毅 有留
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毅 有留
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 玄関スペースを有効利用して、きれいに傘を
収納する事ができる傘保持具を提供すること。 【解決手段】 傘6の上方部分を水平保持する上ホルダ
10と、傘6の下端部を鉛直方向に支持する下ホルダ2
0と、上下ホルダ10、20を玄関ドア8に取付ける取
付手段とにより傘保持具を形成し、傘6を畳んで概ね鉛
直に配置した状態で玄関ドア8の表面に保持するように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、傘を狭い玄関でも場所を取らず、きれいに収納するための傘保持具 に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の傘立ては、玄関等の床面に設置する上端が開口した筒状または箱状の部 材を具備している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
所謂ワンルームマンション等の玄関が狭い場合に、こうした従来の傘立てを設 置すると、靴脱ぎ場がとても狭くなってしまうので、多くの場合、傘立てを使用 せずに傘を壁に立てかけたり、玄関の外に置くなどして、玄関周りが整理できな い問題がある。 また、任意の本数分だけ収納しようとした場合、本数に合う傘立てが無い為、 必要以上に大きいサイズの傘立てを購入せざるを得なかった。 本考案は、こうした従来技術の問題を解決することを技術課題としており、コ ンパクトな傘立てを提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の本考案は、傘を畳んで概ね鉛直に配置した状態で鉛直壁面に 保持するための傘保持具において、前記傘の上方部分を水平保持する上ホルダと 、前記傘の下端部を鉛直方向に支持する下ホルダと、前記上下ホルダを前記鉛直 壁面に取付ける取付手段とを具備した傘保持具を要旨とする。
【0005】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本考案の実施の形態を説明する。 図1を参照すると、本実施形態による傘保持具は、傘6を畳んで握り柄6aを 上方に石突き6bを下方に向けて概ね鉛直に配置した状態で、鉛直壁面に保持す るようになっており、傘6の上方部分、典型的には握り柄6aを鉛直壁面8に対 して水平方向に保持する上ホルダ10と、傘6の下端部分または石突き6bを鉛 直方向に支持する下ホルダ6bとを具備している。鉛直壁面8は、好ましくは、 磁性金属から形成することができ、典型的には、図1に示すように鉄製玄関ドア とすることができる。
【0006】 図2、3を参照すると、上ホルダ10は、鉛直壁面8に取着されるベース部1 2と、ベース部12において鉛直壁面8の反対側の側面に形成された固定腕部1 4と、固定腕部14の基端部に鉛直軸線回りに回動自在に取り付けられた可動腕 部16とを具備している。鉛直壁面8が磁性金属から成る場合、ベース部12に おいて鉛直壁面8に対面する側面には凹所12aを形成し、該凹所12aに取付 手段としての磁石(図示せず)を収納するようにできる。前記取付手段は、鉛直 壁面8が磁性金属から形成されない場合には、ベース部12において鉛直壁面8 に対面する側面に適用した適当な接着剤(図示せず)または粘着テープ(図示せ ず)とすることができる。
【0007】 固定腕部14は、鉛直壁面8に取り付けたときに水平方向に突出するように、 ベース部12と一体に形成されており、平行に延設された上下一対の水平壁部1 4a(図3には下側の水平壁部のみ図示されている)と、該水平壁部14aを連 結する鉛直壁部14bとを有している。鉛直壁部14bは、円弧形状の基端部1 4cを有している。
【0008】 可動腕部16は、固定腕部14と同様に、平行に延設された上下一対の水平壁 部16a(図3には下側の水平壁部のみ図示されている)と、該水平壁部16a を連結する鉛直壁部16bとを有している。水平壁部16aは、固定腕部14の 鉛直壁部14bの基端部14cに対して相補的に組み合う円弧形状、または基端 部14cの円弧形状に対応した円弧形状の基端部16cを有している。更に、可 動腕部16の鉛直壁部16bは、固定腕部14の鉛直壁部14bの基端部14c と同一曲率半径の円弧状の基端部16dを有している。
【0009】 本実施形態では、こうした構成により、可動腕部16を固定腕部14に対して 組み付けたときに、図3に示すように、固定腕部14および可動腕部16の各々 の鉛直壁部14b、16bの基端部14c、16dが概ね同一円上に配置され、 該基端部14c、16dの外周面に可動腕部16を固定腕部14に対して保持す るための弾性保持部材としてのC形のバネ18が配置される。これにより、可動 腕部16の水平壁部16aの基端部16cが、固定腕部14の鉛直壁部14bの 基端部14cの内周面に沿って摺動可能となる。従って、本実施形態では、可動 腕部16の上下一対の水平壁部16aの基端部16cが可動腕部16の回転軸部 を形成し、固定腕部14の鉛直壁部14bの基端部14cが前記回転軸部のため の軸受部を形成し、これによって、可動腕部16が固定腕部14の基端部に鉛直 軸線回りに回動自在に取り付けられるようになっている。
【0010】 また、固定腕部14および可動腕部16は、共働して傘6の上方部分、典型的 は握り柄6aを受け入れる開口部19を有した環状の保持腕を形成するように湾 曲していることが理解されよう。更に、固定腕部14と可動腕部16は、各々の 先端に隣接する部分で互いに当接可能に設けられた当接部14d、16fを有し 、かつ、該当接部14d、16fから先端側へ広がるように湾曲している。これ により、後述するように、傘6の上方部分、特に握り柄6aを前記開口部19内 に押し入れることが容易になる。
【0011】 また、図4を参照すると、バネ18を固定腕部14および可動腕部16の各々 の鉛直壁部14b、16bの基端部14c、16dの外周面に保持手段として可 動腕部16の鉛直壁部16bの基端部16dの外周面に沿って水平に設けられた 上下一対の突起16eが示されており、バネ18は一対の突起16eの間に配置 される。詳細には、図示されていないが、固定腕部14の鉛直壁部14bの基端 部14cの外周面にも同様の突起が形成されていることは言うまでもない。
【0012】 下ホルダ20は、鉛直壁面8に取り付けるベース部22と、ベース部22にお いて鉛直壁面8の反対側の側面から形成されたブラケット部24とを具備してい る。ブラケット部24は、傘6の先端または石突き6bを受けるために、上方に 開口した有底状の凹所24aが形成されている。
【0013】 以下、本実施形態の作用を説明する。 本実施形態による傘保持具は、以下に説明するように、上ホルダ10と下部ホ ルダ20を組み合わせて使用する。使用に際しては、上下ホルダ10、20を鉛 直壁、例えば玄関ドア8の内面に沿って概ね鉛直線上に並ぶにようにして互いに 離間配置し、前記取付手段を用いて該鉛直壁に取り付ける。次いで、傘の先端部 または石突き6bを下ホルダ20の凹所24a差し込む。
【0014】 次に、傘6の握り柄6aまたは軸柄6cの上端部分を上ホルダ10の固定腕部 14および可動腕部16の先端部分から奥へ開口部19内へと押し込む。これに より、図3において二点鎖線で示すように、可動腕部16は円弧状の基端部16 dを中心して水平方向に回動して、可動腕部16の当接部16fが固定腕部14 の当接部14dから離反し、スムーズに傘6を挿入することができる。傘6の握 り柄6aを固定腕部14と可動腕部16の奥まで押し込むと、可動腕部16はバ ネ18の作用により自動的に閉じる。こうして、傘6は、下ホルダ20により鉛 直方向に支持され、かつ、上ホルダ10により水平方向に保持されて鉛直壁面8 に対して保持される。
【0015】 なお、傘6を上ホルダ10に保持させる際、握り柄6aを上ホルダ10の固定 腕部14と可動腕部16との間で保持させることが難しい場合には、傘6の軸柄 6cの上方部分や、傘6を畳んで軸柄6cの周囲に巻き付けた張り布6dの上方 部分において、傘6を上ホルダ10に保持させるようにしてもよい。
【0016】 また、既述の実施形態では、可動腕部16は、その水平壁部16aの基端部1 6cを円弧形状に形成して、可動腕部16のための回転軸部を形成していたが、 可動腕部16の基端部に上下方向に延設されたピンを形成し、固定腕部14の水 平壁部14aに対応する小孔または凹所を形成し、前記可動腕部16のピンが該 小孔または凹所を嵌合させるようにしてもよい。その場合、弾性部材としてのC 形バネに替えてコイルバネを前記ピンの周囲に取り付けるようにできる。
【0017】
【考案の効果】
本考案を使用する事によって、狭い玄関でも玄関扉の最小限のスペースを有効 利用して傘をきれいに収納する事ができる。 更に、使用する傘の本数分だけ傘保持具を使用でき、無駄なスペースを使わな くて良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による傘保持具を玄関ドアで使用する状
態を示す斜視図である。
【図2】本考案の好ましい実施形態による傘保持具を示
す斜視図であり、(a)は上ホルダ、(b)は下ホルダ
を示している。
【図3】上ホルダの固定腕部および可動腕部の各々の上
側の水平壁部を取り除いて示す上ホルダの平面図であ
る。
【図4】上ホルダの可動腕部の斜視図である。
【符号の説明】
6…傘 8…鉛直壁面 10…上ホルダ 12…ベース部 14…固定腕部 16…可動腕部 18…バネ 20…下ホルダ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成15年3月28日(2003.3.2
8)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (7)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 傘を畳んで概ね鉛直に配置した状態で鉛
    直壁面に保持するための傘保持具において、 前記傘の上方部分を水平保持する上ホルダと、 前記傘の下端部を鉛直方向に支持する下ホルダと、 前記上下ホルダを前記鉛直壁面に取付ける取付手段とを
    具備した傘保持具。
  2. 【請求項2】 前記上ホルダは、前記鉛直壁面に取着さ
    れるベース部と、前記ベース部の一側面から突出した固
    定腕部と、前記固定腕部の基端部に鉛直軸線を中心とし
    て回動自在に連結された可動腕部と、前記可動腕部を前
    記固定腕部に対して付勢する弾性部材とを具備する請求
    項1に記載の傘保持具。
  3. 【請求項3】 前記固定腕部と可動腕部は、共働して前
    記傘の上方部分を受け入れる開口部有した環状の保持腕
    を形成するように湾曲している請求項2に記載の傘保持
    具。
  4. 【請求項4】 前記固定腕部と可動腕部は、各々の先端
    に隣接する部分で互いに当接可能に設けられた当接部を
    有し、かつ、該当接部から先端側へ広がるように湾曲し
    ている請求項4に記載の傘保持具。
  5. 【請求項5】 前記下ホルダは、前記鉛直壁面に取着さ
    れるベース部と、前記ベース部の一側面から突出したブ
    ラケットと、前記傘の下端部を受け入れるために前記ブ
    ラケットに形成された凹所とを具備する請求項1から5
    の何れか1項に記載の傘保持具。
  6. 【請求項6】 前記傘は、握り柄を上方に石突きを下方
    に向けて概ね鉛直に配置され、前記上ホルダは前記固定
    腕部と可動腕部とにより前記傘の握り柄を保持し、前記
    下ホルダは前記ブラケットに形成された凹所において前
    記傘の握り柄を支持するようになっている請求項6に記
    載の傘保持具。
  7. 【請求項7】 前記鉛直壁面は磁性材料より成り、取付
    手段は前記上下ホルダのベース部に取り付けられた磁石
    を具備する請求項1から7の何れか1項に記載の傘保持
    具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012245270A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Isefuji:Kk 傘立て

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