JPS60114Y2 - ミキサ−用スタンド - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はハンドミキサーを支持するミキサー用スタンド
に関するものである。

従来のミキサー用スタンドは収納時あるいは組立時には
ボール等の容器を載置する回転台を脱着する必要があり
、取り外さない場合には大きなスペースを必要とする欠
点があった。

本考案はこのような欠点を解消せんとするものてあり、
収納組立が容易にして収納に必要なスペースを減少せし
め得たものである。

以下に本考案の実施例を図面により説明すると、１は略
コの字状に屈曲せしめられた丸い棒材からなる支持部材
にして一対の腕部２と３が形成され、腕部３は２よりも
長く形成されている。

短い腕部２には略箱状の本体４とミキサーの保持部材５
が回動可能に配設されている。

６は鋼棒等を略コの字状に屈曲せしめて形成した支持脚
である。

７は板材をコの字に屈曲せしめて戒る台部であり、その
上部には軸受け８が固着されていて、下部には鉤状に屈
曲形成された板バネ９が固着されている。

１０と１１は支持部材１の一対の腕部の他方３を緩挿せ
しめるべく前記台部７の側面に穿かれた一対の穴である
。

前記腕部３には平らな係止面１２と１３が切削加工によ
り形成されている。

１４は攪拌物を収容するボール等の容器を載置する略円
盤状の回転台である。

次に本考案ミキサースタンドの使用例を説明すると、使
用時には板バネ９にて係止面１２を押圧せしめる如く台
部の穴１０と１１に腕部３を挿通し、回転台１４を前記
軸受に装着するど第１，２図に示す如くスタンドを机等
に置いた時に回転台１４が水平になる如く係止面１２が
切削加工されているのて、この状態て回転台１４にボー
ル等の被攪拌物を収容する容器を載置するとスタンドの
使用が可能である。

スタンドを収納する際には、単に台部７を腕部３に対し
て板バネ９が係止面１３を押圧する如く回動せしめると
回転台１４が第２図において破線で示した如く支持部材
１と平行になるので、前記本体４と支持脚５も回動せし
めると、第４図に示す如き収納状態にすることが可能で
あり、台部６から回転台１４を取り外す必要がない。

又、板バネ９が係止面１２又は１３を押圧している時は
、台部７を回動せしめようとすると板バネ９をその押圧
力に抗して屈曲せしめなければならず若干の力が必要に
なり、台部７が使用者の意志に反して回動することもな
く、更に洗浄等の目的で台部７を取り外すには、台部７
を板バネ９が腕部３の丸い面を押圧する位置迄回動せし
めると腕部３から容易に引き抜くことが出来る。

以上のような本考案によれば、簡単な構造にして収納又
は組立時には単に台部を回転せしめるのみてよく、その
都度わざわざ回転台を脱着する必要がなく、収納スペー
スの減少も出来、更には台部自体も容易に脱着が可能で
あり、しかも従来においては攪拌物を収容するボール等
の容器の載置部は固定式であるためビータによる回転力
の付加によって台部との関係上好ましくないが、本考案
にあっては台部に容器を収容する載置部を回転自在な回
転台としたことで攪拌効果がより大である等、実用上そ
の効果大なる考案である。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示し、第１図は本考案に係るミ
キサー用スタンドの使用時の状態における斜視図、第２
図は要部の側面断面図、第３図は要部分解斜視図、第４
図は収納時の状態を示す斜視図である。 図中、１は支持部材、３は腕部、７は台部、１４は回転
台である。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 棒材を略コ字状に屈曲せしめた支持部材と、バネ性を有
   する鋼棒等を略Ｕ字状に屈曲せしめた支持脚と、前記支
   持部材に形成された一対の腕部の一方に回動可能に嵌装
   せしめられ且つ前記支持脚の両端に係止せしめられてい
   る係合部材と、該係合部材に跨設せしめられ且つ前記支
   持部材に回動可能に嵌装せしめられたミキサーの保持部
   材とを配設したミキサー用スタンドにおいて、略コ字状
   に屈曲せしめて形成した両側面に前記支持部材の一対の
   腕部の他方を緩挿せしめる穴を穿設し且つ頂部に軸受を
   配した台部と、該台部の内側の底部に固着せしめられ側
   面より貫通せしめられた該他方の腕部に当接し押圧せし
   める略り字状の板バネと、該腕部の前記板バネの当接外
   周上に２面の係止面を設けるとともに前記台部に被攪拌
   物を収容する容器を載置する回転台を設けたことを特徴
   とするミキサー用スタンド。