JPS623093Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS623093Y2 JPS623093Y2 JP12207582U JP12207582U JPS623093Y2 JP S623093 Y2 JPS623093 Y2 JP S623093Y2 JP 12207582 U JP12207582 U JP 12207582U JP 12207582 U JP12207582 U JP 12207582U JP S623093 Y2 JPS623093 Y2 JP S623093Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- handle
- main body
- mounting bracket
- view
- bent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims description 8
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は調理器の取手装置に係り、特に使用中
あるいは調理終了後の収納時に、取手がグラ付か
ないように構成することを目的とする。
あるいは調理終了後の収納時に、取手がグラ付か
ないように構成することを目的とする。
従来は第６図及び第７図に示す如く取手８はコ
字形状となし且つその取付端部８′，８′を相対向
するように折曲して、調理容器本体１の隅角部に
取付金具６を介して回転自在に設けている。この
構成によれば第６図の如く一対の取手８，８を当
接せしめて握り持ち上げようとする取手８が左右
にグラ付いて持ちにくく、同様に取手８を本体１
側壁に当接せしめた状態においてグラ付くことが
あつた。これは、ストツパー機構がないために生
ずることであり、そのために別部品のストツパー
を使用してグラ付きをなくそうとした取手装置が
あるが、構造が複雑でコストも高く付く欠点があ
る。
字形状となし且つその取付端部８′，８′を相対向
するように折曲して、調理容器本体１の隅角部に
取付金具６を介して回転自在に設けている。この
構成によれば第６図の如く一対の取手８，８を当
接せしめて握り持ち上げようとする取手８が左右
にグラ付いて持ちにくく、同様に取手８を本体１
側壁に当接せしめた状態においてグラ付くことが
あつた。これは、ストツパー機構がないために生
ずることであり、そのために別部品のストツパー
を使用してグラ付きをなくそうとした取手装置が
あるが、構造が複雑でコストも高く付く欠点があ
る。
本考案は斯る点に鑑みて成されたもので、以下
にその実施例を説明する。
にその実施例を説明する。
１は上面を開口する有底角筒状で且つ平面が略
四角形状の調理容器本体で、その上面開口部には
蓋体２を着脱自在に配置している。３は上面にヒ
ータ４を有した加熱用基台で、内部に電源コード
５を巻装できるようにしている。前記本体１の外
壁隅角部に取付金具６を固定している。この取付
金具６には２ケ所の湾曲部を形成して、この湾曲
部と本体１とで枢支穴７，７を形成している。８
は線材でコ字形状に形成した取手で、全体を湾曲
形成し且つその取付端部を夫々が対向するように
折曲して上折曲部１０と下折曲部１１を形成しそ
の両者の側面を重合せしめている。尚、前記取付
金具６は、枢支穴７，７の幅寸法Ｗを前記取手８
の直径と略同等とし、そして幅寸法Ｗなる部位の
長さ寸法Ｌを2W程度にしている。而して、前記
取手８を取付金具６に枢支するには、その上下部
材８ａ，８ｂを押し広げ前記枢支穴７の上下開口
から挿入して遊嵌されることによつて達成され
る。しかも、第３図の取手８，８の実線にて示さ
れるように起立位置と、破線にて示されるように
転倒位置との両位置を確実に保持すべく節動動作
をするようにスナツプ作用を前記取手８，８に持
たせている。
四角形状の調理容器本体で、その上面開口部には
蓋体２を着脱自在に配置している。３は上面にヒ
ータ４を有した加熱用基台で、内部に電源コード
５を巻装できるようにしている。前記本体１の外
壁隅角部に取付金具６を固定している。この取付
金具６には２ケ所の湾曲部を形成して、この湾曲
部と本体１とで枢支穴７，７を形成している。８
は線材でコ字形状に形成した取手で、全体を湾曲
形成し且つその取付端部を夫々が対向するように
折曲して上折曲部１０と下折曲部１１を形成しそ
の両者の側面を重合せしめている。尚、前記取付
金具６は、枢支穴７，７の幅寸法Ｗを前記取手８
の直径と略同等とし、そして幅寸法Ｗなる部位の
長さ寸法Ｌを2W程度にしている。而して、前記
取手８を取付金具６に枢支するには、その上下部
材８ａ，８ｂを押し広げ前記枢支穴７の上下開口
から挿入して遊嵌されることによつて達成され
る。しかも、第３図の取手８，８の実線にて示さ
れるように起立位置と、破線にて示されるように
転倒位置との両位置を確実に保持すべく節動動作
をするようにスナツプ作用を前記取手８，８に持
たせている。
すなわち、第３図の実線位置から取手８，８を
矢印×方向に回動すると、上下折曲部１０，１１
は同じ位置を保持しながら前記取手８，８は回転
しようとするが、上下折曲部１０，１１が重合し
ているため上部材８ａと下部材８ｂとの回転軌跡
半径が異なるとともにこの上下部材８ａ，８ｂは
一体に接合されているため、特に前記下部材８ｂ
は歪みを生じながら回転しようとする。そうする
と、この歪みを打ち消してもとの平衡状態に戻ろ
うとする反発力が生じて、一気に破線位置に回転
して本体１の外壁に当接するものである。このこ
とは、実線位置で平衡状態を保持しようとする起
立位置と、破線位置で平衡状態を保持しようとす
る転倒位置と、にスナツプ動作をせしめることで
ある。
矢印×方向に回動すると、上下折曲部１０，１１
は同じ位置を保持しながら前記取手８，８は回転
しようとするが、上下折曲部１０，１１が重合し
ているため上部材８ａと下部材８ｂとの回転軌跡
半径が異なるとともにこの上下部材８ａ，８ｂは
一体に接合されているため、特に前記下部材８ｂ
は歪みを生じながら回転しようとする。そうする
と、この歪みを打ち消してもとの平衡状態に戻ろ
うとする反発力が生じて、一気に破線位置に回転
して本体１の外壁に当接するものである。このこ
とは、実線位置で平衡状態を保持しようとする起
立位置と、破線位置で平衡状態を保持しようとす
る転倒位置と、にスナツプ動作をせしめることで
ある。
次に取手８の動作のみについてその平面動作を
詳述すると、第５図に示す如くＡ、とＣは起立位
置で、上下折曲部１０，１１の端面が並んだ状態
で本体１に係当している。そしてこの状態から
Ｂ，Ｄ位置に取手８を回転せしめると下部材８ｂ
にはＢ位置においては張力が働き、Ｄ位置におい
ては圧縮力が働らきＡ、あるいはＣ位置に戻ろう
とする。ここで少しＣ位置側へ回転さすと前記張
力にて一気にＣ位置へ回転係止するものである。
詳述すると、第５図に示す如くＡ、とＣは起立位
置で、上下折曲部１０，１１の端面が並んだ状態
で本体１に係当している。そしてこの状態から
Ｂ，Ｄ位置に取手８を回転せしめると下部材８ｂ
にはＢ位置においては張力が働き、Ｄ位置におい
ては圧縮力が働らきＡ、あるいはＣ位置に戻ろう
とする。ここで少しＣ位置側へ回転さすと前記張
力にて一気にＣ位置へ回転係止するものである。
本考案の場合、Ｅ位置が本体１の外側壁に位置
する転倒位置で張力による復帰力にて取手８は強
く確実に本体１に係当されている。
する転倒位置で張力による復帰力にて取手８は強
く確実に本体１に係当されている。
よつて、本考案においては取手８はＡ位置とＥ
位置間を回転するものである。
位置間を回転するものである。
本考案は以上の如く構成したものであるから、
取手を本体外壁に当接させる転倒位置と本体外壁
から離間して握りやすい起立位置とを確実に保持
することができ、持ちやすく且つ収納しやすくな
るものである。
取手を本体外壁に当接させる転倒位置と本体外壁
から離間して握りやすい起立位置とを確実に保持
することができ、持ちやすく且つ収納しやすくな
るものである。
第１図は本考案取手装置を具備する調理器の斜
視図、第２図は同概略断面図、第３図は同横断面
図、第４図は取手の斜視図、第５図は取手の回転
軌跡図、第６図は従来の調理器の横断面図、第７
図は同取手の斜視図。 １……調理容器本体、８……取手。
視図、第２図は同概略断面図、第３図は同横断面
図、第４図は取手の斜視図、第５図は取手の回転
軌跡図、第６図は従来の調理器の横断面図、第７
図は同取手の斜視図。 １……調理容器本体、８……取手。
Claims (1)
- 平面が略四角形状の調理器本体の外壁隅角部に
取付金具を介して平面コ字形状の線材取手をその
取付端部が回転自在となる如く設けたものに於い
て、前記取付金具は、前記取手の直径とほぼ同等
の幅寸法の枢支穴を有し、且つ前記取手は両端部
を夫々が対向して夫々の側面が当接する如く折曲
し、前記枢支穴の上下開口から遊嵌される一対の
折曲部を形成したことを特徴とする調理器の取手
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12207582U JPS5927052U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 調理器の取手装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12207582U JPS5927052U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 調理器の取手装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5927052U JPS5927052U (ja) | 1984-02-20 |
| JPS623093Y2 true JPS623093Y2 (ja) | 1987-01-23 |
Family
ID=30279166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12207582U Granted JPS5927052U (ja) | 1982-08-10 | 1982-08-10 | 調理器の取手装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5927052U (ja) |
-
1982
- 1982-08-10 JP JP12207582U patent/JPS5927052U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5927052U (ja) | 1984-02-20 |
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