JP3094209U - ローターの位置決め構造 - Google Patents

ローターの位置決め構造

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JP3094209U
JP3094209U JP2002007407U JP2002007407U JP3094209U JP 3094209 U JP3094209 U JP 3094209U JP 2002007407 U JP2002007407 U JP 2002007407U JP 2002007407 U JP2002007407 U JP 2002007407U JP 3094209 U JP3094209 U JP 3094209U
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JP
Japan
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rotor
hole
fixing member
positioning structure
rotating shaft
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JP2002007407U
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English (en)
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銀樹 洪
佐國 尹
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Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd
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Sunonwealth Electric Machine Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 モーターのローターが簡単に加工されて製造
されることができるローターの位置決め構造を提供しよ
うとするものである。 【解決手段】 固定部材3をしまりばめの方式でロータ
ー1の回転軸の一端に嵌設させることにより、ローター
1はステータ2から離脱できなくなる。固定部材3の結
合部はスルーホール31の周辺からなり、スルーホール
31の直径は回転軸11の外径より小さくなる形成さ
れ、しまりばめの方式でプレスによって固定部材3をス
テータ2のベアリング孔21から突出された回転軸11
に固定させることにより、ローター1は位置決めされる
ように構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ローターの位置決め構造に関するもので、特にローターの回転軸が 簡単に製造されて旋盤による加工が不必要になるローターの位置決め構造に係る ものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種のものにあっては、下記のようなものになっている。
【0003】 従来のローターの位置決め構造としては、図1に示すように、そのローター9 0の中心位置には回転軸91が設けられ、回転軸91はステータ92のベアリン グ93を貫穿して結合することができる。回転軸91がステータ92のベアリン グ孔93から突出した部位には環状溝94が凹設される。環状溝94はC形リン グ等の係止部材95が係止するのに用いることができるため、ローター90は係 止部材95の制限によってステータ92から離脱することなく、ローター90に おいて位置決めされることができるようにしたものがある。
【0004】 従来のローターの位置決め構造としては、垂直の平面に固定された基座と、基 座の中央に組立てられた回転軸と、回転軸に装着されたディスクキャリアと、デ ィスクキャリアに組立てられたディスクを係止するための係止装置により構成さ れ、ディスクの媒質の不均一の問題を解決しようとしたものがある(例えば、特 許文献1を参照)。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
上述した図1に示す従来のローターの位置決め構造について、そのローター9 0の回転軸91には旋盤で環状溝94を凹設しなければならないため、製造上に おいては比較的面倒であり、特にローター90の回転軸91が比較的細い外径を 有した時、上記の旋盤での作業はさらに困難になると共に、組立上においても比 較的面倒であるという問題点があった。
【0006】 本考案の第一の目的は、モーターのローターが簡単に加工されて製造されるこ とができるローターの位置決め構造を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案によるローターの位置決め構造は、下記の ようになるものである。すなわち、 ローター、ステータおよび固定部材により構成される。上記ローターには回転 軸が設けられる。上記ステータにはベアリング孔が穿設され、上記ベアリング孔 は上記ローターの回転軸が貫穿するのに用いられる。上記固定部材にはスルーホ ールが穿設され、上記スルーホールの周辺には結合部が形成され、上記結合部が 囲んだ直径は上記回転軸の外径より小さくなるように形成される。圧迫方式によ って上記固定部材は上記スルーホールの結合部をもって上記ステータのベアリン グ孔に貫穿された回転軸に緊密に結合し固定されるため、上記ローターは上記ス テータから離脱できなくなる。
【0008】 また、本考案のローターの位置決め構造は、下記のように構成することもでき る。 1.上記固定部材のスルーホールを形成する周辺には複数個の凹欠部が凹設され ることにより、上記固定部材は上記回転軸にさらに緊密に結合される。 2.上記凹欠部は上記スルーホールを中心にして等角度で布設するように形成さ れる。
【0009】
【考案の実施の形態】
本考案の実施の形態について、以下、図面を参照して説明する。
【0010】
【実施形態1】 図2は本考案の実施形態1のローターの位置決め構造による分解斜視図で、本 考案のローターの位置決め構造は主にローター1、ステータ2および固定部材3 等の部材により構成される。
【0011】 ローター1およびステータ2は従来の構造からなることができ、ローター1の 中央部位には回転軸11が設けられる。回転軸11はステータ2のベアリング孔 21を貫穿して結合されることができるため、ベアリング孔21はローター1が 定位置で回転するのを支持することができる。
【0012】 固定部材3は金属材料からプレスによって製造されたり、またはプラスチック 材料から製造されたりすることができる。固定部材3にはスルーホール31が穿 設され、スルーホール31を形成する周辺には複数個の凹欠部32が凹設される と共に、結合部33が形成される。凹欠部32はスルーホール31を中心にして 等角度で布設される方が好適で、結合部33が囲んだ直径は回転軸11の外径よ り少し小さくなるように形成され、プレス方式によって固定部材3のスルーホー ル31は結合部33をもってしまりばめの方式で回転軸11に結合される。
【0013】 図3は本考案の実施形態1のローターの位置決め構造による回転軸と固定部材 が組立てられた状態の断面図で、固定部材3は圧迫方式によって回転軸11に結 合されるため、固定部材3はスルーホール31の結合部33から回転軸11にし まりばめの方式で結合される。このように、ローター1がステータ2に相対して 回転した時、固定部材3によってローター1がステータ2から離脱するのを防止 することができる。
【0014】
【実施形態2】 図4は本考案の実施形態2のローターの位置決め構造による分解斜視図で、ロ ーター1には回転軸11が設けられる。回転軸11はステータ2のベアリング孔 21を貫穿することができるため、ローター1はステータ2のベアリング孔21 において回転するように位置決めされる。回転軸11がステータ2のベアリング 孔21から突出した部位は固定部材4が結合するのに用いることができる。固定 部材4にもスルーホール41が穿設され、スルーホール41を形成する周辺にも 複数個の凹欠部42が凹設されると共に、結合部43が形成される。凹欠部42 は比較的緊密に隣接するように凹設され、さらに結合部43が囲んだ直径は回転 軸11の外径より少し小さくなるように形成されるため、スルーホール41の周 辺の結合部43と回転軸11の間には比較的緊密な結合を有するように形成され る。
【0015】 図5は本考案の実施形態2のローターの位置決め構造による回転軸と固定部材 が組立てられた状態の断面図で、固定部材4は圧迫方式によって回転軸11に結 合されるため、固定部材4は回転軸11にしまりばめの方式で結合される。この ように、ローター1がステータ2に相対して回転した時、固定部材4によってロ ーター1がステータ2から離脱するのを防止することができると共に、ローター 1はステータ2のベアリング孔21において回転するように位置決めされる。
【0016】
【実施形態3】 図6は本考案の実施形態3のローターの位置決め構造による分解斜視図で、ロ ーター1には回転軸11が設けられる。回転軸11はステータ2のベアリング孔 21を貫穿することができるため、ローター1はステータ2のベアリング孔21 において回転するように位置決めされる。回転軸11が上記ステータ2のベアリ ング孔21から突出した部位は固定部材5が結合するのに用いることができる。 固定部材5にもスルーホール51が穿設され、スルーホール51の直径は回転軸 11の外径より少し小さくなるように形成されると共に、スルーホール51の周 辺は結合部52に形成される。固定部材5は圧迫方式によって回転軸11に結合 されるため、固定部材5は回転軸11にしまりばめの方式で結合される。このよ うに、ローター1がステータ2に相対して回転した時、固定部材5によってロー ター1がステータ2から離脱するのを防止することができる。
【0017】
【考案の効果】
本考案のローターの位置決め構造によれば、ローターの回転軸は単一の直径に 形成されるため、製造上においては比較的簡単で、旋盤で環状溝を加工する手順 を減らすことができ、特に比較的細い直径を有した回転軸にとって環状溝を旋盤 で加工するという困難性を避けることができるため、本考案においては製造が簡 単かつ加工し易いという利点がある。
【0018】 本考案は、その精神及び必須の特徴事項から逸脱することなく他のやり方で実 施することができる。従って、本明細書に記載した好ましい実施例は例示的なも のであり、限定的なものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の構造による分解斜視図である。
【図2】 本考案の実施形態1のローターの位置決め構
造による分解斜視図である。
【図3】 本考案の実施形態1のローターの位置決め構
造による回転軸と固定部材が組立てられた状態の断面図
である。
【図4】 本考案の実施形態2のローターの位置決め構
造による分解斜視図である。
【図5】 本考案の実施形態2のローターの位置決め構
造による回転軸と固定部材が組立てられた状態の断面図
である。
【図6】 本考案の実施形態3のローターの位置決め構
造による分解斜視図である。
【符号の説明】
1 ローター 11 回転軸 2 ステータ 21 ベアリン
グ孔 3 固定部材 31 スルーホ
ール 32 凹欠部 33 結合部 4 固定部材 41 スルーホ
ール 42 凹欠部 43 結合部 5 固定部材 51 スルーホ
ール 52 結合部 90 ローター 91 回転軸 92 ステータ 93 ベアリ
ング孔 94 環状溝 95 係止部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ローター(1)、ステータ(2)および
    固定部材(3)により構成されるローターの位置決め構
    造であって、上記ローター(1)には回転軸(11)が
    設けられ、上記ステータ(2)にはベアリング孔(2
    1)が穿設され、上記ベアリング孔(21)は上記ロー
    ター(1)の回転軸(11)が貫穿するのに用いられ、
    上記固定部材(3)にはスルーホール(31)が穿設さ
    れ、上記スルーホール(31)の周辺には結合部(3
    3)が形成され、上記結合部(33)が囲んだ直径は上
    記回転軸(11)の外径より小さくなるように形成さ
    れ、圧迫方式によって上記固定部材(3)は上記スルー
    ホール(31)の結合部(33)をもって上記ステータ
    (2)のベアリング孔(21)に貫穿された回転軸(1
    1)に緊密に結合し固定されるため、上記ローター
    (1)は上記ステータ(2)から離脱できなくなること
    を特徴とするローターの位置決め構造。
  2. 【請求項2】 上記固定部材(3)のスルーホール(3
    1)を形成する周辺には複数個の凹欠部(32,42)
    が凹設されることにより、上記固定部材(3)は上記回
    転軸(11)にさらに緊密に結合されることを特徴とす
    る請求項1に記載のローターの位置決め構造。
  3. 【請求項3】 上記凹欠部(42)は上記スルーホール
    (41)を中心にして等角度で布設するように形成され
    ることを特徴とする請求項2に記載のローターの位置決
    め構造。
JP2002007407U 2002-11-21 2002-11-21 ローターの位置決め構造 Expired - Lifetime JP3094209U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160041904A (ko) 2013-08-14 2016-04-18 가부시키가이샤 롯데 초콜릿 제조 방법 및 그 방법에 의해 제조되는 초콜릿

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