JP3094137B2 - 画像形成装置の現像器 - Google Patents

画像形成装置の現像器

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JP3094137B2 JP06030454A JP3045494A JP3094137B2 JP 3094137 B2 JP3094137 B2 JP 3094137B2 JP 06030454 A JP06030454 A JP 06030454A JP 3045494 A JP3045494 A JP 3045494A JP 3094137 B2 JP3094137 B2 JP 3094137B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は感光体を使用して用紙
上に画像を形成する画像形成装置の現像器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】 この種の画像形成装置においては、露
光器により感光ドラム上に静電潜像が形成されるととも
に、その静電潜像には現像器によってトナーが付着さ
れ、そのトナーが転写器により用紙上に転写されるよう
になっている。前記現像器は、トナーを収容するトナー
ケース、同トナーケースに支持された現像ローラ等から
構成されている。前記現像ローラによりトナーに所定電
位が付与され、そのトナー電位と静電潜像電位のとの差
に基づいて、静電潜像にトナーが付着されて静電潜像が
顕像化される。
【0003】図6に示すように、現像器を構成するトナ
ーケース51にはトナー供給口52が形成されている。
トナー供給口52の前部には、現像ローラ54外周面に
付着したトナーTを掻き均して、現像ローラ54に付着
したトナーTの高さを一定にするドクターブレード55
が取り付けられている。また、トナー供給口52の両端
側にはフェルト53が貼着され、このフェルト53が現
像ローラ54の外周面に密着することで、トナー供給口
52の両端部と現像ローラ54の両端部との間からトナ
ーが外部に漏れるのを防止している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、上記
画像形成装置では、フェルト53と現像ローラ54との
間にトナーが大量に侵入し、トナーケース51からトナ
ーが外部に漏れることがあった。トナーの漏れ量はフェ
ルト53の摩耗に伴って増加する。
【0005】トナーがフェルト53と現像ローラ54と
の間に侵入した場合には、フェルト53と現像ローラ5
4との間の摩擦抵抗が大幅に高くなって、現像ローラ5
4が回転しにくくなり、画像が悪化なるおそれがある。
また、現像ローラ54を回転させるモータの負荷が大き
くなってモータが損傷するおそれがある。そして、トナ
ーがトナーケース51から漏れた場合には装置内が汚れ
るとともに、トナーが電子部品等に付着して装置が正常
に作動しなくなるおそれがある。
【0006】本発明は上記問題点を解消するためになさ
れたものであって、その目的はローラと密着部材との間
に侵入するトナーの量を減少し、ローラを円滑に回転さ
せることができるとともに、トナーによる機材の汚れを
防止することが可能な画像形成装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1では、トナーを収容するケースに、感光体
と対向する開口と、同開口を封鎖するように支持された
ローラと、そのローラの端部に密着し、ローラ端部と開
口端部との間からトナーが漏れるのを防止する密着部材
と、前記密着部材の装着位置よりも内方に位置し、ト
が前記密着部材の側に拡散し前記ローラと前記密着部
材の間に浸入するのを防止する前記ローラの外周面に沿
うように前記ケースに一体形成されてなるリブ状のトナ
ー拡散防止部材とを設けた画像形成装置の現像器とした
ことをその要旨とする。
【0008】請求項2では、前記ケースに、前記ローラ
の回転に伴って前記開口からトナーを感光体側に移送す
る際、ローラ外周面に付着したトナーの高さを一定高さ
に規制する規制部材を設け、同規制部材近傍のトナー拡
散防止部材とローラ外周面との間隔を、規制部材から遠
い部位のトナー拡散防止部材とローラ外周面との間隔よ
りも狭めたことをその要旨とする。
【0009】
【作用】 請求項1によれば、リブ状のトナー拡散防止
部材により、ケース内のトナーが密着部材側に拡散する
のが防止される。その結果、密着部材とローラ端部との
間に侵入するトナー量が減少される。加えて、リブ状の
トナー拡散防止部材がケースと一体形成されているの
で、現像器の製造工程及び組付工程が簡略化される。
【0010】請求項2によれば、最もトナーが拡散され
やすいのは規制部材近傍であるが、その規制部材近傍の
トナー拡散防止部材とローラ外周面との間隔を、規制部
材から遠い部位のトナー拡散防止部材とローラ外周面と
の間隔よりも狭めたことにより、より一層密着部材とロ
ーラ端部との間に侵入するトナー量が減少される。
【0011】
【実施例】 以下、本発明を具体化した一実施例を図面
に基づいて説明する。図1に示すように、装置フレーム
1内には感光体としての感光ドラム2が積極回転可能に
支持されている。帯電器3は感光ドラム2の外周面を所
定電位に一様帯電させる。露光器4は光の照射により感
光ドラム2上に所定電位の静電潜像を形成させる。
【0012】現像器5は感光ドラム2と対向するように
配置され、トナーTを収容するトナーケース6と、同ト
ナーケース6上に着脱可能に装着されたトナーカートリ
ッジ7と、トナーケース6の下部に支持された現像ロー
ラ7とを備えている。この現像ローラ7によりトナーT
に所定電位が付与され、その電位と前記静電潜像の電位
との差に基づいて、静電潜像にトナーTが付着されて、
トナー画像により静電潜像が顕像化される。
【0013】前記感光ドラム2の下方に配置されたガイ
ドローラ8は、記録紙供給部(図示せず)から搬送され
た記録紙Pを感光ドラム2上に密着させる。転写器9は
感光ドラム2と記録紙Pとの密着部に所定電位を付与
し、その電位と前記トナー画像の電位との差に基づい
て、感光ドラム2上のトナー画像が記録紙P上に転写さ
れる。
【0014】除電ランプ10は転写後の感光ドラム2の
外周面を露光して除電する。清掃ブラシ11は転写後の
感光ドラム2上に付着している紙粉等を取り除く。導電
性ブラシよりなるメモリ除去ブラシ12は、転写後の感
光ドラム2上に残留するトナーTを掻き乱して、感光ド
ラム2上に一様に分散する。
【0015】次に、前記現像器5の構成について詳述す
る。図1〜図4に示すように、感光ドラム2と対向する
トナーケース6の部位には開口としてのトナー供給口1
6が形成されている。このトナー供給口16を介してト
ナーケース1内と感光ドラム2の周囲との間が連通され
ている。現像ローラ7はトナー供給口16を封鎖するよ
うにトナーケース6に回転可能に支持されている。ドク
ターブレード17はトナーケース6に固定され、その先
端はトナー供給口16内に突出している。ドクターブレ
ード17は、現像ローラ7の回転に伴って現像ローラ7
外周面に付着したトナーTを掻き均して、現像ローラ7
に付着したトナーTの高さを一定にする。密着部材とし
てのフェルト18は、トナー供給口16の両端内面に貼
着され、前記現像ローラ7の両端部に密着することで、
現像ローラ7の端部とトナー供給口16の端部との間か
らトナーTが漏れるのを防止する。
【0016】前記フェルト18の装着位置よりも内方位
置におけるトナー供給口16の内面には、トナー拡散防
止部材としてのリブ19が現像ローラ7の外周面に沿っ
てトナーケース6と一体形成されている。リブ19と現
像ローラ7の外周面との間には、所定のクリアランス
α,βが設けられている(例えば、αを0.5mm、β
を0.1mmとする)。クリアランスβは、クリアラン
スαよりも狭くなっている。すなわち、クリアランスβ
に対応するドクターブレード17背面側のリブ19の突
出量は、クリアランスαに対応するリブ19の突出量よ
りも多い。そして、その突出量が多く形成されたリブ1
9は、ドクターブレード17の背面から約45°の範囲
にわたって形成されている。つまり、ドクターブレード
17の背面から45°の間は、最もトナー供給口16に
近いためトナーTが盛り上がりローラ7端部側に拡散
されやすい部分であって、リブ19の突出量が多く形成
されている部分(クリアランスβ)はこの部分に対応し
ている。
【0017】上記のように本実施例では、現像ローラ7
の両端に密着して、トナーTが外部に漏れるのを防止す
るフェルト18の装着位置よりも内方位置にトナーケー
ス6と一体にリブ19を一体形成した。このリブ19に
より、画像形成時に現像ローラ7の回転に伴い、トナー
供給口16の両端側へのトナーTの拡散が規制される。
また、リブ19と現像ローラ7との間のクリアランス
α,βからトナーTがフェルト18側にトナーTが漏れ
出たとしても、その漏れ出たトナーT量は微量なため、
フェルト18と現像ローラ7との間に侵入するトナーT
量も微量となる。従って、本実施例では従来とは異な
り、大量のトナーTがフェルト18と現像ローラ7との
間へ侵入することがない。これにより、フェルト18
現像ローラ7との間の摩擦抵抗が大幅に高くなることも
なく、常時現像ローラ7を円滑に回転させることがで
き、延いては画像の悪化及び現像ローラ7を回転させる
モータの損傷を防止することができる。また、トナーケ
ース6からトナーTが漏れるのを防止できるので、装置
内を常に清潔に保持でき、装置の誤動作等を防止するこ
とができる。
【0018】また、本実施例では、リブ19をトナーケ
ース6と一体形成したことにより、製造工程及び組付工
程を簡略化できる。さらに、本実施例では、トナーTが
最も盛り上がるドクターブレード17の背面付近のリブ
19の突出量を多くして、その部分と現像ローラ7との
間のクリアランスβを他の部分よりも狭く形成した。こ
れにより、一層フェルト18と現像ローラ7端部との間
に侵入するトナー量を減少することができる。
【0019】なお、リブ19全周の突出量を大きく形成
し、リブ19と現像ローラ7との間のクリアランスを全
前述した狭い側のクリアランスβに形成した場合に
は、そのクリアランスがリブ19全周にわたって非常に
狭い構造となる。このため、リブ19全周と現像ローラ
7とを非接触状態に保持することが非常に難しくなる。
このようなことから、本実施例では、トナーTが最も盛
り上がるドクターブレード17背面付近のみのリブ19
の突出量を多くして、その部分のリブ19と現像ローラ
7との間のクリアランスβを他のクリアランスαよりも
狭く形成した。
【0020】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次の
ように構成することもできる。 (1)図5に示すように、リブ19と現像ローラ7との
間のクリアランスを一定のクリアランスとして具体化す
ること。この場合、上記実施例よりもトナーTの漏れ量
が多くなるおそれがあるが、リブ19に段差を設けるこ
とがないことから、その製造が容易となる。
【0021】(2)拡散防止部材としてのリブ19をト
ナーケース6と別体に形成すること。 (3)密着部材としてのフェルト18を、スポンジに代
えて具体化してもよい。
【0022】
【発明の効果】 以上詳述したように、本発明によれ
ば、現像ローラと密着部材との間に侵入するトナーの量
を減少し、現像ローラを円滑に回転させることができる
とともに、トナーによる機材の汚れを防止することがで
きる。加えて、現像器の製造工程及び組付工程を簡略化
することができるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を具体化した一実施例の画像形成装置
の部分側断面図である。
【図2】 現像器の正面図である。
【図3】 図2のA−A線断面図である。
【図4】 図2のB部拡大図である。
【図5】 別例のリブの構成を示す現像器の部分側断面
図である。
【図6】 従来の現像器の部分正面図である。
【符号の説明】
T…トナー、6…ケースとしてのトナーケース、2…感
光体としての感光ドラム、16…開口としてのトナー供
給口、7…ローラとしての現像ローラ、18…密着部材
としてのフェルト、19…トナー拡散防止部材としての
リブ、17…規制部材としてのドクターブレード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−243971(JP,A) 特開 平2−262171(JP,A) 特開 平3−251882(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーを収容するケースに、感光体と対
    向する開口と、同開口を封鎖するように支持されたロー
    ラと、そのローラの端部に密着し、ローラ端部と開口端
    部との間からトナーが漏れるのを防止する密着部材と、
    前記密着部材の装着位置よりも内方に位置し、トナー
    前記密着部材の側に拡散し前記ローラと前記密着部材の
    間に浸入するのを防止する前記ローラの外周面に沿うよ
    うに前記ケースに一体形成されてなるリブ状のトナー拡
    散防止部材とを設けた画像形成装置の現像器。
  2. 【請求項2】 前記ケースに、前記ローラの回転に伴っ
    て前記開口からトナーを感光体側に移送する際、ローラ
    外周面に付着したトナーの高さを一定高さに規制する規
    制部材を設け、同規制部材に近い部位のトナー拡散防止
    部材とローラ外周面との間隔を、規制部材から遠い部位
    のトナー拡散防止部材とローラ外周面との間隔よりも狭
    めた請求項1に記載の画像形成装置の現像器。
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