JP3093904U - 風呂用マット - Google Patents
風呂用マットInfo
- Publication number
- JP3093904U JP3093904U JP2002007060U JP2002007060U JP3093904U JP 3093904 U JP3093904 U JP 3093904U JP 2002007060 U JP2002007060 U JP 2002007060U JP 2002007060 U JP2002007060 U JP 2002007060U JP 3093904 U JP3093904 U JP 3093904U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bath mat
- bath
- mat
- thickness
- hot water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Bathtub Accessories (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 表面にかかった水や湯を速やかに排出するこ
とが可能な風呂用マットを提供する。 【解決手段】 風呂用マット10の表面に、風呂用マッ
トの周辺部まで端部が伸長している複数の蒲鉾状突起1
2の筋を設け、かつ風呂用マットの中央部の厚さH2を
周囲の厚さH1より大きく設定している。裏面に千鳥状
に配した突起16を設けることは好ましい態様である。
とが可能な風呂用マットを提供する。 【解決手段】 風呂用マット10の表面に、風呂用マッ
トの周辺部まで端部が伸長している複数の蒲鉾状突起1
2の筋を設け、かつ風呂用マットの中央部の厚さH2を
周囲の厚さH1より大きく設定している。裏面に千鳥状
に配した突起16を設けることは好ましい態様である。
Description
【0001】
本考案は、風呂用マットに関し、特に発泡合成樹脂製の風呂用マットに関する
。
【0002】
従来から様々な風呂用マットが開発され、実用に供されている。風呂用マット
は、当然のことながら、水や湯のかかる風呂場で用いるため、表面にかかった水
や湯をいち早く外部に排出するなり、導く必要がある。水や湯が風呂用マットの
表面に停滞していると、使用者が滑ったり、衛生上不具合が発生するからである
。従来の風呂用マットでは、風呂用マットの表面から裏面に貫通する貫通孔を設
けるなどして、排水を促進させている。
【0003】
しかしながら、かかる貫通孔を設けた風呂用マットでは、貫通孔の近傍の水や
湯は貫通孔を通って裏面側に排出されるものの、貫通孔から離れた部分の水や湯
は、そのまま表面に停滞しがちであり、滑りやすかったり、衛生上問題となるこ
とがあった。
【0004】
したがって、本考案は表面にかかった水や湯を速やかに排出することが可能な
風呂用マットを提供することを目的とする。
【0005】
上記目的を達成するため、本考案では風呂用マットの表面に、風呂用マットの
周辺部まで端部が伸長している複数の蒲鉾状突起の複数の筋を設け、かつ風呂用
マットの中央部の厚さを周囲の厚さより大きく設定している。この構成により、
風呂用マットの表面にかかった水や湯は、複数の蒲鉾状突起の間の溝部に沿って
、風呂用マットの周辺部へ導かれて外部に排出される。
【0006】
すなわち本考案によれば、風呂の床に敷く風呂用マットにおいて、
前記風呂用マットの表面に、前記風呂用マットの周辺部まで端部が伸長してい
る複数の蒲鉾状突起の複数の筋を設け、かつ前記風呂用マットの中央部の厚さを
周囲の厚さより大きく設定したことを特徴とする風呂用マットが提供される。
【0007】
また、風呂用マットの裏面の周辺部に、排水用の凹部が複数設けられているこ
とは、本発明の好ましい態様である。さらに、風呂用マットの裏面に千鳥状に配
された複数の突起を設けることは本発明の好ましい態様である。また、風呂用マ
ットが発泡合成樹脂で一体成形で構成されていることは、本考案の好ましい態様
である。
【0008】
以下、図面を参照して本考案の好ましい実施の形態について説明する。本考案
の風呂用マット10は、発泡合成樹脂の発泡PPビーズ型内成形により一体成形
で製造される。図1は、本考案の好ましい実施の形態の断面図である。この断面
図は、平面図である図3中のA−A線で切り取った場合のものである。図2は、
同実施の形態の断面図であり、図3中のB−B線で切り取った場合のものである
。図3の平面図から明らかなように、風呂用マット10の表面には複数の平行な
蒲鉾状突起12が設けられている。隣り合う蒲鉾状突起12の間には、溝部14
が設けられている。蒲鉾状突起12は、それぞれ直線的に伸長して、風呂用マッ
ト10の周辺部に達している。
【0009】
図1から明らかなように、風呂用マット10の中央部の厚さ(高さ)H2は、
周辺部の厚さ(高さ)H1より、わずかに大きくなっている。厚さH2とH1の
差は、中央部表面にかかった水や湯が周辺部まで移動するのに十分な値とされる
。幅が1m程度、奥行きが60cm程度の風呂用マットの場合、H2とH1の差
は5mm程度で十分である。換言すると、差が5mmと言うことは、中央部が周
辺部より5mmほど厚さが大きいということとなり、中央部からX方向(幅方向
)とY方向(奥行き方向)の双方に沿って、すなわち両方の周辺部に向かって厚
さが少なくなっている。かかる構成により、表面から裏面に貫通する貫通孔を設
けなくても、高低差によって表面の水や湯が速やかに周辺部へ流出するのである
。
【0010】
図4は、本考案の風呂用マット10の裏面を示す底面図である。風呂用マット
10の底面の周辺部には、排水用の凹部18が複数設けられている。底面には、
複数の突起16が千鳥状に配列されている。この構成により表面に荷重がかかっ
ても風呂用マット10が反り返ったりすることがない。また、突起16同士のス
ペースは凹部となっていて、底面の周辺部の排水用の凹部18と連通し、風呂用
マット10のいずれの方向からの水流であっても、浴室床部の傾斜に沿って、か
つ風呂用マット10の底部の凹部に沿って水が流れるように構成されている。
【0011】
以上説明したように、本考案によれば、風呂用マットの表面に、風呂用マット
の周辺部まで端部が伸長している複数の蒲鉾状突起の複数の筋を設け、かつ風呂
用マットの中央部の厚さを周囲の厚さより大きく設定したので、表面に水や湯が
停滞することなく、速やかに周辺部から排出される。また、風呂用マットの裏面
に千鳥状に配された複数の突起を設けることにより、風呂用マットの表面に荷重
がかかったときに、風呂用マットが反り返ることがない。さらに、風呂用マット
を発泡合成樹脂で構成することにより、軽量な風呂用マットを安価で大量に生産
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る風呂用マットの好ましい実施の形
態の断面図である。
態の断面図である。
【図2】図1の実施の形態の他の断面図である。
【図3】図1、図2に示す風呂用マットの平面図であ
る。
る。
【図4】図1〜図3に示す風呂用マットの裏面を示す底
面図である。
面図である。
10 風呂用マット
12 蒲鉾状突起
14 溝部
16 突起
18 凹部
H1 周辺部の厚さ
H2 中央部の厚さ
Claims (4)
- 【請求項1】 風呂の床に敷く風呂用マットにおいて、 前記風呂用マットの表面に、前記風呂用マットの周辺部
まで端部が伸長している複数の蒲鉾状突起の複数の筋を
設け、かつ前記風呂用マットの中央部の厚さを周囲の厚
さより大きく設定したことを特徴とする風呂用マット。 - 【請求項2】 前記風呂用マットの裏面に千鳥状に配さ
れた複数の突起を設けたことを特徴とする請求項1に記
載の風呂用マット。 - 【請求項3】 前記風呂用マットの裏面の周辺部には、
排水用の凹部が複数設けられていることを特徴とする請
求項1又は2に記載の風呂用マット。 - 【請求項4】 前記風呂用マットが発泡合成樹脂で一体
成形にて構成されていることを特徴とする請求項1から
3のいずれか1つに記載の風呂用マット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007060U JP3093904U (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 風呂用マット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002007060U JP3093904U (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 風呂用マット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3093904U true JP3093904U (ja) | 2003-05-23 |
Family
ID=43247910
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002007060U Expired - Lifetime JP3093904U (ja) | 2002-11-07 | 2002-11-07 | 風呂用マット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3093904U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018175668A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 日進ゴム株式会社 | 浴室用滑り止めマット |
-
2002
- 2002-11-07 JP JP2002007060U patent/JP3093904U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018175668A (ja) * | 2017-04-19 | 2018-11-15 | 日進ゴム株式会社 | 浴室用滑り止めマット |
JP7017863B2 (ja) | 2017-04-19 | 2022-02-09 | 日進ゴム株式会社 | 浴室用滑り止めマット |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2002362209A (ja) | 自動車の足踏みマット | |
CN111636538A (zh) | 底盒系统及其安装方法 | |
JP3093904U (ja) | 風呂用マット | |
US2809380A (en) | Non-slip floor surface for bathtubs and shower stalls | |
JP3856195B2 (ja) | パターン入り浴室用洗場床パン | |
ITTO20040153U1 (it) | Zerbino | |
CN212452977U (zh) | 底盒系统 | |
JP5505789B2 (ja) | 浴室用洗い場床 | |
JP3585911B2 (ja) | 浴室床 | |
JP2899182B2 (ja) | 浴室用床パン | |
JP3015908U (ja) | マット置敷台 | |
JP2001137277A (ja) | ガイドマット構造体 | |
JP3036235U (ja) | 風呂用マット | |
JPH1014802A (ja) | 浴槽,洗い場の滑り止め構造 | |
JPH0627127U (ja) | 合成樹脂製マット | |
JPH0960255A (ja) | 水切り板 | |
JPS598625Y2 (ja) | バスマツト | |
JPS6112863Y2 (ja) | ||
JP6652773B2 (ja) | 浴室床 | |
JPS6140233Y2 (ja) | ||
JPH0449610B2 (ja) | ||
JPH0632099Y2 (ja) | 浴 槽 | |
JP2000144836A (ja) | 浴室の排水溝用簀子 | |
JP2571452Y2 (ja) | 浴 室 | |
JPS6123556Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080226 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090226 Year of fee payment: 6 |