JPH0632099Y2 - 浴 槽 - Google Patents
浴 槽Info
- Publication number
- JPH0632099Y2 JPH0632099Y2 JP4556389U JP4556389U JPH0632099Y2 JP H0632099 Y2 JPH0632099 Y2 JP H0632099Y2 JP 4556389 U JP4556389 U JP 4556389U JP 4556389 U JP4556389 U JP 4556389U JP H0632099 Y2 JPH0632099 Y2 JP H0632099Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- jet
- bathtub
- buttocks
- recessed
- bather
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Percussion Or Vibration Massage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ジェット噴流によるマッサージ効果を高め
ることができ、しかも、安定した入浴姿勢が得られる浴
槽に関する。
ることができ、しかも、安定した入浴姿勢が得られる浴
槽に関する。
従来、この種の浴槽としては種々のものが提案されてい
るが、上記従来の浴槽にあっては、ジェット噴流口が浴
槽本体の前後方向から真直ぐに及び両側面から直角に噴
き出すように構成されているものが殆どであるため、入
浴者の身体にジェット噴流が均一に当らないのでマッサ
ージ効果が低い、という問題を有していた。
るが、上記従来の浴槽にあっては、ジェット噴流口が浴
槽本体の前後方向から真直ぐに及び両側面から直角に噴
き出すように構成されているものが殆どであるため、入
浴者の身体にジェット噴流が均一に当らないのでマッサ
ージ効果が低い、という問題を有していた。
また、上記従来の浴槽にあっては、浴槽本体の底面が比
較的平滑に形成されているため、浴槽のヘッドレストに
頭を載せて身体を浴槽内に横たえた場合、身体が浴槽内
に滑り込み易い、という問題を有していた。
較的平滑に形成されているため、浴槽のヘッドレストに
頭を載せて身体を浴槽内に横たえた場合、身体が浴槽内
に滑り込み易い、という問題を有していた。
この考案は、かかる現状に鑑み創案されたものであっ
て、その目的とするところは、ジェット噴流を入浴者の
全身に均一に当るように供給することで良好なマッサー
ジ効果が得られ、しかも、安定した入浴姿勢が得られる
浴槽を提供しようとするものである。
て、その目的とするところは、ジェット噴流を入浴者の
全身に均一に当るように供給することで良好なマッサー
ジ効果が得られ、しかも、安定した入浴姿勢が得られる
浴槽を提供しようとするものである。
上記一の目的を達成するため、この考案に係る浴槽にあ
っては、浴槽本体のやや中央部両側壁に凹部を形成し、
少なくとも該凹部の一側壁を後方に向って傾斜する傾斜
面部に形成し、これら各傾斜面部に、ジェット噴流が浴
槽斜め後方に向かって噴き出すジェット噴流口を夫々配
設したことを特徴とするものである。
っては、浴槽本体のやや中央部両側壁に凹部を形成し、
少なくとも該凹部の一側壁を後方に向って傾斜する傾斜
面部に形成し、これら各傾斜面部に、ジェット噴流が浴
槽斜め後方に向かって噴き出すジェット噴流口を夫々配
設したことを特徴とするものである。
また、この考案にあっては、上記他の目的を達成するた
め、浴槽本体の底面であって入浴者の尻部が載置される
部分を下方へ若干凹設し、かつ、この尻部が載置される
部分と排水口とを、下方へ凹設して形成した凹溝により
連通させたことを特徴とするものである。
め、浴槽本体の底面であって入浴者の尻部が載置される
部分を下方へ若干凹設し、かつ、この尻部が載置される
部分と排水口とを、下方へ凹設して形成した凹溝により
連通させたことを特徴とするものである。
それ故、この考案に係る浴槽にあっては、上記構成によ
り、ジェット噴流が浴槽本体の前後からは真直に、両側
壁からは平面略V字状に供給されて、ジェット噴流が入
浴者の全身に当り、また、浴槽本体の尻部が載置される
部分は、足を伸ばす部分よりも若干下方に凹設されてい
るため、安定した入浴姿勢が得られる他、上記尻部が載
置される部分と排水口とは凹溝により連通接続されてい
るため、尻部が載置される部分の水が溜まることなく円
滑に排水できる。
り、ジェット噴流が浴槽本体の前後からは真直に、両側
壁からは平面略V字状に供給されて、ジェット噴流が入
浴者の全身に当り、また、浴槽本体の尻部が載置される
部分は、足を伸ばす部分よりも若干下方に凹設されてい
るため、安定した入浴姿勢が得られる他、上記尻部が載
置される部分と排水口とは凹溝により連通接続されてい
るため、尻部が載置される部分の水が溜まることなく円
滑に排水できる。
以下、添付図面に示す一実施例に基き、この考案を詳細
に説明する。
に説明する。
第1図乃至第3図に示すように、この実施例に係る浴槽
は、その浴槽本体Bが、正面板部1と、背面板部2と、
左右側板部3,4と、底面板部5と、が一体的に連結さ
れて断面略凹状に形成されている。尚、図中符号6は、
各板部1乃至4の上端から水平外方向へ延設されたフラ
ンジ部、符号15は背面板部2から上方へ突設されてい
るヘッドレストである。
は、その浴槽本体Bが、正面板部1と、背面板部2と、
左右側板部3,4と、底面板部5と、が一体的に連結さ
れて断面略凹状に形成されている。尚、図中符号6は、
各板部1乃至4の上端から水平外方向へ延設されたフラ
ンジ部、符号15は背面板部2から上方へ突設されてい
るヘッドレストである。
正面板部1の略中央部には、ジェット噴流を背面板部2
の方向へ送出するためのジェット噴流吹出口7が液密状
に取り付けられており、かち、背面板部2には、ジェッ
ト噴流を正面板部1の方向へ送出するためのジェット噴
流吹出口7,7が液密状に取り付けられている。
の方向へ送出するためのジェット噴流吹出口7が液密状
に取り付けられており、かち、背面板部2には、ジェッ
ト噴流を正面板部1の方向へ送出するためのジェット噴
流吹出口7,7が液密状に取り付けられている。
左右側板部3,4には、その略中央部分から背面板部2
の方向にかけてアームレスト部8,8が浴槽内方向へ突
出した状態で膨出形成されており、かつ、このアームレ
スト部8,8の正面板部1側端部には、正面略J字状の
凹部9,9が形成されている。
の方向にかけてアームレスト部8,8が浴槽内方向へ突
出した状態で膨出形成されており、かつ、このアームレ
スト部8,8の正面板部1側端部には、正面略J字状の
凹部9,9が形成されている。
この凹部9,9の垂直面部9a,9aは、その面部が、
相対面する左右側板部3,4の背面板部2側へ向くよう
に傾斜して形成されていると共に、該垂直面部9a,9
aの下部には、ジェット噴流を平面略V字状に送出する
ためのジェット噴流吹出口10が液密状に取り付けられ
ている。尚、このジェット噴流吹出口10及び前記ジェ
ット噴流吹出口7並びにこれらと接続されているジェッ
ト噴流吹出機構は、公知のものと同様に構成されている
ため、その詳細な説明をここでは省略する。
相対面する左右側板部3,4の背面板部2側へ向くよう
に傾斜して形成されていると共に、該垂直面部9a,9
aの下部には、ジェット噴流を平面略V字状に送出する
ためのジェット噴流吹出口10が液密状に取り付けられ
ている。尚、このジェット噴流吹出口10及び前記ジェ
ット噴流吹出口7並びにこれらと接続されているジェッ
ト噴流吹出機構は、公知のものと同様に構成されている
ため、その詳細な説明をここでは省略する。
底面板部5の入浴者の尻部が載置される部分11は、足
を伸ばす部分12よりも下方へ若干凹設されて形成され
ており、かつ、底面板部5の前面板部1側に開設された
排水口13と上記尻部が載置される部分11とは、下方
へ凹設されてなる一条の凹溝14により連通接続されて
いる。
を伸ばす部分12よりも下方へ若干凹設されて形成され
ており、かつ、底面板部5の前面板部1側に開設された
排水口13と上記尻部が載置される部分11とは、下方
へ凹設されてなる一条の凹溝14により連通接続されて
いる。
この実施例に係る浴槽は、以上のように構成されている
ので、ジェット噴流が浴槽本体Bの前後からは真直に、
両側壁からは平面略V字状に供給されて、ジェット噴流
が入浴者の全身にまんべんなく当るため、ジェット噴流
による良好なマッサージ効果が得られる。
ので、ジェット噴流が浴槽本体Bの前後からは真直に、
両側壁からは平面略V字状に供給されて、ジェット噴流
が入浴者の全身にまんべんなく当るため、ジェット噴流
による良好なマッサージ効果が得られる。
また、浴槽本体Bの尻部が載置される部分11は、足を
伸ばす部分12よりも若干下方に凹設されているため、
ヘッドレスト15に頭を載せ、身体を浴槽内に横たえて
も、身体が浴槽内に滑り込むことはなく、安定した入浴
姿勢が得られ、また、上記尻部が載置される部分11と
排水口13とは凹溝14により連通接続されているた
め、尻部が載置される部分11に溜まった水は、円滑に
排水口13へと流れる。
伸ばす部分12よりも若干下方に凹設されているため、
ヘッドレスト15に頭を載せ、身体を浴槽内に横たえて
も、身体が浴槽内に滑り込むことはなく、安定した入浴
姿勢が得られ、また、上記尻部が載置される部分11と
排水口13とは凹溝14により連通接続されているた
め、尻部が載置される部分11に溜まった水は、円滑に
排水口13へと流れる。
そして、底面板部5に形成された凹溝14は、スベリ止
めとしての効果を奏する他、浴槽本体Bの底面部を補強
する効果をも有する。
めとしての効果を奏する他、浴槽本体Bの底面部を補強
する効果をも有する。
以上説明したように、この考案に係る浴槽にあっては、
ジェット噴流が浴槽本体の前後からは真直に、両側壁か
らは平面略V字状に供給されて、ジェット噴流が入浴者
の全身にまんべんなく当るため、ジェット噴流による良
好なマッサージ効果が得られると共に、左右側板部に配
設されるジェット噴流吹出口は、凹部にとりつけられる
ため、邪魔にならず、しかも、浴槽本体の尻部が載置さ
れる部分は、足を伸ばす部分よりも若干下方に凹設され
ているため、安定した入浴姿勢が得られる他、上記尻部
が載置される部分と排水口とは凹溝により連通接続され
ているため、尻部が載置される部分の水が溜まることな
く円滑に排水することができる等、幾多の優れた効果を
奏する。
ジェット噴流が浴槽本体の前後からは真直に、両側壁か
らは平面略V字状に供給されて、ジェット噴流が入浴者
の全身にまんべんなく当るため、ジェット噴流による良
好なマッサージ効果が得られると共に、左右側板部に配
設されるジェット噴流吹出口は、凹部にとりつけられる
ため、邪魔にならず、しかも、浴槽本体の尻部が載置さ
れる部分は、足を伸ばす部分よりも若干下方に凹設され
ているため、安定した入浴姿勢が得られる他、上記尻部
が載置される部分と排水口とは凹溝により連通接続され
ているため、尻部が載置される部分の水が溜まることな
く円滑に排水することができる等、幾多の優れた効果を
奏する。
第1図はこの考案の一実施例に係る浴槽の構成を示す平
面図、第2図は第1図II−II線断面図、第3図は第1図
III−III断面図である。 〔符号の説明〕 B……浴槽本体、1……正面板部 2……背面板部、3,4……左右側板部 5……底面板部 7,10……ジェット噴流吹出口 9……凹部、9a……凹部の垂直面部 11……尻部を載置する部分 12……足を伸ばす部分 13……排水口、14……凹溝
面図、第2図は第1図II−II線断面図、第3図は第1図
III−III断面図である。 〔符号の説明〕 B……浴槽本体、1……正面板部 2……背面板部、3,4……左右側板部 5……底面板部 7,10……ジェット噴流吹出口 9……凹部、9a……凹部の垂直面部 11……尻部を載置する部分 12……足を伸ばす部分 13……排水口、14……凹溝
Claims (2)
- 【請求項1】浴槽本体のやや中央部両側壁に凹部を形成
し、少なくとも該凹部の一側壁を後方向に向って傾斜す
る傾斜面部に形成し、これら各傾斜面部に、ジェット噴
流が浴槽斜め後方に向かって噴き出すジェット噴流口を
夫々配設したことを特徴とする浴槽。 - 【請求項2】浴槽本体の底面であって入浴者の尻部が載
置される部分を下方へ若干凹設し、かつ、この尻部が載
置される部分と排水口とを、下方へ凹設して形成した凹
溝により連通させたことを特徴とする浴槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4556389U JPH0632099Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 浴 槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4556389U JPH0632099Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 浴 槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02136595U JPH02136595U (ja) | 1990-11-14 |
JPH0632099Y2 true JPH0632099Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31559855
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4556389U Expired - Lifetime JPH0632099Y2 (ja) | 1989-04-20 | 1989-04-20 | 浴 槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0632099Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-04-20 JP JP4556389U patent/JPH0632099Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02136595U (ja) | 1990-11-14 |
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