JP3092901B2 - 破袋装置 - Google Patents
破袋装置Info
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- JP3092901B2 JP3092901B2 JP16218795A JP16218795A JP3092901B2 JP 3092901 B2 JP3092901 B2 JP 3092901B2 JP 16218795 A JP16218795 A JP 16218795A JP 16218795 A JP16218795 A JP 16218795A JP 3092901 B2 JP3092901 B2 JP 3092901B2
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- Japan
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- conveyor
- blade
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- garbage
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- Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各家庭等から収集さ
れたゴミ袋を、分別などのゴミ処理作業前に予め破袋す
る装置に関するものである。
れたゴミ袋を、分別などのゴミ処理作業前に予め破袋す
る装置に関するものである。
【0002】
【技術的背景】例えば、ビン、缶などの再生可能なゴミ
(一般に資源ゴミという)にあっても、収集作業が簡単
でかつ衛生的に行い得るなどの理由により、ビニール袋
又は紙袋に詰めて処理場に送り込まれる。このため、処
理場においては、その資源ゴミを、金属、ガラス、プラ
スチックなどと分別する前に、予め破袋する必要があ
る。
(一般に資源ゴミという)にあっても、収集作業が簡単
でかつ衛生的に行い得るなどの理由により、ビニール袋
又は紙袋に詰めて処理場に送り込まれる。このため、処
理場においては、その資源ゴミを、金属、ガラス、プラ
スチックなどと分別する前に、予め破袋する必要があ
る。
【0003】この破袋技術として、特公平2−5141
号公報、特公平2−32026号公報、実開平3−10
9657号公報などに記載の複数の回転刃又はスクリュ
ーでもって、その回転力により破袋するもの(技術
)、特公平2−5142号公報、特公平5−6628
4号公報などに記載のアーム状刃で袋を挾持して破袋す
るもの(技術)、及び特公昭62−21578号公
報、特公平5−85442号公報などに記載のコンベア
に刃を設けて、搬送途中においてその刃でもって破袋す
るもの(技術)がある。
号公報、特公平2−32026号公報、実開平3−10
9657号公報などに記載の複数の回転刃又はスクリュ
ーでもって、その回転力により破袋するもの(技術
)、特公平2−5142号公報、特公平5−6628
4号公報などに記載のアーム状刃で袋を挾持して破袋す
るもの(技術)、及び特公昭62−21578号公
報、特公平5−85442号公報などに記載のコンベア
に刃を設けて、搬送途中においてその刃でもって破袋す
るもの(技術)がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記技術は、回転力
によるため、ビンなどが割れ易く、割れれば、後の分別
処理が煩雑となる。このため、袋の大小、形状、内容物
の特性に応じた適切な回転力を付与せねばならず、その
制御は非常に困難なものとなっている。また、破れた袋
が回転部分に絡み易く、絡まれば、回転不良につなが
り、その絡んだ破袋は除去しにくい。
によるため、ビンなどが割れ易く、割れれば、後の分別
処理が煩雑となる。このため、袋の大小、形状、内容物
の特性に応じた適切な回転力を付与せねばならず、その
制御は非常に困難なものとなっている。また、破れた袋
が回転部分に絡み易く、絡まれば、回転不良につなが
り、その絡んだ破袋は除去しにくい。
【0005】上記技術は、挾持力によるため、技術
と同様に、ビン等の破損を防ぐためには、袋の形状等に
適応した挾持力に制御せねばならず、その制御は非常に
困難なものとなっている。
と同様に、ビン等の破損を防ぐためには、袋の形状等に
適応した挾持力に制御せねばならず、その制御は非常に
困難なものとなっている。
【0006】上記技術は、ごみ袋を搬送しながら破袋
するため、作業性の点で優れている。しかしながら、特
公昭62−21578号公報記載の技術は、上下にコン
ベアを設けており、その設備が大がかりなものとなって
いる。
するため、作業性の点で優れている。しかしながら、特
公昭62−21578号公報記載の技術は、上下にコン
ベアを設けており、その設備が大がかりなものとなって
いる。
【0007】また、特公平5−85442号公報記載の
技術は、コンベア上に刃を設け、上面オープン状態で破
袋するため、袋に大きな圧縮力が働らかず、内容物の破
損が少ない利点がある。しかしながら、破袋作用を、上
下動する板状ゲート板と前記刃との間の通過抵抗による
袋と刃の速度差によって行なっており、袋がゲート板に
閊えて円滑に通り抜けない場合が多い。閊えれば、連続
した破袋は行われない。
技術は、コンベア上に刃を設け、上面オープン状態で破
袋するため、袋に大きな圧縮力が働らかず、内容物の破
損が少ない利点がある。しかしながら、破袋作用を、上
下動する板状ゲート板と前記刃との間の通過抵抗による
袋と刃の速度差によって行なっており、袋がゲート板に
閊えて円滑に通り抜けない場合が多い。閊えれば、連続
した破袋は行われない。
【0008】この発明は、上記実情の下、上記技術の
特公平5−85442号公報記載技術において、破袋作
用時の袋の通り抜けを円滑にするとともに、破袋作用を
向上させ、かつ、破れた袋などの絡み付きをなくすこと
を課題とする。
特公平5−85442号公報記載技術において、破袋作
用時の袋の通り抜けを円滑にするとともに、破袋作用を
向上させ、かつ、破れた袋などの絡み付きをなくすこと
を課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、破袋装置に係る発明にあっては、コンベア上にゴ
ミ袋を送り込み、前記コンベアの搬送面の移動によって
前記ゴミ袋を搬送し、その搬送途中で破袋する破袋装置
において、上記コンベアの搬送面の途中に、その搬送面
に向って進退自在な搬送面幅方向の回転ローラを正逆転
可能に設け、この回転ローラ外周面に刃を突設した構成
としたのである(請求項1)。
めに、破袋装置に係る発明にあっては、コンベア上にゴ
ミ袋を送り込み、前記コンベアの搬送面の移動によって
前記ゴミ袋を搬送し、その搬送途中で破袋する破袋装置
において、上記コンベアの搬送面の途中に、その搬送面
に向って進退自在な搬送面幅方向の回転ローラを正逆転
可能に設け、この回転ローラ外周面に刃を突設した構成
としたのである(請求項1)。
【0010】この構成において、上記刃は、上記回転ロ
ーラの軸方向から見て三角形状のものであるとともに、
その三角形状が、上記搬送面との対向側において、反搬
送方向に前屈みとなっているものとするとよい(請求項
2)。
ーラの軸方向から見て三角形状のものであるとともに、
その三角形状が、上記搬送面との対向側において、反搬
送方向に前屈みとなっているものとするとよい(請求項
2)。
【0011】また、破袋方法に係る発明にあっては、コ
ンベアの搬送途中に、その幅方向の回転ローラを前記コ
ンベアの搬送面に向って進退自在に設け、前記コンベア
上にゴミ袋を送り込み、そのゴミ袋を前記回転ローラ下
面をその回転ローラを押し上げて通り抜けさせるととも
に、回転ローラ外周面の突設刃によりそのゴミ袋を引っ
掛けて搬送方向の逆方向に掻き上げて切り裂き、回転ロ
ーラは所要回転数の後、逆転させて前記突設刃からその
刃に引っ掛かった袋を除去する構成としたのである(請
求項3)。
ンベアの搬送途中に、その幅方向の回転ローラを前記コ
ンベアの搬送面に向って進退自在に設け、前記コンベア
上にゴミ袋を送り込み、そのゴミ袋を前記回転ローラ下
面をその回転ローラを押し上げて通り抜けさせるととも
に、回転ローラ外周面の突設刃によりそのゴミ袋を引っ
掛けて搬送方向の逆方向に掻き上げて切り裂き、回転ロ
ーラは所要回転数の後、逆転させて前記突設刃からその
刃に引っ掛かった袋を除去する構成としたのである(請
求項3)。
【0012】この構成において、上記回転ローラの搬送
方向逆方向への周速度を搬送速度以上とするとよい(請
求項4)。
方向逆方向への周速度を搬送速度以上とするとよい(請
求項4)。
【0013】
【作用】このように構成するこの発明は、コンベア上を
ゴミ袋が搬送されて、ゴミ袋が回転ローラに当たると、
ゴミ袋は、その回転ローラの突出刃により引っ掛けら
れ、切り裂れながら搬送方向の逆方向に掻き上げられ、
この作用によって袋が破られるとともに、ゴミが袋内か
ら落下する。このとき、回転ローラは適宜に上昇してゴ
ミ袋の詰りをなくす。回転ローラは、所要回転した後に
逆回転して突出刃に引っ掛かった破袋を除去する。この
除去作用は、引っ掛かり側の反対方向への回転によるた
め、円滑になされる。所要回転数及び逆回転数は、実操
業等において、破袋ゴミの大きさ等によって適宜に選定
する。
ゴミ袋が搬送されて、ゴミ袋が回転ローラに当たると、
ゴミ袋は、その回転ローラの突出刃により引っ掛けら
れ、切り裂れながら搬送方向の逆方向に掻き上げられ、
この作用によって袋が破られるとともに、ゴミが袋内か
ら落下する。このとき、回転ローラは適宜に上昇してゴ
ミ袋の詰りをなくす。回転ローラは、所要回転した後に
逆回転して突出刃に引っ掛かった破袋を除去する。この
除去作用は、引っ掛かり側の反対方向への回転によるた
め、円滑になされる。所要回転数及び逆回転数は、実操
業等において、破袋ゴミの大きさ等によって適宜に選定
する。
【0014】この作用時、突出刃が前屈みとなっている
と、突出片はフック状に袋に喰い込んで切り裂き作用を
行うため、その作用がより円滑となる。一方、破袋除去
時は、その前屈みは破袋から抜け易い傾きとなるため、
ゴミが刃に絡むことなく、その除去は円滑になされる。
と、突出片はフック状に袋に喰い込んで切り裂き作用を
行うため、その作用がより円滑となる。一方、破袋除去
時は、その前屈みは破袋から抜け易い傾きとなるため、
ゴミが刃に絡むことなく、その除去は円滑になされる。
【0015】また、回転ローラの周速度が搬送速度以上
であると、突出刃に搬送されるゴミ袋が必ず引っ掛かっ
て、破袋作用がなされる。
であると、突出刃に搬送されるゴミ袋が必ず引っ掛かっ
て、破袋作用がなされる。
【0016】
【実施例】図1乃至図3に示すように、作業床面内に投
入ピット(受け入れホッパ)Pが形成され、このピット
P内に、塵芥収集車からゴミ袋aが投入される。ピット
Pの下面中央にはコンベア10が配置されており、この
コンベア10は、作業床面上の分別工程Aに延びてい
る。すなわち、コンベア10は、ピットP内は水平に走
行し、その端から斜め上方に延びている。
入ピット(受け入れホッパ)Pが形成され、このピット
P内に、塵芥収集車からゴミ袋aが投入される。ピット
Pの下面中央にはコンベア10が配置されており、この
コンベア10は、作業床面上の分別工程Aに延びてい
る。すなわち、コンベア10は、ピットP内は水平に走
行し、その端から斜め上方に延びている。
【0017】コンベア10は、図4乃至図6に示すよう
に、フラット板11をブラケット11aを介してチェー
ン14のローラ軸14aに連結したものであり、チェー
ン14がレール15上を移動することによって走行す
る。各フラット板11にはその幅方向適宜間隔に取付片
12を介して切裂刃13が固定されている。切裂刃13
の間隔、大きさ、数は任意である。コンベア10の両側
面全長にはスカート16が設置されて、そのスカート1
6の下縁全長に亘ってゴム製閉塞板16aが設けられて
いる。
に、フラット板11をブラケット11aを介してチェー
ン14のローラ軸14aに連結したものであり、チェー
ン14がレール15上を移動することによって走行す
る。各フラット板11にはその幅方向適宜間隔に取付片
12を介して切裂刃13が固定されている。切裂刃13
の間隔、大きさ、数は任意である。コンベア10の両側
面全長にはスカート16が設置されて、そのスカート1
6の下縁全長に亘ってゴム製閉塞板16aが設けられて
いる。
【0018】コンベア10の昇り口には、2つの回転ロ
ーラ20、20が設けてある。ローラ20の数は任意で
ある。このローラ20は、回転軸21に円筒ドラム22
を設けたものであり、ドラム22外周面には刃23が突
設されている。刃23の周方向の数及び筒軸方向の間隔
は任意である。前後の回転ローラ20、20の突出刃2
3はローラ軸方向に位置をずらし、例えば図5bのごと
くする。刃23は、図6に示すように、三角形状でコン
ベア10の搬送面との対向側において反搬送方向に前屈
みとなっており、この前屈みであることにより、後述の
ごとくゴミ袋aに喰い込み易く、又破れた袋が剥がれ易
い。
ーラ20、20が設けてある。ローラ20の数は任意で
ある。このローラ20は、回転軸21に円筒ドラム22
を設けたものであり、ドラム22外周面には刃23が突
設されている。刃23の周方向の数及び筒軸方向の間隔
は任意である。前後の回転ローラ20、20の突出刃2
3はローラ軸方向に位置をずらし、例えば図5bのごと
くする。刃23は、図6に示すように、三角形状でコン
ベア10の搬送面との対向側において反搬送方向に前屈
みとなっており、この前屈みであることにより、後述の
ごとくゴミ袋aに喰い込み易く、又破れた袋が剥がれ易
い。
【0019】ローラ20は、図3、図5に示すように、
その回転軸21に可変速モータ24が一体に連結され、
このモータ24の台25は門状枠27を介してショック
アブソーバ26によって吊り下げられている。このた
め、ローラ20は、ショックアブソーバ26によって衝
撃を吸収されながらガイド28に案内されて上下に自在
に動く。ショックアブソーバ26は複数本とし得る。図
中、29はスカート16に形成した回転軸21の貫通孔
である。
その回転軸21に可変速モータ24が一体に連結され、
このモータ24の台25は門状枠27を介してショック
アブソーバ26によって吊り下げられている。このた
め、ローラ20は、ショックアブソーバ26によって衝
撃を吸収されながらガイド28に案内されて上下に自在
に動く。ショックアブソーバ26は複数本とし得る。図
中、29はスカート16に形成した回転軸21の貫通孔
である。
【0020】モータ24によるローラ20の回転は、コ
ンベア10の搬送速度よりその周速度が速くなるように
設定する。両ローラ20の回転速度は、同じでも、異な
らしてもよく、又、ゴミ袋aの大きさ、形状などの特性
に応じて適宜に選定する。
ンベア10の搬送速度よりその周速度が速くなるように
設定する。両ローラ20の回転速度は、同じでも、異な
らしてもよく、又、ゴミ袋aの大きさ、形状などの特性
に応じて適宜に選定する。
【0021】この実施例は、以上の構成であり、いま、
コンベア10が駆動(走行)すると、ピットP内のゴミ
袋aがその走行につれて運ばれ、図6(a)のごとく、
上昇状態となって最初のローラ20に至る。そのゴミ袋
aは、まず、同図(b)に示すように、ローラ20を押
し上げ、その押し上げによる抵抗、ローラ20の回転速
度とコンベア10の搬送速度の差などによって、その下
面が切裂刃13によって引き裂れるとともに、回転ロー
ラ20の矢印方向の回転により、突出刃23がゴミ袋a
を引っ掛けて切り裂きながら上方に掻き上げ、この作用
によって袋aが破られるとともにゴミbが袋a内から落
下する。切裂刃13の頂角αは鈍角、突出片23の頂角
は鋭角βとするとよい。このように設定すると、前者は
ゴミ袋aとの外れをスムースに、後者はゴミ袋への喰い
込みがスムースとなる。
コンベア10が駆動(走行)すると、ピットP内のゴミ
袋aがその走行につれて運ばれ、図6(a)のごとく、
上昇状態となって最初のローラ20に至る。そのゴミ袋
aは、まず、同図(b)に示すように、ローラ20を押
し上げ、その押し上げによる抵抗、ローラ20の回転速
度とコンベア10の搬送速度の差などによって、その下
面が切裂刃13によって引き裂れるとともに、回転ロー
ラ20の矢印方向の回転により、突出刃23がゴミ袋a
を引っ掛けて切り裂きながら上方に掻き上げ、この作用
によって袋aが破られるとともにゴミbが袋a内から落
下する。切裂刃13の頂角αは鈍角、突出片23の頂角
は鋭角βとするとよい。このように設定すると、前者は
ゴミ袋aとの外れをスムースに、後者はゴミ袋への喰い
込みがスムースとなる。
【0022】回転ローラ20は、1.6〜6.2RPM
の回転速度で正逆回転し、例えば、矢印方向に2分間回
転後、同図cに示す矢印方向に30秒間逆回転して、突
出刃23に引っ掛かっている破袋a′を除去する。この
除去作用は、引っ掛かり側の反対方向への回転のため、
円滑になされる。回転ローラ20の逆転は周期的に繰り
返される。回転速度は3.9RPM前後が好ましい。
の回転速度で正逆回転し、例えば、矢印方向に2分間回
転後、同図cに示す矢印方向に30秒間逆回転して、突
出刃23に引っ掛かっている破袋a′を除去する。この
除去作用は、引っ掛かり側の反対方向への回転のため、
円滑になされる。回転ローラ20の逆転は周期的に繰り
返される。回転速度は3.9RPM前後が好ましい。
【0023】この破袋作用時、突出刃23が前屈みとな
っていると、突出刃23はフック状に袋aに喰い込んで
切り裂き作用を行うため、その作用がより円滑となる。
一方、破袋除去時は、その前屈みは破袋a′から抜け易
い傾きとなるため、ゴミbが刃に絡むことなく、その除
去は円滑になされる。
っていると、突出刃23はフック状に袋aに喰い込んで
切り裂き作用を行うため、その作用がより円滑となる。
一方、破袋除去時は、その前屈みは破袋a′から抜け易
い傾きとなるため、ゴミbが刃に絡むことなく、その除
去は円滑になされる。
【0024】上記破袋作用はつぎの回転ローラ20によ
っても同様にして行われ、ゴミbは袋aから確実に取出
されて破れた袋a′とともに次の分別工程Aに送り込ま
れる。
っても同様にして行われ、ゴミbは袋aから確実に取出
されて破れた袋a′とともに次の分別工程Aに送り込ま
れる。
【0025】なお、コンベア10上の切裂刃13は除去
し得る。この場合は、コンベア10は搬送作用のみを行
うこととなる。実施例では、回転ローラ20を傾斜部移
り部分に設けたので、回転ローラ20をゴミ袋aが乗り
越えにくく、ゴミ袋aの定量供給がなされる。また、回
転ローラ20の周囲長さ(周長)を投入されるゴミbの
最も長いもの、例えば送り込まれる紐、棒などより長く
すれば、それが回転ローラ20に巻き付くことがなく、
逆転動作によってスムースに落下する。
し得る。この場合は、コンベア10は搬送作用のみを行
うこととなる。実施例では、回転ローラ20を傾斜部移
り部分に設けたので、回転ローラ20をゴミ袋aが乗り
越えにくく、ゴミ袋aの定量供給がなされる。また、回
転ローラ20の周囲長さ(周長)を投入されるゴミbの
最も長いもの、例えば送り込まれる紐、棒などより長く
すれば、それが回転ローラ20に巻き付くことがなく、
逆転動作によってスムースに落下する。
【0026】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成し、搬送
面に対し進退する回転ローラの突出刃によって破袋を行
うようにしたので、ゴミ袋の詰りも少なく、円滑な破袋
を行い得る。
面に対し進退する回転ローラの突出刃によって破袋を行
うようにしたので、ゴミ袋の詰りも少なく、円滑な破袋
を行い得る。
【0027】また、その突出刃を前屈みとすれば、袋の
切り裂き作用が向上するとともに、破れた袋の除去もス
ムースとなる。さらに、回転ドラムの周速度を搬送速度
以上とすれば、破袋作用はよりスムースとなる。
切り裂き作用が向上するとともに、破れた袋の除去もス
ムースとなる。さらに、回転ドラムの周速度を搬送速度
以上とすれば、破袋作用はよりスムースとなる。
【図1】一実施例の概略図
【図2】同実施例の概略正面図
【図3】同実施例の概略斜視図
【図4】同実施例のコンベアの部分斜視図
【図5】同実施例の要部切断側面図であり、(a)は前
側ローラ部、(b)は後側ローラ部
側ローラ部、(b)は後側ローラ部
【図6】同実施例の作用説明図
【符号の説明】 10 コンベア 11 フラット板 12 取付片 13 切裂刃 14 チェーン 15 レール 16 スカート 20 回転ローラ 21 回転軸 22 円筒ドラム 23 突出刃 24 可変速モータ 26 ショックアブソーバ P ピット a ゴミ袋 a′ 破れた袋 b ゴミ
フロントページの続き (72)発明者 奥 叶 八尾市神武町2番35号 株式会社クボタ 久宝寺工場内 (72)発明者 井原 嘉敬 八尾市神武町2番35号 株式会社クボタ 久宝寺工場内 (56)参考文献 特開 平6−320040(JP,A) 特開 平8−103681(JP,A) 実開 昭56−146449(JP,U) 実開 平6−29642(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B02C 13/00 - 13/31 B02C 18/00 - 25/00 B65B 69/00 101
Claims (4)
- 【請求項1】 コンベア10上にゴミ袋aを送り込み、
前記コンベア10の搬送面の移動によって前記ゴミ袋a
を搬送し、その搬送途中で破袋する破袋装置において、 上記コンベア10の搬送面の途中に、その搬送面に向っ
て進退自在な搬送面幅方向の回転ローラ20を正逆転可
能に設け、この回転ローラ20外周面に刃23を突設し
たことを特徴とする破袋装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の破袋装置において、上記
刃23は、上記回転ローラ20の軸方向から見て三角形
状のものであるとともに、その三角形状が、上記搬送面
との対向側において、反搬送方向に前屈みとなっている
ものであることを特徴とする破袋装置。 - 【請求項3】 コンベア10の搬送途中に、その幅方向
の回転ローラ20を前記コンベア10の搬送面に向って
進退自在に設け、前記コンベア10上にゴミ袋aを送り
込み、そのゴミ袋aを前記回転ローラ20下面をその回
転ローラ20を押し上げて通り抜けさせるとともに、回
転ローラ20外周面の突設刃23によりそのゴミ袋aを
引っ掛けて搬送方向の逆方向に掻き上げて切り裂き、回
転ローラ20は所要回転数の後、逆転させて前記突設刃
23からその刃23に引っ掛かった袋a′を除去するこ
とを特徴とする破袋方法。 - 【請求項4】 上記回転ローラ20の搬送方向逆方向へ
の周速度を搬送速度以上としたことを特徴とする請求項
3記載の破袋方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16218795A JP3092901B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 破袋装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16218795A JP3092901B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 破袋装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0910618A JPH0910618A (ja) | 1997-01-14 |
JP3092901B2 true JP3092901B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=15749665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16218795A Expired - Fee Related JP3092901B2 (ja) | 1995-06-28 | 1995-06-28 | 破袋装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3092901B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4702757B2 (ja) * | 2000-03-06 | 2011-06-15 | Jfeメカニカル株式会社 | ごみ収容袋の破袋方法および装置 |
JP2002186872A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-02 | Morita Econos Ltd | 破袋装置 |
JP5424378B2 (ja) * | 2008-05-28 | 2014-02-26 | 日工株式会社 | 破袋機 |
CN105619644B (zh) * | 2016-01-05 | 2018-06-26 | 青岛耀恩玻璃制品有限公司 | 一种有机玻璃的回收利用设备 |
-
1995
- 1995-06-28 JP JP16218795A patent/JP3092901B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0910618A (ja) | 1997-01-14 |
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