JPH09965A - 除袋装置 - Google Patents

除袋装置

Info

Publication number
JPH09965A
JPH09965A JP14760095A JP14760095A JPH09965A JP H09965 A JPH09965 A JP H09965A JP 14760095 A JP14760095 A JP 14760095A JP 14760095 A JP14760095 A JP 14760095A JP H09965 A JPH09965 A JP H09965A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
bags
conveyor
refuse
net conveyor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP14760095A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyuki Itsubayashi
弘行 五林
隆 ▲葛▼迫
Takashi Kuzusako
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP14760095A priority Critical patent/JPH09965A/ja
Publication of JPH09965A publication Critical patent/JPH09965A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control And Other Processes For Unpacking Of Materials (AREA)
  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 破袋後のゴミ袋を手によらずに自動でもって
除去する。 【構成】 上下のネットコンベア10、20を対向して
走行させ、両者間に上昇流aを形成する。その上昇流a
は、空気吹出し口11からの空気の吹出し、及びフード
24内のブロアー25による吸気により生じさせる。下
側のコンベア10に破袋後のゴミbを送り込み、そのコ
ンベア10上において、上昇流aにより、破れたゴミ袋
cをビン、缶等のゴミから分離して浮かせ、上側コンベ
ア20に至らせる。上側コンベア20にはフック21が
設けられ、このフック21により浮いた袋cが引っ掛け
られて、移動する。その袋cは、かッター22により、
さらに破られて中のゴミbを確実に除かれたのち、ノズ
ル23によってフック21から除去される。その除去さ
れた袋cはサイクロン作用による分離器16によって分
離される。下側コンベア10上のゴミbは袋cが除かれ
て、次の分別工程に送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各家庭等から収集さ
れたゴミ袋の破袋後の除去装置に関するものである。
【0002】
【技術的背景】例えば、ビン、缶などの再生可能なゴミ
(一般に資源ゴミという)にあっても、収集作業が簡単
でかつ衛生的に行い得るなどの理由により、ビニール袋
又は紙袋に詰めて処理場に送り込まれる。このため、処
理場においては、その資源ゴミを、金属、ガラス、プラ
スチックなどと分別する前に、予め破袋する必要があ
る。
【0003】この破袋技術としては、特公平2−514
1号公報、特公平2−32026号公報、実開平3−1
09657号公報などに記載の複数の回転刃又はスクリ
ューでもって、その回転力により破袋するもの、特公平
2−5142号公報、特公平5−66284号公報など
に記載のアーム状刃で袋を挾持して破袋するもの、及び
特公昭62−21578号公報、特公平5−85442
号公報などに記載のコンベアに刃を設けて、搬送途中に
おいてその刃でもって破袋するもの、などがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記各
技術は、破袋をするだけで、その破れた袋は、分別工程
で人手により分別(除去)していた。その人手による破
袋除去は非常に煩らわしく、自動化が望まれていた。
【0005】この発明は、上記実情の下、破袋除去を自
動化することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、上下のネットコンベアを対向
して平行に走行させ、下側のネットコンベアに破袋機か
らの破袋ゴミを送り込み、上側のネットコンベアは、下
側のネットコンベアとの対向面側全長に亘って多数のフ
ックを取付け、両ネットコンベアには上昇流が通って、
上側ネットコンベアの走行経路の所要位置にはフックに
掛かった破袋の除去手段を設けた構成としたのである
(請求項1)。
【0007】上記上側ネットコンベアの走行経路の上記
除去手段の前段には、フックに引っ掛かった袋に触れる
カッターを設けることができる(請求項2)。
【0008】上記破袋除去手段には、吸気による(実施
例参照)、掻き取りによるなどの種々の手段を採用し得
る。
【0009】
【作用】このように構成するこの発明に係る除袋装置
は、破袋機により破袋されたゴミ袋が下側ネットコンベ
ア上に送り込まれて搬送されると、上昇流によって、軽
い破れた袋はビン、缶などの比較的重いゴミから離れて
浮き上がり、上側ネットコンベアに至る。すると、その
浮き上がった袋は、上側ネットコンベアの走行により、
そのフックに引っかかり、ともに移動し、除去手段によ
ってフックから除かれる。このとき、カッターがあれ
ば、そのカッターに袋が触れてさらに破られて中のゴミ
(ビン等)が落される。
【0010】上記作用により、下側ネットコンベア上の
ゴミは、破れた袋が除去されて、分別工程に搬送され
る。
【0011】
【実施例】図1乃至図3に一実施例を示し、各スプロケ
ット1…を介してエンドレスなネットコンベア10、2
0が上下に平行に対向して設けられており、両ネットコ
ンベア10、20は、矢印のごとく反対方向に走行す
る。そのネットコンベア10、20は、線状体をネット
(網目)状に編んで無端状としたものであり、空気が流
通し得る。
【0012】下側ネットコンベア10内にはその経路長
さ方向の所要位置3個所に空気吹出口11…が設けられ
ており、この各吹出口11にアキューム部12を介して
ブロアー13から空気が送り込まれ、矢印のごとく、上
下のネットコンベア10、20間に上昇流aが生じる。
その上昇流aの発生エリアの前後及び側面には、ゴム等
からなる可撓性のあるカーテン14を設けて区画する。
前記空気吹出口11は図2に示すようにネットコンベア
10の幅方向ほぼ全長に亘って設けてある。その吹出口
11の位置及び数は任意である。
【0013】この下側ネットコンベア10の往路(上
面)始端に、破袋機からのゴミbが送込まれ、このゴミ
bはネットコンベア10の走行とともに矢印のごとく移
動する。この移動時、上昇流aによって、ゴミb中から
軽い破られた袋cが吹き上げられて浮き、上側ネットコ
ンベア20に向う。一方、ビン、缶等は比較的重いた
め、浮くことなく、コンベア10終端から排出されて分
別工程に向う。図中、15はゴミ受けである。
【0014】上側ネットコンベア20には、その全長に
亘って爪状のフック21が所要間隔で設けられており、
このフック21に、上昇流aによって浮き上がった破れ
た袋cが引っ掛かってネットコンベア20とともに矢印
のごとく移動する。このとき、両ネットコンベア10、
20は逆方向に走行しているため、浮き上がった破袋c
とフック21とは衝突することとなって、その引っ掛か
り(捕捉)は確実に行われる。
【0015】上側ネットコンベア20の往路(下面)終
端には図1、図3に示すようにカッター22が各フック
21間に入り込むように設けられており、このカッター
22に移動する破袋cが触れると、その袋cは、引き裂
かれて大きく破れ、その中に残るゴミbが落下する。す
なわち、破袋cのみがカッター22を通りすぎる。
【0016】カッター22の後段にはコンベア幅全長に
亘る吸引ノズル23が設けられており、この吸引によっ
て、フック21に引っ掛かっている破袋cが離されて吸
い込まれる。吸引ノズル23は、前記のブロアー13に
袋分離器16を介して接続されており、吸い込まれた破
袋cは袋分離器16内においてサイクロン作用により分
離されて、そのボックス16a内に落下する。
【0017】また、上側ネットコンベア20はそのほぼ
往路全体をフード24で被われており、このフード24
内はブロアー25によって吸引されて、上昇流aが上側
ネットコンベア20の往路面に確実に向かい、破袋cが
フック21に確実に引っ掛かる。ブロアー25からの排
気は、図1鎖線のごとく前記下側ネットコンベア10の
空気吹出口11の経路に送り込まれる。
【0018】実施例では、2つのブロアー13、25を
使用したが、1つのブロアーによって各吸気、上昇流a
の形成などを行うこともできる。また、空気吹出口11
は図1矢印に示すように前後に自動的に首振り可能とす
るとよく、さらにカッター22はドラム周囲に複数の刃
を設けた回転刃ともし得る。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上のように構成し、上昇流
によって破れた袋をゴミ中から分離し、それをフックに
引っ掛けて所要位置で除去するようにしたので、破袋後
のゴミ中から袋を自動的に除去することができ、従来の
手作業から解放される。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の概略図
【図2】同実施例の要部断面図
【図3】同実施例の要部断面図
【符号の説明】
1 スプロケット 10 下側ネットコンベア 11 空気吹出口 12 アキューム部 13 ブロアー 14 カーテン 15 ゴミ受け 16 袋分離器 20 上側ネットコンベア 21 フック 22 カッター 23 吸引ノズル 24 フード 25 ブロアー a 上昇流 b 破袋ゴミ c 破れた袋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下のネットコンベア10、20を対向
    して平行に走行させ、下側のネットコンベア10に破袋
    機からの破袋ゴミbを送り込み、上側のネットコンベア
    20は、下側のネットコンベア10との対向面側全長に
    亘って多数のフック21を取付け、 両ネットコンベア10、20には上昇流aが通って、上
    側ネットコンベア20の走行経路の所要位置にはフック
    21に掛かった破袋cの除去手段23を設けて成る除袋
    装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の除袋装置であって、その
    上側ネットコンベア20の走行経路の上記除去手段23
    の前段に、フック21に引っ掛かった袋cに触れるカッ
    ター22を設けてなることを特徴とする除袋装置。
JP14760095A 1995-06-14 1995-06-14 除袋装置 Pending JPH09965A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14760095A JPH09965A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 除袋装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14760095A JPH09965A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 除袋装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09965A true JPH09965A (ja) 1997-01-07

Family

ID=15434011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14760095A Pending JPH09965A (ja) 1995-06-14 1995-06-14 除袋装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH09965A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006335387A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Asahi Breweries Ltd フィルム除去装置
KR20200005892A (ko) * 2018-07-09 2020-01-17 엠엔테크(주) 경량 플라스틱 폐기물 선별장치
CN111056177A (zh) * 2019-12-31 2020-04-24 佛山市集知汇科技有限公司 一种厨余垃圾分离设备
CN111284790A (zh) * 2020-02-12 2020-06-16 宁波奔野重工股份有限公司 一种垃圾智能分离及营养土转换系统碎包装置
CN112371709A (zh) * 2021-01-11 2021-02-19 广州蒙太奇电器有限公司 一种环保用固体废物分类筛选装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006335387A (ja) * 2005-05-31 2006-12-14 Asahi Breweries Ltd フィルム除去装置
JP4546330B2 (ja) * 2005-05-31 2010-09-15 アサヒビール株式会社 フィルム除去装置
KR20200005892A (ko) * 2018-07-09 2020-01-17 엠엔테크(주) 경량 플라스틱 폐기물 선별장치
CN111056177A (zh) * 2019-12-31 2020-04-24 佛山市集知汇科技有限公司 一种厨余垃圾分离设备
CN111056177B (zh) * 2019-12-31 2022-09-06 滨州梧桐树环保科技有限公司 一种厨余垃圾分离设备
CN111284790A (zh) * 2020-02-12 2020-06-16 宁波奔野重工股份有限公司 一种垃圾智能分离及营养土转换系统碎包装置
CN111284790B (zh) * 2020-02-12 2021-06-11 宁波奔野重工股份有限公司 一种垃圾智能分离及营养土转换系统碎包装置
CN112371709A (zh) * 2021-01-11 2021-02-19 广州蒙太奇电器有限公司 一种环保用固体废物分类筛选装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1324987C (en) Apparatus and method for separating recyclable materials
JPH08173832A (ja) ごみ袋開き装置
EP0563002B1 (en) Garbage bag opener
JPH09965A (ja) 除袋装置
JP2001232229A (ja) 破袋機
JPH0985179A (ja) 廃棄物分離装置
CN110561649B (zh) 垃圾处理回收系统
JPH09966A (ja) 除袋装置
JPH08243425A (ja) ゴミ袋の破袋除去回収
EP0472242A1 (en) Method for separating waste
JP3163451U (ja) 風力選別装置
CN213918569U (zh) 高效型蚊香纸片分离装置
CN211566096U (zh) 一种切纸机
JP3544421B2 (ja) ごみ選別装置
WO2021250647A1 (en) Apparatus and method for separation of light plastic materials from waste materials
JP2001096233A (ja) 渦気流吸引装置及びこの渦気流吸引装置を用いた選別装置
JP2004097920A (ja) 袋分離回収機能を備えた破袋機
JP3092901B2 (ja) 破袋装置
JP2004081968A (ja) 破袋処理システム
JP3009865B2 (ja) 破集袋機
JP2001269593A (ja) コンベア式除袋装置
JPH08239102A (ja) 袋体回収装置
CN219254482U (zh) 一种废料收集系统及激光加工设备
JP3756225B2 (ja) 廃棄物分別装置
KR200387220Y1 (ko) 트롬멜 스크린 선별장치