JP2004097920A - 袋分離回収機能を備えた破袋機 - Google Patents

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Abstract

【課題】破袋作業がスムーズに行われて袋詰まりが起こらず、且つ、処理後の袋を自動的に確実に回収することができる袋分離回収機能を備えた破袋機を提供することを課題とする。
【解決手段】搬送面に多数の下刃を突設した下刃付きコンベア3を昇り傾斜状態に設置し、前記下刃付きコンベア3の下部上方にゴミ袋投入用ホッパー2を配設し、また前記下刃付きコンベア3の上半部上に引掛け爪付きチェーン31を添設し、前記下刃付きコンベア3の上端部下方に収納物回収部44を配置すると共に、前記下刃付きコンベア3の前方に垂直方向に循環するメッシュコンベア42を配設し、更に、前記収納物回収部44上を横切って前記メッシュコンベア42に向けてエアを吹付けるブロワー43を設置して成る。
【選択図】    図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は袋分離回収機能を備えた破袋機、より詳細には、回収してきた袋詰めされた空き缶や空きビン等を、再利用のために区分け処理するに当り、自動的に袋を切り開いて缶やビン等を取り出し、且つ、破いた袋を分離回収する袋分離回収機能を備えた破袋機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来上記破袋作業は、カッターや鎌を用い、人手により行なわれることが多かったが、刃物を扱うので危険であり、また、一つ一つ手作業で破袋していくので効率が悪く、しかも破袋の際に缶やビン等が散乱して扱いにくかった。
【0003】
そこで本発明者は、上記諸問題をすべて解決し、自動的に効率よく破袋作業を行なうことができる破袋機を提唱した(特開平9−99928号公報)。この破袋機によれば、人手を煩わすことなく安全、自動的且つ連続的に、しかも切り損じなく、効率よく破袋作業を行なうことができる。
【0004】
しかし、上記破袋機によった場合、一度に多くの袋を投入すると、袋は次々と上刃に向けて送られてくるため、袋が上下刃間に貯まって詰まるおそれがある。また、中身を取り出した後の袋の回収については、十分な措置が取られていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、上記従来の破袋機の場合には、未処理袋が上下刃間に詰まるおそれがあり、また、処理後の袋の回収措置が不十分という問題があったので、本発明はそのような問題のない、即ち、破袋作業がスムーズに行われて袋詰まりが起こらず、且つ、処理後の袋を簡単確実に回収することができる袋分離回収機能を備えた破袋機を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明に係る袋分離回収機能を備えた破袋機は、コンベアによる搬送中に破袋作業を行なう破袋機の前記コンベアの進行端部に、垂直方向に循環するメッシュコンベアを配設すると共に、前記コンベアの進行端から落下する袋の落下路を横切るように前記メッシュコンベアに向けてエアを吹き付けるブロワーを設置して成る。
【0007】
本発明はまた、搬送面に多数の下刃を突設した下刃付きコンベアを昇り傾斜状態に設置し、前記下刃付きコンベアの下部上方にゴミ袋投入用ホッパーを配設し、また前記下刃付きコンベアの上半部上に引掛け爪付きチェーンを添設し、前記下刃付きコンベアの上端部下方に収納物回収部を配置すると共に、前記下刃付きコンベアの前方に垂直方向に循環するメッシュコンベアを配設し、更に、前記収納物回収部上を横切って前記メッシュコンベアに向けてエアを吹付けるブロワーを設置して成る袋分離回収機能を備えた破袋機、を以て上記課題を解決した。
【0008】
好ましくは、前記引掛け爪付きチェーンの進行速度を前記下刃付きコンベアの進行速度よりも速くし、また、前記引掛け爪付きチェーンの引掛け爪を、進行端部において後方に回動可能にする。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施の形態につき、添付図面を参照しつつ説明する。図1は本発明に係る破袋機の正面図、図2はその平面図である。図中1はホッパー2を支持するホッパー架台であり、ホッパー2の下に下刃付きコンベア3が前上り傾斜状態に設置され、下刃付きコンベア3の上半部上に、引掛け爪付きチェーン31が添設される。
【0010】
ホッパー2のゴミ袋供出口は、下刃付きコンベア3の下部上方に開口させる。従って、ホッパー2に投入された袋は、下刃付きコンベア3上に落ち、下刃付きコンベア3によって次々と上方に搬送されていくことになる。
【0011】
図3及び図4は下刃付きコンベア3の構成を示すものである(上記特開平9−99928号公報記載のものと同じである)。下刃付きコンベア3はチェーンコンベアで構成され、前後のリンクプレート17の端部同士をピン18で連結し、左右のリンクプレート17間にエプロン板20を渡して固定する。
【0012】
各エプロン板20の両端には遮止壁21を設置し、袋や袋から出たゴミがコンベア3から脱落しないよう配慮する。遮止壁21はコンベア3の上方端及び下方端における折返し走行時に前後の遮止壁21間に隙間ができないよう、直線走行時において隣接する遮止壁21同士が一部オーバーラップするように構成する(図3参照)。
【0013】
エプロン板20には、適宜間隔置きに下刃取付板22を立設してそれぞれに円形の下刃23を取り付けたものと、下刃取付板22を立設しないものとを用意し、それらを交互に配置する。そして、下刃取付板22を立設するにものについては、隣接するもの同士、それぞれ下刃取付板22の取付位置をコンベア3の幅方向にずらして配列する(図4参照)。かくして、袋がエプロン板20上に乗りやすくなり、且つ、下刃23による破袋効果が上がる。なお、下刃23は、上刃26と接触しないような位置関係に配列する。
【0014】
上刃26は、架台1に軸支された揺動軸27に適宜間隔置きに並設され、揺動軸27と一体となり、コンベア3の中間部上において連続的に揺動運動をする(図1参照)。揺動軸27は、架台1に設置したモータブラケット28上に据えられたモータ29により、クランク機構30を介して揺動回転駆動される。
【0015】
図5は引掛け爪付きチェーン31の構成を示すもので、該チェーン31は、引掛け爪32を設置した爪用リンクプレート33と、各リンクプレート33にピン結合されたバネ支持用リンクプレート34を、適宜間隔置きに配置して成り、下刃付きコンベア3よりも進行速度を速めたものである(例えば、3倍の速度とする。)。
【0016】
引掛け爪32は、左右の爪用リンクプレート33、33間に設置された爪取付ブロック35に、回動可能にして複数設置される。引掛け爪32の中程には、引張りバネ36の一端が固定される。引張りバネ36の他端は左右のバネ支持用リンクプレート34、34間に設置されたバネ取付ブロック37に固定される。引張りバネ36は、常時引掛け爪32を引張り、引掛け爪32に一定圧以上の力が作用した場合に、引掛け爪32が、図3において時計回り方向に回動することを許容する。そして、それに対する一定圧以上の作用力がなくなることにより、引掛け爪32は、引張りバネ36に引かれて元の状態に復帰する。
【0017】
38は、引掛け爪付きチェーン31をカバーする側板間に渡された作用棒で、前進してくる引掛け爪32の下部がこれに当たる結果、引掛け爪32が図3において時計回りに回動する。チェーン31が更に進行して引掛け爪32が作用棒38から外れると、引掛け爪32は引張りバネ36に引かれて元の状態に戻る。
【0018】
図1に戻って、41は、下刃付きコンベア3の前方に配備された袋分離回収部で、それは、垂直方向に循環するメッシュコンベア42と、メッシュコンベア42に向けてエアを吹き付けるブロワー43とから成る。ブロワー43は、袋内収納物52の回収手段である排出コンベア44上を横切ってメッシュコンベア42にエアを吹き付けるように、下刃付きコンベア3の下側に配置される。
【0019】
上記構成において、缶、ビン等の収納物52を収納した袋51が多数ホッパー2内に投入されると、袋51は、上昇する下刃付きコンベア3に載って上方に搬送される。袋51は、先ず揺動する上刃26によって上方から切り開かれ、その際袋51は、上刃26によって加圧されると共にずり動かされることにより、下刃23によって下方からも切り開かれてボロボロになる。
【0020】
切り開かれた袋51が更に上昇すると、これに、循環する引掛け爪32が引掛かり、引掛け爪32の進行速度が下刃付きコンベア3よりも、例えば3倍速いため、袋51が急速に引掛け爪32に引掛け上げられて、収納物52を放出しつつ上方に引張られていく。従って、下刃付きコンベア3と引掛け爪付きチェーン31との間に袋51が詰まることはない。
【0021】
袋51から出た収納物52は、下刃付きコンベア3の前端部から落下して排出コンベア44上に落ち、図示せぬ選別処理部へ搬送される。一方、引掛け爪32に引掛った袋51は、引掛け爪32が作用棒38に当たって後方に回動するに伴ない、引掛け爪32から外れて排出コンベア44上に舞い落ちようとするが、その途中でブロワー43によって吹き飛ばされ、下方に進行するメッシュネット42に密着する。
【0022】
メッシュネット42に密着した袋51は、メッシュネット42に張り付いたまま下降し、ブロワー43からのエアの影響がなくなったところでメッシュネット42から脱落し、その下の回収箱45内に回収される。メッシュネット42から脱落せず、張り付いたまま裏側を上昇していく袋51があっても、それに対してブロワー43からのエアが、メッシュネット42を通して作用するため、メッシュネット42から引き離されて吹き飛ばされ、落下して回収箱45内に回収される。
【0023】
【発明の効果】
本発明は上述したとおりであって、破袋作業がスムーズに行われると共に、切り開かれた袋が下刃付きコンベアよりも十分に速く進行する引掛け爪に引掛けられて急速に引き上げられるので、袋がその部分に詰まることはなく、除袋作業を迅速且つ確実に行なうことができ、しかも、処理後の袋を自動的に確実に回収することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る破袋機の全体構成図である。
【図2】本発明に係る破袋機の平面図である。
【図3】本発明に係る破袋機における下刃付きコンベアの構成図である。
【図4】本発明に係る破袋機における下刃付きコンベアの下刃の配置例を示す図である。
【図5】本発明に係る破袋機における引掛け爪付きチェーンの構成図である。
【符号の説明】
1  架台
2  ホッパー
3  下刃付きコンベア
17  リンクプレート
18  ピン
20  エプロン板
21  遮止壁
23  下刃
26  上刃
27  揺動軸
28  モータブラケット
29  モータ
30  クランク機構
31  引掛け爪付きチェーン
32  引掛け爪
33  リンクプレート
34  リンクプレート
35  爪取付ブロック
36  引張りバネ
37  バネ取付ブロック
38  作用棒
42  メッシュネット
43  ブロワー
44  排出コンベア
51  袋
52  収納物

Claims (4)

  1. コンベアによる搬送中に破袋作業を行なう破袋機の前記コンベアの進行端部に、垂直方向に循環するメッシュコンベアを配設すると共に、前記コンベアの進行端から落下する袋の落下路を横切るように前記メッシュコンベアに向けてエアを吹き付けるブロワーを設置して成る袋分離回収機能を備えた破袋機。
  2. 搬送面に多数の下刃を突設した下刃付きコンベアを昇り傾斜状態に設置し、前記下刃付きコンベアの下部上方にゴミ袋投入用ホッパーを配設し、また前記下刃付きコンベアの上半部上に引掛け爪付きチェーンを添設し、前記下刃付きコンベアの上端部下方に収納物回収部を配置すると共に、前記下刃付きコンベアの前方に垂直方向に循環するメッシュコンベアを配設し、更に、前記収納物回収部上を横切るように前記メッシュコンベアに向けてエアを吹付けるブロワーを設置して成る袋分離回収機能を備えた破袋機。
  3. 前記引掛け爪付きチェーンの進行速度を前記下刃付きコンベアの進行速度よりも速くした請求項2に記載の袋分離回収機能を備えた破袋機。
  4. 前記引掛け爪付きチェーンの引掛け爪を、進行端部において後方に回動可能にした請求項2又は3に記載の袋分離回収機能を備えた破袋機。
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