JP3092862B2 - dv/dt妨害排除能力を備えた回路とMOS回路のためのゲートドライバ - Google Patents
dv/dt妨害排除能力を備えた回路とMOS回路のためのゲートドライバInfo
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Description
/dt過渡パルスによる誤動作に対する妨害排除能力を作
成する新しいレベル・シフト回路に関する。
ルへ小さな制御信号の電位をシフトするためのレベル・
シフト回路は良く知られており、しばしばパワー集積回
路チップの中に組み込まれる。このタイプの典型的なデ
バイスには、本出願人であるインターナショナル・レク
チファイヤー・コーポレーション(International Rec
tifier Corporation)によって販売されているIR21
10がある。IR2110は、パワーMOSFET若し
くは、独立の高電圧、そして低電圧出力チャンネルを備
える絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以下、単に「I
GBT」とする)のゲートを駆動するための高電圧、高速
MOSゲート・パワー・デバイスである。このパワーデ
バイスは論理入力を備えており、ドライバチップの使用
者によって論理入力が供給される。浮動的な高電圧チャ
ンネルは、500Vまでの高電圧レール(Voltag
e rail)に動作しないNチャンネルパワーMOS
FETもしくは、IGBTの駆動に用いられる。
る一般的な課題は、高いdv/dt過渡状態の影響における
誤動作、すなわち論理入力によって要求していない出力
の発生である。より明確には、そのような回路は一般
に、低電圧参照信号を浮動レールの電圧でスイッチ回路
を操作する高電圧浮動レールへ変換する高電圧レベル・
シフト・トランジスタ回路を持つ。そのレベルシフトト
ランジスタは、パワーの浪費を最小にするために短いパ
ルスが存在する期間のみターンオンされる。しかしなが
ら、高電圧スイッチ回路の出力は、たとえ入力が全くさ
れなくとも、レベルシフトトランジスタのドレイン、も
しくはコレクタ上の寄生静電容量のために、速いdv/dt
過渡現象によって切り換えられ得るのである。
別回路は、高電圧DMOSレベルシフト回路の出力と、
メイン・スイッチ回路との間に接続される速いdv/dt過
渡状態から通常のスイッチングパルスを識別する。本発
明は±50V/ナノセカンド以上のdv/dt妨害排除能力
の測定結果を与えるが、理論上は完全に妨害排除能力を
備える回路となる。
SFET21,22に対する高電圧MOSゲートドライ
バとして機能するパワー集積回路20の概略図が示され
ている。パワー集積回路20は、出力ピン1〜3,5〜
7,9〜13を備える。
つ。 ピンNo. 役 割 1 例えば0〜20Vで振動する(低電圧のMO
SFET22のゲートへの)低電圧出力電圧。 2 共通の接地 3 例えば、20Vの低電圧定格電源電圧 4 高電圧の浮動電源オフセット電圧(例えば、
500V) 6 例えば、520Vの高電圧の浮動電源絶対電
圧 7 例えば、500〜520Vで振動する(高電
圧のMOSFET21への)高電圧出力電圧 9 論理電源電圧(20V) 10,11,12 例えば、4a,4bそして4cの図におけるタイ
ミングチャートに従うピン1,7での出力電圧の所望の
制御のための低電圧論理入力 13 論理電源接地
めに接続された図1の集積回路20を示す。メインパワ
ーMOSFET30は、約500V以下の高電圧電源V
Rに接続されたドレイン電極を備える。そのバックコン
バーター回路は、一般的なダイオード31、インダクタ
32、コンデンサ33、そして通常の方法でコンデンサ
33の向こう側に接続される負荷を含む。0.1μF(マ
イクロファラッド)のコンデンサ35は、ピン5と6と
の間に接続され、例えば、10KF6型のダイオード3
6は、ピン3と6との間に接続される。15Vの電源入
力は、ピン3と9に接続され、1μFのコンデンサ37
はピン9からピン2,11,12、そして13に接続され
ている。適切な論理入力はピン11に接続されている。
5に接続された回路の接続点に於ける速いdv/dt過渡現
象による誤ったトリガから図1,図2の回路に妨害排除
能力を備えるための新しい回路を含む。
在する回路の機能ブロック図である。図3のピン番号
は、図1,図2の同じピン番号に対応する。論理入力ピ
ン10,11,12は、シュミットトリガ50,51,52
を通ってRSラッチ55,56に接続されている。ラッ
チ55,56はゲート57,58を通り、それぞれレベル
シフト回路59,60に接続されている。図から分かる
ように、レベルシフト回路59,60の出力はそれぞれ
ピン7,1、での高電圧制御出力及び低電圧制御出力を
制御する。
0からの出力は、遅延回路61を通ってゲート回路62
の一方の入力に印加されている。ゲート62の出力はM
OSFETトランジスタ63,64のゲート電極に接続
されている。後述されるように、これらのトランジスタ
は、ピン11,12への論理入力により要求されると
き、ピン1におけるゲート電圧を作成する。
ーMOSFETもしくはIGBTのターンオンを防止す
るために、ピン3において不足電圧が検出された時、ゲ
ート62からの出力を無効とする不足電圧検出回路70
を含む。
ルシフト回路59は、パルス発生器80に接続される一
つの入力端子を備える。不足電圧検出回路70は、ま
た、パルス発生器80に接続され、ピン3の不足電圧条
件の検出に応答して高電圧出力チャンネルをターンオフ
する。
え、セット出力(図5(b))はMOSFET81のゲート
に接続され、リセット出力(図5(c))はMOSFET8
2のゲートに接続されている。図5(a)はピン10にお
ける入力HINの波形を示す。図5(b)のセットパルス
はMOSFET81に印加され、図5(c)のリセットパ
ルスはMOSFET82に印加される。セットパルス
は、パルスHINの立ち上げに伴いトリガされ、リセッ
トパルスはパルスHINの降下に伴いトリガされる。こ
れらのパルスは図示されるようにそれぞれts,trの幅を
持つ。
の接続レールで接続され、それらのドレインはそれぞれ
抵抗90,91に接続されている。
OSFET81,82へのパルス印加は、それぞれ、M
OSFET81,82と抵抗90,91との間における出
力電圧パルスVset,Vrstを発生する。パルスVset,Vr
stはそれぞれ図5(d),図5(e)に示される様な波形を持
つ。
よる新しいパルスフィルター93に印加される。フィル
ター93の出力チャンネルは、本発明に従ってラッチ9
4のR,S入力に接続される。第2の不足電圧検出回路1
02は、ピン6において不足電圧が検出された時に、信
号がピン7に印加されていないことを保証するためにラ
ッチ94への入力として備えられる。普通の状態下にお
いて、パルスフィルター93を通過するパルスVset,V
rstは、それぞれ図5(f),図5(g)に示されるような波形
を持ち、それぞれtsf,trfの幅を持つ。これらのパルス
はパルスフィルター内の遅延時間tfだけ短くされる。遅
延時間tfは、例えば、tsf=(ts−tf)、そしてtrf=(tr
−tf)となるようなフィルター時間である事に注意すべ
きである。しかしながら、パルスフィルター93の入力
において現れる過渡的なdv/dtパルスは、図5(h)のパ
ルス形状を持ち、遅延時間tfより短いパルス幅tvを持
つ。結果として、システム内で過渡的なdv/dt信号によ
り形成されるパルスtvは容易に識別され、RSラッチ9
4を動作するパルスフィルターを通過することはない。
0,101をターンオン及びターンオフする時に用いら
れる。このようにしてハイレベルの信号がRSラッチの
入力Rに印加されたならば、ピン7の出力はターンオフ
となる。ハイレベルの信号がラッチ94の入力Sに印加
されたならば、ピン7の出力はターンオンとなる。
な説明を行う。一般に、図3の構造は、モノリシックな
高電圧チップに含まれ、高速で作動する2チャンネルパ
ワーMOSFETもしくはIGBTのドライバとして動
作する。このドライバは、本質上、ピン10,11,12
での論理入力信号を変換し、低いインピーダンス「同
相」出力に対応する。低電圧のチャンネル出力ピン1
は、ピン3での固定レール(fixed Rail)を基準とし
て、そしてピン7での高電圧のチャンネル出力は、50
0Vまでのオフセット能力を持つピン6での浮動レール
を基準とする。
(a),図4(b)、図4(c)に関連して説明されるように2つ
の出力チャンネルの制御パルスを発生する。このように
して、図4(c)におけるピン7,1でのHO,LO出力は
それぞれ、図4(a)のピン10,12におけるHIN,L
IN論理入力と同相となる。ピン11(図4(b))でのS
D入力がハイレベルに切換えられた時、2つの出力H
O,LOはターンオフとなる。出力はピン11のSD入
力がローレベルに切換えられても、図4(a)におけるそ
れぞれの入力の次の立上りエッジまで、オフのままであ
る。
下の時、不足電圧引きはずし検出回路70は、前述した
様な両チャンネルを無効とする遮断信号を送る。ピン6
での電圧がそれ自体の不足電圧引きはずし点以下の時、
もう一方の不足電圧検出ブロック102は、高電圧のチ
ャンネルを無効とするために用いられる。論理入力1
0,11,12は、高いノイズ妨害排除能力を備えるため
にヒステリシス幅を伴うシュミットトリガ回路を用いて
おり、遅い立ち上がり時間を伴う入力を受け付ける。
源電圧を使用することができるそれ自身の論理電源を参
考とした。レベルシフト回路59,60は、好ましく
は、出力ドライバへの論理信号をシフトするむしろ高ノ
イズ妨害排除能力を備えた回路である。従って、論理接
地13とパワー接地2との間に±5V定格オフセットを
備えた論理回路は、出力ドライバのスイッチ動作による
ノイズカップリングの発生によっては影響されない。
スのタイミング要求時期を単純化するように、使用低電
圧遅延チャンネルを用いて調整される。ピン5での電圧
が0Vかその近傍である時に高電圧のターンオン命令は
通常、ピン5の電圧が0Vである時に実行されるので、
ターンオン遅延は、低電圧のチャンネル、そして高電圧
のチャンネルに対して120ナノセコンドに調整され
る。高電圧のターンオフ命令は、高電圧のパワーMOS
FETがオン、そしてピン5での電圧がピン6での高電
圧レールと同じかその近傍となった後に通常、実行され
る故に、ピン5での電圧が500Vである時に、低電圧
のチャンネル、そして高電圧のチャンネルに対して94
ナノセコンドに調整される。
ネルは、同一の低いクロス伝導(cross−cond
uction)トーテムポール出力接続トランジスタが
用いられる。従って、出力ドライバは、2A以上のピー
ク電流と約3Ωより小さなオン抵抗を持つ2つのN−チ
ャンネルMOSFET100,101を含む。出力MO
SFETの1つは、ソースホロワとして接続され、その
他は、コモンソースとして接続される。トーテムポール
配置のため、立ち上がり時間は容量性負荷を駆動する降
下時間より緩やかである。例えば、典型的な3300p
F(ピコファラッド)の負荷に対しては立ち上がり、そ
して降下時間は、それぞれ50ナノセカンド、33ナノ
セカンドである。
て、4V以上に振動する時でさえ、高電圧レベルシフト
回路は正常に機能するように設計されている。この状態
は、図2に示される型式の回路内の出力フリーホィーリ
ングダイオードの再循環周期中にしばしば起こる。
器80により発生される図4aのHIN入力の立ち上が
りエッジ、そして降下エッジによってそれぞれ狭いオン
パルス,オフパルスはトリガされる。それぞれのパルス
は、浮動レールに作用しないRSラッチ94をセット、
もしくはリセットする独立した高電圧レベル・トランジ
スタ81,82を駆動するのに用いられる。ピン10で
の接地基準HIN信号のレベルシフトは、浮動レールを
基準とされる信号を変換することによって達成される。
各高電圧レベル・トランジスタ81,82は、各セッ
ト、リセット操作を伴う短いオン、オフパルスの期間の
みターンオンされるため、パワーの浪費を最小限にとど
める。しかしながら、これは過渡状態の高いdv/dtパル
スによって誤ってトリガを行なうという問題を生じた。
現象によるRSラッチ94の誤ったトリガは、パルス識
別回路93の使用によって通常のプルダウン・パルスか
らそれらを効果的に区別することによって防止される。
このようにして、回路93は、高電圧のチャンネルにあ
らゆる大きさのdv/dt値の過渡パルスに対する本質的妨
害排除能力を作成する。
に適用する事ができる。例えば、2つの上記ドライバ
は、通常のHブリッジを駆動する時に用いられ得、3つ
の上記ドライバは、3相ブリッジ電動機の駆動におい
て、パワーMOSFET若しくはIGBTデバイスを制
御するのに用いられる。一般に、MOSFETドライバ
は、パワーMOSFETもしくはIGBTへ事実上のあ
らゆる適用性を持つ。
使用され得る好ましいパルス発生器の回路図である。
「HIN」と付された入力線は、図3のレベルシフト回路
59からのリード線である。「セット」, 「リセット」と付
された出力リード線は、図5のMOSFET81,82
のゲートに接続されたリード線に該当する。
ンネルからなる。第一のチャンネルは、デジタルNOR
ゲート201の1つの入力端子に接続されているインバ
ータゲート200を有する。その第一のチャンネルは、
また、インバータゲート202,203,204,205
に直列に接続される構成の遅延ブロックを含む。ゲート
205の出力端子は、NORゲート201の他の入力端
子に接続されている。2つの2.3pFのコンデンサは、
インバーター203〜204と204〜205間のノー
ドから、それぞれ接続されている。
ットパルスのために用いられ、第一のチャンネルと同じ
構造を持ち、NORゲート215に接続されるインバー
タゲート210と遅延ブロックインバータ211,21
2,213,214を含む。
得る。動作において図6の回路は、インバーター202
〜205、若しくは211〜214のチェーンを通過す
る信号の時間によって決定されるパルス幅を持つパルス
を作成する。
FET81を示す。パルスフィルター93の残りの半分
は、図示する半分と同一であるが、MOSFET82を
組み込むものである。MOSFETの使用は自由であ
り、回路はバイポーラ・レベルシフトトランジスタでも
実施され得る。
であり、プルアップ抵抗器90はあらゆる型式の電流源
にもなり得る。高電位から低電位へのレベルシフトを行
う時にも本発明は適用する事ができる。その場合、レベ
ルシフトトランジスタはP−チャンネルMOSFETも
しくはPNPトランジスタとなり、プルアップ抵抗器
は、プルダウン抵抗器もしくは、他の電流シンク源の型
となる。
N形エピタキシャル基板内のP形領域として実施され
る。そのような構造は直列に分布された固有のダイオー
ド220,221,222を持つ。2番目の抵抗器223
は、ポリシリコン抵抗器として実施される。抵抗器22
3は。寄生バイポーラのターンオンを防止するトランジ
スタ81のソースと直列のバラスト抵抗器である。また
図7には、MOSFET81のドレインとソースとの間
のコンデンサ224を示す。
分は、順にMOSFETの対230と231,232と
233,234と235,236と237で構成されるイ
ンバータチェーン回路を構成する。これらは後述するよ
うに、トランジスタ81によって作成されるパルスを
「角張った形状」にする。コンデンサ240と抵抗器2
41はそれぞれ3pF,10KΩであり、後述するよう
に、このパルスを立ち上げる時点において遅延を生じ
る。
A〜Fにおけるパルス波形を示す図8(A)〜図8(F)の波
形を参照することで最も良く理解される。
ンオンするのに用いるパルスは、図6のゲート201の
セットチャンネル出力端子より得られる図7に示される
MOSFET81のゲート上のパルスである。このパル
スはプルアップ抵抗器90の作用の結果として図7のB
点における図8(B)に示される形状のパルスを作成す
る。ステージ230〜231は図8(C)に示されるC点
においてパルスを角張った形状にし、そして図8(D)に
示されるステージ232〜233によってD点におい
て、より一層角ばったパルスとされる。次のステージ2
34〜235におけるコンデンサ240と抵抗器241
は、図8(E)に示されるE点においてパルスの立ち上が
りを遅延する。このパルスは図8(F)に示されるよう
に、ステージ236〜237によってF点において角張
った形状にされる。このパルスは、しかしながら、A点
において適用されるパルスの前縁(立ち上がり区間)から
約50ナノセカンドだけ遅延された前縁を持つ。
/dt信号の影響を次に考察する。従来の回路において、
そのような高いdv/dt信号は、図3のRSラッチ94へ
適用される予定された放電信号として誤って認知され、
ピン7に誤った放電信号を発生する。しかしながら、本
発明によると、そのようなdv/dtパルスはフィルター9
3を通過しない。
で示される。このパルスは図8(C)と図8(D)において角
張った形状にされる。この短いパルスは、ステージ23
6〜237に十分なゲートドライブ信号を発生できず、
そのためパルスはF点で出力に現れない。その結果、dv
/dtで誘起されたパルスは、回路に誤ったトリガを掛け
る事はない。
たものであるが、他の多くの種類や改良、他の用途は当
業者にとって自明となるだろう。従って、本発明は、こ
の明細書によって限定されるものではなく、添付された
請求の範囲によってのみ限定されるものである。
IR2110パワー集積回路の概略図である。
への適用を示す図面である。
であり、特に、本発明の新しいdv/dt妨害排除能力を備
える回路を示す図である。
る。 (a)は、ピン10,12におけるHIN,LIN論理
入力を示す。 (b)は、ピン11におけるSD入力を示す。 (c)は、ピン7,1におけるHO,LO出力を示す。
ベースを示す図である。 (a)は、ピン10におけるHINの入力波形を示す。 (b)は、セットパルスを示す。 (c)は、リセットパルスを示す。 (d)は、出力電圧パルスVsetを示す。 (e)は、出力電圧パルスVrstを示す。 (f)は、フィルター通過後のパルスVsetを示す。 (g)は、フィルター通過後のパルスVrstを示す。 (h)は、過渡 dv/dt パルスを示す。
る。
る。
パルス波形を示す図である。 (A)は、図7のA点におけるパルス波形を示す。 (B)は、図7のB点におけるパルス波形と、dv/dtパ
ルス(点線)を示す。 (C)は、図7のC点におけるパルス波形と、dv/dtパ
ルス(点線)を示す。 (D)は、図7のD点におけるパルス波形と、dv/dtパ
ルス(点線)を示す。 (E)は、図7のE点におけるパルス波形と、dv/dtパ
ルス(点線)を示す。 (F)は、図7のF点におけるパルス波形を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】 dv/dt過渡現象に対する妨害排除能力を
備え、一の電圧レベルから異なる電圧レベルへ論理電圧
状態をシフトするレベルシフト回路であって、 論理レベル入力回路手段と; 上記論理レベル入力回路手段に接続されたパルス発生手
段と; 上記パルス発生手段の出力端子に接続された制御電極
と、一対の主電極とを有するトランジスタ手段と; 上記トランジスタ手段の主電極に直列に接続された電流
源手段と; 上記トランジスタ手段の主電極の1つに接続された入力
端子と、出力端子とを有するパルスフィルターと; 上記パルスフィルターの出力端子に接続された出力回路
手段とからなり; 上記パルスフィルターは、更に、速いdv/dtを持つ過渡
信号をパルス信号に変換する手段と、そのパルス幅によ
って上記トランジスタ手段の主電極に印加されるdv/dt
過渡信号と区別された正常動作パルスのみを選択して通
過させる手段とを含み、 上記パルスフィルターは、上記パルスの幅を決定し、上
記正常動作パルス及びdv/dt過渡信号により生成される
上記パルスの立ち上がり時間を遅延させる手段と、遅延
させたパルスのレベルを所定のしきい値と比較する手段
とを含み、dv/dt過渡信号により生成されるその遅延さ
せたパルスは上記しきい値よりも低いレベルを有してお
り、そのため通過されることがなく、 上記パルスフィルターは、MOSFETの対を複数接続
してなるインバータ連鎖回路と、上記MOSFET対の
一の対であって、その出力端子が上記出力回路手段に接
続されたMOSFET対の各入力端子の間に形成され、
かつ、別のMOFET対の出力端子の間に形成されたノ
ードに接続された第1の端を有するとともに、共通端子
に接続された第2の端を備えるコンデンサと、上記別の
MOFET対の一方のMOFETのソースとその別のM
OFET対の他方のMOFETのドレインとの間に接続
された抵抗とにより形成され、 上記出力回路手段は、上記パルスフィルターを通るパル
ス信号の通過に応答してスイッチ機能を発揮することを
特徴とするレベルシフト回路。 - 【請求項2】 MOS回路のためのゲートドライバであ
って、 MOSデバイスの動作のための所望の情報を指令する信
号情報を出力する入力論理回路手段と; 上記入力論理回路手段の指令にしたがい上記MOSデバ
イスを動作させるためにMOSデバイスゲート回路を接
続するためのMOS駆動出力回路と; 上記入力論理回路手段にしたがい所定の時間幅の出力パ
ルスの列を生成するパルス発生手段と; 該パルス発生手段に接続され、そのパルス発生手段から
のパルス信号によりオン・オフされる制御回路を有する
トランジスタスイッチ手段とを備え、 該トランジスタスイッチ手段は出力回路を有しており、
その出力回路は上記MOS駆動出力回路に接続され、上
記入力論理回路手段の指令にしたがい上記MOS駆動出
力回路をオン・オフし; さらに、上記ゲートドライバは、上記トランジスタスイ
ッチ手段の出力回路と上記MOS駆動出力回路の間に接
続されたパルスフィルターからなる改良を含み; 上記パルスフィルターは、上記パルス発生手段により生
成されたパルスの幅を持つ正常動作パルスを通過させ、
速いdv/dtを持つ過渡信号により生成されるより短いパ
ルスはフィルタリングして通過させず、それによって、
上記MOS駆動出力回路において生成されるノイズパル
スにより引き起こされる予期せぬdv/dtの発生に対する
妨害排除能力を上記回路に与え、 上記パルスフィルターは、入力されるパルスの幅を決定
する手段と、上記の正常動作パルス及びdv/dt過渡信号
により生成された上記パルスの立ち上がり時間を遅延さ
せる手段と、その遅延された複数のパルスのレベルを所
定のしきい値と比較する手段とを含み、上記dv/dt過渡
信号により生成され、上記遅延された上記パルスは上記
しきい値より小さい値を有し、そのためフィルタを通過
されることはなく、 上記パルスフィルターは、MOSFETの対を複数接続
してなるインバータ連鎖回路と、上記MOSFET対の
一の対であって、その出力端子が上記出力回路手段に接
続されたMOSFET対の各入力端子の間に形成され、
かつ、別のMOFET対の出力端子の間に形成されたノ
ードに接続された第1の端を有するとともに、共通端子
に接続された第2の端を備えるコンデンサと、上記別の
MOFET対の一方のMOFETのソースとその別のM
OFET対の他方のMOFETのドレインとの間に接続
された抵抗とにより形成されることを特徴とするMOS
回路のためのゲートドライバ。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US528,145 | 1983-08-31 | ||
US52814590A | 1990-05-24 | 1990-05-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04230117A JPH04230117A (ja) | 1992-08-19 |
JP3092862B2 true JP3092862B2 (ja) | 2000-09-25 |
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Family Applications (1)
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JP03118439A Expired - Lifetime JP3092862B2 (ja) | 1990-05-24 | 1991-05-23 | dv/dt妨害排除能力を備えた回路とMOS回路のためのゲートドライバ |
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CA (1) | CA2043100A1 (ja) |
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GB (1) | GB2244400B (ja) |
IT (1) | IT1248393B (ja) |
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