JP3092486B2 - 機械式駐車場 - Google Patents
機械式駐車場Info
- Publication number
- JP3092486B2 JP3092486B2 JP07191760A JP19176095A JP3092486B2 JP 3092486 B2 JP3092486 B2 JP 3092486B2 JP 07191760 A JP07191760 A JP 07191760A JP 19176095 A JP19176095 A JP 19176095A JP 3092486 B2 JP3092486 B2 JP 3092486B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- storage means
- stages
- holding
- mechanical parking
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- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は駐車装置、特にパレ
ットを用いる機械式駐車場に関するものである。
ットを用いる機械式駐車場に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】パレットレールが上下２段に設けられて
いる機械式駐車場において、上段にあるパレットを下段
に、または下段にあるパレットを上段に移し変える方法
の先行技術とし特開平４−１１８４７２が知られてい
る。
いる機械式駐車場において、上段にあるパレットを下段
に、または下段にあるパレットを上段に移し変える方法
の先行技術とし特開平４−１１８４７２が知られてい
る。
【０００３】この装置を図４に示す。この装置では、車
を積載するスペースに設けられた上下２段のパレット用
レール２，３の横に、パレット１の入替えのための専用
レール１６があり、このレール１６はリフタ１２により
上下に移動されるようになっている。そして、パレット
１は上段レール２または下段レール３のどちらか一方に
一枚収納されている。
を積載するスペースに設けられた上下２段のパレット用
レール２，３の横に、パレット１の入替えのための専用
レール１６があり、このレール１６はリフタ１２により
上下に移動されるようになっている。そして、パレット
１は上段レール２または下段レール３のどちらか一方に
一枚収納されている。
【０００４】また、車を積載するスペースの隣には、車
を各駐車層との間で運搬するための搬機９があり、この
搬機９にもパレット用のレール１３，１４が２段に設置
されている。そして、車を積載するスペースと搬機との
間にはシャッター１０が設けられていて、人が乗り降り
する際の安全を確保している。
を各駐車層との間で運搬するための搬機９があり、この
搬機９にもパレット用のレール１３，１４が２段に設置
されている。そして、車を積載するスペースと搬機との
間にはシャッター１０が設けられていて、人が乗り降り
する際の安全を確保している。
【０００５】車を出庫する際の動作は、まず車が載った
パレット１が搬機上段レール１３上らに載せられ、駐車
層より搬送されてくる。また、下段レール３上には空の
パレット１５が１枚載せられている。そして、車を載せ
たパレット１は上段レール２に、空のパレット１５は搬
機の下段レール１４にそれぞれ移載された後、シャッタ
ー１０が閉じて、人が車に乗り込み、車はパレット上よ
り出庫されていく。
パレット１が搬機上段レール１３上らに載せられ、駐車
層より搬送されてくる。また、下段レール３上には空の
パレット１５が１枚載せられている。そして、車を載せ
たパレット１は上段レール２に、空のパレット１５は搬
機の下段レール１４にそれぞれ移載された後、シャッタ
ー１０が閉じて、人が車に乗り込み、車はパレット上よ
り出庫されていく。
【０００６】その後、再び車の出庫を行うためには、こ
の上段レール２にあるパレット１を下段レール３に移し
替える動作を行う必要がある。この動作は、以下のよう
に行われる。
の上段レール２にあるパレット１を下段レール３に移し
替える動作を行う必要がある。この動作は、以下のよう
に行われる。
【０００７】まず、パレット１を一旦パレット入替え専
用レール１６に待避させる。そして、このレール１６は
リフタ１２により、パレット１を下段レール３と同じレ
ベルの高さまで下降させ、下段レール３にパレット１を
移動するという手順で行われている。また。車を入庫さ
せる際には、上記出庫の動作の逆の手順により行われ
る。
用レール１６に待避させる。そして、このレール１６は
リフタ１２により、パレット１を下段レール３と同じレ
ベルの高さまで下降させ、下段レール３にパレット１を
移動するという手順で行われている。また。車を入庫さ
せる際には、上記出庫の動作の逆の手順により行われ
る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
方法ではパレットを待避させるための場所を確保しなけ
ればならないという問題がある。また、パレットを待避
レールとの間で横行移動させるための動作及びその機構
が必要となる。本発明は上記のような問題を解消できる
ようにした機械式駐車場を提供することを課題とするも
のである。
方法ではパレットを待避させるための場所を確保しなけ
ればならないという問題がある。また、パレットを待避
レールとの間で横行移動させるための動作及びその機構
が必要となる。本発明は上記のような問題を解消できる
ようにした機械式駐車場を提供することを課題とするも
のである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】本発明の機械式駐車場
は、搬機に上下２段のパレット用レールを有し、入出庫
室に上下２段のパレット収納手段を有し、前記入出庫室
のパレット収納位置を上段から下段、または下段から上
段に入れ替えるパレット入替装置を備えた機械式駐車場
において；収納されているパレットが、前記上下２段の
パレット収納手段の間を上下に移動できるように、上下
２段のパレット収納手段の位置をずらす手段と；前記上
下２段のパレット収納手段の代わりにパレットを保持す
るパレット保持手段と；前記パレット保持手段を前記上
下２段のパレット収納手段間で上下に移動させるパレッ
ト保持手段の駆動手段と；を具備したことを特徴とする
ものである。また、上記諸手段を具備した機械式駐車場
におけるパレット入替方法である。
は、搬機に上下２段のパレット用レールを有し、入出庫
室に上下２段のパレット収納手段を有し、前記入出庫室
のパレット収納位置を上段から下段、または下段から上
段に入れ替えるパレット入替装置を備えた機械式駐車場
において；収納されているパレットが、前記上下２段の
パレット収納手段の間を上下に移動できるように、上下
２段のパレット収納手段の位置をずらす手段と；前記上
下２段のパレット収納手段の代わりにパレットを保持す
るパレット保持手段と；前記パレット保持手段を前記上
下２段のパレット収納手段間で上下に移動させるパレッ
ト保持手段の駆動手段と；を具備したことを特徴とする
ものである。また、上記諸手段を具備した機械式駐車場
におけるパレット入替方法である。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態の一例
を図面により説明する。図１は本発明の実施の形態にお
ける要部の説明図、図２は側方（図４と同じ方向）から
見た全体構成図である。
を図面により説明する。図１は本発明の実施の形態にお
ける要部の説明図、図２は側方（図４と同じ方向）から
見た全体構成図である。
【００１１】入出庫室に上下２段のパレット収納手段
２，３が設けられている。この収納手段２，３は、パレ
ット１を載置する対向配置された一対のレール２ａ，２
ｂ及びレール３ａ，３ｂから構成されている。そして、
レール２ａー２ｂ間及びレール３ａー３ｂ間の上下２段
にそれぞれパレット１が１枚ずつ収容可能になってい
る。
２，３が設けられている。この収納手段２，３は、パレ
ット１を載置する対向配置された一対のレール２ａ，２
ｂ及びレール３ａ，３ｂから構成されている。そして、
レール２ａー２ｂ間及びレール３ａー３ｂ間の上下２段
にそれぞれパレット１が１枚ずつ収容可能になってい
る。
【００１２】また、レール２ａ，３ａ及びレール２ｂ，
３ｂは、それぞれ、パレット収納手段２，３の位置ずら
し手段としてのシリンダ４ａ，４ｂに接続されており、
シリンダによりレール２ａ，３ａ及びレール２ｂ，３ｂ
をひっ込めた状態で、パレット１が上下に移動できるよ
うになっている。
３ｂは、それぞれ、パレット収納手段２，３の位置ずら
し手段としてのシリンダ４ａ，４ｂに接続されており、
シリンダによりレール２ａ，３ａ及びレール２ｂ，３ｂ
をひっ込めた状態で、パレット１が上下に移動できるよ
うになっている。
【００１３】また、パレット１の下方に、パレット１を
保持するパレット保持手段５としてのテーブルがあり、
このテーブル５は、昇降カイド２０に案内されて、駆動
手段により上下に移動されるようになっている。この駆
動手段は、テーブル５を上下移動させるものであればよ
く、この例では、テーブル５に取付けられたリンク６を
電動シリンダ７により動かす機構がとられている。
保持するパレット保持手段５としてのテーブルがあり、
このテーブル５は、昇降カイド２０に案内されて、駆動
手段により上下に移動されるようになっている。この駆
動手段は、テーブル５を上下移動させるものであればよ
く、この例では、テーブル５に取付けられたリンク６を
電動シリンダ７により動かす機構がとられている。
【００１４】また、車を積載するスペース（入出庫室）
の横には搬機９があり、搬機９にはレール１３，１４が
上下２段に取付けられている。さらに、車を積載するス
ペースと搬機との間には、人が乗り降りする際の安全が
確保されるように、シャッター１０と昇降床１１が設置
されている。
の横には搬機９があり、搬機９にはレール１３，１４が
上下２段に取付けられている。さらに、車を積載するス
ペースと搬機との間には、人が乗り降りする際の安全が
確保されるように、シャッター１０と昇降床１１が設置
されている。
【００１５】車を出庫する際には、従来技術で説明した
ように、搬機９の上段レールに載せて運ばれてきた車を
載せたパレットが、出庫室の上段レール２上に移載さ
れ、出庫室の下段レール３上にあった空パレット１５が
搬機下段レール１４上に移載される。その際、シャッタ
ー１０は車の移載に支障のない高さまで開いており、昇
降床１１も空パレット１５の移載に支障がない位置まで
下降している。
ように、搬機９の上段レールに載せて運ばれてきた車を
載せたパレットが、出庫室の上段レール２上に移載さ
れ、出庫室の下段レール３上にあった空パレット１５が
搬機下段レール１４上に移載される。その際、シャッタ
ー１０は車の移載に支障のない高さまで開いており、昇
降床１１も空パレット１５の移載に支障がない位置まで
下降している。
【００１６】そして、パレットの移載が終わると、シャ
ッター１０は閉まり、昇降床１１はパレット１と同じ高
さまで上昇することで安全が確保された後、人が車に乗
り込み、車はパレット上より出庫されていく。その後、
再び車の出庫を行うためには、この上段レール２にある
パレット１を下段レール３に移し替える動作を行う必要
がある。
ッター１０は閉まり、昇降床１１はパレット１と同じ高
さまで上昇することで安全が確保された後、人が車に乗
り込み、車はパレット上より出庫されていく。その後、
再び車の出庫を行うためには、この上段レール２にある
パレット１を下段レール３に移し替える動作を行う必要
がある。
【００１７】上段レールに収納されているパレットを下
段レールに移す場合の動きを図３により説明する。 ａ）まず、駆動手段によりテーブル５を上昇させ、パレ
ット１をテーブル５上に保持させる。
段レールに移す場合の動きを図３により説明する。 ａ）まず、駆動手段によりテーブル５を上昇させ、パレ
ット１をテーブル５上に保持させる。
【００１８】ｂ）保持させたら、電動シリンダ４ａ，４
ｂを縮退させ、レール２ａー２ｂ間の間隔をパレット１
の長さより長くなるまで広げる。 ｃ）そして、今度は駆動手段により、テーブル５を下降
させ、パレットを下段位置までもってくる。
ｂを縮退させ、レール２ａー２ｂ間の間隔をパレット１
の長さより長くなるまで広げる。 ｃ）そして、今度は駆動手段により、テーブル５を下降
させ、パレットを下段位置までもってくる。
【００１９】ｄ）次に、電動シリンダ４ａ，４ｂを伸張
させ、レール３ａー３ｂ間の間隔をパレット１を載せら
れる位置まで縮める。 ｅ）駆動手段により、テーブル５を下降させ、パレット
１を下段レール３上に載せる。 こうして、上段レール２にあるパレット１は下段レール
３に移し替えられる。また、車を入庫させる際には、上
記出庫の動作の逆の手順により行われる。
させ、レール３ａー３ｂ間の間隔をパレット１を載せら
れる位置まで縮める。 ｅ）駆動手段により、テーブル５を下降させ、パレット
１を下段レール３上に載せる。 こうして、上段レール２にあるパレット１は下段レール
３に移し替えられる。また、車を入庫させる際には、上
記出庫の動作の逆の手順により行われる。
【００２０】
【発明の効果】パレットを一時的に待避させる場所を確
保する必要がなくなり、省スペースになる。装置全体の
動きが小さな動きですみ、時間短縮につながる。製造コ
ストの削減につながる。
保する必要がなくなり、省スペースになる。装置全体の
動きが小さな動きですみ、時間短縮につながる。製造コ
ストの削減につながる。
【図１】本発明の実施の形態における要部の説明図。
【図２】図４と同じ方向から見た全体構成図。
【図３】パレットを上段から下段に移す手順の説明図。
【図４】従来のパレットの上下移し替え機構の説明図。
１…パレット，２，３…パレット収納手段，４ａ，４ｂ
…パレット収納手段の位置ずらし手段としてのシリン
ダ、５…保持手段、６…リンク、７…電動シリンダ。
…パレット収納手段の位置ずらし手段としてのシリン
ダ、５…保持手段、６…リンク、７…電動シリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 修一郎 東京都千代田区丸の内一丁目１番２号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平６−272417（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) E04H 6/18
Claims (2)
- 【請求項１】 搬機に上下２段のパレット用レールを有
し、入出庫室に上下２段のパレット収納手段を有し、前
記入出庫室のパレット収納位置を上段から下段、または
下段から上段に入れ替えるパレット入替装置を備えた機
械式駐車場において； 収納されているパレットが、前記上下２段のパレット収
納手段の間を上下に移動できるように、上下２段のパレ
ット収納手段の位置をずらす手段と；前記上下２段のパ
レット収納手段の代わりにパレットを保持するパレット
保持手段と；前記パレット保持手段を前記上下２段のパ
レット収納手段間で上下に移動させるパレット保持手段
の駆動手段と；を具備したことを特徴とする機械式駐車
場。 - 【請求項２】 搬機に上下２段のパレット用レールを有
し、入出庫室に上下２段のパレット収納手段を有し、前
記入出庫室のパレット収納位置を上段から下段、または
下段から上段に入れ替えるパレット入替装置を備えた機
械式駐車場におけるパレット入替方法で； 収納されているパレットが、前記上下２段のパレット収
納手段の間を上下に移動できるように、上下２段のパレ
ット収納手段の位置をずらす工程と；前記上下２段のパ
レット収納手段の代わりにパレットを保持するパレット
保持工程と；前記上下２段のパレット収納手段間でパレ
ットを上下に移動させるパレット上下移動工程と；を具
備したことを特徴とする機械式駐車場におけるパレット
入替方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07191760A JP3092486B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 機械式駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07191760A JP3092486B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 機械式駐車場 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0941694A JPH0941694A (ja) | 1997-02-10 |
| JP3092486B2 true JP3092486B2 (ja) | 2000-09-25 |
Family
ID=16280061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07191760A Expired - Fee Related JP3092486B2 (ja) | 1995-07-27 | 1995-07-27 | 機械式駐車場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3092486B2 (ja) |
-
1995
- 1995-07-27 JP JP07191760A patent/JP3092486B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0941694A (ja) | 1997-02-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080728 Year of fee payment: 8 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080728 Year of fee payment: 8 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080728 Year of fee payment: 8 |
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Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090728 Year of fee payment: 9 |
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