JP3006344B2 - 立体駐車装置 - Google Patents
立体駐車装置Info
- Publication number
- JP3006344B2 JP3006344B2 JP5095983A JP9598393A JP3006344B2 JP 3006344 B2 JP3006344 B2 JP 3006344B2 JP 5095983 A JP5095983 A JP 5095983A JP 9598393 A JP9598393 A JP 9598393A JP 3006344 B2 JP3006344 B2 JP 3006344B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pallet
- roller frame
- transfer roller
- elevator
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
Description
使用するようにした立体駐車装置に関するものである。
収容するための立体駐車装置の一つとして、大規模地下
駐車装置があり、斯かる駐車装置においては、高速で車
両を入出庫させるために複数基のエレベータを設け、更
に、該エレベータに対する車両の入出庫及びエレベータ
から保管場所までの車両の移動を、より安全に且つ高速
に行えるようにするために、取り扱いが容易でしかも安
全性の高いパレット上に車両を載置した状態で移送する
形式がある。
庫前に、入庫用エレベータの入庫口前に必ず空のパレッ
トが必要になり、又、出庫用エレベータでは、出庫完了
後に必ず空のパレットが残されてしまうことになる。
置においては、パレットを連続的に処理できるようにす
る必要がある。
すもので、エレベータ1の昇降ケージ2にローラフレー
ムを3段設けた構成としてある。即ち、エレベータ1の
昇降ケージ2には、最上部の前後両側に、エレベータ1
の入口前に形成された入庫バース3側との間で車両5を
積載したパレット4の受け渡しを行うための実車パレッ
ト移載用ローラフレーム6を取り付け、且つ該実車パレ
ット移載用ローラフレーム6の直ぐ下の位置に、入庫バ
ース3側との間で空のパレット4の受け渡しを行うため
の空パレット移載用ローラフレーム7を、前後方向へ拡
縮変位可能に組み付け、又、下部に空のパレット4を段
積み(例えば5段)可能とし且つ前記空パレット移載用
ローラフレーム7との間で空のパレット4の受け渡しを
行うための段積パレット移載用ローラフレーム8を、昇
降装置11により昇降可能に装備させ、更に、前記空パ
レット移載用ローラフレーム7の直上部に、空のパレッ
ト4を一時的に担持させるための爪13を、昇降ケージ
2内へ出入り可能に取り付けた構成としてある。
の実車パレット移載用ローラフレーム6と対応する実車
パレット移載用ローラフレーム9を、前後方向へ拡縮変
位可能に設けると共に、空パレット移載用ローラフレー
ム7と対応する空パレット移載用ローラフレーム10
を、昇降装置12により昇降可能に装備させた構成とし
てある。
7,8,9,10のローラである。
庫バース3の実車パレット移載用ローラフレーム9上の
パレット4に車両5が停車している状態において、該実
車パレット移載用ローラフレーム9のローラ14が駆動
されることにより、車両5がパレット4と一緒にエレベ
ータ1側へ移動し、図6の(イ)(ロ)に示す如く、昇
降ケージ2の最上部に位置する実車パレット移載用ロー
ラフレーム6上に受け渡される。一方、同時に昇降ケー
ジ2側の空パレット移載用ローラフレーム7上に載置さ
せておいた空のパレット4は、前記ローラフレーム7の
ローラ14が駆動されることにより、入庫バース3側の
空パレット移載用ローラフレーム10上に移載される。
パレット4が移載されると、昇降ケージ2側では、図6
の(ロ)に示す如く、空パレット移載用ローラフレーム
7が前後方向外方へ退避し、次に、段積みされた最上段
のパレット4を前記空パレット移載用ローラフレーム7
よりも上方レベルに位置させるように、段積パレット移
載用ローラフレーム8が昇降装置11によって上昇し、
この状態で、図7の(ロ)に示す如く、空パレット移載
用ローラフレーム7の直上部に具備してある爪13が内
方へ突出し、前記最上段の空のパレット4が支持され、
しかる後、図8の(イ)(ロ)に示す如く、段積パレッ
ト移載用ローラフレーム8が下降すると共に、退避させ
ておいた空パレット移載用ローラフレーム7が元の位置
へ戻され、前記爪13が後退することによって、空のパ
レット4が空パレット移載用ローラフレーム7上に供給
される。尚、この間、前記昇降ケージ2は指定階へ降下
して図示していない台車にパレット4と一緒に車両5を
送り渡した後、入庫バース3の位置まで上昇し、次の入
庫に備えられる。
レット移載用ローラフレーム9が前後方向外方へ退避し
た状態で、空のパレット4を載せている空パレット移載
用ローラフレーム10が昇降装置12によって図7の
(イ)に示す如く、実車パレット移載用ローラフレーム
9間の位置まで一旦上昇し、次に退避させておいた実車
パレット移載用ローラフレーム9が元の位置に戻され、
しかる後、図8の(イ)に示す如く、空パレット移載用
ローラフレーム10が下降することによって、空のパレ
ット4が実車パレット移載用ローラフレーム9上に載置
されて次の入庫に備えられる。
多数枚のパレット4を予め昇降ケージ2内に格納してお
くことによって連続的な入庫が可能となるようにしてあ
る。
バース3と同様の構成を有するようにしてあり、出庫動
作は、入庫動作と逆の手順で行われるようにしてある。
如き従来の立体駐車装置の場合、昇降ケージ2に、実車
パレット移載用ローラフレーム6と空パレット移載用ロ
ーラフレーム7と段積パレット移載用ローラフレーム8
とを3段階に装備させてあることから、昇降ケージ2が
大型で重量が重くなるという問題があり、しかも、昇降
ケージ2の上下方向の寸法が長くなることから、最下階
において台車との間で車両5の受け渡しを行わせるため
には、最下階に深さの深いピットを掘らなければならな
いという問題があった。
ース3(或いは出庫バース)を形成しなければならない
ことから、その分広いスペースが必要となり、エレベー
タ1と入庫バース3(或いは出庫バース)の両方のスペ
ースが確保できないような狭い場所には、大規模地下駐
車装置のような立体駐車装置を設置することができなか
った。
の小型軽量化を可能とし、且つ最下階に掘るピットの深
さを浅くし得、しかも、エレベータと入、出庫バースの
両方のスペースが確保できない狭い場所にも設置するこ
とのできる立体駐車装置を提供しようとするものであ
る。
載置した車両を移送するエレベータを備えた立体駐車装
置において、エレベータの昇降ケージの最上部に、実車
パレットと空パレットを取り扱うパレット移載用ローラ
フレームを配設すると共に、前記昇降ケージ内の下部
に、空パレットを段積み可能で且つ前記パレット移載用
ローラフレームとの間で空パレットの受け渡しを行う段
積パレット移載用ローラフレームを配設し、前記エレベ
ータ内に、前記昇降ケージのパレット移載用ローラフレ
ーム上のパレットに車両が直接乗入れ可能な入庫バー
ス、又は前記昇降ケージのパレット移載用ローラフレー
ム上のパレットから車両が直接乗出し可能な出庫バース
を形成したことを特徴とするものである。
ーラフレーム上に空のパレットを載置した状態の昇降ケ
ージを、前記パレット移載用ローラフレーム上の空のパ
レットの高さレベルが入庫バースの床レベルと略一致す
るよう、停止させ、この状態で、外部にある車両を前記
空のパレット上に直接乗入れ、車両を載せた昇降ケージ
は、指定階へ移動して台車等に対し車両をパレットと一
緒に送り渡した後、再び入庫バースの位置へ戻り、昇降
ケージが入庫バースの位置へ戻る間に、パレット移載用
ローラフレームは、空のパレットを段積みしてある段積
パレット移載用ローラフレームから最上段の空のパレッ
トを受け渡され、昇降ケージが入庫バースにおいて次の
入庫に備えて待機する。
動作と逆の手順で行われる。
明する。
中、図5〜8と同一の符号を付した部分は同一物を表わ
しており、基本的な構成は図5〜8に示す従来のものと
同様であるが、本実施例の特徴とするところは、図1〜
4に示す如く、エレベータ1の昇降ケージ2の最上部前
後両側に、車両5が載置されたパレット4(実車パレッ
ト)と空のパレット4を取り扱うパレット移載用ローラ
フレーム15を、前後方向へ拡縮変位可能に配設すると
共に、前記昇降ケージ2内の下部に、空のパレット4を
段積み可能な段積パレット移載用ローラフレーム8を、
前記パレット移載用ローラフレーム15との間で空のパ
レット4の受け渡しを行い得るよう昇降装置11により
昇降可能に配設し、前記エレベータ1内に、前記昇降ケ
ージ2のパレット移載用ローラフレーム15上のパレッ
ト4に車両5が直接乗入れ可能な入庫バース3を形成し
た点にある。
の入庫口である。
示す如く、パレット移載用ローラフレーム15上に空の
パレット4を載置した状態の昇降ケージ2を、前記パレ
ット移載用ローラフレーム15上の空のパレット4の高
さレベルが入庫バース3の床レベルと略一致するよう、
停止させ、この状態で、外部にある車両5を入庫口16
から、図2の(イ)(ロ)に示す如く、前記空のパレッ
ト4上に直接乗入れる。
降下して台車(図示せず)に対し車両5をパレット4と
一緒に送り渡した後、再び入庫バース3の位置へ戻る。
間に、パレット移載用ローラフレーム15は、図3の
(イ)(ロ)に示す如く、一旦前後方向外方へ退避し、
空のパレット4を段積みしてある段積パレット移載用ロ
ーラフレーム8が昇降装置11によって上昇し、最上段
の空のパレット4がパレット移載用ローラフレーム15
の直上方レベルまで持ち上げられ、続いて、パレット移
載用ローラフレーム15の直上部に配置された爪13が
内方へ突出して段積みされた最上段の空のパレット4が
支持される。
パレット4が支持されると、段積パレット移載用ローラ
フレーム8が、図4の(イ)(ロ)に示す如く、下降す
ると共に、外方へ後退していた前記パレット移載用ロー
ラフレーム15が元の位置に戻り、この後、内方へ突出
していた爪13が後退し、空のパレット4がパレット移
載用ローラフレーム15上に移載された状態となり、昇
降ケージ2が入庫バース3において次の入庫に備えて待
機する。
ローラフレーム15と段積パレット移載用ローラフレー
ム8の2段のローラフレームのみを装備しているため、
図5〜8に示した従来の3段構造の昇降ケージ2に比べ
て小型軽量化を図ることができると共に、従来の昇降ケ
ージ2に比べて上下方向の寸法も小さくなるため、最下
階に掘るピットの深さを浅くでき、大幅なコストダウン
を図ることが可能となり、しかも、エレベータ1内に入
庫バース3を形成したため、エレベータ1と入庫バース
3の両方のスペースが確保できない狭い場所にも立体駐
車装置を設置することができ、土地の有効利用に役立つ
こととなる。
いて述べたが、出庫バース側についても、入庫バース3
と同様の構成を採用することができ、この場合の出庫動
作は、入庫動作と逆の手順で行えばよいこと等、その
他、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更
を加え得ることは勿論である。
装置によれば、昇降ケージの小型軽量化を図ることがで
きると共に、最下階に掘るピットの深さを浅くでき、大
幅なコストダウンを図ることが可能となり、しかも、エ
レベータと入、出庫バースの両方のスペースが確保でき
ない狭い場所にも設置することができ、土地の有効利用
に役立つという優れた効果を奏し得る。
であって、(イ)は概略正面図、(ロ)は概略側面図で
ある。
て、(イ)は概略正面図、(ロ)は概略側面図である。
て、(イ)は概略正面図、(ロ)は概略側面図である。
て、(イ)は概略正面図、(ロ)は概略側面図である。
て、(イ)は概略正面図、(ロ)は概略側面図である。
て、(イ)は概略正面図、(ロ)は概略側面図である。
て、(イ)は概略正面図、(ロ)は概略側面図である。
て、(イ)は概略正面図、(ロ)は概略側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 パレット上に載置した車両を移送するエ
レベータを備えた立体駐車装置において、エレベータの
昇降ケージの最上部に、実車パレットと空パレットを取
り扱うパレット移載用ローラフレームを配設すると共
に、前記昇降ケージ内の下部に、空パレットを段積み可
能で且つ前記パレット移載用ローラフレームとの間で空
パレットの受け渡しを行う段積パレット移載用ローラフ
レームを配設し、前記エレベータ内に、前記昇降ケージ
のパレット移載用ローラフレーム上のパレットに車両が
直接乗入れ可能な入庫バース、又は前記昇降ケージのパ
レット移載用ローラフレーム上のパレットから車両が直
接乗出し可能な出庫バースを形成したことを特徴とする
立体駐車装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5095983A JP3006344B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 立体駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5095983A JP3006344B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 立体駐車装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06307114A JPH06307114A (ja) | 1994-11-01 |
JP3006344B2 true JP3006344B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=14152389
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5095983A Expired - Fee Related JP3006344B2 (ja) | 1993-04-22 | 1993-04-22 | 立体駐車装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3006344B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN114103780B (zh) * | 2021-09-02 | 2023-01-10 | 杭州师范大学钱江学院 | 一种基于模块化的共享单车调度货车及其调度方法 |
-
1993
- 1993-04-22 JP JP5095983A patent/JP3006344B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06307114A (ja) | 1994-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5573364A (en) | Automated parking system for motor vehicles | |
JP3006344B2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP2587734B2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP3006342B2 (ja) | パレット処理装置 | |
JP3216400B2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP2587733B2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP3006343B2 (ja) | パレット処理装置 | |
JPH0467550B2 (ja) | ||
CN218623582U (zh) | 一种车辆搬送装置及立体车库 | |
JP2568947B2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JP4046169B2 (ja) | 段積みパズル駐車装置とこれを用いた車の入出庫方法 | |
JP2591949Y2 (ja) | 機械式駐車装置 | |
JP2597038Y2 (ja) | エレベータ式駐車装置 | |
JP2831014B2 (ja) | 立体駐車装置 | |
JPS61146973A (ja) | 立体駐車装置における車両移載用の櫛歯装置 | |
JP2597306B2 (ja) | 機械式立体格納庫 | |
KR20240052327A (ko) | 이중 레일 구조 주차 타워 시스템 | |
JPH0718903A (ja) | エレベータ方式駐車装置 | |
JPS62164972A (ja) | 多段多列多層式格納装置 | |
JPH0751853B2 (ja) | 地下式立体格納庫およびその格納庫における入出庫法 | |
JPH08144561A (ja) | 立体駐車場 | |
JPH0390780A (ja) | 立体駐車装置 | |
JP2000327109A (ja) | 自動倉庫出庫口における物品仮受け方法およびその装置 | |
JPH0768789B2 (ja) | 立体格納装置 | |
JPS63161267A (ja) | 立体駐車装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071126 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081126 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091126 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |