JP2004019288A - 機械式駐車装置 - Google Patents

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Hiroyuki Arai
新井 浩幸
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IHI Transport Machinery Co Ltd
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Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd
Ishikawajima Harima Heavy Industries Co Ltd
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Abstract

【課題】大きなスペースを必要とせず、入出庫の処理時間を短縮できる機械式駐車装置を提供する。
【解決手段】車両を搭載する複数のパレット1を横行可能に配置した駐車スペース2のパレットを昇降するパレット昇降機構4およびパレットを車両の乗入れ部5に昇降する入出庫用昇降機構6を備えた機械式駐車装置で、乗入れ部5に隣接して入出庫用バース部11を設け、この入出庫用バース部11と乗入れ部5との間に車両が搭載されたパレットを横行させる実車横行機構12を設ける。入出庫用バース部11の下方に空パレット待機部13を設け、ここの空パレット1を昇降する空パレット昇降機構16を設け、入出庫用昇降機構6に空パレット待機部13に対応する空パレット停止位置14を設けてここから空パレット待機部13に空パレット1を横行させる空パレット横行機構15を設けた。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は機械式駐車装置に関し、入出庫処理時間の短縮化を図るようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
機械式駐車装置の一つに主として地下に設置される箱型循環方式の駐車装置があり、例えば図4に示すように、車両Cを搭載する複数のパレット1を、地下に設けた駐車スペース2に横行レール3に沿って横行可能に複数層(図示例では、3層)配置するとともに、この駐車スペース2の各層の端部にパレット(空パレットまたは実車搭載パレット)1を昇降可能とするパレット昇降機構を構成するパレット循環リフト4および各層のパレット(空パレットまたは実車搭載パレット)1を車両の入出庫を行う地上の乗入れ部5まで昇降可能とする入出庫用昇降機構を構成する入出庫用リフト6を備えて構成される。
【0003】
そして、地下の駐車スペース2の複数層のパレット1にそれぞれ車両Cを格納し、パレット1の横行とパレット循環リフト4による昇降とによって駐車スペース2内を循環させることおよび入出庫用リフト6によって乗入れ部5までパレット1を昇降することを組み合わせることで、駐車スペース2内の任意の位置に車両Cを格納したり、取出して入出庫できるようになっている。
【0004】
このような機械式駐車装置では、入出庫を行う場合には、地上の乗入れ部5に入出庫用リフト6を位置させて空パレット1に乗入れて入庫したり、車両Cが搭載されたパレット1から出庫するようにする。
【0005】
このため、入出庫用リフト6が地上の乗入れ部5に停止する入出庫の間、駐車スペース2内のパレット1の横行と昇降を組み合わせてパレット1を循環することが出来ず、次の入出庫までの待ち時間が長くなってしまう。
【0006】
そこで、例えば特開平09−302978号公報に開示された箱形循環式駐車装置では、図5に示すように、駐車スペース2の両端部にそれぞれパレット昇降機構を構成するパレット循環リフト4,4aを設け、一方のパレット循環リフト4aの外側に入出庫用昇降機構を構成する入出庫用リフト6を設けて地上の乗入れ部5まで昇降できるようにしており、入出庫用リフト6の昇降位置にかかわらず2台のパレット循環リフト4,4aを運転することで駐車スペース2内のパレット1の循環を可能とし、待ち時間の短縮化を図っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、このような駐車装置では、駐車スペース2の各層から地上の乗入れ部5まで昇降する入出庫用リフト6に加え、駐車スペース2の各層の間を昇降するパレット昇降機構を構成するパレット循環リフト4aを1台追加しなければならず、このために、大きな設置スペースが必要となるとともに、コスト増大を招いてしまうという問題がある。
【0008】
この発明は、上記従来技術の有する課題に鑑みてなされたもので、大きな設置スペースを必要とせず、入出庫の処理時間(待ち時間)を短縮することができる機械式駐車装置を提供しようとするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術が有する課題を解決するため、この発明の請求項1記載の機械式駐車装置は、車両を搭載する複数のパレットを横行可能に配置した複数層の駐車スペースを備え、複数層の駐車スペースに各層のパレットを昇降するパレット昇降機構および各層のパレットを車両の入出庫を行う乗入れ部に昇降する入出庫用昇降機構を備えた機械式駐車装置であって、前記車両の乗入れ部に隣接して入出庫用バース部を設けるとともに、この入出庫用バース部と前記乗入れ部との間に車両が搭載されたパレットを横行させる実車横行機構を設ける一方、入出庫用バース部の下方に空パレット待機部を設け、この空パレット待機部の空パレットを入出庫用バース部に昇降する空パレット昇降機構を設けるとともに、前記入出庫用昇降機構に前記空パレット待機部に対応する空パレット停止位置を設け、この空パレット停止位置から前記空パレット待機部に空パレットを横行させる空パレット横行機構を設けてなることを特徴とするものである。
【0010】
この機械式駐車装置によれば、車両を搭載する複数のパレットを横行可能に配置した複数層の駐車スペースを備え、複数層の駐車スペースに各層のパレットを昇降するパレット昇降機構および各層のパレットを車両の入出庫を行う乗入れ部に昇降する入出庫用昇降機構を備えた機械式駐車装置で、前記車両の乗入れ部に隣接して入出庫用バース部を設けるとともに、この入出庫用バース部と前記乗入れ部との間に車両が搭載されたパレットを横行させる実車横行機構を設ける一方、入出庫用バース部の下方に空パレット待機部を設け、この空パレット待機部の空パレットを入出庫用バース部に昇降する空パレット昇降機構を設けるとともに、前記入出庫用昇降機構に前記空パレット待機部に対応する空パレット停止位置を設け、この空パレット停止位置から前記空パレット待機部に空パレットを横行させる空パレット横行機構を設けるようにしており、乗入れ部に隣接して入出庫用バース部を設け、この入出庫用バース部の下方に設けた空パレット待機部を介して空パレットを搬送するようにし、車両が搭載された実車パレットと空パレットの循環経路を別々にすることで、入出庫の処理時間(待ち時間)を短縮するとともに、設置スペースを小さくできるようにしている。
【0011】
また、この発明の請求項2記載の機械式駐車装置は、請求項1記載の構成に加え、前記入出庫用バース部の前記実車横行機構に、前記空パレット昇降機構との干渉を防止する退避機構を設けたことを特徴とするものである。
【0012】
この機械式駐車装置によれば、前記入出庫用バース部の前記実車横行機構に、前記空パレット昇降機構との干渉を防止する退避機構を設けるようにしており、空パレットを昇降する場合にも上方の実車横行機構が退避機構で退避されて邪魔にならずにスムーズに上昇させることができるようにしている。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面に基づき詳細に説明する。
なお、既に説明した従来装置と同一部分には同一記号を記し、重複する説明は省略する。
【0014】
図1〜図3はこの発明の機械式駐車装置を箱形循環式駐車装置に適用した一実施の形態にかかり、図1は全体の概略構成図、図2は空パレット昇降機構の概略説明図、図3は実車横行機構の退避機構の概略説明図である。
【0015】
この機械式駐車装置10は、箱形循環式駐車装置として構成されており、例えば図1に示すように、車両Cを搭載する複数のパレット1を、地下に設けた駐車スペース2に横行レール3に沿って横行可能に複数層(図示例では、3層)配置するとともに、この駐車スペース2の各層の端部にパレット(空パレットまたは実車搭載パレット)1を昇降可能とするパレット昇降機構を構成するパレット循環リフト4および各層のパレット(空パレットまたは実車搭載パレット)1を車両の入出庫を行う地上の乗入れ部5まで昇降可能とする入出庫用昇降機構を構成する入出庫用リフト6を備えている。
【0016】
これらパレット1は、詳細な図示は省略したが、互いに隣り合うパレット1と連結され、昇降するときには昇降方向に外れる連結部を備え、複数のパレット1が駐車スペース2の各層の横行レール3上で連結状態となっている。
【0017】
また、横行レール3上のパレット1を横行させるためパレット横行機構7が設けられ、横方向に間隔をあけて配置されモータで駆動されるスプロケット7a間に掛けられたチェーン7bにパレット1の車輪1aを把持する把持部を取り付けて構成してあり、チェーン7bをパレット1の移動方向に駆動し、車輪1aを把持部で把持しながらそのままチェーン7bを駆動することで連結されているすべてのパレット1を横行させることができるようになっている。
【0018】
パレット循環リフト4および入出庫用リフト6は、種々の形式のものが用いられるが、例えば同一構成とされ、ここではパレット1の循環と入出庫とに用いられる入出庫用リフト6を例に説明するが、パレット循環リフト4に就いては、同一部分に同一添字を付して説明は省略する。
【0019】
この入出庫用リフト6では、パレット1の長手方向両側(図示例では、手前側のみを示してある。)の昇降方向下端にモータ6aと連結機構とで同期駆動される駆動軸にそれぞれ2つのスプロケット6bが取付けられる一方、パレット1の長手方向両側の昇降方向上端にも2つのスプロケット6cが設けられてそれぞれに2本のチェーン6dが掛け渡され、これら2本のチェーン6dにそれぞれパレット受けレール6eが各層の横行レール3と等しい間隔で取付けてあり、両側のチェーン6dを昇降させることでパレット受けレール6eに横行されて搭載されるパレット1を水平状態を保持しながら昇降できるようにしてある。
【0020】
このような基本構造に加え、さらに、この機械式駐車装置10では、地上の乗入れ部5に隣接して入出庫用バース部11が設けられ、車両Cの入出庫を入出庫用バース部11で行い、隣接する乗入れ部5に位置させた入出庫用リフト6で駐車スペース2との間を昇降するようにしてあり、入出庫用バース部11と乗入れ部5との間には、車両Cが搭載されたパレット(実車パレット)1を往復移動させる実車横行機構12が設けてある。
【0021】
この実車横行機構12は、例えばパレット横行機構7と同一の構成のものが用いられるので、同一部分には同一添字を付して説明は省略するが、これに限らずパレット1を水平に往復移動できる機構であれば他の機構を用いるようにしても良い。
【0022】
この入出庫用バース部11の下方には、空パレット待機部13が設けられ、乗入れレベルLより下方の地下部分に配置されており、最上層のパレット1に搭載された車両Cと干渉せず、空のパレット1を格納できる高さが確保され、この空パレット待機部13の高さが空パレットレベルL1 となる。
【0023】
この空パレット待機部13の高さである空パレットレベルL1 に対応して入出庫用リフト6には、空パレット停止位置14が設けられ、両側のチェーン6dにそれぞれパレット受けレール6eが取付けてある。
【0024】
そして、入出庫用リフト6の空パレット停止位置14と空パレット待機部13との間には、空パレット1を往復移動させる空パレット横行機構15が設けてある。
【0025】
この空パレット横行機構15は、例えばパレット横行機構7や実車横行機構12と同一の構成のものが用いられるので同一部分に同一添字を付して説明は省略するが、これに限らず空のパレット1を水平に往復移動できる機構であれば他の機構を用いるようにしても良い。
【0026】
また、このパレット待機部13と入出庫用バース部11との間には、空パレット1を昇降する空パレット昇降機構としての空パレット用リフト16が設けてある。
【0027】
この空パレット用リフト16は、例えば図2に示すように、パレット1の長手方向の中間部(2本の横行レール3の間の部分)両側(図示例では、手前側のみを示してある。)に昇降レール16aが配置され、その昇降方向下端に減速機付きモータ16bと連結機構とで同期駆動されるスプロケット16cが取付けられる一方、パレット1の長手方向両側の昇降レール16aの昇降方向上端にもスプロケット16dが設けられてそれぞれにチェーン16eが掛けられ、これらのチェーン16eにパレット受けアーム16fが取付けられて昇降レール16aに沿うガイドローラ16gでガイドされるようにしてある。
【0028】
したがって、パレット1の長手方向中間部に位置する2本のパレット受けアーム16fが、チェーン16eの回動によって昇降され、これら2本のパレット受けアーム16f上に載置される空パレット1を昇降することができる。
【0029】
一方、このようにしてパレット待機部13から入出庫用バース部11に空パレット1を上昇しようとすると、入出庫用バース部11のパレット1を横行する実車横行機構12の横行レール3と干渉してしまうことから、入出庫用バース部11内の横行レールが乗入れ部5の横行レール3と分離されて可動横行レール3aとされ、連結状態では支障なくパレット1が横行でき、空パレット1の上昇時には移動させて退避する退避機構17が設けてある。
【0030】
この退避機構17は、例えば図3に一方の可動横行レール3a側のみを示すように、パレット1の幅より長くしてある可動横行レール3aの両端部がスライド台17a上をスライド可能とされ、この可動横行レール3aに連結したリンク17bと、フレームに固定されたL字状の回動リンク17cとが連結され、回動リンク17cの一端部に中間部が揺動可能に取付けられた流体圧シリンダや電動シリンダなどのシリンダ17dのロッドが連結されて構成されている。
【0031】
したがって、シリンダ17dのロッドを伸長すると、回動リンク17cの他端部とリンク17bが角度もって横行レール3aが引き込まれてレール間隔が広がり、パレット1を通過させることができる一方、逆に、シリンダ17dのロッドを引き込むと、回動リンク17cの他端部とリンク17bが一直線状になって横行レール3aが押出されて通常の横行レール3と同一のレール間隔となり、パレット1を横行させることができる。
【0032】
このように構成した機械式駐車装置10によれば、空パレット1は入出庫用リフト6に搭載され、空パレット停止位置14まで運ばれると、空パレット横行機構15で空パレット待機部13に格納され、空パレット用リフト16で入出庫用バース部11に送られる。
【0033】
一方、入出庫用バース部11で入庫されて車両Cが搭載された実車パレット1や駐車スペース2内に格納されている車両Cが搭載された実車パレット1は、実車横行機構12および入出庫用リフト6によって乗入れ部5から駐車スペース2内に格納されたり、逆に駐車スペース2内から入出庫用リフト6によって乗入れ部5に運ばれ、実車横行機構12を介して入出庫用バース部11に運ばれて出庫される。
【0034】
このように空パレット1の搬送系路と車両Cが搭載されたパレット1の搬送系路が分離されている。
【0035】
したがって、例えば入出庫用バース部11の空パレット1に入庫作業をしている間、駐車スペース2内では、各層のパレット横行機構7、パレット循環リフト4および入出庫用リフト6を運転してパレット1の循環が行われ、入出庫用リフト6に空パレット1が搭載され、空パレット停止位置14まで運ばれて空パレット横行機構15で空パレット待機部13に格納される一方、入出庫用リフト6はさらに上昇して乗入れ部5に位置して乗入れレベルLとなる。
【0036】
この後、入出庫用バース部11で入庫された実車パレット1が乗入れ部5に位置して乗入れレベルLとなっている入出庫用リフト6に実車横行機構12によって搭載されるとともに、空パレット待機部13の空パレット1が空パレット用リフト16で上昇され、入出庫用バース部11にセットされる。
【0037】
これにより、入出庫用バース部11では、次の車両Cの入庫作業が行われる一方、入出庫用リフト6に搭載された実車パレット1が駐車スペース2内の空いていてる部分に格納された後、空パレット1が搭載される。
【0038】
このように運転することで、この機械式駐車装置10では、大幅に待ち時間を短縮して連続した入庫を行うことができる。
【0039】
同様にして連続した出庫を行う場合には、入出庫用バース部11で空となった空パレット1を空パレット用リフト16で空パレット待機部13に下降させて待機させる間に、入出庫用リフト6で駐車スペース2からの次の出庫作業を行う一方、乗入れ部5から入出庫用バース部11への実車横行機構12での横行などの間に入出庫用リフト6に搭載して空パレット1を駐車スペース2に格納するようにすることで、待ち時間を大幅に短縮することができる。
【0040】
また、入出庫が交互に行われる場合には、これまでと同様に、出庫して空いた空パレット1に入庫し、これを駐車スペース2に格納したのち、駐車スペース2から出庫すべき車両Cが搭載された実車パレット1を搭載して出庫するようにする。
【0041】
なお、上記実施の形態では、駐車スペースに3層のパレットを配置するようにしたが、少なくとも2層以上であれば、さらに多数の層のパレットを設けるようにしても良い。
【0042】
【発明の効果】
以上、一実施の形態とともに具体的に説明したようにこの発明の請求項1記載の機械式駐車装置によれば、車両を搭載する複数のパレットを横行可能に配置した複数層の駐車スペースを備え、複数層の駐車スペースに各層のパレットを昇降するパレット昇降機構および各層のパレットを車両の入出庫を行う乗入れ部に昇降する入出庫用昇降機構を備えた機械式駐車装置で、前記車両の乗入れ部に隣接して入出庫用バース部を設けるとともに、この入出庫用バース部と前記乗入れ部との間に車両が搭載されたパレットを横行させる実車横行機構を設ける一方、入出庫用バース部の下方に空パレット待機部を設け、この空パレット待機部の空パレットを入出庫用バース部に昇降する空パレット昇降機構を設けるとともに、前記入出庫用昇降機構に前記空パレット待機部に対応する空パレット停止位置を設け、この空パレット停止位置から前記空パレット待機部に空パレットを横行させる空パレット横行機構を設けるようにしたので、乗入れ部に隣接して入出庫用バース部を設け、この入出庫用バース部の下方に設けた空パレット待機部を介して空パレットを搬送することができ、車両が搭載された実車パレットと空パレットの循環経路を別々にすることができ、入出庫の処理時間(待ち時間)を大幅に短縮することができるとともに、設置スペースを小さくすることができる。
【0043】
また、この発明の請求項2記載の機械式駐車装置によれば、前記入出庫用バース部の前記実車横行機構に、前記空パレット昇降機構との干渉を防止する退避機構を設けるようにしたので、空パレットを昇降する場合にも上方の実車横行機構が退避機構で退避されて邪魔にならずにスムーズに昇降させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の機械式駐車装置を箱形循環式駐車装置に適用した一実施の形態にかかる全体の概略構成図である。
【図2】この発明の機械式駐車装置を箱形循環式駐車装置に適用した一実施の形態にかかる空パレット昇降機構の概略説明図である。
【図3】この発明の機械式駐車装置を箱形循環式駐車装置に適用した一実施の形態にかかる実車横行機構の退避機構の概略説明図である。
【図4】従来の箱形循環式駐車装置の概略構成図である。
【図5】従来の他の箱形循環式駐車装置の概略構成図である。
【符号の説明】
C 車両
L 乗入れレベル
L1  空パレットレベル
1 パレット
1a 車輪
2 駐車スペース
3 横行レール
3a 可動横行レール(横行レール)
4 パレット循環リフト(パレット昇降機構)
5 乗入れ部
6 入出庫用リフト(入出庫用昇降機構)
7 パレット横行機構
10 機械式駐車装置(箱形循環式駐車装置)
11 入出庫用バース部
12 実車横行機構
13 空パレット待機部
14 空パレット停止位置
15 空パレット横行機構
16 空パレット用リフト(空パレット用昇降機構)
17 退避機構

Claims (2)

  1. 車両を搭載する複数のパレットを横行可能に配置した複数層の駐車スペースを備え、複数層の駐車スペースに各層のパレットを昇降するパレット昇降機構および各層のパレットを車両の入出庫を行う乗入れ部に昇降する入出庫用昇降機構を備えた機械式駐車装置であって、
    前記車両の乗入れ部に隣接して入出庫用バース部を設けるとともに、この入出庫用バース部と前記乗入れ部との間に車両が搭載されたパレットを横行させる実車横行機構を設ける一方、入出庫用バース部の下方に空パレット待機部を設け、この空パレット待機部の空パレットを入出庫用バース部に昇降する空パレット昇降機構を設けるとともに、前記入出庫用昇降機構に前記空パレット待機部に対応する空パレット停止位置を設け、この空パレット停止位置から前記空パレット待機部に空パレットを横行させる空パレット横行機構を設けてなることを特徴とする機械式駐車装置。
  2. 前記入出庫用バース部の前記実車横行機構に、前記空パレット昇降機構との干渉を防止する退避機構を設けたことを特徴とする請求項1記載の機械式駐車装置。
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