JP3091454B1 - サイレントチェーン - Google Patents

サイレントチェーン

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JP3091454B1 JP11177377A JP17737799A JP3091454B1 JP 3091454 B1 JP3091454 B1 JP 3091454B1 JP 11177377 A JP11177377 A JP 11177377A JP 17737799 A JP17737799 A JP 17737799A JP 3091454 B1 JP3091454 B1 JP 3091454B1
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    • F16G13/00Chains
    • F16G13/02Driving-chains
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】ロッカージョイントピンを利用してピッチを異
ならせ、スプロケットの噛み合い時に生じる周期的な騒
音を低減する。 【解決手段】サイレントチェーンの直線状態における長
ピンと短ピンの接触点間のピッチ方向で第1の厚みの長
ピンと第1の厚みの短ピンの組合せよりなる第1のロッ
カージョイントピンと、サイレントチェーンの直線状態
における長ピンと短ピンの接触点間のピッチ方向で第2
の厚みの長ピンと第2の厚みの短ピンの組合せよりなる
第2のロッカージョイントピンとを有し、第1のロッカ
ージョイントピンと第2のロッカージョイントピンを不
規則に配列して編成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロッカージョイン
トピン型サイレントチェーンに関する。より詳細には、
本発明は、異なるピッチで各リンクを無端状に編成した
ロッカージョイントピン型サイレントチェーンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】サイレントチェーンは、離間する2以上
のスプロケットに捲回され、これらのスプロケット間に
おいて動力を伝達するチェーンである。この種のサイレ
ントチェーンは、リンクモジュールが無端状に編成され
てなる。リンクモジュールは、1枚のリンクプレートよ
りなるか、2枚以上のリンクプレートが積層されてな
る。それぞれのリンクプレートは、スプロケット歯に噛
み合う前後一対の噛合い部と、ピンが挿通される前後一
対のピン孔を有する。サイレントチェーンがスプロケッ
トに進入する際、リンクプレートの噛合い部の内側フラ
ンク又は外側フランクがスプロケット歯に接触し、この
ときに衝突音が発生する。衝突音自体が問題であるが、
この衝突音が周期的に発生することも深刻な問題であ
る。
【0003】後者の問題を解決する手段として、実公平
8−1312号公報及び特公平3−51933号公報で
は、ピッチを異ならせることが提案されている。実公平
8−1312号公報に記載されたサイレントチェーン
は、複数の形状のリンクプレートを採用することで、噛
合い部の外側フランクとスプロケット歯の接触点の間隔
を各リンク間で異ならせ、衝突音が周期的に発生するこ
とを防止しようとしている。特公平3−51933号公
報に記載されたサイレントチェーンは、前記公報記載の
サイレントチェーンの同様に、複数の形状のリンクプレ
ートを採用することで、噛合い部の内側フランクとスプ
ロケット歯の接触点の間隔を各リンク間で異ならせ、衝
突音が周期的に発生することを防止しようとしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、リンクプレ
ートの形状によりサイレントチェーンの各リンク間のピ
ッチを異ならせると、以下の問題がある。(1)リンク
プレートは、一般的にプレス打ち抜き工程により製造さ
れる。そのため、金型が必要である。特に、サイレント
チェーンのリンクプレートでは、外形輪郭とピン孔輪郭
とを打ち抜くため、大きな打ち抜き力を要する。しか
も、外側フランク及び内側フランクを含む外形輪郭はス
プロケット歯と接触し、ピン孔はサイレントチェーンの
ピッチに大きく影響を与えるので、外形輪郭及びピン孔
輪郭は高精度に加工されなければならない。さらに、打
ち抜き工程では、剪断面と破断面が形成されるが、リン
クプレートのような高精度及び高剪断率が要求される製
品を製造すると摩耗による早期交換も必要となる。とこ
ろが、大きな打ち抜き力に耐える高精度の金型は非常に
高価であり、形状の異なる2種以上のリンクプレートを
製造するとなると、極めて非経済的である。特に、サイ
レントチェーンは、各リンクにおけるリンクプレートの
枚数が多く、リンク数も多数になることから、金型製作
のために膨大なコストが不可欠となる。(2)また、形
状の異なる2種以上のリンクプレートを1つのサイレン
トチェーンに編成するので、保管場所、運搬管理及び組
立管理の工数が多くなり、非経済的である。
【0005】そこで、本発明では、ロッカージョイント
ピンが長ピンと短ピンよりなり、接触点間でピッチが定
まることに着目するとともに、噛合い部の外側フランク
又は内側フランクとスプロケット歯とがサイレントチェ
ーンの直線状態において接触を開始することに着目する
ことによって、上述したような従来の課題を解決するこ
とにした。すなわち、本発明の目的は、ロッカージョイ
ントピンを利用してピッチを異ならせ、スプロケットに
直線状態で進入するサイレントチェーンが噛み合い時に
生じるスプロケット歯との干渉が大きくなり衝突音自体
が大きくなる危険を回避するとともに、その噛み合い時
に生じる周期的な騒音を効果的に低減することができる
サイレントチェーンを提供することである。本発明の他
の目的は、ロッカージョイントピンを利用してサイレン
トチェーンのピッチを異ならせることにより、製造上及
び管理上において経済性に有利なサイレントチェーンを
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前後一対の噛
合い部と前後一対のピン孔を備えた1以上のリンクプレ
ートによりリンクモジュールが構成され、隣合うリンク
モジュールの各リンクプレートのピン孔に不規則に配列
された第1及び第2のロッカージョイントピンを挿通し
て前記リンクモジュールを無端状に編成したサイレント
チェーンにおいて、前記第1のロッカージョイントピン
が、前記サイレントチェーンの直線状態における長ピン
と短ピンの接触点間のピッチ方向で第1の厚みを有する
長ピンと第1の厚みを有する短ピンの組合せよりなり、
前記第2のロッカージョイントピンが、前記サイレント
チェーンの直線状態における長ピンと短ピンの接触点間
のピッチ方向で第2の厚みを有する長ピンと第2の厚み
を有する短ピンの組合せよりなるとともに、前記ピッチ
方向のピッチ差が、0.2〜3.0%の範囲であること
によって、前記課題を解決した。ここで、前記第1及び
第2のロッカージョイントピンについては、母材から数
段の引き抜きダイスを通して製造されるため、比較的厚
いピン(長ピン又は短ピン)から引き続いて比較的薄い
ピン(長ピン又は短ピン)を製造することができる。そ
して、切断により同じ厚みの長ピン及び短ピンを製造で
きるので、実質的には2種の材料でこれらのピンを製造
することができる。また、前述のように、引き抜き工程
の段数で比較的厚いピンと比較的薄いピンを製造するの
であれば、単一の母材によりピンを製造することができ
る。なお、本発明では、2種のロッカージョイントピン
を用いて3種のピッチで噛み合うサイレントチェーンを
編成したが、3種のロッカージョイントピン、すなわ
ち、第3の厚みの長ピンと第3の厚みの短ピンの組合せ
よりなる第3のロッカージョイントピン、さらには、第
4のロッカージョイントピンを利用することで、多くの
噛み合い周期を持つサイレントチェーンを編成できる。
例えば、3種のロッカージョイントピンを利用すれば、
6種のピッチでサイレントチェーンを編成することがで
きる。
【0007】
【作用】本発明では、第1のロッカージョイントピンと
第2のロッカージョイントピンを不規則に配列して隣合
うリンク間を連結するとともに、第1及び第2のロッカ
ージョイントピンの長ピン及び短ピンの厚みを異ならせ
ていることによって、スプロケットへの噛み合い時に3
種のピッチで噛み合うサイレントチェーンが編成される
ので、噛合い部の外側フランク又は内側フランクとスプ
ロケット歯とが接触を開始する時期が異なってくる。
【0008】また、本発明では、前記ピッチ方向のピッ
チ差が0.2〜3.0%の範囲と規定していることによ
って、周期的な騒音発生を効果的に抑制するとともに、
スプロケットへの噛み合い時に外側フランク又は内側フ
ランクとスプロケット歯との干渉が大きくなり衝突音自
体が大きくなる危険を回避する。
【0009】そして、前記ピッチ方向のピッチ差が0.
2%未満であると、周期的な騒音発生抑制に効果が薄
く、ピッチ差が3.0%を越えるとスプロケットへの噛
み合い時に外側フランク又は内側フランクとスプロケッ
ト歯との干渉が大きくなり衝突音自体が大きくなる危険
がある。
【0010】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明によるサイレ
ントチェーンの実施例を説明する。図1は、ガイドプレ
ートを除いたサイレントチェーンの側面図、図2は、サ
イレントチェーンの一部断面を含む平面図、図3はロッ
カージョイントピンの側面図である。サイレントチェー
ン10は、ガイドリンク列12又は間接リンク列14の
リンクモジュールを無端状に編成されてなる。ガイドリ
ンク列12は、一対のガイドプレート16と、ガイドプ
レート16間の1枚以上のリンクプレート18よりな
る。間接リンク列14は、ガイドリンク列12のリンク
プレート18より一枚多いリンクプレート20よりな
る。本発明では、ガイドリンク列12及び間接リンク列
14のリンクプレート18,20は同一形状である。な
お、ガイドリンク列12のリンクプレート18の厚みと
間接リンク列14のリンクプレート20の厚みとは異な
る場合がある。ガイドリンク列12の一対のガイドプレ
ート16は、スプロケットの側面に接してサイレントチ
ェーン10を案内する。ガイドプレート16は、前後一
対のピン孔を有する。各リンクプレート18,20は、
前後一対の噛合い部26,26と前後一対のピン孔2
4,24を備えている。それぞれの噛合い部26は、外
側フランク28と内側フランク30を有する。内側フラ
ンク30は、円弧状の股部で連続している。また、外側
フランク28と内側フランク30は円弧状の先端部で連
続している。
【0011】各リンク12,14は、ロッカージョイン
トピンRにより連結される。ロッカージョイントピンR
は、長ピンLと短ピンSよりなる。長ピンLは、隣合う
リンク12,14のリンクプレート18,20のピン孔
24に挿通され、ガイドプレート16のピン孔に嵌合さ
れる。短ピンSは、隣合うリンクプレート12,14の
ピン孔24に挿通される。長ピンL及び短ピンSは、1
つのピン孔24を共有し、対向する転動面同士で接触す
る。非円形のピン孔やロッカージョイントピン用のシー
ト面を形成したピン孔を利用することで、長ピンL及び
短ピンSはリンクプレート18,20のピン孔24で回
り止めされている。
【0012】図1に詳細に示されるように、サイレント
チェーン10は、第1のロッカージョイントピンR1と
第2のロッカージョイントピンR2を有する。第1のロ
ッカージョイントピンR1は、サイレントチェーン10
の直線状態における長ピンと短ピンの接触点間のピッチ
方向で比較的厚い第1の厚みを有する長ピンL1と比較
的薄い第1の厚みを有する短ピンS1の組合せよりな
る。第2のロッカージョイントピンR2は、サイレント
チェーン10の直線状態における長ピンと短ピンの接触
点間のピッチ方向で比較的薄い第2の厚みを有する長ピ
ンL2と比較的厚い第2の厚みを有する短ピンS2の組
合せよりなる。なお、図1では、長ピン及び短ピンの厚
みを誇張して図示している。本実施例では、第1及び第
2のロッカージョイントピンR1,R2を使用するた
め、比較的厚い長ピンL1、比較的薄い長ピンL2、比
較的厚い短ピンS2、比較的薄い短ピンS1の4種のピ
ンが必要になるが、切断により同じ厚みの長ピン及び短
ピンを製造できるので、実質的には2種の材料でこれら
のピンを製造することができる。また、前述のように、
引き抜き工程の段数で比較的厚いピンと比較的薄いピン
を製造するのであれば、単一の母材によりピンを製造す
ることができる。このように、第1及び第2のロッカー
ジョイントピンR1,R2は、母材から数段の引き抜き
ダイスを通して製造されるため、比較的厚いピン(長ピ
ンL1又は短ピンS2)から引き続いて比較的薄いピン
(長ピンL2又は短ピンS1)を製造することができ、
打ち抜き工程を経ないため、その製造コストがリンクプ
レートに比べて安い。そして、前記第1及び第2のロッ
カージョイントピンR1,R2は、いずれもリンクプレ
ート18,20のピン孔24に適合するようになってい
る。そして、第1及び第2のロッカージョイントピンR
1,R2を不規則に配列することにより、サイレントチ
ェーン10の直線状態における接触点間のピッチが異な
るようにしている。したがって、本実施例では、第1及
び第2のロッカージョイントピンR1,R2により、P
1,P2,P3の3種のピッチでサイレントチェーン1
0が編成される。さらに、このようなピッチ方向のピッ
チ差が0.2〜3.0%の範囲となるように設定されて
いる。
【0013】このようにして得られた本実施例のサイレ
ントチェーン10によれば、サイレントチェーン10の
直線状態における長ピンと短ピンの接触点間のピッチ方
向で、比較的厚い第1の厚みの長ピンL1と比較的薄い
第1の厚みの短ピンS1の組合せよりなる第1のロッカ
ージョイントピンR1と、比較的薄い第2の厚みの長ピ
ンL2と比較的厚い第2の厚みの短ピンS2の組合せよ
りなる第2のロッカージョイントピンR2とを用いたこ
とによって、直線状態における長ピンと短ピンの接触点
間を結ぶそれぞれのピッチが異なってくるため、直線状
態でスプロケットへ進入するときにリンクプレート1
8,20の噛合い部の外側フランク28又は内側フラン
ク30とスプロケット歯との接触時期がずれる。要する
に、リンクプレート18,20が同じ形状であっても、
上述したように接触点間のピッチを各リンク間で変える
ことができるので、間接的に、リンクプレート18,2
0の噛合い部26の外側フランク28又は内側フランク
30とスプロケット歯との接触時期がずれることにな
り、周期的な騒音を抑制することができる。
【0014】そして、本実施例では、不規則に配列され
た第1及び第2のロッカージョイントピンR1,R2に
おけるピッチ方向のピッチ差を0.2〜3.0%の範囲
に規定したことによって、前記周期的な騒音発生を効果
的に抑制するとともに、スプロケットへの噛み合い時に
外側フランク又は内側フランクとスプロケット歯との干
渉が大きくなり衝突音自体が大きくなる危険を回避する
ことができる。さらに、本実施例では、このような2種
のロッカージョイントピンを利用することで、噛合い部
の外側フランク又は内側フランクとスプロケット歯との
接触を開始する時期を異ならせることができるので、従
来のような2種以上の形状をもつリンクプレートを編成
してなるサイレントチェーンが奏することのできる周期
的な騒音を低減するという効果と同じ効果を経済的に安
価な製造コストで得ることができる。
【0015】
【発明の効果】本発明では、第1及び第2のロッカージ
ョイントピンを使用したことによって、間接的ではある
が、直線状態で進入する噛合い部の外側フランク又は内
側フランクとスプロケット歯とが接触を開始する時期が
異なるため、噛合い部の外側フランク又は内側フランク
がスプロケット歯の間で周期的に発生させる衝突音を緩
和するので、スプロケットに直線状態で進入するサイレ
ントチェーンが噛み合い時に生じるサイレントチェーン
の低騒音化を図ることができ、しかも、従来のような2
種以上の形状をもつリンクプレートを編成してなるサイ
レントチェーンが奏することのできる周期的な騒音を低
減するという効果と同じ効果を経済的に安価な製造コス
トで得ることができる。また、本発明では、スプロケッ
トに直線状態で進入するサイレントチェーンにおけるピ
ッチ方向のピッチ差を0.2〜3.0%の範囲となるよ
うに規定したことによって、スプロケットに直線状態で
進入するサイレントチェーンの周期的な騒音発生を効果
的に抑制することができるとともに、スプロケットへの
噛み合い時に外側フランク又は内側フランクとスプロケ
ット歯との干渉が大きくなり衝突音自体が大きくなる危
険を回避することができる。
【0016】そして、本発明において引き抜き加工によ
り得られるロッカージョイントピンは、高精度な打ち抜
き加工を要するリンクプレートと比べて、製造加工費が
安いことから、従来と同じような騒音低減効果を経済的
に達成することができる。しかも、2種のロッカージョ
イントピンを利用することで、3種のピッチが実現で
き、3種以上のロッカージョイントピンを利用するとさ
らに多種のピッチでサイレントチェーンを編成すること
ができる。さらに、本発明では、従来のような形状の異
なる2種以上のリンクプレートにより各リンク間のピッ
チを異ならせたサイレントチェーンに比べて、保管、運
搬及び管理工数も極めて少なくてよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ガイドプレートを除いたサイレントチェーン
の側面図
【図2】 サイレントチェーンの一部断面を含む平面図
【図3】 ロッカージョイントピンの側面図
【符号の説明】
R,R1,R2 ロッカージョイントピン L,L1,L2 長ピン S,S1,S2 短ピン 10 サイレントチェーン 12 ガイドリンク列(リンクモジュール) 14 間接リンク列(リンクモジュール) 16 ガイドプレート 18 ガイドリンク列のリンクプレート 20 間接リンク列のリンクプレート 24 リンクプレートのピン孔 26 噛合い部 28 外側フランク 30 内側フランク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 茂一 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 堀江 博史 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 船本 隆幸 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 楠 欣浩 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 丸山 正夫 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (56)参考文献 特開 昭60−121346(JP,A) 特開 平1−169149(JP,A) 特開 平1−266339(JP,A) 特開 平8−312725(JP,A) 特開2000−9190(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16G 13/02 - 13/04 F16G 5/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後一対の噛合い部と前後一対のピン孔
    を備えた1以上のリンクプレートによりリンクモジュー
    ルが構成され、隣合うリンクモジュールの各リンクプレ
    ートのピン孔に不規則に配列された第1及び第2のロッ
    カージョイントピンを挿通して前記リンクモジュールを
    無端状に編成したサイレントチェーンにおいて、 前記第1のロッカージョイントピンが、前記サイレント
    チェーンの直線状態における長ピンと短ピンの接触点間
    のピッチ方向で第1の厚みを有する長ピンと第1の厚み
    を有する短ピンの組合せよりなり、 前記第2のロッカージョイントピンが、前記サイレント
    チェーンの直線状態における長ピンと短ピンの接触点間
    のピッチ方向で第2の厚みを有する長ピンと第2の厚み
    を有する短ピンの組合せよりなるとともに、 前記ピッチ方向のピッチ差が、0.2〜3.0%の範囲
    であることを特徴とするサイレントチェーン。
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