JP2002286100A - 低騒音のロッカーピン型のサイレントチェーン - Google Patents
低騒音のロッカーピン型のサイレントチェーンInfo
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- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16G—BELTS, CABLES, OR ROPES, PREDOMINANTLY USED FOR DRIVING PURPOSES; CHAINS; FITTINGS PREDOMINANTLY USED THEREFOR
- F16G13/00—Chains
- F16G13/02—Driving-chains
- F16G13/04—Toothed chains
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- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 スプロケットに巻き付いた際に、各リンクが
均等に荷重を負担することができるサイレントチェーン
を提供すること。 【解決手段】 サイレントチェーン10は、間接列14
とガイド列20とが交互に組み合わされ、長短2本のロ
ッカーピン22,24により屈曲自在に連結されてい
る。サイレントチェーンの直線時のロッカーピン同士の
接線で区切られるピッチ線上のピッチP1は、スプロケ
ットの捲回時に相当する屈曲角度で隣合うリンクが屈曲
したときのロッカーピン同士の接線で区切られるピッチ
円上の弦ピッチP3とを等しくしなっている。これによ
り、サイレントチェーンの各リンクは、スプロケットの
歯と適正に噛み合い、均等にトルクを負担する。
均等に荷重を負担することができるサイレントチェーン
を提供すること。 【解決手段】 サイレントチェーン10は、間接列14
とガイド列20とが交互に組み合わされ、長短2本のロ
ッカーピン22,24により屈曲自在に連結されてい
る。サイレントチェーンの直線時のロッカーピン同士の
接線で区切られるピッチ線上のピッチP1は、スプロケ
ットの捲回時に相当する屈曲角度で隣合うリンクが屈曲
したときのロッカーピン同士の接線で区切られるピッチ
円上の弦ピッチP3とを等しくしなっている。これによ
り、サイレントチェーンの各リンクは、スプロケットの
歯と適正に噛み合い、均等にトルクを負担する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、リンクプレートが
ロッカーピンで連結されたロッカーピン型サイレントチ
ェーンに関する。
ロッカーピンで連結されたロッカーピン型サイレントチ
ェーンに関する。
【0002】
【従来の技術】サイレントチェーンは、一対のスプロケ
ット間に捲回され、駆動スプロケットから被動スプロケ
ットに動力を伝動するためのチェーンである。ロッカー
ピン型のサイレントチェーンは、一般に、間接列及びガ
イド列が交互に組み合わされ、各列がロッカーピンによ
り屈曲自在に連結されている。間接列及びガイド列にお
けるそれぞれのリンクプレートは、一対のピン孔及び一
対の歯を有しており、長短2本のピンで構成されるロッ
カーピンがピン孔に嵌挿される。隣合う間接列及びガイ
ド列に共通するピン孔では、長短ロッカーピンが互いに
転がり接触している。サイレントチェーンがスプロケッ
トに巻き付いたり、ガイド等で反ったりする場合、長短
2本のロッカーピンは互いに転がり合う。
ット間に捲回され、駆動スプロケットから被動スプロケ
ットに動力を伝動するためのチェーンである。ロッカー
ピン型のサイレントチェーンは、一般に、間接列及びガ
イド列が交互に組み合わされ、各列がロッカーピンによ
り屈曲自在に連結されている。間接列及びガイド列にお
けるそれぞれのリンクプレートは、一対のピン孔及び一
対の歯を有しており、長短2本のピンで構成されるロッ
カーピンがピン孔に嵌挿される。隣合う間接列及びガイ
ド列に共通するピン孔では、長短ロッカーピンが互いに
転がり接触している。サイレントチェーンがスプロケッ
トに巻き付いたり、ガイド等で反ったりする場合、長短
2本のロッカーピンは互いに転がり合う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】丸ピン型・ロッカーピ
ン型に拘らず、サイレントチェーンを設計する場合、ま
ず、サイレントチェーンに噛み合う一対のスプロケット
の軸間距離が決められる。サイレントチェーン、特に、
ロッカーピン型のサイレントチェーンの用途として車輌
用トランスファがあり、このような用途では、まず、ト
ランスファ全体のサイズが設定され、そのサイズの中で
各部品の設計や、その設計変更が行なわれるからであ
る。一対のスプロケットの軸間距離が決められると、次
に、サイレントチェーンの直線状態のピッチ、スプロケ
ットの円ピッチの順番で設計が行なわれる。ロッカーピ
ン型のサイレントチェーンにおけるサイレントチェーン
のピッチとは、サイレントチェーンが直線状態における
ロッカーピン同士の接触点をピッチ線に投影したときの
2点間距離である(以下、「サイレントチェーンのピッ
チ」という。)。スプロケットの円ピッチとは、ピッチ
円上における隣合うピッチ点間の円弧の距離である。そ
して、これらのサイレントチェーンのピッチ及びスプロ
ケットの円ピッチに基づき、スプロケットの歯数及び歯
形、スプロケットのピッチ円直径、リンクプレートの形
状及び寸法、並びに、ロッカーピンの形状及び寸法等が
定められる。
ン型に拘らず、サイレントチェーンを設計する場合、ま
ず、サイレントチェーンに噛み合う一対のスプロケット
の軸間距離が決められる。サイレントチェーン、特に、
ロッカーピン型のサイレントチェーンの用途として車輌
用トランスファがあり、このような用途では、まず、ト
ランスファ全体のサイズが設定され、そのサイズの中で
各部品の設計や、その設計変更が行なわれるからであ
る。一対のスプロケットの軸間距離が決められると、次
に、サイレントチェーンの直線状態のピッチ、スプロケ
ットの円ピッチの順番で設計が行なわれる。ロッカーピ
ン型のサイレントチェーンにおけるサイレントチェーン
のピッチとは、サイレントチェーンが直線状態における
ロッカーピン同士の接触点をピッチ線に投影したときの
2点間距離である(以下、「サイレントチェーンのピッ
チ」という。)。スプロケットの円ピッチとは、ピッチ
円上における隣合うピッチ点間の円弧の距離である。そ
して、これらのサイレントチェーンのピッチ及びスプロ
ケットの円ピッチに基づき、スプロケットの歯数及び歯
形、スプロケットのピッチ円直径、リンクプレートの形
状及び寸法、並びに、ロッカーピンの形状及び寸法等が
定められる。
【0004】ところで、サイレントチェーンとスプロケ
ットの関係では、ローラーチェーンとスプロケットの関
係にない特殊性がある。それは、サイレントチェーンが
スプロケットに噛み合ったときに、サイレントチェーン
のピッチ円とスプロケットのピッチ円が異なることであ
る。上記設計過程では、サイレントチェーンのピッチは
考慮されるが、サイレントチェーンがスプロケットに巻
き付いたときの円ピッチや弦ピッチまではそれほど考慮
されていない。したがって、サイレントチェーンのピッ
チを基準にスプロケットの円ピッチを設計すると、サイ
レントチェーンのピッチとサイレントチェーンの円ピッ
チに差が生じてしまう。
ットの関係では、ローラーチェーンとスプロケットの関
係にない特殊性がある。それは、サイレントチェーンが
スプロケットに噛み合ったときに、サイレントチェーン
のピッチ円とスプロケットのピッチ円が異なることであ
る。上記設計過程では、サイレントチェーンのピッチは
考慮されるが、サイレントチェーンがスプロケットに巻
き付いたときの円ピッチや弦ピッチまではそれほど考慮
されていない。したがって、サイレントチェーンのピッ
チを基準にスプロケットの円ピッチを設計すると、サイ
レントチェーンのピッチとサイレントチェーンの円ピッ
チに差が生じてしまう。
【0005】サイレントチェーンのピッチとサイレント
チェーンの円ピッチの差があると、サイレントチェーン
のピッチを基準にスプロケットの円ピッチ、ピッチ円直
径、歯数及び歯形が設計されているので、サイレントチ
ェーンの各リンク毎の荷重分担が損なわれる。例えば、
歯数が30のスプロケットが15歯でサイレントチェー
ンと噛み合っている場合、15歯及び噛み合い中のサイ
レントチェーンのリンクがトルクを均等に負担すること
が好ましい。しかし、サイレントチェーンのピッチを基
準にスプロケットの円ピッチ等を設計すると、各歯及び
各リンクが負担する荷重が不均一になる。すなわち、各
歯及び各リンクの荷重負担が、噛み込みに偏ったり、噛
み外れ側に偏ったりする。そのため、特定の歯及び特定
のリンクが負担する荷重が大きくなり、サイレントチェ
ーンの強度が著しく損なわれていた。
チェーンの円ピッチの差があると、サイレントチェーン
のピッチを基準にスプロケットの円ピッチ、ピッチ円直
径、歯数及び歯形が設計されているので、サイレントチ
ェーンの各リンク毎の荷重分担が損なわれる。例えば、
歯数が30のスプロケットが15歯でサイレントチェー
ンと噛み合っている場合、15歯及び噛み合い中のサイ
レントチェーンのリンクがトルクを均等に負担すること
が好ましい。しかし、サイレントチェーンのピッチを基
準にスプロケットの円ピッチ等を設計すると、各歯及び
各リンクが負担する荷重が不均一になる。すなわち、各
歯及び各リンクの荷重負担が、噛み込みに偏ったり、噛
み外れ側に偏ったりする。そのため、特定の歯及び特定
のリンクが負担する荷重が大きくなり、サイレントチェ
ーンの強度が著しく損なわれていた。
【0006】本発明の目的は、サイレントチェーンのロ
ッカーピンを工夫することにより、サイレントチェーン
のピッチとサイレントチェーンの円ピッチとの間に特定
の関係を与え、サイレントチェーンがスプロケットに巻
き付いた際に、各リンクが均等の荷重を負担することが
できるサイレントチェーンを提供することである。
ッカーピンを工夫することにより、サイレントチェーン
のピッチとサイレントチェーンの円ピッチとの間に特定
の関係を与え、サイレントチェーンがスプロケットに巻
き付いた際に、各リンクが均等の荷重を負担することが
できるサイレントチェーンを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対のピン孔
及び一対の歯を有するリンクプレートにより間接列及び
ガイド列が構成され、各列のリンクプレートが交互に組
み合わされ、ピン孔に嵌挿された長短2本のピンで構成
されるロッカーピンにより屈曲自在に連結されてなるロ
ッカーピン型のサイレントチェーンにおいて、サイレン
トチェーンの直線時のロッカーピン同士の接線で区切ら
れるピッチ線上のピッチと、スプロケットの捲回時に相
当する屈曲角度で隣合うリンクが屈曲したときのロッカ
ーピン同士の接線で区切られるピッチ円上の弦ピッチと
を等しくしたロッカーピン型のサイレントチェーンによ
り前記課題を解決しようとする。
及び一対の歯を有するリンクプレートにより間接列及び
ガイド列が構成され、各列のリンクプレートが交互に組
み合わされ、ピン孔に嵌挿された長短2本のピンで構成
されるロッカーピンにより屈曲自在に連結されてなるロ
ッカーピン型のサイレントチェーンにおいて、サイレン
トチェーンの直線時のロッカーピン同士の接線で区切ら
れるピッチ線上のピッチと、スプロケットの捲回時に相
当する屈曲角度で隣合うリンクが屈曲したときのロッカ
ーピン同士の接線で区切られるピッチ円上の弦ピッチと
を等しくしたロッカーピン型のサイレントチェーンによ
り前記課題を解決しようとする。
【0008】また、本発明では、サイレントチェーンの
直線時のロッカーピン同士の接線で区切られるピッチ線
上のピッチと、複数のスプロケットの捲回時に相当する
複数の屈曲角度のうち、最小のスプロケットの捲回時に
相当する屈曲角度で隣合うリンクが屈曲したときのロッ
カーピン同士の接線で区切られるピッチ円上の弦ピッチ
とを等しくすることが好ましい。
直線時のロッカーピン同士の接線で区切られるピッチ線
上のピッチと、複数のスプロケットの捲回時に相当する
複数の屈曲角度のうち、最小のスプロケットの捲回時に
相当する屈曲角度で隣合うリンクが屈曲したときのロッ
カーピン同士の接線で区切られるピッチ円上の弦ピッチ
とを等しくすることが好ましい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明によ
る実施形態を説明する。図1は、車輌用トランスファに
おけるサイレントチェーン10及び一対のスプロケット
S1,S2の使用例を示している。車輌用トランスファ
では、同一又は近似する仕様の一対のスプロケットS
1,S2が用いられる。サイレントチェーン10は、そ
れぞれのスプロケットに捲回され、駆動側から被動側へ
のトルク伝動を行なう。サイレントチェーン10は、N
枚(N≧2)のリンクプレート12よりなる間接列14
と、N−1枚のリンクプレート16と2枚のガイドプレ
ート18よりなるガイド列20とが交互に組み合わさ
れ、長短2本のロッカーピン22,24により屈曲自在
に連結されている。各列のリンクプレート12,18
は、一対のピン孔26,28及び歯30,32を有して
いる。ロッカーピン22,24の一方の長ピン24は、
短ピン22よりも長く、その両端はガイドプレート18
の非円形ピン孔34に嵌着されている。短ピン22及び
長ピン24は、略同一の横断面形状をなし、転動面2
2’,24’を有し、転動面22’,24’同士が隣合
うように互いに反対向きにしてピン孔26,28に嵌挿
される。ロッカーピン22,24は、それぞれ、円弧状
の転動面Rを有する。もっとも、転動面Rは、複数のR
面が変曲点で滑らかに連続するものでもよい。
る実施形態を説明する。図1は、車輌用トランスファに
おけるサイレントチェーン10及び一対のスプロケット
S1,S2の使用例を示している。車輌用トランスファ
では、同一又は近似する仕様の一対のスプロケットS
1,S2が用いられる。サイレントチェーン10は、そ
れぞれのスプロケットに捲回され、駆動側から被動側へ
のトルク伝動を行なう。サイレントチェーン10は、N
枚(N≧2)のリンクプレート12よりなる間接列14
と、N−1枚のリンクプレート16と2枚のガイドプレ
ート18よりなるガイド列20とが交互に組み合わさ
れ、長短2本のロッカーピン22,24により屈曲自在
に連結されている。各列のリンクプレート12,18
は、一対のピン孔26,28及び歯30,32を有して
いる。ロッカーピン22,24の一方の長ピン24は、
短ピン22よりも長く、その両端はガイドプレート18
の非円形ピン孔34に嵌着されている。短ピン22及び
長ピン24は、略同一の横断面形状をなし、転動面2
2’,24’を有し、転動面22’,24’同士が隣合
うように互いに反対向きにしてピン孔26,28に嵌挿
される。ロッカーピン22,24は、それぞれ、円弧状
の転動面Rを有する。もっとも、転動面Rは、複数のR
面が変曲点で滑らかに連続するものでもよい。
【0010】図2は、サイレントチェーン10の直線時
におけるガイドプレート18を除いた正面図を示してい
る。間接列14のリンクプレート12における短ピン2
2と、ガイド列20のリンクプレート16における長ピ
ン24とは、転動面R同士で接触している。図2におい
て、ピン孔26,28の中心を結ぶサイレントチェーン
10のピッチ線が符号C1で表されている。サイレント
チェーン10の直線時のピッチP1は、ピン孔26,2
8の中心間の距離で定義される。もっとも、ピン孔26
の中心とピン孔28の中心は、隙間等によって必ずしも
一致しないので、本発明におけるピン孔中心とは、それ
ぞれのピン孔26,28の中心を2等分した点をいうも
のとする。一方、転動面R同士の接点は、ピッチ線Cよ
り下位、すなわち、ピッチ線Cより内側(歯側)に設計
されており、転動面R同士の接点とピン孔26,28の
中心は一致しない。しかし、転動面R同士の接点をそれ
ぞれピッチ線C1に接線方向で投影した点の間の距離
は、ピン孔26,28の中心間の距離に一致している。
におけるガイドプレート18を除いた正面図を示してい
る。間接列14のリンクプレート12における短ピン2
2と、ガイド列20のリンクプレート16における長ピ
ン24とは、転動面R同士で接触している。図2におい
て、ピン孔26,28の中心を結ぶサイレントチェーン
10のピッチ線が符号C1で表されている。サイレント
チェーン10の直線時のピッチP1は、ピン孔26,2
8の中心間の距離で定義される。もっとも、ピン孔26
の中心とピン孔28の中心は、隙間等によって必ずしも
一致しないので、本発明におけるピン孔中心とは、それ
ぞれのピン孔26,28の中心を2等分した点をいうも
のとする。一方、転動面R同士の接点は、ピッチ線Cよ
り下位、すなわち、ピッチ線Cより内側(歯側)に設計
されており、転動面R同士の接点とピン孔26,28の
中心は一致しない。しかし、転動面R同士の接点をそれ
ぞれピッチ線C1に接線方向で投影した点の間の距離
は、ピン孔26,28の中心間の距離に一致している。
【0011】図3は、サイレントチェーン10がスプロ
ケットへの捲回時に相当する屈曲角度で隣合うリンク1
4,20が屈曲したときにおけるガイドプレート18を
除いた正面図を示している。間接列14のリンクプレー
ト12における短ピン22と、ガイド列20のリンクプ
レート16における長ピン24とは、転動面R同士で転
動し、屈曲状態で接触している。図3において、ピン孔
26,28の中心を結ぶサイレントチェーン10のピッ
チ線が符号C1で、ピン孔26,28の中心を結ぶサイ
レントチェーン10のピッチ円が符号C2で表されてい
る。サイレントチェーン10の屈曲時の円ピッチP2
は、ピン孔26,28の中心間の円弧距離で定義され
る。一方、転動面R同士の接点は、ピッチ線C1より上
位、すなわち、ピッチ円C2より外側(背面側)に設計
されており、転動面R同士の接点とピン孔26,28の
中心は一致しない。しかし、転動面R同士の接点をそれ
ぞれピッチ線C1又はピッチ円C2に接線方向で投影し
た点の間の距離は、ピン孔26,28の中心間の距離に
一致している。本発明では、このようなサイレントチェ
ーンの屈曲時の直線状のピッチを弦ピッチP3として定
義される。また、サイレントチェーンの屈曲時の転動面
R同士の接線は、スプロケットの中心に向っており、こ
の接線が、ピン孔の中心を通過し、スプロケットの中心
に向うことにより、転動面R同士の接点間の狭角、ピン
孔26,28の中心間の狭角、スプロケットの1つの円
ピッチの狭角は一致する。
ケットへの捲回時に相当する屈曲角度で隣合うリンク1
4,20が屈曲したときにおけるガイドプレート18を
除いた正面図を示している。間接列14のリンクプレー
ト12における短ピン22と、ガイド列20のリンクプ
レート16における長ピン24とは、転動面R同士で転
動し、屈曲状態で接触している。図3において、ピン孔
26,28の中心を結ぶサイレントチェーン10のピッ
チ線が符号C1で、ピン孔26,28の中心を結ぶサイ
レントチェーン10のピッチ円が符号C2で表されてい
る。サイレントチェーン10の屈曲時の円ピッチP2
は、ピン孔26,28の中心間の円弧距離で定義され
る。一方、転動面R同士の接点は、ピッチ線C1より上
位、すなわち、ピッチ円C2より外側(背面側)に設計
されており、転動面R同士の接点とピン孔26,28の
中心は一致しない。しかし、転動面R同士の接点をそれ
ぞれピッチ線C1又はピッチ円C2に接線方向で投影し
た点の間の距離は、ピン孔26,28の中心間の距離に
一致している。本発明では、このようなサイレントチェ
ーンの屈曲時の直線状のピッチを弦ピッチP3として定
義される。また、サイレントチェーンの屈曲時の転動面
R同士の接線は、スプロケットの中心に向っており、こ
の接線が、ピン孔の中心を通過し、スプロケットの中心
に向うことにより、転動面R同士の接点間の狭角、ピン
孔26,28の中心間の狭角、スプロケットの1つの円
ピッチの狭角は一致する。
【0012】上記のように、本発明では、サイレントチ
ェーンの直線時及び屈曲時で、ピッチ線C1又はピッチ
円C2を跨ぐようにロッカーピン22,24の転動面R
が形成され、直線時及び屈曲時でピッチ線C1又はピッ
チ円C2上のピン孔26,28の中心を転動面R同士の
接線が通過するように構成されている。こうすることに
より、設計段階において、スプロケットの軸間距離Lを
基準にサイレントチェーンのピッチが設計され、その
後、スプロケットのピッチ、歯数、歯形が設計されて
も、ロッカーピンの形状を工夫することにより、サイレ
ントチェーンのピッチとサイレントチェーンの弦ピッチ
を一致させることができる。サイレントチェーンのピッ
チとサイレントチェーンの弦ピッチを一致させることに
より、途中からサイレントチェーンとスプロケットとが
別個に設計されても、最終的にサイレントチェーンの各
リンクは、スプロケットの歯と適正に噛み合うようにな
る。その結果、スプロケットへの捲回時のサイレントチ
ェーンの各リンクは、それぞれが均等にトルクを負担す
ることになり、サイレントチェーンの破損原因の1つで
ある特定リンクへの荷重負担がなくなる。
ェーンの直線時及び屈曲時で、ピッチ線C1又はピッチ
円C2を跨ぐようにロッカーピン22,24の転動面R
が形成され、直線時及び屈曲時でピッチ線C1又はピッ
チ円C2上のピン孔26,28の中心を転動面R同士の
接線が通過するように構成されている。こうすることに
より、設計段階において、スプロケットの軸間距離Lを
基準にサイレントチェーンのピッチが設計され、その
後、スプロケットのピッチ、歯数、歯形が設計されて
も、ロッカーピンの形状を工夫することにより、サイレ
ントチェーンのピッチとサイレントチェーンの弦ピッチ
を一致させることができる。サイレントチェーンのピッ
チとサイレントチェーンの弦ピッチを一致させることに
より、途中からサイレントチェーンとスプロケットとが
別個に設計されても、最終的にサイレントチェーンの各
リンクは、スプロケットの歯と適正に噛み合うようにな
る。その結果、スプロケットへの捲回時のサイレントチ
ェーンの各リンクは、それぞれが均等にトルクを負担す
ることになり、サイレントチェーンの破損原因の1つで
ある特定リンクへの荷重負担がなくなる。
【0013】上記実施形態は、一対のスプロケットが略
同じ仕様である場合について説明されたが、サイレント
チェーンは、車輌用トランスファのように一対のスプロ
ケットが略同じ仕様である場合以外にも用いられる。も
っとも、車輌用トランスファにおいても、一対のスプロ
ケットの仕様が異なる場合もある。このような場合に
は、最小のスプロケットへの捲回時の屈曲角度に基づ
き、サイレントチェーンを設計することが好ましい。す
なわち、最小のスプロケットにおいて巻き掛け角が最も
小さくなるとともに、スプロケットの歯と噛み合うリン
ク数も最も少なくなるためである。本発明は、スプロケ
ットへの負担軽減よりも、サイレントチェーンの各リン
ク列への負担軽減を目的としており、このように、最小
のスプロケットの基準にした屈曲角度に基づき、ピッチ
及び弦ピッチを定めるようにロッカーピンを工夫するこ
とにより、サイレントチェーン全体の強度を向上させる
ことができる。
同じ仕様である場合について説明されたが、サイレント
チェーンは、車輌用トランスファのように一対のスプロ
ケットが略同じ仕様である場合以外にも用いられる。も
っとも、車輌用トランスファにおいても、一対のスプロ
ケットの仕様が異なる場合もある。このような場合に
は、最小のスプロケットへの捲回時の屈曲角度に基づ
き、サイレントチェーンを設計することが好ましい。す
なわち、最小のスプロケットにおいて巻き掛け角が最も
小さくなるとともに、スプロケットの歯と噛み合うリン
ク数も最も少なくなるためである。本発明は、スプロケ
ットへの負担軽減よりも、サイレントチェーンの各リン
ク列への負担軽減を目的としており、このように、最小
のスプロケットの基準にした屈曲角度に基づき、ピッチ
及び弦ピッチを定めるようにロッカーピンを工夫するこ
とにより、サイレントチェーン全体の強度を向上させる
ことができる。
【0014】
【発明の効果】サイレントチェーンが直線状態のとき、
サイレントチェーンのピッチはロッカーピン同士で区切
られるピッチ線上のピッチで定められる。一方、サイレ
ントチェーンがスプロケットに巻き付いたとき、サイレ
ントチェーンのピッチに対応するサイレントチェーンの
弦ピッチは、スプロケットの捲回時に相当する屈曲角度
で隣合うリンクが屈曲したときのロッカーピン同士の接
線で区切られるピッチ円上の弦ピッチとして定められ
る。換言すれば、サイレントチェーンのピッチは、サイ
レントチェーンが剛体であり、ピン孔とロッカーピンと
の間に隙間がなく、隣合うリンクのピン孔が一致する条
件下では、ピン孔中心間のピッチに相当する。また、サ
イレントチェーンの弦ピッチも、同じ条件下では、ピン
孔中心間のピッチに相当する。このように、サイレント
チェーンが直線状態いおけるサイレントチェーンのピッ
チ又はピン孔中心間のピッチと、サイレントチェーンの
スプロケットへの捲回時のサイレントチェーンの屈曲状
態におけるサイレントチェーンの弦ピッチ又はピン孔中
心間のピッチが等しくされると、サイレントチェーンの
ピッチを基準にしてスプロケットが製作された場合にお
いて、サイレントチェーンが適正にスプロケットに噛み
合う。こうすることにより、噛み合っている歯の全数又
は噛み合っているリンクの全数が均等にトルクを負担す
ることになり、局所的に歯又はリンクが荷重を負担する
こと排して、高強度化に対応したサイレントチェーンを
製作することができる。逆に、同じ仕様でも小型のサイ
レントチェーンを採用することができる。
サイレントチェーンのピッチはロッカーピン同士で区切
られるピッチ線上のピッチで定められる。一方、サイレ
ントチェーンがスプロケットに巻き付いたとき、サイレ
ントチェーンのピッチに対応するサイレントチェーンの
弦ピッチは、スプロケットの捲回時に相当する屈曲角度
で隣合うリンクが屈曲したときのロッカーピン同士の接
線で区切られるピッチ円上の弦ピッチとして定められ
る。換言すれば、サイレントチェーンのピッチは、サイ
レントチェーンが剛体であり、ピン孔とロッカーピンと
の間に隙間がなく、隣合うリンクのピン孔が一致する条
件下では、ピン孔中心間のピッチに相当する。また、サ
イレントチェーンの弦ピッチも、同じ条件下では、ピン
孔中心間のピッチに相当する。このように、サイレント
チェーンが直線状態いおけるサイレントチェーンのピッ
チ又はピン孔中心間のピッチと、サイレントチェーンの
スプロケットへの捲回時のサイレントチェーンの屈曲状
態におけるサイレントチェーンの弦ピッチ又はピン孔中
心間のピッチが等しくされると、サイレントチェーンの
ピッチを基準にしてスプロケットが製作された場合にお
いて、サイレントチェーンが適正にスプロケットに噛み
合う。こうすることにより、噛み合っている歯の全数又
は噛み合っているリンクの全数が均等にトルクを負担す
ることになり、局所的に歯又はリンクが荷重を負担する
こと排して、高強度化に対応したサイレントチェーンを
製作することができる。逆に、同じ仕様でも小型のサイ
レントチェーンを採用することができる。
【図1】 サイレントチェーンの使用例を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】 サイレントチェーンの直線時のピッチ線及び
ピッチを示す、ガイドプレートを除いた正面図である。
ピッチを示す、ガイドプレートを除いた正面図である。
【図3】 サイレントチェーンの屈曲時のピッチ円、ピ
ッチ線及び弦ピッチを示す、ガイドプレートを除いた正
面図である。
ッチ線及び弦ピッチを示す、ガイドプレートを除いた正
面図である。
【図4】 サイレントチェーンの直線時及び屈曲時の転
動面同士の接点の関係を示す拡大図である。
動面同士の接点の関係を示す拡大図である。
【図5】 図4の転動同士の接点を関係を示すさらなる
拡大図である。
拡大図である。
C1 ピッチ線 C2 ピッチ円 P1 ピッチ P2 円ピッチ P3 弦ピッチ 10 サイレントチェーン 12,16 リンクプレート 18 ガイドプレート 14 間接列 20 ガイド列 22,24 ロッカーピン 26,28 ピン孔 30,32 歯 34 非円形ピン孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福田 茂一 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 船本 隆幸 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 岩▲崎▼ 良紀 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内 (72)発明者 鈴木 健之 大阪府大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号 株式会社椿本チエイン内
Claims (2)
- 【請求項1】 一対のピン孔及び一対の歯を有するリン
クプレートにより間接列及びガイド列が構成され、各列
のリンクプレートが交互に組み合わされ、ピン孔に嵌挿
された長短2本のピンで構成されるロッカーピンにより
屈曲自在に連結されてなるロッカーピン型のサイレント
チェーンにおいて、 サイレントチェーンの直線時のロッカーピン同士の接線
で区切られるピッチ線上のピッチと、スプロケットの捲
回時に相当する屈曲角度で隣合うリンクが屈曲したとき
のロッカーピン同士の接線で区切られるピッチ円上の弦
ピッチとを等しくしたことを特徴とする、ロッカーピン
型のサイレントチェーン。 - 【請求項2】 サイレントチェーンの直線時のロッカー
ピン同士の接線で区切られるピッチ線上のピッチと、複
数のスプロケットの捲回時に相当する複数の屈曲角度の
うち、最小のスプロケットの捲回時に相当する屈曲角度
で隣合うリンクが屈曲したときのロッカーピン同士の接
線で区切られるピッチ円上の弦ピッチとを等しくしたこ
とを特徴とする、請求項1記載のロッカーピン型のサイ
レントチェーン。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001087878A JP2002286100A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 低騒音のロッカーピン型のサイレントチェーン |
US10/104,705 US20020137584A1 (en) | 2001-03-26 | 2002-03-22 | Low noise rocker pin type silent chain |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001087878A JP2002286100A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 低騒音のロッカーピン型のサイレントチェーン |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002286100A true JP2002286100A (ja) | 2002-10-03 |
Family
ID=18943056
Family Applications (1)
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JP2001087878A Pending JP2002286100A (ja) | 2001-03-26 | 2001-03-26 | 低騒音のロッカーピン型のサイレントチェーン |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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JP (1) | JP2002286100A (ja) |
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- 2001-03-26 JP JP2001087878A patent/JP2002286100A/ja active Pending
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2002
- 2002-03-22 US US10/104,705 patent/US20020137584A1/en not_active Abandoned
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Also Published As
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US20020137584A1 (en) | 2002-09-26 |
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Legal Events
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A621 | Written request for application examination |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A02 | Decision of refusal |
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