JP3088788B2 - 油脂組成物 - Google Patents

油脂組成物

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JP3088788B2
JP3088788B2 JP03201841A JP20184191A JP3088788B2 JP 3088788 B2 JP3088788 B2 JP 3088788B2 JP 03201841 A JP03201841 A JP 03201841A JP 20184191 A JP20184191 A JP 20184191A JP 3088788 B2 JP3088788 B2 JP 3088788B2
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佳史 奥村
詔司 丸銭
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Adeka Corp
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Asahi Denka Kogyo KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油脂組成物、詳しく
は、チョコレート用又は製菓用クリーム等に有用な油脂
組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のチョコレート又は製菓用油性クリ
ーム等は、ジ−飽和−モノ−モノ不飽和−トリグリセリ
ド(S2 M )を主たる成分としたテンパー型チョコレ
ート又はテンパー型クリーム類と、硬化処理して製造さ
れた油脂を主成分としたノーテンパー型チョコレート又
はノーテンパー型クリーム類とに分類される。
【0003】テンパー型チョコレート又はテンパー型ク
リーム類(以下、テンパー型クリーム類という)と、ノ
ーテンパー型チョコレート又はノーテンパー型クリーム
類(以下、ノーテンパー型クリーム類という)との分類
は、クリーム類製造時の工程で、テンパリング工程を必
須とする(テンパー型クリーム類)か、しない(ノーテ
ンパー型クリーム類)かによるものである。
【0004】ノーテンパー型クリーム類の主たる油脂成
分は、硬化油脂及び/又は硬化分別油脂であるが、これ
らは、テンパー型クリーム類の主たる油脂成分であるS
2 M との配合性が悪く、任意に配合出来ないものであ
った。従って、ノーテンパー型クリーム類とテンパー型
クリーム類とを混合する際に、幅広い配合ができなかっ
た。つまり、不適切な配合の場合、グレイニング、ある
いは、ブルーミング等の、油脂結晶の粗大化現象が生起
し易く、自由な品質設計ができなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、主た
る油脂成分が、硬化油脂及び/又は硬化分別油脂(ノー
テンパー型油脂)とS2 M (テンパー型油脂)の任意
の配合物であっても、グレイニング、あるいは、ブルー
ミング等の、油脂結晶の粗大化現象を抑制して自由な品
質設計を可能にし、しかも、食した時の口溶け、呈味が
良好な油脂組成物を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、ジ−飽和−モ
ノ−ポリ不飽和−トリグリセリド(以下、S2 P とい
う)を5〜50重量%、硬化油脂及び/又は硬化分別油
脂20〜85重量%、及び、ジ−飽和−モノ−モノ不飽
和−トリグリセリド(以下、S2 M という)10〜7
5重量%を含有することを特徴とするチョコレート用又
は製菓用クリーム用の油脂組成物を提供することによ
り、上記目的を達成したものである。
【0007】以下、本発明の油脂組成物について詳述す
る。本発明の油脂組成物の構成成分であるS2 P は、
特開昭63−273485号公報に記載されているよう
に、ポリ不飽和脂肪酸含有油脂と、飽和脂肪酸又はこれ
らの低級アルコールエステル等とを、リパーゼ等による
エステル交換を行い、必要であれば、さらに分別、精製
等の処理を行うことにより得られるものである。
【0008】S2 P を構成する飽和脂肪酸基として
は、炭素数12〜22の飽和脂肪酸が挙げられる。具体
的には、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ス
テアリン酸、アラキン酸、ベヘン酸等が挙げられ、特
に、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸が工業的に
は好ましい。又、S2 P を構成するポリ不飽和脂肪酸
基としては、炭素数16〜22のジエン酸又はトリエン
酸が挙げられる。具体的には、リノール酸、リノレン酸
等が挙げられるが、リノール酸等のジエン酸が、酸化安
定性において比較的良好である点より好ましい。
【0009】本発明の油脂組成物において、S2
P は、5〜50重量%、好ましくは10〜30重量%含
有されるものである。次に、本発明の油脂組成物の構成
成分である硬化油脂及び/又は硬化分別油脂は、大豆
油、ナタネ油、コメ油、パーム油、綿実油、ひまわり
油、サフラワー油、落花生油、又はこれらの分別油等を
硬化したもの、あるいは、椰子油、パーム核油、又はこ
れらの分別油等を硬化したもので、必要なら、さらに分
別、精製等の処理を行ったものである。
【0010】上記硬化油脂及び/又は硬化分別油脂は、
その融点が好ましくは25〜40℃、より好ましくは3
0〜40℃のものである。本発明の油脂組成物におい
て、硬化油脂及び/又は硬化分別油脂は、20〜85重
量%、好ましくは30〜60重量%含有されるものであ
る。次に、本発明の油脂組成物の構成成分であるS2
M は、カカオ脂、サル脂、シア脂、パーム油、コクム
脂、イリッペ脂等のS2 M 含有油脂、あるいは、これ
らのS2 M 含有油脂を精製、又は、分別、分画、精製
等の処理を行ったものである。
【0011】又、S2 M は、オレイン酸、パルミトオ
レイン酸等の炭素数16〜22のモノエン酸含有油脂
と、炭素数12〜22の飽和脂肪酸、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、アラ
キン酸、ベヘン酸等又はこれらの低級アルコールエステ
ル等とを、リパーゼ等でエステル交換することによって
製造される。必要であれば、さらに分別、精製等の処理
を行って得ることができる。
【0012】本発明の油脂組成物において、S2
M は、10〜75重量%、好ましくは30〜60重量%
含有されるものである。本発明の油脂組成物には、上記
油脂以外の油脂、例えば、大豆油、菜種油、米油、コー
ン油、ひまわり油、サフラワー油、綿実油等の液状油
や、乳脂等を含有させてもよい。
【0013】又、本発明の油脂組成物には、油脂成分の
他にも、糖類、全脂粉乳、脱脂粉乳、カカオマス、カカ
オパウダー、酒類、乳化剤、香料、呈味パウダー類、ミ
ルク、生クリーム、着色料、澱粉類等を適宜含有させて
もよい。
【0014】
【実施例】以下に実施例を比較例および実験例と共に挙
げ、本発明を更に詳しく説明する。 実施例1〜2および比較例1 まず、S2 P 含有油脂は、特公昭63ー273485
号公報の記載に基づき、サフラワー油10重量部とステ
アリン酸10重量部とを反応させ、脂肪酸を除去したの
ち、溶剤分別により中部油フラクションを分取し、これ
を精製することにより製造した。このS2 P 含有油脂
中には、S2 P が82%、S2 M が14%含有され
ていた(HPLC分析による)。
【0015】次に、硬化油脂及び/又は硬化分別油脂と
しては、コメ油30重量部、パーム軟部油40重量部、
ナタネ油30重量部を混合し、融点が30.5℃となる
ように硬化して、硬化油脂Aを製造した。以上から得ら
れたS2 P 含有油脂および硬化油脂Aを使用し、下記
第1表の配合にて、常法によりチョコレート(実施例1
〜2、比較例1)をそれぞれ製造した。
【0016】 実施例1〜2および比較例1のチョコレート中の油分と
2 P の含有量は下記第2表の通りである。
【0017】 実験例1 上記において製造した実施例1〜2および比較例1のチ
ョコレートをテンパリングを行わず、ノーテンパー状態
で急冷固化した後、20℃で放置し、ブルームの観察を
行った。その結果を下記第3表に示す。
【0018】 上記表中、 −:変化なし、±:光沢がない、+:ブル
ームが発生、++:激しいブルームが発生を示す。(以
後同じ)実施例1〜2のチョコレートは、比較例1のチ
ョコレートと比べ、ブルームの発生が抑制されている。
【0019】実験例2 上記において製造した実施例1〜2および比較例1のチ
ョコレートをテンパリングを行わず、ノーテンパー状態
で急冷固化した後、15℃で放置し、ブルームの観察を
行った。その結果を下記第4表に示す。 実験例1よりさらに違いが明確になっており、実施例1
〜2のチョコレートはS2 P の含有量が増加すると共
にブルームの発生がより抑制されている。
【0020】実施例3〜4および比較例2 コメ油80重量部およびパーム軟部油20重量部を混合
し、融点が37.5℃となるように硬化して、硬化油脂
Bを製造した。この硬化油脂Bと、実施例1〜2で得ら
れたS2 P 含有油脂を使用して、下記第5表の配合に
て、常法によりチョコレート(実施例3〜4、比較例
2)をそれぞれ製造した。
【0021】 実施例3〜4および比較例2のチョコレート中の油分と
2 P の含有量は下記第6表の通りである。
【0022】 実験例3 上記において製造した実施例3〜4および比較例2のチ
ョコレートをテンパリングを行わず、ノーテンパー状態
で急冷固化した後、20℃で放置し、ブルームの観察を
行った。その結果を下記第7表に示す。
【0023】 実施例3のチョコレートは、比較例2のチョコレートと
比べ、ブルームの発生が抑制されており、実施例4のチ
ョコレートは、さらにブルームの発生が抑制されてい
る。
【0024】実験例4 上記において製造した実施例3〜4および比較例2のチ
ョコレートをテンパリングを行わず、ノーテンパー状態
で急冷固化した後、26℃で放置し、ブルームの観察を
行った。その結果を下記第8表に示す。 実施例3のチョコレートは、比較例2のチョコレートと
比べ、ブルームの発生が抑制されており、実施例4のチ
ョコレートは、さらにブルームの発生が抑制されてい
る。
【0025】実験例5 上記において製造した実施例3〜4および比較例2のチ
ョコレートをテンパリングを行わず、ノーテンパー状態
で急冷固化した後、20℃12時間放置後、30℃12
時間放置を繰り返して、ブルームの観察を行った。その
結果を下記第9表に示す。
【0026】 実施例3のチョコレートは、比較例2のチョコレートと
比べ、ブルームの発生が抑制されており、実施例4のチ
ョコレートは、さらにブルームの発生が抑制されてい
る。
【0027】実施例5および比較例3 実施例1〜2で得られたS2 P 含有油脂、実施例3〜
4で得られた硬化油脂Bを使用して、下記第10表の配
合にて、常法によりチョコレート(実施例5、比較例
3)をそれぞれ製造した。 実施例5および比較例3のチョコレート中の油分とS2
Pの含有量は下記第11表の通りである。
【0028】 実験例6 上記において製造した実施例5および比較例3のチョコ
レートをテンパリングを行わず、ノーテンパー状態で急
冷固化した後、20℃で放置し、ブルームの観察を行っ
た。その結果を下記第12表に示す。
【0029】 実施例5のチョコレートは、比較例3のチョコレートと
比べ、顕著にブルームの発生が抑制されている。
【0030】又、30日放置後、実施例5および比較例
3のチョコレートを賞味したところ、比較例3のチョコ
レートがボソボソの状態になっていたのに対し、実施例
5のチョコレートは製造時の口溶け、呈味を維持してお
り、良好なチョコレートであった。 実験例7 上記において製造した実施例5および比較例3のチョコ
レートをテンパリングを行わず、ノーテンパー状態で急
冷固化した後、26℃で放置し、ブルームの観察を行っ
た。その結果を下記第13表に示す。
【0031】 実施例5のチョコレートは、比較例3のチョコレートと
比べ、顕著にブルームの発生が抑制されている。
【0032】又、20日放置後、実施例5および比較例
3のチョコレートを賞味したところ、比較例3のチョコ
レートがボソボソの状態になっていたのに対し、実施例
5のチョコレートは製造時の口溶け、呈味を維持してお
り、良好なチョコレートであった。 実験例8 上記において製造した実施例5および比較例3のチョコ
レートをテンパリングを行わず、ノーテンパー状態で急
冷固化した後、20℃12時間放置後、30℃12時間
放置を繰り返して、ブルームの観察を行った。その結果
を下記第14表に示す。
【0033】 実施例5のチョコレートは、比較例3のチョコレートと
比べ、顕著にブルームの発生が抑制されている。
【0034】又、20日放置後、実施例5および比較例
3のチョコレートを賞味したところ、比較例3のチョコ
レートがボソボソの状態になっていたのに対し、実施例
5のチョコレートは製造時の口溶け、呈味を維持してお
り、良好なチョコレートであった。
【0035】
【発明の効果】本発明の油脂組成物は、主たる油脂成分
が、硬化油脂及び/又は硬化分別油脂(ノーテンパー型
油脂)とS2 M (テンパー型油脂)の任意の配合物で
あっても、グレイニング、あるいは、ブルーミング等
の、油脂結晶の粗大化現象を抑制して自由な品質設計を
可能にし、しかも、食した時の口溶け、呈味が良好なも
のである。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A23G 1/00 - 9/30 A23D 9/00 500 A23D 9/007 A23G 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジ−飽和−モノ−ポリ不飽和−トリグリ
    セリド(S2 P )を5〜50重量%、硬化油脂及び/
    又は硬化分別油脂20〜85重量%、及び、ジ−飽和−
    モノ−モノ不飽和−トリグリセリド(S2 M )10〜
    75重量%を含有することを特徴とするチョコレート用
    又は製菓用クリーム用の油脂組成物。
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JP3388838B2 (ja) * 1993-11-18 2003-03-24 旭電化工業株式会社 製菓用油脂組成物の製造方法
JP4306848B2 (ja) * 1998-12-22 2009-08-05 株式会社Adeka 含水チョコレート類

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