JP3087529U - ツーリングスノーボードのためのビンディング機構 - Google Patents
ツーリングスノーボードのためのビンディング機構Info
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Abstract
(57)【要約】
ツーリングスノーボードのボード部を互いにしっかりと
結合するためにビンディング機構が使用される。ビンデ
ィング機構は、第1および第2のボード部の少なくとも
一方に装着される第1のインターフェイスと、ベースに
装着される第2のインターフエイスとを含む。クランプ
が、第1または第2のインターフェイスに装着され、イ
ンターフェイスが互いと係合するよう適合されている閉
鎖構成と、インターフェイスが互いを解除するよう適合
されている開放構成との間で可動である。開放構成時に
は、インターフェイス間に一定量の隙間が存在する。ク
ランプが閉鎖構成に動かされるとき、隙間の量は減じら
れ、ボード部を互いにしっかりと接合する。クランプは
また、少なくとも2つの平行でない方向に締付け力をか
けてボード部を引き合わせてもよい。クランプはまた、
スノーボードブーツビンディングを、スノーボードモー
ド時にはボード部に、または、登行モード時にはボード
部の一方に装着するために採用されてもよい。
結合するためにビンディング機構が使用される。ビンデ
ィング機構は、第1および第2のボード部の少なくとも
一方に装着される第1のインターフェイスと、ベースに
装着される第2のインターフエイスとを含む。クランプ
が、第1または第2のインターフェイスに装着され、イ
ンターフェイスが互いと係合するよう適合されている閉
鎖構成と、インターフェイスが互いを解除するよう適合
されている開放構成との間で可動である。開放構成時に
は、インターフェイス間に一定量の隙間が存在する。ク
ランプが閉鎖構成に動かされるとき、隙間の量は減じら
れ、ボード部を互いにしっかりと接合する。クランプは
また、少なくとも2つの平行でない方向に締付け力をか
けてボード部を引き合わせてもよい。クランプはまた、
スノーボードブーツビンディングを、スノーボードモー
ド時にはボード部に、または、登行モード時にはボード
部の一方に装着するために採用されてもよい。
Description
【0001】
考案の分野 この考案は、少なくとも2つのボード部を有するツーリングスノーボードとと もに使用されるビンディングおよび他の接合器具に関する。
【0002】 関連技術 バックカントリースノーボーディングは、通常、整えられた道やスキーリフト から離れた地域におけるスノーボーディングを伴い、より良質の雪や、ゲレンデ またはスキーリフトでの混雑のなさを含む多くの独特の利点を乗り手に提供する 。しかしながら、スノーボーダーは、スキーリフトを用いずに斜面を登らなけれ ばならない。典型的には、乗り手はブーツからスノーボードを取り外してボード を持って斜面を登る。
【0003】 乗り手が山に登る能力を高め、かつ乗り手のためにさらなる娯楽を提供するた めに、スノーボードが、解除可能に互いに接合されたボード部を含む、ツーリン グスノーボードが開発されている。スノーボーディングモードでは、ボード部は 、一体型のスノーボードを真似て互いに接合される。登行モードでは、ボード部 は、斜面を登りやすくするように、分離され独立して作動する。
【0004】 これらのツーリングスノーボードと関連付けて使用されるためにさまざまなビ ンディングシステムが開発されている。スノーボードモードにスノーボードを構 成するために、ビンディング機構の第1の構成要素が、典型的には第1のボード 部に装着され、ビンディング機構の第2の構成要素が、典型的には第2のボード 部に装着される。乗り手のブーツを固定するビンディング機構の構成要素が、ボ ード部に装着された2つの構成要素と摺動して係合する。この配置の性質のため に、2つのボード部間の最適な結合が可能でない。この点に関し、一方の構成要 素を他方に対して有効に摺動させるために、2つのビンディング構成要素間の隙 間が必要とされる。この隙間は、典型的には、ビンディング機構の構成要素間に 、およびやがて使用時に2つのボード部間に不所望の遊びを生じさせてしまう。
【0005】 さらに、ツーリングスノーボードのための典型的なビンディングシステムは、 各々が独立した構成要素を有する、スノーボードモードおよび登行モードにビン ディング機構をスノーボードにロックするための別個の装置を利用する。これは 、ビンディング機構をボードに有効に固定するために複数のしばしば複雑な構成 要素の使用を必要とするので、不利である。
【0006】
この考案のある例示の実施例において、スノーボードモードまたは登行モード のいずれかに配置されるべき少なくとも第1および第2のボード部を有するツー リングスノーボードのためのビンディング機構が提供される。ビンディング機構 は、スノーボードブーツを受入れるよう構成され配置されるベースを含む。第1 のインターフェイスが、第1および第2のボード部の少なくとも一方に装着され 、第2のインターフェイスが、ベースに装着され、ツーリングスノーボードがス ノーボードモードにあるとき第1のインターフェイスと係合してベースをスノー ボードに装着するよう構成および配置される。第1または第2のインターフェイ スは、第1および第2のインターフェイスの一方が第1および第2のインターフ ェイスの他方と係合するよう適合させられる閉鎖構成と、第1および第2のイン ターフェイスの一方が第1および第2のインターフェイスの他方を解除するよう 適合させられる開放位置との間で可動であるクランプを含み、クランプが開放構 成にあるとき、一定量の隙間が第1のインターフェイスと第2のインターフェイ スとの間に存在する。クランプが開放構成から閉鎖構成に動くとき、隙間の量は 減じられる。
【0007】 この考案の別の例示の実施例では、スノーボードモードおよび登行モードのい ずれかに配置されるべきツーリングスノーボードの第1および第2のボード部を 互いに取付けるための器具が提供される。この器具は、第1のボード部に装着さ れるべき第1のインターフェイス部分と、第2のボード部に装着されるべき第2 のインターフェイス部分とを含む。クランプが、第1および第2のインターフェ イス部分に作動的に結合される。クランプは、少なくとも2つの平行でない方向 に第1および第2のインターフェイス部分に対して締付け力をかけ、第1および 第2のボード部を引き合わせる。
【0008】 この考案のさらに別の例示の実施例では、スノーボードモードおよび登行モー ドのいずれかに配置されるべき少なくとも第1および第2のボード部を有するツ ーリングスノーボードのためのビンディング機構が提供される。ビンディング機 構は、スノーボードブーツを受入れるよう構成され配置されるベースを含む。ビ ンディング機構は、スノーボードモードにおいてベースをスノーボードに装着す るための少なくとも1つのスノーボードモードインターフェイスと、登行モード においてベースを第1および第2のボード部の一方に装着するための少なくとも 1つの登行モードインターフェイスとをさらに含む。ベースに結合されるクラン プは、開放構成と閉鎖構成との間で可動である。閉鎖構成において、クランプは 、スノーボードモードでは少なくとも1つのスノーボードモードインターフェイ スと係合し、かつ、登行モードでは少なくとも1つの登行モードインターフェイ スと係合するよう適合させられる。開放構成時には、クランプは、スノーボード モードでは少なくとも1つのスノーボードモードインターフェイスを解除し、か つ、登行モードでは少なくとも1つの登行モードインターフェイスを解除するよ う適合させられる。
【0009】 この考案のさらに別の例示の実施例において、スノーボードモードおよび登行 モードのいずれかに配置されるべき少なくとも第1および第2のボード部を有す るツーリングスノーボードのためのビンディング機構が提供される。ビンディン グ機構は、スノーボードブーツを受入れるよう構成および配置されるベースと、 第1および第2のボード部の少なくとも一方に装着すべき第1のインターフェイ スとを含む。第2のインターフェイスが、ベースに装着され、ツーリングスノー ボードがスノーボードモードにあるとき第1のインターフェイスと係合してベー スをスノーボードに装着するよう構成および配置される。ビンディング機構は、 第1のインターフェイスと第2のインターフェイスとの間に作動的に結合され、 スノーボードモード時に第1のインターフェイスと第2のインターフェイスとの 間の隙間の量を減じて第1のインタフェースを第2のインターフェイスに締付け るための手段をさらに含む。
【0010】 この考案の別の例示の実施例では、スノーボードモードおよび登行モードのい ずれかに配置されるべきツーリングスノーボードの第1および第2のボード部を 互いに取付けるための器具が提供される。この器具は、第1のボード部に装着さ れるべき第1のインターフェイス部分と、第2のボード部に装着されるべき第2 のインターフェイス部分とを含む。第1のインターフェイス部分と第2のインタ ーフェイス部分との間に作動的に結合される手段が、少なくとも2つの平行でな い方向で第1および第2のインターフェイス部分に締付け力をかけて、第1およ び第2のボード部を引き合わせる。
【0011】 この考案のさらに別の例示の実施例において、ツーリングスノーボードにスノ ーボードビンディングを装着するための方法が提供される。ツーリングスノーボ ードは、スノーボードモードおよび登行モードのいずれかに配置されるべき少な くとも第1および第2のボード部を有する。スノーボードビンディングは、スノ ーボードブーツを受入れるためのベースを含み、第1のボード部は第1のインタ ーフェイス部分を含み、第2のボード部は第2のインターフェイス部分を含む。 この方法は、第1および第2のインターフェイス部分を引き合わせて第1および 第2のボード部を引き合わせるように、第1および第2のインターフェイス部分 にベースを締付けることにより、スノーボードモードにおいてベースをスノーボ ードに装着する行為を含む。
【0012】 この考案のさらに別の例示の実施例では、スノーボードモード時にツーリング スノーボードの第1および第2のボード部を固定するための方法が提供される。 第1および第2のボード部は、登行モードでの使用のために分離可能でもある。 第1のボード部は第1のインターフェイス部分を含み、第2のボード部は第2の インターフェイス部分を含む。この方法は、少なくとも2つの平行でない方向で 第1および第2のインターフェイス部分に締付け力をかけることにより第1およ び第2のインターフェイス部分を互いに締付けて、第1および第2のボード部を 引き合わせる行為を含む。
【0013】 この考案の別の例示の実施例では、第1および第2のボード部を有するツーリ ングスノーボードを登行モードからスノーボードモードに変換する方法が提供さ れる。ツーリングスノーボードは、左右のスノーボードブーツを受入れるための 左右のビンディングを有する。この方法は、左足ビンディングに対して第1の可 動クランプを駆動して、第1のボード部に装着された左足登行モードインターフ ェイスから左足ビンディングを外す行為と、右足ビンディングに対して第2の可 動クランプを駆動して、第2のボード部に装着された右足登行モードインターフ ェイスから右足ビンディングを外す行為と、第1および第2のボード部を合わせ ておく行為と、左足ビンディングに対して第1の可動クランプを駆動して第1お よび第2のボード部の少なくとも一方上の左足スノーボードインターフェイスと 係合させる行為と、右足ビンディングに対して第2の可動クランプを駆動して第 1および第2のボード部の少なくとも一方上の右足スノーボードインターフェイ スと係合させる行為とを含む。
【0014】 別の例示の実施例では、スノーボードモードおよび登行モードのいずれかに配 置されるよう構成されたツーリングスノーボードが提供される。ツーリングスノ ーボードは、スノーボードモードにツーリングスノーボードを構成するようにビ ンディング機構と協働する。ビンディング機構は、ツーリングスノーボードに装 着可能な第1のインターフェイス部分と、ツーリングスノーボードに装着可能な 第2のインターフェイス部分とを含む第1のインターフェイスを有する。ツーリ ングスノーボードは、第1のインターフェイスの第1の部分を受入れるための少 なくとも2つの装着穴を有する第1の部と、第1のインターフェイスの第2の部 分を受入れるための少なくとも2つの装着穴を有する第2のボード部とを含む。 装着穴は、2つのボード部が互いに接合されるとき円上にある。
【0015】 さらに別の例示の実施例では、スノーボードモードおよび登行モードのいずれ かに配置されるべきツーリングスノーボードの第1および第2のボード部を互い に取付けるための器具が提供される。この器具は、第1のボード部に装着される べき第1のインターフェイス部分と、第2のボード部に装着されるべき第2のイ ンターフェイス部分とを含む。第1および第2の部分は合わせて円形の係合領域 を形成する。第1および第2のインターフェイス部分に作動的に結合されるクラ ンプが、円形係合領域に締付け力をかける。
【0016】 この考案のさまざまな実施例が、例として、添付の図面を参照して記載される 。
【0017】
本考案のある例示の実施例は、ツーリングスノーボードに使用されるビンディ ング機構に向けられる。ビンディング機構は、第1および第2のインターフェイ スを含み、これらのインターフェイスの一方はビンディングに装着され、他方は ボード部の少なくとも1つに装着される。インターフェイスの一方は、ツーリン グスノーボードのボード部を互いにしっかりと結合するクランプを含む。クラン プは、開放構成と閉鎖構成との間で可動である。ビンディング機構をスノーボー ドに装着するために、クランプは開かれてから、他方のインターフェイスと係合 するように位置決めされる。次に、クランプは閉鎖構成に動かされ、クランプと 他方のインターフェイスとの間の隙間の量が減じられ、それによりボード部を引 き合わせこれらをしっかりと接合する。有利には、クランプが閉じられていると き、ビンディング機構の構成要素間の遊びは低減され、それにより、スノーボー ドモード時に2つのボード部間の遊びを低減する。
【0018】 別の実施例では、ボード部を互いに取付けるための器具が提供される。この器 具は、少なくとも2つの平行でない方向に締付け力をかけてボード部を引き合わ せるクランプを採用する。この器具は、スノーボードビンディングをツーリング スノーボードに装着するようにも構成されてよい。代替的に、この器具は、スノ ーボードビンディングをツーリングスノーボードに装着することなしに、ボード 部を互いに結合するための別個の機構であってもよい。平行でない方向に締付け 力をかけるクランプを設けることにより、有利には、2つのボード部間のせん断 運動を低減する態様でボード部を引き合わせる。
【0019】 別の実施例では、スノーボードモード時にボード部に、または、登行モード時 にボード部の1つに、スノーボードブーツビンディングを装着するためにクラン プを採用するビンディング機構が提供される。したがって、このビンディング機 構は、登行モードおよびスノーボードモードの両方について単一の可動係合を採 用する。この機構が複雑さを低減するので、これは有利である。
【0020】 別の実施例では、ビンディング機構は、ツーリングスノーボードに装着可能な 第1のインターフェイス部分と、ツーリングスノーボードに装着可能な第2のイ ンターフェイス部分とを含む第1のインターフェイスを有する。ツーリングスノ ーボードは、第1のインターフェイスの第1の部分を受入れるために少なくとも 2つの装着穴を有する第1の部と、第1のインターフェイスの第2の部分を受入 れるために少なくとも2つの装着穴を有する第2のボード部とを含む。装着穴は 、2つのボード部が互いに接合されたとき円上に存在する。
【0021】 別の実施例では、第1および第2の部分は合わせて円形係合領域を形成する。 第1および第2のインターフェイス部分に作動的に結合されるクランプが、円形 係合領域に締付け力をかける。
【0022】 本考案に従うビンディング機構20のある例示の実施例が、図1および図2に 示される。この実施例では、ビンディング機構は、スノーボードブーツ(図示せ ず)をツーリングスノーボード22に装着するために使用される。ツーリングス ノーボードは、スノーボードモードでは接合され、登行モードでは分離されるよ う構成可能である2つのボード部24、26を含む。
【0023】 本考案は、2つ以上の部分を含むいかなるツーリングスノーボードにも採用可 能である。したがって、2つのボード部が図示され記載されるが、この考案は、 さらなるボード部を有するツーリングスノーボードにも採用可能であることが認 められる。
【0024】 図2を参照して、ビンディング機構20は、スノーボードブーツを受入れるた めのベース32を有するスノーボードブーツビンディング30を含む。スノーボ ードブーツビンディングは、ストラップタイプのトレイビンディングまたはステ ップインビンディングを含む、いかなるタイプも可能であり、本考案はビンディ ング30のいかなる特定のタイプとの使用にも限られるものでない。
【0025】 ビンディング機構20は、ツーリングスノーボード22に装着される第1のイ ンターフェイス34(スノーボードモードインターフェイスとも呼ばれる)と、 ベース32に装着され、ツーリングスノーボードがスノーボードモードにあると き第1のインターフェイス34と係合可能である第2のインターフェイス36と をさらに含む。ツーリングスノーボード22がスノーボーディングモードにある とき、クランプ38が、インターフェイス34、36を互いに固定するように第 2のインターフェイス36に作動可能に結合される。本考案は、ビンディングに 装着されるインターフェイスに対してクランプを採用することに限られるもので なく、クランプは、代替的に、スノーボードに装着されるインターフェイスに対 して設けられてもよいことが認められる。
【0026】 クランプ38は、開放構成(図3参照)と閉鎖構成(図4参照)との間で可動 である。閉鎖構成では、インターフェイス34、36は互いと係合するよう適合 させられ、開放構成では、インターフェイス34、36は互いを解除するよう適 合させられる。開放構成では、一定量の隙間がインターフェイス34と36との 間に存在する。クランプ38が閉鎖構成へと動くとき、隙間の量は減じられる。 ボード部間に空間があれば、クランプ38の締付け作用がボード部を引き合わせ る。このように、ボード部24、26は、スノーボーディングモード時にスノー ボード22の構造的一体性を維持するように、互いに固定される。対照的に、先 のビンディング機構は、機構の構成要素間の摺動係合を採用していた。必然的に 、そのような摺動係合を与えるために、不所望の隙間が構成要素間に存在しなけ ればならない。本考案のこの実施例に従えば、クランプを採用してビンディング 機構の構成要素間のいかなる隙間をも低減する。
【0027】 図2に示す実施例において、第1のインターフェイス34は、各々が三日月形 をしている2つのハーフディスク40、42を含む。一方のハーフディスク40 は一方のボード部24に装着され、他方のハーフディスク42は他方のボード部 26に装着される。ハーフディスク40、42の外周は合わさって完全な円を形 成し、円形の係合領域を規定する。クランプ38は、ハーフディスク40、42 の外周と実質的に同じ曲率半径を有し、これらと係合する、はめ合い弧形部44 、46を含む。
【0028】 この考案は、インターフェイスに円形のはめ合い面を用いることに限られるも のでなく、他の好適な形のはめ合い面が採用されてもよいことが認められる。た とえば、楕円形、長方形、正方形、三角形、他の多角形または任意の他の好適な 形のはめ合い面が採用されてもよい。さらに、インターフェイス34が、環状の 領域を占めるハーフディスク40、42(すなわち、各々が三日月形である)か ら形成されるが、インターフェイス34は、他の好適な形の部材から形成されて もよいことが認められる。さらに、ハーフディスク40、42はほぼ同じ大きさ であるものと示されるが、本考案はこの点で限られるものでなく、一方のハーフ ディスクが他方より大きくてもよい。
【0029】 各ハーフディスク40、42は、任意の好適な締結具によってそれぞれのボー ド部に装着されてもよいが、この考案はいかなる特定の取付技術にも限られるも のでない。たとえば、ある実施例では、ハーフディスク40、42は、ハーフデ ィスクの穴51を貫通し、ボード部24、26に埋込まれたねじ挿入口と係合す るねじ50を使用して、ボードに装着される。ある例示の実施例では、ハーフデ ィスクは、円上に配置された穴パターンを使用してボードに装着される。たとえ ば、各ボード部は、ボード部が互いに接合されるとき、結果として4つの装着穴 が実質的に円上に存在するように配置される少なくとも2つの装着穴を含む。図 示の実施例では、各ボード部上に形成された3つの装着穴が採用され、ボード部 が互いに接合されたとき、結果として6個の装着穴が実質的に円上に存在するよ うに配置される。ハーフディスクに誘導される応力が均等にされ得るので、ハー フディスクの装着穴を円上に配置することが有利である。この点で、装着穴は三 日月形のハーフディスクの輪郭に従い、各装着場所での応力はほぼ同じである。 ある実施例では装着穴は円上に存在するよう位置決めされるが、本考案はこの点 で限られるものでなく、他の好適な装着位置が採用されてもよい。
【0030】 乗り手の足のスタンス幅が調節されてもよいように、ハーフディスクは調節可 能にボードに装着可能であってもよい。したがって、ある実施例では、ボードは 、各々がねじ50を受入れるためのねじ挿入口52を有する複数の組の装着穴と ともに作られる。したがって、ハーフディスクは、ボードの長さに沿って複数個 の場所の1つに装着され得る。代替的に、所望のスタンス幅に合わせてハーフデ ィスクの調節可能な装着を可能とするように、複数個の装着穴がハーフディスク に形成されてもよい。
【0031】 この考案のある実施例では、ボード部24、26が互いに接合されたとき、ボ ード部間の垂直相対運動が阻止される。これは、多くの方法のいずれかでなされ ることができる。図1および図2に示す例示の実施例では、ハーフディスク40 、42は、第1のボード部24に装着されるハーフディスク40の一部が第2の ボード部26の表面の上に横たわるように、ボード部24、26に装着される。 同様に、第2のボード部26に装着されるハーフディスク42の一部が第1のボ ード部24の表面の上に横たわる。これに関し、各ハーフディスクのうち隣接す るボード部の上に横たわる部分は、そのボード部が、ハーフディスクが装着され るボード部に対して持ち上がるのを防ぐ。図示の実施例では、各ハーフディスク は隣接するボード部の上にあるが、代替の実施例では、1つのみのハーフディス クが隣接するボード部の上に横たわる。さらに、上に論じたように、ボード部間 の垂直相対運動は他の態様で阻止されることが可能であり、どちらのハーフディ スクも隣接するボード部の上に横たわらなくてもよい。
【0032】 ハーフディスクの締付けを促進するために、クランプ38は、ベース部62と 、ベース部62の両側に接合される第1および第2のアーム64、66とを有す るU字形の部材60を含む。第1および第2のアーム64、66は各々、第1お よび第2のハーフディスク40、42の部分と係合し、アーム64、66はそれ ぞれ、ハーフディスク40、42と係合する、上に論じた弧形部44、46を含 む。クランプはU字形クランプ部材として示されるが、本考案はこれに限られる ものでなく、他の好適な形のクランプが採用されてもよいことが認められる。さ らに、アーム64、66は、ハーフディスク40、42と係合する弧形部44、 46を含むが、ハーフディスクの外周の形状と適合性のあるいかなる好適な形の アーム64、66が採用されてもよいことが認められる。
【0033】 好ましくは、クランプ38は、クランプ38が閉鎖構成にあるとき、ビンディ ング機構20に与えられる持ち上げ力に抵抗するように、ハーフディスク40、 42と係合する。これは、多くの態様のいずれでもなされることができる。図1 の線5−5に沿ったビンディング機構の一部の断面図である図5に示す例示の実 施例では、各ハーフディスクは、ローブ(突出し部)70を含み、クランプ38 の第1および第2のアーム64、66は各々、ローブ70と係合するはめ合い棚 72を含む。ローブと棚の構成が提供されるが、本考案はこれに限られるもので なく、他の好適な係合特徴部が、ハーフディスク40、42からのクランプ38 の持ち上がりに抵抗するために設けられてもよい。たとえば、ハーフディスクは 戻り止めを含んでもよく、クランプははめ合い突出部を含んでもよい。
【0034】 図示の実施例では、クランプ38は、クランプ38と第1のインターフェイス 34との係合を促進するために、開放構成にバイアスされる。これは、多くの態 様のいずれでもなされることができる。たとえば、U字形部材60がハーフディ スク40、42と係合することを可能にするために、隙間が設けられるように、 U字形部材60の側アーム64、66は、外側方向にバイアスされてもよい。ク ランプ38を閉じるために、U字形部材60のバイアスは克服され、それにより 、側アーム64、66は互いの方へ動かされハーフディスク40、42と係合す る。
【0035】 図示の実施例では、U字形部材60は、U字形部材60の形状のために開放構 成にバイアスされている。たとえば、U字形部材60のベース62および/また は側アームの一方もしくは両方は、互いから離れるように側アーム64、66を バイアスする板ばねとして形成されてもよい。もちろん、U字形部材60をバイ アスする他の好適な装置が採用されてもよく、この考案はいずれの特定のバイア ス技術にも限られるものでない。たとえば、側アーム64、66がベース部62 に旋回して装着される、別個のばねが採用されてもよい。さらに、U字形部材は 開放構成にバイアスされる必要はない。
【0036】 ある実施例では、本考案のビンディング機構20は、いずれかのモード時のツ ーリングスノーボード22のフィーリングおよび性能への干渉を最小にする、高 さが低く軽量の構成要素である。U字形部材60は、強度を増大するために繊維 入りであってもよい(たとえばガラス繊維)ナイロンなどのプラスチック材料か ら形成されてもよい。そのような材料で形成されるとき、補強インサート80、 82を採用して、第1のインターフェイスと係合する側アーム64、66を補強 してもよい。図示の実施例では、インサート80、82は各々、ねじ84を使用 して側アームに締結されるか、または他の態様ではこれに固定される三日月形の 構成要素である。たとえば、インサートは、U字形部材とともに成形されてもよ い。インサートは、鋼またはアルミニウムなどの金属で形成されてもよいが、他 の好適な材料が採用されてもよい。さらに、ポリマー(たとえば、炭素複合材料 もしくはポリカーボネート)、金属(たとえば鋼もしくはアルミニウム)、また は材料の任意の組合せなどの、他の材料を代わりに使用してU字形部材60を形 成してもよく、本考案はいずれかの特定の材料の使用にも限られるものでないこ とが認められる。
【0037】 前述のように、ビンディング機構は高さの低い構成要素である。したがって、 ある例示の実施例では、第2のインターフェイスの厚さは約5mmと約12mm との間の範囲である。ある実施例では、第2のインターフェイスの厚さは約10 mmであるが、他の好適な厚さが採用されてもよい。
【0038】 U字形部材60の側アーム64、66を動かしてクランプ38を閉鎖構成へ動 かすことを促進するために、ロック90がU字形部材60に結合される。図2− 図4に示すように、ロック90は、第1のピボットピン94について第1のアー ム64に旋回して結合されるレバーアーム92を含み、レバーアーム92は、開 放位置(図3参照)と閉鎖位置(図4参照)との間で旋回し得る。リンク96が 、第2のピン98について旋回してレバーアーム92に結合され、第3のピボッ トピン100について旋回して第2のアーム66にも結合される。レバーアーム 92は、ビンディング機構20の外周から、およびスノーボードビンディング3 0から離れるように延在し、つかみやすくするためのハンドル106またはグリ ップ領域を含んでもよい。閉鎖位置へと動くとき、レバーアーム92は、リンク 96により第1のアーム64に向かって第2のアーム66を引寄せるように配置 される。
【0039】 図示の実施例では、リンク96は、ほぼ弧に沿って形成され、長方形の断面を 有する堅い部材(たとえば、鋼、アルミニウムまたは他の好適な材料から形成さ れる)である。リンク96の剛性は、レバーアーム92が旋回して閉鎖構成から 開放構成へとクランプ38を動かすとき、アーム64、66を互いから押し離す 助けをする。しかしながら、本考案は、この点で関して限られるものでなく、堅 いリンクが採用されなくてもよいことが認められる。たとえば、ケーブルまたは 他の好適な金属もしくはプラスチックのワイヤもしくは線を使用して、第2のア ーム66を閉鎖構成に動かしてもよい。クランプ38を開放構成に動かすことが 所望されるとき、レバーアーム92は、リンク96、ワイヤまたは線に対する張 力を和らげる方向に旋回し、第2のアーム66は、上述したばねバイアスの作用 下で第1のアーム64から離れるように動く。ばねバイアスが採用されなければ 、クランプ38が開放構成に動かされるとき、レバーアーム92が、リンク96 を、その後にアーム64、66を互いから押し離す。
【0040】 ある実施例では、ビンディング機構20は、クランプ38がインターフェイス 34と係合しレバーアーム92が閉鎖位置になるとき、確実にレバーアーム92 が閉鎖位置にとどまり意図せずして開かないようにする機構を含む。これは、多 くの態様のいずれでもなされることができ、この考案は、いずれのロッキング技 術にも限られず、ロックを採用することに限られない。ある実施例では、ロック 90は、オーバーセンターロックとして構成されてもよく、それにより、開放構 成へとクランプを動かす傾向にある力が、閉鎖位置にロックを維持するように作 用する。ある例示の実施例では、そのようなオーバーセンターロックを形成する ために、リンク96は弧に沿って形作られる。これに関して、図4に示すように 、リンク94はレバーアームに干渉しないので、リンク96およびレバーアーム 90のピボット点(ピボットピン98によって規定される)は、ピボットピン1 00とピボットピン94との間に延在する線を通過することができる。したがっ て、リンク96にかかる開放力は、レバーアーム92を閉鎖位置に向かって旋回 させるよう作用する。別の例示の実施例では、ロックを閉鎖位置に維持するため に、レバーアーム92はロッキングタブ102を含み、第1のアーム64は、レ バーアーム92が閉鎖位置にあるときロッキングタブ102を受入れる係合凹部 104を含む。
【0041】 ロック90はオーバーセンターロックとして構成されてもよいが、本考案はこ の点で限られるものでなく、他の好適なロッキング装置が設けられてもよい。さ らに、クランプ38を動かすために使用されるロック90はリンク96およびレ バーアーム92を含むが、本考案はこの点で限られるものでなく、他の好適な装 置を使用して2つのアーム64、66を互いに向かって引き寄せてもよい。さら に、ロック90は全く採用されなくてもよい。これに関し、クランプ38の側ア ーム64、66は、手動の手段で互いに向かって動かされてもよい。さらに、図 示の実施例では単一のレバーアーム92が使用されるが、1つ以上のリンクを有 する複数のレバーアームを採用して、クランプを少なくとも開放および/または 閉鎖構成に動かしてもよい。
【0042】 U字形部材によってかけられる締付け力は、インターフェイス34に対するア ーム64、66の動きの量の関数であってもよく、より大きい量の動きがある締 付け力に関連してもよく、より小さい量の動きが別の締付け力に関連してもよい 。この締付け力は、たとえば、構成要素の摩耗、構成要素の伸び、構成要素の不 整列、および、繰返しの使用で生じる可能性がある他の状況のために、ビンディ ング機構の繰返しの使用によって変化するかもしれない。たとえば、弧形のリン ク96の形状は、ビンディング機構の繰返しの使用により真直ぐになって、より 大きい量の側アームの動きがインターフェイス34を締付けるかもしれない。締 付け力の量を調節するために、ある例示の実施例では、側アームの動きの量は調 節されてもよい。たとえば、ベース62は、調節可能な長さ部材として構成され てもよく、この場合、ベースが短くなれば締付け力における増大をもたらし、ベ ースが長くなれば締付け力における減少をもたらすであろう。
【0043】 ある実施例では、ベース62は、一方の構成要素が他方に対して可動である2 部材の構成要素として構成されてもよい。たとえば、ベース62は、他方に対し てベースの一方の構成要素を回転させることによりベースの長さが調節され得る 、ターンバックルと同様の態様で構成されてもよい。本考案は、この点で限られ るものでなく、長さを調節するためのまたは締付け力を調節するための他の好適 な装置が採用されてもよいことが認められる。さらに、本考案は、締付け力を調 節するために装置を採用することに限られるものでない。
【0044】 スノーボーディングの分野に周知であるように、スノーボードブーツを受入れ るビンディングのスタンス角度が複数のスタンス角度位置のいずれか1つに位置 決めされることを可能にすることが望ましい。従来のビンディングにおいてのよ うに、これは、押えディスク110と協働するスノーボードビンディング30の ベース32により達成され、ベースは、複数個の角度位置のいずれか1つに、押 さえディスク110に対して回転可能である。図示の例示の実施例では、スタン ス角度は、有利には、スタンス幅に影響を与えることなしに調節され得、そのた め、これらの2つの位置は独立して設定可能である。スタンス角度は押えディス クによって決定されるが、スタンス幅はハーフディスクの互いに対する装着場所 によって決定されるので、これは本考案において達成され得る。
【0045】 押えディスク110は、インターフェイスに対してビンディングのヒールート ゥ位置を調節するためにさらに採用されてもよい。これは、従来のスノーボード ビンディングにおいてのように、押えディスクに形成される溝穴111の使用に より達成され得る。
【0046】 第2のインターフェイス36(スノーボードビンディングベース32に結合さ れる)は、クランプ38が閉鎖構成にあるときハーフディスク40、42につい てクランプ38の回転を防ぐような態様で、第1のインターフェイス34に結合 される。これは多くの態様のいずれかで達成され得るが、本考案はいずれの特定 の装置にも限られるものでなく、他の好適な回転防止装置が採用されてもよい。 ある実施例では、クランプ38は、第1のインターフェイス34と第2のインタ ーフェイス36との相互回転を防ぐのに十分である締付け力をかける。別の例示 の実施例では、ハーフディスク40、42は、第2のインタフェース36上に形 成されるはめ合い切欠き114と協働するタブ112などの回転防止特徴部を含 む。切欠きおよびはめ合いタブが記載されるが、本考案はこの点で限られるもの でない。たとえば、ハーフディスク40、42およびU字形部材60のはめ合い 弧形部44、46の形状は、ハーフディスク40、42の外周がクランプ38を 所望の配向に維持するよう作用するように、非円形であってもよい。
【0047】 タブおよびはめ合い切欠きは、ツーリングスノーボードに対して好適な配向に インタフェースを整列させるための指標特徴部として使用されてもよい。ある例 示の実施例では、ビンディング機構が、一方が他方から180°位相が異なって いる2つの位置の一方に位置決めされることを可能にする位置に、タブおよびは め合い切欠きは位置する。ボードに対してビンディング機構のそのような対象の 配向を設けることにより、ハーフディスクは、互いに同一となり得、ハーフディ スクが装着される特定のボード部に基づいて形作られない。そのため、有利には 、製造および組立の複雑さが低減され得る。本考案はこの点で限られるものでな く、他の好適な装置が採用されてもよいことが認められる。
【0048】 ビンディング機構の下側が雪および/または氷を含む場合に、ツーリングスノ ーボードにビンディング機構を固定しやすくするために、タブ112およびはめ 合い切欠き114は、クランプ38をハーフディスクに固定すると雪および/ま たは氷の蓄積が除去されるように形作られてもよい。これは、切欠き114の半 径曲率よりも小さい半径曲率を備えるタブ112を設けることにより達成され得 る。本考案はこの点で限られるものでなく、雪および/または氷を除去するため の他の好適な装置が採用されてもよいことが認められる。さらに、この考案は、 雪および/または氷の蓄積を除去するために装置を採用することに限られるもの でない。
【0049】 U字形部材60をスノーボードビンディングベース32に保持するために、キ ャリア120が採用されてもよい。U字形部材60のベース部62は、キャリア 120の窪み122内に装着され、キャリア120は、スノーボードブーツビン ディング30のベース32に装着されるよう作られる。キャリア120をベース 32に装着するために、ある例示の実施例では、キャリア120は、押えディス ク110を貫通しキャリアディスク124のねじ穴128と係合するねじ126 などの締結具を使用することにより、スノーボードビンディングベース32に固 定されることができるキャリアディスク124を含む。それにより、キャリア1 20は、キャリアディスク124とスノーボードビンディング30のベース32 との間に挟持される。ある実施例では、キャリア120はナイロンで形成される が、他の好適な材料(たとえば、炭素複合材料もしくはポリカーボネートなどの ポリマー、鋼もしくはアルミニウムなどの金属、または材料の任意の組合せ)が 使用されてもよい。
【0050】 ねじ穴128は、スノーボードビンディング30の押えディスク110に形成 される装着穴に対応する場所においてキャリアディスク124に形成されてもよ い。従来には、ザ・バートン・コーポレイション(the Burton Co
rporation)の スノーボード上に設けられる3つ穴パターンおよび/または他の製造業者のスノ ーボード上に設けられる4×4穴パターンと適合性のある穴パターンがスノーボ ードビンディングに設けられる。これらのパターンのいずれか、または、スノー ボードビンディング30に設けられ得る任意の他の穴パターンのいずれかと適合 性があるように穴128を設けることができる。この考案のある実施例では、キ ャリアディスク124は、有利には、ザ・バートン・コーポレイションの3つ穴 パターンと適合性のある3つ穴128と、4×4穴パターンと適合性のある4つ 穴130とを含む。
rporation)の スノーボード上に設けられる3つ穴パターンおよび/または他の製造業者のスノ ーボード上に設けられる4×4穴パターンと適合性のある穴パターンがスノーボ ードビンディングに設けられる。これらのパターンのいずれか、または、スノー ボードビンディング30に設けられ得る任意の他の穴パターンのいずれかと適合 性があるように穴128を設けることができる。この考案のある実施例では、キ ャリアディスク124は、有利には、ザ・バートン・コーポレイションの3つ穴 パターンと適合性のある3つ穴128と、4×4穴パターンと適合性のある4つ 穴130とを含む。
【0051】 上述したように、第2のインターフェイス36は、回転防止特徴部と、ハーフ ディスク40、42と係合するための指標特徴部とを含む。図示の例示の実施例 では、キャリアディスク124は、ハーフディスク40、42上でタブ112と はめ合わさる切欠き114を含む。
【0052】 キャリアディスク124が示され記載されるが、本考案はこの点で限られるも のでなく、キャリアディスクが採用されなくてもよいことが認められる。したが って、穴パターンおよび回転防止特徴部および指標特徴部は、実現されるのであ れば、キャリア120上に直接形成されてもよい。
【0053】 スノーボードブーツビンディング32とスノーボード22との構造的一体性を 増大させるために、クランプ38およびキャリア120は、ボード部24と26 とに渡るよう作られる。この態様では、ビンディング機構20は、ボードがスノ ーボードモードにあるとき、ツーリングスノーボード22の構造的一体性を増大 させる。さらに、本考案のビンディング機構のある実施例は、有利には、乗り手 の動きに対するボードの応答性を維持し、地形の変化に対する乗り手の感度を維 持する、というのも、キャリアおよびU字形部材は、実質的にベースプレート3 2全体がキャリアおよびU字形部材によって支持される態様で、スノーボードビ ンディング30と協働するからである。その結果、乗り手の動きは効率的にボー ドに伝えられる。同様に、乗り手が表面を滑走するときの地形の変化は、乗り手 によって効率的に知覚される。ツーリングスノーボードのための先行のビンディ ング機構では、スノーボードビンディング全体がツーリングスノーボードの上に 支持されていないので、乗り手によって誘導される動きまたは地形の変化は減衰 されていた。ビンディングの完全な支持が有利であるが、本考案はこの点で限ら れるものでなく、他の装着装置が採用されてもよいことが認められる。
【0054】 キャリア120は、第1のインターフェイス34とスノーボードブーツビンデ ィング30との間で力を伝達するようにも構成される。ビンディング機構20の 下側の図である図6に示すある例示の実施例では、キャリア120は、少なくと もクランプ38が閉鎖構成にあるとき、各々がU字形部材60のはめ合いローブ 142と係合可能である4つの棚を含む。キャリア120の棚140は、U字形 部材60の側アーム64、66上に形成されるローブ142と係合し、それによ り、キャリア120とU字形部材60との間の力が伝達される。棚140と係合 するローブ142は、補強インサート80、82に対する代替として使用されて もよく、または、さらなる構造的一体性のために補強インサートに加えて使用さ れてもよい。溝144がローブ142に形成されてもよく、はめ合いピン143 が棚140から延在して溝144内に係合してもよい。これは、キャリア120 に対してクランプ38の動きの範囲を制限し、クランプの対称的な開放を与える ためにも望ましいであろう。4つの棚140が記載されるが、本考案はこの点で 限られるものでなく、異なった数の棚が採用されてもよく、または棚が全く採用 されなくてもよい。
【0055】 前の説明から認められるように、クランプ38は、少なくとも2つの平行でな い方向で第1のインターフェイス34に締付け力をかける。このように、ボード 部22、24が引き合わされる。さらに、ボード部の互いに対する長手方向のず れが低減されるかまたは防がれ得る。弧形部44、46の円形の形は、少なくと も2つの平行でない方向にインターフェイス34を固定するのに役立ち得る。こ れに関し、任意の所与の場所で弧形部の湾曲に垂直である方向に力が働く。本考 案は図示の特定のクランプに限られるものでなく、少なくとも2つの平行でない 方向に締付け力をかける他の好適なクランプ構成が採用されてもよいことが認め られる。
【0056】 上に論じた実施例では、平行でない方向に力をかけるクランプ38は、スノー ボードビンディング30をツーリングスノーボードに装着するためにも採用され る。しかしながら、本考案はこの点で限られるものでなく、平行でない締付けの 利益は、ビンディングをボードに取付けることとは別個に達成可能である。した がって、この考案の別の実施例では、ビンディング30をツーリングスノーボー ドに装着するために採用されることがなくても、平行でない方向に力をかけるク ランプを採用する別個の器具が採用されてもよい。
【0057】 図1、図7、図7Aおよび図8に示すある例示の実施例では、ビンディング機 構は、第3のインターフェイス150(登行モードインターフェイスとも呼ばれ る)を含み、その各々がボード部に固定される。登行モードインターフェイス1 50は、直立する側壁154、156を有するベース部152を含む。ベース部 152は、ボード部に配設されるねじ挿入口と係合するねじ158などの好適な 締結具を用いてボード部に固定される。登行モードインターフェイス150は、 乗り手がボード部を効率的に利用して斜面を登ることを可能にするのに好適な場 所にボード部の長手方向の長さに沿って位置決めされる。したがって、登行モー ドインターフェイスは、ボード部のチップ160寄りに、ボード部のテール寄り に、またはボード部のウェスト領域に位置決めされてもよい。他の好適な装着場 所が採用されてもよい。さらに、ボード部は、乗り手が登行モードインターフェ イスの装着位置を選択することを可能にする複数の組の装着穴とともに構成され てもよい。
【0058】 登行モードインターフェイス150は、クランプ38の一部を受入れるために 、直立の側壁154、156に形成される穴162、164または他の好適なレ セプタクルを含む。ある実施例では、クランプ38は、U字形部材60の側アー ム64、66の各々から横方向に延在して登行モードインターフェイス150の 穴162、164と係合するピン170、172(図2も参照)を含む。クラン プ38が閉鎖構成にあるとき、ピン170、172は、登行モードインターフェ イス150の穴162、164にそれぞれ係合し、スノーボードブーツビンディ ング30をこれに固定する。クランプ38が開放構成にあるとき、ピン170、 172は穴162、164からそれぞれ解除し、スノーボードブーツビンディン グ30を登行モードインターフェイス150から外す。
【0059】 図7Aに示すように、穴162、164は登行モードインターフェイス150 上に形成され、ピン170、172はクランプ38上に形成されるが、本考案は この点で限られるものでなく、ピンは登行モードインターフェイス上に形成され てもよく穴はクランプ内に形成されてもよい。さらに、クランプを登行モードイ ンターフェイスに取付けるための他の好適な機構が採用可能であり、この考案は いずれの特定の取付構造にも限られるものでない。
【0060】 登行モード時に、斜面を登りやすくするために、ボードに対するビンディング 機構20の旋回運動を与えることが好ましい。ピン170、172を通過する軸 についてビンディング機構20が旋回するように、登行モードインターフェイス 150に形成された穴162、164および上述のピン170、172を使用す ることによって、これは達成され得る。
【0061】 容易にわかるように、クランプ38が開放構成(図7参照)から閉鎖構成(図 8参照)に動かされるとき、ピン170、172は、クランプ38が登行モード インターフェイス150の上に位置決めされ得る位置から、ピン170、172 が登行モードインターフェイス150の穴162、164と係合する位置に動か される。さらなる構造的一体性のために、キャリア120は、任意選択で、クラ ンプ38が閉鎖構成にあるときピン170、172と整列し受入れる、中に形成 された穴174、176を含む。このように、登行モードインターフェイス15 0は、クランプ38とキャリア120との間に固定される。
【0062】 登行モード時に、スノーボードビンディング32の長手軸が、ピボットピン1 70、172および登行モードインターフェイスの穴162、164によって規 定されるピボット軸と実質的に垂直となり得るように、スノーボードビンディン グ32はインターフェイス36に対して好適に配向される。上記の指標特徴部の 使用は、登行モードとスノーボードモードとの間の変換の際に、所望のスタンス 角度位置でのスノーボードビンディング32の角度配向の維持を可能にする。た とえば、スノーボードモードヘの変換の際に、切欠き114はタブ112と係合 して、前もって設定されたスタンス角度位置にスノーボードビンディングを位置 決めする。
【0063】 さらに、スノーボードビンディング30の長手軸は、ピボット軸がスノーボー ドビンディングの長手軸ともはや実質的に垂直でなくなるように、U字形部材に 対して回転され得る。このように、乗り手は、登行モード時にボード部に対して スノーボードビンディングを傾けて乗り手の好みまたは快適さの程度に合わせた いかもしれない。ある例示の実施例では、U字形部材はスノーボードビンディン グ30のベース32とキャリアディスク124との間に挟持され、ねじ126に よってかけられる力により保持されるので、これが達成され得る。
【0064】 上に論じた実施例では、スノーボードモードにおいて乗り手を位置決めするた めに登行モードと同じ構成要素が利用される。このように、本考案のある実施例 に従えば、乗り手は、スノーボードモード時のハーフディスク40、42からク ランプ38を外し、ツーリングスノーボードを登行モードに再配置し、クランプ 38をボード部24、26に締め直すことにより、モード間を簡単かつ都合よく 変換し得る。2つの完全に独立した閉鎖的機構を採用する必要がないので、同じ 構成要素を利用することが、製造の複雑さおよびシステムのコストを低減する。
【0065】 登行モード中に斜面を登るとき、乗り手の足が背面方向に曲がるように、乗り 手の足のつま先領域は踵領域よりも高いことがある。この状況においては、乗り 手のアキレス腱を過度に伸展させる可能性を低減することが望ましいかもしれな い。これを達成するために、図1および図9に示すようなある例示の実施例では 、ヒールリフト190が各ボード部に装着され、スノーボードブーツビンディン グのヒール端192または図示のように、インターフェイス36と係合可能であ り、ヒール端192をトゥ端194に対して持ち上げる。
【0066】 例示の実施例では、ヒールリフト190は、ボード部に装着可能であるベース 196と、ループ198が直立した位置に回転される(図9参照)ことを可能に するような態様でベースに回転可能に装着される、ワイヤループなどのループ1 98とを含む。この位置では、ループ198はヒール端192と係合し得る。使 用しないとき、ループ198は、ボードに実質的に横倒しになって横たわるよう に、ボード部に向かって下方に回転されてもよい。もちろん、ベース196がイ ンターフェイス36に取付けられるかまたは一部であり、ループ198がボード 部の上表面と係合するように下向きに回転されるように、ヒールリフト190は インターフェイス36に装着されてもよい。
【0067】 ループ198が示されるが、本考案はこの点で限られるものでなく、ヒールを 持ち上げるための他の好適な構成が代替的に採用されてもよいことが認められる 。たとえば、楔形の要素または他の好適な形の要素が、ボード部、またはヒール を持ち上げるビンディング機構のいずれかに取付可能であってもよい。また、こ の考案はこの点で限られるものでなく、ヒールが全く持ち上げられなくてもよい ことが認められる。
【0068】 登行モードインターフェイス150およびヒールリフト190は、単一のボー ド部に関して上に論じられたが、別の登行モードインターフェイスおよび別のヒ ールリフト190が他のボードハーフに取付けられてもよい。
【0069】 本考案のツーリングスノーボード22は、従来のスノーボードと組立において 同様である。しかしながら、図1および図10に示すように、スノーボードは中 心の長手軸200に沿って分割され2つのボード部24、26を形成する。図示 の実施例では、中心長手軸に沿ってボード部上に形成されたエッジ202、20 4は、互いに平行に延びる真直ぐなエッジであるが、他の形状および整列が採用 されてもよい。各ボード部の外エッジ206、208およびしたがってスノーボ ードは、従来のスノーボードに典型的であるように、湾曲したエッジとして形成 される。したがって、スノーボードのウェスト領域210は、チップ領域160 またはテール領域212のいずれかの幅よりも狭い。各エッジは、スノーボード の外側に沿っていようとも中心長手軸の内側にあろうとも、スチールエッジ21 4を含む。外エッジ206、208に沿ったスチールエッジ214は従来のスノ ーボードに典型的であるが、本考案はスチールエッジの使用に限られるものでな い。内エッジ202、204のスチールエッジ214は製造を簡単にし、登行モ ード時にさらなるカービング(carving)を与えるために設けられる。も
ちろん 、中心長手軸に沿ったエッジは、代替的には、削除可能である。
ちろん 、中心長手軸に沿ったエッジは、代替的には、削除可能である。
【0070】 ツーリングスノーボードがスノーボードモードにあるとき、ほぼ同じ平面にボ ード部のチップ160およびテール212を保持するために(すなわち、一方の ボード部の他方に対する垂直運動を防ぐ)、プレート220または他の好適な部 材がチップ領域およびテール領域の各々の近くに位置決めされてもよい。プレー ト220は、2つのプレート部222、224を含み、一方のプレート部の一部 が他方のボードハーフ上に延在するように、一方が各ボード部に装着される。こ の特徴は、ハーフディスクに関して上に論じられたものと同様である。したがっ て、ある例示の実施例では、第1のボード部24は、第2のボード部26の上に 横たわる部分228を有する第1のプレート222を含み、第2のボード部26 は、第1のボード部24の上に横たわる部分230を有する第2のプレート部2 24を含む。プレート部222、224は、ボード内に形成されたねじ挿入口に 固定されるねじなどの任意の好適な締結具を用いてそれぞれのボード部に締結さ れてもよい。
【0071】 図示の実施例は、ボード部の垂直相対運動を制限するかまたは防ぐために少な くとも1つのプレートを含むが、本考案はこの点で限られるものでなく、そのよ うな装置が採用されなくてもよいことが認められる。さらに、ツーリングスノー ボードのチップおよびテールの両方の近くにそのような装置を設けるのではなく 、単一のそのような装置が、所望に応じて、チップもしくはテールのいずれかに またはそれらの間のどこかに位置決めされてもよい。垂直運動を制限するための 他の好適な装置が採用されてもよい。
【0072】 2つのボードを締め合わせることを促進するために、図1および図11の例示 の実施例に示すように、ラッチ240が、ツーリングスノーボード22の、チッ プ160、テール212、またはチップ160およびテール212の両方に設け られてもよい。それにより、クランプ38を用いて2つのボード部22、24を 互いに固定する前に、乗り手は、ボード部を互いに隣接して位置決めし、ラッチ 240を利用して実質的に整列させて2つのボード部を保持してもよい。よって 、クランプ38は容易に第1のインターフェイス34と係合し得、閉鎖構成へと 容易に動かされ得る。図示の実施例では、ラッチ240は、ボード部26に回転 して装着される鉤型の要素242と反対側のボード部で鉤型要素242と係合す る鋲244とを含む。ハンドル246が、ラッチ240の操作を容易にするため に鉤型要素上に形成されてもよい。実質的に整列させてボード部を装着するため の他の好適な装置が採用されてもよく、本考案はいずれかの特定のラッチに限ら れるものでない。
【0073】 ラッチ240は、ボード部間の垂直相対運動を制限するために採用されてもよ い。したがって、プレート部222、224の代わりにまたはこれに加えて、ラ ッチ240が、好適な材料および構成で形成されてもよく、ボード部上に位置決 めされてその間の垂直相対運動を制限してもよい。
【0074】 前述のビンディング機構20およびツーリングスノーボード22では、スノー ボードモードと登行モードとの便利かつ工具不要の変換が達成され得る。たとえ ば、ツーリングスノーボード22をスノーボードモードから登行モードに変換す るために、乗り手は、レバーアーム92に手をかけて解除して、クランプ38が 閉鎖構成から開放構成へと動くようにするだけでよい。次に、乗り手は、足を持 ち上げて、ハーフディスク40、42から、U字形部材60およびキャリア12 0とともに、スノーボードブーツビンディング30を取外せばよい。レバーアー ム92は、スノーボードビンディング30からブーツを取外すことなしに操作可 能であるので、スノーボードビンディング30は乗り手のブーツになおも取付け られたままであることが認められる。次に、乗り手はスノーボードのチップ16 0およびテール212のラッチ240の掛金を外してボード部24、26を分離 することができる。
【0075】 変換を完了するために、乗り手は次に、左足ボード部24を持ってこれを右側 に置き、右足ボード部26を持ってこれを左側に置いて、中心長手軸200に沿 ったエッジ202、204がいまや、登行モード時の、2つのボード部の外エッ ジとなるようにすればよい。スノーボードの外エッジ206、208の湾曲が今 やボード部の内エッジとなり、それにより、乗り手が斜面を登るとき、ビンディ ングが互いに接触しにくくなるので、これは有利であり得る。もちろん、左側お よび右側のそのような切換えが行なわれなくてもよい。
【0076】 いずれにせよ、ボードが一旦分離されると、乗り手は、ピボットピン170、 172が登行モードインターフェイス150の穴162、164と係合するよう に、クランプ38を位置決めしてよい。次に、レバーアーム92を動かすことに より、クランプ38が開放構成から閉鎖構成に動き、ピン170、172が穴1 62、164に係合する。乗り手は次に、インターフェイス36のヒール端19 2を持ち上げるために、所望に応じてヒールリフト190に手をかけて返せばよ い。この時点で、乗り手は登行モードとなる。
【0077】 いくつかの場合には、ボード部の下側に取付くトラクション要素(スキンとも 呼ばれる)を利用して斜面を登ることを容易にすることが望ましいかもしれない 。そのようなスキンは、市場で入手可能であり、ベース構造または基板からある 角度で延在し、ボード部の下側に取付くモヘヤタイプの繊維を含む。別のタイプ のスキンは、ボード部の下側に取付くナイロン素材を含む。スキンを用いる代わ りにまたはこれに加えて、斜面を登ることを容易にするために、クランポンがボ ード部に取付けられてもよい。
【0078】 乗り手が降りたいと望む領域に到達すると、乗り手は登行モードからスノーボ ードモードヘとツーリングスノーボードを戻してもよい。これは、前に記載した プロセスを逆にすることによって達成され得る。たとえば、乗り手は、左足ビン ディング機構上のクランプ38を駆動して、第1のボード部24に装着された左 足登行モードインターフェイス150から左足ビンディング機構を外す。乗り手 はまた、右足ビンディング機構上のクランプ38を駆動して、第2のボード部2 6に装着された右足登行モードインターフェイス150から右足ビンディング機 構を外す。乗り手は、次に、トラクション制御装置を取外してもよい。乗り手は 、次に、ボード部をすぐそばに直接近づけて、または代替的に、上述したように 、左足ボード部が右足ボード部となり右足ボード部が左足ボード部となるように 左右のボード部を逆にする、のいずれかによって、ボード部を合わさるようにし てもよい。乗り手は、ボード部24、26を相対的に整列させて一時的に保持す るために、チップおよび/またはテールのラッチ240を接続してもよい。次に 、クランプ38がハーフディスク40、42の上に垂直に下ろされ、レバーアー ム92が駆動されて、クランプ38を開放構成から閉鎖構成へと動かして、スノ ーボードモードにスノーボードブーツビンディング30をスノーボードに固定し ながら、容易に2つのボード部24、26を互いに固定する。
【0079】 有利には、本考案のビンディング機構は、スノーボードモードと登行モードと の、工具不要の変換を特徴とする。ビンディング機構は、意図せずしてなくなっ てしまう可能性のある緩む構成要素、これはバックカントリーで起きれば重要な 問題となり得る、を利用しないという点で、組込式でもある。さらに、ビンディ ング機構のクランプは、スノーボードブーツビンディングからスノーボードブー ツを取外す必要なしにアクセス可能であり、そのためモード間の素早い変換が行 なわれる。
【0080】 本考案のある種の実施例をこのように記載したが、さまざまな代替、変形およ び改良が当業者には容易に行なわれるであろう。そのような代替、変形および改 良は、この考案の精神および範囲内にあるものと意図される。したがって、前の 説明は例のみを目的とし、制限することは意図されない。この考案は、前掲のク レームの範囲およびその等価によって規定されるようにのみ制限される。 〔図面の簡単な説明〕
【図1】本考案のある実施例に従うスノーボードモードのツーリングスノ ーボードおよびビンディング機構の図である。
【図2】図1のビンディング機構、および、ビンディング機構によってツ ーリングスノーボードに取付けられるスノーボードビンディングの分解斜視図で ある。
【図3】開放構成の、図1−図2のビンディング機構の組立てられた斜視 図である。
【図4】閉鎖構成の、図1−図3のビンディング機構の組立てられた斜視 図である。
【図5】ビンディング機構の構成要素の相互係合を示す、図1の線5−5 に沿った図1−図4のビンディング機構の一部の断面図である。
【図6】図1−図5のビンディング機構の下側の組立てられた斜視図であ る。
【図7】登行モード時の開放構成の図1−図6のビンディング機構の斜視 図である。
【図7A】図7のビンディング機構の代替の実施例の斜視図である。
【図8】登行モード時の閉鎖構成の図1一図7Aのビンディング機構の斜 視図である。
【図9】登行モード時の図1−図8のビンディング機構を持ち上げるため のヒールリフトの斜視図である。
【図10】この考案のある実施例に従う、ボード部の垂直相対運動を低減 するための機構を示す、図1の線10−10に沿った、ツーリングスノーボード の断面図である。
【図11】この考案のある実施例に従う、スノーボードモードにツーリン グスノーボードを固定するためのラッチを示す、図1の11で囲まれたツーリン グスノーボードの一部の拡大図である。
Claims (67)
- 【請求項1】 スノーボードモードおよび登行モードの
いずれかに配置されるべき少なくとも第1および第2の
ボード部を有するツーリングスノーボードのためのビン
ディング機構であって、ビンディング機構は、 スノーボードブーツを受入れるよう構成および配置され
たベースと、 第1および第2のボード部の少なくとも一方に装着する
ための第1のインターフェイスと、 ベースに装着され、ツーリングスノーボードがスノーボ
ードモードにあるとき第1のインターフェイスと係合し
てベースをスノーボードに装着するよう構成および配置
される第2のインターフェイスとを含み、 第1および第2のインターフェイスの一方は、第1およ
び第2のインターフェイスの一方が第1および第2のイ
ンターフェイスの他方と係合するよう適合させられる閉
鎖構成と、第1および第2のインターフェイスの一方が
第1および第2のインターフェイスの他方を解除するよ
う適合させられる開放構成との間で可動であるクランプ
を含み、クランプが開放構成にあるとき一定量の隙間が
第1のインターフェイスと第2のインターフェイスとの
間に存在し、クランプが開放構成から閉鎖構成に動くと
き隙間の量が減じられる、ビンディング機構。 - 【請求項2】 クランプは、少なくとも2つの平行でな
い方向で第1および第2のインターフェイスの一方に締
付け力をかけて第1および第2のボード部を引き合わせ
るよう適合させられる、請求項1に記載のビンディング
機構。 - 【請求項3】 ビンディング機構は、緩む構成要素を利
用しない組込式のビンディング機構である、請求項1に
記載のビンディング機構。 - 【請求項4】 第1のインターフェイスは、第1のボー
ド部に装着可能な第1のインターフェイス部分と、第2
のボード部に装着可能な第2のインターフェイス部分と
を含む、請求項1に記載のビンディング機構。 - 【請求項5】 クランプは第2のインターフェイスに結
合され、クランプは、ベース部と、ベース部の両側に接
合される第1および第2のアームとを有するU字形部材
を含み、第1および第2のアームは各々、第1のインタ
ーフェイスの第1および第2のインターフェイス部分と
係合する、請求項4に記載のビンディング機構。 - 【請求項6】 クランプは、U字形部材の第1および第
2のアームに作動可能に結合され、第1および第2のア
ームを互いの方に引寄せてクランプを閉鎖構成に動か
し、かつ、第1および第2のアームを互いから押し離し
てクランプを開放構成に動かすロックを含み、ロック
は、第1のアームに結合されるリンクと、リンクおよび
第2のアームに結合されるレバーアームとを含む、請求
項5に記載のビンディング機構。 - 【請求項7】 レバーアームは、クランプが閉鎖構成に
あるとき第2のアームに係合するよう作られ配置され
る、請求項6に記載のビンディング機構。 - 【請求項8】 リンクは弧に沿って延在する、請求項6
に記載のビンディング機構。 - 【請求項9】 ロックはオーバーセンターロックであ
る、請求項8に記載のビンディング機構。 - 【請求項10】 クランプは、開放構成と閉鎖構成との
間でクランプを動かすよう作動可能であるロックを含
む、請求項1に記載のビンディング機構。 - 【請求項11】 ロックはオーバーセンターロックであ
る、請求項10に記載のビンディング機構。 - 【請求項12】 第1のインターフェイスの第1および
第2のインターフェイス部分は各々、ローブを含み、第
1および第2のアームは各々、はめ合い棚を含み、ロー
ブは、クランプが閉鎖構成にあるとき、ビンディング機
構に与えられる持ち上げ力に抵抗するように棚と係合す
るよう作られ配置される、請求項5に記載のビンディン
グ機構。 - 【請求項13】 クランプは開放構成にバイアスされ
る、請求項1に記載のビンディング機構。 - 【請求項14】 第1のインターフェイス部分の一部は
第2のボード部の上に横たわるよう作られ配置され、第
2のインターフェイス部分の一部は第1のボード部の上
に横たわるよう作られ配置される、請求項4に記載のビ
ンディング機構。 - 【請求項15】 第1および第2のインターフェイス部
分の少なくとも一方は、第2のインターフェイスと協働
して、スノーボードに対して所望の角度位置に第2のイ
ンターフェイスを整列させる指標特徴部を含む、請求項
4に記載のビンディング機構。 - 【請求項16】 第2のインターフェイスは、ベースに
装着するよう作られ配置されるキャリアディスクを含
み、キャリアディスクは、第1のインターフェイスの第
1および第2の部分の少なくとも一方の指標特徴部と協
働するはめ合い指標特徴部を含む、請求項15に記載の
ビンディング機構。 - 【請求項17】 第1および第2のインターフェイス部
分の少なくとも一方は、第2のインターフェイスと協働
して第2のインターフェイスに対する第1のインターフ
ェイスの回転を防止する回転防止特徴部を含む、請求項
4に記載のビンディング機構。 - 【請求項18】 第2のインターフェイスは、ベースに
装着するよう作られ配置されるキャリアディスクを含
み、キャリアディスクは、第1および第2のインターフ
ェイス部分の少なくとも一方の回転防止特徴部と協働す
るはめ合い回転防止特徴部を含む、請求項17に記載の
ビンディング機構。 - 【請求項19】 第1および第2のインターフェイス部
分は各々三日月形である、請求項4に記載のビンディン
グ機構。 - 【請求項20】 クランプは、第1および第2のインタ
ーフェイスの一方に締付け力をかけるよう適合させら
れ、締付け力は乗り手によって調節可能に選択可能であ
る、請求項1に記載のビンディング機構。 - 【請求項21】 第2のインターフェイスは、ベースを
ボード部に装着してボードの応答および乗り手の感度を
増大させるための実質的に間隙のない支持を与える、請
求項1に記載のビンディング機構。 - 【請求項22】 ツーリングスノーボードと組合わされ
る、請求項1に記載のビンディング機構。 - 【請求項23】 第1のインターフェイスは、第1のボ
ード部に装着される第1のインターフェイス部分と、第
2のボード部に装着される第2のインターフェイス部分
とを含む、請求項22に記載の組合せ。 - 【請求項24】 第1のインターフェイス部分の一部
は、第2のボード部の上に横たわるよう作られ配置さ
れ、第2のインターフェイス部分の一部は、第1のボー
ド部の上に横たわるよう作られ配置される、請求項23
に記載の組合せ。 - 【請求項25】 第1および第2のインターフェイス部
分は、スノーボードビンディングのスタンス幅の調節を
可能にするために複数個の長手位置の1つにおいてボー
ド部に装着可能である、請求項23に記載の組合せ。 - 【請求項26】 スノーボードビンディングのスタンス
角度は、スタンス幅と独立して調節されてもよい、請求
項25に記載の組合せ。 - 【請求項27】 第1および第2のインターフェイス部
分は各々三日月形である、請求項23に記載の組合せ。 - 【請求項28】 第1のボード部は、第1のインターフ
ェイス部分を受入れるための少なくとも2つの装着穴を
含み、第2のボード部は、第2のインターフェイス部分
を受入れるための少なくとも2つの装着穴を含み、装着
穴は、2つのボード部が互いに接合されるとき円上に存
在する、請求項23に記載の組合せ。 - 【請求項29】 スノーボードモードおよび登行モード
のいずれかに配置されるべきツーリングスノーボードの
第1および第2のボード部を互いに取付けるための器具
であって、器具は、 第1のボード部に装着されるべき第1のインターフェイ
ス部分と、 第2のボード部に装着されるべき第2のインターフェイ
ス部分と、 第1および第2のインターフェイス部分に作動的に結合
され、少なくとも2つの平行でない方向で第1および第
2のインターフェイス部分に締付け力をかけて第1およ
び第2のボード部を引き合わせるクランプとを含む、器
具。 - 【請求項30】 クランプは、ベース部と、ベースの部
の両側に接合される第1および第2のアームとを有する
U字形部材を含み、第1および第2のアームは各々、第
1および第2のインターフェイス部分と係合する、請求
項29に記載の器具。 - 【請求項31】 クランプは、U字形部材の第1および
第2のアームに作動可能に結合され、第1および第2の
アームを互いの方へ引寄せてクランプを閉鎖構成に動か
し、かつ、第1および第2のアームを互いから押し離し
てクランプを開放構成に動かすロックを含み、ロック
は、第1のアームに結合されるリンクと、リンクおよび
第2のアームに結合されるレバーアームとを含む、請求
項30に記載の器具。 - 【請求項32】 レバーアームは、クランプが閉鎖構成
に動かされるとき第2のアームと係合する、請求項31
に記載の器具。 - 【請求項33】 第1および第2のインターフェイス部
分は各々三日月形である、請求項29に記載の器具。 - 【請求項34】 ツーリングスノーボードと組合わされ
る、請求項29に記載の器具。 - 【請求項35】 第1のインターフェイス部分は、第1
のボード部に装着される第1のハーフディスクを含み、
第2のインターフェイス部分は、第2のボード部に装着
される第2のハーフディスクを含む、請求項34に記載
の組合せ。 - 【請求項36】 第1および第2のハーフディスクは各
々三日月形である、請求項35に記載の組合せ。 - 【請求項37】 スノーボードモードおよび登行モード
のいずれかに配置されるべき少なくとも第1および第2
のボード部を有するツーリングスノーボードのためのビ
ンディング機構であって、ビンディング機構は、 スノーボードブーツを受入れるよう構成および配置され
るベースと、 スノーボードモードにおいてベースをスノーボードに装
着するための少なくとも1つのスノーボードモードイン
ターフェイスと、 登行モードにおいてベースを第1および第2のボード部
の一方に装着するための少なくとも1つの登行モードイ
ンターフェイスと、 ベースに結合され、開放構成と閉鎖構成との間で可動で
あるクランプとを含み、閉鎖構成において、クランプ
は、スノーボードモードでは少なくとも1つのスノーボ
ードモードインターフェイスと、登行モードでは少なく
とも1つの登行モードインターフェイスと係合するよう
適合させられ、開放構成において、クランプは、スノー
ボードモードでは少なくとも1つのスノーボードモード
インターフェイスを解除し、登行モードでは少なくとも
1つの登行モードインターフェイスを解除するよう適合
させられる、ビンディング機構。 - 【請求項38】 スノーボードモードインターフェイス
は、第1のボード部に装着可能な第1の部分と、第2の
ボード部に装着可能な第2の部分とを含む、請求項37
に記載のビンディング機構。 - 【請求項39】 クランプおよび登行モードインターフ
ェイスの一方は少なくとも1つのピンを含み、クランプ
および登行モードインターフェイスの他方は、ピンを受
入れてクランプを登行モードインターフェイスに固定す
るはめ合いレセプタクルを含む、請求項37に記載のビ
ンディング機構。 - 【請求項40】 クランプは、ピボットピンについて登
行モードインターフェイスと旋回して係合可能である、
請求項39に記載のビンディング機構。 - 【請求項41】 ベースの長手軸は、クランプが登行モ
ードインターフェイスと係合しているとき、ピボットピ
ンによって規定されるピボット軸に垂直でない方向で延
在してもよい、請求項40に記載のビンディング機構。 - 【請求項42】 ビンディング機構は、緩む構成要素を
利用しない組込式のビンディング機構である、請求項3
7に記載のビンディング機構。 - 【請求項43】 クランプは、開放構成と閉鎖構成との
間でクランプを動かすよう作動可能であるロックを含
む、請求項37に記載のビンディング機構。 - 【請求項44】 ロックはオーバーセンターロックであ
る、請求項43に記載のビンディング機構。 - 【請求項45】 ツーリングスノーボードと組合わされ
る、請求項37に記載のビンディング機構。 - 【請求項46】 スノーボードモードインターフェイス
は、第1のボード部に装着される第1のハーフディスク
と、第2のボード部に装着される第2のハーフディスク
とを含む、請求項45に記載の組合せ。 - 【請求項47】 ある登行モードインターフェイスが第
1のボード部に装着され、別の登行モードインターフェ
イスが第2のボード部に装着され、各登行モードインタ
ーフェイスは、ツーリングスノーボードが登行モードに
あるとき、それぞれのクランプと係合するよう作られ配
置される、請求項45に記載の組合せ。 - 【請求項48】 スノーボードモードおよび登行モード
のいずれかに配置されるべき少なくとも第1および第2
のボード部を有するツーリングスノーボードのためのビ
ンディング機構であって、ビンディング機構は、 スノーボードブーツを受入れるよう構成および配置され
るベースと、 第1および第2のボード部の少なくとも一方に装着する
ための第1のインターフェイスと、 ベースに装着され、ツーリングスノーボードがスノーボ
ードモードにあるとき第1のインターフェイスと係合し
てベースをスノーボードに装着するよう構成および配置
される第2のインターフェイスと、 第1のインターフェイスと第2のインターフェイスとの
間に作動的に結合され、スノーボードモード時に第1の
インターフェイスを第2のインターフェイスに締付ける
ために第1のインターフェイスと第2のインターフェイ
スとの間の隙間の量を減じるための手段とを含む、ビン
ディング機構。 - 【請求項49】 第1のインターフェイスは、第1のボ
ード部に装着可能な第1のインターフェイス部分と、第
2のボード部に装着可能な第2のインターフェイス部分
とを含む、請求項48に記載のビンディング機構。 - 【請求項50】 第1のインターフェイスと第2のイン
ターフェイスとの間の隙間の量を減じるための手段は、
第2のインターフェイスに結合されるクランプを含み、
クランプは、ベース部と、ベース部の両側に接合される
第1および第2のアームとを有するU字形部材を含み、
第1および第2のアームは各々、第1および第2のイン
ターフェイス部分と係合する、請求項49に記載のビン
ディング機構。 - 【請求項51】 クランプは、U字形部材の第1および
第2のアームに作動可能に結合され、第1および第2の
アームを互いの方に引寄せてクランプを閉鎖構成に動か
し、かつ、第1および第2のアームを互いから押し離し
てクランプを開放構成に動かすロックを含み、ロック
は、第1のアームに結合されるリンクと、リンクおよび
第2のアームに結合されるレバーアームとを含む、請求
項50に記載のビンディング機構。 - 【請求項52】 クランプは、開放構成にバイアスされ
る、請求項50に記載のビンディング機構。 - 【請求項53】 第1および第2のインターフェイス部
分は、第1および第2の三日月形のハーフディスクを含
む、請求項49に記載のビンディング機構。 - 【請求項54】 第1のインターフェイス部分と第2の
インターフェイス部分との間に作動的に結合され、少な
くとも2つの平行でない方向で第1および第2のインタ
ーフェイス部分に締付け力をかけて第1および第2のボ
ード部を引き合わせるための手段をさらに含む、請求項
48に記載のビンディング機構。 - 【請求項55】 スノーボードモードおよび登行モード
のいずれかに配置されるべきツーリングスノーボードの
第1および第2のボード部を互いに取付けるための器具
であって、器具は、 第1のボード部に装着されるべき第1のインターフェイ
ス部分と、 第2のボード部に装着されるべき第2のインターフェイ
ス部分と、 第1のインターフェイス部分と第2のインターフェイス
部分との間に作動的に結合され、少なくとも2つの平行
でない方向で第1および第2のインターフェイス部分に
締付け力をかけて第1および第2のボード部を引き合わ
せるための手段とを含む、器具。 - 【請求項56】 締付け力をかけるための手段は、ベー
ス部と、ベース部の両側に接合される第1および第2の
アームとを有するU字形部材を含むクランプを含み、第
1および第2のアームは各々、第1および第2のインタ
ーフェイス部分と係合する、請求項55に記載の器具。 - 【請求項57】 クランプは、U字形部材の第1および
第2のアームに作動可能に結合され、第1および第2の
アームを互いの方に引寄せて引張ってクランプを閉鎖構
成に動かし、かつ、第1および第2のアームを互いから
押し離してクランプを開放構成へ動かすロックを含み、
ロックは、第1のアームに結合されるリンクと、リンク
および第2のアームに結合されるレバーアームとを含
む、請求項56に記載の器具。 - 【請求項58】 レバーアームは、クランプが閉鎖構成
にあるとき第2のアームと係合するよう作られ配置され
る、請求項57に記載の器具。 - 【請求項59】 第1および第2のインターフェイス部
分は各々三日月形である、請求項55に記載の器具。 - 【請求項60】 スノーボードモードおよび登行モード
のいずれかに配置されるよう構成されるツーリングスノ
ーボードであって、ツーリングスノーボードは、ビンデ
ィング機構と協働してスノーボードモードにツーリング
スノーボードを構成し、ビンディング機構は、ツーリン
グスノーボードに装着可能な第1のインターフェイス部
分と、ツーリングスノーボードに装着可能な第2のイン
ターフェイス部分とを含む第1のインターフェイスを有
し、ツーリングスノーボードは、 第1のインターフェイスの第1の部分を受入れるために
少なくとも2つの装着穴を有する第1の部と、 第1のインターフェイスの第2の部分を受入れるために
少なくとも2つの装着穴を有する第2のボード部とを含
み、装着穴は、2つのボード部が互いに接合されるとき
円上に存在する、ツーリングスノーボード。 - 【請求項61】 円上に存在する装着穴は、第1の組の
装着穴を規定し、スノーボードは、2つのボード部が互
いに接合されるとき第2の円上に存在し、第1の組の装
着穴から長手方向に間隔をあけられてスタンス幅の調節
を可能にする第2の組の装着穴をさらに含む、請求項6
0に記載のスノーボード。 - 【請求項62】 第1のインターフェイスと組合わされ
る、請求項60に記載のスノーボード。 - 【請求項63】 第1のインターフェイス部分が第1の
ボード部に装着され、ツーリングスノーボードがスノー
ボードモードに構成されるとき、第1のインターフェイ
ス部分の一部は第2のボード部の上に横たわるよう作ら
れ配置され、第2の部分が第2のボード部に装着され、
ツーリングスノーボードがスノーボードモードに構成さ
れるとき、第2のインターフェイス部分は第1のボード
部の上に横たわるよう作られ配置される、請求項62に
記載の組合せ。 - 【請求項64】 第1および第2のインターフェイス部
分は各々三日月形である、請求項62に記載の組合せ。 - 【請求項65】 三日月形の第1および第2のインター
フェイス部分は、スノーボードがスノーボードモードに
あるとき合わせて円を形成する、請求項64に記載の組
合せ。 - 【請求項66】 スノーボードモードおよび登行モード
のいずれかに配置されるべきツーリングスノーボードの
第1および第2のボード部を互いに取付けるための器具
であって、器具は、 第1のボード部に装着されるべき第1のインターフェイ
ス部分と、第2のボード部に装着されるべき第2のイン
ターフェイス部分とを含み、第1および第2の部分は合
わせて円形の係合領域を形成し、さらに、 第1および第2のインターフェイス部分に作動的に結合
され、円形係合領域に締付け力をかけるクランプを含
む、器具。 - 【請求項67】 第1および第2のインターフェイス部
分は各々、三日月形である、請求項66に記載の組合
せ。
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