JP3086788U - 焼いも製造装置 - Google Patents

焼いも製造装置

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JP3086788U JP2001008233U JP2001008233U JP3086788U JP 3086788 U JP3086788 U JP 3086788U JP 2001008233 U JP2001008233 U JP 2001008233U JP 2001008233 U JP2001008233 U JP 2001008233U JP 3086788 U JP3086788 U JP 3086788U
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祐介 森田
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有限会社森田精機
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Abstract

(57)【要約】 【課題】いもを外側から内部まで均一に加熱しておいし
い焼いもを効率的に製造でき、でき上がった焼いもを取
り出しやすく、しかも焼いもが冷えるのを防止して、焼
いものおいしさを長時間保持させることができる焼いも
製造装置を提供する。 【解決手段】いもを載せる皿30を備え、この皿30を
内部に出し入れ可能な加熱容器10と、この加熱容器1
0の内部に配設され、いもを加熱するためのセラミック
スヒータの上部ヒータ21、下部ヒータ22を備えたヒ
ータ部20とから構成されている。皿30の底部には、
孔31が形成されている。前記上部ヒータ21の上方に
は、焼いもを載せる凹状の保温部40が形成されてお
り、保温部40は金属性の底板を備えている。保温部4
0には、保温カバー50が取り付けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、焼いも製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、いもをヒータで加熱して焼いもを製造できる装置はあり、例えば実 願平06−2673号に開示されている。この装置は、セラミックなどで作られ た釜を加熱する、石油またはガスファンヒーターであり、いもが入れられた釜を 石油またはガスファンヒーターで加熱することによって、焼いもを製造すること ができる。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来の焼いもを製造する技術には、以下の(i)〜(iii )の問題 点がある。 (i)いもが入れられた釜を加熱して焼いもを製造した場合、焼いもを釜の中か ら一つずつ取り出すのは手間がかかる。 (ii)釜の中で焼いもを作ると、いもの外側がうまく焼けていても内部が生のま まであったり、内部がうまく焼けていても外側が黒コゲとなったりして、焼いも の内部と外側に焼ムラが生じてしまう。 (iii )でき上がった焼いもを釜の中から取り出さずにいると、焼いもの外側が 乾燥してしまい、おいしさが損なわれる。かと云って、焼いもを取り出したまま 放置してしまうと、焼いもが冷えてしまい、おいしさが損なわれる。
【0004】 本考案はかかる事情に鑑み、いもを外側から内部まで均一に加熱しておいしい 焼いもを効率的に製造でき、でき上がった焼いもを取り出しやすく、しかも焼い もが冷えるのを防止して、焼いものおいしさを長時間保持させることができる焼 いも製造装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1の焼いも製造装置は、いもを載せる皿を備え、該皿を内部に出し入れ 可能な加熱容器と、該加熱容器の内部に配設され、前記いもを加熱するためのセ ラミックスヒータを備えたヒータ部とからなることを特徴とする。 請求項2の焼いも製造装置は、請求項1記載の発明において、前記セラミック スヒータが、前記皿の上方に配設された上部ヒータと、前記皿の下方に配設され た下部ヒータとからなることを特徴とする。 請求項3の焼いも製造装置は、請求項1または2記載の発明において、前記皿 の底部に、加熱用孔が形成されたことを特徴とする。 請求項4の焼いも製造装置は、請求項2記載の発明において、前記上部ヒータ の上方に、焼いもを載せる凹状の保温部が形成され、該保温部が、金属製の底板 を備えたことを特徴とする。 請求項5の焼いも製造装置は、請求項4記載の発明において、前記保温部に、 保温カバーが取り付けられたことを特徴とする。
【0006】 請求項1の考案によれば、いもを載せた皿を、加熱容器の内部に入れてセラミ ックスヒータの遠赤外線で加熱し、焼いもができ上がったら、加熱容器から焼い もを皿ごと取り出すことができる。このため、でき上がった焼いもを簡単に取り 出すことができる。 請求項2の考案によれば、上部ヒータおよび下部ヒータによって、皿に載せら れたいもを上下両方から加熱することができるので、おいしい焼いもを効率よく 製造することができる。 請求項3の考案によれば、皿の底部に加熱用孔が形成されているから、下部ヒ ータの熱によりいもを直接加熱することができる。よって、おいしい焼いもを効 率的に製造することができる。 請求項4の考案によれば、上部ヒータの熱を利用して、保温部の底板を加熱す ることができる。このため、でき上がった焼いもを保温部に載せておけば、焼い もが冷えるのを防止でき、焼いものおいしさを長時間保持させることができる。 請求項5の考案によれば、保温カバーによって、保温部に載せられた焼いもを 保温することができる。よって、焼いもの表面上部が冷えたり乾燥するのを防止 でき、焼いものおいしさを長時間保持させることができる。
【0007】
【考案の実施の形態】
つぎに、本考案の実施形態を図面に基づき説明する。 図1、図2および図3はそれぞれ本実施形態の焼いも製造装置における正面図 、側面図および正面図である。図4は図1のIV−IV線断面図である。図1〜 図4に示すように、本実施形態の焼いも製造装置は、加熱容器10、ヒータ部2 0、皿30、保温部40および保温カバー50から構成されたものである。
【0008】 まず、皿30を説明する。 図5は図4のV‐V線断面図である。同図に示すように、皿30は、いもを載 せるための皿であり、鉄板を皿状に形成したものである。皿30の底面には、多 数の孔31が形成されているが、この理由は後述する。
【0009】 つぎに、加熱容器10を説明する。 加熱容器10は、内部のスペース11が底壁および4側壁で囲まれた容器であ り、各壁は耐熱性素材としている。加熱容器10の上部には、保温部40が設け られているが、保温部40の詳細については後述する。
【0010】 加熱容器10の内部における左右側面には、前後方向に水平に左右一対の支持 レール13,13がそれぞれ取り付けられている。左右一対の支持レール13, 13には、前記皿30が出し入れ自在に取り付けられている。
【0011】 加熱容器10の前面には、扉12が開閉自在に取り付けられている。このため 、加熱容器10の内部に、いもを載せた皿30を出し入れすることができる。
【0012】 つぎに、ヒータ部20を説明する。 図3〜図4に示すように、加熱容器10の内部において、皿30の上方には、 上部ヒータ21が水平に取り付けられている。上部ヒータ21はセラミックスヒ ータであり、遠赤外線を放射することができるヒータである。この上部ヒータ2 1から放射された遠赤外線によって、皿30に載せられたいもを加熱することが できる。いもを遠赤外線によって加熱するから、いもの外側から内側まで均一に 加熱することができる。
【0013】 加熱容器10の内部において、前記皿30の下方には、前後一対の下部ヒータ 22,22が水平に取り付けられている。下部ヒータ22はセラミックスヒータ であり、遠赤外線を放射することができるヒータである。下部ヒータ22から放 射された遠赤外線によって、皿30に載せられたいもを加熱することができる。 いもを遠赤外線によって加熱するから、いもの外側から内側まで均一に加熱する ことができる。さらに、この下部ヒータ22によって皿30は加熱されるので、 皿30の熱でいもをさらに加熱することができる。 しかも、皿30には孔31が形成されているから、皿30の遠赤外線を孔31 で通過させていもを直接加熱させることができる。
【0014】 つぎに、保温部40を説明する。 図6は図1のVI−VI線断面図である。同図に示すように、前記加熱容器1 0の上部には、凹んだ形状の保温部40が設けられている。この保温部40はス テンレス等の金属製の底板を備えており、熱伝導率が高い。このため、上部ヒー タ21の熱によって保温部40の裏面を加熱すると、保温部40の表面を熱くさ せることができる。このため、でき上がった焼いもを保温部40に載せておけば 、焼いもが冷えるのを防止でき、焼いものおいしさを長時間保持させることがで きる。 なお、保温部40の周端縁部には、熱傷防止のために断熱カバー41を取り付 けておくとよい。
【0015】 つぎに、保温カバー50を説明する。 図1〜図4および図6に示すように、前記保温部40の凹部には、保温カバー 50が嵌め込まれている。この保温カバー50は、囲枠51の上面に蓋52が蝶 番53で上下に開閉自在に取り付けられたものである。蓋52を開閉することで 、焼きいもを保温部40に出し入れすることができる。囲枠51は、4側面のう ち左右側面および前側面には側板を備えているが、後側面には側板が形成されて いない。このため、囲枠51の後側面から焼きいもを出し入れさせやすい。 この保温カバー50によって、保温部40に載せられた焼いもを保温すること ができる。よって、焼いもの表面上部が冷えたり乾燥するのを防止でき焼いもの おいしさを長時間保持させることができる。
【0016】 つぎに、本実施形態の焼いも製造装置の作用効果を説明する。 (1)いもを載せた皿30を、加熱容器10の内部に入れてセラミックスヒー タ21,22で加熱し、焼いもができ上がったら、加熱容器10から焼いもを皿 30ごと取り出すことができる。このため、でき上がった焼いもを簡単に取り出 すことができる。
【0017】 (2)上部ヒータ21および下部ヒータ22によって、皿30に載せられたい もを上下両方から加熱することができるので、焼いもを効率よく製造することが できる。
【0018】 (3)皿30の底部に加熱用孔31が形成されているから、下部ヒータ22の 熱でいもを直接加熱することができる。よって、おいしい焼いもを効率的に製造 することができる。
【0019】 (4)上部ヒータ21の熱を利用して、保温部40の底板を加熱することがで きる。このため、でき上がった焼いもを保温部40に載せておけば、焼いもが冷 えるのを防止でき、焼いものおいしさを長時間保持させることができる。
【0020】 (5)保温カバー50によって、保温部40に載せられた焼いもを保温するこ とができる。よって、焼いもの表面上部が冷えたり乾燥するのを防止でき焼いも のおいしさを長時間保持させることができる。
【0021】
【考案の効果】
請求項1の考案によれば、いもを載せた皿を、加熱容器の内部に入れてセラミ ックスヒータで加熱し、焼いもができ上がったら、加熱容器から焼いもを皿ごと 取り出すことができる。このため、でき上がった焼いもを簡単に取り出すことが できる。 請求項2の考案によれば、上部ヒータおよび下部ヒータによって、皿に載せら れたいもを上下両方から加熱することができるので、おいしい焼いもを効率よく 製造することができる。 請求項3の考案によれば、皿の底部に加熱用孔が形成されているから、下部ヒ ータの熱によりいもを直接加熱することができる。よって、おいしい焼いもを効 率的に製造することができる。 請求項4の考案によれば、上部ヒータの熱を利用して、保温部の底板を加熱す ることができる。このため、でき上がった焼いもを保温部に載せておけば、焼い もが冷えるのを防止でき、焼いものおいしさを長時間保持させることができる。 請求項5の考案によれば、保温カバーによって、保温部に載せられた焼いもを 保温することができる。よって、焼いもの表面上部が冷えたり乾燥するのを防止 でき、焼いものおいしさを長時間保持させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の焼いも製造装置1の正面図であ
る。
【図2】本実施形態の焼いも製造装置1の側面図であ
る。
【図3】本実施形態の焼いも製造装置の平面図である。
【図4】図1のIV−IV線断面図である。
【図5】図4のV‐V線断面図である。
【図6】図1のVI−VI線断面図である。
【符号の説明】
1 焼いも製造装置 10 加熱容器 20 ヒータ部 21 上部ヒータ 22 下部ヒータ 30 皿 31 孔 40 保温部 50 保温カバー

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】いもを載せる皿を備え、該皿を内部に出し
    入れ可能な加熱容器と、該加熱容器の内部に配設され、
    前記いもを加熱するためのセラミックスヒータを備えた
    ヒータ部とからなることを特徴とする焼いも製造装置。
  2. 【請求項2】前記セラミックスヒータが、前記皿の上方
    に配設された上部ヒータと、前記皿の下方に配設された
    下部ヒータとからなることを特徴とする請求項1記載の
    焼いも製造装置。
  3. 【請求項3】前記皿の底部に、加熱用孔が形成されたこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の焼いも製造装
    置。
  4. 【請求項4】前記上部ヒータの上方に、焼いもを載せる
    凹状の保温部が形成され、該保温部が、金属製の底板を
    備えたことを特徴とする請求項2記載の焼いも製造装
    置。
  5. 【請求項5】前記保温部に、保温カバーが取り付けられ
    たことを特徴とする請求項4記載の焼いも製造装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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