JP3085892B2 - 方向反転装置 - Google Patents

方向反転装置

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JP3085892B2 JP07257985A JP25798595A JP3085892B2 JP 3085892 B2 JP3085892 B2 JP 3085892B2 JP 07257985 A JP07257985 A JP 07257985A JP 25798595 A JP25798595 A JP 25798595A JP 3085892 B2 JP3085892 B2 JP 3085892B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品の進行方向を
反転させる方向反転装置に関するもので、例えば、フリ
ーフローコンベア装置等に用いられるプラテンを循環さ
せる方向反転装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のフリーフローコンベア装置を図6
を用いて説明する。図6は従来のフリーフローコンベア
装置の構成を示す内部側面図である。100はフリーフ
ローコンベア装置で、先頭に設置される前方向反転装置
70と終端部に設置される後方向反転装置90及び前方
向反転装置70と後方向反転装置90をつなぐユニット
化された搬送装置80により構成されている。フリーフ
ローコンベア装置100全体の長さは設置する搬送装置
80のユニット数により調整(ユニット単位)すること
ができる。尚、フリーフローコンベア装置100では、
プラテン(部品の保持治具等を搭載した搬送式作業台)
99を搬送し、所望する位置にプラテン99を停止させ
て部品の加工等を行うことができる。
【0003】前方向反転装置70と後方向反転装置90
は前後対象(反対勝手)となっており、構成は略同じで
あるので前方向反転装置70について説明し、後方向反
転装置90の説明を省略する。前方向反転装置70はコ
ンベア71、保持部72、スライドユニット(エアシリ
ンダ)74、及びコンベア71、の上下停止位置やプラ
テン99の位置を検知するスイッチ類(図示省略)によ
り構成されている。
【0004】コンベア71は正逆に回転方向が切り換わ
るようになっており、コンベア71が下部にある時は矢
印p方向へ回転し、コンベア71が上部にある時は矢印
q方向へ回転する。そして、コンベア71の回転により
プラテン99を前方向反転装置70内へ搬入又は前方向
反転装置70内から搬送装置80へ搬出する。保持部7
2はコンベア71を水平に保持し上下方向へスムースに
移動するように、ガイド軸によりガイドされたスライド
ユニット74に固定されており、上下方向への移動はス
ライドユニット74により行われる。尚、スライドユニ
ット74のガイド部はスムースに動くように焼入れ研磨
された軸とスライドベアリング等の組合わせが用いられ
る。
【0005】搬送装置80は上下にコンベアが設置され
ており、上側の搬送コンベア81は加工部品等が搭載さ
れたプラテン99が矢印r方向へ搬送され、下側の返送
コンベア82は空のプラテン99が矢印s方向へ返送さ
れる。尚、上側の搬送コンベア81には必要に応じてプ
ラテン99を止めて加工等を行うための加工ステイショ
ン用のストッパ(図示省略)等が設けられる。尚、搬送
装置80は搬送コンベア81及び返送コンベア82とも
駆動装置を備えユニット化されている。
【0006】次に動作を説明する。搬送装置80の返送
コンベア82により空のプラテン99が矢印t方向へ返
送されてくると、前方向反転装置70の下部に位置した
コンベア71が矢印p方向へ回転し、空のプラテン99
を前方向反転装置70の中へ搬入する。プラテン99が
コンベア71に完全に乗り移ると、検知スイッチにより
コンベア71の回転が停止する。次に、スライドユニッ
ト74が作動しコンベア71が上昇し上支点に達すると
スライドユニット74が停止し、コンベア71が矢印q
方向へ回転する。そして、プラテン99を搬送装置80
の搬送コンベア81へ搬出する。
【0007】次に、搬送コンベア81上のプラテン99
を必要に応じて加工ステーションに停止させ、加工終了
後次のステーションへ搬送する。そして、搬送コンベア
81上の全ての加工が終了し搬送装置80の終端部に達
すると、後方向反転装置90の上部に待機しているコン
ベア91が矢印u方向へ回転し、空のプラテン99を後
方向反転装置90の中へ搬入する。プラテン99がコン
ベア91に完全に乗り移ると、検知スイッチによりコン
ベア91の回転が停止する。
【0008】次に、スライドユニット94が作動しコン
ベア91が下昇し下支点に達するとスライドユニット9
4が停止し、コンベア91がv方向へ回転する。そし
て、プラテン99を搬送装置80の搬送コンベア81上
へ搬出する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のフリー
フローコンベア装置100では、上下2段に電動コンベ
アが組込まれた搬送装置80と電動コンベアが組込まれ
た先頭の前方向反転装置70及び終端部の後方向反転装
置90の組合わせとなっておりフリーフローコンベア装
置100全体の設備費が高くつく。
【0010】そこで、本発明は上述の問題を解決するも
ので、低価格の設備費で作業性のよいフリーフローコン
ベア装置等を実現するために有用な方向反転装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の目的を
達成するもので、上部に配置された上部搬送装置61で
搬送された物品を、下部に配置され前記上部搬送装置6
1とは逆方向に搬送する下部搬送装置62に移動する方
向反転装置において、シーソー運動可能なように軸支さ
れ、かつその軸支位置と重心位置とバランスをとるため
のバランサ47,51により、物品非搭載時には前記上
部搬送装置61側が上となるように傾き、物品搭載時に
は前記上部搬送装置61側が下となるように傾く載台4
1と、前記載台41の上面に設けられ、前記物品の移動
を容易にする滑動部材32と、前記載台41における前
記上部搬送装置62の反対側端部に設けられ、該載台4
1における前記上部搬送装置61側端部を該上部搬送装
置61上の物品が該載台41に移動する位置に固定する
と共に、物品が該載台41における前記上部搬送装置6
1の反対側端部に達した時に該載台41の固定を解除す
る第1ロック手段と、前記載台41における前記下部搬
送装置62側端部と係合し、該載台41における前記下
部搬送装置62側端部を該載台41上の物品が該移動す
る位置に固定すると共に、物品が該下部搬送装置62に
移動し終わった時に該載台41の固定を解除する第2ロ
ック手段48とを備えたことを特徴とする。
【0012】また、前記第2ロック手段48は、前記載
台41に設けられた係止軸53と係合するロックレバ4
8と、前記ロックレバ48を固定位置に弾性保持するバ
ネ50と、前記ロックレバ48に設けられ、物品が前記
載台41から前記下部搬送装置62に移動している時に
該物品に当接して前記ロックレバ48を固定位置に変移
する当接部68とを有することを特徴とする。
【0013】
【0014】
【実施例】本発明の1実施例を主に図1、図4及び図5
を用いて説明する。図1は本発明の1実施例のフリーフ
ローコンベア装置の構成を示す図で、(a)は平面図、
(b)は内部側面図である。図2は前方向反転装置を示
す図で、(a)は平面図、(b)は載台下部位置を示す
内部側面図である。
【0015】図3は前方向反転装置を示す図で、(c)
は載台上部位置を示す内部側面図、(d)はプラテン搬
出状態を示す内部側面図である。図4は本発明の1実施
例の後方向反転装置を示す図で、(a)は平面図、
(b)は載台上部位置を示す内部側面図、(c)はプラ
テン搬入状態を示す内部側面図である。図5は本発明の
1実施例の後方向反転装置を示す図で、(d)は載台下
部位置を示す内部側面図、(e)はプラテン搬入状態を
示す内部側面図である。尚、後方向反転装置は請求項
1、2における発明に対応する実施例である。
【0016】10はフリーフローコンベア装置で、先頭
の前方向反転装置20と終端部に設置される後方向反転
装置40及び前方向反転装置20と後方向反転装置40
をつなぐユニット化された搬送装置60により構成され
ている。フリーフローコンベア装置全体の長さは設置す
る搬送装置60のユニット数により調整(ユニット単
位)することができる。尚、フリーフローコンベア装置
では、プラテン(部品の保持治具等を搭載した搬送式作
業台)15を手移動にて搬送し、所望する位置にプラテ
ン15を停止させて搭載部品の加工等を行うことができ
る。
【0017】前方向反転装置2 0 は搬送装置60の返送
コンベア62により返送されてきたプラテン15を再度
搬送装置60の搬送コンベア61上に戻す装置で、プラ
テン載台21、保持アーム22、スライドユニット(エ
アシリンダ)25、前面上部ストッパ30及び前面下部
ストッパ31等により構成されている。プラテン載台2
1は返送コンベア62により返送されてきたプラテン1
5が乗る板状の載台で、上面にローラ32を用いており
プラテン15が滑り易くなっている。プラテン載台21
の裏面にはプラテン載台21がシーソー回動するための
回動支点23用の軸受27が設けられている。尚、回動
支点23はプラテン載台21の前後方向の中心より前方
に設けられており、プラテン載台21の重心が回動支点
23より後方にあるので、自然の状態ではプラテン載台
21の後端29が下方に下がり、プラテン載台21の先
端28から後端29にかけて下り勾配となっている。
【0018】保持アーム22はプラテン載台21を保持
するアームで、プラテン載台21の両側からプラテン載
台21の回動支点23用の軸受27を軸支しており、保
持アーム22の後部がスライドユニット25のスライド
部にねじ止め固定されている。そして、プラテン載台2
1を保持した保持アーム22全体がスライドユニット2
5により上下方向に移動する。また、保持アーム22の
両側部の上部及び下部中央部付近にはプラテン載台21
の上部ストッパ26及び下部受けストッパ24が設置さ
れている。
【0019】後方向反転装置40は搬送装置60の搬送
コンベア61により搬送されてきたプラテン15をフリ
ーフローコンベア装置10の先頭に返却するための反転
装置で、プラテン載台41、保持支柱46、バランサー
47、前側ロックレバ48、後側ロックレバ49、前側
復帰ばね50及び後側復帰ばね51等により構成されて
いる。
【0020】プラテン載台41は搬送コンベア61によ
り搬送されてきたプラテン15が乗る板状の載台で、上
面にローラ32を用いておりプラテン15が滑り易くな
っている。プラテン載台41の裏面にはプラテン載台4
1がシーソー回動するための回動支点42用の軸受43
が設けられている。尚、回動支点42はプラテン載台4
1の前後方向の中心より後方に設けられており、プラテ
ン載台41の重点が回動支点42より前方にあるので、
自然の状態ではプラテン載台41の前端44が下方に下
がり、プラテン載台41の後端45から先端44にかけ
て下り勾配となる。
【0021】保持支柱46はプラテン載台41を保持す
るアームで、プラテン載台41の両側からプラテン載台
41の回動支点42用の軸受43を軸52により軸支し
ている。尚、軸52の位置(高さ)は搬送コンベア61
の上面より低い位置に設けられている。バランサー47
はプラテン載台41を弾性的に懸吊状態に保つもので、
プラテン載台41が空の状態の時は、常にプラテン載台
41の前端部44が搬送コンベア61の上面と同じ高さ
になるように、バランサー47の懸吊力を調整してい
る。
【0022】前側ロックレバ48は釣針形状をしてお
り、先端にはプラテン載台41の前端部44の係止軸5
3に係止する係止部54が形成されている。また、前側
ロックレバ48の中程には回動支点55があり、回動支
点55をはさみ係止部54と反対側に当接部68が形成
されている。当接部68はプラテン載台41の前端部4
4が前方向へ傾斜し、返送コンベア62の始端部64と
略同じ高さになった時に、プラテン載台41の上面より
突出するように後方向反転装置40の前端部に設置され
ている。
【0023】後側ロックレバ49は釣針形状をしてお
り、先端にはプラテン載台41の後端部45の下方に設
けられた係止軸56に係止する係止部57が形成されて
いる。また、後側ロックレバ48の中程には回動支点5
8があり、回動支点58をはさみ係止部57と反対側に
当接部65が形成されている。後側ロックレバ48はプ
ラテン載台41後端部45に設けられており、当接部6
5がプラテン載台41の上面より上に突出している。プ
ラテン15がプラテン載台41を滑降しプラテン15の
後端部が当接部65に当接すると、後側ロックレバ48
を矢印f方向へ回動させ係止部57が係止軸56から外
れ係止状態が解除される。
【0024】前側復帰ばね50は引張ばねで、前側ロッ
クレバ48の係止部54がプラテン載台41の前端部4
4の係止軸53より係止状態が解除される方向に作用す
るように設置されている。後側復帰ばね51は引張ばね
で、プラテン載台41に取付られた後側ロックレバ49
の係止部57が、プラテン載台41の後端部の下方に設
けられた係止軸56に係止状態になる方向に作用するよ
うに設置されている。
【0025】搬送装置60は上下にコンベアが設置され
ており、上側の搬送コンベア61は加工部品等が搭載さ
れたプラテン15が矢印g方向へ搬送され、下側の返送
コンベア62はプラテン15が矢印h方向へ返送され
る。上側の搬送コンベア61はコロコン32が用いら
れ、コロコン32上をプラテン15を手移動方式で移動
させるようになっており、加工部品等が搭載されたプラ
テン15を所定の場所で止めて加工等を行い逐次後工程
へ移動させて行く。
【0026】下側の返送コンベア62にもコロコン32
が用いられ、搬送装置60の始端部64より終端部63
にかけて勾配が設けられており、プラテン15の自重に
より矢印h方向へ滑降し返送される。尚、搬送装置60
を複数台並べて使用する場合の返送コンベア62の勾配
は、搬送装置60の最終端より最先端方向へ一直線の下
り勾配となるように返送コンベア62を設ける必要があ
る。搬送装置60のフレームは標準のパイプ材が用いら
れ標準の接続部材により組立られているので、所望する
寸法(長さ、幅、高さ)等の寸法調整が比較的容易にで
きる。
【0027】次に動作を説明する。搬送装置60の返送
コンベア62によりプラテン15が前方向反転装置20
まで滑降し返送されてくると、前方向反転装置20の下
部で待機している保持アームに軸支されたプラテン載台
21に乗り移る。プラテン15がプラテン載台21に完
全に乗り移るとスライドユニット25が上昇し、プラテ
ン載台21の先端部28が前方向反転装置20の前面上
部(プラテン載台21の先端部28が搬送コンベア61
の搬送面と略同じ高さになる位置)に設けられた係止ス
トッパ30に当接する。さらに、スライドユニット25
が上昇するとプラテン載台21はプラテン載台21の下
部に設けられた回動支点23を支点にして回動し、プラ
テン載台21の後端部29がプラテン載台21の先端部
28より高くなり、プラテン載台21の後端部29から
先端部28にかけて下り勾配が設けられ、プラテン15
が滑降し搬送コンベア61の搬送面へ乗り移る。
【0028】プラテン15が搬送コンベア61に完全に
移り変わると、スライドユニット25が下降を始めプラ
テン載台21が回動支点23を支点にして回動し、プラ
テン載台21の後端部29がプラテン載台21の先端部
28より低くなる。この状態でスライドユニット25が
下降し、プラテン載台21の先端部28が前方向反転装
置20の前面下部(プラテン載台21の先端部28が返
送コンベア62の終端搬送面と略同じ高さになる位置)
に設けられた係止ストッパ31に当接する。この状態で
プラテン載台21の先端部28から後端部29にかけて
下り勾配が設けられる。そして、次のプラテン15が滑
降し搬入され前記動作を繰り返す。
【0029】一方搬送コンベア61に搬入されたプラテ
ン15には加工部品等が搭載され、所定の位置で加工が
行われ順次後工程へと移動させて行く、そして加工が終
了しプラテン15が搬送コンベア61の終端部66まで
搬送されてくる。搬送されてきたプラテン15を後方向
反転装置40のプラテン載台41へ搬入させるとプラテ
ン載台41の勾配を滑降する。そして、プラテン載台4
1の終端部44に設けられた後側ロックレバー49の当
接部65にプラテン15の先端部が当接すると、後側ロ
ックレバー49が回動支点58を中心にして矢印f方向
へ回動し、後側ロックレバー49の係止部57が係止軸
56から外れる。
【0030】後側ロックレバー49の係止状態が外れる
と、プラテン載台41を弾性的に懸吊しているバランサ
ー47の懸吊力がプラテン15を搭載したプラテン載台
41の重量に負け、プラテン載台41が回動支点42を
支点にして矢印i方向へ回動する。そして、プラテン載
台41の前端部44が前方向へ傾斜し返送コンベア62
の始端部64と略同じ高さになり、プラテン15がプラ
テン載台41上を滑降する。
【0031】プラテン15がプラテン載台41を滑降す
る時にプラテン15の先端部が前側ロックレバー48の
当接部68に当接すると、前側ロックレバー48が回動
支点55を支点にして矢印jの方向へ回動し、前側ロッ
クレバー48の係止部54がプラテン載台41の前端部
44の係止軸53に係止する。そして、プラテン15が
返送コンベア62に移り変わるまで係止状態を保ち、プ
ラテン15が返送コンベア62に完全に移り変わると、
プラテン15の裏側で押さえられていた前側ロックレバ
ー48が前側復帰ばね50により引っ張られて元の位置
に復帰し、前側ロックレバー48の係止状態が解除され
る。係止状態が解除されるとバランサー47がプラテン
載台41を元の位置まで吊り上げる。これと同時にプラ
テン載台41の後側ロックレバー49の係止部57が、
係止軸56に係止しプラテン載台41を傾斜した状態で
保持する。
【0032】以上説明したように、本実施例のフリーフ
ローコンベア装置10によれば、プラテン15の移動に
モータ等の動力を殆ど用いることなく、傾斜や弾性力等
を用いた構成になっており、しかも単純な機構のために
設備費が安価で故障も殆ど発生しないので維持管理が容
易である。さらに設置面積等の寸法に合わせて比較的簡
単に製作することができる。尚、本実施例の載台41を
弾性的に保持する保持部材にバランサー47を用いた
が、これ以外にゴム紐、引張ばね等を用いてもよい。ま
た載台41の前端部を板ばね又は捲ばね等により下方か
ら弾性的に支えることもできる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
方向反転装置への物品の搬入及び搬出とも傾斜や弾性力
等を活用して行うようにしており、単純な機構のために
設備費が安価で故障も殆ど発生しないので維持管理が容
易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例のフリーフローコンベア装置
の構成を示す図で、(a)は平面図、(b)は内部側面
図である。
【図2】前方句反転装置を示す図で、(a)は平面図、
(b)は載台下部位置を示す内部側面図である。
【図3】前方向反転装置を示す図で、(c)は載台上部
位置を示す内部側面図、(d)はプラテン搬出状態を示
す内部側面図である。
【図4】本発明の1実施例の後方向反転装置を示す図
で、(a)は平面図、(b)は載台上部位置を示す内部
側面図、(c)はプラテン搬入状態を示す内部側面図で
ある。
【図5】本発明の1実施例の後方向反転装置を示す図
で、(d)は載台下部位置を示す内部側面図、(e)は
プラテン搬入状態を示す内部側面図である。
【図6】従来のフリーフローコンベア装置の構成を示す
内部側面図である。
【符号の説明】
10・・・・フリーフローコンベア装置 15・・・・プラテン 20・・・・・前方向反転装置 21、41・・プラテン載台 22・・・・・保持アーム 23、42、55、58・・回動支点 25・・・・・スライドユニット 40・・・・・後方向反転装置 47・・・・・バランサー 48・・・・・前側ロックレバ 49・・・・・後側ロックレバ 50・・・・・前側復帰ばね 51・・・・・後側復帰ばね 53、56・・係止軸 54、57・・係止部 60・・・・・搬送装置 61・・・・・搬送コンベア 62・・・・・返送コンベア

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に配置された上部搬送装置61で搬
    送された物品を、下部に配置され前記上部搬送装置61
    とは逆方向に搬送する下部搬送装置62に移動する方向
    反転装置において、 シーソー運動可能なように軸支され、かつその軸支位置
    と重心位置とバランスをとるためのバランサ47,51
    により、物品非搭載時には前記上部搬送装置61側が上
    となるように傾き、物品搭載時には前記上部搬送装置6
    1側が下となるように傾く載台41と、 前記載台41の上面に設けられ、前記物品の移動を容易
    にする滑動部材32と、 前記載台41における前記上部搬送装置62の反対側端
    部に設けられ、該載台41における前記上部搬送装置6
    1側端部を該上部搬送装置61上の物品が該載台41に
    移動する位置に固定すると共に、物品が該載台41にお
    ける前記上部搬送装置61の反対側端部に達した時に該
    載台41の固定を解除する第1ロック手段と、 前記載台41における前記下部搬送装置62側端部と係
    合し、該載台41における前記下部搬送装置62側端部
    を該載台41上の物品が該移動する位置に固定すると共
    に、物品が該下部搬送装置62に移動し終わった時に該
    載台41の固定を解除する第2ロック手段48とを備え
    たことを特徴とする方向反転装置。
  2. 【請求項2】 前記第2ロック手段48は、 前記載台41に設けられた係止軸53と係合するロック
    レバ48と、 前記ロックレバ48を固定位置に弾性保持するバネ50
    と、 前記ロックレバ48に設けられ、物品が前記載台41か
    ら前記下部搬送装置62に移動している時に該物品に当
    接して前記ロックレバ48を固定位置に変移する当接部
    68とを有することを特徴とする請求項1記載の方向反
    転装置。
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