JP3084757U - 修多羅 - Google Patents

修多羅

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JP3084757U
JP3084757U JP2001006135U JP2001006135U JP3084757U JP 3084757 U JP3084757 U JP 3084757U JP 2001006135 U JP2001006135 U JP 2001006135U JP 2001006135 U JP2001006135 U JP 2001006135U JP 3084757 U JP3084757 U JP 3084757U
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JP
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string
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shutara
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loop
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JP2001006135U
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Inventor
功 西脇
Original Assignee
丸西宗教織物株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 鎖骨部分の痛みを伴わずに長時間の装着が可
能で、袈裟に付いている環状部材にも結び易い修多羅を
提供する。 【解決手段】 第1紐20で構成する本体部1と、それ
に装着した別の第2紐30で構成する結び紐部6とから
なっており、本体部1は2本の第1紐20を半分に折り
返し、その折り返し点10から一定距離にある巻始点1
1までのループ状紐部5と、巻始点11から一方の紐束
を他方の紐束に周りに巻終点12まで巻き付けてなる巻
紐部4と、巻終点12から一定距離にある結び始点13
までの肩掛け紐部3と、結び始点13から淡路結びにし
てなる装飾紐部2とからなり、結び紐部6は、1本の第
2紐30を半分に折り返し、その折り返し部分60をル
ープ状紐部5に挿通し、折り返し部分60のループ部に
それとは反対側に位置する2本の第2紐30を挿通す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、修多羅に関するものである。修多羅(しゅたら)とは、図2に示す ように、僧侶100が袈裟101の上に身に付ける一種の飾りのことである。A は背面図、Bは正面図を示す。この修多羅は、赤や白等の紐を用いて、それらを 結んで提供するものである。この修多羅は、紐を淡路結びにしてなる装飾紐部1 aと、肩掛け紐部2aと、紐を渦巻き状に巻いてなる巻紐部3aと、環状部材1 02に結び付けるための結び紐部4aとからなっている。装飾紐部1aは、修多 羅の主要部をなし、その大部分を占めるものであって、修多羅を身につけたとき に、この装飾紐部1aは肩から足の中央部まで垂れ下がっており、肩掛け紐部2 aは、肩の上に載るようになっている。そして、袈裟101に取り付けられてお り腰部に位置する金属製の環状部材102に、結び紐部4aを結ぶことによって 修多羅を固定することができるようになっている。又、巻紐部3aは、僧侶10 0の権威付けのための飾りであって、修多羅を身に付けた際、僧侶100の鎖骨 部分に位置する。
【0002】
【従来の技術】
図3は、従来例の修多羅を示すものであって、Aは平面図、BはAの一部を説 明するためのモデル図を示す。Aに示すように、この修多羅は、4本の紐で一体 的に形成されたものであり、4本の紐を淡路結びにして装飾紐部1aを形成し、 その後ろから出た4本の紐が肩掛け紐部2aを構成する。又、Bに示すように、 4本の紐の内2本を折り返し、4本の紐を芯として残りの2本の紐で芯の周りを 渦巻き状に巻いて巻紐部3aを形成し、4本の内2本を結び紐部4aとして構成 する。そして、肩掛け紐部分2aの長さは約20cm、巻紐部3aの長さは約1 3cm、結び紐部4aの長さは約70cmからなっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記する従来の修多羅は、画一的なものであって、様々な問題点を含むもので あり、現在においては、それらの問題点を解決する修多羅は考えだされていない 。その問題点とは、先ず、僧侶が修多羅を身に付けた際、巻紐部3aが僧侶の鎖 骨に当たり、それによって痛みを伴い、長時間修多羅を身に付けることが難しい 。そして、巻紐部3aは、太いため、弾力性に欠け、それが痛みを伴う原因とも なっている。又、結び紐部4aは、肩掛け紐部2aや巻紐部3aと同じ紐で構成 されているため、太く、環状部材102に結び難くなっている。
【0004】 そこで、本考案は従来の修多羅に改良を加えて、上記の問題点を解決する修多 羅を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案によれば、僧侶が袈裟の上に身に付ける修多羅であって、第1紐で構 成する本体部と、それに装着した別の第2紐で構成する結び紐部とからなってお り、前記本体部は、2本の第1紐を束ねた紐束を半分に折り返し、その折り返し 点から一定距離にある巻始点までのループ状紐部と、巻始点から一方の紐束を他 方の紐束の周りに巻終点まで巻き付けてなる巻紐部と、巻終点から一定距離にあ る結び始点までの肩掛け紐部と、結び始点から淡路結びにしてなる装飾紐部とか らなり、前記結び紐部は、1本の第2紐を半分に折り返し、その折り返し部分を 前記ループ状紐部に挿通し、折り返し部分のループ部にそれとは反対側に位置す る2本の第2紐を挿通してなることを特徴とするものである。
【0006】 好ましい実施例では、ループ状紐部が5cmから7cm、巻紐部が10cmか ら15cm、肩掛け紐部が18cmから25cmである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、添付図面に基づいてこの考案の実施例を説明する。
【0008】 図1は、この考案の実施例を示すものであり、Aは平面図、BはAの一部を説 明するためのモデル図を示す。 この修多羅は、Aに示すように、第1紐20で構成する本体部1と、別の第2 紐30で構成する結び紐部6からなっている。そして、この本体部1は、ループ 状紐部5と、巻紐部4と、肩掛け紐部3と、装飾紐部2とからなっている。以下 、このループ状紐部5、巻紐部4、肩掛け紐部3、及び装飾紐部2の説明をする 。先ず、2本の第1紐20からなる紐束を折り返し、その折り返し点10から約 6cm離れた位置を巻始点11とし、折り返し点10から巻始点11までのルー プ状の部分をループ状紐部5とする。そして、巻始点11から一方の紐束を芯と して、他方の紐束を渦巻き状に巻き付ける。その巻き付けの終点を巻終点12と し、巻始点11から巻終点12までが約15cmとなっており、その部分を巻紐 部4とする。巻始点11及び巻終点12には、接着剤が塗布されており、位置擦 れしないように固定されている。この巻紐部4と反対側であって、巻終点12か ら約20cm離れた位置までの4本の紐を肩掛け紐部3とする。この巻終点12 から約20cm離れた位置を結び始点13とし、その位置から4本の紐を淡路結 びにしていくことにより装飾紐部2を形成する。
【0009】 次に、約90cmからなる別の1本の第2紐30を準備する。この紐を半分に 折り返し、その折り返し部分60を本体部1のループ状紐部5に挿通する。その 折り返し部分60のループ部に、それとは反対側に位置する2本の紐を挿通する ことによって、この紐30をループ状紐部5に装着するようになっている。それ によって、約45cmの結び紐部6が本体部1に装着される。
【0010】 上記した本体部1を構成する第1紐20の径は6〜7mmとなっており、結び 紐部6を構成する第2紐30の径は4〜5mmとなっており、第2紐30の方が 第1紐20より若干細い目になっている。
【0011】
【考案の効果】
以上説明した通り、この考案の修多羅は、巻紐部の芯が2本の紐で構成されて いるため、従来の4本の紐からなる芯で構成していた巻紐部に比べて細く、弾力 性もあるため、修多羅を身に付けた際においても、痛みを伴うことがないように なっている。又、肩掛け紐部を従来より長くすることにより、巻紐部の位置が僧 侶の鎖骨より下方に位置し、修多羅を身に付けても痛みを伴うことがない。更に 、結び紐部の紐の径は細くなっているため、環状部材に結び易くすることができ るようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の実施例を示す。
【図2】従来例の修多羅を着用した状態を示す。
【図3】従来例の修多羅を示す。
【符号の説明】
1 本体部 2 装飾紐部 3 肩掛け紐部 4 巻紐部 5 ループ状紐部 6 結び紐部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 僧侶が袈裟の上に身に付ける修多羅であ
    って、第1紐で構成する本体部と、それに装着した別の
    第2紐で構成する結び紐部とからなっており、前記本体
    部は、2本の第1紐を束ねた紐束を半分に折り返し、そ
    の折り返し点から一定距離にある巻始点までのループ状
    紐部と、巻始点から一方の紐束を他方の紐束の周りに巻
    終点まで巻き付けてなる巻紐部と、巻終点から一定距離
    にある結び始点までの肩掛け紐部と、結び始点から淡路
    結びにしてなる装飾紐部とからなり、前記結び紐部は、
    1本の第2紐を半分に折り返し、その折り返し部分を前
    記ループ状紐部に挿通し、折り返し部分のループ部にそ
    れとは反対側に位置する2本の第2紐を挿通してなるこ
    とを特徴とする修多羅。
  2. 【請求項2】 前記ループ状紐部が5cmから7cm、
    前記巻紐部が10cmから15cm、前記肩掛け紐部が
    18cmから25cmであることを特徴とする請求項1
    記載の修多羅。
JP2001006135U 2001-09-18 2001-09-18 修多羅 Expired - Lifetime JP3084757U (ja)

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