JP3083338U - 魚介類粕漬缶詰 - Google Patents
魚介類粕漬缶詰Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容易に食することが可能であり、且つ滋養効
果及び健康的効果を失うことのない魚介類の粕漬の缶詰
を提供する。 【解決手段】 粕床と調理済魚介類とを共に缶詰用の缶
内に詰め込んで、調理済魚介類のみならず粕床も一緒に
食することを可能としている。調理済魚介類としては、
例えば、適宜前処理した焼き魚等があり、更に粕床は、
少なくとも、酒粕と、乾燥ビール酵母と、醗酵乳とを含
有する配合とすることが好適である。
果及び健康的効果を失うことのない魚介類の粕漬の缶詰
を提供する。 【解決手段】 粕床と調理済魚介類とを共に缶詰用の缶
内に詰め込んで、調理済魚介類のみならず粕床も一緒に
食することを可能としている。調理済魚介類としては、
例えば、適宜前処理した焼き魚等があり、更に粕床は、
少なくとも、酒粕と、乾燥ビール酵母と、醗酵乳とを含
有する配合とすることが好適である。
Description
【0001】
本考案は魚介類粕漬缶詰に関するものであって、更に詳細には、調理済みの魚 介類と食するのに適した配合の粕床とを共に詰め込んだ魚介類粕漬缶詰に関する ものである。
【0002】
魚介類の粕漬は要冷蔵(5℃以内)のなま物食品として粕漬魚専門店、デパー ト、スーパー等の販売場で売られており、なるべく早め(通常、4〜5日以内) に食べるものとして扱われている。粕漬食品は冷凍保存の場合でも賞味期限は3 0日程度とされるのが通常であり、それよりも長期に保存した場合には味覚が損 なわれる恐れがある。
【0003】 粕漬食品は、酒粕などの粕を生の魚介類の調味料として使用して味付けと風味 付けとをおこなっている。粕漬に使用される酒粕には酵素が含まれており、魚介 類中のEPA(エイコサペンタエン酸)やDHA(ドコサヘキサエン酸)との相 乗効果により、高血圧低下作用や、ボケ防止作用などの健康的効果があるといわ れている。
【0004】 粕漬食品は比較的高級珍味食品として取り扱われており、且つ上述したような 付加的な効果があるにもかかわらず、粕漬食品を食べる場合には、魚介類から粕 を良く水で洗い落としてから、魚介類を弱火で焼き上げることが通常である。粕 漬した魚介類は特に焦げ易い性質を有しているので、焼き上げには細心の注意が 必要とされ、そうでないと魚介類が焦げ過ぎてしまう場合があり、折角の高価な 食品の味覚を台無しにしてしまう可能性がある。従って、従来の粕漬食品では、 食べるための手間がかかること、及び粕を洗い流すことによる粕の滋養効果や健 康的効果を利用することができないこと等の欠点を有している。
【0005】
本考案は、上述した如き従来の粕漬食品の欠点を解消し、容易に食することが 可能であり、且つ滋養効果及び健康的効果を失うことのない魚介類の粕漬の缶詰 を提供することを目的とする。
【0006】
本考案によれば、粕床と調理済魚介類とを詰め込んだことを特徴とする魚介類 粕漬缶詰が提供される。好適には、粕床が、少なくとも、酒粕と、乾燥ビール酵 母と、醗酵乳とを有している。調理済魚介類としては、例えば、焼き魚などがあ る。
【0007】 本考案によれば、缶詰を開けるだけで、魚介類の粕漬食品を食べることが可能 であり、従来必要とされていた慎重な焼き上げが必要とされることはない。又、 前もって魚介類を焼き上げなどの調理を行っているので、魚介類を最適の状態で 調理したものとすることが可能である。更に、缶詰内には調理済の魚介類のみな らず粕床が一緒に詰め込まれているので、粕も食することが可能であり、粕の滋 養効果及び健康的効果を享受することが可能である。
【0008】
図1は、本考案の1実施例に基づく魚介類粕漬缶詰1の概略断面図を示してい る。本粕漬缶詰1は、大略、缶10と、その中に詰め込まれている粕床11及び 調理済の魚介類12とから構成されている。調理済魚介類12としては、例えば 、いわし、さば、いか、さわら、ぎんだら、さけ等の魚介類又はその他の魚介類 を調理(焼き上げ等)したものとすることが可能である。粕漬食品の多くは生の 魚を粕漬にしたものであるから、調理済魚介類12の好適実施例の一つとしては 焼き魚がある。従って、特に調理済魚介類12が焼き魚である場合について以下 に説明する。尚、本考案の調理済魚介類12は、焼き魚のみに制限されるべきも のではないことに注意すべきである。
【0009】 下拵えの済んだ魚肉を秤量4%の食塩でふり塩して魚肉に擦り込んで12時間 冷蔵した後に、水洗いし、水切りを行う。これは、魚肉の水分を除去すると共に 魚肉を引き締め且つ粕床の味を浸透し易くするためである。一方、大量の魚を処 理する場合には、例えば、水揚げされた魚を予め用意した深層海水に氷を入れた 水槽内に放流させ、缶詰製造時に、逐次水槽から取り出して加工を行うようにす ることも可能である。
【0010】 次に、所定の加熱状態(例えば、280℃)とした焼魚器で約4分間上下から 加熱して魚体表面に適度の焦げ目をつけた状態に焼き上げる。次いで、別途用意 した粕床を魚肉量の1/2の量併せ、約12時間冷蔵(約3℃)して味付けし、 缶詰処理(加圧及び殺菌等)して焼魚の粕漬缶詰とする。特に、焼き魚としてE PAやDHAを多量に含有する青身魚を使用すると、粕床との相乗効果による種 々の健康的効果を享受することが可能となるので好適である。
【0011】 ところで、従来の粕漬食品においては、酒粕と調味料とを適宜混合したものを 粕床とし、魚肉を生のままその粕床で粕漬にし、粕漬した魚を食べる場合には、 粕床を良く洗い流した後に魚を焼いて食べるのが通常である。一方、本考案の好 適実施例に使用される粕床は、少なくとも、酒粕と、乾燥ビール酵母と、醗酵乳 とを有するものである。例えば、本考案の1実施例においては、1kg中の粕床 の配合は以下の通りである。
【0012】 (a)酒粕 約400g (b)乾燥ビール酵母 約50g (c)醗酵乳 約200g (d)酒 約100cc (e)味醂 約100cc (f)昆布つゆ 約100cc (g)オリゴ糖 約50g 上記粕床成分(a)の酒粕には生酵母を約20%(乾燥酵母として約10%) 含んでいる。又、上記粕床成分(b)の乾燥ビール酵母も、酒粕と同様に、ビー ル醸造時における醗酵過程で増殖した微生物(サッカロミセスセレビシエ)、即 ち生酵母の乾燥処理したものが豊富に含まれており細胞成分は全く変わらないも のである。例えば、蛋白質、ビタミンB群、細胞壁成分のグルカン、マンナン、 ダイエタリーファイバ、ミネラル類、核酸、グルタチオン等が挙げられる。上記 粕床成分(c)の醗酵乳は、乳酸菌のラクトバチルスブルガリクス及びストレプ トコッカスサーモフィラスの2種を混合して使用し醗酵させたもので、醗酵乳1 00g中にブルガリア菌10億以上、サーモフィラス菌100億以上を含んでい る。
【0013】 上記粕床成分(a)乃至(c)は、いずれも、その菌体成分は上述した内容を 備えており、栄養的価値があるばかりでなく、乳酸菌にしても酵母菌にしても、 生菌、死菌の別なく、菌体成分が腸管から吸収されて免疫機能の増強や肝機能の 促進作用を発揮する。又、乳酸菌が増殖中に生成される乳酸(醗酵乳中に約1% 含有)が各種の酸感受性菌に対して静菌的、殺菌的作用を示すもので、粕漬の味 付け中における浸透性向上に貢献する。
【0014】 日本人の一般的な食物中、Nニトロソジメチルアミンが最も高濃度で含まれて いるとされるのが加工魚であり、特に乾燥魚などでは発ガンを誘発するに足る量 の1/1000の量に匹敵するものがあると言われている。又、ニトロソアミン に加えて、焼き魚、ハンバーグ及び乾燥粉末食品などからは、ベンゾピレンを始 めとして細胞の変異原物質は様々単離同定されている(例えば、IQ,MeIQ ,Trp−P−1,Trp−P−2,GLu−P−1及びGLuP−2コレステ ロール酸化物など)。
【0015】 醗酵乳には変異原物質不活性作用があるとされており、酵母の菌体成分と共に 、以上のような変異原性物質を吸着する活性作用を有しており、且つ毒性物質を 体外へ排出する作用をも有しているので、担体的役割を果たし、人のマクロファ ージや、NK細胞の活性化、抗腫瘍成分との相乗効果等の効用も有している。従 って、粕床を食することにより上述したような種々の滋養的及び健康的な効果を 享受することが可能である。
【0016】 尚、粕床成分(d)乃至(g)は調味料として通常使用されているものである が、特に、成分(d)及び(e)はその中のアルコール分が味付けの際における 浸透性を向上させ、従って同時に缶詰内に詰め合わせられる調理済魚介類の味及 び風味を向上させることに貢献する。又、成分(g)のオリゴ糖は、甘味として は砂糖の1/3程度であるが、腸内乳酸菌の栄養源としてその活性維持に役立つ ものである。
【0017】 上述した説明においては、本考案を特に缶詰として説明しているが、本考案の 別の実施形態においては、缶詰の代わりに真空パック等の密封性包装体、又はそ の他の包装体を使用することも可能である。従って、本考案は、缶詰のみに制限 されるべきものではなく、その他の包装体も包含することが可能なものであるか ら、缶詰という用語は文字通りの缶詰のみならずその他の包装体も包含するもの として解釈されるべきである。
【0018】
本考案によれば、焼き魚などの調理済魚介類が粕床と共に調理済粕漬魚介類と して缶詰食品が提供されるので、単に缶詰を開ける手間だけで美味な粕漬魚介類 を食することが可能である。更に、粕床は缶詰内において調理済魚介類に味付け 及び風味付けを行うことが可能であるから調理済み魚介類は缶詰を開けた時に最 適の味及び風味のものとさせることが可能である。従って、調理済魚介類の味及 び風味は長期間に亘り最適な状態に維持させることが可能となる。更に、粕床は 調理済魚介類と共に食することが可能であって、又食用に適した状態に調合させ ることが可能であり、従って粕床を調理済魚介類から洗い流すことは必要ではな く、且つ調理済魚介類と共に食することによって付加的な滋養的及び健康的効果 を享受することが可能となる。
【図1】 本考案の1実施例に基づく調理済魚介類粕漬
缶詰を示した概略断面図。
缶詰を示した概略断面図。
1:魚介類粕漬缶詰 10:缶 11:粕床 12:調理済魚介類
Claims (3)
- 【請求項1】 粕床と調理済魚介類とを詰め込んだこと
を特徴とする魚介類粕漬缶詰。 - 【請求項2】 請求項1において、前記粕床が、少なく
とも、酒粕と、乾燥ビール酵母と、醗酵乳とを有してい
ることを特徴とする魚介類粕漬缶詰。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、前記調理済魚
介類が焼き魚であることを特徴とする魚介類粕漬缶詰。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001004564U JP3083338U (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 魚介類粕漬缶詰 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001004564U JP3083338U (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 魚介類粕漬缶詰 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP3083338U true JP3083338U (ja) | 2002-01-25 |
Family
ID=43234853
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001004564U Expired - Fee Related JP3083338U (ja) | 2001-07-11 | 2001-07-11 | 魚介類粕漬缶詰 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3083338U (ja) |
-
2001
- 2001-07-11 JP JP2001004564U patent/JP3083338U/ja not_active Expired - Fee Related
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