JP3082793U - 額 縁 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 記念となる出来事に関して、当時の感情や情
景等を表すだけでなく、当該出来事を証明力を備えたか
たちで掲示できるようにした額縁を提供することを課題
とする。 【解決手段】 記念となる出来事の当事者等の人物像及
び当該出来事を証明する証書又は関連する物品等を平面
に一体的に表してなる合成写真プリントを有し、当該出
来事を、印象的かつ証明力を添えて掲示できるようにす
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は記念となる出来事を印象的かつ証明力を添えて掲示できるようにし た額縁に関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般的に、記念となる出来事があった場合、当事者等の記念写真や証書、関連 する品を残しておく。通常、これらの品々はアルバムや証書入れ等に保管してお き、何度となく見返して、当時の喜びや感動を思い出して楽しんだり、証書を他 の人に見せて当該出来事を証明したりする。また、当事者にとって、上記の写真 、証書等は貴重なものであり、特に証書等については自らの業績等を証明するも のであるため、額等に入れて飾っている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

しかし、人物像等の写真と証書等を別個に飾ったのでは、写真のみでは出来事 の証明力に欠けるし、証書のみではその当時の当事者の喜び等を表すことができ ない。

【０００４】 そこで、本考案は、記念となる出来事に関して、当時の感情や情景等を表すだ けでなく、当該出来事の証明力を添えたかたちで掲示できる額縁を提供すること を課題とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案にかかる額縁は、記念となる出来事の当事者等の人物像及び当該出来事 を証明する証書又は関連する物品等を平面に一体的に表してなる合成写真プリン トを有し、当該出来事を、印象的かつ証明力を添えて掲示できるようにしたこと を特徴としている。

【０００６】 記念となる出来事の当事者等の人物像及び当該出来事を証明する証書又は関連 する物品等を平面に一体的に表してなる合成写真プリントを有することにより、 人物像等のみでは表すことのできない当該出来事の証明や証書等のみでは表すこ とのできない当時の感動や情景等を１枚の写真プリント上に一体的に表すことが できる。また、額縁とすることで、当該合成写真プリントを常に目にする場所に 、より印象的に飾っておくことができる。

【０００７】

【考案の実施の形態】

以下、図面に基づいて、本考案の一実施の形態について説明する。

【０００８】 図１は、本考案に係る額縁の斜視図である。本考案に係る額縁１は合成写真プ リント２を有し、該合成写真プリント２の表面を透明板３で保持し、裏面を裏板 ４で保持しており、これらの外縁をフレーム５で挟持する。

【０００９】 額縁１の形態については、図示するものに限られない。また、壁等に掛けるフ ックを裏板に設けてもよいし、卓上に立てるための立て具を設けてもよい。

【００１０】 次に、合成写真プリント２について説明する。合成写真プリントの作成につい ては、コンピュータを用い、任意の画像合成ソフトにより合成する例が一般的で ある。

【００１１】 以下、万馬券の獲得記念を例にとり、合成写真の作成方法を示す。 まず、獲得者や勝利馬等の写真又はネガフィルムをコンピュータに接続された スキャナ等の画像読取手段によりコンピュータに読み込み記憶装置に記憶してお く。次に万馬券についても画像読取手段によりコンピュータに読み込み、同様に 記憶しておく。合成に用いる画像データは、上記画像読取手段により読み込んだ ものに限らず、記録媒体に記憶された任意のデジタル画像データを用いても良い 。

【００１２】 そして、任意の画像合成ソフトを用いて、上記記憶させた画像データ等を画面 上に表示させ、合成処理を行う。図に示す合成写真プリントにおいては、該画像 データから必要な人物及び馬を範囲指定して抜き出し、該抜き出した画像と万馬 券の画像とを準備しておいた任意の背景画像中に貼り着け、加工したものであり 、日付けや文字等を書き込み、より証明力を備えたものとしている。そして、該 完成した画像をプリンタにより印画紙等にプリントアウトする。

【００１３】

【考案の効果】

上記説明から明らかなように、本考案の額縁によれば、記念となる出来事の当 事者等の人物像及び当該出来事を証明する証書又は関連する物品等を平面に一体 的に表してなる合成写真プリントを有することにより、人物像等のみでは表すこ とのできない当該出来事の証明や証書等のみでは表すことのできない当時の感動 や情景等を写真プリント上に一体的に表すことができ、当該合成写真プリントを 常に目にする場所に、より印象的に飾っておくことができるので、額縁としての メモリアル機能を向上することができる。。

【提出日】平成１３年８月１３日（２００１．８．１３）

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００５

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案にかかる額縁は、記念となる出来事の当事者等の人物像を掲示する欄と 、 当該出来事を証明する証書又は関連する物品等を掲示する欄とを設け、一体的 に表してなる合成写真プリントを有し、当該出来事を、印象的かつ証明力を添え て掲示できるようにしたことを特徴としている。

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００６

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】 記念となる出来事の当事者等の人物像を掲示する欄と、当該出来事を証明する 証書又は関連する物品等を掲示する欄とを設け、一体的に表してなる合成写真プ リントを有することにより、人物像等のみでは表すことのできない当該出来事の 証明や証書等のみでは表すことのできない当時の感動や情景等を１枚の写真プリ ント上に一体的に表すことができる。また、額縁とすることで、当該合成写真プ リントを常に目にする場所に、より印象的に飾っておくことができる。

【手続補正４】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】００１３

【補正方法】変更

【補正内容】

【００１３】

【考案の効果】

上記説明から明らかなように、本考案の額縁によれば、記念となる出来事の当 事者等の人物像を掲示する欄と、当該出来事を証明する証書又は関連する物品等 を掲示する欄とを設け、一体的に表してなる合成写真プリントを有することによ り、人物像等のみでは表すことのできない当該出来事の証明や証書等のみでは表 すことのできない当時の感動や情景等を写真プリント上に一体的に表すことがで き、当該合成写真プリントを常に目にする場所に、より印象的に飾っておくこと ができるので、額縁としてのメモリアル機能を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案に係る額縁を示す斜視図である。

【図２】本考案に係る合成写真プリントを示す図であ
る。

【図３】本考案に係る記念品の使用状態を示す図であ
る。

【符号の説明】

１ 額縁 ２ 合成写真プリント ３ 透明板 ４ 裏板 ５ 縁フレーム

【手続補正書】

【提出日】平成１３年８月１３日（２００１．８．１
３）

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 記念となる出来事の当事者等の人物像及
   び当該出来事を証明する証書又は関連する物品等を平面
   に一体的に表してなる合成写真プリントを有し、当該出
   来事を、印象的かつ証明力を添えて掲示できるようにし
   たことを特徴とする額縁。