JP3029465U - 写真立て - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 文具等を収容できる写真立ての提供。 【解決手段】 写真を収容する嵌置槽の後方に文具や装
飾品を収容する収容槽を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案一種の写真立てに関し、特に写真を挿嵌できると共に、一側に設けられ た収容槽に筆記用具やメモ用紙、便箋などを収容できるものに関する。

【０００２】

【従来の技術】

一般に使用されている写真立てには図１に示されるようなものがあるが、これ は背面の支持具が滑って倒れることがよくあり、また写真を飾るという単一機能 しか有していないために、卓上で場所をとり、机上の乱雑さを増す原因ともなっ た。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案では、安定して設置でき、また文具や装飾品を収容できる機能も兼ね備 えた一種の写真立てを提供することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

請求項１の考案は、複数の挟持板により開口を上に有する一つの嵌置槽を形成 し、その外側の挟持板の外面に一つの窓を設け、後方の挟持板の両側及び底部を 後方へと延伸して板或いは網板で開口を上に有する一つの半封閉の収容槽を形成 した構成としている。

【０００５】 請求項２の考案では、上記嵌置槽を周囲の複数面に設けている。

【０００６】

【考案の実施の形態】

本考案の写真立ては、複数の挟持板で上向きの開口を有する一つの嵌置槽を構 成し、該嵌置槽の後方に適当な大きさの収容槽を設けた構成としている。該嵌置 槽は写真、或いは座右の銘、ハガキ、メモ欄を挿入するのに使用でき、該収容槽 は、筆記用具や装飾品を収容するのに用いることができる。

【０００７】

【実施例】

図２から図４に示されるように、本考案の写真立て１０には、複数の挟持板１ ３により開口を上に有する一つの嵌置槽１４が形成されており、その外側の挟持 板１３の外面には一つの適当な窓１２が開設されて、写真２０を該嵌置槽１４に 挿入した後には該窓１２より写真を透視することができる。後方の挟持板１３の 両側及び底部は後方へと延伸されて板或いは網板１１で構成された開口を上に有 する一つの半封閉の収容槽２４が形成されている。該収容槽２４内には筆記用具 などの文具や装飾品を収容できる。図２に示されるように、写真２０を上述の嵌 置槽１４の大きさよりやや小さく裁断して嵌置槽１４に挿嵌すると、図３に示さ れる状態となる。

【０００８】 また、図２に示されるように、写真２０を嵌置槽１４に挿入した後に平らに保 持しまた写真を保護するために、一つのガラス２１と一つの紙板２２で写真を挟 んで同時に嵌置槽１４内に挿入する。

【０００９】

【考案の効果】

本考案は、卓上に置いて倒れにくいだけでなく、写真立てとして以外に、前方 の嵌置槽に座右の銘や葉書を飾ったり或いはスケジュール表やメモを掲示するの に使用できる。特に、後方の収容槽に筆記用具とメモ用紙を収容すればメモする と同時にそれを忘れないよう掲示することができて便利である。このように、本 考案は文具や装飾品を集中的に収容できる箱の機能を有するだけでなく、使用者 の必要により写真、メモなどを装飾ないし掲示でき、非常に実用的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】従来の写真立ての斜視図である。

【図２】本考案の写真立ての分解斜視図である。

【図３】本考案の実施例の斜視図である。

【図４】本考案の実施例の断面図である。

【符号の説明】

１０・・・写真立て １１・・・板或いは網板 １２・
・・窓 １３・・・挟持板 １４・・・嵌置槽 ２０・
・・写真 ２１・・・ガラス ２２・・・紙板 ２３・・・収容槽 １５・・・図柄

【手続補正書】

【提出日】平成８年４月１８日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】請求項２

【補正方法】変更

【補正内容】

Claims (2)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 複数の挟持板により開口を上に有する一
   つの嵌置槽が形成されており、その外側の挟持板の外面
   には一つの窓が設けられ、後方の挟持板の両側及び底部
   は後方へと延伸されて板或いは網板で構成された開口を
   上に有する一つの半封閉の収容槽が形成されてなる、写
   真立て。
2. 【請求項２】 上記嵌置槽が周囲の複数面に設けられて
   いる、写真立て。