JPS6027021Y2 - カレンダ−付メモ紙用の卓上台構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカレンター付メモ紙用の卓上台構造に関する。

すなわち、表面および裏面にカレンダーやメモ欄等その
他を印刷して２穴式のカレンダ一行メモ紙多数を取付け
ることができる卓上台で、一定期間にわたりメモ等を行
なって使用したあとのメモ紙をその裏側のカレンダー等
が見やすいように垂直状に立てかけてしかも形がくずれ
ないように良好に収容しておくとかでき、そのメモ紙を
使用時にはいたずらに外れないよう良好に係止しておく
ことができるとともに使用後の取り外し時には収容側に
向けて容易に取外すことができ、使用済みとなったメモ
紙束を簡単に取出すことができたりまたその束をファイ
ルして保管する際に形がくずれないで良好にファイリン
グしたり束ねたりしておくことができ、簡単な構造にし
て好適に実施できるよう提供するものである。

次に、図面に示す実施例について説明する。

第１図は全体の斜視図を示し、Ｂは長４角形のカレンダ
ー付メモ紙で、その長手方向の一辺側にそわせて間隔を
おき丸孔形の両孔３，３を穿設し、第１および第９図に
示すように、一方の表面１には１週間分の日付およびメ
モ欄を印刷し、反対側の裏面２における半分側には次な
る１週間の月およびその前後の月のカレンダーや次なる
１週間の日付およびメモ欄あるいは電話番号欄等を印刷
するが、このメモ紙Ｂを束にしてバインダーにファイル
することもできるように構成する。

Ａは卓上台全体を示し、前記メモ紙Ｂを載置てきる傾斜
した支持板部４の傾斜下位側にはペン皿部８を低段にし
て形成し、支持板部４の両側は少しく高段となる両側板
部９ａ、９ｂを形成し、支持板部４の傾斜上位側端部に
接近する部分には間隔をおいて垂直の支持孔１０．１０
をそれぞれ形威し、両支持孔１０．１０にはメモ紙Ｂの
孔３゜３を嵌入できる丸棒形の支持ピン５，５の下部を
嵌着して構成するが、垂直となる両支持ピン５゜５の下
端部には孔３に強固に嵌入できるよう切欠溝１１をそれ
ぞれ形成するとともに、上端には支持板部４の傾斜上位
側に向は直交方向に少くし屈折する頭部５ａをそれぞれ
形成する。

また、支持板部４の傾斜上位側方向となる卓上台Ａの端
部は、上面６が支持板部４より高くなってメモ紙Ｂを起
立させその略下半部を嵌入できる深さを有した上面開放
の袋状支持凹部Ｃを形威するが、該支持凹部Ｃの上部前
面には支持板部４の傾斜上位側端部より上方に延出する
ことになる板体７を装設腰該板体７の上部７ａをコ状に
屈折形威し、支持板部４の傾斜上位側端部には板体７の
下辺部が嵌入できる細溝１２を形成するとともに、細溝
１２の両端側となる支持凹部Ｃの上部前方における両側
には板体７の両端側が嵌合して支持されることになる支
持枠部１３ａ、１３ｂを形成し、板体７の前面には注文
先の会社のマークや宣伝その他の表示も行なう表示部１
４を印刷したり貼付できるように装設して構成する。

なお図中、１５は厚紙である。

したがって、板体７は支持凹部Ｃの前方で支持板部４側
に対し起立して化粧板になるが、あらかじめ多量生産し
たの板体７に対し、注文先の会社の要望による表示部１
４を所定数だけ印刷したり貼付して、板体７の下部を細
溝１２内に、両側を支持枠部１３ａ、１３ｂに合わせて
組付けことができるようになる。

しかして、束にしたメモ紙Ｂの孔３，３を支持ピン５，
５に嵌入すると、支持板部４の上面上にメモ紙Ｂ群を載
置することができ、表面１には１週間にわたりカレンダ
ーに合わせてメモをとることができることになるが、そ
の状態で、支持ピン５の頭部５ａが屈折しているので、
第７図に示すように孔３が頭部５ａに引っかかるような
状態となって、いたずらにメモ紙Ｂが外れることはなく
なる。

そのメモ紙Ｂの使用が終って外す場合には第８図に示す
ようなメモ紙Ｂを傾斜させると、孔３が斜めなって支持
ピン５の頭部５ａから斜め上方に抜けて外れることにな
り、そのまま逆さにしたメモ紙Ｂを、厚紙１５を入れた
支持凹部Ｃに差し込むと、第１図および第３図に示すよ
うにメモ紙Ｂは下半部を支持凹部Ｃに差し込んだまま起
立状態となり、支持板部４の上方のメモ側からすれば、
メモ紙Ｂの裏面２のカレンダー等が見やすく、またその
メモ欄にメモをすることもできることになる。

支持凹部Ｃ内に溜ったメモ紙Ｂ群を取出す場合には、起
立しているのでそのまま簡単に全てを取外すことができ
、このメモ紙Ｂ群を束にしてバインダーに綴じこんでお
くこともできる。

このように本考案は、表面および裏面にカレンダーやメ
モ欄等その他を印刷した２穴式のカレンダー付メモ紙を
載置できる傾斜した支持板部の傾斜上位側には頭部が直
交方向に少くし屈折するように形成した丸棒形の両支持
ピンを間隔をおいて立設し、支持板部の傾斜上位側とな
る全体の端部には上面側が支持板部より高くなってカレ
ンダ一相メモ紙全体を起立させてその略下半部を嵌入で
きる深さを有した上面種数の袋状支持凹部を上下方向に
形成して構成したから、メモ等を行なって使用したあと
のメモ紙をその裏側のカレンダー等が見やすいように支
持凹部に垂直状に立てかけてしかも形がくずれないよう
に良好に収容しておくことができ、メモをとる状態では
支持ピンの頭部に孔がひっかかっていたずらに外れない
よう良好に係止しておくことができるとともに、外す場
合は支持凹部の収容側に向は容易に外すことができ、使
用済みとなったメモ紙束を垂直の状態から簡単に取外す
ことができたりまたそのままその束を形がくずれないよ
うにしてバインダーにファイルすることもでき、簡単な
構造にして好適に実施できる特長を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示し、第１図は全体の斜視図、
第２図は卓上台の斜視図、第３図は第２図の■−■線に
おける断面図、第４図は第２図の一部の分解図、第５図
は第３図の一部の分解図、第６図は支持ピンの上面図、
第７図および第８図は説明図、第９図はメモ紙の表裏を
示す斜視図である。 １・・・・・・表面、２・・・・・・裏面、３・・・・
・・孔、Ｂ・・・・・・メモ紙、４・・・・・・支持板
部、５ａ・・・・・・頭部、５・・・・・・支持ピン、
６・・・・・・上面、Ｃ・・・・・・支持凹部、Ａ・・
・・・・卓上台。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 表面および裏面にカレンダーメモ欄等その他を印刷した
   ２六式のカレンダー付メモ紙を載置できる傾斜した支持
   板部の傾斜上位側には頭部が直交方向に少くし屈折する
   ように形威した丸棒形の両支持ピンを間隔をおいて立設
   し、支持板部の傾斜上位側となる全体の端部には上面側
   が支持板部より高くなってカレンダ一行メモ紙全体を起
   立させてその略下半部を嵌入できる深さを有した上面開
   放の袋状支持凹部を上下方向に形威して構成したことを
   特徴とするカレンター付メモ紙用の卓上台構造。