JPS6027022Y2 - カレンダ−付メモ紙用の卓上台構造 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカレンダー付メモ紙用の卓上台構造に関する。

すなわち、表面および裏面にカレンダーやメモ欄等その
他を印刷した２六式のカレンダ一行メモ紙多数を取付け
ることができる卓上台で、一定期間にわたりメモ等を行
なって使用したあとのメモ紙をその裏側のカレンダー等
が見やすいように垂直状に立てかけてしかも形がくずれ
ないように良好に収容しておくことができ、使用済みと
なったメモ紙束を簡単に取出すこてができたりまたその
束をファイルして保管する際に形がくすれないで良好に
ファイリングしたり束ねたりしておくことができ、使用
済みとなったメモ紙を収容する部分の前部を形威するこ
とになる板部にはマークや宣伝その他の表示を容易に施
すことができたり化粧板として商品価値を高めこるとか
できる構造にすることができ、簡単な構造にして好適に
実施できるよう提供するものである。

次に、図面に示す実施例について説明する。

第１図は全体の斜視図を示し、Ｂは長４角形のカレンダ
ー付メモ紙で、その長手方向の一辺側にそわせて間隔を
おき丸孔形の両孔３，３を穿設し、第１図および第９図
に示すように、一方の表面１には１週間分の日付および
メモ欄を印刷し、反対側の裏面２における半分側には次
なる１週間の月およびその前後の月の力Ｌ／ンタ゛−や
次なる１週間の日付およびメモ欄あるいは電話番号欄等
を印刷するが、このメモ紙Ｂを束にしてバインダーにフ
ァイルすることもてきるように構成する。

Ａは卓上台金体を示し、前方には前記メモ紙Ｂを載置で
きる傾斜した支持板部４を形成し８はその前端縁である
、支持板部４の両側には少しく高段となる両側板部９ａ
、９ｂを形成腰支持板部４の傾斜上位側端部に接近る部
分には間隔をわいて垂直の支持孔１０，１０をそれぞれ
形威し、両支持孔１０，１０にはメモ紙Ｂの孔３，３を
嵌入できる丸棒形の支持ビン５，５の下部を嵌着して構
成するが、垂直となる両支持ビン５，５の下端部には孔
３に強固に嵌入できるように切欠溝１１をそれぞれ形成
するとともに、上端には支持板部４の傾斜上位側に向け
て直交方向に少しく屈折する頭部５ａをそれぞれ形成す
る。

また、支持板部４の傾斜上位側方向となる卓上台Ａの端
部には、上面６が支持板部４より高くなつてメモ紙Ｂを
起立させてその略下半部を嵌入できる深さを有した上面
開放の袋状支持凹部Ｃを形成するが、該支持凹部Ｃの上
部前面には支持板部４の傾斜上位側端部より上方に延出
することになる板体７を装設し、該板体７の上部７ａを
コ状に屈折形威し、支持板部４の傾斜上位側端部には板
体７の下辺部が嵌入できる細溝１２を形成するとともに
、細溝１２の両端側となる支持凹部Ｃの上部前方におけ
る両側には板体７の両端側が嵌合して支持されることに
なる支持枠部１３ａ、１３ｂを形成腰板体７の前面には
注文先の会社のマークや宣伝その他の表示を行なう表示
部１４を印刷したり貼付できるように装設して構成する
。

なお図中、１５は厚紙である。

したがって、板体７は支持凹部Ｃの前方で支持板部４側
に対し起立して化粧板になるが、あらかじめ多量生産し
たこの板体７に対し注文先の会社等の要望による表示部
１４を所定数だけ印刷したり貼付して、板体７の下部を
細溝１２内に、両側を支持枠部１３ａ、１３ｂに合わせ
て組付けることができることになる。

しかして、束にしたメモ紙Ｂの孔３，３を支持ピン５，
５に嵌入すると、支持板部４の上面上にメモ紙Ｂ群を載
置することができ、表面１には１週間にわたりカレンダ
ーに合わせてメモをとることができることによるが、そ
の状態で、支持ピン５の頭部５ａが屈折しているので、
第７図に示すように孔３が頭部５ａに引っかかるような
状態となって、いたずらにメモ紙Ｂが外れることはなく
なる。

そのメモ紙Ｂの使用が終って外す場合には、第８図に示
すようなメモ紙Ｂを傾斜させると、孔３が斜めになって
支持ピン５の頭部５ａから斜め上方に抜けて外れること
になり、そのまま逆さにしたメモ紙Ｂを、厚紙１５を入
れた支持凹部Ｃに差し込むと、第１図および第３図に示
すようにメモ紙Ｂは下半部を支持凹部Ｃに差し込んだま
ま起立状態となり、支持板部４の上方のメモ側からすれ
ば、メモ紙Ｂの裏面２のカレンダー等が見やすく、また
そのメモ欄にメモをするともできることになる。

支持凹部Ｃ内に溜ったメモ紙Ｂ群を取出す場合には、起
立しているのでそのまま簡単に全てを取外すことができ
、このメモ紙Ｂ群を束にしてバインダーに綴じこんでお
くこともできる。

このように本考案は、表面および裏面にカレンダーやメ
モ欄等その他を印刷した２穴式のカレンダー付メモ紙を
載置できる傾斜した支持板部の傾斜上位側には両支持ピ
ンを間隔をおいて立設腰支持板部の傾斜上位側となる全
体の端部には上面側が支持板部より高くなってカレンダ
ー付メモ紙全体を起立させその略下半部を嵌入できる深
さを有した上面開放の袋状支持凹部を上下方向に形成す
るとともに、特に支持板部の傾斜上位側端部より上方に
起立して支持凹部の前面側を形成せる板体を着脱自在に
嵌装して構成したから、使用済みのメモ紙をその裏側の
カレンダー等が見やすいように垂直状に立てかけてしか
も形がくずれないように良好に収容しておくことができ
、支持凹部内のメモ紙束を上方に簡単に取出すことがで
きたりまたその束をバインダーにファイルして保管する
際に形がくずれないよう良好にファイルすることができ
、支持凹部の前方となる板部には取外した状態で所望の
マークや宣伝その他の表示を容易に施すことができたり
化粧板として商品価値を高める構造にすることができ、
簡単な構造にして好適に実施できる特長を有する。

【図面の簡単な説明】

図面は本考案の実施例を示し、第１図は全体の斜視図、
第２図は卓上台の斜視図、第３図は第２図のＩ−ＩＩＩ
線における断面図、第４図は第２図の一部の分解図、第
５図は第３図の一部の分解図、第６図は支持ピンの上面
図、第７図および第８図は説明図、第９図はメモ紙の表
裏を示す斜視図である。 １・・・・・・表面、２・・・・・・裏面、３・・・・
・・孔、Ｂ・・・・・・メモ紙、４・・・・・・支持板
部、５・・・・・・支持ピン、６・・・・・・上面、Ｃ
・・・・・・支持凹部、７・・・・・・板体、Ａ・・・
・・・卓上台。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 表面および裏面にカレンダーやメモ欄等その他を印刷し
   た２六式のカレンダー付メモ紙を載置できる傾斜した支
   持板部の傾斜上位側には両支持ピンを間隔をおいて立設
   し、支持板部の傾斜上位側となる全体の端部には上面側
   が支持板部より高くなってカレンダ一打メモ紙全体を起
   立させその略下半部を嵌入できる深さを有した上面開放
   の袋状支持凹部を上下方向に形成するとともに、特に支
   持板部の傾斜上位側端部より上方に起立して支持凹部の
   前面側を形成せる板体を着脱自在に嵌装して構成したこ
   とを特徴とするカレンダー付メモ紙用の卓上台構造。