JP3080554B2 - 釣針等の収納ケース - Google Patents
釣針等の収納ケースInfo
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- JP3080554B2 JP3080554B2 JP06333058A JP33305894A JP3080554B2 JP 3080554 B2 JP3080554 B2 JP 3080554B2 JP 06333058 A JP06333058 A JP 06333058A JP 33305894 A JP33305894 A JP 33305894A JP 3080554 B2 JP3080554 B2 JP 3080554B2
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- Japan
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- case
- lid
- magnet piece
- magnet
- hooks
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は釣針、撚り戻しあるいは
スナップ等の小物を収納、保管するためのケースに関
し、特に収納物が磁性体材料で構成されているものを収
納、保管するのに最適なケースに関するものである。
スナップ等の小物を収納、保管するためのケースに関
し、特に収納物が磁性体材料で構成されているものを収
納、保管するのに最適なケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】釣針やスナップ等の釣用小物を収納、保
管するためのケースとしては、種々の形態のものが提案
されている。ところで、上記のような小物を容器内に収
納した状態においては、持ち運び時等にバラつき状態に
なる。特に収納物が釣針の場合には、釣針同士が相互に
絡みあってしまう。
管するためのケースとしては、種々の形態のものが提案
されている。ところで、上記のような小物を容器内に収
納した状態においては、持ち運び時等にバラつき状態に
なる。特に収納物が釣針の場合には、釣針同士が相互に
絡みあってしまう。
【0003】そこで、実開昭47―8687号公報や実
開平4―12869号公報に開示されたような収容ケー
スが提案されている。即ち、これらの公報に開示された
収納ケースにあっては、ケースの底面部にマグネットを
取付けておき、釣針が該マグネットに吸着されるように
して、持ち運び時等に釣針が踊って絡み合わないように
している。
開平4―12869号公報に開示されたような収容ケー
スが提案されている。即ち、これらの公報に開示された
収納ケースにあっては、ケースの底面部にマグネットを
取付けておき、釣針が該マグネットに吸着されるように
して、持ち運び時等に釣針が踊って絡み合わないように
している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、ケース内に多数の釣針を入れておい
た場合には、絡み合った状態でマグネットに吸着された
状態となっており、かえって釣針が取り出し難くなる。
また、取り出そうとする釣針以外の釣針にも指が触れた
りし、思わぬ怪我をしたり、さらには、濡れた手で釣針
を取り出そうとするときに、他の釣針にも濡れ手が触
れ、これがケース内に保管収容しながらも釣針を錆させ
る原因の一つとなっていた。
来技術においては、ケース内に多数の釣針を入れておい
た場合には、絡み合った状態でマグネットに吸着された
状態となっており、かえって釣針が取り出し難くなる。
また、取り出そうとする釣針以外の釣針にも指が触れた
りし、思わぬ怪我をしたり、さらには、濡れた手で釣針
を取り出そうとするときに、他の釣針にも濡れ手が触
れ、これがケース内に保管収容しながらも釣針を錆させ
る原因の一つとなっていた。
【0005】本発明は、上記従来技術の欠点に鑑みてな
されたもので、ケースから釣針等を取り出す場合におい
ても、不必要に多くの釣針などに触れることがなく、も
って、ケース内に収納保管中の釣針などに錆を発生する
ことを有効に防止することのできる釣針等の収納ケース
を提供することを目的とする。
されたもので、ケースから釣針等を取り出す場合におい
ても、不必要に多くの釣針などに触れることがなく、も
って、ケース内に収納保管中の釣針などに錆を発生する
ことを有効に防止することのできる釣針等の収納ケース
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は非磁性体材料で成形されたケース本体およ
びこれに開閉可能に取付けられた蓋体とを有する収納ケ
ースにおいて、前記蓋体の内側所定の位置に舌片状で、
その先端が閉蓋時に前記ケース本体内部に突出しケース
底面部に近接する磁石片を少なくとも一つ設けられてい
ることを特徴とする。
め、本発明は非磁性体材料で成形されたケース本体およ
びこれに開閉可能に取付けられた蓋体とを有する収納ケ
ースにおいて、前記蓋体の内側所定の位置に舌片状で、
その先端が閉蓋時に前記ケース本体内部に突出しケース
底面部に近接する磁石片を少なくとも一つ設けられてい
ることを特徴とする。
【0007】
【作用】上記構成の本発明によれば、閉蓋状態の時に、
ケース本体に内に収納保管された釣針等の磁性体材料で
構成された収納物が舌片状で、その先端が閉蓋時に前記
ケース本体内部に突出しケース底面部に近接する磁石片
に吸着された状態となっており、この状態で蓋体を開け
ば、磁石片によって吸着された少ない数の収納物のみが
持ち上がる。したがって、この磁石片に吸着された限ら
れたものの中から選んで取り出せば、他の多くの収納物
に直接的に手が触れることがない。
ケース本体に内に収納保管された釣針等の磁性体材料で
構成された収納物が舌片状で、その先端が閉蓋時に前記
ケース本体内部に突出しケース底面部に近接する磁石片
に吸着された状態となっており、この状態で蓋体を開け
ば、磁石片によって吸着された少ない数の収納物のみが
持ち上がる。したがって、この磁石片に吸着された限ら
れたものの中から選んで取り出せば、他の多くの収納物
に直接的に手が触れることがない。
【0008】
【実施例】以下、添付の図面を参照して本発明の実施例
について説明する。図1は第1の実施例を示す斜視図で
あり、図2は第1の実施例の側面断面図であり、図3は
第2の実施例を示す斜視図であり、図4は第2の実施例
の側面断面図である。なお、以下の説明においては、釣
針を収納するものとして説明する。
について説明する。図1は第1の実施例を示す斜視図で
あり、図2は第1の実施例の側面断面図であり、図3は
第2の実施例を示す斜視図であり、図4は第2の実施例
の側面断面図である。なお、以下の説明においては、釣
針を収納するものとして説明する。
【0009】図1及び図2に示すように、第1の実施例
における釣針等の収納ケース1は、非磁性体材料である
合成樹脂などで成型された多数の釣針Hを収納するケー
ス本体11および該ケース本体11に開閉可能に取付け
られた蓋体13を有する。ケース本体11は底壁部11
aと該底壁部11aの周囲から立設するように設けられ
た側壁部11b〜11eとによって画成されて上面が全
面的に開口した偏平状の箱形をしている。なお、本実施
例においては、前面側の側壁部11bは無段状の緩やか
な斜面になるように構成されており、底壁部11a上の
釣針Hを斜面に沿って指腹で移動させて摘み出すことが
出来るようになっている。
における釣針等の収納ケース1は、非磁性体材料である
合成樹脂などで成型された多数の釣針Hを収納するケー
ス本体11および該ケース本体11に開閉可能に取付け
られた蓋体13を有する。ケース本体11は底壁部11
aと該底壁部11aの周囲から立設するように設けられ
た側壁部11b〜11eとによって画成されて上面が全
面的に開口した偏平状の箱形をしている。なお、本実施
例においては、前面側の側壁部11bは無段状の緩やか
な斜面になるように構成されており、底壁部11a上の
釣針Hを斜面に沿って指腹で移動させて摘み出すことが
出来るようになっている。
【0010】本実施例における蓋体13は図面から薄板
状をしており、前記ケース本体11の上部開口部を閉塞
する大きさおよび形状に構成されている。ケース本体1
1と蓋体13には夫々後部側において蝶番部14によっ
て一体的に連結されている。本実施例においては、この
蝶番部14のピン挿通支受部がケース本体11および蓋
体13に予め一体的に形成されており、このピン挿通支
受部にピンを挿通することによって蓋体13をケース本
体11に開閉可能に取付けているが、本発明において
は、これに限定されるものではない。すなわち、ケース
本体11および蓋体13と別体に成型された蝶番を後付
けするようなものであっても良い。
状をしており、前記ケース本体11の上部開口部を閉塞
する大きさおよび形状に構成されている。ケース本体1
1と蓋体13には夫々後部側において蝶番部14によっ
て一体的に連結されている。本実施例においては、この
蝶番部14のピン挿通支受部がケース本体11および蓋
体13に予め一体的に形成されており、このピン挿通支
受部にピンを挿通することによって蓋体13をケース本
体11に開閉可能に取付けているが、本発明において
は、これに限定されるものではない。すなわち、ケース
本体11および蓋体13と別体に成型された蝶番を後付
けするようなものであっても良い。
【0011】蓋体13の裏面側の中央部舌片状で、その
先端が閉蓋時に前記ケース本体内部に突出しケース底面
部に近接する磁石片15が取付けられている。この磁石
片15は舌片状をしており、閉蓋時にケース本体11内
に向けて突出して、先端部が底面部11aに近接するよ
うな状態に取付けられている。磁石片15の磁石は硬質
性のものであっても柔軟性を有するものであってもよ
い。磁石片15の大きさを舌片状で、その先端が閉蓋時
に前記ケース本体内部に突出しケース底面部に近接する
ように設定しておくのは、必用以上の釣針が吸着される
のを防ぐためであり、たとえば3〜5本程度の釣針が吸
着されるような大きさであることが望ましい。このよう
に、磁石片15を舌片状に形成しておくと、先端での底
面部11aにある釣針Hの一部を吸着するため、釣針H
の柄の部分や針先が磁石片15の周囲から突出した状態
で吸着され易く、指先で摘まみやすくなる。そして、必
用本数の釣針を取った後、蓋体13を閉めれば、残りの
釣針はケース本体内に戻される。
先端が閉蓋時に前記ケース本体内部に突出しケース底面
部に近接する磁石片15が取付けられている。この磁石
片15は舌片状をしており、閉蓋時にケース本体11内
に向けて突出して、先端部が底面部11aに近接するよ
うな状態に取付けられている。磁石片15の磁石は硬質
性のものであっても柔軟性を有するものであってもよ
い。磁石片15の大きさを舌片状で、その先端が閉蓋時
に前記ケース本体内部に突出しケース底面部に近接する
ように設定しておくのは、必用以上の釣針が吸着される
のを防ぐためであり、たとえば3〜5本程度の釣針が吸
着されるような大きさであることが望ましい。このよう
に、磁石片15を舌片状に形成しておくと、先端での底
面部11aにある釣針Hの一部を吸着するため、釣針H
の柄の部分や針先が磁石片15の周囲から突出した状態
で吸着され易く、指先で摘まみやすくなる。そして、必
用本数の釣針を取った後、蓋体13を閉めれば、残りの
釣針はケース本体内に戻される。
【0012】また、蓋体13の前面側には、ケース本体
11に形成された係止孔11fと係合して閉蓋時に蓋体
13が不用意に開くのを阻止するための係止部13aが
形成されている。この係止孔11fや係止部13aなど
の形状や構造は特に限定されるものではなく、通常用い
られている全ての係止構造を含むものである。
11に形成された係止孔11fと係合して閉蓋時に蓋体
13が不用意に開くのを阻止するための係止部13aが
形成されている。この係止孔11fや係止部13aなど
の形状や構造は特に限定されるものではなく、通常用い
られている全ての係止構造を含むものである。
【0013】なお、上記説明においては、磁石片15を
全体的に磁石で構成するものとしたが、本実施例はこれ
に限定されるものではなく、蓋体13にこの磁石片15
と同様の大きさの突起部を形成しておき、この突起部に
磁石を接着させておくように構成しておいても良い。こ
の場合には、突起部の両面に磁石を接着させるもので
も、あるいは片面にのみ接着させておくものであっても
よいことはいうまでもない。
全体的に磁石で構成するものとしたが、本実施例はこれ
に限定されるものではなく、蓋体13にこの磁石片15
と同様の大きさの突起部を形成しておき、この突起部に
磁石を接着させておくように構成しておいても良い。こ
の場合には、突起部の両面に磁石を接着させるもので
も、あるいは片面にのみ接着させておくものであっても
よいことはいうまでもない。
【0014】図3および図4は本発明の第2の実施例を
示す斜視図および側面断面図であり、これらの図に示す
ように、第2の実施例における釣針等の収納ケース3
は、合成樹脂などの材料で成型された多数の釣針Hを収
納するケース本体31、該ケース本体31に開閉可能に
取付けられた蓋体33を有する。ケース本体31は底壁
部31aと該底壁部31aの周囲から立設するように設
けられた側壁部31b〜31eよって画成されて上面が
全面的に開口した偏平状の箱形をしている。さらに、本
実施例においては、ケース本体31には、上面開口部を
閉塞する上部壁32を有する。この上壁部32は蓋体3
3と同様に蝶番部34によって後部側壁部31eに開閉
可能に取付けられており、この上部壁32には、蓋体3
3の内側に取付けられた磁石片35が通過可能な大きさ
の開口窓32aが形成されている。
示す斜視図および側面断面図であり、これらの図に示す
ように、第2の実施例における釣針等の収納ケース3
は、合成樹脂などの材料で成型された多数の釣針Hを収
納するケース本体31、該ケース本体31に開閉可能に
取付けられた蓋体33を有する。ケース本体31は底壁
部31aと該底壁部31aの周囲から立設するように設
けられた側壁部31b〜31eよって画成されて上面が
全面的に開口した偏平状の箱形をしている。さらに、本
実施例においては、ケース本体31には、上面開口部を
閉塞する上部壁32を有する。この上壁部32は蓋体3
3と同様に蝶番部34によって後部側壁部31eに開閉
可能に取付けられており、この上部壁32には、蓋体3
3の内側に取付けられた磁石片35が通過可能な大きさ
の開口窓32aが形成されている。
【0015】本実施例における釣針等の収納ケースの蓋
体33も第1の実施例と同様に、薄板状をしており、前
記ケース本体31に蝶番部34を介して開閉可能に取付
けられている。しかし、本実施例においては、上部壁3
2でケース本体31の上面開口部を閉塞するように構成
しているので、蓋体33は磁石片35を取付けるだけの
機能を有していれば良い。したがって、蓋体33の大き
さや形状は図示のものに限定されるものでなく、前記磁
石片35を固定保持し、かつ、開口窓32aを塞ぐ大き
さのものであれば良い。
体33も第1の実施例と同様に、薄板状をしており、前
記ケース本体31に蝶番部34を介して開閉可能に取付
けられている。しかし、本実施例においては、上部壁3
2でケース本体31の上面開口部を閉塞するように構成
しているので、蓋体33は磁石片35を取付けるだけの
機能を有していれば良い。したがって、蓋体33の大き
さや形状は図示のものに限定されるものでなく、前記磁
石片35を固定保持し、かつ、開口窓32aを塞ぐ大き
さのものであれば良い。
【0016】蓋体33の裏面側の中央部に取付けられた
磁石片35も、前記第1の実施例と同様に、先端が閉蓋
時に前記ケース本体内部に突出しケース底面部に近接す
る舌片状をしており、この磁石片35は閉蓋時に上部壁
32に形成された開口窓32aを通過して、ケース本体
31内に向けて突出し、その先端部が底面部31aに近
接するようになっている。磁石片35の大きさを舌片状
で、その先端が閉蓋時に前記ケース本体内部に突出しケ
ース底面部に近接するように設定しておくのは、第1の
実施例と同様であるが、本実施例の場合には、第1の実
施例のものと異なり、磁石片の大きさは余り厳密でなく
とも良い。これは、磁石片35と開口窓32aとの間隙
を適宣設定することにより磁石片35に釣針が吸着され
るのを防ぐことができるからである。
磁石片35も、前記第1の実施例と同様に、先端が閉蓋
時に前記ケース本体内部に突出しケース底面部に近接す
る舌片状をしており、この磁石片35は閉蓋時に上部壁
32に形成された開口窓32aを通過して、ケース本体
31内に向けて突出し、その先端部が底面部31aに近
接するようになっている。磁石片35の大きさを舌片状
で、その先端が閉蓋時に前記ケース本体内部に突出しケ
ース底面部に近接するように設定しておくのは、第1の
実施例と同様であるが、本実施例の場合には、第1の実
施例のものと異なり、磁石片の大きさは余り厳密でなく
とも良い。これは、磁石片35と開口窓32aとの間隙
を適宣設定することにより磁石片35に釣針が吸着され
るのを防ぐことができるからである。
【0017】本実施例においても、蝶番部34を構成す
るピン挿通支受部をケース本体31,蓋体33および上
部壁32に予め一体的に形成しておき、このピン挿通支
受部にピンを挿通することによって蓋体13および上部
壁32を側壁部31eに開閉可能に取付けているが、こ
れに限定されるものではない。即ち、これらの部材とは
別体に成型された蝶番を用いて上壁部32と蓋体33を
ケース本体31に取付けるものであっても良い。
るピン挿通支受部をケース本体31,蓋体33および上
部壁32に予め一体的に形成しておき、このピン挿通支
受部にピンを挿通することによって蓋体13および上部
壁32を側壁部31eに開閉可能に取付けているが、こ
れに限定されるものではない。即ち、これらの部材とは
別体に成型された蝶番を用いて上壁部32と蓋体33を
ケース本体31に取付けるものであっても良い。
【0018】なお、本実施例における磁石片35も全体
を磁石で構成する必要はなく、蓋体33に磁石片35と
ほぼ同様の大きさの突起部を形成しておき、この突起部
に磁石を接着させておくように構成しておいても良く、
また、この磁石は突起部の両面に、あるいは片面にのみ
接着させておくものであってもよい。
を磁石で構成する必要はなく、蓋体33に磁石片35と
ほぼ同様の大きさの突起部を形成しておき、この突起部
に磁石を接着させておくように構成しておいても良く、
また、この磁石は突起部の両面に、あるいは片面にのみ
接着させておくものであってもよい。
【0019】
【0020】上記各実施例においては、磁石片15,3
5を蓋体13,33に1つ設けておくように説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、複数個を
離間させて設けておくものであってもよい。この場合に
は第2及び第3の実施例においては開口窓32aの数も
磁石片の個数分だけ必要になる。また、磁石片15,3
5を複数個設ける場合には、底壁部11a,31aに仕
切壁を形成しておけば、異なる号数の針を各室に仕分け
ておくことができる。
5を蓋体13,33に1つ設けておくように説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、複数個を
離間させて設けておくものであってもよい。この場合に
は第2及び第3の実施例においては開口窓32aの数も
磁石片の個数分だけ必要になる。また、磁石片15,3
5を複数個設ける場合には、底壁部11a,31aに仕
切壁を形成しておけば、異なる号数の針を各室に仕分け
ておくことができる。
【0021】なお、上記各実施例における各構成部材の
形状や大きさは図面に示したものに限定されるものでは
ないことはいうまでもない。即ち、ケース本体や蓋体あ
るいは上部壁などは、円形や5角形などの他の形状であ
ってもよいものである。
形状や大きさは図面に示したものに限定されるものでは
ないことはいうまでもない。即ち、ケース本体や蓋体あ
るいは上部壁などは、円形や5角形などの他の形状であ
ってもよいものである。
【0022】
【発明の効果】上記したように、本発明の釣針等の収納
ケースによれば、収納ケース内に収容保管された釣針や
スナップなどの磁性体材料で構成された釣道具用小物な
どを取り出す場合において、蓋体を開けるだけで、比較
的少ない数だけの釣針等が磁石片に吸着されて持上げら
れるので取り出しが容易であり、濡れた手で内部の収納
物を取り出す場合にも不必要に他の多くの収納物に触れ
ることがないので、該収納物に水(海水)濡れによる錆
の発生促進がされることがない。
ケースによれば、収納ケース内に収容保管された釣針や
スナップなどの磁性体材料で構成された釣道具用小物な
どを取り出す場合において、蓋体を開けるだけで、比較
的少ない数だけの釣針等が磁石片に吸着されて持上げら
れるので取り出しが容易であり、濡れた手で内部の収納
物を取り出す場合にも不必要に他の多くの収納物に触れ
ることがないので、該収納物に水(海水)濡れによる錆
の発生促進がされることがない。
【0023】また、上部壁を設けたものにおいては、濡
れ手の水がケース内に落ちることが有効に防止されるの
で、ケース内に水が溜まったりして、これが原因で収納
物に錆が発生することもなくなる。
れ手の水がケース内に落ちることが有効に防止されるの
で、ケース内に水が溜まったりして、これが原因で収納
物に錆が発生することもなくなる。
【図1】本発明の第1の実施例を示した斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施例の側面断面図である。
【図3】本発明の第2の実施例を示した斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例の側面断面図である。
1 収納ケース 3 収納ケース 11 ケース本体 13 蓋体 14 蝶番部 15 舌片状の磁石片 31 ケース本体 32 上部壁 33 蓋体 34 蝶番部 35 舌片状の磁石片
Claims (2)
- 【請求項1】非磁性体材料で成形されたケース本体およ
びこれに開閉可能に取付けられた蓋体とを有する収納ケ
ースにおいて、 前記蓋体の内側所定の位置に舌片状で、その先端が閉蓋
時に前記ケース本体内部に突出しケース底面部に近接す
る磁石片が少なくとも一つ設けられていることを特徴と
する釣針等の収納ケース。 - 【請求項2】ケース本体には収納部を画定する上側壁面
部が設けられており、かつ、該上壁部には前記磁石片に
対応した位置に該磁石片より少し大きな開口部が形成さ
れている事を特徴とする請求項1記載の釣針等の収納ケ
ース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06333058A JP3080554B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 釣針等の収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06333058A JP3080554B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 釣針等の収納ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163945A JPH08163945A (ja) | 1996-06-25 |
JP3080554B2 true JP3080554B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=18261802
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06333058A Expired - Fee Related JP3080554B2 (ja) | 1994-12-14 | 1994-12-14 | 釣針等の収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3080554B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008206432A (ja) * | 2007-02-26 | 2008-09-11 | Daiwa Seiko Inc | 釣り用バッグ |
US10701920B2 (en) * | 2015-03-10 | 2020-07-07 | David Farris | Carry and storage device for fishing lures |
-
1994
- 1994-12-14 JP JP06333058A patent/JP3080554B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08163945A (ja) | 1996-06-25 |
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