JP3080429B2 - 紙処理装置 - Google Patents

紙処理装置

Info

Publication number
JP3080429B2
JP3080429B2 JP03121752A JP12175291A JP3080429B2 JP 3080429 B2 JP3080429 B2 JP 3080429B2 JP 03121752 A JP03121752 A JP 03121752A JP 12175291 A JP12175291 A JP 12175291A JP 3080429 B2 JP3080429 B2 JP 3080429B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
time
bin
post
processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP03121752A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04357096A (ja
Inventor
正敏 細井
雅志 嶋田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP03121752A priority Critical patent/JP3080429B2/ja
Priority to US07/723,294 priority patent/US5139249A/en
Publication of JPH04357096A publication Critical patent/JPH04357096A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3080429B2 publication Critical patent/JP3080429B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B42BOOKBINDING; ALBUMS; FILES; SPECIAL PRINTED MATTER
    • B42CBOOKBINDING
    • B42C1/00Collating or gathering sheets combined with processes for permanently attaching together sheets or signatures or for interposing inserts
    • B42C1/12Machines for both collating or gathering and permanently attaching together the sheets or signatures
    • B42C1/125Sheet sorters combined with binding devices

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、順次搬入される紙を仕
分け収納する複数のビンを具えた仕分け装置と、ビン上
に排出された紙を揃える紙揃え装置と、ビン上で揃えら
れた紙束をステープル,パンチング等を行なう後処理装
置を具備した紙処処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】画像を形成した転写紙や印刷を終了した
用紙(シート)等は一般的には、ソータやスタツクの各
ビンに所定の部数集積され、その集積した一つ々々の山
を各ビンから取り出してステープラによつて綴じたり、
パンチによつて孔あけしてフアスナによつて綴じたり、
あるいは糊付けして製本したりしている。しかし、この
ようにビン上に排出されたシート類を綴じたりするため
にオペレータが一つ々々のビンから取り出して所定の処
理を行うことは、効率も悪く面倒でもあることから、昨
今ではビン内において所定の処理、すなわちステープル
を行うソータ・ステープルとも称される紙後処理装置が
普及し始めている。
【0003】この種の紙後処理装置の代表的なものは、
特開昭62−290655、特開昭62−29067
7、特開昭63−60871および特開昭63−116
168に開示されているように、各ビン全てにシートが
予め設定された枚数排出された後、各ビンのステープル
を行うように構成されている。この場合、ステープルを
行うにはビンに排出されたコピー済用紙を揃えなけれ
ば、ばらばらに綴じられる虞があり、完全な紙綴じが実
行できないため、この種の複写機では、複数のビンに排
出された用紙を揃える機能を備えているのが一般的であ
る。この紙揃えに関しては、ステープル時の生産性の向
上を図ると、上記のように各ビン全てにシートが予め設
定された枚数排出されるまで待たずに最終原稿のコピー
用紙が第1ビンに排出されたときに、その第1ビン目よ
りステープル動作が開始されるように設定することも考
えられる。
【0004】また、上記のようなソータ・ステープラを
揃えた複写機の綴じモードには、一般には、オートステ
ープルモードとマニユアルステープルモードとが設定さ
れている。オートステープルモードとは、ADF(AU
TO DOCUMENT FEEDER)モードとの組
み合わせにより、最終原稿複写終了後自動的にステープ
ル動作を行つて原稿を綴じるように設定されているモー
ドで、マニユアルステープルモードとは、圧板モードま
たはSADF(SEMI AUTODOCUMENT
FEEDER)モードとの組み合わせにより、通常はソ
ート後ステープルキー操作によつてステープル動作を開
始させるように設定されているモードである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述の特開
昭62−290655、特開昭62−290677、特
開昭63−60871および特開昭63−116168
に開示されているように、各ビン全てにコピー用紙が予
め設定された枚数排出された後、各ビンのステープルを
行うように構成すると、コピー用紙が全てビンに収容さ
れた後にステープルが始まるのでは、すでにコピー用紙
が揃つているビンがあるにもかかわらず最後のビンにコ
ピー用紙が揃うまで待たねばならず、いかにも効率が悪
い。
【0006】また、上述のようにステープル時の生産性
の向上を図るため、最終原稿のコピー用紙が第1ビンに
排出されたとき、その第1ビン目よりステープル動作が
開始されるように設定すると、ステープル動作と紙揃え
動作は、一般には互いに独立して制御されている。この
ステープルシーケンスにおいてすべて必要な時間までギ
リギリ短くすると、1ステープルシーケンス時間におい
ては短くなりシステム生産性は上がるように見えるが、
オートステープルにおいて実際は1ステープル時間中の
ジヨガー作動時間が短かくなつてしまい、適性なジヨガ
ーが行なわれず「待ち時間」が発生し、動きもギクシヤ
クしてみえるし生産性も落ちてしまうという問題があつ
た。
【0007】この発明は、上記のような従来技術の実情
に鑑みてなされたもので、その目的は、待ちが発生して
ギクシヤクした動きとなることがなくなり、ジヨガーの
作動する回数も増えて、紙揃え精度が向上し、その結果
ステープルシーケンス間での時間を増やしたにもかかわ
らず、生産性を向上させることができる紙処理装置を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、順次搬入される紙を仕分け収納する複数
のビンを具えた仕分け装置と、前記ビン上に排出された
紙を揃える紙揃え装置と、前記ビン上で揃えられた紙束
に後処理を行なう後処理装置を具備した紙処理装置にお
いて、仕分け作業と後処理作業が同時に行なわれる時の
後処理作業における紙揃え動作許可時間を第1の紙揃え
動作許可時間とし、仕分け作業が終了後、後処理作業が
行われる時の後処理作業における紙揃え動作許可時間を
第2の紙揃え動作許可時間とし、前記第1の紙揃え動作
許可時間を前記第2の紙揃え動作許可時間より長くした
構成にしてあり、また、前記第1の紙揃え開始時間は
ミー時間を追加して長くした構成にしてある。
【0009】
【作用】上記手段によれば、オートステープル中(ソー
トとステープルを行つている時)にはダミー時間を挿入
する等し1ステープル時間は長くなるが、ユーザの要求
するシステム生産性を上げかつ「待ち時間」をなくし、
ギクシヤクした動きもなくすことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図1及び図2に基づいて本実施例の作動を説明す
る。複写機から排出されたコピーは、入口ガイド板10
4a,104bから挿入され、ガイド板107,10
9,110,111、搬送ローラ106,108,11
2,113により上部へ搬送される。今、通常排紙モー
ド(排紙トレイ119に排出するモード)であるとする
と、切換爪115が下がつていて、コピーはガイド板1
14に沿つて、排紙ローラ対117,118により排紙
トレイ119に排出される。また、今、ソートモード
(ページ順に仕分けるモード)およびスタツクモード
(ページ毎に仕分けるモード)であるとすると、切換爪
115が上がつていて、ガイド板120に沿つて下方に
搬送される。搬送ローラ162と従動ローラ165によ
つて搬送されたコピーは、偏向爪164が作動している
個所のビン300に排出される。偏向爪164は、モー
ド(ソートまたはスタツク)に合つた動きを行う。
【0011】ソートモードの時は、1ビン目の偏向爪1
64が作動して、第1ビン300に排出し、1ページ目
の2枚目のコピーは2ビン目の偏向爪164が作動し
て、第2ビン300に排出する。また2ページ目の1枚
目は第1ビン300に、2枚目は第2ビン300にそれ
ぞれ排出される。このようにしてソートモードの時は、
1つのビン300に1,2,3,………というようなペ
ージ順に排出される。スタツクモードの時は、1ページ
目のコピー全部を第1ビンに排出し、2ページ目のコピ
ーを第2ビンに排出させるように偏向爪164が作動す
る。このようにして、スタツクモードの時は、1つのビ
ンに同一ページのコピーが排出され、ページ毎に仕分け
る。
【0012】このように仕分けられたコピーに対してス
テープルを行うために必要な構成について、以下に説明
する。コピーのステープルを行うためには、複数のコピ
ーは揃えられていなければならない。そのため、本実施
例のソータには、以下図3〜図6に基づいて説明する揺
動装置が備わつている。図3は揺動装置の概略を示す斜
視図、図4は揺動装置とビン300との関係を示す平面
図である。
【0013】各ビン300の一側縁部には、ビンフエン
ス316がそれぞれ立設されているとともに、このビン
フエンス316が設けられている縁部と直交関係にある
他縁部側に、ビン後端立上がり部308が立設されてい
る。また上記ビンフエンス316が設けられている縁部
と反対側の縁部には、切欠部311が設けられている。
この切欠部311は、前記フエンス316に向かつて所
定長さにわたり延在するように設けられている。これら
各ビン300に設けられている各切欠部311内を上下
方向に突き通すようにして、横断面角形状をなす主軸5
01が立設されている。この主軸501の途中部分に
は、各ビン300に対応する位置に、用紙束の端面部に
当接して位置揃えを行う押圧部材502が複数取り付け
られている。
【0014】さらに前記主軸501の上端部および下端
部には、L形状に形成されているブラケツト505およ
び506の一片部がそれぞれ取り付けられているととも
に、前記ビン300の上方領域および下方領域には、前
記切欠部311の延在方向とほぼ同方向に延びるタイミ
ングベルト507および508がそれぞれ配置されてい
る。そして、これらの各タイミングベルト507および
508に対して各ブラケツト505,506の各他片部
がそれぞれ固定されている。上記各タイミングベルト5
07および508がそれぞれ掛けられているプーリ50
9,510、および511,512,513のうち駆動
側のプーリ509および511は、上下方向に延在され
るように設けられている駆動軸514の両端部にそれぞ
れ固定されている。下側タイミングベルト508はサイ
ズ移動モータ515の出力軸に設けられたプーリ513
に掛けられている。
【0015】図3に示すように、ソータに固定されたサ
イズ検知板530と、下側ブラケツト506上のサイズ
情報検出手段であるサイズ検知センサ531により、押
圧部材502の位置を検出するようになつている。下側
のブラケツト506上には、図3に示すように揺動モー
タ520が設置されている。この揺動モータ520の出
力部には、偏心軸520aが上方に突出するように設け
られている。一方、前記主軸501の下端部には、揺動
アーム521が上記揺動モータ520側に向かつて突出
するように取り付けられている。この揺動アーム521
に形成された長溝部521a内には、前記偏心軸520
aが遊嵌状態で装着されている。したがつて前記揺動モ
ータ520が回転駆動されることによつて揺動アーム5
21が揺動され、その揺動力が主軸501を介して各ビ
ン300に対応する押圧部材502に伝達され、この押
圧部材502の各押圧弾性部材502aが、図4の実線
で示される位置と一点鎖線で示される位置との間におい
て、図8及び図9に示すように、正弦的に揺動されるた
め、上支点で揺動速度が緩くなるようになつている。ま
た押圧弾性部材502aが一点鎖線で示される位置はシ
ート束をフエンス316に確実に押し付けるためにシー
ト端面よりある一定の食い込み量を持つように設定され
ている。
【0016】上述のように揺動装置500は、ユニツト
化されサイズ移動モータ515により揺動ユニツト全体
を移動することができるようになつている。前記揺動装
置において画像形成装置側から送り出されるサイズ信号
を受け取ると、サイズ移動モータ515によつて上下の
タイミングベルト507,508が搬送され、これによ
り主軸501に取り付けられている押圧部材502が用
紙束の一側端面部に向かつて往動される。そして、サイ
ズ検知板530およびサイズ検知センサ531により揺
動ユニツトを所定位置まで移動させる。
【0017】次に揺動モータ520が半回転分(180
°)だけ正転し、その後、反転しホームポジシヨンに戻
ることによつて揺動アーム521が1回揺動され、その
揺動力が主軸501を介して各押圧部材502に伝達さ
れる。これにより押圧弾性部材502a図4の実線で示
される位置から、一点鎖線で示される位置に揺動され
る。また図7に示したように揺動モータ520が180
°以上正転し、その後、反転しホームポジシヨンに戻る
ことにより、1工程で2回揺動することも容易に行うこ
ともできる。この一連の動きを図5に示す。
【0018】図8,図9及び図10は上記揺動装置の変
形例を示すもので、この揺動装置では、紙にジヨガーの
押圧部材502が当接していない時の速度を上げてジヨ
ガー時間を短かくすることにより、高速CPM(COR
Y PER MINUTE:分当りコピー枚数)の本体
に対応できるようにしたり、オートステープル中のジヨ
ガー対応を可能にし、後述する「待ち時間」の発生を減
少させることができる。本例では図10のように2倍の
スピードにして速度を上げている。このようにしても、
紙を押す力がいらないのでトルク的にも問題はないた
め、モータのパワーUPなどは不要である。
【0019】ちなみに、画面トレイ、フイニツシヤーな
どのセンター基準が(即ち搬送のセンターと紙揃え後の
センターが一致)等しいものは、常にジヨガーしても問
題ないため、ジヨガーのスピードを上げる必要がない。
一方、ソータステープラのように端面へと紙を移動させ
て(即ち搬送のセンターと紙揃え後のセンターが異な
る)紙揃えをするものは、少なくとも紙がローラーにて
搬送される間はジヨガーすることができなくて、システ
ム上ジヨガーには制約があるが、多数のビンをもてた
り、また、ステイプラの方へ寄せられるため、サイズご
とにステイプラの位置を変える必要がなく、また、揺動
板の数(揺動板の駆動機構も含めて)が半分ですむ等の
メリツトもある。図8の(a)はスタート時、図8の
(b)は1回目のピーク時、図8の(c)は一旦停止
時、図9の(a)は逆転スタート時、図9の(b)は2
回目のピーク時、図9の(c)はホームポジシヨン(図
8の(a)に戻る)時で、この動作における揺動量と時
間との関係を図10に示してある。そして、上述した揺
動により用紙束の一側端面に対して押圧部材502の押
圧弾性部材502aが当接されることにより、用紙束の
反対側の端面部がフエンス316側に押し付けられ、そ
の結果、前記用紙束の一側端面部の位置揃えが行われる
とともに、押圧部材502の揺動力によつて前記用紙束
の一側端面部と直交関係にある他側端面が、ビン立上が
り部308に当接されるように矢印A方向に向かつて押
し込まれ、その結果この用紙束の他側端面部の位置揃え
が行われることになる。従つて、用紙束は両方向にわた
つて良好に位置揃えが行われる。以上の動作でビン30
0上に排出された用紙を端部へ良好に揃えることができ
る。
【0020】しかし、本体CPMが高く(高速に)なる
とジヨガーが間に合わなくなつてくる。即ち従来は、現
在ジヨガーを行つている次の紙がエントリーセンサを紙
の端がくるとジヨガーを退避させていた。このためCP
Mが高くなつたりし紙間がせまくなるとジヨガーが不可
能になつてしまつた。本実施例では上記を改善するため
に、ジヨガーを退避させるのを、紙がジヨガー当接する
位置からエントリーセンサまでの距離をLj〔mm〕と
し、紙の搬送速度をVp〔mm/sec〕とし、ジヨガ
ー戻り時間をTj〔sec〕とした時にLj/Vp−T
j(本実施例ではLj=150mm、Vp=570mm
/sec,Tj=110ms,∴Lj/Vp−Tj≒1
50ms)だけエントリーセンサを紙の先端が来てから
さらに遅らせてジヨガーを退避させることにより、ジヨ
ガー許可時間を増やし高速対応を可能とした。ちなみに
本実施例により従来A4で73CPMしか対応不可能で
あつたジヨガーシステムが80CPMまで対応可能とな
つた。
【0021】図11は本実施例における制御系のブロツ
ク図である。この制御は制御手段であるCPU(CEN
TRAL PROCESSING UNIT)600を
中心にROM(READ ONLY MEMORY)6
01,RAM(RANDOMACCESS MEMOR
Y)602,I/Oポート603,606、クロツクタ
イマコントローラ604(以下CTCと略す)、ユニバ
ーサル、アシンクロナス、レシーバートランシーバ(U
NIVERSAL ASYNCHRONOUS REC
EIVER TRANSMITTER,以下UARTと
略す)605にて構成されるマイクロコンピユータ制御
システムである。プログラムを書き込んだROM601
により随時、RAM602を利用しつつ、各入力系から
の信号をマルチプレクサ607を介して、I/Oポート
606からマルチプレクサ607を介して入力されるセ
ンサスイツチ(SW)群からの入力信号を受けて、I/
Oポート603、CTC604の出力信号により各種ド
ライバ608,611,615,616,617、相信
号生成部614,SSR609を介し後述する各負荷を
制御している。また、複写機とはレシーバ612,ドラ
イバ613を介し、UART605により各ステータ
ス、指示信号のやりとりしている。
【0022】以下、本発明の実施例の動作と制御を、フ
ローチヤートに従つて説明する。全体動作フローを図1
2及び図13に示す。まず複写機から送られる動作モー
ド信号を受信し、(ステツプ54−1)、複写機から送
られるセツト枚数信号を受信する(ステツプ54−
2)。コピー開始後、複写機からソータ始動信号が送ら
れ(ステツプ54−3)、その信号の受信でドライブモ
ータ200がON(ステツプ54−4)、ソートモード
となる(ステツプ54−5,54−6)。ソータ始動信
号が送られて来ない時は、ウエイト状態となる。ソート
モードの動作は図13に示したようなものであつて、前
述のソータ始動信号(ステツプ54−3)に少し遅れて
複写機から給紙した用紙のサイズを示すサイズ信号が送
信される(ステツプ54−10)。サイズ信号を受け取
り、揺動の可、不可を判断し、(ステツプ54−1
1)、揺動可の場合は、受け取つたサイズ信号に該当す
る位置へ揺動装置を移動させる(ステツプ54−1
2)。
【0023】以下に前記各動作を図19,図20に示し
たサブルーチンに従つて説明する。図19のサイズカウ
ンタのプリセツト動作は、サイズ信号を受信していれば
(ステツプ56−1)、受信したサイズ信号に基づきサ
イズ位置データをサイズカウンタにセツト(ステツプ5
6−2)、および揺動ユニツト移動指示(ステツプ56
−3)してリターン(RET)する(ステツプ56−
4)。サイズ信号を受信していなければ、そのままRE
Tする。
【0024】図20に示した揺動装置(ユニツト)の移
動動作は、揺動ユニツトが移動しないのであれば(ステ
ツプ56−5)、そのままRETする(ステツプ56−
6)。揺動ユニツトが移動するのであつて(ステツプ5
6−5)、揺動の可、不可を判断して可であれば(ステ
ツプ56−7)、サイズ移動モータ515を右回転に高
速ONさせ(ステツプ56−8)、サイズ検知センサ5
31がOFFからONに変化したかどうかを判断する。
【0025】サイズ検知センサ531がOFFからON
に変化していなければ(ステツプ56−9)、そのまま
RETする(ステツプ56−6)。変化していればサイ
ズカウンタを1減じ(ステツプ56−10)、サイズカ
ウンタを判断する(ステツプ56−11)。サイズカウ
ンタが1であれば、サイズ移動モータ515のスピード
を低速に変更し(ステツプ56−12)、RETする
(ステツプ56−13)。サイズカウンタが0であれば
(ステツプ56−14)、サイズ移動モータ515をO
FFにして(ステツプ56−15)、揺動ユニツトの移
動を終了し(ステツプ54−16)、RETする。
【0026】次に図13及び図14のフローチヤートに
戻り、複写機からコピー(用紙)が排出されるとき、排
出信号が送られる(ステツプ54−13)。この排紙信
号を受信のタイミングで電磁クラツチ(CL)633が
ONする(ステツプ54−14)。次に複写機からコピ
ーが搬入され、入口センサ619がONし(ステツプ5
4−15)、この入口センサ619のONのタイミング
で切換ソレノイド(SOL)634がONし(ステツプ
54−16)、切換爪115が下がりソートビンへの排
紙の準備が整う。この入口センサ619のONのタイミ
ングに少し遅れて排出ビンの偏向SOL635〜654
のうち排出ビンのものがONし、偏向爪164が作動し
コピーをビンへ導く(ステツプ54−17)。コピーが
1枚目の排出であれば(ステツプ54−25でYE
S)、ビンの上に載るまでの適当な時間経過後(例えば
350msec後、ステツプ54−26)、揺動モータ
520をONさせ揺動板を動かすことにより紙揃えを行
う(ステツプ54−19)。コピーが2枚目以降の排出
であれば(ステツプ54−25でNO)、コピーが排出
され、ビンの上に載るまでの適当な時間経過後(例えば
300msec後、ステツプ54−18)、揺動モータ
520をONさせ揺動板を動かすことにより紙揃えを行
う(ステツプ54−19)。なお、揺動板を動かすタイ
ミングは、コピーの後端を検出し、それを基準に行つて
いる。
【0027】上述した揺動までの時間(300ms,3
50ms)は次の紙の動きによりほぼ決められる。排出
コロ162,163により排出された紙はビン300上
に排出されるわけであるが、紙は排出された後も慣性に
よりビン300上をすべりながら排出方向へと動き、そ
の後、ビン角度によつて与えられる重力によつて逆の方
向へと戻りビンの後端308近くまで到達する。この排
出してから戻るまでの時間により上記揺動までの時間が
決まる。(早すぎると紙揃え不良となる。)従つて、こ
の時間はいろいろな紙のサイズ種類などによつて変わる
が固定した最大値にしても良いし、上記条件を判断して
変化させても良い。さらには、1枚目の排出された紙は
ビンとこすれあい排出(戻る)されるが2枚目以降は紙
とこすれあう。従つてビンと紙の摩擦係数により上記時
間はかわる。本実施例においては、紙とこすれあう時よ
り、ビンとこすれあう時の方が時間は長くかかるため一
枚目のみ350msとし紙揃えが正確に行われるように
制御している。
【0028】次に、この揺動動作をサブルーチンを示す
図21及び図22に従つて説明する。コピー排出時、ビ
ンへの排紙を検知するエントリーセンサ上629、また
は下628が、まずONする。次に排出完了時エントリ
ーセンサ上629、または下628がONからOFFに
変化する(ステツプ57−1)。このONからOFFへ
変化したところが紙の後端である。エントリーセンサ上
629または下628がONからOFFへの変化のタイ
ミングでCPU600内に設けられているタイマをスタ
ートさせる(ステツプ57−2)。次にタイマの値を監
視し、1枚目の排出であれば(ステツプ57−7)、タ
イマースタートから350msec、2枚目以降の排出
であれば(ステツプ57−7)、タイマースタートから
本実施例では300msec経過したと判断した時(ス
テツプ57−8、57−3)、タイマをストツプする
(ステツプ57−4)と同時に揺動可であれば(ステツ
プ57−5)、揺動モータ520を正転方向にONして
150ppsで揺動を開始する(ステツプ57−6)。
そして、揺動モータ520が正転方向に250°回転し
た時(ステツプ57−9)、揺動モータ520を逆転O
Nして150ppsで揺動させる(ステツプ57−1
0)。揺動モータ520が逆転方向に70°回転した時
(ステツプ57−11)、つまり揺動量が最大になつた
時に揺動モータ520の逆転回転を300ppsへと高
速にし(ステツプ57−12)〜ジヨガーホームセンサ
がONすると(ステツプ57−13)、揺動モータ52
0をOFFする(ステツプ57−14)。このように、
上記動作をコピー排出毎に行い、紙揃えが施されてい
く。尚、以上の説明は図14の(ステツプ54−17)
から(ステツプ54−19)までを含んだものである。
【0029】次にステープル動作に関して説明する。図
14において、ステープル開始信号が受信されると(ス
テツプ54−20)、ステープル動作に入り(ステツプ
54−21),ステープル動作が終了すると(ステープ
ル54−22)、ステープル移動ユニツトがホームポジ
シヨンへ移動する(ステツプ54−23)。ステープル
動作はソフトの指令によつて行われる(ステツプ54−
24)。したがつて、図14に示したフローチヤートか
らもわかるように、この実施例におけるステープル動作
はソート動作(仕分け動作)が全て完了しない前に並行
して交互に行われるように制御される場合もあり、これ
により、紙処理を効率的に行える。
【0030】上記ステープルの動作モードには2種類あ
り、ソート終了後、ステープルを行う「マニアルステー
プル動作モード」と、1つのビンへのソート終了後、ソ
ート動作は継続しつつ、自動的にステープル動作を開始
する「オートステープル動作モード」がある。まず、マ
ニアルステープル動作に関してサブルーチンを示す図1
6及び図17を基に説明する。ソート終了後、ビン上に
コピーが載つている場合に、複写機からステープル開始
信号が送信され、この信号を受信することにより、動作
を開始する。まず、ホームポジシヨンにあるステープル
401をステープルを施す先頭ビンへ移動させる。ステ
ープル401が先頭ビンに移動した後は、図16及び図
17中に記載されているステープル動作シーケンスカウ
ンタ値に基づき動作を進めていく。
【0031】ステープル401が先頭ビンに移動終了し
たとき、ステープルシーケンスカウンタの値は0から1
にセツトされる(ステツプ55−1)。ステープルシー
ケンスカウンタの値が1の時は、チヤツクモータ422
fをONし、チヤツクユニツトを前進させる(ステツプ
55−2)。チヤツクユニツトの前進終了を検知するチ
ヤツク前センサ422jがONすると(ステツプ55−
3)、チヤツクユニツトの前進を終了し(ステツプ55
−4 )、ステープルシーケンスカウンタへ2をセツトし
(ステツプ55−5)、次へ動作を進める。
【0032】ステープルシーケンスカウンタの値が2の
時は(ステツプ55−6)、チヤツクSOL421cを
ONし(ステツプ55−7)、ステープルシーケンスカ
ウンタへ3をセツトし(ステツプ55−8)、次へ動作
を進める。ステープルシーケンスカウンタの値が3の時
は(ステツプ55−9)、その状態を0.1秒間保持
し、0.1秒経過後(ステツプ55−10)、ステープ
ルシーケンスカウンタへ4をセツトし、(ステツプ55
−11)、次へ動作を進める。ステープルシーケンスカ
ウンタの値が4のときは(ステツプ55−12)、チヤ
ツクモータ422fをONし、チヤツクユニツトをホー
ムポジシヨンへ移動させる(ステツプ55−13)。チ
ヤツクユニツトのホーム移動終了を検知するチヤツク後
センサ422kがONし(ステツプ55−14)、チヤ
ツクユニツトのホーム移動終了し(ステツプ55−1
5)、ステープルシーケンスカウンタへ5をセツトし
(ステツプ55−16)、次へ動作を進める。
【0033】ステープルシーケンスカウンタの値が5の
ときは(ステツプ55−17)、紙有無センサ623の
出力を確認し(ステツプ55−18)、紙有りのときは
ステープルの綴じ動作を行う(ステツプ55−19)。
綴じ動作終了を検知し(ステツプ55−20)、ステー
プルシーケンスカウンタヘ6をセツト(ステツプ55−
12)し、次の動作を進める。紙有無センサ623の出
力が紙無であるときは、ステープルの綴じ動作を行わず
次へ動作を進める。
【0034】ステープルシーケンスカウンタの値が6の
ときは(ステツプ55−22)、チヤツクSOL421
cをOFFし(ステツプ55−23)、ステープル済み
ビンカウンタをカウントアツプすると共に揺動モータを
動かし寄せをおこなう(ステツプ55−24)。そして
ステープルを施すビンの合計を示すステープル予約ビン
メモリの値と、ステープル済みのカウンタの値を比較
し、値が一致すれば(ステツプ55−25)、ステープ
ルシーケンスカウンタへ0をセツトしステープラ動作を
終了し(ステツプ55−26)、次に上下動モータ40
9をONし、ステープラユニツトをホームポジシヨンへ
移動させる(ステツプ55−27)。なお、ステープル
予約ビンメモリの値算出方法およびステープル紙寄せに
関しては後述する。ステープル予約ビンメモリの値より
ステープル済みのカウンタの値の小のときはステープル
シーケンスカウンタへ7をセツト(ステツプ55−2
8)、次へ動作を進める。ステープルシーケンスカウン
タの値が7のときは、ソート動作を確認し、動作中でな
ければ、状態を0.2秒間(後述するハキ出し時間)保
持し、0.2秒経過後(ステツプ55−30)カウンタ
を0として(ステツプ55−31)、サブルーチン図1
8に示した次ビンへのステープラ移動開始を指示する
(ステツプ55−32)。一方、ソート動作をしている
時は、揺動を促すため0.32秒間保持し、0.32秒
経過後(ステツプ55−30)、ステツプ55−31〜
32に進む。
【0035】以下に図18に示したサブルーチンの動作
を説明する。まず、ステープラ移動開始を判断し、ステ
ープラ移動開始が指示されると(ステツプ55−5
0)、上下移動モータ409をONすると同時にタイマ
をスタートする(ステツプ55−51)。タイムオーバ
判断し、タイムオーバとなつた時(ステツプ55−5
2)、ステープルシーケンスカウンタへ1をセツトし
(ステツプ55−53)、次ビンのステープル動作を開
始する。上下位置センサ415のON/OFFを判断し
(ステツプ55−54、)ONとなつたとき上下移動モ
ータ409をOFF(ステツプ55−55)、ビン間移
動を終了する。以上の動作をステープルビン予約カウン
タの値とステープル済みカウンタの値が一致するまで繰
り返す。
【0036】次に、オートステープル時のステープル優
先動作及びその時の揺動処理について説明する。オート
ステープルとはソート中も同時にステープルを行なえる
ようにしてシステムの生産性を上げるために考えたもの
である。よつてオートステープル時、ステープル動作
と、ソート時の揺動動作も同時に行なうことになるのだ
が、一部タイミングで、同時に動作した場合、一度揃つ
た用紙束が、ステープル動作によりくずれてしうなどの
不具合が生じる。従つてステープル優先動作でオートス
テープルするための一連の動作中に揺動動作を許可した
り禁止したりする揺動制御を行ない、ステープルとソー
トの同時動作を実現させ、生産性を上げることで意味を
もつものである。しかし、ステープラの一連の動作とシ
ステムの排出とは非同期であり、揺動は紙の搬出に同期
しているため、よつてステープル動作と揺動動作は非同
期となる。よつてステープル優先動作での揺動の許可期
間(時間)は、ステープル動作により決定される(許可
期間中に揺動が出来なかつた時は、そのタイミングでの
動作は休止し、次の許可タイミングまで待つ)。
【0037】このことによりステープラ動作中の許可時
間は一定であるため、本体のCPMが上がると、ステー
プル動作による許可期間と、紙排出時の揺動タイミング
にズレが生じ(紙排出途中の揺動は、排出の防げ等の理
由により禁止している)、揺動動作のできなくなること
が多くなる。すると揺動処理がステープル動作に対して
遅れ、紙揃えのされていないビンにまでステープル装置
がセツトされるまでになる。しかし、いくらステープル
優先といつても揺動動作を行なつていないビンに対して
はビン上の紙束が不揃いのため、ステープルはできな
い。従つてこの時は、一担ステープルを休止して揺動で
きる時まで待つて(前述した「待ち時間」)揺動を行な
い、ステープル動作を再開する。この待ち時間が増
えるとステープル動作がギクシヤクしてユーザーに不安
感を与えるとともに生産性も劣る。本実施例では図25
のタイミングチヤート間のハキ出しウエイト時間を長く
し、揺動開始許可時間を長くすることにより解決してい
る。本来、ハキ出しウエイト時間は200msあれば、
十分紙束はビンに戻る。それに、120ms(ダミー時
間)追加して揺動開始許可時間を長くして「待ち時間」
をなくす。その待ち時間をなくすことにより120
ms増やした時間を吸収できシステム生産性も上げてい
る。前述した実施例のごとく、要はステープル後、用紙
巾をハキ出した後のダミー時間を通常より多くとつてい
るもので、ジヨガーが、揺動開始許可時間(紙揃え動作
許可時間)を長くすればよい。したがつて、ステープ
ラが用紙巾をチヤツクし、後退する時間を遅くする(図
30に示す)。もしくは、後退の前後などにダミー
間を設ける(図31に示す)。ステープラ稼働スピー
ドをゆつくりにして時間を長くする(図32に示す)。
もしくは前後にダミー間を設ける(図33、図34
に示す)。ようにしてもよい。前記の場合、例えば、
図30のタイミングチヤートのように、チヤツクモータ
の後退時の回転数を下げ、後退に要する時間を320m
sとしている。また前記の場合、例えば、チヤツクの
後退の前にウエイト(ダミー時間)を120ms入れて
いる。また、前記の場合、図32のタイミングチヤー
トのようにチヤツクの後退の後にウエイト(ダミー時
間)を120ms入れている。また、前記の場合、図
33のタイミングチヤートのように、ステイプラモータ
の回転数を下げ、ステイプル動作に要する時間を120
ms(ダミー時間)加えた540msとしている。また
前記の場合、図34のタイミングチヤートのようにス
テイプル動作の後(あるいは前)にウエイト(ダミー時
間)を120ms入れている。なお、請求項に記載の紙
揃え動作許可時間はジヨガー動作許可時間に相当し、ま
た、第1の紙揃え動作許可時間はダミー時間を入れる等
した図25、図30、図31、図32、図33、図34
のジヨガー動作許可時間が相当し、第2の紙揃え動作許
可時間は、ダミー時間等を入れていないもので、第1の
紙揃え動作許可時間より短い。
【0038】このことをタイミングチヤートを用いて説
明する。図37は従来のハキ出しウエイト時間200m
s(120msのダミー時間なし)のタイミングチヤー
トであり、図37において“待ち”(「待ち時間」)
は2ビン目の揺動が行なわれていないために、2ビン目
へのステープルができず休止している状態である。また
“待ち”Bは5ビン目の揺動が行なわれていないため
に、5ビン目へのステープルができず休止している状態
である。さらに、同図において※は揺動途中に次の排紙
がされ、揺動が完全に行なわれていない状態である。オ
ートステープル動作時において従来のハキ出しウエイト
時間200msの場合(120msのダミー時間なし)
ではステープル動作中の揺動許可時間(図中のa)が短
いため、ステープル動作中の揺動許可期間に次の用紙が
排出され(用紙排出中及び排出後300ms以内は揺動
禁止)、揺動のできないという状態が多く発生し、つい
には、ステープル動作の“待ち”が発生する。“待ち”
ではステープル動作が休止するため、時間的にはロスと
なる。“待ち”によるロス時間はその時々のタイミング
で異なるが、A4サイズ時最長で1秒位になる。この
“待ち”が1回のジヨブで3回発生すれば約3秒のロス
時間となる。
【0039】これに比べ、図27に示すハキ出しウエイ
ト時間320msの場合(120msのダミー時間あ
り)では、揺動許可の期間が長く、ほとんど“待ち”の
発生はない。よつて“待ち”によるロス時間は発生しな
い。しかし、従来に比べダミー時間120msがステー
プル1回ごとに発生する。このダミー時間は、オートス
テープル動作中、用紙排出(ソート)とステープル動作
が同時期に行なわれるときのみ入れてある。通常20ビ
ン時では、ステープルを10ビン行うまでは、同時に排
出も行なわれているため、ダミー時間によるロス時間は
120ms×10ビン=1.2秒となる。よつて通常ダ
ミー時間をいれた制御ではダミー時間を入れない(“待
ち”が発生する)制御に比べ、ロス時間は少なくてすみ
(この差は、タイミング及び状態により変化する)、生
産性を上げている。当然マニアルステープル時や、オー
トステープル時でもソートが完了した後は前記120m
sの増加はなくし、さらなる生産性のUPを示してい
る。本実施例で実測した結果を次に示す。原稿10枚,
ビン20ビン,A4,本体CPM72にて1ビン目に紙
が排出終了してからすべてのビンのステープルを終了す
るまでの時間は、ハキ出しウエイト200ms時32.
290secであるが、ハキ出しウエイト320ms時
には29.370secとなり、2.92secの時間
短縮して生産性を向上している。この結果のタイミング
チヤートを図26及び図27に示し、図26はハキ出し
ウエイト200msの場合、図27はハキ出しウエイト
320msの場合である。
【0040】このオートステープル動作に関して図1
5、図16及び図17を基に説明する。ソート途中、複
写機が最後原稿の1枚目のコピーを排出するタイミング
で、ステープル開始信号が送信され、この信号を受信し
た後、最終原稿の1枚目のコピーが本機から排出され、
そのコピーに揺動が施されたときより、ステープル動作
を開始する。先ず図15に沿つて説明すると、ステープ
ル開始命令が本体から送信されてくると(ステツプ55
−60)、第何ビン目からステープルを開始するかの演
算を行なうために、ステープルの対象が第1ブロツクか
第2ブロツクかの判定(ステツプ55−61)をし、第
1ブロツクであれば何ビン目からステープルを開始する
かを示す先頭ビンカウンタに1+現在までにステープル
したビン数(但し1セツトのステープル動作において)
を代入し(ステツプ55−62)、先頭ビン移動命令を
ONとする(ステツプ55−65)。ここで、ステープ
ル済カウンタは1セツトのステープル動作が全て終了し
た場合、または他の動作モードに切替つた場合に内容が
0となる。また、ジヤム、カバードアオープン或は本体
からのステープル中断命令が発生した時は、内容がクリ
アされないので次にステープル開始命令が送られてきた
時には、ステープルの済んだビンはとばして未ステープ
ルビンからステープルを行う。
【0041】ステツプ55−61の判定がNOであり、
ステープルの対象が第2ブロツクであれば、何ビン目か
らステープルを開始するかを示す先頭ビンカウンタに1
1+現在までにステープルしたビン数を代入し(ステツ
プ55−63)、先頭ビン移動命令をONとする(ステ
ツプ55−65)。このようにして先頭ビン移動命令が
ON(ステツプ55−65)となると、エレベータモー
タがONとなりステープラが下降し、ステープラの下降
によつて各ビン位置に設けてある検知板でビンアドレス
センサがちようどONしたところか判定される(ステツ
プ55−67)。この判定がYESであると、先頭ビン
カウンタを1つ減じ(ステツプ55−68)、先頭ビン
カウンタの値が0となつたことを判定(ステツプ55−
69)して先頭ビン移動命令をOFFとする(ステープ
ル55−70)。このためにエレベータモータは先頭ビ
ン位置に停止し、ステープルシーケンスカウンタに1を
代入することによりステープル動作を起動する(ステツ
プ55−71)。
【0042】このようにして、ホームポジシヨンにある
ステープラ401をステープルを施す先頭ビンへ移動さ
せる。ステープラ401が先頭ビンに移動した後は、サ
ブルーチン図16及び図17の中に記載されているステ
ープル動作シーケンスカウンタの値に基づき動作を進め
ていく。ステープラ401が先頭ビンに移動終了したと
きステープルシーケンスカウンタの値は0から1にセツ
トされる(ステツプ55−1)。ステープルシーケンス
カウンタの値が1のときはチヤツクモータをONし、チ
ヤツクユニツトを前進させる(ステツプ55−2)。チ
ヤツクユニツトの前進終了を検知するチヤツク前センサ
がONすると(ステツプ55−3)、チヤツクユニツト
の前進を終了し(ステツプ55−4)、ステープルシー
ケンスカウンタへ2をセツトし、次へ動作を進める。ス
テープルシーケンスカウンタの値が2のときは(ステツ
プ55−6)、チヤツクSOLをONし(ステツプ55
−7)、ステープルシーケンスカウンタ3をセツトし
(ステツプ55−8)、次へ動作を進める。
【0043】ステープルシーケンスカウンタの値が3の
ときは(ステツプ55−9)、状態を0.1秒間保持
し、0.1秒経過後(ステツプ55−10)、ステープ
ルシーケンスカウンタへ4をセツトし(ステツプ55−
11)、次へ動作を進める。ステープルシーケンスカウ
ンタの値が4のときは(ステツプ55−12)、チヤツ
クモータをONし、チヤツクユニツトをホームポジシヨ
ンへ移動させる(ステツプ55−13)。チヤツクユニ
ツトのホーム移動終了を検知するチヤツク後センサがO
Nし(ステツプ55−14)、チヤツクユニツトのホー
ム移動終了し(ステツプ55−15)、ステープルシー
ケンスカウンタへ5をセツトし(ステツプ55−1
6)、次へ動作を進める。ステープルシーケンスカウン
タの値が5のときは(ステツプ55−17)、紙有無セ
ンサ623の出力を確認し(ステツプ55−18)、紙
有のときはステープル綴じ動作を行う(ステツプ55−
19)。綴じ動作終了検知し(ステツプ55−20)、
ステープルシーケンスカウンタへ6をセツトし(ステツ
プ55−12)、次へ動作を進める。紙有無センサ62
3の出力が紙無しであるときは、ステープル綴じ動作を
行わず、次へ動作を進める。
【0044】ステープルシーケンスカウンタの値が6の
ときは(ステツプ55−22)、チヤツクSOLをOF
Fし(ステツプ55−23)、ステープル済みビンカウ
ンタをカウントアツプすると共に、揺動モータを動かし
寄せを行う(ステツプ55−24)。そして、ステープ
ルを施すビンの合計を示すステープルビン予約メモリの
値と、ステープル済みカウンタの値を比較し、値が一致
すれば(ステツプ55−25)ステープルシーケンスカ
ウンタへ0をセツトしステープラ動作を終了し(ステツ
プ55−26)、次に上下移動モータをONして、ステ
ープラ装置400をホームポジシヨンへ移動させる(ス
テツプ55−27)。なお、ステープル予約ビンメモリ
の値算出方法およびステープル紙寄せに関しては後述す
る。
【0045】ステープルビン予約メモリの値よりステー
プル済みのカウンタの値が小さいときは、第何ビンまで
揺動が施されているかを示す揺動済みビンメモリとステ
ープル済みカウンタを比較し(ステツプ55−33)、
揺動済みビンメモリの値が大のときは、ステープルシー
ケンスカウンタへ7をセツトし、次へ動作を進める。揺
動済みビンメモリの値が小または等しいときは(ステツ
プ55−33)、ステープラは状態を保持し、揺動禁止
処理を解除し(ステツプ55−38)、揺動を促す。こ
のようにして紙揃え手段(揺動モータ)とステープル手
段(ステープル装置400)のどちらかを優先するかが
決定される。
【0046】また定めたサイズにおいては(ステツプ5
5−35)、揺動済みビンメモリの値がステープル済み
ビンメモリの値より2以上の場合は、ステープルシーケ
ンスカウンタへ7をセツトし、次へ動作を進める(ステ
ツプ55−36)。1以下の場合、ステープラは状態を
保持し、揺動禁止処理を解除し(ステツプ55−3
7)、揺動を促す。なお、揺動禁止処理および揺動済み
ビンメモリの計算に関しては後述する。このようにし
て、ステープル前に対象となる用紙セツトに対し少なく
とも2回の揺動動作の実行を可能にしている。
【0047】揺動が行われ、揺動済みビンメモリの値が
ステープル済みビンメモリの値に対して、大となつたと
き、また定めたサイズにおいては2以上となつたとき、
ステープルシーケンスカウンタへ7をセツトし(ステツ
プ55−28)、次へ動作を進める。ステープルシーケ
ンスカウンタの値が7のときは、状態を0.32秒間保
持し、0.32秒経過後、既述したサブルーチンである
図18へ次ビンへのステープラ移動開始を指示する。
又、ソート動作が終了している時には、状態を0.2秒
間保持し、0.2秒経過後、次ビンへステープラ移動開
始を指示する。
【0048】ステープラ予約ビンの算出について、図2
3に示すサブルーチンに従つて説明する。この算出のた
めに本実施例では、ソートモード動作時、原稿毎にその
原稿の複写機が第何ビンまで排出されたかを記憶する前
原稿コピー排出ビン数メモリ、1回のソート動作中、最
大第何ビンまで排出されたかを記憶する前排出最大ビン
数メモリおよび第何ビンまでステープルするかを指示す
るステープルビン数予約メモリを有し、以下に示すタイ
ミングで、メモリの内容を移動している。
【0049】ソートモード(ステツプ59−1)で複写
動作が開始され、ソータの先頭ビンから複写紙が排出さ
れるタイミングで(ステツプ59−2)、前原稿コピー
排出ビン数メモリと前排出最大ビン数メモリの内容が比
較され(ステツプ59−3)、前原稿コピー排出ビン数
メモリの値が前排出最大ビン数メモリの値より大きい場
合は、前原稿コピー排出ビン数メモリの値を、前排出最
大ビン数メモリに代入し(ステツプ59−4)、前原稿
コピー排出ビン数メモリには1が代入される(ステツプ
59−1)。
【0050】前原稿コピー排出ビン数メモリには、2ビ
ン目、3ビン目…にコピーが排出されると、2,3…と
値が増加していく。ステープルビン数予約メモリには、
常に現在排出のビン数と前排出最大ビン数のメモリの内
容を比較し(ステツプ59−6)、数の小さい方のメモ
リの内容をステープルビン数予約メモリに代入される
(ステツプ59−7)。ステープルビン数メモリの内容
は、状況により変化するため、オートステープルモード
のように、コピー排出しながらステープル動作を行う場
合も対応できる。
【0051】これを具体的に説明する。例として原稿の
1枚目コピーが10ビン、2枚目コピーが5ビン、3枚
目コピーが7ビンにステープル予約されているものとす
る。まず、原稿1枚目のコピーが1ビン(先頭ビン)に
排出される。このとき、前排出最大ビン数Mおよび前原
稿コピー排出数はともに0であため、ステツプ59−3
の判断はNOとなり、前原稿コピー排出ビン数には1が
入る(ステツプ59−5)。次いで、ステツプ59−6
で現在排出のビン数と前排出最大ビン数メモリに記憶さ
れた数値とを比較する。そして、原稿1枚目のコピーが
10ビンまで排出されたときには、現在排出ビン数は1
0、前排出ビン数Mは0であるので、現在排出のビン数
の方が大きいことになり、このステツプ59−6の判断
はNOとなりステープルビン数予約メモリに0が入る。
【0052】次の原稿2枚目のコピーが1ビン(先頭ビ
ン)に排出される。このときには、前排出最大ビン数M
は0、前原稿コピー排出ビン数(他のルーチンでカウン
トアツプされる)は10であるため、ステツプ59−3
の判断はYESとなり、前排出最大ビン数Mに10が入
る。そして、原稿2枚目のコピーが5ビンまで排出され
たときには、現在排出のビン数は5、前排出最大ビン数
Mは10であり、ステツプ59−6の判断はYESとな
りステープルビン数予約メモリには5が入る。最後に、
原稿3枚目のコピーが1ビン(先頭ビン)に排出され
る。このときの前排出最大ビン数Mには10、前原稿コ
ピー排出ビン数は5であるため、ステツプ59−3の判
断NOとなり、前排出最大ビン数は10のままとなる。
そして、原稿3枚目のコピーが7ビンまで排出されたと
きには、現在排出のビン数は7、前排出最大ビン数は1
0であり、ステツプ59−6の判断はYESとなり、ス
テープルビン数予約メモリには最終的には7が入り、最
終原稿に対応するコピーが排出されたビンまでステープ
ルすることになる。
【0053】このようにすることにより、綴じ手段40
0を作動させるビンを、最終原稿に対応する用紙が排出
されたビンとすることができ、出来る限り全ページ揃つ
た用紙セツトを綴じるようにできる。また、最終原稿に
対応する用紙が排出されたビン上の用紙の枚数が1枚の
みのビンには綴じ手段400を作動させないようにする
ことにより、最終原稿に対する複写枚数の変更があつた
ときでも、不必要な綴じ動作を防止している。
【0054】ステープル優先の揺動禁止処理について、
図24に示すサブルーチンに従つて説明する。図25に
おけるジヨガー開始許可時間は、チヤツクSOLがON
して100ms経過してから、チヤツクが後退し、ホー
ムポジシヨンになつてから400ms経過するまでの間
である。即ち、フエンスが開いていてもチヤツクにより
紙束が確実に押さえられている間及び紙束をはき出して
ビンに戻している時間(ジヨガー動作許可時間)から、
ジヨガー時間を引いた間である。それをフローチヤート
で示すと図24となる。
【0055】まず、ステープル動作実行中かどうかチエ
ツクし(ステツプ60−1)、YESなら、チヤツクS
OL(ソレノイド)がONしているかどうかチエツクし
(ステツプ60−6)、YESならチヤツクSOLがO
Nしてから100ms経過しているかどうかチエツクし
(60−2)、YESなら、チヤツクホーム位置へ移動
終了後、時間が0.1sec以上になつているかどうか
チエツクし(ステツプ60−3)、NOなら、揺動を許
可する(ステツプ60−4)。もしチエツクSOLがO
Nしていなければ、揺動を禁止する(ステツプ60−
5)。また、チヤツクがホーム位置へ移動終了後、時間
が0.4sec以上になつていれば、揺動を禁止してR
ETする。また、ステープル動作実行中でなければ、無
条件に揺動許可してRETする。これにより、紙揃え動
作のタイミングとステープルの動作が一致して、紙揃え
が不完全になつたり、ステープル位置がずれたりしない
ようになる。
【0056】次に、揺動済みビンメモリの計算につい
て、図28に示すサブルーチンに従つて説明する。ま
ず、揺動が1回動作行われたかどうかをチエツクし(ス
テツプ61−1)、もし、揺動が1回も行われていなけ
れば、そのままRETする。また、1回動作の揺動が行
われていれば、揺動済みビンメモリに排紙ビン数の値を
入れて(ステツプ61−2)RETする。排紙ビン数と
は、現在第何ビン目まで排紙されたかを示すものであ
り、揺動済みビンメモリとは現在第何ビン目まで揺動が
施されているかを示すものである。
【0057】ステープル紙寄せについて図29に示すサ
ブルーチンに従つて説明する。ステープル終了後(ステ
ツプ62−1)、チヤツクソレノイドがOFFされる
と、紙戻しブラケツトによりステープル済みのコピー
(用紙)はビン上をスライドし、揺動板回転領域内まで
押し戻され、ステープル1動作が終了する。このとき、
図16及び図17に示したサブルーチンにてステープル
1動作終了フラグがセツトされる。このステープル1動
作終了フラグの内容で、ステープル1動作終了を判断す
る。ステープル1動作終了したと判断した後、次ビンへ
移動し、再びステープル1動作を行う中で、チヤツクS
OLがONしたと判断したとき(ステツプ62−2)、
揺動をスタートする(ステツプ62−3)。そして前ビ
ンのステープル済み用紙を所定位置へ移動させる。この
ステープル紙寄せ作動により、ビン上のステープル済み
の用紙が次ビン以降に排出された用紙の紙揃えに悪影響
を与えないように所定位置に移動させられることにな
る。
【0058】図35はオートステープルモードの他の実
施例を示すフローチヤートであり、図35で、まず、こ
のオートステープルモードでははき出しウエイト時間を
320msにし(ステツプ35−1)、現在ステープル
中のビンより下のビンでジヨガーを完了しているのがm
ビン以上あれば(ステツプ35−2、35−3でN、3
5−5でY)、はき出しウエイト時間は200msとし
て通常にもどす(ステツプ35−6)。一方、ジヨガー
完了がmビンより小さいと(ステツプ35−5でN)、
はき出しウエイト時間を320msにする(ステツプ3
5−1)。ジヨガーが完全に終了すると(ステツプ35
−3でY)、はき出しウエイト時間を200msで最後
まで行なう(ステツプ35−4)。このように、ジヨガ
ーの先行具合を常にチエツクして(先行ビン数=m)先
行数が少なくなつた時に、はき出しウエイト時間を増や
し、揺動を促している。
【0059】図36はオートステープルモードの更に他
の実施例を示すフローチヤートであり、このオートステ
ープルモードでは全ビンを複数のブロツクとして考えて
いるもので、図36で、はき出しウエイト時間を320
msとし(ステツプ36−1)、1つのビンブロツクが
ジヨガー終了した時点で(ステツプ36−2でY)、通
常モード(はき出しウエイト時間:200ms)に戻し
(ステツプ36−3)、次のビンブロツクへ来た時点
で、はき出しウエイトをもとにもどして320msにす
る(ステツプ36−4でY、36−5、36−6で
N)。次のビンブロツクのジヨガーが終了したら(ステ
ツプ36−6でY)、はき出しウエイト200msのま
まステープルを行なう(ステツプ36−7)。
【0060】尚、上記実施例において、さらにマニアル
ステープルやオートステープル中でソートが終了した時
は、もうジヨガーを紙の排出に合せて動かす必要がない
ため、上記のダミー時間をとり除いてさらなるシステム
生産性を上げることができる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
従来のように待ち時間」が発生してギクシヤクした動
きとなつてステープル動作が不規則に見えたり、その動
作時の音も不規則となり、ユーザーに不安感を与えるこ
とがなくなり、ジヨガーの作動する回数も増えて、紙揃
え精度が向上し、その結果、ステープルシーケンス間で
の時間を増やしたにもかかわらず、高CPMに対応で
き、生産性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の正面図である。
【図2】本発明の一実施例の平面図である。
【図3】本発明の一実施例の揺動装置の概要を示す斜視
図である。
【図4】本発明の一実施例の揺動装置とビンの関係を示
す平面図である。
【図5】本発明の一実施例の揺動装置の動作状態を示す
平面図である。
【図6】本発明の一実施例の揺動モータの回転角度と揺
動量の関係を示す特性図である。
【図7】本発明の一実施例の正転及び逆転時の揺動モー
タの回転角度と揺動量の関係を示す特性図である。
【図8】本発明の一実施例の揺動装置の変形例の動作状
態を示す説明図である。
【図9】図8の動作状態を示す説明図である。
【図10】図8及び図9の変形例における揺動量と時間
との関係を示す特性図である。
【図11】制御系のブロツク図である。
【図12】全体の動作手順を示すフローチヤートであ
る。
【図13】ソートモードの前半の動作手順を示すフロー
チヤートである。
【図14】図13のソートモードの後半の動作手順を示
すフローチヤートである。
【図15】エレベータ先頭ビン移動のフローチヤートで
ある。
【図16】ステープル動作の手順を示すフローチヤート
である。
【図17】図16につづいてステープル動作の手順を示
すフローチヤートである。
【図18】ステープル動作のステープラビン間移動のフ
ローチヤートである。
【図19】揺動ユニツトへの移動指示手順を示すフロー
チヤートである。
【図20】揺動ユニツト移動の動作手順を示すフローチ
ヤートである。
【図21】揺動動作を示すフローチヤートである。
【図22】図21につづいて揺動動作を示すフローチヤ
ートである。
【図23】ステープル予約ビンの算出手順を示すフロー
チヤートである。
【図24】揺動禁止手順を示すフローチヤートである。
【図25】揺動禁止処理のタイミングチヤートである。
【図26】ハキ出しウエイト時間200msの場合の揺
動禁止処理のタイミングチヤートである。
【図27】ハキ出しウエイト時間320msの場合の揺
動禁止処理のタイミングチヤートである。
【図28】揺動済ビンチエツクの処理手順を示すフロー
チヤートである。
【図29】ステープル紙寄せチヤツクの処理手順を示す
フローチヤートである。
【図30】揺動禁止処理の変形例を示すタイミングチヤ
ートである。
【図31】揺動禁止処理の変形例を示すタイミングチヤ
ートである。
【図32】揺動禁止処理の変形例を示すタイミングチヤ
ートである。
【図33】揺動禁止処理の変形例を示すタイミングチヤ
ートである。
【図34】揺動禁止処理の変形例を示すタイミングチヤ
ートである。
【図35】オートステープルモードの他の実施例を示す
フローチヤートである。
【図36】オートステープルモードの更に他の実施例を
示すフローチヤートである。
【図37】従来の装置の揺動禁止処理のタイミングチヤ
ートである。
【符号の説明】
100 第1のソータ手段(上ブロツク) 101 第2のソータ手段(下ブロツク) 300 ビン 400 ステープラ装置(綴じ手段) 401 ステープラ(ステープル手段) 500 揺動装置 502 押圧部材(揃え手段) 600 CPU (制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 39/11

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 順次搬入される紙を仕分け収納する複数
    のビンを具えた仕分け装置と、前記ビン上に排出された
    紙を揃える紙揃え装置と、前記ビン上で揃えられた紙束
    に後処理を行なう後処理装置を具備した紙処理装置にお
    いて、 仕分け作業と後処理作業が同時に行なわれる時の後処
    作業における紙揃え動作許可時間を第1の紙揃え動作許
    可時間とし、仕分け作業が終了後、後処理作業が行われ
    る時の後処理作業における紙揃え動作許可時間を第2の
    紙揃え動作許可時間とし、前記第1の紙揃え動作許可時
    間を前記第2の紙揃え動作許可時間より長くしたことを
    特徴とする紙処理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記第1の紙揃え開
    始時間はダミー時間を追加して長くしたことを特徴とす
    る紙処理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2において、ビン
    コピー紙最終ページが入り、後処理が終了したビン
    数を検知する検知手段を有し、前記検知手段により、
    処理をしたビン数を演算し、所定量以上、ビンが紙揃え
    完了していれば、前記第2の紙揃え動作許可時間に
    どすことを特徴とする紙処理装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、紙揃えを完了したビ
    ンが所定量より減つた場合、再び前記第1の紙揃え動作
    許可時間にすることを特徴とする紙処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1又は請求項2において、すべて
    のビンを複数のビンブロツクとして分割して、後処理中
    のビンブロツクで紙揃えが終了したことを検知すると、
    前記第2の紙揃え動作許可時間にすることを特徴とす
    紙処理装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、1つのビンブロツク
    の後処理が終了し、次のビンブロツクへ前記後処理装置
    が移動した際、まだ、この次のビンブロツクで紙揃えが
    終了していなければ、再び前記第1の紙揃え開始時間と
    することを特徴とする紙処理装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6において、次のビ
    ンブロツクへ前記後処理装置が移動した際、既にそのビ
    ンブロツクが紙揃えを終了していることを検知すると、
    前記第2の紙揃え動作許可時間とすることを特徴とす
    紙処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項2において、すべて
    のビンが紙揃えを終了した時点で、前記第2の紙揃え動
    作許可時間にすることを特徴とする紙処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項1〜請求項8のうちのどれか1つ
    において、一担後処理動作を休止して紙揃えが終了する
    まで待つて後処理動作を再開するウエイト時間をはき出
    しウエイトとし、ダミー時間を、前記はき出しウエイト
    時にもたせるよう制御することを特徴とする紙処理装
    置。
  10. 【請求項10】 請求項1〜請求項8のうちのどれか1
    つにおいて、ビン上の紙束を挟持して前進後退動作し、
    紙束を後処理を行う後処理位置との間を移送するチヤツ
    クを前記後処理装置に有し、 ダミー時間を、紙束をチヤツクによつてチヤツクした
    後、前記後処理装置の後退時間を遅らせるようにして設
    けることを特徴とする紙処理装置。
  11. 【請求項11】 請求項1〜請求項8のうちのどれか1
    つにおいて、ビン上の紙束を挟持して前進後退動作し、
    紙束を後処理を行う後処理位置との間を移送するチヤツ
    クを前記後処理装置に有し、 紙束を チヤツクによつてチヤツクした後、前記後処理装
    の後退の前、後にダミー時間を設けることにより前記
    第1の紙揃え開始時間とすることを特徴とする紙処理装
    置。
  12. 【請求項12】 請求項1〜請求項8のうちのどれか1
    つにおいて、前記後処理装置稼働速度をゆつくりにして
    前記第1の紙揃え開始時間とすることを特徴とする紙処
    理装置。
  13. 【請求項13】 請求項1〜請求項8のうちのどれか1
    つにおいて、前記後処理装置動作の前、後にダミー時間
    を設けることにより前記第1の紙揃え開始時間とするこ
    とを特徴とする紙処理装置。
JP03121752A 1990-06-29 1991-04-25 紙処理装置 Expired - Fee Related JP3080429B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03121752A JP3080429B2 (ja) 1990-06-29 1991-04-25 紙処理装置
US07/723,294 US5139249A (en) 1990-06-29 1991-06-28 After treatment device for sorted papers

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16995390 1990-06-29
JP2-169953 1990-06-29
JP3-81164 1991-03-22
JP8116491 1991-03-22
JP03121752A JP3080429B2 (ja) 1990-06-29 1991-04-25 紙処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04357096A JPH04357096A (ja) 1992-12-10
JP3080429B2 true JP3080429B2 (ja) 2000-08-28

Family

ID=27303511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03121752A Expired - Fee Related JP3080429B2 (ja) 1990-06-29 1991-04-25 紙処理装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5139249A (ja)
JP (1) JP3080429B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2933237B2 (ja) * 1990-09-17 1999-08-09 キヤノン株式会社 シート分類装置及びシート分類装置を備えた画像形成装置
JP3227220B2 (ja) * 1992-09-24 2001-11-12 キヤノン株式会社 シート後処理装置
JP2734924B2 (ja) * 1993-03-23 1998-04-02 三田工業株式会社 ソータ
US6082725A (en) * 1996-04-30 2000-07-04 Minolta Co., Ltd. Finisher with a stapling function
US8226079B2 (en) * 2009-08-04 2012-07-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Manual stapling mode for sheet finishing apparatus

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0631201B1 (en) * 1987-07-30 1998-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Sheet sorting apparatus
JPS6447295A (en) * 1987-08-11 1989-02-21 Toshiba Corp Motor controller
US5035412A (en) * 1988-02-03 1991-07-30 Canon Kabushiki Kaisha Control method for a sorter
US5031890A (en) * 1989-01-19 1991-07-16 Ricoh Company, Ltd. Paper handling apparatus
US5044625A (en) * 1990-05-11 1991-09-03 Xerox Corporation Active tamper for bidirectional sorter

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04357096A (ja) 1992-12-10
US5139249A (en) 1992-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3466376B2 (ja) 用紙後処理装置
US6905118B2 (en) Sheet finisher and image forming system using the same
JP2002370864A (ja) 用紙処理装置
JP2008063063A (ja) シート整合装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP3671580B2 (ja) フィニッシャ
US8596631B2 (en) Sheet processing apparatus
JP3626316B2 (ja) フィニッシャ
JP3080429B2 (ja) 紙処理装置
JP2003276937A (ja) 用紙処理装置および画像形成システム
JP3674224B2 (ja) フィニッシャ
US20030016401A1 (en) Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus equipped with the same
US6951334B2 (en) Sheet post-processing apparatus and image forming apparatus equipped with the same
JP2008037626A (ja) シート整合装置、シート処理装置及び画像形成装置
JPH06135620A (ja) 用紙後処理装置
JP4846983B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成装置
JP3832964B2 (ja) 用紙後処理装置および画像形成装置
JP3119393B2 (ja) シート後処理装置
JP2003261261A (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP2603821B2 (ja) 製本方法
JP4554244B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成装置
JP2005263404A (ja) 用紙後処理装置及び画像形成システム
JP3990240B2 (ja) 用紙処理装置および画像形成システム
JP3527804B2 (ja) 用紙後処理装置
JP2892688B2 (ja) 紙処理装置
JP3225076B2 (ja) 記録紙処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees