JP3079946U - Icモジュールハンドラのチャンバ - Google Patents

Icモジュールハンドラのチャンバ

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JP3079946U
JP3079946U JP2001000121U JP2001000121U JP3079946U JP 3079946 U JP3079946 U JP 3079946U JP 2001000121 U JP2001000121 U JP 2001000121U JP 2001000121 U JP2001000121 U JP 2001000121U JP 3079946 U JP3079946 U JP 3079946U
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テ・スン・アン
チャン・ホ・パーク
ヨン・ソー・ムーン
ユン・ヒョン・ソン
ク・キョン・キム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数個のICモジュールをローディングできる
キャリヤをチャンバ内に取り付けて、テストするICモ
ジュールを一定温度でヒーティングした状態でテストを
実施することができるようにすること。 【解決手段】チャンバの下板に取り付けられ上面にIC
モジュールの保持されたキャリヤが載せられる複数個の
装着溝が形成された装着片の所定部位に位置し、下死点
が装着片の上面よりも更に低く取り付けられ、その上面
には上記装着溝の間隔と同じ装着溝が形成されて昇降及
び進退運動をする可動片を、その上面が装着片の上面よ
りも高く上昇及び下降させる可動片昇降手段と、前記可
動片を装着片の装着溝間の間隔である1ピッチだけずつ
進退運動させる可動片進退手段と、ICモジュールがテ
スト条件で加熱されてテストサイトの移送経路上に位置
したキャリヤを保持してテストサイト側に移送させる移
送手段と、で構成される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、ICモジュールハンドラに係るもので、詳しくは、ICモジュール をテストする前、複数個のICモジュールが保持されたキャリヤを順次移送させ ながら設定した温度(ICモジュールの駆動時に発生する温度)に相応しくヒー ティングするプリーヒータと、キャリヤをプッシャで押しながら外部に装着した テスタでテストできるようにするテストサイトとからなるICモジュールハンド ラのチャンバに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ICモジュール1は、図12に示すように、基板2の一側面又は両側 面に複数個のICや部品3を半田付けで固定して独立的に回路を構成したもので あって、不図示のメイン基板に実装されて容量を拡張させる機能を有する。なお 、同図において、参照符号3aはパターンを示している。
【0003】 従来、ICモジュールの製造工程において、前記ICモジュール1は、テスト ソケット内に自動にローディングしてテストを実施した後、テストの結果に従い 自動的に分類して顧客トレイ内にアンローディングする装備が開発されていない ため、作業者がトレイからICモジュールを手作業で一つずつ取出てテストソケ ット内にローディングした後、設定した時間の間テストを実施し、そのテストの 結果に従いICモジュールを顧客トレイ内に分類して入れていた。そのため、作 業能率が低いという問題点があった。
【0004】 そこで、生産の完了されたICモジュールを工程間に自動的に移送させながら テストを実施して、良品と不良品とを選別するハンドラが本出願人により開発さ れた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら、そのようなハンドラは、大量生産が可能である反面、テストし て出荷された製品の質が多少劣るという問題点があった。
【0006】 以上のように、従来はピックアップ手段によりチャンバ内でICモジュールを ハンドリングすることができないため、製品の信頼性が低下されるという不都合 な問題点があった。
【0007】 本考案の目的は、複数個のICモジュールをローディングできるキャリヤをチ ャンバ内に取り付けて、テストするICモジュールを一定温度でヒーティングし た状態でテストを実施することができるICモジュールハンドラのチャンバを提 供することである。
【0008】 また、本考案の他の目的は、ICモジュールを垂直にコンタクトされるように し、マニピュレータを用いてソケットアセンブリの交替作業を容易にすることが できるテストサイトを有するICモジュールハンドラのチャンバを提供すること である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本考案に係るICモジュールハンドラのチャンバ は、チャンバの下板に取り付けられ、その上面には、複数個のICモジュールを 保持するキャリヤを複数載せるための複数個の装着溝が形成された装着片と、 前記装着片の所定部分に位置し、下死点が装着片の上面よりもさらに低く取り 付けられ、その上面には装着片に形成された装着溝の間隔と同じ装着溝が形成さ れて昇降及び進退運動をする可動片と、 前記可動片の上面が装着片の上面よりも高く及び低くなるように前記可動片を 上昇及び下降させる昇降手段と、 前記可動片を装着片に形成された装着溝間の間隔である1ピッチだけずつ進退 運動させる可動片進退手段と、 ICモジュールがテスト条件でヒーティングされて、テストサイトの移送経路 上に位置したキャリヤをホールディングしてテストサイト側に移送させる移送手 段と、 を備え、 前記昇降手段は、 装着板の底面に固定されるシリンダと、 前記シリンダのロードに固定された昇降板と、 前記装着板を貫通して昇降板と可動片との間に固定された複数個のガイド棒 とで成され、 前記可動片進退手段は、 装着板に固定されたステッピングモータと、 前記チャンバの下板と装着板との間に空回転可能に結合されたボールねじと 、 前記ステッピングモータの軸とボールねじに固定したプーリに巻き取られて 、ステッピングモータの動力をボールねじに伝達するタイミングベルトとで成さ れ、 前記移送手段は、 テストサイトの移送経路上に位置するキャリヤの直上部に位置したブラケッ ト間に空回転可能に設置されたボールねじと、 前記ボールねじの両側に固定された一対のガイド棒と、 前記ボールねじに螺合されると同時に、ガイド棒に嵌られて往復運動するス ライダと、 前記スライダの底面に固定されてスライダの移動に従いキャリヤをテストサ イト側に押す押し板と、 チャンバの外部に露出したボールねじの一端に固定されてボールねじを回転 させるステッピングモータとで成されることを特徴とする。
【0010】 また、本考案に係るICモジュールハンドラのチャンバは、密閉されてテスト に適した温度を維持するチャンバと、 前記チャンバの下板に取り付けられて、複数個のICモジュールが垂直状態に 保持されたキャリヤが前記チャンバの内部に移送されるに従い前記キャリヤの位 置を決定すると共に、テストの完了したキャリヤを前記チャンバの外部に移送す るキャリヤ移送制御手段と、 前記チャンバの後面板及びキャリヤ移送制御手段の上面に設置されて、前記キ ャリヤの両側面をガイドし、又、ソケットアセンブリ側へ移送するときにキャリ ヤの移送を案内するキャリヤ移送案内手段と、 前記チャンバの前面板に取り付けられて、前記キャリヤ移送案内手段に位置し たキャリヤをソケットアセンブリ側に押して、前記キャリヤに保持されたICモ ジュールが前記ソケットアセンブリのテストソケットと電気的に通じるようにす るプッシング手段と、 前記キャリヤ移送案内手段及びプッシング手段に取り付けられて、前記プッシ ング手段の逆駆動で初期位置に復帰するに際して、ソケットアセンブリのテスト ソケットに差し込まれたICモジュールを取出すICモジュール取出手段と、 を備え、 前記キャリヤ移送制御手段は、 移送板と、 該移送板上に取り付けられてチャンバの内部に移送されるキャリヤの移送を 制御する固定ストッパと、 前記キャリヤの引入側に軸を中心に回動可能に設置されて、移送されてきた キャリヤを支持する可動ストッパと、 前記可動ストッパの一端にヒンジ結合されるように前記移送板に設置されて 、前記可動ストッパを回動させるシリンダと、 前記移送板の底面に設置されて前記移送板を水平移動させる駆動部とで成さ れ、 前記キャリヤ移送案内手段は、 前記キャリヤ移送制御手段にソケットアセンブリ側に進退可能に取り付けら れた下部ガイダと、 前記後面板にソケットアセンブリ側に進退可能に設置された上部ガイダと、 前記上下部ガイダの移送を案内するLM(Linear Motion)ガイダとで成さ れ、 前記プッシング手段は、 一対のガイド棒と、 該ガイド棒が前進するに従い、キャリヤをソケットアセンブリ側に押すプッ シャと、 ブラケットに空回転可能に設置されたボールねじに嵌られた支持ブロックと 、 前記ブラケットに固設されてタイミングベルトを通してボールねじ側に動力 を伝達してボールねじを回転させるモータとで成され、 前記ICモジュール取出手段は、 上部ガイダの両側に固定された上部係止レバーと、 前記プッシング手段の下部に固定された下部係止レバーとで成されることを 特徴とする。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態について図面を用いて詳しく説明する。
【0012】 本考案の第1の実施の形態に係るICモジュールハンドラのチャンバは、図1 に示すように、引入口及び送出口(図示せず)を有するチャンバの下板4に、キ ャリヤ5が載せられる複数個の装着溝6aが形成された装着片6が取り付けられ る。
【0013】 前記引入口(1番目の装着溝6aの直上部に形成される)を通して装着溝6a に載せられるキャリヤ5には、テストする複数個のICモジュール1が保持され 、引入口及び送出口にはキャリヤ5の引入及び送出の際に開閉されるシャッタ( 図示せず)が取り付けられる。また、前記引入口及び送出口の垂直及び水平方向 に位置するキャリヤ移送経路上には、キャリヤ5の移送を感知するためのセンサ 7,8が取り付けられる。
【0014】 前記引入口を通じてキャリヤ5が移送されて載せられる装着溝6aと近接した キャンバの側壁にはキャリヤに保持されたICモジュール1をヒーティングする ため発熱されるヒータ(図示せず)が取り付けられ、前記ヒータにより発熱した 高温をキャリヤ5側に向かうようにする複数個のパン(図示せず)が取り付けら れる。
【0015】 そして、前記装着片6の外側には、下死点に位置したときに装着溝6aの上面 よりも低い位置にあり、上死点に位置したときは装着片6の上面よりも高く位置 する可動片9が昇降及び進退可能に取り付けられる。また、前記可動片9の上面 には装着片6に形成された装着溝6aの間隔と同じ間隔を有する装着溝9aが形 成される。このように装着溝9aを形成する理由は、前記可動片9の上昇及び進 退運動に従い装着片6に載せられたキャリヤ5をテストサイト100の移送経路 側に1ステップずつ移送するためである。ここで、前記可動片9は、装着片6の 外側に位置されるように図示しているが、前記可動片9は装着片6の内側即ち装 着片6間に設置することもできる。
【0016】 前記チャンバの内部に取り付けられ、キャリヤ5を1ステップずつ移送させる ための可動片9は昇降手段により上死点と下死点の区間内で昇降運動をする。
【0017】 前記昇降手段は、図1及び図2の(A)に示すように、装着板11の底面に固 定されたシリンダ12と、前記シリンダ12のロードに固定された昇降板13と 、前記装着板11を貫通して昇降板13と可動片9との間に固定された複数個の ガイド棒14と、からなる。
【0018】 前記昇降手段は、可動片進退手段により装着片6に形成された装着溝6a間の 間隔である1ピッチLだけずつ進退運動をする。
【0019】 前記可動片進退手段は、図2の(A)及び図3の(A)に示すように、装着板 11に固定されたステッピングモータ15と、前記チャンバの下板4と装着板1 1との間に空回転可能に結合されたボールねじ16と、前記ステッピングモータ 15の軸とボールねじ16に固定されたプーリ17a,17bに巻き取られて、 ステッピングモータ15の動力をボールねじ16に伝達するタイミングベルト1 8と、からなっている。ここで、前記可動片進退手段は特定ステッピングモータ とボールねじなどで構成したが、これを別のモータとシリンダなどで構成するこ ともできる。
【0020】 前記可動片進退手段において、昇降板13と可動片9との間に固定されたガイ ド棒14は一定区間で進退運動をするので、チャンバ内の温度を一定に維持でき るようにガイド棒14の移動区間を最大限密封(sealing)させなければならない 。このような密封のため、図2の(B),図3の(A)及び(B),図4の(A )及び(B)に示すように、下板4に長孔4aを形成し、前記下板4の上面及び 下面にはガイド棒14が貫通するように嵌られた上下部シャッタ19,20が取 り付けられて、ガイド棒14と共に進退運動するように構成されている。前記上 下部シャッタ19,20はその一側(図3の(A)で右側)がガイド棒14の移 送量Lよりも長く形成されている。
【0021】 これは、キャリヤ5の移送のため可動片9を図1の矢印方向で前進させても上 下部シャッタ19,20が長孔4aを閉鎖して、チャンバ内の高温が長孔を通じ て外部に漏れることを防止するようになっている。
【0022】 前記下部シャッタ20の下部には、図2の(B)3及び図5に示すように、下 部シャッタ20の離脱を防止するための固定ブロック21が前記下板4に固定さ れ、前記固定ブロック21の上面には下部シャッタ20が収容される収容溝21 aが形成される。また、下板4に形成された長孔4aと同じ大きさの長孔21b が形成される。
【0023】 このとき、前記収容溝21aは、ガイド棒14の前進方向に下部シャッタ20 の移送量Lよりも長く形成しなければならない。
【0024】 前記の構成により1ステップずつ移送しながら、テストに適した温度でヒーテ ィングされたICモジュール1が保持されたキャリヤ5をホールディングして、 テストサイト100側に移送させる移送手段が図1に示すようにテストサイトの 移送経路22の直上部に取り付けられている。
【0025】 前記移送手段は、テストサイト100の移送経路22上に位置するキャリヤ5 の直上部に位置されたブラケット23間に空回転可能に設置されたボールねじ2 4と、前記ボールねじ24の両側に固定された一対のガイド棒25と、前記ボー ルねじ24に螺合されると同時に、ガイド棒25に挟まれて往復運動するスライ ダ26と、前記スライダ26の底面に固定されてスライダの移動に従いキャリヤ 5をテストサイト100側に押す押し板(push plate)27と、チャンバの外部に 露出したボールねじ24の一端に固定されてボールねじ24を回転させるステッ ピングモータ28と、から構成される。
【0026】 以下、本考案の一実施の形態によるICモジュールハンドラのチャンバの動作 について説明する。
【0027】 先ず、キャリヤ5に保持されたICモジュール1を所定のテスト温度に適する ようにヒーティングして、テストサイト100側に移送させる過程を説明する前 、キャリヤ5内にテストするICモジュール1を保持してチャンバの内部に移送 する過程を説明する。
【0028】 ピックアップ手段(図示せず)によりICモジュール1をキャリヤ5の内部に ローディングする地点において、キャリヤ5が水平状態に維持される。そして、 キャリヤ5内に取り付けられたロッキング部材(locking member)(図示せず)が 回動した状態で、ピックアップ手段によりホールディングされた複数個のICモ ジュール1が次第に移送されてキャリヤ5内に保持されると、ロッキング部材が 初期状態に還元されてICモジュール1の上面を押すので、キャリヤ5内にIC モジュール1をローディングする作業が完了する。
【0029】 このようにキャリヤ5内にテストする複数個のICモジュール1がローディン グされると、前記キャリヤ5はローテータ(rotator)により90°回動された状 態で、チャンバの引入口を通じて装着片6に形成された1番目の装着溝(引入口 の直下に位置されている)6a内に載せられる。
【0030】 このように、1個のキャリヤ5がローテータにより90°回動されて、1番面 に位置した装着溝6a内に載せられることをセンサ7が感知すれば、チャンバの 側壁に取り付けられたヒータ及びパンにより一定時間の間高温が伝達されるので 、キャリヤ5に保持されたICモジュール1がテスト条件で加熱され始める。
【0031】 前記1番目の装着溝6aに載せられたICモジュール1を加熱する間、ローテ ータは新しいキャリヤをホールディングするため初期状態に還元し、装着片6に 載せられたキャリヤ5は可動片9の上昇及び進退運動に従いテストサイト100 の移送経路側に1ステップ移送される。以下、その過程を添付した図3の(A) 乃至図4の(B)を用いて詳しく説明する。
【0032】 図3の(A)は、装着片の1番目装着溝内にキャリヤが載せられた状態図であ って、このような状態で昇降手段のシリンダ12が動作してロードを引っ張ると 、昇降板13とガイド棒14により連結された一対の可動片9が上死点まで上昇 されるので、装着片6の装着溝6a内に載せられたキャリヤ5が装着片6から分 離される。
【0033】 即ち、装着片6の装着溝6a内に載せられたキャリヤ5が可動片9に形成され た装着溝9a内に載せられた状態で上死点まで上昇するので、図3の(B)に示 すように、装着片6から分離される。このような動作は上下部シャッタ19,2 0にガイド棒14が昇降可能に嵌合されているので可能である。
【0034】 このように装着片6に載せられたキャリヤ5が可動片9により分離されると、 前記可動片9が可動片進退手段のステッピングモータ15の駆動に従い、図3の (B)の矢印方向に1ステップ移送される。即ち、ステッピングモータ15の駆 動でその動力がタイミングベルト18を通じて伝達されてボールねじ16が回転 すれば、ボールねじ16に装着板11が螺合されているため、昇降手段のシリン ダ12及び進退手段が同時に図3の(B)の矢印方向に移送される。
【0035】 このように装着板11が移送すれば、前記装着板11に嵌合されたガイド棒1 4も、やはり図3に示した一点鎖線のように移送される。このとき、下板4の上 面と底面に位置した上下部シャッタ19,20がガイド棒14に嵌られていて一 緒に移動するため、下板4に形成された長孔4aは上下部シャッタ19,20に より継続的に閉鎖状態を維持する。従って、可動片9に載せられたキャリヤ5は 、図4の(A)に示すように、装着片6に形成された2番目の装着溝6aの直上 部に位置する。
【0036】 そして、昇降手段のシリンダ12の再駆動で可動片9が下死点まで下降すると 、前記可動片9にのせられたキャリヤ5が図4の(B)に示すように装着片6に 形成された2番目の装着溝6a内に載せられるので、キャリヤ5の1ステップ移 送が完了する。
【0037】 上述のような動作によりキャリヤ5を1ステップ移送させてからは、可動片9 は進退手段のステッピングモータ15の駆動により初期状態である図3の(A) のように復帰され、前記可動片9の復帰は可動片9の下死点が装着片6に形成さ れた装着溝6aの上面よりも低いので可能である。
【0038】 このように引入口を通じてチャンバの内部に供給されたキャリヤ5を1ステッ プ移送させると、上述のようにローテータにより新しいキャリヤが引入口を通じ て供給されて、装着片6に形成された1番目の装着溝6a内に載せられる。この ような動作を同一に実行すれば、2個のキャリヤが同時にテストサイト100の 移送経路側に1ステップずつ移送される。
【0039】 継続される動作で最初に供給されたキャリヤ5がテストサイト100の移送経 路22上に供給されると、キャリヤをテストサイト100側に移送させるスライ ダ26が図1の実線のように位置されているため、スライダ26に固定された押 し板27がキャリヤ5の後方(図中左側)に位置する。即ち、キャリヤ5がテス トサイト100の移送経路22上に位置した状態で前記キャリヤ5に保持された ICモジュールはテスト条件に相応しくヒーティングされている。
【0040】 上述の動作でテストサイト100の移送経路22上にキャリヤ5が移送される と、移送経路22上に設置されたセンサ8がこれを感知して送出口のシャッタ( 図示せず)を開放すると共に、移送手段のステッピングモータ28の駆動でボー ルねじ24を回転させて、前記ボールねじ24に螺合されたスライダ26がガイ ド棒25に従い一点鎖線のようにテストサイト100側に移送される。
【0041】 このようにスライダ26の移動に従いキャリヤ5をテストサイト100側に移 送させ、前記スライダ26の復帰時には押し板27がキャリヤ5の後方に位置さ れるため、干渉が発生していない。
【0042】 上述のことは、ローテータによりチャンバの内部に供給された1個のキャリヤ 5を1ステップずつ順次移送しながら、テスト温度に相応しくヒーティングして テストサイト100側に移送させる過程を説明したのであって、チャンバ内にキ ャリヤ5が継続的に供給される限り、連続して動作することは理解可能なもので ある。
【0043】 本考案に係る他の実施の形態のICモジュールハンドラのチャンバについて、 図6乃至図11を用いて説明する。
【0044】 ICモジュールハンドラのチャンバにおいて、テストサイト100は、図6乃 至図11に示すように、密閉されてテストに適した温度を維持するチャンバ11 4内の下板115に具備されて、テストする複数個のICモジュールが保持され たキャリヤ5をチャンバ114の外部に移送させるキャリヤ移送制御手段と、テ ストのためキャリヤ5をソケットアセンブリ117側に進退運動の際にキャリヤ 5の移送を案内するキャリヤ移送案内手段と、テストの際にキャリヤ5をソケッ トアセンブリ117側に押すプッシング手段と、テスト完了の後でソケットアセ ンブリ117からキャリヤ5に保持されたICモジュール1を取出す取出手段と 、からなっている。
【0045】 前記キャリヤ移送制御手段は、図7、図8及び図11に示すように、チャンバ 114を構成する下板115にキャリヤ5の移送方向と同じ方向に移動可能に設 置された移送板118と、前記移送板118上に取り付けられてチャンバ114 の内部に移送されるキャリヤ5の移送を制御する固定ストッパ119と、前記キ ャリヤ5の引入側に軸120を中心に回動可能に設置されて、移送されたキャリ ヤ5の側面を支持する可動ストッパ121と、前記可動ストッパ121の一端に ヒンジ結合されるように移送板118の底面に設置されて、キャリヤ5がチャン バの内部に移送されるに従い前記可動ストッパ121を回動させるシリンダ12 2と、前記移送板118の底面に設置されて移送板118を水平移送させる駆動 部と、からなる。
【0046】 前記駆動部の駆動に従い載せられたキャリヤ5をチャンバの外部に移送する移 送板118は、図7の一点鎖線のようにチャンバの外部に最大限出ても、終端が チャンバ内で離脱されないようにその長さを充分に設定する。このように設定し た理由は、移送板118がチャンバの外部に出るに従い、チャンバの開口部(移 送板の移送通路)が発生され、このため発生された開口部を通じてチャンバ内の 高温が外部に漏れないようにするためである。
【0047】 前記チャンバ114の内部にキャリヤ5が移送されるに従い、可動ストッパ1 21を回動させてキャリヤ5の側面を支持するようにするシリンダ122のロー ドが軸120を中心に回動する可動ストッパ121の一端にピン123で結合さ れているので、シリンダ122の駆動の際にピン123が軸120を中心に円弧 を描きながら可変される。また、シリンダ122の他の一端も回動可能にピン1 24で結合されて、可動ストッパ121がピン123を中心に回動運動を可能に する。
【0048】 前記移送板118を移送させる駆動部の構成は、図7に示すように、チャンバ 114の下板にボールねじ125が空回転可能に設置され、前記ボールねじ12 5を回転させるためのモータ127が設置される。前記ボールねじ125及びモ ータ127の軸に固定されたプーリ128a,128b間にはモータ127の動 力をボールねじ125側に伝達するためのタイミングベルト129が巻取られて いる。
【0049】 前記モータ127の駆動に従い空回転するボールねじ125には移送板118 の底面に固定されたスライダ130が結合されて、前記モータ127の駆動でボ ールねじ125が回転すれば、移送板118がボールねじ125に沿って水平移 動する。
【0050】 前記駆動部は、図7で断面で示すように、チャンバ114の外部に延長されて 設置された“U”状の閉鎖板126で覆われていて、スライダ130によりチャ ンバ114の内外部が隔離される。このように隔離された理由は、テストの完了 後にキャリヤ5をチャンバ114の外部に移送させるために移送板118が外部 に出るに従い、チャンバ内の高温が外部に漏れないようにするためである。
【0051】 前記ボールねじ125に嵌られるスライダ130の両側に、図11に示すよう に、LMガイダ131に嵌られるガイドブロック132が固定され、前記ガイド ブロック132は同じ長さでなっている。このように同じ長さで形成する理由は 、ボールねじ125の回転で移送板118がガイドブロック132とLMガイダ 131により水平に移動するとき発生される摩擦抵抗などが均一に分布されるよ うにして、移送板118が安定に動作するようにするためである。
【0052】 そして、前記スライダ130は、その内部に貫通する通孔130aを形成して 、チャンバ114内に位置するシリンダ122と通孔130aとの間には耐熱性 チューブ133を連結し、チャンバ114の外側と通る他の一側の通孔には一般 チューブ134を連結するように構成される。その理由は、チャンバ114内に 取り付けられるシリンダ122を駆動するためには、シリンダ122に圧縮空気 供給用供給ラインを構成すべきであり、チャンバ114内の温度が高温であるた め、耐熱性チューブ133を使用するのである。
【0053】 しかし、前記耐熱性チューブ133は、高熱に良く耐える特性を有するが、変 形に脆いという問題点があって、供給ラインの全体を耐熱性チューブで適用する 場合、移送板118の水平移動の際に易しく切断されるため、高温の環境である チャンバ内部に位置するシリンダ122と通孔130a間には耐熱性チューブ1 33を連結し、チャンバ114の外部に位置する通孔には一般チューブ134を 適用する。この場合、チャンバ114内に位置する耐熱性チューブ133は、シ リンダ122と通孔130a間に連結されて、移送板118の水平移動の際にそ の長さ及び形状変形がほとんど起こらない。
【0054】 前記キャリヤ移送制御手段によりチャンバ114の内部に移送されて位置決定 されたキャリヤ5をソケットアセンブリ117側に移動の際に案内するキャリヤ 移送案内手段は、キャリヤ移送制御手段の移送板118にソケットアセンブリ1 17側に進退可能に設置された下部ガイダ135と、後面板136にソケットア センブリ117側に進退可能に設置された上部ガイダ137と、前記上下部ガイ ダの移送を案内するLMガイダ138,139と、からなる。
【0055】 そして、テストの際にキャリヤ5をソケットアセンブリ117側に押すプッシ ング手段は、前面板140に移送可能に結合された一対のガイド棒141と、前 記ガイド棒141の先端に設置されてガイド棒141が前進するに従い、キャリ ヤ5をソケットアセンブリ117側に押すプッシャ142と、前記チャンバ11 4の外側に位置するガイド棒141の他の一端に固定されて、ブラケット143 に空回転可能に設置されたボールねじ144に嵌られた支持ブロック145と、 前記ブラケット143に固設されてタイミングベルト146を通してボールねじ 144側に動力を伝達して、ボールねじ144を回転させるモータ147と、か らなる。
【0056】 前記モータ147の駆動に従う動力は、モータ軸とボールねじ144の一端に 固定されたプーリ148a,148bに巻き取られたタイミングベルト146に よりボールねじ144側に伝達される。
【0057】 前記モータ147の駆動でボールねじ144が回転するに従い、進退運動する ガイド棒141の先端にガイドレール149aを有する支持枠149が固定され 、前記支持枠149に形成されたガイドレール149aにはキャリヤ5をソケッ トアセンブリ117側に押すプッシャ142が着脱可能に装着される。その理由 は、前記キャリヤ5に保持されたICモジュール1の規格が異なって、プッシン グ距離が違ってしまう場合に、対応するプッシャ142を迅速に交替して使用で きるようにするためである。
【0058】 前記支持枠149のガイドレール149aに装着されたプッシャ142は、動 作の際にボルトなどのような別途の支持手段(図示せず)により支持枠149か ら離脱されないようにする。
【0059】 テストの完了後にソケットアセンブリ117からキャリヤ5に保持されたIC モジュール1を取出するICモジュール取出手段は、キャリヤ移送案内手段の上 部ガイダ137の両側に固定されてプッシング手段の復元の際にプッシャ142 の上端に係止されて、上部ガイダ137に案内されたキャリヤ5の上部をソケッ トアセンブリ117の反対方向に引っ張れるようにする上部係止レバー150と 、プッシング手段の支持枠149の下部中心部に長く固定されて、先端が下部ガ イダ135に形成された凹溝135a内に係止されてプッシング手段の復元の際 に下部ガイダ135に案内されてあったキャリヤ5の下部をソケットアセンブリ 117の反対方向に引っ張れるように下部係止レバー151と、からなる。
【0060】 以下、このように構成されたICモジュールハンドラのチャンバのテストサイ トの作動関係を説明する。
【0061】 先ず、図7で一点鎖線で示したように、ICモジュール1が保持されたキャリ ヤ5がヒーティングチャンバ内に位置され、チャンバ114内にはキャリヤ5が ない場合は、可動ストッパ121が下部ガイダ135の上面よりも低い地点に位 置するように、軸120を中心に反時計方向に回動した状態を維持している。こ のような状態で引入側シャッタ(図示せず)が開けられ、モータ28の駆動に従 いボールねじ24が回転して、押し板27が固定されたスライダ26を図中で右 側に移動させれば、前記キャリヤ5は押し板27によりチャンバ114側に移送 される。このような動作の際にキャリヤ5はチャンバ114内に位置した案内手 段の上下部ガイダ135,137に案内されて安定した状態に移送される。
【0062】 このようにキャリヤ5がチャンバ114の内部に移送されて、先端が下部ガイ ダ135により固定された固定ストッパ119に係止されて移送が制御されると 、押し板27が固定されたスライダ26が初期状態に復帰されると共に、引入側 のシャッタが閉じてチャンバ114を閉鎖する。前記チャンバ114の内部にテ ストするICモジュール1が保持されたキャリヤ5が移送されてからは、移送板 118の下部に取り付けられたシリンダ122の内部に圧縮空気が供給されるの で、圧縮空気は一般チューブ134−スライダ130に形成された通孔130a −耐熱性チューブ133を通ってシリンダ122の内部に供給されて、シリンダ 122が駆動してロードを押す。
【0063】 前記シリンダロードの前進で可動ストッパ121が軸120を中心に時計方向 に回動してキャリヤ5の側壁に密着されると、上下部ガイダ135,137に嵌 られたキャリヤ5は動かない。
【0064】 次いで、図9のような状態において、プッシング手段のモータ147が駆動し て前記モータ147の駆動力をタイミングベルト146を通してボールねじ14 4に伝達してボールねじ144を空回転させれば、前記ボールねじ144に嵌ら れた支持ブロック145が図面上で左側に前進する。このように支持ブロック1 45が図面上で左側に前進すれば、前記支持ブロック145にガイド棒141で 固定された支持枠149が一緒に前進する。それで、前記支持枠149のガイド レール149aに装着されたプッシャ142がキャリヤ5に保持されたICモジ ュール1をソケットアセンブリ117側に押す。
【0065】 従って、キャリヤ5に保持されたICモジュール1が、図9及び図10に示す ように、ソケットアセンブリ117に装着されたテストソケット154内に差し 込まれたテスタ(図示せず)と電気的に通じるため、設定した時間の間ICモジ ュール1のテストが行われるようになる。
【0066】 このようにプッシャ142の前進でキャリヤ5がソケットアセンブリ117側 に前進の際に、前記キャリヤ5は上下部ガイダ135,137に取り付けられた LMガイダ138,139により一層安定的に移動する。
【0067】 設定した所定時間の間テストが実施されてからは、プッシング手段がモータ初 期状態に還元され、前記プッシング手段が初期状態に復帰の際にテストソケット 154に差し込まれたICモジュール1は、取出手段によりソケットアセンブリ 117から分離される。
【0068】 モータ147の逆駆動で図9における右側に移動したプッシャ142が復元す れば、支持枠149に固定されて下部ガイダ135の凹溝135a内に嵌られた 下部係止レバー151及びプッシャ142の後面に接続する上部係止レバー15 0により上下部ガイダ135,137が同時に引っ張れるので、前記上下部ガイ ダ135,137に載せられたキャリヤ5がプッシング手段のプッシャ142と 共に後退する。従って、ソケットアセンブリ117のテストソケット154に差 し込まれたICモジュール1が取出される。
【0069】 このようなテストの動作の際、キャリヤ5に16個のICモジュール1が保持 され、ソケットアセンブリ117には4個のテストソケット154が装着される と仮定すれば、プッシング手段及び取出手段によりキャリヤ5が1回目の進退運 動のときに1,5,9,13列に位置したICモジュール1のテストが実施され る。
【0070】 次いで、移送板118を図7における右側に1ステップ(キャリヤに保持され たICモジュールとICモジュールの間隔)移送させた後、2回目の進退運動の 時には2,6,10,14列、そして3回目の進退運動の時には3,7,11, 15列、最終回目の進退運動のときには4,8,12,16列のテストが順次実 施される。
【0071】 このように移送板118を1ステップずつ移送させる距離は、キャリヤ5に保 持されたICモジュール1の個数及びソケットアセンブリ117に装着されたテ ストソケット154の個数に従い決定される。
【0072】 1ステップずつ移送されながら反復されるキャリヤ5の進退運動でキャリヤ5 に保持されたICモジュール1のテストが全部完了してからは、前記キャリヤ5 をチャンバ114の外部に引き出さなければならない。
【0073】 このため、キャリヤ移送制御手段の駆動部のモータ127が駆動してボールね じ125を回転させると、前記ボールねじ125には移送板118の底面に固定 したスライダ130が嵌られているので、前記移送板118は図7における右側 に移動してチャンバ114から取出されて、図6の右側に示した一点鎖線のよう に位置する。上述の動作の前に引出側シャッタ155が開けられるようになる。
【0074】 このようにモータ127の駆動でキャリヤ5がチャンバ114の外側に完全に 取出されても、移送板118の一部がチャンバ114内に位置するように設計さ れているので、移送板118の移送通路を通じてチャンバ114内の高温が漏れ ないようになる。
【0075】 一方、前記動作に従い移送板118がチャンバ114の外側に取出されても、 駆動部を閉鎖板126が覆っており、前記閉鎖板126の内部でスライダ130 が移動するので、チャンバ114内部と外部を移送する移送板118の下部を通 してもチャンバ114内の高温が漏れないようになる。
【0076】 このようにテストの完了したICモジュール1が保持されたキャリヤ5をチャ ンバ114の外部に引き出してからは、シリンダ122を再び駆動して前記キャ リヤ5の側面を支持している可動ストッパ121を回動させると共に、別のロー テータにより下部ガイダ135に載せられたキャリヤ5を引き出した後、キャリ ヤ5に保持されたICモジュール1をテスト結果に従いに分類する。
【0077】 前記下部ガイダ135に載せられたキャリヤ5をローテータが引き出してから は、前記移送板118は初期状態のように駆動部の再駆動でチャンバ114の内 部に移送されると共に、引出側シャッタ155が閉じられ引入側シャッタは開け られることにより、テスト条件で加熱されたICモジュールが新しいキャリヤが チャンバ内部に供給されて、継続してICモジュールのテストが可能になる。
【0078】
【考案の効果】
以上説明したように本考案は、テスト条件で加熱したチャンバ内でICモジュ ールが保持されたキャリヤを1ステップずつ移送させながらヒーティングしてか らテストサイト側に移送させるので、生産の完了したICモジュールを実際製品 に装着して動作の際に発熱される条件でテストすることができ、更にはテストの 完了した製品の信頼性を一層向上させることができる。
【0079】 また、複数個のICモジュールを同時にテストソケットに差し込んでテストを 実施するので、テストサイト内でのICモジュールのローディング及びアンロー ディングによるサイクルタイム(cycle time)を最小化できるし、高価装備のハン ドラの単位時間当たり生産性を向上させることができる。
【0080】 さらに、ソケットアセンブリがチャンバの後面板に着脱可能に垂直状態で設置 されるので、ソケットアセンブリの交替のために用いられた従来のマニピュレー タを使用できるし、ソケットアセンブリの迅速な交替作業をすることができる。
【提出日】平成13年4月26日(2001.4.26)
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】削除
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施の形態に係るICモジュー
ルハンドラのチャンバを示した図である。
【図2】(A)は図1の底面斜視図であり、(B)は図
1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】(A)は装着片の1番目の装着溝内にキャリヤ
が載せられた状態を示した図であり、(B)は可動片が
上死点まで上昇してキャリヤが装着片から分離した状態
を示した図である。
【図4】(A)は可動片が1ステップずつ移送した状態
を示した図であり、(B)は可動片が下死点まで下降し
て1ステップずつ移送したキャリヤが装着片に載せられ
た状態を示した図である。
【図5】図3の(A)の左側面図である。
【図6】本考案の他の実施の形態に係るICモジュール
ハンドラのチャンバのテストサイトを示した斜視図であ
る。
【図7】図6のB−B線に沿った断面図である。
【図8】図7の平面図である。
【図9】ICモジュールが保持されたキャリヤがテスト
サイトに移送された初期状態を示すための図6のC−C
線に沿った断面図であ図である。
【図10】プッシャによりキャリヤがテストソケット側
に移送された状態を示すための図6のC−C線に沿った
断面図である。
【図11】キャリヤ移送制御手段を示した正面図であ
る。
【図12】一般のICモジュールを示した正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ICモジュール 4,115 下板 4a 長孔 5 キャリヤ 6 装着片 6a,9a 装着溝 9 可動片 11 装着板 12,122 シリンダ 13 昇降板 14,25,141 ガイド棒 15,28 ステッピングモータ 16,24,125,144 ボールねじ 17a,17b,128a,128b プーリ 18,129,146 タイミングベルト 19 下部シャッタ 20 下部シャッタ 21 固定ブロック 21a 収容溝 22 移送経路 23 ブラケット 26,130 スライダ 27 押し板 100 テストサイト 114 チャンバ 117 ソケットアセンブリ 118 移送板 119 固定ストッパ 120 軸 121 可動ストッパ 126 閉鎖板 127,147 モータ 130a 通孔 131,138,139 LMガイダ 132 ガイドブロック 133 耐熱性チューブ 134 一般チューブ 135 下部ガイダ 136 後面板 137 上部ガイダ 140 前面板 142 プッシャ 145 支持ブロック 149 支持枠 149a ガイドレール 150 上部係止レバー 151 下部係止レバー 154 テストソケット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成13年4月26日(2001.4.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項3
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 チャン・ホ・パーク 大韓民国、チューンナム、アサン−シ、ウ ンボン−ミュン、サンドン−リ、サミル・ アパートメント 104−407 (72)考案者 ヨン・ソー・ムーン 大韓民国、チューンブク、チュンウォン− グン、カングウェ−ミュン、ジュンジュン 3−グ、557−10 (72)考案者 ユン・ヒョン・ソン 大韓民国、ソウル、セオデムン−グ、ユン ヒ 2−ドン、195−11(3/8) (72)考案者 ク・キョン・キム 大韓民国、ソウル、ソチョー−グ、ヤンジ ェ−ドン、112−2 ハンスビラ 104

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チャンバの下板に取り付けられ、その上
    面には、複数個のICモジュールを保持するキャリヤを
    複数載せるための複数個の装着溝が形成された装着片
    と、 前記装着片の所定部分に位置し、下死点が装着片の上面
    よりもさらに低く取り付けられ、その上面には装着片に
    形成された装着溝の間隔と同じ装着溝が形成されて昇降
    及び進退運動をする可動片と、 前記可動片の上面が装着片の上面よりも高く及び低くな
    るように前記可動片を上昇及び下降させる昇降手段と、 前記可動片を装着片に形成された装着溝間の間隔である
    1ピッチだけずつ進退運動させる可動片進退手段と、 ICモジュールがテスト条件でヒーティングされて、テ
    ストサイトの移送経路上に位置したキャリヤをホールデ
    ィングしてテストサイト側に移送させる移送手段と、 を備え、 前記昇降手段は、 装着板の底面に固定されるシリンダと、 前記シリンダのロードに固定された昇降板と、 前記装着板を貫通して昇降板と可動片との間に固定され
    た複数個のガイド棒とで成され、 前記可動片進退手段は、 装着板に固定されたステッピングモータと、 前記チャンバの下板と装着板との間に空回転可能に結合
    されたボールねじと、 前記ステッピングモータの軸とボールねじに固定したプ
    ーリに巻き取られて、ステッピングモータの動力をボー
    ルねじに伝達するタイミングベルトとで成され、 前記移送手段は、 テストサイトの移送経路上に位置するキャリヤの直上部
    に位置したブラケット間に空回転可能に設置されたボー
    ルねじと、 前記ボールねじの両側に固定された一対のガイド棒と、 前記ボールねじに螺合されると同時に、ガイド棒に嵌ら
    れて往復運動するスライダと、 前記スライダの底面に固定されてスライダの移動に従い
    キャリヤをテストサイト側に押す押し板と、 チャンバの外部に露出したボールねじの一端に固定され
    てボールねじを回転させるステッピングモータとで成さ
    れることを特徴とするICモジュールハンドラのチャン
    バ。
  2. 【請求項2】 前記可動片は、その下部に下板が取り付
    けられ、前記下板の上面と下面にはガイド棒が貫通する
    ように嵌られた上下部シャッタが取り付けられて、前記
    ガイド棒と一緒に進退運動できるように成され、 前記下板には、下部シャッタの離脱を防止するための固
    定ブロックが取り付けられることを特徴とする請求項1
    に記載のICモジュールハンドラのチャンバ。
  3. 【請求項3】 密閉されてテストに適した温度を維持す
    るチャンバと、 前記チャンバの下板に取り付けられて、複数個のICモ
    ジュールが垂直状態に保持されたキャリヤが前記チャン
    バの内部に移送されるに従い前記キャリヤの位置を決定
    すると共に、テストの完了したキャリヤを前記チャンバ
    の外部に移送するキャリヤ移送制御手段と、 前記チャンバの後面板及びキャリヤ移送制御手段の上面
    に設置されて、前記キャリヤの両側面をガイドし、又、
    ソケットアセンブリ側へ移送するときにキャリヤの移送
    を案内するキャリヤ移送案内手段と、 前記チャンバの前面板に取り付けられて、前記キャリヤ
    移送案内手段に位置したキャリヤをソケットアセンブリ
    側に押して、前記キャリヤに保持されたICモジュール
    が前記ソケットアセンブリのテストソケットと電気的に
    通じるようにするプッシング手段と、 前記キャリヤ移送案内手段及びプッシング手段に取り付
    けられて、前記プッシング手段の逆駆動で初期位置に復
    帰するに際して、ソケットアセンブリのテストソケット
    に差し込まれたICモジュールを取出すICモジュール
    取出手段と、 を備え、 前記キャリヤ移送制御手段は、 移送板と、 該移送板上に取り付けられてチャンバの内部に移送され
    るキャリヤの移送を制御する固定ストッパと、 前記キャリヤの引入側に軸を中心に回動可能に設置され
    て、移送されてきたキャリヤを支持する可動ストッパ
    と、 前記可動ストッパの一端にヒンジ結合されるように前記
    移送板に設置されて、前記可動ストッパを回動させるシ
    リンダと、 前記移送板の底面に設置されて前記移送板を水平移動さ
    せる駆動部とで成され、 前記キャリヤ移送案内手段は、 前記キャリヤ移送制御手段にソケットアセンブリ側に進
    退可能に取り付けられた下部ガイダと、 前記後面板にソケットアセンブリ側に進退可能に設置さ
    れた上部ガイダと、 前記上下部ガイダの移送を案内するLM(Linear Motio
    n)ガイダとで成され、 前記プッシング手段は、 一対のガイド棒と、 該ガイド棒が前進するに従い、キャリヤをソケットアセ
    ンブリ側に押すプッシャと、 ブラケットに空回転可能に設置されたボールねじに嵌ら
    れた支持ブロックと、 前記ブラケットに固設されてタイミングベルトを通して
    ボールねじ側に動力を伝達してボールねじを回転させる
    モータとで成され、 前記ICモジュール取出手段は、 上部ガイダの両側に固定された上部係止レバーと、 前記プッシング手段の下部に固定された下部係止レバー
    とで成されることを特徴とするICモジュールハンドラ
    のチャンバ。
  4. 【請求項4】 前記キャリヤ移送制御手段の駆動部は、 下板の下部に空回転可能に設置されたボールねじと、 前記ボールねじを覆っている閉鎖板の底部に設置され
    て、ボールねじに固定されたプーリにタイミングベルト
    を通して動力を伝達するモータと、 前記移送板の底面に固定されて、前記ボールねじに結合
    されたスライダと、 で成されることを特徴とする請求項3に記載のICモジ
    ュールハンドラのチャンバ。
  5. 【請求項5】 前記スライダは、その両側にLM(Line
    ar Motion)ガイダに嵌られるガイドブロックが固設さ
    れ、その内側に通孔を形成して、チャンバ内に位置する
    シリンダと通孔間に耐熱性チューブを連結し、チャンバ
    の外側に通る他側の通孔には一般チューブを連結するよ
    うに成されることを特徴とする請求項4に記載のICモ
    ジュールハンドラのチャンバ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN113637576A (zh) * 2021-08-16 2021-11-12 通用生物系统(安徽)有限公司 一种用于药用核酸生产的控温纯化仪

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