JP3079840U - 椅 子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 椅子に機能を設け、身の回りの物をみじかに
置くことができ、座る者にとって、リラックスでき、使
い勝手もよい椅子を開発し、提供するものである。 【解決手段】 脚部（２）にキャスター（３）を有する
椅子本体（１）において、座部（４）と背部（５）とを
一体に設け、座部（４）の下に支柱（６）を介して基板
（７）を設け、座部と基板の間に収納スペース（Ｘ）を
形成し、基板（７）と脚部（２）とを、回転手段（８）
を介して回転可能にしたことを特徴とする椅子。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

この考案は、椅子に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、客に対して椅子を必要とする店舗等においては、客の携帯した荷物を一 時預かったり、収納・保管するスペースを必要としており、また、帰り際には、 その荷物を、再び返したりその作業が煩雑であると共に、荷物の収納場所を必要 とするものである。

【０００３】 また、椅子自体も、一定の姿勢で長時間座り続けることは苦痛であり、座り心 地がよい椅子が期待さるものである。

【０００４】 さらに、椅子に座ったままの姿勢での移動は不可能であり、また、掃除の際に も、一々椅子を持ち上げて移動させてから、椅子の下を掃除することは、大変煩 雑であり、楽に移動できる椅子が要求される。

【０００５】

【考案が解決しようとする課題】

そこでこの考案は、上記のすべての欠点を除去し、椅子に機能を設け、身の回 りの物をみじかに置くことができ、座る者にとって、リラックスでき、使い勝手 もよい椅子を開発し、提供するものである。

【０００６】

【課題を解決するための手段】

この考案は、座と背が一体に回転可能に設け、かつ、座の下に収納スペースを 形成し、椅子全体がキャスターで移動可能としたことを特徴とする椅子である。

【０００７】

【考案の実施の形態】

そこで、この考案の一実施例を図１に従って説明すると、脚部（２）にキャス ター（３）を有する椅子本体（１）において、座部（４）と背部（５）とを一体 に設け、座部（４）の下に支柱（６）を介して基板（７）を設け、座部と基板の 間に収納スペース（Ｘ）を形成し、基板（７）と脚部（２）とを、回転手段（８ ）を介して回転可能にしたことを特徴とする椅子から構成される。

【０００８】 また、実施例ではキャスター（３）は、脚部（２）に設けられたものを示した が、収納スペース（Ｘ）の基板（７）に設けられていてもよい。

【０００９】 さらに、座部（４）の下に位置する支柱（６）は、独立したものでもよく、一 部が背部（５）から連続するものでもよい。

【００１０】 そして、回転手段（８）の一例とは、脚部（２）上部と、収納スペース（Ｘ） の基板（７）との間に、上下ドーナツ状の凹部を有し、該凹部にベアリング玉を 挿入したものであり、水平方向に旋回するよう構成したものを示したが他の手段 であってもよいものである。

【００１１】

【考案の効果】

この考案によると、座と背が一体で回転するため、簡単に向きが変わり、立ち 座りが楽にでき、座の下には収納スペースを設けるため、身の回りの物を他人の 邪魔にならず、手の届くところで保管することができ、キャスターを設けるため 、座った状態で移動でき、また掃除の際に自由に移動が可能である等極めて有効 なる効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の一実施例を示す正面図である。

【図２】この考案の一実施例を示す背面図である。

【図３】この考案の一実施例を示す平面図である。

【図４】この考案の一実施例を示す底面図である。

【図５】この考案の一実施例を示す右側面図である。

【符号の説明】

１ 椅子本体 ２ 脚部 ３ キャスター ４ 座部 ５ 背部 ６ 支柱 ７ 基板 ８ 回転手段 Ｘ 収納スペース

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 脚部（２）にキャスター（３）を有する
   椅子本体（１）において、座部（４）と背部（５）とを
   一体に設け、座部（４）の下に支柱（６）を介して基板
   （７）を設け、座部と基板の間に収納スペース（Ｘ）を
   形成し、基板（７）と脚部（２）とを、回転手段（８）
   を介して回転可能にしたことを特徴とする椅子。