JP3072488U - 椅 子 - Google Patents

椅 子

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JP3072488U
JP3072488U JP2000002401U JP2000002401U JP3072488U JP 3072488 U JP3072488 U JP 3072488U JP 2000002401 U JP2000002401 U JP 2000002401U JP 2000002401 U JP2000002401 U JP 2000002401U JP 3072488 U JP3072488 U JP 3072488U
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Japan
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seat
horizontal arm
chair
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JP2000002401U
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清見 石川
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清 有限会社
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  • Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 主に玄関先に設置され、下駄箱の下の空間に
収納され、必要に応じて容易に取り出せる椅子であっ
て、出し入れの際の操作性に優れ、安定した座位を得ら
れる椅子を提供する。 【解決手段】 固定軸1の下端部を床面5に固定する。
固定軸1の頂部に水平アーム2の一端を回動自在に軸支
する。水平アーム2の他端に座部4を載置する。座部4
の底面に支軸3を固定する。支軸3は、水平アーム2先
端の支軸筒31の中で上下動し、使用者が座部4に座る
と、その体重により支軸3の下端部のパッド32が床面
5に接地する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する分野】
本考案は、主に下駄箱の下にある空間内に収納可能で、靴を履くときに腰掛け るための椅子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
室内との出入りにあたって玄関などの出入り口で靴を着脱する習慣は、日本特 有のものである。下駄箱から靴を取り出して履くにあたっては、腰を屈めて履く わけであるが、この姿勢は決して楽とは言えない。特に革靴や運動靴といった紐 靴であった場合、紐を調整して結ぶまでこの姿勢を続けなくてはいけない。腰痛 を持つ人や、高齢または身体が不自由な人たちにとっては苦痛であり、ややもす ると危険が伴うことになる。
【0003】 そこで、玄関先の室内床面に腰を下ろして靴を履くと、少しは楽である。しか しながら、室内床面と玄関床面とは僅か20〜30cm程度であり、人によって はこれもまた楽な姿勢とは言えない。特に近年、高齢者や障害者などを対象とし たバリアフリーといわれる住宅にあっては、さらに室内床面が低く10cm程度 の住宅も増えてきている。そのような住宅ではその室内床面への腰の上げ下ろし はかえって大変である。 そのため、理想的な高さの椅子があると安定して座った状態で靴を履くことが できる。しかしながら、玄関先に常に椅子を置いておくと、スペースを取り邪魔 になるだけでなく、決して見栄がいいとは言いがたい。
【0004】 また、来訪者があり、書類の作成等の作業をする必要が生じた場合、室内に誰 彼かまわず招き入れることは昨今の治安面を考慮するとセキュリティー上望まし くないため、室内床面に中途半端な姿勢で座り作業をせざるを得ない。そのよう な際は、取り出せる簡易的な椅子と机があると非常に便利なのは言うまでもない 。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記問題に鑑みなされたもので、主に玄関先に設置され、下駄箱の下 の空間に収納され、必要に応じて容易に取り出せる椅子であって、出し入れの際 の操作性に優れ、安定した座位を得られる椅子を提供することを目的としている 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、椅子を、一端が回動自在に軸支された水平アームと、該水平アーム の回動角度を制御する角度制御手段と、前記水平アームの他端に載置された座部 と、該座部の底面に垂直に固定された支軸と、前記水平アームと前記座部との間 に介在して設けられたスプリングとからなり、該スプリングの伸縮により前記座 部および前記支軸が上下動することにより、前記支軸の下端部が床面と着脱する ように設けたものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
本考案においては、主に玄関等に常設し、不必要のときは下駄箱の下などの空 間に収納されており、使用するときのみに取り出してすぐに座ることができる椅 子であって、玄関の床面に頑強に固定され、立設された固定軸を軸として回動す る水平アームの自由端に座部を載置する。この座部に座った際の重さを水平アー ムで支えるのではなく、座部の底面に更に支軸を取り付け、支軸が上下動するよ うに設けて、その下端部が床面に接地することにより座った人の体重を支えるも のである。
【0008】 また、支軸の下端を所定位置で保持し、これにより水平アームが回動しないよ うにしている。これによって動かない安定した踏み台とすることもできる。近年 の住宅の下駄箱は、その多くが上部の高い位置にも収納室があり、直接には手が 届かない。したがって、このような踏み台を持ってすれば、物の出し入れも容易 になる上、専用の踏み台も必要としない。
【0009】
【実施例】
実施例1 図1は実施例1の椅子を示す斜視図、図2は椅子の構造を示す部分断面側面図 、図3は回動制御構造を示す分解部分斜視図である。 図1に示すように、下端部が床面5に固定されていて、垂直に立設された固定 軸1と、固定軸1の頂部に一端が回動自在に軸支された水平アーム2と、水平ア ーム2の他端に載置された座部4と、座部4の底面に垂直に固定された支軸3と から構成されている。
【0010】 図2に示すように、支軸3は、水平アーム2の先端に固定された支軸筒31の 中に挿入して上下動するものであって、支軸筒31の頂部と座部4の底面との間 にはスプリング41が介在しており、スプリング41の伸縮により支軸3が支軸 筒31内を上下摺動する。これにより、使用者が座部4に座ると、その体重によ り支軸3の下端部のパッド32が床面5に接地するように設けられている。
【0011】 支軸3の上部側面には縦溝33が形成されており、先端がこの縦溝33の中に 入るボルト34が支軸筒31の上部に螺合して固定される。使用者が着座して支 軸3が下がる際は、ボルト34の先端が縦溝33の中に入った状態で動く。しか しながら水平方向では縦溝33が動かないため、座部4は回転しないように設け られている。
【0012】 固定軸1は固定部11と回転部13とからなり、それぞれの端部には連結材1 2、14がネジ止めで固定されている。図3に示すように、連結材12は嵌合棒 12aと半円柱状の制御体12bとからなり、連結材14は嵌合孔14aと四半 円柱状の制御体14bとからなる。したがって、嵌合棒12aを嵌合孔14aに 嵌合させることにより固定部11と回転部13とは連結され、制御体12bと制 御体14bとが互いに接離することにより、水平アーム2は約90度の角度で回 動が制御される。この回動角度制御は、椅子を取り出すにあたって、玄関の床面 5にあたらないようにする、または履物を置く位置まで行かないようにするため のものである。また、収納にあたっては、座部4が下駄箱側の壁面に衝突しない ように制御している。 尚、上記とは上下逆に連結材12、14を取り付けることにより、水平アーム 2の回動方向を90度変化させることができる。
【0013】 さらに、図1に示すように床面5には嵌合穴51が形成されており、支軸3の パッド32が嵌合するように設けられており、強く押し付けることにより嵌合す るため、この位置で固定された状態となる。したがって固定台となるため、その 上に立ち上がって高い位置の物入れへ手を伸ばすことも可能である。また、この 際、上記した縦溝33とボルト34により座部4の回転はしないため安定してい る。
【0014】
【考案の効果】
本考案は以上のように構成したので、主に玄関先に設置された椅子として使用 するにあたり、次に上げる効果を得られる。 (1)下駄箱の下の空間に収納することができ、出し入れの際の操作性に優れ、必 要に応じて容易に取り出せる。 (2) 取り出して着席するに十分な安定した座位を得られるとともに、固定手段を もって踏み台としても使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1の椅子を示す斜視図である。
【図2】実施例1の椅子の構造を示す部分断面側面図で
ある。
【図3】回動制御構造を示す分解部分斜視図
【符号の説明】
1………固定軸 2………水平アーム 3………支軸 31……支軸筒 32……パッド 33……縦溝 34……ボルト 4………座部 41……スプリング 5………床面 51……嵌合穴

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が回動自在に軸支された水平アーム
    と、該水平アームの回動角度を制御する角度制御手段
    と、前記水平アームの他端に載置された座部と、該座部
    の底面に垂直に固定された支軸と、前記水平アームと前
    記座部との間に介在して設けられたスプリングとからな
    り、該スプリングの伸縮により前記座部および前記支軸
    が上下動することにより、前記支軸の下端部が床面と着
    脱するように設けたことを特徴とする椅子。
  2. 【請求項2】 座部が所定の位置なるまで水平アームが
    回動した際に、該水平アームが回動しないようにする固
    定手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の椅子。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100897709B1 (ko) * 2007-08-14 2009-05-15 정우영 삼발이 회전의자와 이의 제작방법
JP2017070439A (ja) * 2015-10-06 2017-04-13 パナソニックIpマネジメント株式会社 動作支援補助具

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