JPH10215980A - テーブル付ソファ - Google Patents

テーブル付ソファ

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JPH10215980A
JPH10215980A JP2030597A JP2030597A JPH10215980A JP H10215980 A JPH10215980 A JP H10215980A JP 2030597 A JP2030597 A JP 2030597A JP 2030597 A JP2030597 A JP 2030597A JP H10215980 A JPH10215980 A JP H10215980A
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seat
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Tomokazu Murakami
智一 村上
Nobuyuki Ueda
伸行 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】機動性を有しつつも、テーブルをソファ本体に
対し種々の位置に配置可能であり、使用勝手に優れたテ
ーブル付ソファを得る。 【解決手段】ソファ本体1にテーブル2を一体的に設け
るにあたり、座13の背もたれ側の長辺13bの略中央
付近に基端4aを枢支させ回動端4bを座の反背もたれ
側の長辺13aに向けてアーム4を延出させ、このアー
ム4の回動端4bにテーブル2を支承させる。そして、
テーブル2を、座13の傍らにあってその使用縁2aが
背もたれ14に略正対する使用位置と、座13の上方に
あってその使用縁2aが背もたれ14に略直交する使用
位置との間で水平旋回可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サテライト的に設
けられた駐在用のオフィス等において使用される背もた
れ付のソファに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、営業駐在用の小オフィスを設置す
る会社が次第に増えている。すなわち、本社オフィスか
ら出張した営業員が出先の最寄の小オフィスに立ち寄
り、報告書等の比較的簡単なデータ入力を行なったり、
打合わせまで待機したり、仮眠をとったりする場合等に
使い勝手がよいものである。
【0003】ところで、このような仮設的なオフィス
は、種々多様な者が入れ替わり立ち代わり利用するもの
であり、特定の者が長時間着座して執務を行なう性質の
ものではない。したがって、室内にはソファやテーブル
程度の家具を置いておけば十分であり、オフィスの機動
性低下を招かないためにはかえって執務用の机等は極力
置かない方がよい場合が少なくない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来こ
のような観点でソファとテーブルとをユニット的に組み
合わせたようなものはない。したがって、実際にソファ
に着座し、周辺にあるテーブルを引き寄せて簡単なパソ
コン入力作業等を行なおうとすると、高さが全く見当違
いであったり、脚が邪魔になってテーブルを十分にソフ
ァに近づけることができなかったりと、不便極まりない
状況になることの方が多い。さらには、ソファとテーブ
ルが別体であるため、それらの移動が逐一面倒であった
り場所をとるといった不具合もあった。また、この種の
テーブルに配置の自在性を考慮してキャスタが使用され
ている場合であると、テーブルに荷重がかかった場合に
テーブルが不慮に移動してしまうことがあり、作業がし
難いばかりか、テーブル上の物品が落下する不具合等も
生じ易いものとなる。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために、本発明は、ソファ本体にテーブルを一体的に設
けた従来にない画期的なテーブル付ソファであって、テ
ーブルをソファ本体の反背もたれ側に沿って略平行に水
平移動可能に支承させるとともに、テーブル自体を、座
の傍らにあってその使用縁が背もたれに略正対する使用
位置と座の上方にあってその使用縁が背もたれに対して
一定の角度を有する使用位置との間で水平旋回可能に支
持させることにより、機動性を重視しつつも、テーブル
をソファ本体に対し種々の位置に配置可能にしてその使
い勝手を優れたものにすべく図ったものである。
【0006】
【発明の実施の形態】すなわち、本発明は、脚と、脚に
支持された平面視長方形状をなす座と、座の一方の長辺
に沿って配設した背もたれとを備えたソファ本体に、テ
ーブルを一体的に設けたテーブル付ソファであって、座
の背もたれ側の長辺の略中央付近に基端を枢支させ回動
端を座の反背もたれ側の長辺に向けて延出させたアーム
と、このアームの回動端に支承させたテーブルとを具備
してなり、テーブルが、座の傍らにあってその使用縁が
背もたれに略正対する使用位置と、座の上方にあってそ
の使用縁が背もたれに対して一定の角度を有する使用位
置との間で水平旋回可能とされていることを特徴とする
ものである。なお本発明によるテーブル付ソファとは、
単独での使用を旨とするもの、例えば座の長辺と短辺と
を略等しくさせたもの等も含むものである。
【0007】テーブルを水平旋回可能に支持し、かつ座
の上方へのオーバーハング量を無理なく大きくするため
には、アームの回動端に支承体を立設し、この支承体に
テーブルの中央から偏心した位置を水平回動可能に支承
させる構造や、アームの回動端に、上側方に湾曲ないし
屈曲させてなる支承体を回動可能に立設し、この支承体
にテーブルを支持させる構造が挙げられる。
【0008】アームの回動を滑らかにするとともにアー
ムにテーブルを支持させるための負荷をかけないように
するには、床面に対し滑動自在な滑動体に支承体の下端
部を支持させたものが望ましい。この滑動体の具体的で
簡単な実施態様としては、床面に転接するキャスタが考
えられる。
【0009】無理なくソファ本体の強度を高めつつも、
外観上の見栄えを良好に保ってアームの枢支を行なうに
は、座の背もたれ側の長辺の略中央付近に脚を配設し、
この脚の下部においてアームの基端を枢支させたものが
よい。ソファ本体も床面上を自在に移動させるには、各
脚の下端部にキャスタを設けたものが好適である。
【0010】使用者が、座上に横向けに足を伸ばして座
った際に、よりリラックスした姿勢をとれるようにする
には、座の短辺のいずれか、若しくは両短辺に沿って補
助背もたれを配設したものが好ましい。テーブルの回動
が軽すぎてテーブルの固定を行ないにくいといった不具
合を解消するには、テーブルの回動を段階的に行なわせ
るクリックストップ機構を設けたものが考えられる。
【0011】使用者が、例えばテーブルを回動させ起立
しようとした時などにテーブルを必要以上に回動させ
て、テーブル上の物品を落下させる等の可能性を低減す
るには、テーブルが所定角度内でのみ回動するようにス
トッパを設けたものが望ましい。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1〜図8を参照し
て説明する。本実施例によるテーブル付ソファは、図1
に示すように、脚12と、脚12に支持され平面視長方
形状をなす座13と、座13の一方の長辺13bに沿っ
て配設した背もたれ14および一方の短辺13cに沿っ
て配設した補助背もたれ14Aとを備えたソファ本体1
に、テーブル2を一体的に設けたものである。
【0013】具体的に各部を説明すると、座13は図2
〜図6に示すように、平面視が長方形状のもので、例え
ば金属製のパイプフレーム151及びその上に固設した
金属板製の台152から構成した座受15と、この座受
15上に載設したクッション部16とからなる。脚12
は、図1に示すように、例えば円筒状の金属パイプ部材
により形成し、それぞれの下端部にキャスタ11を回動
可能に設けたものである。しかして、脚12の配設位置
は、図5に示すように、座13の四隅および背もたれ側
の長辺13bの中央付近の5箇所に設定している。これ
ら5本の脚12のうち、座13の背もたれ側の長辺13
bおよび一方の短辺13cに配設した4本は背もたれ1
4および補助背もたれ14Aをも支持させるべく、その
上端を座13より上方に延出させている。
【0014】背もたれ14および補助背もたれ14A
は、上述した4本の脚12に支持させた、例えばクッシ
ョン性を有したものである。具体的に説明すると、これ
ら4本の脚12の上方部分に、これらに横架させて例え
ば図4、図6に示すような背面板17を取り付ける。そ
して、この背面板17のうち、座13の背もたれ側の長
辺13bに沿って配設した部分に背もたれ14を取着
し、座13の一方の短辺13cに沿って配設した部分に
補助背もたれ14Aを取着している。
【0015】テーブル2は、図2〜図6に示すように、
ソファ本体1に枢支させたアーム4の回動端4bに支承
体5を取着し、この支承体5により水平旋回可能に支承
させたものである。具体的に説明すると、このアーム4
は、例えば金属製の角パイプ部材により形成したもので
ある。そして、座13の背もたれ側の長辺13b中央付
近に配設した脚12の下部において基端4aを枢支さ
せ、回動端4bを座13の反背もたれ側の長辺13aを
超える位置に延出させている。つまり、アーム長を長く
して、その回動端4bが座13の反背もたれ側の長辺1
3aに沿って略平行(図2におけるA方向)に水平移動
するようにしている。
【0016】支承体5は、このアーム4の回動端4bに
溶接等により一体的に取着し、真っ直ぐ上を向いて立設
した、例えば円筒状の金属パイプ部材で形成したもので
ある。そして、その下端部に金属板51を一体に固設す
るとともに、この金属板51の各先端下面にそれぞれキ
ャスタ11を配設し床面に転接させている。テーブル2
は、図2に示すように、例えばその形状を、使用縁2a
に平面視緩やかな凹曲面を形成したもので、下面に設け
た支承部位3において支承体5により水平回動可能に支
承させている。すなわち、このテーブル2は、アーム4
の回動に応じて同図中A方向の水平移動が可能で、なお
かつ支承部位3を中心にテーブル2自身のB方向の水平
回動が可能なものである。テーブル2の支承体5による
支承部位3は、例えばテーブル2の中央から使用縁2a
側であって同図における左寄りに偏位した位置に設定し
ている。つまり、使用縁2aをソファ本体1に対し正対
させた時は、この使用縁2aが座13の他方の長辺13
aのおおよそ鉛直上方に位置するようにし、テーブル2
を支承部位3中心に平面視反時計周りに90°回動させ
た時には、テーブル2が座13を覆うように座13の上
方に位置するようにしている。なお、例えば、テーブル
2の使用中には、自然にテーブル2を反使用者側へ動か
す力が作用する。しかして、このような力によってこの
テーブル2が支承部位3周りに回動しない程度に、この
テーブル2の回動に要する抵抗力を設定しておくことに
より、故意に動かさない限り、使用中にテーブル2が回
動しないようにしている。
【0017】このように構成した本実施例の使用方法の
一例について説明する。図7のように、使用者がソファ
本体1に通常に腰掛けテーブル2を使用する場合には、
例えば、テーブル2の使用縁2aをソファ本体1に対し
正対させ、その使用に適した位置にテーブル2をA方向
に移動させて使用する。また、図8に示すように使用者
が座13上に横向けに着座し、足を伸ばした姿勢で使用
する場合には、例えば、テーブル2を平面視反時計周り
に略90°回動させることにより、テーブル2の使用縁
2aを使用者に正対させてこのテーブル2を使用する。
もちろん、この時でもテーブル2を、同図中想像線に示
すようにA方向に移動させてその位置を調整できるのは
言うまでもない。
【0018】つまり、本実施例によるテーブル付ソファ
は、配置替え等の際にテーブル2とソファ本体1を一体
に移動できる利便性を有し、かつ場所をとらないもので
ある。したがって、特にサテライト的な小オフィス等に
おいて好適に使用できる。また、テーブル2をソファ本
体1に対し従来難しかった種々の位置に適宣に配置でき
るため、図8に示すようなリラックスした姿勢でもテー
ブル2を使用できるなど、使用者がテーブル2を種々の
姿勢で使用できる。さらに、テーブル2をソファ本体1
の反背もたれ側に略沿わせて水平移動させるようにして
いるため、テーブル2が反背もたれ方向には移動して行
かず、テーブル2の回動も故意に動かさないかぎり生じ
ない。つまり、使用者の設定したテーブル2の位置が、
使用中に変わりにくいようにしているため、作業性が向
上し、使い勝手に非常に優れるという効果をも奏する。
【0019】そして、このテーブル2のA方向への移動
機構を、テーブルを支持するアーム4を座13の背もた
れ側の長辺13b中央付近に枢支させるという簡単なも
のにしているため、組立の簡易化や製作コストの低減に
も寄与し得る。また、この機構は、アーム4の基端部4
aからテーブル2までの距離がテーブル2の移動によっ
て変わらないという特徴がある。この特徴を生かし、例
えばアーム4および支承体5に沿わせてテーブル2に至
るように配線すれば、配線長さがテーブル2の移動によ
って変わることがなく、テーブル2上にパソコン等の電
気機器を載置した場合に配線に引きずられて電気機器が
移動したり落下したりする可能性を低減できる。
【0020】特に、アーム4の回動端4bに支承体5を
立設してこの支承体5にテーブル2の中央から偏心した
位置を支承させているため、テーブル2を座13の上方
に向かって回動させたときにそのオーバーハング量を無
理なく大きくすることができ、図8の使用位置でテーブ
ル2を適正に利用することが可能となる。このような作
用は、テーブル2が支承体5に固設され、支承体5がア
ーム4の回動端4bに回動可能に支承されている場合に
も同様に得られるものである。
【0021】また、支承体5の下端部に床面に転接する
キャスタ11を配設しているため、アーム4の回動に伴
うテーブル2の水平移動を滑らかに行なえるうえ、アー
ム4に作用するテーブル2を支持させるための負荷を小
さくできる。そして、アーム4の枢支部分を脚12の下
部に設けているため、この枢支部分が目立つようなこと
がなく、外観上の見栄えを良好に保てる。しかも脚12
を増やすことにより、ソファ本体1の支持強度を無理な
く高めることにもなる。
【0022】さらに、座13の一方の短辺13cに沿っ
て補助背もたれ14Aを配設しているため、使用者が、
座13上に横向けに足を伸ばして座った際にこの補助背
もたれ14Aにもたれるなど、この補助背もたれ14A
を利用して、よりリラックスした姿勢をとることができ
る。なお、本発明は上述した実施例に限定されるもので
はなく種々の変形が可能である。
【0023】例えば、テーブルの水平旋回動作を通じて
座の上方に大きくオーバーハングさせるための他の構成
としては、アームの回動端に、上側方に湾曲ないし屈曲
させてなる支承体を回動可能に立設し、この支承体にテ
ーブルを支持させるようにしてもよい。このようにすれ
ば、支承体自体が回動することによってテーブルの支持
位置を自ずと座の傍らから座の上方にまで持ち込むの
で、上記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0024】また、テーブルの回動が軽すぎてテーブル
の固定を行ないにくいといったユーザーニーズに対応す
る他の構成としては、テーブルの回動を段階的に行なわ
せるクリックストップ機構をテーブルの回動支持部分等
に設けることが考えられる。このクリックストップ機構
は図示しないが、一般に広く知られ、回動を段階的に行
なわせる目的で使用されるものを適用すればよい。
【0025】さらに、例えば使用者がテーブルを回動さ
せ起立しようとした時などに、テーブルを必要以上に回
動させ、テーブル上の物品を落下させる等の可能性を低
減するために、テーブルが所定角度内でのみ回動するよ
うにストッパ機構を設けているものも考えられる。これ
は、図示しないが例えば、支承体の上部から水平に延出
部材を延出するとともに、テーブルの下面に突起を設け
ておき、テーブルが反背もたれ方向に回動した際、この
突起を前記延出部材に当接させてこの回動を抑止する機
構が考えられる。
【0026】また、補助背もたれも座の他方の短辺に沿
って、若しくは両短辺に沿って配設しても本発明の効果
は同様に奏するものである。もちろん、支承体の下端部
には、キャスタのみならず、床面に滑動自在に接するス
ライダなどの滑動体を設けてもよい。その他、各部の構
成は図示例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を
逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上に詳述した本発明によれば、テーブ
ルをソファ本体と一体に移動させることができ、配置替
え等の際に便利でかつ場所をとらない。したがって、サ
テライト的な小オフィス等において特に好適に使用でき
る。また、テーブルをソファ本体に対し従来難しかった
種々の位置に適宣に配置できるため、リラックスした姿
勢でもテーブルを使用できるなど、テーブルを使用する
姿勢の自由度を大きくできる。特にテーブルをソファ本
体の反背もたれ側に略沿わせて平行に水平移動可能に支
承させテーブルが反背もたれ方向には移動しないように
しているため、背もたれを背にして腰掛け、作業を行な
っても、テーブルが反背もたれ方向に逃げていくことが
なく、作業性の向上にも寄与する。さらに、アームおよ
び支承体に沿わせてテーブルに至るように配線すれば、
配線長さがテーブルの移動によって変わることがなく、
テーブル上に電気機器を載置した場合に配線に引きずら
れて電気機器が移動したり落下したりする可能性を低減
できるという付加的な効果も奏する。
【0028】アームの回動端に支承体を立設してこの支
承体にテーブルの中央から偏心した位置を水平回動可能
に支承させ、或いはアームの回動端に上側方に湾曲ない
し屈曲する支承体を回動可能に立設してこの支承体にテ
ーブルを支持させた場合には、テーブルが座の上方に回
動するときのオーバーハング量を無理なく大きくするこ
とができる。
【0029】床面に対し滑動自在な滑動体に支承体の下
端部を支持させたものならば、アームの回動を滑らかに
するとともにアームに作用するテーブルを支持させるた
めの負荷を小さくできる。したがって、アーム強度を小
さくして軽量化を図ること等が可能になる。特にこの滑
動体がキャスタであれば、床面に滑動する機構が簡単な
ものとなる。
【0030】座の背もたれ側の長辺の略中央付近に脚を
配設し、この脚の下部においてアームの基端を枢支させ
たものであれば、無理なくソファ本体の強度を高めつつ
も、外観上の見栄えを良好に保ってアームの枢支を行な
うことができる。各脚の下端部にキャスタを設けたもの
であれば、移動が特に簡単になり、配置の自在性をさら
に向上させることができる。
【0031】座の短辺のいずれか、若しくは両短辺に沿
って補助背もたれを配設したものであれば、使用者が、
座上に横向けに足を伸ばして座った際にこの補助背もた
れにもたれかける等して、よりリラックスした姿勢で作
業ができる。テーブルの回動を段階的に行なわせるクリ
ックストップ機構を設けたものであれば、テーブルの回
動が軽すぎてテーブルの固定を行ないにくいといったユ
ーザニーズに対応することができる。
【0032】テーブルが所定角度内でのみ回動するよう
にストッパを設けたものであれば、例えば使用者がテー
ブルを回動させ起立しようとした時などにテーブルを必
要以上に回動させて、テーブル上の物品を落下させる等
の可能性を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略斜視図。
【図2】図1におけるテーブル付ソファの概略平面図。
【図3】図1におけるテーブル付ソファの概略正面図。
【図4】図1におけるテーブル付ソファの概略左側面
図。
【図5】図1におけるテーブル付ソファの概略底面図。
【図6】図1におけるテーブル付ソファの概略背面図。
【図7】本実施例の使用状態を示す斜視図。
【図8】本実施例の使用状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1・・・ソファ本体 11・・・滑動体(キャスタ) 12・・・脚 13・・・座 13a・・・座の反背もたれ側の長辺 13b・・・座の背もたれ側の長辺(一方の長辺) 13c・・・座の一方の短辺 14・・・背もたれ 14A・・・補助背もたれ 2・・・テーブル 3・・・支承部位 4・・・アーム 4a・・・アームの基端 4b・・・アームの回動端 5・・・支承体

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚と、脚に支持された平面視長方形状をな
    す座と、座の一方の長辺に沿って配設した背もたれとを
    備えたソファ本体に、テーブルを一体的に設けたテーブ
    ル付ソファであって、座の背もたれ側の長辺の略中央付
    近に基端を枢支させ回動端を座の反背もたれ側の長辺に
    向けて延出させたアームと、このアームの回動端に支承
    させたテーブルとを具備してなり、テーブルが、座の傍
    らにあってその使用縁が背もたれに略正対する使用位置
    と、座の上方にあってその使用縁が背もたれに対して一
    定の角度を有する使用位置との間で水平旋回可能とされ
    ていることを特徴とするテーブル付ソファ。
  2. 【請求項2】アームの回動端に支承体を立設し、この支
    承体にテーブルの中央から偏心した位置を水平回動可能
    に支承させている請求項1記載のテーブル付ソファ。
  3. 【請求項3】アームの回動端に、上側方に湾曲ないし屈
    曲させてなる支承体を回動可能に立設し、この支承体に
    テーブルを支持させている請求項1記載のテーブル付ソ
    ファ。
  4. 【請求項4】床面に対し滑動自在な滑動体に支承体の下
    端部を支持させた請求項1、2又は3記載のテーブル付
    ソファ。
  5. 【請求項5】滑動体が床面に転接するキャスタである請
    求項4記載のテーブル付ソファ。
  6. 【請求項6】座の背もたれ側の長辺の略中央付近に脚を
    配設し、この脚の下部においてアームの基端を枢支させ
    た請求項1、2、3、4又は5記載のテーブル付ソフ
    ァ。
  7. 【請求項7】各脚の下端部にキャスタを設けた請求項
    1、2、3、4、5又は6記載のテーブル付ソファ。
  8. 【請求項8】座の短辺のいずれか、若しくは両短辺に沿
    って補助背もたれを配設した請求項1、2、3、4、
    5、6又は7記載のテーブル付ソファ。
  9. 【請求項9】テーブルの旋回を段階的に行なわせるクリ
    ックストップ機構を設けた請求項1、2、3、4、5、
    6、7又は8記載のテーブル付ソファ。
  10. 【請求項10】テーブルが所定角度内でのみ旋回するよ
    うにストッパを設けた請求項1、2、3、4、5、6、
    7、8又は9記載のテーブル付ソファ。
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