JP2003047532A - 可動載置台付き家具 - Google Patents

可動載置台付き家具

Info

Publication number
JP2003047532A
JP2003047532A JP2001400879A JP2001400879A JP2003047532A JP 2003047532 A JP2003047532 A JP 2003047532A JP 2001400879 A JP2001400879 A JP 2001400879A JP 2001400879 A JP2001400879 A JP 2001400879A JP 2003047532 A JP2003047532 A JP 2003047532A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting table
furniture
support
guide rail
sofa
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001400879A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Masago
隆 真砂
Eriko Suzuki
恵里子 鈴木
Sotaro Sunaga
壮太郎 須長
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Crebio Corp
Original Assignee
Itoki Crebio Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Crebio Corp filed Critical Itoki Crebio Corp
Priority to JP2001400879A priority Critical patent/JP2003047532A/ja
Publication of JP2003047532A publication Critical patent/JP2003047532A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 家具に沿ってノートパソコンや携帯型情報通
信機器、その他の物を載置して使用することができる移
動可能な載置台を備え、例えば複数人掛又は一人掛のソ
ファーにリラックスした状態で座ったまま、ノートパソ
コン等を載置して使用することができる載置台を備え、
該載置台を最適位置に移動させて使用したり、また邪魔
にならない位置に移動させることが可能な可動載置台付
き家具を提供する。 【解決手段】 家具(ソファー1)の基台2に座縁に沿
ってガイドレール4を設け、支持体5の基端側をガイド
レールに沿って移動可能に支持するとともに、支持体の
先端側に載置台7を設け、載置台を座部3に沿って移動
可能となし、また載置台は家具から独立して自立状態で
使用できるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可動載置台付き家
具に係わり、更に詳しくは家具に沿ってノートパソコン
や携帯型情報通信機器、その他の物を載置して使用する
ことができる載置台を移動可能となした可動載置台付き
家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、応接セット等で使用されているソ
ファーには、その前方にフトントテーブルや、横にサイ
ドテーブルを設置しているものが一般的である。このテ
ーブルには、書類や飲み物を置いて使用するものである
が、デザインを重視したものであるため、ソファーに座
った状態で、テーブル上の物を使用するといった用途に
は全く不向きなものであった。
【0003】ところで、最近はノートパソコンや携帯型
情報通信機器を使用することが多くなり、通常は机に座
って使用するが、気分を変えてソファーに座ってリラッ
クスした状態でこれらの機器を使用したい場合がある。
しかし、前述のテーブルにノートパソコンや携帯型情報
通信機器を載置して使用する場合、窮屈な姿勢になるの
で、このような使用形態は殆ど不可能である。そこで、
仕方なく膝の上に機器を置いたり、機器を片手で保持し
て使用しているが、不安定であるため、かえって疲れる
といった問題を有している。
【0004】通常の椅子には、肘掛け部に回転して折畳
み可能な補助テーブルを備えたものも提供されている
が、複数人掛又は一人掛のソファーでは、これまでに機
器を載置して使用できる載置台を備えたものは提供され
ていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明が前述
の状況に鑑み、解決しようとするところは、家具に沿っ
てノートパソコンや携帯型情報通信機器、その他の物を
載置して使用することができる移動可能な載置台を備
え、例えば複数人掛又は一人掛のソファーにリラックス
した状態で座ったまま、ノートパソコンや携帯型情報通
信機器等の機器や書類を載置して使用することができる
載置台を備え、該載置台を最適位置に移動させて使用し
たり、また邪魔にならない位置に移動させることが可能
な可動載置台付き家具を提供する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、家具の基台にガイドレールを設け、支持体
の基端側を前記ガイドレールに沿って移動可能に支持す
るとともに、該支持体の先端側に載置台を設け、該載置
台を家具に沿って移動可能となした可動載置台付き家具
を構成した。
【0007】更に具体的には、前記家具が複数人掛の横
長ソファーであり、該ソファーの座部前縁に沿って載置
台を移動可能となしたのである。
【0008】ここで、前記支持体の先端側に立設した伸
縮可能な支柱の上部に前記載置台を傾動可能且つ回転可
能に設けてなることがより好ましい。
【0009】更に、前記支持体に係脱操作可能なストッ
パー機構を設け、該ストッパー機構の規制部を前記基台
に圧接又は係合させて前記載置台を移動規制してなる
と、載置台にノートパソコンや携帯型情報機器等を載置
して使用している間に、不意に載置台が移動しないので
好ましい。
【0010】また、前記支持体の下端に床面を転動する
キャスターを設けてなることも好ましい。
【0011】この場合、前記支持体の下端にキャスター
を設けた自立可能な脚部を設けるとともに、前記支持体
の下部又は前記脚部に前記ガイドレールを転動する転動
体又は前記ガイドレールを摺動するスライダーを設け、
該転動体又はスライダーを前記ガイドレールから分離し
て載置台を独立して使用可能とすればより好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明
に係る可動載置台付き家具の代表的実施形態を示し、図
3〜図5は各部の詳細を示し、図中符号1はソファー、
2は基台、3は座部、4はガイドレール、5は支持体、
6は支柱、7は載置台をそれぞれ示している。以下の実
施形態では家具としてソファーを例示して説明するが、
載置台7の使用目的によってはベッドやキャビネット等
の一般家具に適用することが可能である。
【0013】本実施形態のソファー1は、フレーム状の
基台2の上部に座部3を取付けた構造を有しており、該
基台2の座縁に沿ってガイドレール4を設け、支持体5
の基端側を前記ガイドレール4に沿って移動可能に支持
するとともに、該支持体5の先端側に載置台7を設け、
該載置台7を座部3に沿って移動可能となしたものであ
る。尚、前記支持体5の先端側に、伸縮可能な支柱6を
立設し、該支柱6の上部に前記載置台7を傾動可能且つ
回転可能に設けている。
【0014】更に具体的には、本実施形態のソファー1
は、複数人掛の横長のものであり、ソファー1の座部3
の前縁に沿って載置台7を移動可能となしたものである
が、本発明はこれに限定されない。例えば、前記載置台
7を座部3の前縁から側縁へ移動できるようにすること
も可能であり、その場合には前記ガイドレール4を基台
2の前縁から側縁に連続して形成すれば良い。その場合
には、座部3のコーナー部に対応するガイドレール4を
円弧状に湾曲させる。
【0015】前記基台2は、スチール製の角パイプでフ
レーム状に形成したものであり、前後に横方向に延びた
複数の横杆8,8を有し、四隅に脚杆9,…を下設した
ものである。そして、前縁の横杆8の背面と、後方の横
杆8の前面に沿って前後のガイドレール4,4を設け、
前後方向に配向した前記支持体5の後部に設けた転動体
10,10をそれぞれのガイドレール4,4に移動可能
に装着し、前記支持体5を吊下げ状態で横方向へ移動可
能に支持している。
【0016】具体的には、本実施形態では前方のガイド
レール4と転動体10は、ボールベヤリング方式の構造
であり、後方のガイドレール4と転動体10は、ローラ
が転動する構造であるが、本発明においてはその構造の
限定は不要であり、前記支持体5の支持強度が高く、確
実に横方向へ平行移動できる構造であれば各種の支持構
造を採用できる。
【0017】前記支持体5の先端側は、前記座部3の前
縁よりも前方へ突出し、この前方突出部分に前記支柱6
を立設している。この支柱6は、伸縮可能な構造のもの
であり、例えば内部にガスシリンダーを内蔵して前記載
置台7の高さを調節できるようになっている。図中符号
11は、前記載置台7の高さを調節するための操作レバ
ーである。
【0018】前記載置台7は、支柱6の上部に連結体1
2によって傾動可能且つ回転可能に連結されている。こ
こで、前記連結体12の構造は種々考えられるが、本実
施形態では前記支柱6の上端に取付ける支柱側連結体1
2Aと前記載置台7の下面に取付けた載置台側連結体1
2Bとからなり、支柱側連結体12Aの水平板13を支
柱6の上端に水平回転可能に連結し、該水平板13から
立起した垂直板14と前記載置台側連結体12Bの垂下
板15とを重合状態で垂直回転可能に連結している。そ
して、前記支柱6に支柱側連結体12Aの水平板13を
回転可能に連結する垂直軸部に調節ハンドル16を設
け、該調節ハンドル16を緩めて前記載置台7の水平角
度を調節した後、調節ハンドル16を締付けてその角度
を固定するようにしている。また、前記支柱側連結体1
2Aの垂直板14と前記載置台側連結体12Bの垂下板
15とを回転可能に連結する水平軸部に調節ハンドル1
7を設け、該調節ハンドル17を緩めて前記載置台7の
傾動角度(仰角)を調節した後、調節ハンドル17を締
付けてその角度を固定するようにしている。しかし、前
記連結体12の構造は、前記支柱6の上部に前記載置台
7を傾動可能且つ回転可能に連結することができれば、
他の構造でも良い。例えば、角度固定ストッパーを備え
た自在継手でも良い。
【0019】本実施形態では、前述の連結体12によっ
て前記載置台7を360度水平回転可能、180度垂直
回転可能としている。また、前記載置台7の水平回転軸
芯を一側端寄りに設定し、座部3の上方に載置台7を位
置させることができるようにしている。通常は、前記載
置台7は、水平若しくは着座者の方向に若干傾斜した角
度に設定して使用するが、着座者の姿勢に応じて横方向
位置及び水平角度、垂直角度は任意に設定可能である。
また、前記載置台7を使用しない時には、該載置台7を
ソファー1の着座しない側に移動させた後、載置台7を
90度垂直回転させて略垂直にして支柱6に沿わせた状
態にする。こうすることで、前記載置台7を使用しない
時に邪魔になることがないのである。
【0020】また、本実施形態では、図2に示すよう
に、前記載置台7の遊端側の下面に補助載置台18を引
き出し可能に設け、載置台7の下面から補助載置台18
を引き出してマウスを載置して使用することができるよ
うになっている。また、前記補助載置台18を使用しな
い時には、載置台7の下面へ格納できるようになってい
る。ここで、前記載置台7に対して補助載置台18を引
き出し可能とする機構は、本実施形態では回転機構を採
用しているが、スライド機構でも良い。尚、前記載置台
7及び補助載置台18の上面は、傾斜させた状態でも機
器が滑り落ちないようにラバーコート又はシリコーン樹
脂コートを施すことが好ましい。更に、載置台7の縁部
に滑り止めの突縁を形成することも好ましい。
【0021】更に、本実施形態では、図4及び図5に示
すように、前記支持体5に係脱操作可能なストッパー機
構19を設け、該ストッパー機構19の規制部20を前
記基台2に圧接又は係合させて前記載置台7を移動規制
している。具体的には、前記支持体5に沿って前後方向
に傾動杆21を配設し、該傾動杆21の中央部を水平な
支軸22にて上下傾動可能に支持するとともに、該傾動
杆21の前端は操作部23として支持体5の前端に出現
させ、後端部の上方で前記前方の横杆8の下面に対面す
る位置に前記規制部20を設け、該規制部20の上面に
は横杆8の下面に対して摩擦抵抗の大きな弾性パッド2
4を設けている。また、前記傾動杆21の支軸22より
前方位置に配した板ばね25で上方へ弾性付勢し、つま
り前記規制部20が横杆8から離れる方向に弾性付勢し
ている。そして、前記操作部23より若干後方位置に、
前記傾動杆21を受け入れてロック状態とフリー状態と
を制御する開口26が設けている。前記開口26には、
上縁高さが異なる二つの係止段部27,28を並設して
あり、前記操作部23を押し下げて前記弾性パッド24
を横杆8の下面に圧接しながら傾動杆21を上縁高さの
低い係止段部27に係止すればロック状態となって、支
持体5、即ち載置台7は横方向への移動が規制され、一
方、前記操作部23を板ばね25の弾性力に抗して押し
下げて傾動杆21を上縁高さの高い係止段部28に係止
すれば前記弾性パッドが横杆8から離れてフリー状態と
なって、自由に横方向へ移動させることが可能である。
【0022】また、図6に示すように、前記載置台7に
載置したノートパソコン等の電子機器に電力を供給する
ために、前記支柱6にコンセント29を装着し、更に図
示しないが信号線の接続端子を装着している。ここで、
前記コンセント29や接続端子に接続されているコード
30は、載置台7がどの位置に移動しても余裕をもって
追随できるように、前記座部3の下面側に横設した支持
杆31にカールコード部30Aを巻回状態で支持してい
る。
【0023】次に、本発明の他の実施形態を図7〜図1
3に基づいて説明する。本実施形態は、前記支持体32
の下端に床面Fを転動するキャスター33を設けるとと
もに、前記ソファー1の基台2の前縁に沿ってガイドレ
ール34を設け、該ガイドレール34に沿って転動可能
な転動体35を前記支持体5の下部に設けたものであ
る。ここで、本実施形態では前記支持体32は前述の実
施形態の支持体5と支柱6の機能を兼ね備えたものであ
り、該支持体32の上端には直接的又は間接的に載置台
36が取付けられている。また、以下の実施形態におい
て前記キャスター33は、全てストッパー機能付きのも
のを用いることが好ましい。図7に示したものは、前記
支持体32の内部にガスシリンダー37を内蔵し、該ガ
スシリンダー37の可動部に前記載置台36を固定して
上下高さ調節できるようにしたものであり、また図8に
示したものは、前記ガスシリンダー37の可動部に連結
体38を介して偏心状態で前記載置台36を取付けたも
のである。
【0024】そして、前記載置台36をソファー1の座
部3に沿って移動させる際に、前記転動体35がガイド
レール34内を転動するとともに、キャスター33が床
面F上を転動するのである。このように、前記キャスタ
ー33が床面Fに接することにより、前記載置台36に
重量物を載置しても軽く安定して移動させることができ
る。図7及び図8に示したものは、前記ガイドレール3
4を基台2の前面下部に沿って設け、垂直な前記支持体
32の背後に水平な支軸を有する転動体35を設けてい
る。尚、前記転動体35の代わりに、前記ガイドレール
34を摺動するスライダーを設けても良いが、転動体3
5の方が移動のし易さから好ましい。
【0025】ここで、前記転動体35はガイドレール3
4から取り外すことができる構造となっている。そし
て、図8に示すように、前記支持体32の下部に3個以
上のキャスター33,…を設けた自立可能な脚部39を
設け、前記支持体32を前記ガイドレール34から分離
して載置台36を独立して使用可能としている。本実施
形態では、前記脚部39は放射状に延びた4本の支脚4
0,…を有し、該支脚40の先端下部に前記キャスター
33をそれぞれ取付けている。この場合、前記支持体3
2、載置台36、脚部39及びキャスター33,…は、
移動テーブルAを構成している。従って、既製の移動テ
ーブルに前記転動体35を後付けで取付けることにより
本発明を構成することができる。
【0026】また、図9及び図10に示した実施形態
は、立設した2本の支持体32,32の上端に、通常の
テーブル天板のような載置台36を直接取付けるととも
に、各支持体32の下端に水平棒状の脚部39の中央部
を垂直軸周りに回動可能に取付け、該脚部39の両端部
下面に前記キャスター33,33を設けたものである。
そして、前記各支持体32の下部背面に設けた前記転動
体35を前記ガイドレール34の一部に形成した着脱用
の切欠部41からレール内に挿入して連結する。この際
に、前記脚部39,39の長手方向が前記ガイドレール
34に略平行になるように回動させておくと、ソファー
1の前方を通行する時に該脚部39が邪魔にならないの
で好ましい。また、前記ガイドレール34の切欠部41
から前記転動体35を外して分離し、載置台36を独立
した移動テーブルAとして使用する場合には、前記脚部
39,39が互いに略平行になるように回動させれば安
定な自立状態となる。この場合、前記脚部39,39が
一列に配向した状態と平行に配向した状態とに保持でき
る機構を支持体32と脚部39の連結部分に設けると、
不意に脚部39が回動しないのでより好ましい。
【0027】また、図11及び図12に示した実施形態
は、前記脚部39が、両側に平行に配した接地脚42,
42の一側寄り間を連結部材43で連結した平面視略H
字形のものであり、前記支持体32は前記連結部材43
の中央部に立設している。この場合、前記連結体38で
取付けられた載置台36が支持体32に対して偏心して
も前記脚部39の支持体32に対する偏心方向を一致さ
せれば安定に支持することができる。前記ソファー1と
組合わせて使用する際には、この安定な配置でガイドレ
ール34に転動体35を装着する。具体的には、前記脚
部39の両接地脚42,42の上面に垂直軸周りに回転
可能に前記転動体35,35を取付け、前記基台2の前
縁下面に沿って前記ガイドレール34を取付け、前記支
持体32に対して該脚部39の前記支持体32に対して
長寸側を前記ソファー1の基台2の下方に進入させると
ともに、前記転動体35,35をガイドレール34に装
着する。この場合、前記脚部39の前記支持体32に対
して短寸側はソファー1から突出する長さが短いので、
その前方を通行する際に邪魔にならない。
【0028】また、図13に示した実施形態は、図11
及び図12の実施形態の変形例であり、H字形の前記脚
部39の代わりに板状の脚部39を用い、該脚部39の
偏心位置に前記支持体32を立設したものである。この
場合も前記同様に板状の「脚部39の上面に前記転動体
35,35を取付けている。
【0029】
【発明の効果】以上にしてなる請求項1に係る発明の可
動載置台付き家具は、家具の基台にガイドレールを設
け、支持体の基端側を前記ガイドレールに沿って移動可
能に支持するとともに、該支持体の先端側に載置台を設
け、該載置台を家具に沿って移動可能となしたので、家
具に沿って所望位置に載置台を移動させて使用すること
ができ、家具としてソファーを用いた場合には、複数人
掛又は一人掛のソファーにリラックスした状態で座った
まま、載置台にノートパソコンや携帯型情報通信機器等
の機器や書類を載置して使用することができ、また着座
者の着座位置に応じて最適位置に移動させて使用するこ
とができ、更に邪魔にならない位置に移動させることが
できるのである。また、家具としてベッドを用いた場合
には、前記載置台を簡易食卓として使用することができ
る。
【0030】請求項2によれば、複数人掛の横長ソファ
ーの座部前縁に沿って載置台を移動可能となしたので、
座部に足を載せたリラックスした状態でも機器を使用す
ることができ、また使用しない場合には着座位置から離
れた反対側に載置台を移動させることができるので、邪
魔になることがない。
【0031】請求項3によれば、前記支持体の先端側に
立設した伸縮可能な支柱の上部に前記載置台を傾動可能
且つ回転可能に設けてなるので、着座者の姿勢に応じて
載置台の高さ、向き及び角度を最適な状態に設定するこ
とができる。
【0032】請求項4によれば、前記支持体に係脱操作
可能なストッパー機構を設け、該ストッパー機構の規制
部を前記基台に圧接又は係合させて前記載置台を移動規
制してなるので、使用中に不意に移動することがない。
【0033】請求項5によれば、キャスターが床面Fに
接することにより、載置台に重量物を載置しても軽く安
定して移動させることができる。
【0034】請求項6によれば、前述の効果に加えて家
具のガイドレールから転動体又はスライダーを分離すれ
ば、独立した移動テーブルとして使用することができ、
また既製の移動テーブルに転動体を装着するだけで、本
発明を構成することができるので安価に提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可動載置台付き家具の代表的実施
形態を一部破断して示した正面図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】基台と支持体の関係を示す部分斜視図である。
【図4】同じく部分断面図である。
【図5】ストッパー機構を示す部分断面図である。
【図6】コンセントや接続端子を備えたソファーを一部
破断して示した側面図である。
【図7】本発明に係る可動載置台付き家具の他の実施形
態を示す側面図である。
【図8】同じく自立可能な脚部を備えた実施形態を示す
側面図である。
【図9】2本の支持体の下端に回動可能な自立可能な脚
部を備えた実施形態を示す斜視図である。
【図10】同じくソファーから分離させた自立状態の移
動テーブルの斜視図である。
【図11】平面視H字形の自立可能な脚部を備えた実施
形態を示す側面図である。
【図12】同じくソファーから分離させた自立状態の移
動テーブルの斜視図である。
【図13】平面視四角形の板状の脚部を備えた自立状態
の移動テーブルの斜視図である。
【符号の説明】
1 ソファー 2 基台 3 座部 4 ガイドレール 5 支持体 6 支柱 7 載置台 8 横杆 9 脚杆 10 転動体 11 操作レバー 12 連結体 12A 支柱側連結体 12B 載置台側連結体 13 水平板 14 垂直板 15 垂下板 16 調節ハンドル 17 調節ハンドル 18 補助載置台 19 ストッパー機構 20 規制部 21 傾動杆 22 支軸 23 操作部 24 弾性パッド 25 板ばね 26 開口 27,28 係止段部 29 コンセント 30 コード 30A カールコード部 31 支持杆 32 支持体 33 キャスター 34 ガイドレール 35 転動体 36 載置台 37 ガスシリンダー 38 連結体 39 脚部 40 支脚 41 切欠部 42 接地脚 43 連結部材 A 移動テーブル F 床面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 須長 壮太郎 東京都豊島区駒込4−6−14 須長デザイ ンオフィス内 Fターム(参考) 3B053 NF03 NL02 NL08 NM01 3B060 AB01 AB06 AC01 AC04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具の基台にガイドレールを設け、支持
    体の基端側を前記ガイドレールに沿って移動可能に支持
    するとともに、該支持体の先端側に載置台を設け、該載
    置台を家具に沿って移動可能となしたことを特徴とする
    可動載置台付き家具。
  2. 【請求項2】 前記家具が複数人掛の横長ソファーであ
    り、該ソファーの座部前縁に沿って載置台を移動可能と
    なした請求項1記載の可動載置台付き家具。
  3. 【請求項3】 前記支持体の先端側に立設した伸縮可能
    な支柱の上部に前記載置台を傾動可能且つ回転可能に設
    けてなる請求項1又は2記載の可動載置台付き家具。
  4. 【請求項4】 前記支持体に係脱操作可能なストッパー
    機構を設け、該ストッパー機構の規制部を前記基台に圧
    接又は係合させて前記載置台を移動規制してなる請求項
    1〜3何れかに記載の可動載置台付き家具。
  5. 【請求項5】 前記支持体の下端に床面を転動するキャ
    スターを設けてなる請求項1〜3何れかに記載の可動載
    置台付き家具。
  6. 【請求項6】 前記支持体の下端にキャスターを設けた
    自立可能な脚部を設けるとともに、前記支持体の下部又
    は前記脚部に前記ガイドレールを転動する転動体又は前
    記ガイドレールを摺動するスライダーを設け、該転動体
    又はスライダーを前記ガイドレールから分離して載置台
    を独立して使用可能となした請求項5記載の可動載置台
    付き家具。
JP2001400879A 2001-05-31 2001-12-28 可動載置台付き家具 Pending JP2003047532A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001400879A JP2003047532A (ja) 2001-05-31 2001-12-28 可動載置台付き家具

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-163768 2001-05-31
JP2001163768 2001-05-31
JP2001400879A JP2003047532A (ja) 2001-05-31 2001-12-28 可動載置台付き家具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003047532A true JP2003047532A (ja) 2003-02-18

Family

ID=26616040

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001400879A Pending JP2003047532A (ja) 2001-05-31 2001-12-28 可動載置台付き家具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003047532A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003235651A (ja) * 2002-02-15 2003-08-26 Ishii Seiki Seisakusho:Kk 座って使用するパソコン作業台
JP2008119337A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Kokuyo Co Ltd 支持体、及び天板付き家具
CN105231722A (zh) * 2015-11-22 2016-01-13 张志红 一种设置有视频播放器的沙发
JP7406859B1 (ja) * 2023-03-30 2023-12-28 株式会社オージーエー デスクシステム及びこれに用いられる移動可能なデスク

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613568U (ja) * 1992-07-20 1994-02-22 コクヨ株式会社 補助テーブル
JPH07298955A (ja) * 1994-05-02 1995-11-14 France Bed Co Ltd ベッド装置
JPH10215980A (ja) * 1997-02-03 1998-08-18 Kokuyo Co Ltd テーブル付ソファ
JP2000152847A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Nissho Corp 付属用テーブル

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0613568U (ja) * 1992-07-20 1994-02-22 コクヨ株式会社 補助テーブル
JPH07298955A (ja) * 1994-05-02 1995-11-14 France Bed Co Ltd ベッド装置
JPH10215980A (ja) * 1997-02-03 1998-08-18 Kokuyo Co Ltd テーブル付ソファ
JP2000152847A (ja) * 1998-11-20 2000-06-06 Nissho Corp 付属用テーブル

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003235651A (ja) * 2002-02-15 2003-08-26 Ishii Seiki Seisakusho:Kk 座って使用するパソコン作業台
JP2008119337A (ja) * 2006-11-15 2008-05-29 Kokuyo Co Ltd 支持体、及び天板付き家具
CN105231722A (zh) * 2015-11-22 2016-01-13 张志红 一种设置有视频播放器的沙发
JP7406859B1 (ja) * 2023-03-30 2023-12-28 株式会社オージーエー デスクシステム及びこれに用いられる移動可能なデスク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11849843B1 (en) Desktop workspace that adjusts vertically
US7118080B2 (en) Multi-functional adjustable computer support stand
US5590607A (en) Portable shelf for notebook computers
US20100201165A1 (en) Ergonomic work station
US20040172887A1 (en) Peripheral support apparatus and method
US20060158836A1 (en) Display stand
US7954892B2 (en) Adjustable workstation with hideaway seat and method
US20070278834A1 (en) Workstation module for a reclinable office chair
US20100066148A1 (en) Ergonomic desk system and chair
US8459191B2 (en) Laptop computer desk
KR100924616B1 (ko) 다용도 책상
US20060065163A1 (en) Desk with tilt-adjustable tops
US20030042373A1 (en) Ergonomic positioning apparatus for computers and or computer accessories
US20060103180A1 (en) Chair arm with stowable table and mouse pad
JP6248264B1 (ja) 立ち仕事兼用椅子
JP2003047532A (ja) 可動載置台付き家具
TWI813763B (zh) 具有旋轉活接式床架之可調節床系統
US20090266954A1 (en) Computer Mouse And Keyboard Support With Chair Attachment And Lap System
CN201398638Y (zh) 多功能床上电脑架
US20210219715A1 (en) Standing Desk Device with Lap Desk Functionality
JP2004329417A (ja)
CN220045240U (zh) 一种便于午休的桌椅
JP2003144270A (ja) ソファー、ベッド用の可動載置台装置
JP2842116B2 (ja) 足載せ台付き回転椅子
US20030107249A1 (en) Computer bench

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040428

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060228

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060711