JP3079230U - 印鑑登録証明書等の不正使用防止シート - Google Patents

印鑑登録証明書等の不正使用防止シート

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隆夫 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 印鑑登録証明書を複写すると、地紋(色刷)
は複写されないが、登録印鑑の印影(白黒複写)が鮮明
に残るために、登録印鑑の、目的外の不正使用が可能に
なる。 【解決手段】 互いに異なる網点によって構成された潜
像3及びこの潜像3を取り囲む背景パターン2を基紙1
の表面に印刷し、背景パターン2を複写機の解像能で複
写不可能に、潜像3を複写可能になるよう網点のサイズ
及び密度を選択し、印鑑の印影箇所に潜像3を重ねるよ
うにした不正使用防止シートBである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、印鑑登録証明書等の不正使用防止シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在の印鑑登録証明書は、全面に地紋(色刷)された基紙に登録印鑑の印影 (白黒複写)と必要事項(氏名、住所、生年月日及び性別)の文字の複写(白黒 複写)が記入された状態で配布されている。
【0003】 このように配布された印鑑登録証明書には、その登録印鑑の印影(白黒複写) そのものに不正使用防止対策が取られていないために、印鑑登録証明書を複写す ると、地紋(色刷)は複写されないが、登録印鑑の印影(白黒複写)が鮮明に残 るようになっていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記したように、印鑑登録証明書を複写すると、地紋(色刷)は複写されない が、登録印鑑の印影(白黒複写)が鮮明に残るために、登録印鑑の、目的外の不 正使用が可能になるという問題点があった。
【0005】 本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであって、その目的とすると ころは、発行された印鑑登録証明書等を複写した場合に、基紙の表面で隠蔽され ていた潜像が浮かび上がり、この潜像が印鑑の印影に重なるようになって、この 印鑑登録証明書等を複写して登録印鑑を不正使用することを不可能にする印鑑登 録証明書等の不正使用防止シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本考案に係る印鑑登録証明書等の不正使用防止 シートは、互いに異なる網点によって構成された潜像及びこの潜像を取り囲む背 景パターンを基紙の表面に印刷し、この背景パターンを複写機の解像能で複写不 可能に、潜像を複写可能になるよう網点のサイズ及び密度を選択し、印鑑の印影 箇所に潜像を重ねるようにしたものである。
【0007】 かかる構成により、発行された印鑑登録証明書等を複写した場合には、基紙の 表面で隠蔽されていた潜像が浮かび上がり、この潜像が印鑑の印影に重なりあう ようになる。
【0008】 このように、印鑑登録証明書等を複写して登録印鑑を不正使用しようとした場 合には、必ず印鑑の印影に潜像が重なった状態になるために、印鑑登録証明書等 を複写して登録印鑑を不正使用することが不可能になる。
【0009】 また、本考案に係る印鑑登録証明書等の不正使用防止シートは、上記した本考 案に係る印鑑登録証明書等の不正使用防止シートにおいて、背景パターンが、基 紙上の全面に、密度150線/インチ、濃度30%、75度の網点を施し且つ地 紋(ロゴなど)を白抜きに構成してあり、潜像が、濃度30%、密度85線/イ ンチの網点から構成してある。
【0010】 かかる構成により、発行された印鑑登録証明書等を複写した場合に、基紙の表 面で隠蔽されていた潜像を確実に浮かび上がらせることができて、この潜像を確 実に印鑑の印影に重ね合わすことができる。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0012】 図1は本考案に係る印鑑登録証明書等の不正使用防止シートにおいて背景パタ ーン、潜像の配置を示す説明図、図2は同不正使用防止シートにおける背景パタ ーンを構成する網点のパターンの拡大図、図3は同不正使用防止シートにおける 地紋を構成する網点のパターンを拡大図、図4は同不正使用防止シートにおける 潜像を構成する網点のパターンを拡大図、図5は同不正使用防止シートに印鑑を 捺印した状態の説明図、図6は同不正使用防止シートを複写した場合の説明図で ある。
【0013】 互いに異なる網点によって構成された潜像及びそれを取り囲む背景パターンを 基紙の表面に印刷しておいた場合、一定のサイズ以下の細かい網点で構成された 文字等は複写機により複写再現できないために、背景パターンを複写機の解像能 で複写不可能に、潜像を複写可能になるよう網点のサイズ及び密度を選択すると 、複写機により複写されたコピー上には、本物の基紙表面で隠蔽されていた潜像 を浮かび上がらせることができる。
【0014】 すなわち、不正使用防止シートBは、図1に示すように基紙1上の全面に、密 度150線/インチ、濃度30%、75度の網点2aを施し且つ地紋(ロゴなど )4を白抜きに構成された背景パターン2と、濃度30%、密度85線/インチ の網点3aからなる潜像3とを形成して構成してある。
【0015】 図2は背景パターン2を構成する網点2aのパターンを拡大したものであり、 図3は地紋(ロゴなど)4を構成する網点4aのパターンを拡大したものであり 、図4は潜像3を構成する網点3aのパターンを拡大したものである。なお、図 2乃至図4において直交する直線群は、網点2a、3a、4aの配列方向を示す もので実在しない。この場合、背景パターン2と潜像3との識別は肉眼では困難 である。
【0016】 そして、図5に示すように不正使用防止シートBの潜像3の上に印鑑を捺印し 、この状態複写した場合には、図6に示すように基紙1の表面で隠蔽されていた 潜像3が浮かび上がり、この潜像3が印鑑の印影11に重なりあう。
【0017】 このように、複写して印鑑を不正使用しようとした場合には、必ず印鑑の印影 11に潜像3が重なった状態になるために、複写して印鑑を不正使用することが 不可能になる。
【0018】 図7及び図8は、不正使用防止シートBを印鑑登録証明書Aに利用するように したものである。
【0019】 すなわち、印鑑登録証明書Aに利用する不正使用防止シートBには、図7に示 すように印鑑登録証明書の文字12と、長方形状の枠取り5がなされていて、こ の枠取り5内には、氏名を記入する氏名記入欄6と、生年月日を記入する生年月 日記入欄7と、性別を記入する性別記入欄8と、住所を記入する住所記入欄9と が配置してあり、また、枠取り5内の左側には登録印影の文字10と印鑑の印影 11とが配置してあり、また、印影11には潜像3が重なるようにして配置して ある。
【0020】 上記のように構成された印鑑登録証明書Aを複写した場合には、図8に示すよ うに基紙1の表面で隠蔽されていた潜像3が浮かび上がり、この潜像3が印鑑の 印影11に重なりあう。
【0021】 このように、印鑑登録証明書Aを複写して登録印鑑を不正使用しようとした場 合には、必ず印鑑の印影11に潜像3が重なった状態になるために、印鑑登録証 明書Aを複写して登録印鑑を不正使用することが不可能になる。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案に係る印鑑登録証明書等の不正使用防止シートに よれば、互いに異なる網点によって構成された潜像及びこの潜像を取り囲む背景 パターンを基紙の表面に印刷し、この背景パターンを複写機の解像能で複写不可 能に、潜像を複写可能になるよう網点のサイズ及び密度を選択し、印鑑の印影箇 所に潜像を重ねるようにすることにより、発行された印鑑登録証明書等を複写し た場合には、基紙の表面で隠蔽されていた潜像が浮かび上がり、この潜像が印鑑 の印影に重なりあうようになる。
【0023】 このように、印鑑登録証明書等を複写して登録印鑑を不正使用しようとした場 合には、必ず印鑑の印影に潜像が重なった状態になるために、印鑑登録証明書等 を複写して登録印鑑を不正使用することが不可能になる。
【0024】 そして、背景パターンが、基紙上の全面に、密度150線/インチ、濃度30 %、75度の網点を施し且つ地紋(ロゴなど)を白抜きに構成してあり、潜像が 、濃度30%、密度85線/インチの網点から構成することにより、発行された 印鑑登録証明書等を複写した場合に、基紙の表面で隠蔽されていた潜像を確実に 浮かび上がらせることができて、この潜像を確実に印鑑の印影に重ね合わすこと ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る印鑑登録証明書等の不正使用防止
シートにおいて背景パターン、潜像の配置を示す説明図
である。
【図2】同不正使用防止シートにおける背景パターンを
構成する網点のパターンの拡大図である。
【図3】同不正使用防止シートにおける地紋を構成する
網点のパターンを拡大図である。
【図4】同不正使用防止シートにおける潜像を構成する
網点のパターンを拡大図である。
【図5】同不正使用防止シートに印鑑を捺印した状態の
説明図である。
【図6】同不正使用防止シートを複写した場合の説明図
である。
【図7】印鑑登録証明書の説明図である。
【図8】複写された印鑑登録証明書の説明図である。
【符号の説明】
A 印鑑登録証明書 B 不正使用防止シート 1 基紙 2 背景パターン 2a 網点 3 潜像 3a 網点 4 地紋(ロゴなど) 5 枠取り 6 氏名記入欄 7 生年月日記入欄 8 性別記入欄 9 住所記入欄 10 登録印影の文字 11 印影 12 印鑑登録証明書の文字

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに異なる網点によって構成された潜
    像及びこの潜像を取り囲む背景パターンを基紙の表面に
    印刷し、前記背景パターンを複写機の解像能で複写不可
    能に、前記潜像を複写可能になるよう前記網点のサイズ
    及び密度を選択し、印鑑の印影箇所に前記潜像を重ねる
    ようにしたことを特徴とする印鑑登録証明書等の不正使
    用防止シート。
  2. 【請求項2】 前記背景パターンが、前記基紙上の全面
    に、密度150線/インチ、濃度30%、75度の前記
    網点を施し且つ地紋(ロゴなど)を白抜きに構成してあ
    り、前記潜像が、濃度30%、密度85線/インチの前
    記網点から構成してある請求項1に記載の印鑑登録証明
    書等の不正使用防止シート。
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