JP3078236U - 門 柱 - Google Patents
門 柱Info
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- JP3078236U JP3078236U JP2000008743U JP2000008743U JP3078236U JP 3078236 U JP3078236 U JP 3078236U JP 2000008743 U JP2000008743 U JP 2000008743U JP 2000008743 U JP2000008743 U JP 2000008743U JP 3078236 U JP3078236 U JP 3078236U
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- JP
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- gate
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 現場で短期間に組み立てることが可能で、作
業員の熟練した技能を必要としない、しかも安定した高
品質の門柱を開発する。 【解決手段】 筒状をなす門柱用ブロックを複数段積み
重ねて形成する門柱であって、門柱用ブロックの周壁の
内側の上下に接合フランジを設け、上部の接合フランジ
の接合面をブロック上面よりもやや下方に、下部の該接
合フランジの接合面をブロック下面よりもやや下方に設
ける。ブロックを積み重ねたときに、上段のブロックの
下部の接合フランジが下段のブロックの開口内にはまり
込み、上段のブロックが下段のブロックに対して位置決
めされ、ブロックの積み上げ作業が容易になると共に、
ブロック間の横ずれも防止できる。
業員の熟練した技能を必要としない、しかも安定した高
品質の門柱を開発する。 【解決手段】 筒状をなす門柱用ブロックを複数段積み
重ねて形成する門柱であって、門柱用ブロックの周壁の
内側の上下に接合フランジを設け、上部の接合フランジ
の接合面をブロック上面よりもやや下方に、下部の該接
合フランジの接合面をブロック下面よりもやや下方に設
ける。ブロックを積み重ねたときに、上段のブロックの
下部の接合フランジが下段のブロックの開口内にはまり
込み、上段のブロックが下段のブロックに対して位置決
めされ、ブロックの積み上げ作業が容易になると共に、
ブロック間の横ずれも防止できる。
Description
【0001】
本考案は住宅などの敷地の入口に設置する門柱、特に、安定した高品質のもの を短時間に設置することができる門柱に関する。
【0002】
従来、石やレンガで門柱を構築する場合、作業員が現場で石やレンガを1つず つ積み上げていた。
【0003】
従来はすべてが現場での組み立て作業であったので、相当な工期が必要であり 、作業員の熟練した技能も必要としていた。また、作業員の技能の程度が品質に 影響するので、安定した品質の門柱を大量に供給することが困難であった。
【0004】 本考案は、現場で短期間に組み立てることが可能で、作業員の熟練した技能を 必要としない、しかも安定した高品質の門柱を開発することを課題としてなされ たものである。
【0005】
本考案は、筒状をなす門柱用ブロックを複数段積み重ねて形成する門柱であっ て、該門柱用ブロックの周壁の内側の上下に接合フランジが設けられ、上部の該 接合フランジの接合面がブロック上面よりもやや下方に、下部の該接合フランジ の接合面がブロック下面よりもやや下方に設けられていることを特徴とする門柱 である。
【0006】 門柱用ブロックを工場生産しておき、現場ではこのブロックを積み上げること で門柱を構築できるので、現場で短期間に組み立てることが可能で、作業員の熟 練した技能を必要とせず、しかも安定した高品質の門柱を得ることができる。上 部の該接合フランジの接合面がブロック上面よりもやや下方に、下部の該接合フ ランジの接合面がブロック下面よりもやや下方に設けられているので、ブロック を積み重ねたときに、上段のブロックの下部の接合フランジが下段のブロックの 開口内にはまり込み、上段のブロックが下段のブロックに対して位置決めされる ので、ブロックの積み上げ作業を容易に行うことができると共に、ブロック間の 横ずれも防止できる。特に、門柱の平面形状が四辺形の場合、接合フランジを四 辺形のコーナー部の少なくとも対角位置に設けると、水平方向の位置決めが完全 に行われる。上段のブロックの接合フランジと下段のブロックの接合フランジと をボルトとナットなどの結合手段で結合することによって、ブロック全体が一体 化され、強度の大きな門柱とすることができる。
【0007】 門柱用ブロックの接合フランジは、上下に直角に折り曲げた折曲部を形成した フラットバーを門柱用ブロックの側壁内面に固定することで容易にブロックに取 り付けることができる。上部の折曲部が上部の接合フランジに、下部の折曲部が 下部の接合フランジとなる。
【0008】 門柱用ブロックの外面は、レンガ、石、タイル、ブリックなどの装飾部材で形 成することができる。このようにすることで、組み立てた門柱が、レンガ、石、 ブリックなどを積み上げたような外観となり、意匠的に優れたものとなる。
【0009】
以下、実施例を表した図面に基づいて本考案を詳細に説明する。図1は実施例 の門柱1の正面図、図2は門柱用ブロック2の上面図、図3は門柱用ブロック2 の正面図、図4は図2におけるAA線断面図及びフラットバー5の斜視図、図5 はフラットバー5’の説明図、図6は門柱用ブロック2の接合部の説明図である 。
【0010】 図1に示す門柱1は、基礎ブロック3、7段の門柱用ブロック2及び天端ブロ ック4を順次積み重ねて形成されている。基礎ブロック3及び門柱用ブロック2 は内部に開口を有する筒状に形成され、この開口の中に門灯やインターホンなど の配線が納められる。門柱用ブロック2の外面には肉薄のレンガ10が装着され ているので、門柱1はレンガを積み上げたような外観を有する。
【0011】 基礎ブロック3はコンクリート製で、開口17を有する概略筒状に形成されて いる。
【0012】 門柱用ブロック2はコンクリート製であるが、外面にはいわゆる打ち込みによ り肉薄のレンガ10が取り付けられている。4隅には意匠的価値を高めるため、 また、コーナー保護のためにコーナー金具11がいわゆる打ち込みにより装着さ れている。門柱用ブロック2の周壁の内側の上下には接合フランジが設けられ、 上部の接合フランジ6の接合面はブロック2の上面よりもやや下方に、下部の接 合フランジ7の接合面はブロック2の下面よりもやや下方に設けられている。接 合フランジ6、7は、フラットバー5の上下に形成された折曲部であり、ボルト 孔6a、7aが形成されている。フラットバー5の背面にはアンカー8が突設さ れ、いわゆる打ち込みによって長方形の平面形状を有する門柱用ブロック2の側 壁内面のコーナー部分の対角位置に固定されている。
【0013】 図5に示すのは他のフラットバー5’の例である。やはり上下に形成された折 曲部が接合フランジ6’7’となっている。接合フランジにはボルト孔6a’、 7a’が形成されている。フラットバー5’本体にはボルト孔12が設けられ、 門柱用ブロック2の内側に埋設されたインサートナット14にボルト13によっ て固定される。
【0014】 門柱1は概略次のように構築される。構築場所の地面を掘削し、砕石地業、転 圧など、適当な地業を行う。その上に基礎ブロック3を設置する。このとき、門 灯などの配線を開口17内に通しておく。基礎ブロック3の上には1段目の門柱 用ブロック2を積み上げる。このとき、門柱用ブロック2の下部の接合フランジ 7が開口17の中に入り込み、門柱用ブロック2が位置決めされる。接合フラン ジ7はコーナー部の対角位置に設けられているので、水平方向の位置決めが完全 に行われる。
【0015】 1段目の門柱用ブロック2の上には2段目の門柱用ブロック2を積み上げる。 2段目の門柱用ブロック2の下部の接合フランジ7が1段目の門柱用ブロック2 の開口9の中に入り込み、門柱用ブロック2が位置決めされる。接合フランジ7 はコーナー部の対角位置に設けられているので、水平方向の位置決めが完全に行 われる。そして2段目の門柱用ブロック2の下部の接合フランジ7は1段目の門 柱用ブロック2の上部の接合フランジ6と当接するから、図6に示すように、ボ ルト孔6a、7aにボルト15を挿通しナット16を締め付けることで接合フラ ンジ6、7を結合する。これによって、1段目と2段目の門柱用ブロック2が一 体化される。
【0016】 同様にして7段目までの門柱用ブロックを積み上げると、全ての門柱用ブロッ クは接合フランジによって結合することで一体化される。さらに、天端ブロック 4を積み上げ、埋め戻し、門灯・インターホン(図示せず)などを取り付け、門 柱1の構築が完成する。
【0017】
本考案の門柱は、現場では門柱用ブロックを積み上げればよいので、短期間に 簡単に組み立てることが可能で、作業員の熟練した技能を必要としない。門柱用 ブロックは工場生産できるので、安定した高品質のものとすることができ、現場 で構築した門柱も安定した高品質のものとなる。
【0018】 積み上げた各門柱用ブロックは接合フランジによって結合されるので、門柱用 ブロック全体が一体化され、強度の大きな門柱とすることができる。
【0019】 上部の該接合フランジの接合面がブロック上面よりもやや下方に、下部の該接 合フランジの接合面がブロック下面よりもやや下方に設けられているので、ブロ ックを積み重ねたときに、上段のブロックの下部の接合フランジが下段のブロッ クの開口内にはまり込み、上段のブロックが下段のブロックに対して位置決めさ れるので、ブロックの積み上げ作業を容易に行うことができると共に、ブロック 間の横ずれを防止できる。特に、門柱の平面形状が四辺形の場合、接合フランジ を四辺形のコーナー部の少なくとも対角位置に設けることで、水平方向の位置決 めが完全に行われる。
【0020】 門柱用ブロックの接合フランジは、上下に直角に折り曲げた折曲部を形成した フラットバーを門柱用ブロックの側壁内面に固定することで容易にブロックに取 り付けることができる。
【図1】実施例の門柱1の正面図である。
【図2】門柱用ブロック2の上面図である。
【図3】門柱用ブロック2の正面図である。
【図4】図2におけるAA線断面図及びフラットバー5
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】フラットバー5’の説明図である。
【図6】門柱用ブロック2の接合部の説明図である。
1 門柱 2 門柱用ブロック 3 基礎ブロック 4 天端ブロック 5 フラットバー 6 接合フランジ 7 接合フランジ 8 アンカー 9 開口 10 レンガ 11 コーナー金具 12 ボルト孔 13 ボルト 14 インサートナット 15 ボルト 16 ナット 17 開口
Claims (4)
- 【請求項1】 筒状をなす門柱用ブロックを複数段積み
重ねて形成する門柱であって、該門柱用ブロックの周壁
の内側の上下に接合フランジが設けられ、上部の該接合
フランジの接合面がブロック上面よりもやや上方に、下
部の該接合フランジの接合面がブロック下面よりもやや
下方に設けられていることを特徴とする門柱 - 【請求項2】 請求項1の門柱において、前記門柱の平
面形状が四辺形であり、前記接合フランジが該四辺形の
コーナー部の少なくとも対角位置に設けられていること
を特徴とする門柱 - 【請求項3】 請求項1又は2の門柱において、上下に
直角に折り曲げた折曲部を形成したフラットバーを前記
門柱用ブロックの側壁内面に固定し、該折曲部を前記接
合フランジとしたことを特徴とする門柱 - 【請求項4】 請求項1、2又は3の門柱において、前
記門柱用ブロックの外面がレンガ、石、タイル、ブリッ
クなどの装飾部材で形成されていることを特徴とする門
柱
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008743U JP3078236U (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 門 柱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000008743U JP3078236U (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 門 柱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3078236U true JP3078236U (ja) | 2001-06-29 |
Family
ID=43211191
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000008743U Expired - Fee Related JP3078236U (ja) | 2000-12-11 | 2000-12-11 | 門 柱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3078236U (ja) |
-
2000
- 2000-12-11 JP JP2000008743U patent/JP3078236U/ja not_active Expired - Fee Related
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |