JP3077553B2 - 電子写真感光体組成物、電子写真感光体基板とその製造方法、及びそれを用いたカラーフィルタとその製造方法 - Google Patents

電子写真感光体組成物、電子写真感光体基板とその製造方法、及びそれを用いたカラーフィルタとその製造方法

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JP3077553B2
JP3077553B2 JP7288395A JP7288395A JP3077553B2 JP 3077553 B2 JP3077553 B2 JP 3077553B2 JP 7288395 A JP7288395 A JP 7288395A JP 7288395 A JP7288395 A JP 7288395A JP 3077553 B2 JP3077553 B2 JP 3077553B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真方式により製
造されるカラーフィルタに用いられるものであり、それ
に必要な感光体組成物、感光体基板とその製造方法、お
よびそれを用いたカラーフィルタとその製造方法とに関
する。
【0002】
【従来の技術】本発明が適用される分野の例として、例
えば液晶表示装置に用いられるカラーフィルタについて
述べる。カラーフィルタについては数多くの製造方法が
提案され、且つそのうちのいくつかの方法は既に実用化
されている。
【0003】前記の方法のいくつかを例示すると、ま
ず、透明基板上に感光性樹脂を塗布し常法に従って所望
のパターンを形成し、該パターンを例えばレッドに染
色、以下同様にしてグリーン、ブルーを形成してカラー
フィルタを製造する方法(一般に染色法と称する)があ
る。このほかにも、予め顔料等の色素を分散した感光性
樹脂を使用して、常法に従って所望のパターンを形成
し、レッド、グリーン、ブルーの着色パターンを順次形
成する方法(一般に顔料分散法と称する)、透明基板上
に透明導電膜からなる所望のパターンを形成したのち、
着色すべきパターンのみに通電しながら電着して着色パ
ターンを形成する方法(一般に電着法と称する)、オフ
セット印刷等によってカラーフィルタを製造する方法
(一般に印刷法と称する)が提案されている。
【0004】従来から実用化されているカラーフィルタ
の製造方法のうち、染色法及び顔料分散法は、一般に、
感光液の塗布、ソフトベーク、露光、現像、染色(顔料
分散法では染色工程を含まない)そしてハードベークか
らなる工程を、3回乃至4回繰り返してレッド、グリー
ン、ブルー(場合によりブラック)からなるカラーフィ
ルタを製造する。ここで、感光液の塗布及びそのソフト
ベーク、ハードベークは比較的長時間を要するために、
製造所要時間が長くなる。また、大型基板のカラーフィ
ルタを製造する際には、大型の基板に対して感光液を順
次・均一に塗布していくことになるが、高生産性や高品
質を維持したうえでこれを行うことは、至って困難であ
る。
【0005】また、前記電着法では、透明基板上に透明
導電層として所謂ITO(Indium−Tin−Ox
ide)が一般に多用される。このITOを成膜して各
色パターンにあわせて微細加工したのち、各色ごとに前
記ITOに通電して色材を電着する。したがって、IT
Oは端子部で導通をとるために同色の画素同士が接続し
ていなければならず、画素形状や画素配列に制約が生じ
るという問題点がある。また、異なる色間ではITOは
導通していてはならず、ITOのパターン化には高度な
微細加工技術を必要とする問題点がある。また、前記印
刷法は、感光液の塗布、露光、現像といった所謂フォト
リソグラフィーの必要がなく製造工程は比較的短い。し
かし、パターンの形状や位置精度を高度に維持しなけれ
ばならず、この要求を十分に満たすには、極めて高度で
特殊な印刷技術が必須となってしまう。
【0006】そこで、より簡便なカラーフィルタ製造方
法として、電子写真方式によるカラーフィルタの製造に
関する方法が、特開昭48−16529号公報、特開昭
56−69604号公報、特開昭56−117210号
公報、特開昭63−234203号公報に示されてい
る。
【0007】これらにおいては、ガラス等の透明基板上
に透明導電層と透明光導電層から構成される電子写真感
光体基板の透明光導電層表面に帯電を行なう工程と、露
光によりカラーフィルタの画素形状の静電潜像を描く工
程と、画素部分に当たる静電潜像へ着色トナーを付着さ
せ画素を形成する現像工程、以上の一連の工程を、例え
ばブラック、レッド、グリーンそしてブルーのトナーで
順次繰り返してカラーフィルタを製造する。
【0008】電子写真方式のカラーフィルタにおいて
は、ガラス等の透明な基板上に透明導電層、透明光導電
層を形成したものを基板に用い、この基板の上にレッ
ド、グリーン、ブルーの画素を形成し、これを着色層と
してカラーフィルタを得る。従って、透明導電層と透明
光導電層は各画素の分光透過率を変化させないために可
視光域(一般に、波長400〜700nmの範囲といわ
れている。)において光の吸収の無いものでなければな
らない。また、ガラス基板等に容易に形成できるもので
なければならない。これらの要求を満足できる材料の例
としては、まず透明導電層にはITOが、また透明光導
電層にはポリN−ビニルカルバゾールやポリビニルアン
トラセンなどの有機光導電体が挙げられる。
【0009】なお、いわゆる複写機などの応用製品に
は、ポリN−ビニルカルバゾールやポリビニルアントラ
センなどの有機光導電体は、これらに増感剤を添加して
可視光域あるいは赤外線(レーザー光)域に感度を持た
せて使用する。しかし、本発明が係わるようなカラーフ
ィルタの製造用としてこれらの有機光導電体を使用する
場合には、増感剤は添加せず紫外線による露光を行ない
静電潜像を形成する。というのは、ポリN−ビニルカル
バゾールやポリビニルアントラセンは、通常の芳香環を
有するビニルポリマーと同様に紫外線域に吸収感度を示
すからである。
【0010】このような電子写真方式によりカラーフィ
ルタを製造する場合に、透明光導電層を形成する工程に
関し、次のような問題点が挙げられる。その問題点と
は、透明光導電層の形成に際して、従来の技術のように
例えばスピンコート法やバーコート法などの公知の塗布
形成法を用いると、電子写真方式による製造方法が持つ
カラーフィルタ製作の簡便さという特徴とは相反して、
その高生産性が活かされ難くなる点や、また材料消費量
についても多大な無駄が生じてしまう点である。これら
の問題点は、電子写真方式によりカラーフィルタを生産
することに係るコスト高の大きな要因になっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記問題点に
鑑みなされたものであり、電子写真方式によりカラーフ
ィルタを製造するうえで、透明光導電層を形成する場合
に、良好な品質の透明光導電層を得ることは勿論、材料
消費量の無駄をなくし、カラーフィルタ製造を総合的に
眺めたうえでの生産性を高めることが出来、電子写真方
式によりカラーフィルタを製造する長所を生かしつつカ
ラーフィルタ製造の低コスト化を可能にすることを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明が提供する手段とは、すなわち、N−ビニルカ
ルバゾールと、一般式(化1)で示されるメタクリル酸
の長鎖アルキルエステルと、一般式(化2)で示される
N−アルコキシアルキルメタクリルアミドとの共重合体
からなることを特徴とする電子写真感光体組成物であ
る。 (化1) ( 但し、R1 ; H、又はCH32 ; Cn 2n+1 〔n; 11、12、又は13のいずれか〕 ) (化2) ( 但し、R1 ; H、又はCH33 ; H、CH3 、又は(CH2)n CH3 〔n; 1、2、又は3のいずれか〕 )
【0013】そして好ましくは請求項2に示すように、
前記電子写真感光体組成物が、N−ビニルカルバゾール
を50乃至85重量部含有する共重合体であることを特
徴とする請求項1記載の電子写真感光体組成物である。
【0014】また、別の好適な手段としては請求項3に
示すように、N−ビニルカルバゾールと、一般式(化
3)で示されるメタクリル酸の長鎖アルキルエステル
と、一般式(化4)で示されるN−アルコキシアルキル
メタクリルアミドとの共重合体を使用している透明光導
電層を基板上に備えていることを特徴とする電子写真感
光体基板である。 (化3) ( 但し、R1 ; H、又はCH32 ; Cn 2n+1 〔n; 11、12、又は13のいずれか〕 ) (化4) ( 但し、R1 ; H、又はCH33 ; H、CH3 、又は(CH2)n CH3 〔n; 1、2、又は3のいずれか〕 )
【0015】そして好ましくは請求項4に示すように、
前記透明光導電層の材料が、N−ビニルカルバゾールを
50乃至85重量部含有することを特徴とする請求項3
に記載の電子写真感光体基板である。この材料からなる
電子写真感光体材料によると、透明光導電体は充分に均
一な塗膜となり、良好な電子写真特性と、さらにはカラ
ーフィルタとして要求される耐溶剤性を満足できる優れ
た電子写真感光体を得ることが出来る。
【0016】またさらに好ましくは請求項5に示すよう
に、前記基板が透明性を有していることを特徴とする請
求項3又は4のいずれかに記載の電子写真感光体基板で
ある。これによると基板自体が透明であることから、こ
れを用いた電子写真感光体基板の上に遮光パターンや着
色画素を形成すると、透過型のカラーフィルタを得るこ
とも出来る。
【0017】また別の好ましい手段は請求項6に示すよ
うに、前記基板が反射性を有していることを特徴とする
請求項3又は4のいずれかに記載の電子写真感光体基板
である。これによると基板自体が反射性を呈する場合
や、基板上に設けられてある層により基板が反射性を呈
する場合が提供されるが、いずれの場合でもこれらを使
用した電子写真感光体基板自体上に遮光パターンやカラ
ー画素パターンを形成すると、反射型のカラーフィルタ
を得ることも出来る。
【0018】なお、請求項3、4、5、6で得られた電
子写真感光体基板を使用し帯電、選択的露光、現像を行
なうなかで静電潛像をより良好に形成すべく、基板と透
明光導電層との間に導電層を設けることも好ましい。こ
の場合の導電層は当該基板よりも導電性の高いものであ
れば好ましく、その理由は、露光により透明光導電層内
部に発生したキャリアー(電子又は正孔)の結合が効率
よく行われ、表面帯電電荷が明瞭な静電潜像を描くこと
ができるからである。
【0019】またこれらのとき、当該基板を透過型カラ
ーフィルタとなす場合には、基板は透明であることは勿
論、導電層も透明(透明導電層)であることが必要とな
る。また一方、当該基板を構成部品として反射型カラー
フィルタとなす場合には、基板自体に反射性を持たせる
なら、例えば表面研磨仕上げの良い金属製材料を使用し
てよく、この時には基板自体の導電性が高いものとな
る。また、基板自体に反射性を持たせなくとも基板上に
反射性の高い層を設ければよいことは前述したが、この
時には例えば一般に金属製材料からなる層を形成すると
高い反射性を得ることができる。なお、前記基板として
は剛性の高いもの(ガラス、金属、プラスチック、セラ
ミック、等々)、あるいは可撓性のもの(厚さの薄いプ
ラスチック、厚さの薄い金属、等々)、いずれでも好ま
しく適用可能である。
【0020】また、別の好適な手段としては請求項7に
示すように、(イ)N−ビニルカルバゾールと、一般式
(化5)で示されるメタクリル酸の長鎖アルキルエステ
ルと、一般式(化6)で示されるN−アルコキシアルキ
ルメタクリルアミドとの共重合体を電気絶縁性溶媒中に
分散する工程、(ロ)次いで、該電気絶縁性溶媒中に基
板を浸漬する工程、(ハ)しかる後に、該共重合体の荷
電極性とは逆極性の電圧を該基板へ印加し、電子写真感
光体組成物を基板上に電着させる工程、以上の(イ)、
(ロ)、及び(ハ)の工程を具備することを特徴とする
電子写真感光体基板の製造方法である。 (化5) ( 但し、R1 ; H、又はCH32 ; Cn 2n+1 〔n; 11、12、又は13のいずれか〕 ) (化6) ( 但し、R1 ; H、又はCH33 ; H、CH3 、又は(CH2)n CH3 〔n; 1、2、又は3のいずれか〕 )
【0021】この材料を用いると、透明光導電層を基板
上に設ける場合に、いわゆる「電着」により良好且つ簡
便にしかも透明光導電層材料の無駄がなく透明光導電層
を形成することができ、しかもその結果得られた電子写
真感光体は品質が良好なものを得られる。尚、これらN
−ビニルカルバゾール共重合体材料を用いた透明光導電
層を基板上に設ける場合に、このような電着によらずと
も、溶剤に溶解させておき公知の塗工方法によって基板
上に形成することも可能である。
【0022】そして好ましくは請求項8に示すように、
前記基板には導電体層が設けてあり、電圧を印加する際
には、該導電体層に通電することを特徴とする請求項7
に記載の電子写真感光体基板の製造方法である。これに
よると、基板上に(基板よりも導電性が高い)導電体層
が設けてあり、これに通電することにより能率の良い電
着を施すことができる。この時に形成される電子写真感
光体基板の構造は、支持体としての基板上に、露光で帯
電電荷を明瞭な静電潛像として描くための導電体層、光
導電性を発揮する透明光導電体層がこの順序で形成され
てあり、電子写真感光体基板として使用する際にその性
能を良好に発揮しやすいものとなる。
【0023】また、別の好適な手段としては請求項9に
示すように、基板上に、少なくとも透明光導電層、遮光
パターン、着色画素を備えたカラーフィルタであり、該
透明光導電層には、N−ビニルカルバゾールと、一般式
(化7)で示されるメタクリル酸の長鎖アルキルエステ
ルと、一般式(化8)で示されるN−アルコキシアルキ
ルメタクリルアミドとの共重合体が使用されていること
を特徴とするカラーフィルタである。 (化7) ( 但し、R1 ; H、又はCH32 ; Cn 2n+1 〔n; 11、12、又は13のいずれか〕 ) (化8) ( 但し、R1 ; H、又はCH33 ; H、CH3 、又は(CH2)n CH3 〔n; 1、2、又は3のいずれか〕 )
【0024】そして好ましくは請求項10に示すよう
に、前記透明光導電層が、N−ビニルカルバゾールを5
0乃至85重量部含有することを特徴とする請求項9に
記載のカラーフィルタである。これによると電子写真感
光体組成物が電気絶縁性溶媒へ分散された状態において
は優れた分散性を示し、電着によって透明光導電層は基
板上に均一な塗膜として形成される。さらには、電子写
真感光体基板の状態では、良好な電子写真特性、さらに
カラーフィルタとして要求される耐溶剤性を満足できる
優れた電子写真感光体を得ることができる。
【0025】また好ましくは請求項11に示すように、
前記基板が透明性を有していることを特徴とする請求項
9又は10のいずれかに記載のカラーフィルタである。
このようなカラーフィルタはそれを構成する各層が透明
性を有していれば、透過型カラーフィルタとして使用で
きる。
【0026】また好ましくは請求項12に示すように、
前記基板が反射性を有していることを特徴とする請求項
9又は10のいずれかに記載のカラーフィルタである。
このようなカラーフィルタはそれを構成する基板が反射
性を有していれば、反射型カラーフィルタとして使用で
きる。
【0027】また、別の好適な手段としては請求項13
に示すように、(ニ)請求項3乃至6のいずれかに記載
の電子写真感光体基板の透明光導電層を帯電させる工
程、(ホ)所望する遮光パターンまたは着色画素パター
ンに基づき、該透明光導電層を選択的に露光することに
より静電潛像を形成する露光工程、(ヘ)しかる後に、
所望する色用の液体現像トナーを用いて該静電潛像を現
像する現像工程、以上の(ニ)、(ホ)、及び(ヘ)の
工程を具備することを特徴とするカラーフィルタの製造
方法である。
【0028】このようにして得られた電子写真感光体基
板は、良好な品質を有し、また透明光導電層の形成に際
して簡便、好都合である。その結果、前記電子写真感光
体基板を使用して電子写真方式によりカラーフィルタを
作成することは、低コスト化を実現できる。
【0029】これらのカラーフィルタ用電子写真感光体
基板にあっては、請求項1乃至2記載の電子写真感光体
組成物が、電気絶縁性溶媒へ分散され、この中へ透明基
板を浸漬し透明導電層へ通電を行ない、生じた電界作用
により塗膜を電着形成する。その後、雰囲気温度150
℃乃至250℃の範囲の適当な条件で加熱処理して形成
する。
【0030】以下では、本発明をさらに詳細に説明す
る。さて、本発明に係わる電子写真感光体組成物は、光
導電性を有するビニル化合物と、長鎖アルキル置換され
たビニル化合物およびN−アルコキシアルキルメタクリ
ルアミドとの共重合体からなる。
【0031】単に光導電性を有するビニル化合物として
は、例えば、ホモポリマーあるいはバインダーポリマー
と混合した形で電子写真感光体に使用されているN−ビ
ニルカルバゾール、ビニルアントラセン、ビニルアクリ
ジンなどのπ電子共鳴環を有する化合物が使用できる。
但し、これらの中でもN−ビニルカルバゾールが優れた
光導電性を有することから特に好ましい。
【0032】本発明では、上述の光導電性を有するビニ
ル化合物に、長鎖アルキル置換されたビニル化合物とN
−アルコキシアルキルメタクリルアミドを添加し、常法
に従いラジカル重合を行ってその共重合物を製造する。
そして、共重合体中のN−ビニルカルバゾールの重合比
率は、得られた電子写真感光体が呈する電子写真特性
(言い換えると光導電性)が電子写真感光体として実用
可能な範囲内であれば、種々に選定することができる。
尚、通常の複写機等に使用されるような電子写真感光体
では、帯電電位が半減するに要する露光エネルギーが一
般に数μJ/cm2 程度であるものでなければならな
い。しかし、本発明発明に係わるようなカラーフィルタ
に使用する場合の電子写真感光体では、数mJ/cm2
程度の感度を有すれば十分である。このことから、共重
合体中のN−ビニルカルバゾールの重合比率は50重量
部(モノマーの重量比)以上であることが好ましい。
【0033】それから、本発明に係わる電子写真感光体
は、N−ビニルカルバゾールの比率が高い方が電子写真
特性がよいが、電気絶縁性溶媒中へ均一な荷電微粒子と
して良好に分散するためには相溶性成分モノマーが20
重量部以上存在しなければならない。また、この電子写
真感光体が良好な耐溶剤性を得るためには、熱架橋を行
うモノマーが20重量%以上存在しなければならない。
このためN−ビニルカルバゾールの重合比率は60重量
部以下の範囲で任意に選定するのが好ましいことにな
る。
【0034】これらの理由から、電子写真感光体の材料
をなす共重合体は、電気絶縁性溶媒中に均一な荷電微粒
子として良好に分散できること、電子写真特性、そして
耐溶剤性、これらすべてに特に優れる組成として、N−
ビニルカルバゾールの重合比率が50〜60重量部の範
囲にあることが好ましくなる。
【0035】なお、電気絶縁性溶媒中で前記共重合体が
均一に荷電微粒子状をなして分散するためには、上記共
重合樹脂は一部可溶成分を構成する必要があるが、相溶
性に優れているという理由から、前記のメタクリル酸の
長鎖アルキルエステルが好ましく利用できる。
【0036】また、カラーフィルタとして要求される耐
溶剤性を付与するために、熱架橋反応を行わせるビニル
化合物としては、加熱により脱アルコール反応により架
橋を行なうN−アルコキシアルキルメタクリルアミドが
使用できる。
【0037】なお、共重合体には上記化合物以外にも、
基板との密着性や電子写真感光体膜の硬度等を適正化す
る目的で、各種アクリル酸エステルやメタクリル酸エス
テルを添加することも可能である。
【0038】上記のようにして、作成した電子写真感光
体組成物は、電気絶縁性溶媒に均一な荷電粒子として分
散させるために、電気抵抗値が慨ね1010Ω・cm以上
であり比誘電率が3以下である環式飽和炭化水素系ある
いは芳香族系炭化水素系溶媒を使用することが好まし
い。これらの好適な具体例としては、n−ペンタン、シ
クロヘキサン、ベンゼン、キシレン、トルエン、パラフ
ィン、シクロパラフィン、塩素化パラフィン、ナフサ、
あるいはケロシン軽油等のものを挙げることが出来る。
【0039】上記のようにして製造したカラーフィルタ
用電子写真感光体組成物を、電気絶縁性溶媒へ溶解し場
合によっては分散を行い微粒子状の荷電粒子を得る。そ
して、透明導電層としてITOやSnO2 などを形成し
たガラスなどの透明基板を上記溶液中へ浸漬し、上記微
粒子の荷電極性とは逆極性の電圧を電圧電源から基板へ
印加し、電子写真感光層を電着形成する。膜厚は印加電
圧および印加時間で任意に設定できる。
【0040】
【作用】本発明の電子写真感光体組成物は、N−ビニル
カルバゾールを含有しており、実用上十分な電子写真特
性(光導電性)を有する。N−ビニルカルバゾールは電
気絶縁性溶媒には本来は難溶であるが、前記メタクリル
酸の長鎖アルキルエステルを構成成分とすることによ
り、電気絶縁性溶媒に対しても相溶性が得られることか
ら、本発明に係わる電子写真感光体組成物は電気絶縁性
溶媒中で荷電微粒子となる。従ってこの溶液中へ、導電
層としてITOや酸化スズなどの透明導電膜を形成した
基板を浸漬し端子部を設けて電圧を印加すると、電界作
用により荷電微粒子が電着堆積し基板上に塗膜を形成す
ることができる。
【0041】この塗膜の形成方法は、透明光導電層の従
来の形成方法と比較して、塗膜作業が簡便である点や透
明光導電層材料の無駄がない点、そのうえ得られる電子
写真感光体は良好な品質である点で優れている。そして
この塗膜を形成した後に、適当な温度(150℃乃至2
50℃程度にある適当な温度を予め選定しておくことは
必要。)で加熱することで共重合体中のN−アルコキシ
アルキルメタクリルアミドが、脱アルコール反応により
熱架橋し、カラーフィルタとして要求される十分な耐溶
剤性を示す。
【0042】
【実施例】
<実施例1>N−ビニルカルバゾール58重量部、ラウ
リルメタクリレート21重量部、N−ブトキシメチルア
クリルアミド21重量部を混合し、トルエンを溶媒にし
て常法に従って共重合を行った。尚、重合開始剤にはア
ゾビスイソブチロニトリルを使用した。こうして得られ
た電子写真感光体組成物を環式飽和炭化水素溶媒(日本
石油(株)製、商品名:ナフテゾールL)へ固形分1重
量部に希釈した。さらに、これをビーズミルで2時間の
分散を行った。ちなみに、得られた微粒子状の電子写真
感光体組成物1のゼータ電位を測定したところ、明瞭な
負帯電微粒子となっていることが確認できた。
【0043】次いで、透明導電層2としてITO膜を片
面に形成したガラス基板3を、対向電極5が設けられた
上記溶液中へ浸漬し、透明導電層2へ高圧電源4(TR
EK製、高圧電源装置 MODEL610C)を接続し
て+500Vの電圧を60秒の間印加した(図1)。こ
の後、クリーンオーブンにて170℃で1時間焼成し
た。この結果得られた透明光導電層6の膜厚は約2.5
μmであった(図2)。
【0044】本カラーフィルタ用電子写真感光体基板7
に対してコロトロン帯電器を用いて表面電位+300V
に帯電し、次いで紫外線ランプ(照度は0.7mW/c
2、但し紫外線の波長は366nmである。)で10
秒間だけ露光した結果、前記の表面電位は50V以下に
低下した。この光導電性はカラーフィルタ用の電子写真
感光体としては充分な電子写真特性といえる。
【0045】本カラーフィルタ用電子写真感光体基板7
にコロナ帯電器を用いて+6kVを印加し、透明光導電
体層6に正のコロナ放電を行い帯電を行った。放電用電
源は感光体形成時、透明導電層2へ電圧を印加した際使
用した高圧電源4を用いた。表面の帯電電位は+200
Vとした。しかる後に、カラーフィルタのブラックマト
リックス用のマスクを介して露光を行い、次いでブラッ
クトナー液に浸漬することにより現像を行いブラックマ
トリックス8を形成した。なお、トナー液にはラテック
ス樹脂に黒色有機顔料(三菱マテリアル製、商品名:チ
タンブラックー13)を混合して電気絶縁性溶媒(エッ
ソ化学(株)製、商品名:アイソパーG)中に分散した
液体現像トナーを使用した。
【0046】次いで、同様の手順で帯電・露光・現像を
繰り返してラテックス樹脂にレッド顔料、グリーン顔
料、ブルー顔料を混合して電気絶縁性溶媒(エッソ化学
(株)製、商品名:アイソパーG)中に分散した特開昭
62−269101号公報記載の液体現像トナーを使用
しレッド画素9、グリーン画素10、ブルー画素11を
形成した。使用したマスクや液体現像トナーは、それぞ
れ各色に対応したものを使用した。以上の工程によって
製造したカラーフィルタは、各画素形状、分光透過率特
性等充分に優れたものであった(図3)。
【0047】また、得られたカラーフィルタの耐溶剤性
についても評価すべく、LCDの配向膜の溶剤であるN
−メチル−2−ピロリドンやγ−ブチロラクトンに、本
実施例サンプルを各5分間浸漬したが、結果は良好であ
った。つまり、カラーフィルタの評価サンプルには、膜
剥がれや表面の異常、あるいは分光透過率の変化は全く
認められず、充分な耐溶剤性が得られていることが確認
できた。
【0048】<実施例2>N−ビニルカルバゾール58
重量部、ラウリルメタクリレート21重量部、N−エト
キシメチルアクリルアミド21重量部を混合し、トルエ
ンを溶媒にして常法にしたがって共重合を行った。重合
開始剤にはアゾビスイソブチロニトリルを使用した。得
られた電子写真感光体組成物を環式飽和炭化水素溶媒
(日本石油製、商品名:ナフテゾールL)へ固形分1重
量部に希釈した。さらに、ビーズミルで2時間分散を行
った。
【0049】次いで、<実施例1>と同様の方法で、カ
ラーフィルタ用電子写真感光体基板を作成した。以下、
<実施例1>と同様の手順で帯電、露光、現像を繰り返
して行い、ブラクマトリックスとレッド、グリーン、ブ
ルーの各画素を形成し、カラーフィルタを製造した。本
発明に係る製造方法によって得たカラーフィルタは各画
素の形状や分光特性、等々いずれも充分に優れたもので
あった。また、<実施例1>と同様に耐溶剤性の評価も
行ったところ、いずれについてもやはり充分な耐溶剤性
が確認された。
【0050】
【発明の効果】本発明によると、前記の電子写真感光体
組成物は共重合樹脂としてN−ビニルカルバゾールを含
有しているものの前記の共重合体からなることから、電
気絶縁性溶媒中に均一に荷電微粒子として分散させるこ
とが出来、この為に、この電子写真感光体組成物を分散
させた電気絶縁性溶媒中に基板を浸漬させて、電圧印加
用の対向電極との間に電圧を印加するといわゆる「電
着」により電子写真感光体組成物が基板上に堆積し、基
板上に電子写真感光体組成物からなる膜を形成すること
が出来る。そして、この電子写真感光体組成物からなる
膜は、良好な電子写真特性を示し透明光導電層として利
用することが出来、且つカラーフィルタに要求される十
分な耐溶剤性を示す。そして、前記の電着により基板上
に堆積したぶんの電子写真感光体組成物が透明光導電層
を形成する材料として使用され、基板上に堆積しなかっ
た電子写真感光体組成物であっても、それ以後に行う透
明光導電層を形成工程で使用される為に、従来の技術
(スピンコート法やバーコート法等)のように、使用さ
れなかった多くの材料が捨て去られるような無駄が生じ
ない。また、膜形成の作業が従来の技術と比較して簡便
である。その結果、電子写真感光体基板の製造に際して
高い生産性が得られる。つまるところ、本発明による
と、電子写真方式によりカラーフィルタを製造するうえ
で、透明光導電層を形成する場合に、良好な品質の透明
光導電層を得ることは勿論、材料消費量の無駄をなく
し、カラーフィルタ製造を総合的に眺めたうえでの生産
性を高めることが出来、しかも電子写真方式によりカラ
ーフィルタを製造する長所を生かしつつカラーフィルタ
製造の低コスト化を可能にすることが出来た。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電子写真感光体基板の製造方法
の一実施例について、その概要を模式的に示す説明図で
ある。
【図2】本発明に係わる電子写真感光体基板の一実施例
について、模式的な断面図を用いて示す説明図である。
【図3】本発明に係わるカラーフィルタの一実施例につ
いて、模式的な断面図を用いて示す説明図である。
【符号の説明】
1・・・電子写真感光体組成物 2・・・透明導電層 3・・・ガラス基板 4・・・高圧電源 5・・・対向電極 6・・・透明光導電層 7・・・(カラーフィルタ用)電子写真感光体基板 8・・・ブラックマトリックス 9・・・レッド画素 10・・・グリーン画素 11・・・ブルー画素
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 5/20 101 G03G 5/06

Claims (13)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N−ビニルカルバゾールと、一般式(化
    1)で示されるメタクリル酸の長鎖アルキルエステル
    と、一般式(化2)で示されるN−アルコキシアルキル
    メタクリルアミドとの共重合体からなることを特徴とす
    る電子写真感光体組成物。 (化1) ( 但し、R1 ; H、又はCH32 ; Cn 2n+1 〔n; 11、12、又は13のいずれか〕 ) (化2) ( 但し、R1 ; H、又はCH33 ; H、CH3 、又は(CH2)n CH3 〔n; 1、2、又は3のいずれか〕 )
  2. 【請求項2】前記電子写真感光体組成物が、N−ビニル
    カルバゾールを50乃至85重量部含有する共重合体で
    あることを特徴とする請求項1記載の電子写真感光体組
    成物。
  3. 【請求項3】N−ビニルカルバゾールと、一般式(化
    3)で示されるメタクリル酸の長鎖アルキルエステル
    と、一般式(化4)で示されるN−アルコキシアルキル
    メタクリルアミドとの共重合体を使用している透明光導
    電層を基板上に備えていることを特徴とする電子写真感
    光体基板。 (化3) ( 但し、R1 ; H、又はCH32 ; Cn 2n+1 〔n; 11、12、又は13のいずれか〕 ) (化4) ( 但し、R1 ; H、又はCH33 ; H、CH3 、又は(CH2)n CH3 〔n; 1、2、又は3のいずれか〕 )
  4. 【請求項4】前記透明光導電層の材料が、N−ビニルカ
    ルバゾールを50乃至85重量部含有することを特徴と
    する請求項3に記載の電子写真感光体基板。
  5. 【請求項5】前記基板が透明性を有していることを特徴
    とする請求項3又は4のいずれかに記載の電子写真感光
    体基板。
  6. 【請求項6】前記基板が反射性を有していることを特徴
    とする請求項3又は4のいずれかに記載の電子写真感光
    体基板。
  7. 【請求項7】(イ)N−ビニルカルバゾールと、一般式
    (化5)で示されるメタクリル酸の長鎖アルキルエステ
    ルと、一般式(化6)で示されるN−アルコキシアルキ
    ルメタクリルアミドとの共重合体を電気絶縁性溶媒中に
    分散する工程、(ロ)次いで、該電気絶縁性溶媒中に基
    板を浸漬する工程、(ハ)しかる後に、該共重合体の荷
    電極性とは逆極性の電圧を該基板へ印加し、 電子写真感光体組成物を基板上に電着させる工程、以上
    の(イ)、(ロ)、及び(ハ)の工程を具備することを
    特徴とする電子写真感光体基板の製造方法。 (化5) ( 但し、R1 ; H、又はCH32 ; Cn 2n+1 〔n; 11、12、又は13のいずれか〕 ) (化6) ( 但し、R1 ; H、又はCH33 ; H、CH3 、又は(CH2)n CH3 〔n; 1、2、又は3のいずれか〕 )
  8. 【請求項8】前記基板には導電体層が設けてあり、電圧
    を印加する際には、該導電体層に通電することを特徴と
    する請求項7に記載の電子写真感光体基板の製造方法。
  9. 【請求項9】基板上に、少なくとも透明光導電層、遮光
    パターン、着色画素を備えたカラーフィルタであり、 該透明光導電層には、N−ビニルカルバゾールと、一般
    式(化7)で示されるメタクリル酸の長鎖アルキルエス
    テルと、一般式(化8)で示されるN−アルコキシアル
    キルメタクリルアミドとの共重合体が使用されているこ
    とを特徴とするカラーフィルタ。 (化7) ( 但し、R1 ; H、又はCH32 ; Cn 2n+1 〔n; 11、12、又は13のいずれか〕 ) (化8) ( 但し、R1 ; H、又はCH33 ; H、CH3 、又は(CH2)n CH3 〔n; 1、2、又は3のいずれか〕 )
  10. 【請求項10】前記透明光導電層が、N−ビニルカルバ
    ゾールを50乃至85重量部含有することを特徴とする
    請求項9に記載のカラーフィルタ。
  11. 【請求項11】前記基板が透明性を有していることを特
    徴とする請求項9又は10のいずれかに記載のカラーフ
    ィルタ。
  12. 【請求項12】前記基板が反射性を有していることを特
    徴とする請求項9又は10のいずれかに記載のカラーフ
    ィルタ。
  13. 【請求項13】(ニ)請求項3乃至6のいずれかに記載
    の電子写真感光体基板の透明光導電層を帯電させる工
    程、(ホ)所望する遮光パターンまたは着色画素パター
    ンに基づき、該透明光導電層を選択的に露光することに
    より静電潛像を形成する露光工程、(ヘ)しかる後に、
    所望する色用の液体現像トナーを用いて該静電潛像を現
    像する現像工程、以上の(ニ)、(ホ)、及び(ヘ)の
    工程を具備することを特徴とするカラーフィルタの製造
    方法。
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