JPH07191211A - カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法 - Google Patents

カラーフィルタ及びカラーフィルタの製造方法

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JPH07191211A
JPH07191211A JP33076993A JP33076993A JPH07191211A JP H07191211 A JPH07191211 A JP H07191211A JP 33076993 A JP33076993 A JP 33076993A JP 33076993 A JP33076993 A JP 33076993A JP H07191211 A JPH07191211 A JP H07191211A
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JP
Japan
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pattern
color
color filter
substrate
film
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JP33076993A
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English (en)
Inventor
Eizaburo Watanabe
英三郎 渡辺
Tenjiyuurou Masui
典十郎 増井
Atsushi Sasaki
淳 佐々木
Toshiro Nagase
俊郎 長瀬
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】カラー液晶ディスプレイに必要な部品点数の増
加、カラーフィルタ製造工程数の増加等の問題点を解消
して、同時に簡便な方法で製造できるようにし、電子写
真方式を使用して、比較的良好な反射型のカラーフィル
タ用着色パターン(カラー着色画素パターン)が簡便に
形成でき、大型のカラーフィルタも比較的容易に製造で
きるようにすることにある。 【構成】基板1上に高反射性の導電膜2、透明な光導電
膜3、所望形状の着色パターン5,6,7がこの順に積
層されており、導電膜2及び光導電膜3を用いて電子写
真方式にて着色パターンを形成し、導電膜2は反射層と
して利用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、反射型カラー液晶ディ
スプレイに用いるカラーフィルタ及びカラーフィルタの
製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カラー液晶ディスプレイは、各種モニタ
ー、オフィス・オートメーション(OA)機器用表示装
置、薄型液晶テレビジョン等として使用される薄型で軽
量を特徴としているディスプレイである。図3は、一般
的な透過型のカラー液晶ディスプレイの模式的な側断面
図であって、透明なガラス基板13には透明性の赤(Re
d),緑(Green) ,青(Blue)の画素形状の各着色パターン
5,6,7と、ブラックマトリクスパターン4とで構成
されたカラーフィルタ24が形成されており、さらに保
護膜9、透明電極10、液晶分子を配向させる配向膜1
1が形成されている。一方、透明なガラス基板14に
は、前記透明電極に対して直交する方向に配置した透明
電極10、液晶分子を前記ガラス基板13の配向方向に
対して直交方向に配向させる配向膜11が形成されてい
る。この2枚のガラス基板の間に液晶12が封入されて
おり、ガラス基板13,14の外面側には偏光板15,
15が配置され、ガラス基板14の偏光板15外面側に
バックライト16が取り付けられている。
【0003】カラー液晶ディスプレイ自体は、多数の規
則的に配列されたカラー画素の付与と、該各々カラー画
素に対するシャッターの機能を果たすものであり、画素
電極にかかる電圧に応じて、カラー液晶ディスプレイの
両側に設置したバックライト16の照明光の振動方向を
偏向させる互いに直交方向の2枚の偏光板15,15を
通過する光の明るさを変化させて画像を表示する。カラ
ーフィルタは、バックライト16の白色光のうち、赤、
緑、青、それぞれの光のみを選択的に透過し、このカラ
ーフィルタと液晶層の組み合わせで、赤、緑、青の3色
の画素の明るさをコントロールしてカラー画像の表示が
実現されている。このようなカラー液晶ディスプレイに
おいては、前記偏光板15の透過率が50%以下でしか
なく、2枚の偏光板の組み合わせでは透過率は20%程
度しかない。さらに加えて、カラーフィルタは、白色光
のうちの3分の1以下の光しか透過しないため、全体で
の透過率は10%以下でしかない。したがって、明るい
画像を実現するためには、バックライト16を取り付け
ることが不可欠であり、消費電力の増加、あるいはディ
スプレイの厚さや重量の増大等の好ましくない結果を生
じている。
【0004】上述の問題点を解決する方法としては、1
枚の偏光板15を使用して光シャッター機能を発現で
き、画像表示が可能な液晶ディスプレイとして、ゲスト
−ホスト型や、偏光板15を使用せずに画像表示が可能
な液晶ディスプレイとして高分子分散型のカラー液晶デ
ィスプレイが注目されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図4は、偏光板及び配
向膜を用いない高分子分散型の液晶を用いたカラー液晶
テイスプレイの模式的な側断面図であり、高分子樹脂1
7中に、ミクロンメーターのオーダーの液晶粒子18
(マイクロカプセル内に液晶分子を包み込んだもの)を
多数分散させたもの、網目状高分子に、液晶分子を含有
させたものを、それぞれ直交する方向に透明電極10
(画素電極)を形成した2枚のガラス基板19(図示し
ないがカラー画素用の赤、緑、青の着色パターンを形成
したガラス基板)と20の間に封入したものである。透
明電極10,10に電圧が印加されると、液晶粒子18
の液晶分子が電界の向きに配向するため、高分子17と
液晶粒子18の光屈折率が揃い、図4に示すように、光
が透過する状態になる。電圧を印加しない状態では、液
晶粒子18の液晶分子がランダムな向きになるため、光
が散乱して光が透過しない不透明な状態になる。このよ
うな偏光板15なしで表示が可能な液晶ディスプレイは
透過率が高く、明るい表示が可能なことから、ガラス基
板20外側にバックライトを設けた透過型のカラー液晶
ディスプレイとしてだけでなく、バックライトの代わり
にバックライト側に反射板を設け、反射板の表面にカラ
ー画素用の赤、緑、青の着色パターン(図示せず)を形
成して反射型の液晶ディスプレイとしても使用される。
このような反射型カラー液晶ディスプレイは、バックラ
イトを必要としないため、薄型、軽量化が容易なことの
他に消費電力が少なくなるという利点があり、携帯型の
ディスプレイとして特に優れているものである。
【0006】図5,図6,図7は、従来の反射型カラー
液晶ディスプレイの模式的な側断面図である。図5は、
図3の透過型のカラー液晶ディスプレイと基本的に同じ
構造を有するものであり、ディスプレイ本体の両面に偏
光板15や、バックライト16がなく、反射板21をガ
ラス基板14側に備えた構造である。また図6は、ガラ
ス基板14側に、透明電極10の代わりに反射板を兼ね
た金属電極22を備えたものである。また図7は、反射
板23を形成したガラス基板13上に、ブラックマトリ
クス4、赤,緑,青の各着色パターン5,6,7からな
るカラーフィルタ用着色パターン、透明電極10を形成
し、ガラス基板14側に、該透明電極に対して直交方向
に透明電極10を備えたものである。
【0007】図5,図6に示した構造の反射型カラー液
晶ディスプレイの場合は、透過型カラー液晶ディスプレ
イと同様のカラーフィルタを使用することができる。即
ち、図8に示すように、ガラス基板13上にブラックマ
トリクスパターン4と、赤,緑,青の各着色パターン
5,6,7からなるカラーフィルタ用着色パターンを形
成し、保護膜9をオーバーコートした構造のカラーフィ
ルタを使用することができる。
【0008】一方、図7に示したような構造のカラー液
晶ディスプレイの場合は、ガラス基板13に予め反射板
23(反射膜)を形成した後に、カラーフィルタ用着色
パターンを形成したカラーフィルタが必要になる。
【0009】さて、上記カラーフィルタの着色パターン
形成方法は数多く提案され、幾つかの方法が実用化され
ている。例えば、染色方式があり、透明なガラス基板上
に染着性の感光性樹脂を塗布し、露光現像を行って、カ
ラーフィルタ用の各色(赤、緑、青)の着色パターンの
うちのいずれかの色の着色パターン相当の所望の染着性
パターンを形成し、例えば、該染着性パターンが赤色染
色用のパターンであれば、該パターンを赤色に染色して
赤色の着色パターンを形成し、以下同様にして染色によ
り緑色、青色の着色パターンを得る。あるいは顔料分散
法があり、予め顔料や染料等の色素を分散した感光性樹
脂(顔料分散型フォトレジスト等)を透明なガラス基板
上に塗布し、露光現像を行って所望の着色パターンを形
成するものであり、これを赤、緑、青の各着色パターン
について繰り返して行なうことにより着色パターンを得
る。この他にも、透明なガラス基板上にオフセット凹版
印刷等の印刷方式により着色パターンを形成する方式、
透明なガラス基板上に所望の着色パターンに対応した形
状の透明電極パターンを形成して着色すべき電極パター
ンのみ通電して色材を電着する電着方式等がある。上記
方式以外にも、色材の真空蒸着によって透明なガラス基
板に着色パターンを形成する蒸着方式、カラー写真と同
様にハロゲン化銀乳剤によって着色パターンを形成する
カラー銀塩写真方式等が提案されている。
【0010】現在実用化されているカラーフィルタの着
色パターン形成方法のうち、前記染色法及び顔料分散法
等は、必要な色数だけ感光性樹脂の塗布(コーティン
グ)、プリベーク処理、パターン露光、現像、ポストベ
ーク処理等を繰り返す必要があり、そのため、製造工程
に時間が掛かる。また、感光性樹脂を大型のガラス基板
に均一に塗布することが困難であるため、大型のカラー
フィルタを製造することが困難である。また上記電着法
は、着色パターンに対応して透明電極パターンを形成し
なければならず、また同色の着色パターンに対応する透
明電極パターンは電気的に導通接続している必要があ
り、透明電極パターンの形状に配慮が必要であるが故
に、着色パターンの形状や着色パターンの配列に制約が
生じる。また、透明電極のパターン化には高度な微細加
工技術が要求される。また、前記電着法の欠点を解消す
る方法として、ガラス基板全面に形成した透明導電膜
(透明電極膜)上にフォトレジストを塗布し、所望の着
色パターン形状にフォトレジストを除去した後に透明導
電膜を通電させて、露出した透明導電膜上に着色パター
ン形状に選択的に色材を電着する方法が提案されている
が、1色毎にフォトレジストを着色パターン形状にパタ
ーニングする必要があり、煩雑な工程となることが避け
られない。これらの方法に比較して、印刷法では感光液
の繰り返し塗布、繰り返し露光、繰り返し現像といった
製造工程がないため比較的簡便であるものの、着色パタ
ーンの形状や位置精度においてはやや劣り、カラーフィ
ルタに使用するためには、高度で特殊な印刷技術が要求
される。
【0011】そこで、より簡便で、比較的良好な着色パ
ターンが形成でき、大型のカラーフィルタに最適な方法
として、電子写真法による着色パターンの形成方法が、
特開昭48−16529号公報、特開昭56−6960
4号公報、特開昭56−117210号公報、特開昭6
3−234203号公報に示されている。これらの方法
においては、支持体(例えば透明ガラス基板)上に導電
体層と光導電体層を設け、光導電体層全面に帯電を行な
う工程と、パターン露光によってカラーフィルタの画素
形状(着色パターン形状)の静電潜像を形成する工程
と、静電潜像に着色トナーを付着させる現像工程とを、
赤、緑、青の3回、若しくは赤、緑、青、黒(ブラック
マトリクスパターン)の4回繰り返して着色パターンを
形成するものである。電子写真方式によるカラーフィル
タの製造においては、一般に透明なガラス基板上に透明
導電層、光導電層を形成したものを基板として用い、こ
の基板上に、赤、緑、青の各着色パターン(画素パター
ン)を形成してカラーフィルタを得るものである。
【0012】上記のような各種製造方式によるカラーフ
ィルタを、反射型カラー液晶ディスプレイとして使用す
るためには、図5に示したように、液晶パネルの外側に
反射板を設けるか、あるいは図7のようにカラーフィル
タを形成する前に、予め基板に反射板を設ける必要があ
り、液晶ディスプレイのアッセンブルに必要な部品点数
の増加、カラーフィルタ製造工程の複雑さを招くといっ
た問題が生じる。
【0013】本発明の目的は、カラー液晶ディスプレイ
に必要な部品点数の増加、カラーフィルタ製造工程数の
増加等の問題点を解消して、同時に簡便な方法で製造で
きるようにすることにある。さらに言えば、電子写真方
式を使用して、比較的良好な反射型のカラーフィルタ用
着色パターン(カラー着色画素パターン)が簡便に形成
でき、大型のカラーフィルタも比較的容易に製造できる
ようにすることにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の第1発明は、基
板上に、高反射性の導電膜、透明な光導電膜、所望形状
の着色パターンがこの順に積層されていることを特徴と
するカラーフィルタである。
【0015】また、本発明の第2発明は、表面が高反射
性の導電性基板上に、透明な光導電膜、所望形状の着色
パターンがこの順に積層されていることを特徴とするカ
ラーフィルタである。
【0016】また、本発明は、上記第1発明又は第2発
明のカラーフィルタにおいて、高反射性の前記導電膜の
反射率、又は表面が高反射性の前記導電性基板の反射率
が、80%以上であるカラーフィルタである。
【0017】また、本発明の第3発明は、基板上に、高
反射性の導電膜と透明な光導電膜とをこの順に形成した
後、該光導電膜を所定の極性に帯電する工程と、該光導
電膜を選択的に露光して静電潜像パターンを形成する工
程と、該静電潜像パターンをブルー(Blue) 、グリーン
(Green) 、レッド(Red) の各着色トナーで現像してカラ
ーフィルタ用着色パターンを形成する工程とを経ること
を特徴とするカラーフィルタの製造方法である。
【0018】また、本発明の第4発明は、表面が高反射
性の基板上に、透明な光導電膜を形成した後、該光導電
膜を所定の極性に帯電する工程と、該光導電膜を選択的
に露光して静電潜像パターンを形成する工程と、該静電
潜像パターンをブルー(Blue) 、グリーン(Green) 、レ
ッド(Red) の各着色トナーで現像してカラーフィルタ用
着色パターンを形成する工程とを経ることを特徴とする
カラーフィルタの製造方法である。
【0019】また、本発明の上記第3発明又は第4発明
のカラーフィルタの製造方法において、高反射性の前記
導電膜又は表面が高反射性の前記基板として、反射率8
0%以上の導電膜又は基板を使用するカラーフィルタの
製造方法である。
【0020】
【実施例】本発明の第1発明のカラーフィルタを、図1
に従って詳細に説明すれば、ガラス基板、合成樹脂基板
等の基板1上に、アルミニウム又は銀等の高い反射率を
有する導電膜2(不透明がよいが、半透明であってもよ
い)を備え、該導電膜2上に透明な光導電膜3を積層状
態で備える。さらにその上に、コントラスト効果を付与
するためのブラックマトリクスパターン4と、ブルー
(Blue) 、グリーン(Green) 、レッド(Red) の各着色パ
ターン5,6,7(カラー画素パターン)を設けたもの
である。
【0021】また本発明の第2発明のカラーフィルタ
を、図2に従って詳細に説明すれば、高い反射率を有す
る導電性基板(平滑表面を有する金属基板)8上に、透
明な光導電膜3を備え、さらにその上に、コントラスト
効果を付与するためのブラックマトリクスパターン4
と、ブルー(Blue) 、グリーン(Green) 、レッド(Red)
の各着色パターン5,6,7(カラー画素パターン)を
設けたものである。
【0022】上記第1発明のカラーフィルタ又は上記第
2発明のカラーフィルタは、導電膜2あるいは導電性基
板8が、反射型液晶ディスプレイの反射層(反射板)と
して機能すると同時に、電子写真方式で、ブラックマト
リクスパターン4と、ブルー(Blue) 、グリーン(Gree
n) 、レッド(Red) の各着色パターン5,6,7(カラ
ー画素パターン)を形成する際におけるアース(導電
層)として機能するものである。
【0023】現在市販されている反射型液晶ディスプレ
イ(例えばモノクロタイプ)の総体的な反射率(ディス
プレイに対する反射層を介した入射光と射出光との比
率)は約30%程度であり、反射型カラー液晶ディスプ
レイの総体的な反射率(ディスプレイに対するレッド
(赤)、グリーン(緑)、ブルー(青)の各着色パター
ン及び反射層を介した各着色パターン毎の入射光と射出
光との比率)も、これと同程度の反射率が得られること
が望ましく、そのためには、本発明における前記高反射
性の導電膜2あるいは導電性基板8による反射層(反射
板)の反射率をできるだけ高く設定することが必要であ
る。
【0024】ところで、高分子分散型液晶は、透明マイ
クロカプセル内に無配向の液晶分子(ネマチック型)を
封入した液晶粒子を高分子樹脂中に分散したものであ
り、対向電極間に封入して電界を印加(ON)すること
によって、粒子内の液晶分子は同一方向に配向して透明
状態になり、印加を解除(OFF)することによって、
無配向状態となって配向が乱れ不透明状態になるもので
あるが、一般的に透明状態での透過率は約95%であ
る。
【0025】本発明のカラーフィルタにおいては、前記
導電膜2、又は導電性基板8による反射率は80%以上
に設定される。また上述したように高分子分散型液晶層
の透明状態での透過率は約95%である。またカラーフ
ィルタの各着色パターン5,6,7の各々パターンの透
過率は、入射光である白色光のほぼ1/3を分光透過し
ていることから約30%である。
【0026】一般的に反射型カラー液晶ディスプレイの
レッド(赤)、グリーン(緑)、ブルー(青)の各着色
パターン5,6,7毎の反射層を介した反射率Reは、
反射層(反射板)の反射率をr、液晶層の透過率を
1 、着色パターンの透過率t2とすれば、下記の関係
式が得られる。なお液晶層に関しては入射光透過と反射
光透過の2回透過が生じ、着色パターンに関しては入射
光透過と反射光透過の2回透過が生じるが分光透過であ
るので、実質的に1回透過である。 Re=r×t1 2×t2
【0027】ここで反射層(前記導電膜2又は導電性基
板8)の反射率r=0.80、液晶層の透過率t1
0.95、各着色パターンの透過率t2 =0.30とす
れば、反射型カラー液晶ディスプレイの各着色パターン
5,6,7毎の総体的な反射率Reは、 Re=0.80×(0.95)2 ×0.30=0.21
7 となる。また、反射層(前記導電膜2又は導電性基板
8)の反射率r=0.90、液晶層の透過率t1 =0.
95、各着色パターンの透過率t2 =0.30とすれ
ば、反射型カラー液晶ディスプレイの各着色パターン
5,6,7毎の総体的な反射率Reは、 Re=0.90×(0.95)2 ×0.30=0.24
4 となる。また、反射層(前記導電膜2又は導電性基板
8)の反射率r=0.95、液晶層の透過率t1 =0.
95、各着色パターンの透過率t2 =0.30とすれ
ば、反射型カラー液晶ディスプレイの各着色パターン
5,6,7毎の総体的な反射率Reは、 Re=0.95×(0.95)2 ×0.30=0.25
7 となる。
【0028】液晶層側からに入射する光線の入射光量を
100とすれば、反射層(反射板)で反射して、再度液
晶層側に射出するカラー液晶ディスプレイの反射光量
(ゲイン)は21.7〜25.7以上となり、上記第1
発明のカラーフィルタ、又は上記第2発明のカラーフィ
ルタにおいて、高反射性の導電膜2(反射率80%以
上)又は高反射性の導電性基板8(反射率80%以上)
を備えた第3発明のカラーフィルタを用いた反射型カラ
ー液晶ディスプレイの総体的な反射率は約21.7%〜
25.7%以上が得られる。
【0029】次に、本発明の第4発明、又は第5発明の
カラーフィルタの製造方法を、図1又は図2に示す実施
例に従って以下に詳細に説明する。第4発明のカラーフ
ィルタの製造方法は、図1、ガラス製又はプラスチック
製等の基板1(必ずしも透明でなくてもよい)上に、高
い反射率を有する導電膜2を形成する。該導電膜2は、
高い反射率を有することと同時に、なるべく可視光全領
域に亘って平均した一定の反射特性を有し、特定の色に
着色していないことが好ましいものであり、アルミニウ
ム、銀などが最適である。また、該導電膜2の導電性能
は、電子写真プロセスにおいてアースとして機能するに
足るものであれば良く、膜厚は0.03μm以上であ
り、好ましくは0.05μm以上であるが特に限定はし
ない。上記導電膜2は、通常は真空蒸着法、スパッタ蒸
着法等の蒸着方式で形成すれば良いが、被膜の密着性、
膜厚の均一性等が良好に得られるものであれば、上記方
式に限定されるものではなく、例えば、メッキ法、コー
ティング法、金属研磨法などの種々の方法で形成するこ
とが可能である。また第5発明のカラーフィルタの製造
方法は、図2、アルミニウム等の表面反射率の高い金属
製の薄板状の導電性基板8を用い、該基板8上には前記
導電膜は必要としない。
【0030】次に、図1の上記第4発明における導電膜
2上、又は図2の第5発明における導電性基板8上に、
可視光域(400〜700nm)に光吸収性を持たない
透明な光導電膜3を形成する。透明な光導電膜3の形成
には、ポリ−N−ビニルカルバゾール、ポリビニルアン
トラセン、ポリビニルアクリジン等の有機光導電性樹脂
等、光導電体が使用でき、この中でポリ−ビニルカルバ
ゾールが優れた光導電性を有することから特に好ましい
ものである。また、N−ビニルカルバゾール、ビニルア
ントラセン、ビニルアクリジン等のうちのいずれか1乃
至2種以上と、各種アクリル酸エステルとの共重合体
を、適宜重合比によって使用してもよく、共重合体を使
用することで耐溶剤性や密着性等を改善できる。
【0031】上記光導電膜3を形成する方法としては、
上記光導電体をシクロヘキサノン、テトラヒドロフラン
等の溶剤に溶解して、スピンコート法、ロールコート
法、ディップコート法、スクリーン印刷法等の各種塗布
方式にて、導電膜上、又は導電性基板上に塗布して光導
電膜3を形成する。光導電膜3の膜厚は、0.5μm〜
20μmの範囲、あるいはその前後が使用可能な範囲で
あるが、カラーフィルタとして使用するので、膜厚はで
きる限り薄い方が好ましく、帯電電位が十分に得られる
こと、帯電電位の暗減衰が許容範囲内であること、均一
な塗膜が形成できること等を考慮して、1〜5μmの範
囲が適当である。上記のようにして、基板1上に形成さ
れた高反射性を有する導電膜2上、又は高反射性を有す
る導電性基板8上に、光導電膜3を積層して電子写真感
光体を形成する。
【0032】次いで、コロナ帯電器を用いて、上記電子
写真感光体の表面(光導電膜3)に帯電を行なう。帯電
電位は、100V乃至1000Vの範囲が適当であり、
現像に使用する着色トナーの保有する電化、着色パター
ンの分光特性、膜厚等に応じて最適な帯電電位を設定す
る。
【0033】次いで、所望の開口パターン(カラーフィ
ルタとして形成すべき着色パターン相当のパターン)を
有するフォトマスクを介して、帯電状態の光導電膜3に
紫外線をパターン露光して、該光導電膜3の紫外線の照
射された部分は、その下層の導電膜2(図1参照)又は
導電性基板8(図2参照)を接地(アース)することに
よって帯電量が減衰し、光導電膜3にはフォトマスクの
開口パターンに対応した帯電電位の有無によるパター
ン、所謂静電潜像が形成される。なお露光には、上述し
たフォトマスクによるパターン露光以外に、紫外線のス
ポット光(ビーム光)を用いて着色パターン形状に走査
露光することも可能である。
【0034】静電潜像が形成された上記基板(第3発明
の高反射性導電膜2を形成した基板1、又は第4発明の
高反射性導電性基板8)は、液体状の着色トナー(又は
粉体状の着色トナー)に浸漬することにより静電潜像を
現像処理して顕像化して、基板1又は基板8上の光導電
膜3上に着色パターン5,6,7を形成する。
【0035】ここで使用する上記液体トナーは、着色材
として有機顔料を使用し、バインダー樹脂、電荷調整剤
とともに、電気絶縁性の液体中に分散したものである。
有機顔料としては、赤、緑、青のそれぞれ良好な分光特
性を有する、アゾレーキ系、不溶性アゾ系、縮合アゾ
系、フタロシアニン系、キナクリドン系、ジオキサジン
系、イソインドリン系、アントラキノン系、ペリレン
系、ペリノン系、チオインジゴ系等の有機顔料のうちの
1乃至2種以上が用いられる。
【0036】また上記電気絶縁性の液体は、誘電率3.
5以下、体積抵抗107Ω・cm以上の炭化水素系溶剤
である。好ましい例としては、アイソパーG,H,L
(エクソン社製)、シェルゾールA,AB(シェル社
製)、ナフテゾールL,M,H(日本石油化学(株)
製)等がある。
【0037】上記バインダー樹脂には、ブタジエン樹
脂、アクリル樹脂、スチレン/ブタジエン樹脂、アルキ
ッド樹脂等が使用できる。また、電荷調整剤としては、
ナフテン酸ニッケル、ナフテン酸コバルト等のナフテン
酸金属塩や、2−エチルヘキサンコバルト等の金属石鹸
類、石油系スルホン酸金属塩、レシチン、ポリビニルピ
ロリドン樹脂、ポリアミド樹脂等が使用できる。
【0038】上記光導電膜3に対するコロナ帯電操作
と、パターン露光と、着色トナーによる現像処理とを、
それぞれ赤、緑、青のそれぞれ着色パターン5,6,7
について各色毎に繰り返し行なうことによって、上記基
板(第3発明の高反射性導電膜2を形成した基板1、又
は第4発明の高反射性導電性基板8)上の光導電膜3上
に、赤、緑、青のそれぞれ着色パターン5,6,7を1
単位着色パターンとする多数単位の着色パターンによる
カラーフィルタ用着色パターンを形成する。
【0039】このようにして、図1又は図2に示すよう
な反射型カラー液晶ディスプレイ用のカラーフィルタ2
4が得られ、必要に応じて、ブラックマトリクスパター
ン4についても同様にしてパターン形成する。また着色
パターン5,6,7、又はフラックマトリクスパターン
4、着色パターン5,6,7を形成した後に、その上に
図8に示すような透明なオーバーコート9を形成しても
よい。上記第4発明又は第5発明の製造方法により得ら
れたそれぞれ上記カラーフィルタ24(図1、図2参
照)は、図7に示すような反射型カラー液晶ディスプレ
イのカラーフィルタ24としてアッセンブリングして使
用するものである。
【0040】
【作用】本発明の第1発明、又は第2発明のカラーフィ
ルタは、図1に示すように基板1上に高反射性を有する
導電膜2上に透明な光導電膜3、又は図2に示すように
高反射性を有する導電性基板8上に透明な光導電膜3を
設けて、電子写真感光体を形成し、電子写真方式によ
り、光導電膜3上に着色パターン(カラー画素パター
ン)を形成したものである。上記第1発明又は第2発明
のカラーフィルタは、その製造方法に起因して、構造上
において下層の導電膜2(第1発明として記載)、又は
導電性基板8(第2発明として記載)による電子写真方
式における導電層を兼ねた高い反射率を有する所謂反射
層(反射板)を備えており、反射型カラー液晶ディスプ
レイのアッセンブル用のカラーフィルタとして使用する
のに好適な構造を備えている。また、上記本発明のカラ
ーフィルタの反射層(導電膜2、又は導電性基板8)
は、反射率が80%以上の高い反射率を有するので、反
射型液晶ディスプレイとしての総体的な良好な反射率が
得られる。
【0041】また、本発明の第4発明、又は第5発明の
カラーフィルタの製造方法においては、最も簡便な方式
である電子写真方式を使用して着色パターンを形成する
ものであり、電子写真方式によるパターン形成に使用す
る電子写真感光体に不可欠な導電層として、高反射率の
導電膜2、又は高反射率の導電性基板8を使用している
ため、電子写真方式によるカラーフィルタの製造におい
て使用された導電層を製造後にそのまま残存させて、反
射型カラー液晶ディスプレイの反射層(反射板)として
機能させることができるものである。
【0042】以下に具体的実施例を示す。 <実施例1>ガラス基板に、真空蒸着法により、アルミ
ニウム膜を0.1μmの膜厚で蒸着して導電膜を形成し
た。このアルミニウム膜の反射率は、可視光領域におい
て90%であった。次いで、該導電膜上に、N−ビニル
カルバゾールと、アクリル酸エステルとしてN−ブトキ
シメチルアクリルアミドとの共重合体(例えば共重合
比;80:20)の20%シクロヘキサノン溶液を塗布
し、200℃で1時間焼成し、膜厚2μmの光導電膜を
得た。次いで、スコロトロン型帯電器(コロナ帯電器)
を用いて、帯電電圧6KV、バイアス電圧300Vで帯
電を行い、基板上の光導電膜に250Vの帯電を付与し
た後、まず、ブラックマトリクスパターン相当のパター
ンが形成されているフォトマスクを光導電膜上に重ね、
超高圧水銀ランプを用いて20mJ/cm2 の露光を行
って、光導電膜にブラックマトリクスパターン相当の静
電潜像を形成した。次いで、上記基板を、黒色液体トナ
ーに浸漬して、光導電膜に形成された静電潜像を現像処
理し、アルミニウム薄膜による前記導電膜上にブラック
マトリクスパターンを得た。同様にして、帯電(導電膜
への帯電処理)、露光(それぞれ赤色の着色パターン相
当、緑色の着色パターン相当、青色の着色パターン相当
の露光)、現像(それぞれ赤色液体トナー、緑色液体ト
ナー、青色液体トナーを用いて現像)の操作を、赤色着
色パターン、緑色着色パターン、青色着色パターンの各
着色パターンについて行って、最終的にアルミニウム薄
膜による前記導電膜上に、上記ブラックマトリクスパタ
ーン、及び赤、緑、青の各着色パターンを形成し、反射
型のカラーフィルタを得た。
【0043】得られた上記反射型カラーフィルタの高反
射性導電膜上での各着色パターンの反射率は、赤色の着
色パターンが80%(610nmの分光照射測定)、緑
色の着色パターンが65%(540nmの分光照射測
定)、青色の着色パターンが75%(450nmの分光
照射測定)であった。
【0044】上記ブラックマトリクスパターン、及び
緑、青の各着色パターンの形成に使用した黒色、緑色、
青色の各液体トナーは、アミノ変性ポリブタジエン樹脂
と、下記有機顔料とを、二本ロールミルにて良く混練し
て細かく粉砕して、分散混合した後、ナフテゾールL
(日本石油化学(株)製)を加えて、サンドミルにて混
練して分散させ、電荷調整剤を加えて調整した。上記黒
色、緑色、青色の各有機顔料は、黒色はチタンブラック
10S(三菱マテリアル社製)、青色はヘリオゲンブル
ーL6700F(BASF社製)、緑色はヘリオゲング
リーンL9361(BASF社製)を使用した。
【0045】また上記赤の着色パターンの形成に使用し
た赤色の液体トナーは、ポリブタジエン樹脂(商品名;
R−45−EPT、出光石油化学(株)製)と、赤色顔
料としてクロモフタルレッドA2B(BASF社製)を
使用し、上記同様の手順で作製した。
【0046】電荷調整剤は、黒色及び青色の液体トナー
にはオクテン酸ジルコニウム、赤色及び緑色の液体トナ
ーには大豆レシチンを使用した。
【0047】
【発明の効果】本発明のカラーフィルタは、高反射率を
有する導電膜を形成して導電性を付与した基板、又は高
反射率を有する導電性基板と、その上に設けた透明な光
導電膜からなる電子写真感光体を形成して、その上に
赤、緑、青の各着色パターン(カラー表示画素パター
ン)、及び必要に応じてブラックマトリクスパターンを
形成したカラーフィルタであり、導電膜又は導電性基板
は、電子写真感光体の除電用のアースとして必要な導電
層と反射型液晶ディスプレイとして必要な反射層(反射
板)の両方の機能があり、また、その構造上、着色パタ
ーンの下層に高い反射率を有する反射層を備えているの
で、反射型カラー液晶ディスプレイとして使用するのに
適している。
【0048】また、本発明のカラーフィルタの製造方法
は、着色パターンを電子写真方式で形成する際に、電子
写真方式による着色パターン形成において必要な除電用
の導電層として高反射率を有する導電膜又は導電性基板
を使用するものであり、パターン形成した後において
は、前記導電膜又は導電性基板は、反射型液晶ディスプ
レイの反射層として利用でき、新たな反射層の形成工程
を必要とせず能率的に製造できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーフィルタの一実施例を示す側断
面図である。
【図2】本発明のカラーフィルタの他の実施例を示す側
断面図である。
【図3】一般的な透過型カラー液晶ディスプレイの側断
面図である。
【図4】一般的な高分子分散型液晶を用いた透過型液晶
ディスプレイの断面図である。
【図5】一般的な反射型カラー液晶ディスプレイの側断
面図である。
【図6】一般的な反射型カラー液晶ディスプレイの側断
面図である。
【図7】本発明のカラーフィルタを使用するのに最適な
一般的な反射型カラー液晶ディスプレイの側断面図であ
る。
【図8】一般的な透過型カラー液晶ディスプレイに用い
られるカラーフィルタの側断面図である。
【符合の説明】
1…基板 2…導電膜 3…光導電膜 4…ブラックマ
トリクスパターン 5,6,7…着色パターン 8…導電性基板 9…オー
バーコート 10…透明パターン電極 11…配向膜 12…液晶
13…ガラス基板 14…ガラス基板 15…偏光板 16…バックライト
17…高分子樹脂 18…液晶粒子 19…ガラス基板 20…ガラス基板
21…反射板 22…反射板 23…反射板24…カラーフィルタ 2
5…液晶封入シール材
フロントページの続き (72)発明者 長瀬 俊郎 東京都台東区台東一丁目5番1号 凸版印 刷株式会社内

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に、高反射性の導電膜、透明な光導
    電膜、所望形状の着色パターンがこの順に積層されてい
    ることを特徴とするカラーフィルタ。
  2. 【請求項2】表面が高反射性の導電性基板上に、透明な
    光導電膜、所望形状の着色パターンがこの順に積層され
    ていることを特徴とするカラーフィルタ。
  3. 【請求項3】請求項1記載の高反射性の導電膜の反射
    率、又は請求項2記載の表面が高反射性の導電性基板の
    反射率が、80%以上である請求項1又は請求項2に記
    載のカラーフィルタ。
  4. 【請求項4】基板上に、高反射性の導電膜と透明な光導
    電膜とをこの順に形成した後、該光導電膜を所定の極性
    に帯電する工程と、該光導電膜を選択的に露光して静電
    潜像パターンを形成する工程と、該静電潜像パターンを
    ブルー(Blue) 、グリーン(Green) 、レッド(Red) の各
    着色トナーで現像してカラーフィルタ用着色パターンを
    形成する工程とを経ることを特徴とするカラーフィルタ
    の製造方法。
  5. 【請求項5】表面が高反射性の基板上に、透明な光導電
    膜を形成した後、該光導電膜を所定の極性に帯電する工
    程と、該光導電膜を選択的に露光して静電潜像パターン
    を形成する工程と、該静電潜像パターンをブルー(Blu
    e) 、グリーン(Green) 、レッド(Red) の各着色トナー
    で現像してカラーフィルタ用着色パターンを形成する工
    程とを経ることを特徴とするカラーフィルタの製造方
    法。
  6. 【請求項6】請求項4記載の高反射性の導電膜又は表面
    が高反射性の基板として、反射率80%以上の導電膜又
    は基板を使用する請求項4又は請求項5に記載のカラー
    フィルタの製造方法。
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